JP2017516020A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017516020A5 JP2017516020A5 JP2016568527A JP2016568527A JP2017516020A5 JP 2017516020 A5 JP2017516020 A5 JP 2017516020A5 JP 2016568527 A JP2016568527 A JP 2016568527A JP 2016568527 A JP2016568527 A JP 2016568527A JP 2017516020 A5 JP2017516020 A5 JP 2017516020A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accumulator
- fluid
- fluid pressure
- piston
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 198
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 16
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 230000000875 corresponding Effects 0.000 description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 239000010705 motor oil Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000006011 modification reaction Methods 0.000 description 2
- 210000000188 Diaphragm Anatomy 0.000 description 1
- 241000406668 Loxodonta cyclotis Species 0.000 description 1
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Description
本出願は、2014年7月15日に出願された、「Valve Bridge With Integrated Lost Motion System」と題される米国仮特許出願第62/024,629号の利益を主張するものであり、その教示がこの参照により本明細書に組み込まれる。
本出願はまた、いずれも本願と同日に出願された、代理人整理番号46115.00.0062を有する、「Bias Mechanisms For A Rocker Arm And Lost Motion Component Of A Valve Bridge」と題される同時係属出願、及び、代理人整理番号46115.00.0064を有する、「Pushrod Assembly」と題される同時係属出願に関連する。
本開示は、概して、内燃エンジン内で1つ又は複数のエンジン・バルブを作動させることに関し、詳細には、ロスト・モーション・システムを含むバルブの作動に関する。
当技術分野で既知であるように、内燃エンジン内でのバルブの作動がポジティブ・パワーの発生量を制御する。ポジティブ・パワー中では、吸入バルブが、燃焼のために燃料及び空気をシリンダの中に入れるように開けられ得る。1つ又は複数の排出バルブが、シリンダから燃焼ガスが逃げるのを可能にするように開けられ得る。また、吸入バルブ、排出バルブ及び/又は補助バルブが、圧縮解放(CR:compression−release)エンジン制動、ブリーダによるエンジン制動(bleeder engine braking)、排気ガス再循環(EGR:exhaust gas recirculation)、内部排気ガス再循環(IEGR:internal exhaust gas recirculation)、ブレーキ・ガス再循環(BGR:brake gas recirculation)、さらには、早期排出バルブ開口(EEVO:early exhaust valve opening)や遅延吸入バルブ開口(LIVO:late intake valve opening)などのいわゆる可変バルブ・タイミング(VVT:variable valve timing)事象、などの(しかし、これらのみに限定されない)、補助バルブの事象を引き起こすように制御され得る。
述べたように、エンジン・バルブの作動は、エンジンがポジティブ・パワーを発生させるのに使用されていないときに、エンジン制動及び排気ガス再循環を引き起こすのにも使用され得る。エンジン制動の間では、1つ又は複数の排出バルブが、少なくとも一時的にエンジンを空気圧縮機へと変換するように、選択的に開けられ得る。これを行う間、エンジンが、車両を減速させるのを補助するために馬力の低減を大きくしていく。これにより操作者の車両に対する制御を向上させることができ、また、車両の常用ブレーキの摩耗を大幅に低減することができる。
特にはエンジン制動との関連で、バルブ・タイミング及びバルブ・リフトを調製する1つの方法では、バルブとバルブ作動モーション源(valve actuation motion source)との間のバルブ・トレイン・リンケージ内にロスト・モーション構成要素が組み込まれる。内燃エンジンの文脈では、ロスト・モーションとは、可変長の機械的連結組立体、流体圧式連結組立体又は他の連結組立体を備えるバルブ作動モーション源に従うバルブ・モーションを修正するための技術的解決策の1つの種類に対して適用される用語である。ロスト・モーション・システムでは、バルブ作動モーション源が、エンジン運転条件の全範囲にわたって必要となる、最長のドエル(時間)及び最大のリフト・モーションを提供することができる。ここでは、バルブ作動モーション源からバルブへと加えられるモーションの一部又はすべてを減ずるすなわち「損失」させることを目的として、可変長システムが、開けられることになるバルブとバルブ作動モーション源との間のバルブ・トレイン・リンケージに含まれ得る。この可変長システム又はロスト・モーション・システムは、完全に膨張するときに、利用可能なモーションのすべてをバルブに伝達し、完全に収縮するときに、バルブに対して、利用可能なモーションを伝達しないか又は最小量の利用可能なモーションを伝達する。
ロスト・モーション構成要素を備えるこのようなバルブ作動システム100の実例が図1に概略的に示される。具体的には、図1に示されるシステム100は、米国特許出願第2010/0319657号明細書(公報’657」)に見られる教示の一部を表すものであり、その教示がこの参照により本明細書に組み込まれる。示されるように、バルブ作動システム100が、ロッカ・アーム120に動作可能に接続されるバルブ作動モーション源110を有する。ロッカ・アーム200がロスト・モーション構成要素130に動作可能に接続され、ロスト・モーション構成要素130がさらに1つ又は複数のエンジン・バルブ140に動作可能に接続され、1つ又は複数のエンジン・バルブ140が、1つ又は複数の、排出バルブ、吸入バルブ又は補助バルブを備えることができる。バルブ作動モーション源110が、ロッカ・アーム120に対して適用される開閉モーションを提供するように構成される。ロスト・モーション構成要素130が、バルブ作動モーション源110からのモーションのすべて又は一部をロッカ・アーム120を通してエンジン・バルブ140に伝えるように又は伝えないように、選択的に制御され得る。ロスト・モーション構成130はさらに、制御装置150の動作に従い、エンジン・バルブ140に伝えられるモーションの大きさ及びタイミングを修正するように適合され得る。当技術分野で既知であるように、バルブ作動モーション源110はバルブ・トレイン要素の任意の組み合わせを備えることができ、これには、限定しないが、カム、プッシュ・チューブ又はプッシュロッド、タペット、又は、それらの均等物、のうちの1つ又は複数が含まれる。当技術分野で既知であるように、バルブ作動モーション源110が、排出モーション、吸入モーション、補助モーション、或は、排出モーション又は吸入モーションと補助モーションとの組み合わせを提供することの専用であってよい。
制御装置150が、任意の電子機器(例えば、記憶される命令又はプログラム可能論理アレイなどを実行することができる、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号処理装置、又は、コプロセッサ、或は、それらの組み合わせ、などであり、これらは、例えばエンジン制御ユニット(ECU:engine control unit)内で具体化される)、或は、バルブ作動モーション源110からのモーションのすべて又は一部をロッカ・アーム120を通してエンジン・バルブ140に伝えるか又は伝えないための機械的デバイスを備えることができる。例えば、制御装置150が、ロッカ・アーム120に対して流体圧流を選択的に供給するために、切替式デバイス(switched device)(例えば、ソレノイド供給バルブ)を制御することができる。別法として又は加えて、制御装置150が、切替式デバイスをどのように制御するかを決定するために、制御装置150によって使用されるデータを提供する1つ又は複数のセンサ(図示せず)に結合され得る。エンジン・バルブの事象が、これらのセンサを介して制御装置150によって制御される情報に基づいて、複数のエンジン運転条件(例えば、速度、負荷、温度、圧力、位置情報、など)において最適化され得る。
図1にさらに示されるように、ロッカ・アーム120が、流体圧流供給源160から流体圧流の供給を受ける。ロスト・モーション構成要素130が流体圧的に作動される場合、流体圧流供給源160(例えば、制御装置150によって指示される)によって提供される流体圧流がロッカ・アーム120を通って流れる。文献’657で教示されるいわゆるブリッジ・ブレーキの実装形態では、ロスト・モーション構成要素130がバルブ・ブリッジ(図1では図示せず)内に存在し、流体がロスト・モーション構成要素130の中へと一方向に流れるのを可能にするチェック・バルブを備える。
このようなシステムでは、バルブ作動システム100を成功裏に動作させるためには、必要な流体圧流を供給することが非常に重要である。図2が、クランクシャフト角度(水平軸)を基準とするバルブ・リフト(垂直軸)に応じて、圧縮解放制動を実施するのに採用される公知の排出バルブ・モーションの実施例を示しており、これには、主要な排出バルブの事象(main exhaust valve event)202、圧縮解放のバルブの事象204、及び、BGRのバルブの事象206が含まれる。図2に示されるように、従来技術のシステム(文献’657で教示されるシステムを含む)での必要な流体圧流を供給が、主要な排出バルブの事象202の終了時と、BGRのバルブの事象206つまりロスト・モーション構成要素130の作動を必要とする事象の開始時との間に行われる。しかし、高いエンジン速度で動作する場合、示される補給期間が非常に短くなる可能性がある。その結果、流体圧流の圧力及び流れがロスト・モーション構成要素130を作動させるのに十分ではなくなる可能性があり、それにより性能が低下するか又はバルブ・トレインの負荷が上がる可能性がある。
この状況に対処するために、公報’657が、バルブ・ブリッジ内にアキュムレータ170が設けられるようなシステムを説明しており、このアキュムレータ170が、ロスト・モーション構成要素130によって定期的に排出される流体圧流を取り入れるように構成される。したがって、アキュムレータ170は、ロスト・モーション構成要素130内に存在するチェック・バルブの下流に存在するように構成される。その後、ロスト・モーション構成要素130の作動の間において、つまり、図2に示される補給期間において、蓄積した流体圧流が、別の形でロッカ・アーム120によりロスト・モーション構成要素130に提供される流体圧流の供給を補充するのに使用される。
公報’675の上述のシステムは当技術分野で受け入られる進歩を示しているが、さらに他の解決策が有利となる可能性もある。
本開示は、少なくとも2つのエンジン・バルブに動作可能に接続され、且つ、流体圧的に作動されるロスト・モーション構成要素を有するバルブ・ブリッジを備える、バルブ作動システム内で少なくとも2つのエンジン・バルブを作動させるためのシステムを説明する。ロスト・モーション構成要素がその中に配置されるロスト・モーション・チェック・バルブを備える。このシステムが、バルブ作動モーション源からバルブ作動モーションを受けるように構成されるモーション受け端部(motion receiving end)と、ロスト・モーション構成要素までバルブ作動モーション及び流体圧流を送るように構成されるモーション伝達端部(motion imparting end)とを有するロッカ・アームをさらに備える。ロッカ・アームが流体圧流供給源に流体連通される。このシステムが、流体圧流供給源に流体連通されてロスト・モーション・チェック・バルブの上流に配置されるアキュムレータをさらに備える。
実施例では、ロスト・モーション構成要素が、バルブ・ブリッジ内にやはり形成される第1のピストン孔内に配置される第1のピストンを備えることができる。第1のピストンがその中に形成されるキャビティを備えることができ、ロスト・モーション・チェック・バルブがキャビティ内に配置され、第1のピストンがさらに、キャビティに流体連通されてロッカ・アームから流体圧流を受けるように構成される開口部を備える。
別の実施例では、アキュムレータがバルブ・ブリッジ内に配置されてもよい。この実施例では、アキュムレータが、バルブ・ブリッジ内に形成されるアキュムレータ孔と、その中に配置されてアキュムレータ孔から出るように付勢されるアキュムレータ・ピストンとを備えることができる。さらに、第1のピストンが、開口部及びアキュムレータ孔の両方に流体連通される側方開口部を備えることができる。したがって、開口部を通ってキャビティの中に流れる流体圧流の一部が、チェック・バルブを通って流れる前に、アキュムレータ孔の中にも流れることができるようになる。
別の実施例では、アキュムレータがロッカ・アーム内に配置され得る。この実施例では、ロッカ・アームが、流体圧流供給源に流体連通される流体圧通路を備えることができる。流体圧通路が、ロッカ・アームのモーション伝達端部又はモーション受け端部のいずれかの中に形成され得る。いずれも場合も、アキュムレータが、ロッカ・アーム内に形成されて流体圧通路に流体連通されるアキュムレータ孔と、その中に配置されてアキュムレータ孔から出るように付勢されるアキュムレータ・ピストンとを備えることができる。
別の実施例では、アキュムレータが流体圧流供給源内に配置され得る。例えば、流体圧流供給源が、その中に形成される流体供給通路を有するロッカ・シャフトを備えることができる。この場合、アキュムレータが、ロッカ・シャフト内に形成されて流体供給通路に流体連通されるアキュムレータ孔と、その中に配置されてアキュムレータ孔から出るように付勢されるアキュムレータ・ピストンとを備えることができる。
すべての実施例で、流体供給源チェック・バルブがアキュムレータの上流に配置され得、アキュムレータから流体圧流供給源へ戻るように流体圧流が流れるのを防止するように構成され得る。
本開示で説明される特徴が添付の特許請求の範囲に詳細に記載される。添付図面と併せた以下の詳細の説明を考察することにより、これらの特徴及び付随の利点が明らかとなる。次に、同様の参照符号が同様の要素を示している添付図面を参照しながら、単に例として、1つ又は複数の実施例を説明する。
次に、図3を参照すると、本開示によるバルブ作動システム300が示されている。示されるように、システム300が、上述したようにロッカ・アーム310のモーション受け端部312に動作可能に接続されるバルブ作動モーション源110を備える。ロッカ・アーム310がモーション伝達端部314をさらに備える。流体圧流供給源360がロッカ・アーム310に流体連通される。システム300が、2つ以上のエンジン・バルブ140に動作可能に接続されるバルブ・ブリッジ320をさらに備える。ブリッジ・ブレーキ・システムの技術分野で既知であるように、バルブ・ブリッジ320がロスト・モーション構成要素330を備えることができる。
図3には示されないが、ロッカ・アーム310は通常はロッカ・アーム・シャフトによって支持され、ロッカ・アーム310がロッカ・アーム・シャフトの周りを往復運動する。やはり、当技術分野で既知であるように、ロッカ・アーム・シャフトが、ロッカ・アーム・シャフトの長さ方向に沿うように形成される流体圧流通路の形態の流体圧流供給源360の要素を組み込むことができる。さらに当技術分野で既知であるように、モーション受け端部312が、バルブ作動モーション源110の性質に応じて、複数の適切な構成のうちの任意の構成を備えることができる。例えば、バルブ作動モーション源110がカムを備える場合、モーション受け端部312がカム・ローラを備えることができる。別法として、バルブ作動モーション源110がプッシュ・チューブを備える場合、モーション受け端部312が、プッシュ・チューブの端部を受けるように構成される適切な受け表面を備えることができる。この点に関して、本開示は限定されない。
示されるように、ロッカ・アーム310のモーション伝達端部314が、バルブ作動モーション源110によって提供されるバルブ作動モーション(実線の矢印)をバルブ・ブリッジ320のロスト・モーション構成要素330に送る。図3には示されないが、1つ又は複数の流体圧通路がロッカ・アーム310のモーション伝達端部314内に設けられ、その結果、流体圧流供給源360から受けられる流体圧流(一点鎖線の矢印)が、さらに、モーション伝達端部314を介してロスト・モーション構成要素330まで送られ得るようになる。後でさらに示されるように、モーション伝達端部314が、ロッカ・アーム310のボディ自体に加えて、1つ又は複数の構成要素を備えることができ、これらが、ロスト・モーション構成要素330までバルブ作動モーション及び流体圧流を送るのを促進する。
バルブ・ブリッジ320が2つ以上のエンジン・バルブ140に動作可能に接続され、これらの2つ以上のエンジン・バルブ140が、上で述べたように、当技術分野で既知であるように、吸入バルブ、排出バルブ、及び/又は、補助バルブを備えることができる。ロスト・モーション構成要素330がバルブ・ブリッジ320によって支持され、ロッカ・アーム310のモーション伝達端部314からバルブ作動モーション及び流体圧流を受けるように構成される。ロスト・モーション構成要素330が流体圧的に作動され、ここでは、流体圧流を供給することにより、ロスト・モーション構成要素330により、受けられたバルブ作動モーションがバルブ・ブリッジ320及びひいてはバルブ140にまで送られるような状態、又は、受けられたバルブ作動モーションがバルブ・ブリッジ320にまで送られずしたがって「損失」する状態、のいずれかの状態にすることができる。バルブ・ブリッジのロスト・モーション構成要素の実例が米国特許第7,905,208号明細書に教示されており、その教示がこの参照により本明細書に組み込まれ、ここでは、流体圧流がロスト・モーション構成要素に提供されないときには、ロッカ・アームからのバルブ作動モーションが損失するが、流体圧流がロスト・モーション構成要素に提供されるときには、ロッカ・アームからのバルブ作動モーションがバルブ・ブリッジ及びバルブに送られる。このタイプのロスト・モーション構成要素330では、ロスト・モーション構成要素330の中へ流体圧流が一方向の流れるのを可能にするために、チェック・バルブ332が設けられる。チェック・バルブ332は、ロスト・モーション構成要素330により流体圧流の量を固定することを確立するのを可能にし、これにより、流体圧流が実質的に非圧縮性の性質を有することを理由として、ロスト・モーション構成要素330を実質的に剛体的に動作させることが可能となり、それにより、受けられたバルブ作動モーションを送ることが可能となる。
流体圧流供給源360が、図3に示されるように、流体圧流(例えば、エンジン・オイル)を調達すること及び/又は流体圧流(例えば、エンジン・オイル)をロスト・モーション構成要素330に送ることに使用される任意の構成要素を備えることができる。したがって、上で述べたように、流体圧流供給源390が、その中に形成される流体供給通路を有するロッカ・シャフトを備えることができる。別法として又は加えて、流体圧流供給源390がロッカ・シャフト受け台(rocker shaft pedestal)を備えることができ、これが、当技術分野で既知であるように、同様に、その中に形成される流体供給通路を備える。さらに、流体圧流供給源360が、エンジン・オイル・ポンプなどの加圧流体圧流供給源390を備えることができる。
上述したロスト・モーション構成要素330の態様は、ロスト・モーション構成要素をモーション伝達状態へと切り替えるのに、ロスト・モーション構成要素に流体圧流を適用することが必要となるような態様である。しかし、上で述べたように、比較的高い速度の動作の間では、適切に動作させるのに必要な量の流体圧流をロスト・モーション構成要素330へと送るのに利用可能となる時間が十分ではない場合がある。
流体圧流を確実に十分に供給することを目的として、1つ又は複数のアキュムレータ370がロスト・モーション・チェック・バルブ332の上流に配備され得る。本明細書で使用される「上流」は、ロスト・モーション構成要素330に対して流体圧流を供給するのに使用される経路に沿うロケーションを意味し、ロスト・モーション構成要素330は、経路に沿って、基準のロケーションよりも流体圧流供給源360により接近する。したがって、本明細書で説明される上流のアキュムレータ370が、ロスト・モーション・チェック・バルブ332と比較して流体圧流供給源360により接近するように位置する。当技術分野で既知であるように、アキュムレータ370(制圧機と称される場合もある)が、加圧流体圧流供給源390によって提供される圧力と同程度の圧力で流体圧流を保管するように動作する。したがって、本開示の文脈では、ロスト・モーション・チェック・バルブ332にまで繋がる経路内の流体圧流の圧力が、蓄積した流体圧流の圧力未満まで低下する場合に必ず、アキュムレータ370がその保管される流体圧流を排出するように動作し、それにより、利用可能な流体圧流の平均圧力が増大する。
図3に示されるように、アキュムレータ370がロスト・モーション・チェック・バルブ332の上流の複数のロケーションのところに配置され得る。例えば、アキュムレータ370aがバルブ・ブリッジ320内に配置され得る。別法として、アキュムレータ370bがロッカ・アーム310内に配置され得、また別の代替形態では、アキュムレータ370cが流体圧流供給源360内に配置され得る。好適には、アキュムレータ370が、ロスト・モーション・チェック・バルブ332に可能な限り接近するように、システム300内の上流のロケーションのところに配置され、この決定はシステム30内の利用可能なスペースに応じたものであることが考えられる。
図3にさらに示されるように、1つ又は複数の流体供給源チェック・バルブ380が、アキュムレータ370からの流体圧流が流体圧流供給源360へ戻るように流れることを防止することを目的として、アキュムレータ370の上流に配置され得る。したがって、一実施例では、考えられる各アキュムレータ370a、370b、370cが、中にアキュムレータを配備する特定の構成要素320、310、360内に、それらに付随する対応する流体供給源チェック・バルブ380a、380b、380cを有する。示されるように、各流体供給源チェック・バルブ380が、下流の任意の構成要素にまで及びその対応するアキュムレータ370にまで流体圧流を流すのを可能にするように構成される。しかし、アキュムレータ370によって排出される流体がその対応するチェック・バルブ370を通過して上流に流れることができない。別の実施例では、流体供給源チェック・バルブ370が、そのチェック・バルブにより阻止されているアキュムレータ370と同じ構成要素内に必ずしも配備されるわけではない。したがって、例えば、バルブ・ブリッジ320内に配備されるアキュムレータ370aが、ロッカ・アーム310内に配備される流体供給源チェック・バルブ380bにより、又は、流体圧流供給源360内に配備される流体供給源チェック・バルブ380cにより、阻止され得る。
本開示による特定の実施例が図4〜8にさらに示される。ここで図4を参照すると、バルブ・ブリッジ400内に形成される第1のピストン孔404内に摺動可能に配置される第1のピストン402を有するバルブ・ブリッジ400が示されている。第1のピストン402よび第1のピストン孔404が、上述したように、ロッカ・アーム310(図示せず)のモーション伝達端部314からバルブ作動モーション及び流体圧流を受けるように構成される。第1のピストン402が、第1のピストン402内に形成されるキャビティ408との流体連通を可能にするための開口部406を備えることができる。チェック・バルブ410と、チェック・バルブばね412と、チェック・バルブ・リテーナ414とを備えるチェック・バルブ組立体が、キャビティ408内に設けられる。当技術分野で既知であるように、チェック・バルブ組立体が、ロッカ・アーム310のモーション伝達端部314からキャビティ408及び第1のピストン孔404への一方向の流体連通を可能にする。
図4にさらに示されるように、第2のピストン430が、バルブ・ブリッジ400内に形成される第2のピストン孔432内に摺動可能に配置される。第2のピストン430及び第2のピストン孔432がエンジン・バルブに位置合わせされるように構成され、その結果、エンジン・バルブの端部が第2のピストン430内に形成される対応する受け部分436内で受けられ得る。第2のピストンばね434が、その対応するエンジン・バルブに向かう方向に第2のピストン430を付勢するように設けられる。さらに、流体圧通路440(部分的に示される)が第1のピストン孔404と第2のピストン孔432との間に設けられる。当技術分野で既知であるように、キャビティ408、第1のピストン孔404、流体圧通路440及び第1のピストン孔432が流体圧流で充填されている場合、第1のピストン402及び第2のピストン430がそれぞれマスター・ピストン及びスレイブ・ピストンとして機能し、その結果、第1のピストン402によって受けられるバルブ作動モーションが第2のピストン430及びその対応するエンジン・バルブに送られる。さらに、示されるように、受け部分450が第2のピストン430の反対側のバルブ・ブリッジの端部上に設けられ、その結果、受け部分が別のエンジン・バルブ(図示せず)に位置合わせされるようになる(及び、別のエンジン・バルブの端部を受けるように構成される)。キャビティ408、第1のピストン孔404、流体圧通路440及び第1のピストン孔432が流体圧流で充填されていない場合、第1のピストン402の運動距離が、第1のピストン孔404内に形成されるショルダ460によって制限される。別の第2のピストン及び流体圧通路構成が受け部分450の位置に設けられてもよく、その場合、第1のピストン402が、図4に示されるように1つのみではなく2つのスレイブ・ピストンに対してのマスター・ピストンとして機能することができる、ことに留意されたい。
図4にさらに示されるように、アキュムレータが、バルブ・ブリッジ400内に形成されるアキュムレータ孔472内に摺動可能に配置されるアキュムレータ・ピストン470として設けられ得る。アキュムレータ孔472がバルブ・ブリッジ400内に形成される流体圧通路480に流体連通され、この流体圧通路480が、同様に、第1のピストン402内に形成される側方開口部490を介して、第1のピストン402の開口部406に流体連通される。流体圧通路480は、好適には、第1のピストン孔404内で第1のピストン402がいくらかでも移動する場合でも側方向開口部490に位置を合わせられた(つまり、流体連通される)状態を維持するように構成される。さらに示されるように、アキュムレータ・ピストン470がアキュムレータばね474によって流体圧通路480の方に付勢され、アキュムレータばね474は、この実例では、アキュムレータ・リテーナ476及びスナップ・リング478によりアキュムレータ孔472内で維持される。アキュムレータ・ピストン470を付勢するのに、これらの図に示される要素以外の、例えば、可撓性ダイアフラム、板ばねなどの、弾性要素が使用され得、デザインの選択の問題として、これらの弾性要素が例えば孔の内部又は外側に配備され得る、ことを当業者であれば認識するであろう。
アキュムレータばね474は、好適には、キャビティ408及び第1のピストン孔404を充填しているときに、アキュムレータ・ピストン470に対して提供することになる付勢力が流体圧通路480内で見られる流体圧力未満となるように、選択され、それにより、アキュムレータ孔472も流体圧流で充填することが可能となる。これが図5に示されており、ここでは、流体圧通路480内に存在する流体圧力に反応して、アキュムレータ・ピストン470がアキュムレータ孔472内で変位される(これらの図では左側)。しかし、アキュムレータ孔472内の流体圧流が必要に応じて排出される場合も、アキュムレータばね474によって加えられる付勢力が平均流体圧力を所望されるレベルで維持するのに十分な大きさとなり、それにより、図4に示されるように、アキュムレータ・ピストン470を流体圧通路480の方に再び向かわせるように変位させることが可能となる。チェック・バルブ組立体の上流にアキュムレータを配置することにより、キャビティ408及び第1のピストン孔404に対して補給を行うことが、より複雑な流体取り入れ構成に依存することなくより容易に達成され得るようになる。
次に図6を参照すると、ロッカ・アーム602内にアキュムレータを配置する実施例がさらに示されている。具体的には、ロッカ・アーム602が、上述した、モーション伝達端部604及びモーション受け端部606を備え、さらに、ロッカ・シャフト(図示せず)を受けるように構成されるロッカ・シャフト孔620を備える。流体圧通路622がロッカ・アーム602のモーション伝達端部604内に形成され、ロッカ・アーム602の一方の端部が、当技術分野で既知であるようなロッカ・シャフトの流体圧通路などの流体圧流供給源に流体連通されるように構成される。バルブ・ブリッジのためのこのような流体の供給は、通常、(例えば、ソレノイド供給バルブを介して)切り替えられ、それにより、ロスト・モーション構成要素の動作を制御することを目的として流体圧通路622内の圧力を増大又は低下させることが可能となる。モーション伝達端部604が、その中に形成される流体通路610を有するいわゆるエレファント・フット又はスイベル・フットを備える接触組立体608を備え、この流体通路610が流体圧通路622に流体連通される。このようにして、ロッカ・アーム602が、流体通路610を通して、バルブ・ブリッジ及びロスト・モーション構成要素(図示せず)に流体圧流を供給することができる。
図6に示される実施例では、1つのアキュムレータが、ロッカ・アーム602のアキュムレータ・ボス680内に形成されるアキュムレータ孔672内に摺動可能に配置されるアキュムレータ・ピストン670として設けられ得る。アキュムレータ孔672が流体圧通路622に流体連通される。当技術分野で既知であるように、流体圧通路622は、好適には、ロッカ・アーム602がいくらかでも移動する場合でもロッカ・シャフト(図示せず)内の流体供給源に位置を合わせられた(つまり、流体連通される)状態を維持するように構成される。さらに示されるように、アキュムレータ・ピストン670がアキュムレータばね674によって流体圧通路622の方に付勢され、アキュムレータばね674は、この実例では、アキュムレータ・リテーナ676及びスナップ・リング678によりアキュムレータ孔672内で維持される。ここでもやはり、必要に応じてアキュムレータ・ピストン670を付勢するのに、多様な既知の弾性要素のうちの任意の弾性要素が採用されてよい。同様に、アキュムレータばね674によって加えられる付勢力は、好適には、保管される流体圧流をアキュムレータが排出するときに、流体圧流でアキュムレータ孔672を充填するのを可能にするのに十分な小ささであり、それでも、流体圧力を十分に高く維持するのに十分な大きさである。アキュムレータ孔672を充填することが図7に示されており、ここでは、図5に関連して上述したように、流体圧通路622に対して流体圧流体を適用することにより、アキュムレータ孔672内でアキュムレータ・ピストン670が変位する(これらの図では右側に)。
図6及び7に示されるように、図3に関連して上述したように、ロッカ・アーム602が、任意選択で、アキュムレータ・ピストン670及びアキュムレータ孔672の上流に流体供給源チェック・バルブ690を備えることができる。したがって、示される実施例では、流体供給源チェック・バルブ690が、アキュムレータ孔672とロッカ・シャフト孔620との間の流体圧通路662内に配備される。
次に図8を参照すると、ロッカ・シャフト802内にアキュムレータを配置する実施例が示されている。この実装形態では、アキュムレータ・ピストン870が、この事例ではロッカ・シャフト802の端部内に形成されるアキュムレータ孔872内に摺動可能に配置される。しかし、すべての例においてアキュムレータがロッカ・シャフト802の端部内に配備される必要があるわけではなく、ロッカ・シャフト802に沿う別の位置のところにアキュムレータを配備することが所望される場合もある、ことを当業者であれば認識するであろう。さらに、ロッカ・シャフト802(例えば、ロッカ・シャフト受け台)及びロッカ・シャフト802への流体接続部を支持するのに通常使用される構成要素が図8では示されていない。アキュムレータ孔872が流体供給通路820に流体連通され、流体供給通路820は、当技術分野で既知であるように、ロッカ・シャフト802に流体連通される種々の構成要素(つまり、ロッカ・アーム)に流体圧流を供給するのに使用される。さらに、流体供給通路820が、流体圧流の加圧される供給源に結合される側方開口部830に流体連通される。やはり、この実施例では、アキュムレータ・ピストン870がアキュムレータばね874により流体通路820の方に付勢され、この実例では、アキュムレータばね874が、アキュムレータ・リテーナ876及びスナップ・リング878によりアキュムレータ孔672内で維持される。図4〜7の実施例に関連して上述したアキュムレータばね874の能力は、図8の実装形態にも同様に適用され得る。同様に、上記のように、ロッカ・シャフト802が、アキュムレータ・ピストン870及びアキュムレータ孔872の上流に流体供給源チェック・バルブ890を備えることができる。したがって、示される実施例では、流体供給源チェック・バルブ890が、アキュムレータ孔672と流体圧流の加圧される供給源との間の側方開口部830内に配備される。
最後に、図9を参照すると、ロッカ・シャフト受け台900内にアキュムレータを配置する実施例が示されている。この実装形態では、アキュムレータ・ピストン970が、ロッカ・シャフト受け台900内に形成されるアキュムレータ孔972内に摺動可能に配置される。示されるように、アキュムレータ孔972が、ロッカ・シャフト902を受けるように構成されるロッカ・シャフト受け表面910の近位側に形成される。しかし、すべての例においてアキュムレータがこのように配備される必要があるわけではなく、ロッカ・シャフト受け台900内の他のより遠位側のロケーションのところにアキュムレータを配備することが所望される場合もある、ことを当業者であれば認識するであろう。アキュムレータ孔872が流体供給通路920に流体連通され、流体供給通路920は、当技術分野で既知であるように、ロッカ・シャフト902に流体連通される種々の構成要素(つまり、ロッカ・アーム)に流体圧流を供給するのに使用される。さらに、流体供給通路920が流体圧流の加圧される供給源(図示せず)に流体連通される。やはり、この実施例では、アキュムレータ・ピストン970がアキュムレータばね974によって流体通路920の方に付勢され、アキュムレータばね974は、この実例では、アキュムレータ・リテーナ976及びスナップ・リング978によりアキュムレータ孔972内で維持される。図4〜8の実施例に関連して上述したアキュムレータばね974の能力は、図9の実施例にも同様に適用され得る。図9には示されないが、流体供給源チェック・バルブがアキュムレータ・ピストン970及びアキュムレータ孔972の上流に設けられ得る。例えば、図8に示されるように、流体供給源チェック・バルブが側方開口部830内に設けられ得、側方開口部830は、加圧された流体圧流を流体供給通路920に供給するのに使用される。
特定の好適な実施例を示して説明してきたが、本教示から逸脱することなく変更形態及び修正形態が作られ得ることを当業者であれば認識するであろう。したがって、上述した教示の任意のすべての修正形態、変形形態又は均等物が、上で開示されて本明細書で特許請求される根底をなす原理(basic underlying principle)の範囲内にあることが企図される。
Claims (10)
- 内燃エンジン内の2つ以上のエンジン・バルブのうちの少なくとも1つのエンジン・バルブを作動させるためのシステムであって、
流体圧流供給源と、
2つ以上のエンジン・バルブに動作可能に接続されるバルブ・ブリッジであって、前記バルブ・ブリッジが流体圧的に作動されるロスト・モーション構成要素を備え、前記ロスト・モーション構成要素がロスト・モーション・チェック・バルブをさらに備える、バルブ・ブリッジと、
バルブ作動モーション源からバルブ作動モーションを受けるように構成されるモーション受け端部と、前記流体圧流供給源から前記ロスト・モーション構成要素まで前記バルブ作動モーション及び流体圧流を送るように構成されるモーション伝達端部とを有する、前記流体圧流供給源に流体連通されるロッカ・アームと
前記流体圧流供給源に流体連通され、且つ、前記ロスト・モーション・チェック・バルブの上流に配置され、且つ、前記流体圧流供給源から前記ロスト・モーション構成要素への前記流体圧流の圧力が蓄積した流体の圧力未満まで低下するときに蓄積した流体圧流を排出するように構成される、アキュムレータと
を備える、
システム。 - 前記アキュムレータから前記流体圧流供給源まで流体圧流が流れるのを防止するように構成される、前記アキュムレータの上流にある流体供給源チェック・バルブ
をさらに備える
請求項1に記載のシステム。 - 前記ロスト・モーション構成要素が、
前記バルブ・ブリッジ内に形成される第1のピストン孔内に配置される第1のピストンであって、前記第1のピストンがキャビティをさらに備え、前記ロスト・モーション・チェック・バルブが前記キャビティ内に配置され、前記第1のピストンが前記キャビティに流体連通される開口部をさらに備え、前記ロッカ・アームからの受け取られた流体圧流が前記開口部及び前記ロスト・モーション・チェック・バルブを通って前記キャビティの中まで流れる、第1のピストン
をさらに備える、
請求項1に記載のシステム。 - 前記アキュムレータが、前記バルブ・ブリッジ内に形成されるアキュムレータ孔と、前記アキュムレータ孔内に配置されるアキュムレータ・ピストンとをさらに備え、
前記第1のピストンが、前記第1のピストン内の前記開口部に流体連通される側方開口部をさらに備え、
前記バルブ・ブリッジが、前記第1のピストン孔及び前記アキュムレータ孔に流体連通されて前記第1のピストンの前記側方開口部に位置を合わせられるように構成される流体圧通路を備え、
前記アキュムレータ・ピストンが前記流体圧通路の方に付勢される
請求項3に記載のシステム。 - 前記ロッカ・アーム内に形成されて前記流体圧流供給源に流体連通される流体圧通路
をさらに備え、
前記アキュムレータが、前記ロッカ・アーム内に形成されて前記流体圧通路に流体連通されるアキュムレータ孔と、前記アキュムレータ孔内に配置されて前記流体圧通路の方に付勢されるアキュムレータ・ピストンとをさらに備える、
請求項1のシステム。 - 前記流体圧通路が、前記ロッカ・アームの前記モーション伝達端部内に形成され、前記流体圧流供給源と前記ロスト・モーション構成要素との間の流体連通を提供するように構成される、請求項5の記載のシステム。
- 前記流体圧通路が前記ロッカ・アームの前記モーション受け端部内に形成される、請求項5に記載のシステム。
- 前記アキュムレータが前記流体圧流供給源内に配置される、請求項1に記載のシステム。
- 前記ロッカ・アームを支持するように構成されて流体供給通路を備えるロッカ・シャフト
をさらに備え
前記アキュムレータが、前記ロッカ・シャフト内に形成されて前記流体供給通路に流体連通されるアキュムレータ孔と、アキュムレータ孔内に配置されて前記流体供給通路の方に付勢されるアキュムレータ・ピストンとをさらに備える、
請求項8に記載のシステム。 - ロッカ・シャフトを支持するように構成され且つ流体供給通路を備えるロッカ受け台
をさらに備え、
前記アキュムレータが、前記ロッカ受け台内に形成されて前記流体供給通路に流体連通されるアキュムレータ孔と、アキュムレータ孔内に配置されて前記流体供給通路の方に付勢されるアキュムレータ・ピストンとをさらに備える、
請求項8に記載のシステム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201462024629P | 2014-07-15 | 2014-07-15 | |
US62/024,629 | 2014-07-15 | ||
PCT/US2015/040502 WO2016011113A1 (en) | 2014-07-15 | 2015-07-15 | System comprising an accumulator upstream of a lost motion component in a valve bridge |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017516020A JP2017516020A (ja) | 2017-06-15 |
JP2017516020A5 true JP2017516020A5 (ja) | 2018-08-09 |
JP6580073B2 JP6580073B2 (ja) | 2019-09-25 |
Family
ID=55074177
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016568527A Active JP6580073B2 (ja) | 2014-07-15 | 2015-07-15 | バルブ・ブリッジ内のロスト・モーション構成要素の上流にあるアキュムレータを備えるシステム |
JP2016568440A Active JP6502966B2 (ja) | 2014-07-15 | 2015-07-15 | プッシュロッド組立体 |
JP2016568427A Pending JP2017516019A (ja) | 2014-07-15 | 2015-07-15 | ロッカ・アームのための及びバルブ・ブリッジのロスト・モーション構成要素のための付勢機構 |
Family Applications After (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016568440A Active JP6502966B2 (ja) | 2014-07-15 | 2015-07-15 | プッシュロッド組立体 |
JP2016568427A Pending JP2017516019A (ja) | 2014-07-15 | 2015-07-15 | ロッカ・アームのための及びバルブ・ブリッジのロスト・モーション構成要素のための付勢機構 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US20160017765A1 (ja) |
EP (3) | EP3169882B1 (ja) |
JP (3) | JP6580073B2 (ja) |
KR (3) | KR101818620B1 (ja) |
CN (3) | CN106232952A (ja) |
BR (3) | BR112016029522A2 (ja) |
WO (3) | WO2016011150A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107636267B (zh) | 2015-05-18 | 2020-07-28 | 伊顿(意大利)有限公司 | 具有用作蓄压器的卸油阀的摇臂 |
US10094250B2 (en) * | 2016-08-18 | 2018-10-09 | Progress Rail Locomotive Inc. | Valve bridge with internal oil transportation |
CN106194306B (zh) * | 2016-08-23 | 2018-08-07 | 潍柴动力股份有限公司 | 气门桥和摇臂总成以及包括该气门桥和摇臂总成的发动机 |
KR101900755B1 (ko) * | 2016-11-30 | 2018-09-20 | 주식회사 영동테크 | 펌프 지지용 푸셔의 스프링 체결구조 |
JP7004817B2 (ja) * | 2017-11-10 | 2022-01-21 | ジェイコブス ビークル システムズ、インコーポレイテッド | ロスト・モーション機関系におけるラッシ調整 |
WO2019228671A1 (en) * | 2018-05-31 | 2019-12-05 | Eaton Intelligent Power Limited | Primary and auxiliary variable valve actuation valvetrain |
WO2020055924A1 (en) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | Jacobs Vehicle Systems, Inc. | Lost motion variable valve actuation systems and methods |
CN109209542A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-01-15 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种多功能推杆及排气制动装置 |
US11952923B2 (en) | 2019-01-15 | 2024-04-09 | Jacobs Vehicle Systems, Inc. | Selective resetting lost motion engine valve train components |
US11519307B2 (en) | 2019-12-13 | 2022-12-06 | Jacobs Vehicle Systems, Inc. | Valve actuation system comprising in-series lost motion components deployed in a pre-rocker arm valve train component and valve bridge |
US11619147B2 (en) | 2019-12-13 | 2023-04-04 | Jacobs Vehicle Systems, Inc. | Valve actuation system comprising parallel lost motion components deployed in a rocker arm and valve bridge |
US11668271B1 (en) | 2022-04-19 | 2023-06-06 | Caterpillar Inc. | Mechanically actuated fuel injector system, method, and assembly having helper spring |
Family Cites Families (49)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2385959A (en) * | 1941-06-13 | 1945-10-02 | Frank B Yingling | Valve operating mechanism |
US2677358A (en) * | 1952-06-12 | 1954-05-04 | Jesse T Wright | Valve tappet push rod |
US2743712A (en) * | 1952-07-17 | 1956-05-01 | Gen Motors Corp | Push rod and return spring mounting thereon |
US2927566A (en) * | 1957-05-29 | 1960-03-08 | Benjamin H Moye | Push rod for internal combustion engine |
US3273546A (en) * | 1964-01-24 | 1966-09-20 | Gen Metals Corp | Valve timing selector |
US3518976A (en) * | 1968-11-29 | 1970-07-07 | Niel C Thuesen | Means for controlling valve-open time of internal combustion engines |
US3585974A (en) * | 1969-02-28 | 1971-06-22 | Robert L Weber | Valve actuating mechanism |
US3786792A (en) * | 1971-05-28 | 1974-01-22 | Mack Trucks | Variable valve timing system |
US3964455A (en) * | 1974-12-19 | 1976-06-22 | General Motors Corporation | Valve control mechanism |
JPS5929708A (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-17 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 内燃機関の弁腕装置 |
JPS60169609A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-03 | Usui Internatl Ind Co Ltd | 内燃機関動弁用プツシユ・ロツド装置 |
US4602597A (en) * | 1984-03-05 | 1986-07-29 | Rhoads Gary E | Variable push rod |
JPH0617608B2 (ja) | 1985-01-21 | 1994-03-09 | 株式会社岡村製作所 | フロアケ−ブル立ちあげ接続部付間仕切り |
US4892067A (en) * | 1988-07-25 | 1990-01-09 | Paul Marius A | Valve control system for engines |
JPH0617608A (ja) * | 1991-03-26 | 1994-01-25 | Hino Motors Ltd | バルブの開閉装置 |
JPH05248217A (ja) * | 1992-03-05 | 1993-09-24 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の動弁装置 |
US5327858A (en) * | 1992-09-25 | 1994-07-12 | Hausknecht Louis A | Flow restriction controlled variable engine valve system |
SE501193C2 (sv) * | 1993-04-27 | 1994-12-05 | Volvo Ab | Avgasventilmekanism i en förbränningsmotor |
US5347965A (en) * | 1993-05-28 | 1994-09-20 | Decuir Development Company | Valve control device and method |
JPH07180516A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-18 | Zexel Corp | 内燃機関の可変動弁装置 |
US5546899A (en) * | 1995-02-10 | 1996-08-20 | Air Flow Research Heads, Inc. | Valve train load transfer device for use with hydraulic roller lifters |
US5732670A (en) | 1996-02-13 | 1998-03-31 | Charles R. Mote, Sr. | Geared rocker valve operation for internal combustion reciprocating piston engines |
JPH09280015A (ja) * | 1996-04-10 | 1997-10-28 | Hino Motors Ltd | エンジン動弁系の構造 |
WO1999023378A1 (en) * | 1997-11-04 | 1999-05-14 | Diesel Engine Retarders, Inc. | Lost motion valve actuation system |
US6234143B1 (en) | 1999-07-19 | 2001-05-22 | Mack Trucks, Inc. | Engine exhaust brake having a single valve actuation |
EP1222374B1 (en) * | 1999-09-10 | 2010-01-27 | Diesel Engine Retarders, Inc. | Lost motion rocker arm system with integrated compression brake |
DE60045108D1 (de) | 1999-12-20 | 2010-11-25 | Jacobs Vehicle Systems Inc | Verfahren und vorrichtung zum hydraulischen an- und loskoppeln einer motorbremse mittels totgang |
DE10109954A1 (de) * | 2001-03-01 | 2002-09-05 | Ina Schaeffler Kg | Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine |
WO2003087544A2 (en) * | 2002-04-08 | 2003-10-23 | Diesel Engine Retarders, Inc. | Compact lost motion system for variable valve actuation |
JP2004211686A (ja) * | 2002-12-17 | 2004-07-29 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の動弁装置 |
WO2005089274A2 (en) | 2004-03-15 | 2005-09-29 | Jacobs Vehicle Systems, Inc. | Valve bridge with integrated lost motion system |
JP2007146679A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の動弁装置 |
WO2007078309A2 (en) | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Jacobs Vehicle Systems, Inc. | Method and system for partial cycle bleeder brake |
US7509933B2 (en) * | 2006-03-06 | 2009-03-31 | Delphi Technologies, Inc. | Valve lash adjuster having electro-hydraulic lost-motion capability |
US7556004B2 (en) * | 2006-10-16 | 2009-07-07 | Caterpillar Inc. | Bactrian rocker arm and engine using same |
WO2008057304A2 (en) * | 2006-10-27 | 2008-05-15 | Jacobs Vehicle Systems, Inc. | Engine brake apparatus |
US8210144B2 (en) * | 2008-05-21 | 2012-07-03 | Caterpillar Inc. | Valve bridge having a centrally positioned hydraulic lash adjuster |
RU2496011C2 (ru) * | 2009-04-27 | 2013-10-20 | Джейкобс Викл Системз, Инк. | Моторный тормоз со специальным коромыслом |
US7712449B1 (en) * | 2009-05-06 | 2010-05-11 | Jacobs Vehicle Systems, Inc. | Lost motion variable valve actuation system for engine braking and early exhaust opening |
EP2438276A4 (en) | 2009-06-02 | 2016-04-06 | Jacobs Vehicle Systems Inc | METHOD AND SYSTEM FOR BRAKING A SINGLE EXHAUST VALVE HOOK |
DE102009048104A1 (de) * | 2009-10-02 | 2011-04-07 | Man Nutzfahrzeuge Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit einer Motorbremseinrichtung |
DE102009054054A1 (de) * | 2009-11-20 | 2011-05-26 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Montageanordnung und Verfahren zur Montage eines Druckspeichers für Brennkraftmaschinen |
DE102010019532A1 (de) * | 2010-05-06 | 2011-11-10 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Kipphebel |
CN104675532B (zh) * | 2010-07-27 | 2018-11-13 | 雅各布斯车辆系统公司 | 组合发动机制动和正功率发动机空动阀致动系统 |
US9376941B2 (en) * | 2011-02-15 | 2016-06-28 | Shanghai Universoon Autoparts Co., Ltd. | Method and apparatus for resetting valve lift for use in engine brake |
CN102787919B (zh) * | 2011-05-18 | 2015-03-04 | 上海尤顺汽车部件有限公司 | 一种重置式摇臂制动方法和装置 |
CN202325733U (zh) * | 2011-11-09 | 2012-07-11 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种气门间隙控制装置 |
JP5961444B2 (ja) * | 2012-05-18 | 2016-08-02 | 株式会社オティックス | ロッカアームの潤滑構造 |
JP5757914B2 (ja) * | 2012-05-21 | 2015-08-05 | 株式会社オティックス | ラッシュアジャスタ付きロッカアーム |
-
2015
- 2015-07-15 EP EP15822041.8A patent/EP3169882B1/en active Active
- 2015-07-15 EP EP15822625.8A patent/EP3169883A4/en not_active Withdrawn
- 2015-07-15 JP JP2016568527A patent/JP6580073B2/ja active Active
- 2015-07-15 WO PCT/US2015/040563 patent/WO2016011150A1/en active Application Filing
- 2015-07-15 KR KR1020167030540A patent/KR101818620B1/ko active IP Right Grant
- 2015-07-15 CN CN201580020676.XA patent/CN106232952A/zh active Pending
- 2015-07-15 US US14/799,813 patent/US20160017765A1/en not_active Abandoned
- 2015-07-15 CN CN201580020703.3A patent/CN106232953B/zh active Active
- 2015-07-15 BR BR112016029522A patent/BR112016029522A2/pt not_active Application Discontinuation
- 2015-07-15 KR KR1020167030543A patent/KR20160140887A/ko not_active Application Discontinuation
- 2015-07-15 BR BR112016027611-6A patent/BR112016027611B1/pt active IP Right Grant
- 2015-07-15 EP EP15822488.1A patent/EP3169880B1/en active Active
- 2015-07-15 US US14/799,837 patent/US9702276B2/en active Active
- 2015-07-15 JP JP2016568440A patent/JP6502966B2/ja active Active
- 2015-07-15 CN CN201580020702.9A patent/CN106232949B/zh active Active
- 2015-07-15 US US14/800,092 patent/US10077686B2/en active Active
- 2015-07-15 JP JP2016568427A patent/JP2017516019A/ja active Pending
- 2015-07-15 WO PCT/US2015/040502 patent/WO2016011113A1/en active Application Filing
- 2015-07-15 WO PCT/US2015/040498 patent/WO2016011109A1/en active Application Filing
- 2015-07-15 KR KR1020167030530A patent/KR101854306B1/ko active IP Right Grant
- 2015-07-15 BR BR112016027612-4A patent/BR112016027612B1/pt active IP Right Grant
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6580073B2 (ja) | バルブ・ブリッジ内のロスト・モーション構成要素の上流にあるアキュムレータを備えるシステム | |
JP2017516020A5 (ja) | ||
JP6764497B2 (ja) | 内燃エンジン内の補助モーション源と主モーション負荷経路との間のリンク機構 | |
KR101683445B1 (ko) | 주 밸브 이벤트의 선택적인 중단을 통한 엔진 밸브의 내부-실린더 보조 작동 | |
JP5350235B2 (ja) | 可変弁作動装置及びエンジンブレーキ | |
JP6285080B2 (ja) | 液圧ラッシュアジャスタを備えたバルブトレインで使用するためのバルブブリッジ内のロストモーションアセンブリ | |
JP7004817B2 (ja) | ロスト・モーション機関系におけるラッシ調整 | |
US10526926B2 (en) | Rocker arm having oil release valve that operates as an accumulator | |
CN108779689A (zh) | 用于控制内燃发动机中的至少一个气门的装置 | |
CN101743384A (zh) | 可变气门驱动系统 | |
KR20170044757A (ko) | 밸브 구동 모션 소스 또는 밸브 트레인 컴포넌트에 작동가능하게 연결되는 펌핑 조립체를 포함하는 시스템 |