JP2017515832A - 殺有害生物剤組成物および関連する方法 - Google Patents

殺有害生物剤組成物および関連する方法 Download PDF

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Abstract

この開示は、節足動物門、軟体動物門、および線形動物門の有害生物に対して殺有害生物剤として有用な分子、このような分子を生成する方法、このような方法に使用される中間体、このような分子を含有する殺有害生物剤組成物、およびこのような有害生物に対してこのような殺有害生物剤組成物を使用する方法の分野に関する。これらの殺有害生物剤組成物は、例えば、殺ダニ剤(acaricide)、殺虫剤、殺ダニ剤(miticide)、軟体動物駆除剤、および殺線虫剤として使用されてもよい。この文書は、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、X1、Qおよびnは本明細書で記載した通りである、式I、または任意の農学的に許容されるその塩を有する分子を開示する。

Description

優先権主張
本出願は、「殺有害生物剤組成物および関連する方法」として、2015年5月16日に出願された米国仮特許出願第61/994,660号の出願日の利益を主張する。
この開示は、節足動物門、軟体動物門、および線形動物門の有害生物に対して殺有害生物剤として有用な分子、このような分子を生成する方法、このような方法に使用される中間体、このような分子を含有する殺有害生物剤組成物、およびこのような有害生物に対してこのような殺有害生物剤組成物を使用する方法の分野に関する。これらの殺有害生物剤組成物は、例えば、殺ダニ剤(acaricide)、殺虫剤、殺ダニ剤(miticide)、軟体動物駆除剤、および殺線虫剤として使用されてよい。
有害生物集団を防除することは、ヒトの健康、現代の農業、食料貯蔵、および衛生学に不可欠である。農業において損失をもたらす1万種超の有害生物が存在し、世界的な農業の損失は、毎年数十億米ドルにもなる。したがって、新規の殺有害生物剤、ならびにこのような殺有害生物剤を製造および使用する方法に対する継続的な必要性が存在する。
定義
これらの定義で与えられる例は、概して網羅的ではなく、この開示を制限するものとして解釈してはならない。置換基は、結合する特定の分子に関して、化学結合の規則および立体学的適合性の制約に則るべきであることが理解される。
「アルキル」は、非環式の、飽和の、分岐または非分岐の炭化水素を意味し、これらを含む。非限定例は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、1−ブチル、2−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、2−メチルブチル、1,1−ジメチルプロピル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、またはデシルを含むことができる。
「シクロアルキル」は、単環式または多環式の、飽和の炭化水素を意味し、これらを含む。非限定例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロデシル、ノルボルニル、ビシクロ[2.2.2]オクチル、またはデカヒドロナフチルを含むことができる。
「アルケニル」は、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を含有する、非環式の、分岐または非分岐の炭化水素を意味し、これらを含む。非限定例は、エテニル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、またはデセニルを含むことができる。
「シクロアルケニル」は、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を含有する、単環式または多環式炭化水素を意味し、これらを含む。非限定例は、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘプテニル、シクロオクテニル、またはシクロデセニルを含むことができる。
「アルキニル」は、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を含有する、非環式の、分岐または非分岐の炭化水素を意味し、これらを含む。非限定例は、エチニル、プロパルギル、ブチニル、ペンチニル、ヘキシニル、ヘプチニル、オクチニル、ノニニル、またはデシニルを含むことができる。
「シクロアルキニル」は、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を含有する、単環式または多環式の炭化水素を意味し、これらを含む。非限定例は、シクロヘプチニル、シクロオクチニル、またはシクロデシニルを含むことができる。
「アリール」は、任意の置換を有するまたはいかなる置換も有さない芳香族化合物を意味し、これらを含み、1個または複数のヘテロ原子を含んでも含まなくてもよい。非限定例は、フェニル、ナフチル、またはピリジルを含むことができる。
「アルコキシ」は、少なくとも1つの炭素−酸素単結合を含有するアルキル基を意味し、これらを含む。非限定例は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、シクロプロポキシ、シクロブトキシ、またはシクロペントキシを含むことができる。
「アルケニルオキシ」は、少なくとも1つの炭素−酸素単結合を含有するアルケニルを意味し、これらを含む。非限定例は、アリルオキシ、ブテニルオキシ、ペンテニルオキシ、ヘキセニルオキシ、ヘプテニルオキシ、オクテニルオキシ、ノネニルオキシ、またはデセニルオキシを含むことができる。
「アルキニルオキシ」は、少なくとも1つの炭素−酸素単結合を含有するアルキニルを意味し、これらを含む。非限定例は、ペンチニルオキシ、ヘキシニルオキシ、ヘプチニルオキシ、オクチニルオキシ、ノニニルオキシ、またはデシニルオキシを含むことができる。
「シクロアルコキシ」は、少なくとも1つの炭素−酸素単結合を含有するシクロアルキルを意味し、これらを含む。非限定例は、シクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ、シクロヘプチルオキシ、シクロオクチルオキシ、シクロデシルオキシ、ノルボルニルオキシ、およびビシクロ[2.2.2]オクチルオキシを含むことができる。
「シクロハロアルキル」は、炭素、ハロゲン、および水素を含む単環式または多環式の、飽和の置換基を意味し、これらを含む。非限定例は、1−クロロシクロプロピル、1−クロロシクロブチル、または1−ジクロロシクロペンチルを含むことができる。
「シクロアルケニルオキシ」は、炭素−酸素単結合からさらになるシクロアルケニルを意味し、これらを含む。非限定例は、シクロブテニルオキシ、シクロペンテニルオキシ、シクロヘキセニルオキシ、シクロヘプテニルオキシ、シクロオクテニルオキシ、シクロデセニルオキシ、ノルボルネニルオキシ、またはビシクロ[2.2.2]オクテニルオキシを含むことができる。
「アルキルチオ」は、少なくとも1つの炭素−硫黄単結合を含有するアルキル基を意味し、これらを含む。
「ハロアルキルチオ」は、少なくとも1つの炭素−硫黄単結合およびハロゲン原子を含有するアルキル基を意味し、これらを含む。
「ハロ」または「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素、またはヨウ素を意味し、これらを含む。
「ハロアルキル」は、少なくとも1つのハロゲン原子で置換されたアルキル基を意味し、これらを含む。
「ハロアルコキシ」は、少なくとも1つのハロゲン原子で置換されたアルコキシ基を意味し、これらを含む。
「ヘテロ原子」は、硫黄(S)、酸素(O)、または窒素(N)原子を意味し、これらを含む。
「ヘテロアルキル」は、少なくとも1個の硫黄(S)、酸素(O)、または窒素(N)原子を含有するアルキルを意味し、これらを含む。
「ヘテロシクリル」は、完全に飽和、部分的に不飽和、または完全に不飽和であってよい環式の置換基であって、環状構造が、少なくとも1つの炭素および少なくとも1つのヘテロ原子を含有し、前記ヘテロ原子が、窒素、硫黄、または酸素である、環式の置換基を意味する。硫黄の場合には、その原子は、スルホキシドおよびスルホンなどの他の酸化状態でありうる。芳香族ヘテロシクリルの例として、これらに限定されないが、ベンゾフラニル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、シンノリニル、フラニル、イミダゾリル、イミダゾリル、インドリル、イソインドリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリニル、オキサゾリル、フタラジニル、ピラジニル、ピラゾリニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリル、キナゾリニル、キノリニル、キノキサリニル、テトラゾリル、チアゾリニル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、およびトリアゾリルを含む。完全に飽和したヘテロシクリルの例として、これらに限定されないが、ピペラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、ピロリジニル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニルおよびテトラヒドロピラニルを含む。部分的に不飽和のヘテロシクリルの例として、これらに限定されないが、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾリル、4,5−ジヒドロ−イソオキサゾリル、および2,3−ジヒドロ−[1,3,4]−オキサジアゾリルを含む。さらなる例は、以下の
を含む。
「殺有害生物剤として有効な量」は、少なくとも1種の昆虫に有害作用をもたらす活性物質の量を意味し、これを含み、有害作用は、自然の発育からの逸脱、死滅、調節などを含むことができる。
「防除」またはその文法上の変形は、生きている昆虫の数を調節すること、もしくは昆虫の生存可能な卵の数を調節すること、またはその両方を意味し、これらを含む。
「相乗効果」またはその文法上の変形は、2種以上の活性剤の組合せによる協調的作用であって、2種以上の活性剤を組み合わせた活性が各活性剤単独の活性の合計を超える作用を意味し、これを含む。
殺有害生物剤化合物
特定の一実施形態において、殺有害生物剤組成物は、式Iの化合物、または任意の農学的に許容されるその塩を含む:
(式中、
、R、およびRは、H、F、Cl、Br、I、CN、NO、OH、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cシクロアルキル、アリール、置換アリール、C〜Cアルキルフェニル、フェニル、置換フェニル、ヘテロシクリル、および置換ヘテロシクリルからなる群からそれぞれ独立に選択され、
各アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、シクロアルキル、アリール、アルキルフェニル、フェニル、およびヘテロシクリルは、H、F、Cl、Br、I、CN、NO、OH、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、およびC〜Cシクロアルキルからなる群から独立に選択される1つまたは複数の置換基で場合によって置換され、
、R、R、R、およびRは、H、F、Cl、Br、CN、OH、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、およびC〜Cシクロアルキルからなる群からそれぞれ独立に選択され、
は、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルキル、(C〜Cアルキル)(C〜Cシクロアルキル)、C〜Cアルキルフェニル、C〜Cハロアルキルフェニル、アリール、置換アリール、フェニル、ピリジル、ピリミジル、置換フェニル、置換ピリジル、(C〜Cアルキル)C(=O)(フェニル)、(C〜Cアルキル)(ハロアルキル)(フェニル)、(C〜Cアルキル)(ハロアルキル)(アルキル)、(C〜Cアルキル)C(=O)O(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)C(=NOR10)R11、C(=O)(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cハロアルキル)、(C〜Cアルキル)C(=O)N(R)、およびC(=O)R13からなる群から選択され、
各アルキル、置換アリール、置換フェニル、および置換ピリジルは、F、Cl、CN、OH、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、およびC〜Cアルコキシ、ピリミジルからなる群から独立に選択される1つまたは複数の置換基で場合によって置換され、
およびRは、一緒になって、追加の窒素ヘテロ原子を場合によって含有する6員の飽和環状基を形成し、前記環状基は、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、およびフェニルからなる群から独立に選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
10およびR11は、H、Cl、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルキルフェニル、フェニル、および置換フェニル、アリール、置換アリールからなる群から独立に選択され、
各アルキル、ハロアルキル、アルキルフェニル、置換アリール、および置換フェニルは、HまたはC〜Cハロアルキルから独立に選択される1つまたは複数の置換基で場合によって置換され、
13は、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルキル、(C〜Cアルキル)(C〜Cシクロアルキル)、C〜Cアルキルフェニル、C〜Cハロアルキルフェニル、フェニル、ピリジル、ピリミジル、置換フェニル、置換ピリジル、アリール、置換アリール、(C〜Cアルキル)C(=O)(フェニル)、(C〜Cアルキル)(ハロアルキル)(フェニル)、(C〜Cアルキル)(ハロアルキル)(アルキル)、(C〜Cアルキル)C(=O)O(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)C(=NOR10)R11、C(=O)(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)、および(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cハロアルキル)からなる群から選択され、
は、NまたはCR12であり、
12は、H、F、Cl、Br、I、CN、NO、OH、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルフェニル、アリール、置換アリール、フェニル、置換フェニル、ヘテロアリール、および置換ヘテロアリールからなる群から選択され、
各アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、シクロアルキル、アルキルフェニル、フェニル、アリール、およびヘテロアリールは、H、F、Cl、Br、I、CN、NO、OH、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、およびC〜Cシクロアルキルからなる群から独立に選択される1つまたは複数の置換基で場合によって置換され、
Qは、O(酸素)、またはS(硫黄)であり、
nは、0、1、または2であり、および
mは、0、1、または2である)。
一部の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、以下の式I−A:
のピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物で示されるような、nが0であり、Qが酸素である、式Iの化合物または任意の農学的に許容されるその塩を含む。
一実施形態において、式I−Aのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物は、スキーム1で示されるように調製されてよい。
、R、RおよびXが前に定義された通りであり、уが0、1、または2であってよいヒドラジン化合物1−1を、酢酸ナトリウムなどの塩基、ならびにエタノールおよび水などの溶媒混合物の存在下で、室温付近で、R、R、R、R、およびRが前に定義された通りであるピペリジンジオン化合物1−2と反応させて、ヒドラジン化合物1−3を得る(A、スキーム1)。
ヒドラジン化合物1−3の、Rが前に定義された通りであるピラゾール[3,4−c]ピペリジノン化合物I−Aへの環化は、N,N−ジメチルホルムアミド・ジメチルアセタール(R=H)などの試薬の存在下で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの溶媒の付近または溶媒中で、約50℃から約90℃の範囲の温度で起こりうる(B、スキーム1)。
特定の実施形態において、式I−Aのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物は、スキーム2に示されるように調製されてよい。
、R、R、R、およびRが前に定義された通りであるピペリジンジオン化合物1−2の、Rが前に定義された通りである中間体化合物2−1への変換は、N,N−ジメチルホルムアミド・ジメチルアセタール(R=H)などの試薬の存在下で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの極性非プロトン性溶媒中で、約50℃から約90℃の範囲の温度で達成されうる(A、スキーム2)。
中間体化合物2−1を、エタノールなどの極性プロトン性溶媒中で、約50℃から還流温度付近の範囲の温度で、ヒドラジン水和物などのヒドラジン化合物と反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物2−2を提供してもよい(B、スキーム2)。
ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物2−2を、N,N−ジメチルホルムアミドなどの極性非プロトン性溶媒中で、約80℃から約120℃の範囲の温度で、3−フルオロピリジンなどのハロゲン化アリールと反応させて、R、R、RおよびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aを得ることができる(C、スキーム2)。
一部の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、R、R、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りであるが、Rが水素(H)ではない式I−Aのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物または任意の農学的に許容されるその塩を含む。
他の実施形態において、R、R、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りであるが、RはHではない式I−Aのこのようなピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物は、スキーム3に示されるように調製されてよい。Rが前に定義された通りであるが、Hではないピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−2は、R、R、R、R、R、R、R、RおよびXが前に定義された通りである式3−1のピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物をアルキル化することによって調製されてよい。
非限定例として、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−1を、水素化ナトリウムなどの塩基の存在下で、テトラヒドロフランまたはN,N−ジメチルホルムアミドなどの極性非プロトン性溶媒中で、約0℃から室温付近の範囲の温度で、ヨードメタンなどのハロゲン化アルキルと反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−2を提供することができる(A、スキーム3)。
別の非限定例として、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−1を、水酸化ナトリウムなどの塩基の存在下で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの極性非プロトン性溶媒中で、室温付近で、シクロプロピルメチルブロミドなどのハロゲン化アルキルと反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−2を提供することができる(B、スキーム3)。
さらに別の非限定例として、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−1を、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドなどの塩基の存在下で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの極性非プロトン性溶媒中で、室温付近で、1−(ブロモメチル)−4−フルオロベンゼンなどのハロゲン化アルキルと反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−2を提供することができる(C、スキーム3)。
さらなる非限定例として、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−1を、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドなどの塩基、およびヘキサメチルホスホルアミドなどの添加剤の存在下で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの極性非プロトン性溶媒中で、室温付近で、2−クロロ酢酸エチルなどのハロゲン化アルキルと反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−2を提供することができる(D、スキーム3)。
一部の実施形態において、R、R、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りであるが、RはHではない式I−Aのこのようなピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物は、スキーム4に示されるように調製されてよい。Rが前に定義された通りであるが、Hではないピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−2は、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−1をアリール化させることによって調製されてよい。
非限定例として、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−1を、ヨウ化銅(I)などの触媒、trans−1,2−ジアミノシクロヘキサンなどのリガンド、および炭酸セシウムなどの塩基の存在下で、1,4ジオキサンなどの極性非プロトン性溶媒中で、約70℃から還流温度付近の範囲の温度で、2−ブロモピリジンなどのハロゲン化アリールと反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−2を提供することができる(A、スキーム4)。
別の非限定例として、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−1を、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)などの触媒、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテンなどのリガンド、および炭酸セシウムなどの塩基の存在下で、1,4−ジオキサンなどの極性非プロトン性溶媒中で、約70℃から還流温度付近の範囲の温度で、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンなどのハロゲン化アリールと反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−2を提供することができる(B、スキーム4)。
特定の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、RがC(=O)R13であり、R、R、R、R、R、R、R、R、R13およびXが前に定義された通りである式I−Aのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物または任意の農学的に許容されるその塩を含んでよい。
一実施形態において、RがC(=O)R13であり、R13が(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)である、このようなピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム5に示されるように調製されてよい。
スキーム5に示されるように、R、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−1を、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミンなどの塩基の存在下で、1,2−ジクロロエタンなどの極性非プロトン性溶媒中で、約80℃から約120℃の範囲の温度のマイクロ波加熱下で、3−(メチルチオ)プロパノイルクロリドなどのアシル化剤でアシル化して、R13が(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)である、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物5−1を提供することができる。
一部の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、Rが(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)または(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cハロアルキル)(ここで、mは0である)、R、R、R、R、R、R、R、RおよびXが前に定義された通りである、式I−Aのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物、または任意の農学的に許容されるその塩を含んでよい。
別の実施形態において、Rが(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)または(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cハロアルキル)(ここで、mは0である)である、このようなピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム6に示されるように調製されてよい。
エタノールなどの極性プロトン性溶媒中で、室温付近で、水素化ホウ素ナトリウムなどの還元剤により、R、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンエステル化合物6−1を還元することによって、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンアルコール化合物6−2を提供することができる(A、スキーム6)。
次いで、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンアルコール化合物6−2は、トリエチルアミンなどの塩基、および4−ジメチルアミノピリジンなどの触媒の存在下で、ジクロロメタンなどの溶媒中で、室温付近の温度で、4−トルエンスルホニルクロリドなどのハロゲン化剤と反応させることによって、対応するピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンハロゲン化合物6−3に変換することができる(B、スキーム6)。塩化チオニルまたは三臭化リンなどの、当技術分野で公知の他のハロゲン化試薬も、この目的のために使用してよいことが理解される。
次いで、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンハロゲン化合物6−3を、炭酸セシウムまたはナトリウムメトキシドなどの塩基の存在下で、アセトニトリルまたはN,N−ジメチルホルムアミドなどの極性溶媒中で、室温付近から約100℃の温度で、プロパン−1−チオールまたは3,3,3−トリフルオロプロパン−1−チオールなどのチオールまたはハロチオール化合物と反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンスルフィド化合物6−4を提供することができる(C、スキーム6)。
あるいは、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンハロゲン化合物6−3を、アセトニトリルなどの溶媒中で、室温付近の温度で、ナトリウムチオメトキシドなどのチオール化剤と反応させることによってピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンスルフィド化合物6−4に変換することができる(D、スキーム6)。
一部の実施形態において、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンハロゲン化合物6−3は、スキーム7で示されるように調製されてよい。
一実施形態において、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物6−2を提供するために、ホルムアルデヒド水溶液の存在下で、室温付近で、R、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−1のアルキル化が達成されてよい(A、スキーム7)。次いで、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物6−2を、N,N−ジメチルホルムアミドなどの溶媒の存在下で、約0℃から室温付近の温度で、塩化チオニルなどのハロゲン化剤と反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンハロゲン化合物6−3を提供することができる(B、スキーム7)。三臭化リンなどの、当技術分野で公知の他のハロゲン化試薬も、この目的のために使用してよいことが理解される。
あるいは、別の実施形態において、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンハロゲン化合物6−3を、クロロトリメチルシランなどの適切なハロゲン化試薬中で、室温付近から約80℃の温度で、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物3−1をパラホルムアルデヒドと直接反応させることによって得ることができる(C、スキーム7)。
一実施形態において、Rが(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)または(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cハロアルキル)(ここで、mは0である)である、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム8Aに示されるように調製されてよい。
、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンハロゲン化合物6−3のチオール化は、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンチオエステル化合物8−1を提供するために、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンハロゲン化合物6−3をチオ酢酸で処理することによって達成されてよい(A、スキーム8A)。
ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンチオエステル化合物8−1のチオール基を脱保護するためにアシル基を除去して、得られたピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンチオールを直接アルキル化することは、メタノールなどの溶媒中で、約0℃から約65℃の温度で、化合物8−1を炭酸カリウムまたは水酸化ナトリウムなどの塩基で処理することによって達成されうる。次いで、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンスルフィド化合物6−4を提供するために、得られたチオール化合物を、ハロゲン化(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)トリフレートまたは(C〜Cハロアルキル)トリフレートなどのアルキル化試薬と反応させる(B、スキーム8A)。
一実施形態において、Rが(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)または(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cハロアルキル)(ここで、mは0である)である、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム8Bに示されるように調製されてよい。
ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンハロゲン化合物6−3をチオ酢酸と反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンチオエステル化合物8−1を提供してよい(A、スキーム8B)。
次いで、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンチオエステル化合物8−1を、ピロリジンなどのアミン塩基で処理して、チオール基を脱保護して、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンチオール化合物8−2を提供することができる(C、スキーム8B)。
次いで、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンチオール化合物8−2を、トリエチルアミンなどのアミン塩基の存在下で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの極性非プロトン性溶媒中で、約0℃から約40℃の温度で、ハロゲン化(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)トリフレート、または(C〜Cハロアルキル)トリフレートなどのアルキル化試薬と反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンスルフィド化合物6−4を提供することができる(C、スキーム8B)。(C〜Cアルキル)トリフレートまたは(C〜Cハロアルキル)トリフレートなどのアルキル化試薬は、Tetrahedron Lett. 2010, 51, 6542に概説されている手順に従って調製されてよい。
一部の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、Rが(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)または(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cハロアルキル)(ここで、mは1または2である)であり、R、R、R、R、R、R、R、RおよびXが前に定義された通りである式I−Aのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物、または任意の農学的に許容されるその塩を含んでよい。
別の実施形態において、Rが(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)または(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cハロアルキル)(ここで、mは1または2である)である、このようなピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム9に示されるように調製されてよい。
スキーム9に示されるように、R、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンスルフィド化合物6−4を、酢酸などの極性プロトン性溶媒中で、約40℃から約70℃の範囲の温度で、過ホウ酸ナトリウム四水和物などの酸化剤で酸化して、対応するピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンスルホキシド化合物9−1および/または対応するピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンスルホン化合物9−2を提供することができる。
一部の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、RがC〜Cハロアルキルであり、R、R、R、R、R、R、R、RおよびXが前に定義された通りである式I−Aのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物、または任意の農学的に許容されるその塩を含んでよい。
一実施形態において、RがC〜Cハロアルキルである、このようなピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム10で示されるように調製されてよい。
、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンエステル化合物6−1を、エタノールなどの極性プロトン性溶媒中で、室温付近で、水素化ホウ素ナトリウムなどの還元剤で還元して、対応するピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンアルコール化合物10−2を提供することができる(A、スキーム10)。
次いで、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンアルコール化合物10−2を、デス−マーチンペルヨージナンなどの酸化剤により酸化して、対応するピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンアルデヒド化合物10−3を得てもよい(B、スキーム10)。
次に、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンアルデヒド化合物10−3を、ジクロロメタンなどの溶媒中で、約0℃から約40℃の温度で、ジエチルアミノ硫黄トリフルオリドなどのフッ素化試薬と反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物10−4を提供することができる(C、スキーム10)。
あるいは、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンアルデヒド化合物10−3を、テトラヒドロフランなどの溶媒中で、約−78℃から室温付近の温度で、アルキルグリニャール試薬、例えばメチルマグネシウムブロミドなどの金属化アルキル試薬で処置することによってピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物10−4に変換した後、上述のように酸化およびフッ素化して、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物10−4を提供することができる(D、スキーム10)。
さらに、あるいは、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンアルデヒド化合物10−3を、Ruppert試薬(トリフルオロメチルトリメチルシラン)で処置した後、上述のように酸化およびフッ素化して、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物10−4を提供することができる(E、スキーム10)。
一実施形態において、Rが(C〜Cアルキル)C(=O)(フェニル)であり、R、R、R、R、R、R、R、RおよびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム11Aで示されるように調製されてよい。
、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンエステル化合物6−1を、テトラヒドロフランおよび水などの溶媒混合物中で、室温付近で、水酸化リチウムなどの塩基で処理することによって、対応するピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンN−メトキシ−N−メチルアミド(以降、「ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンワインレブアミド」)化合物11−1に変換することができる(A、スキーム11A)。
次いで、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンワインレブアミド化合物11−1を、テトラヒドロフランなどの溶媒中で、約−78℃から室温付近の温度で、アリールグリニャール試薬、例えばフェニルマグネシウムブロミドなどの金属化アリール種と反応させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物11−2を提供することができる(B、スキーム11A)。Ar基は、任意の置換を有するまたは有さない芳香族基であり、1個または複数のヘテロ原子を含んでもよく含まなくてもよい。
一実施形態において、Rが(C〜Cアルキル)(ハロアルキル)(フェニル)であり、R、R、R、R、R、R、R、RおよびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム11Bで示されるように調製されてよい。
ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物11−2をハロゲン化剤で処理することによって、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物11−2をピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物11−3に変換することができる。
非限定例では、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物11−2を、ジクロロメタンなどの溶媒中で、約0℃から約40℃の温度で、ジエチルアミノ硫黄トリフルオリドなどのフッ素化剤で処理して、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物11−3を提供することができる。
非限定例では、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物11−2を、ジクロロメタンなどの溶媒中で、約0℃から約40℃の温度で、ジエチルアミノ硫黄トリフルオリドなどのフッ素化剤で処理して、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物11−3を提供することができる。
一実施形態において、Rが(C〜Cアルキル)(ハロアルキル)(アルキル)であり、R、R、R、R、R、R、R、RおよびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム11Cで示されるように調製されてよい。
、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンワインレブアミド化合物11−1を、テトラヒドロフランなどの溶媒中で、約−78℃から室温付近の温度で、アルキルグリニャール試薬、例えばメチルマグネシウムブロミドなどの金属化アルキル試薬で処理して、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンケトン化合物11−4を提供することができる(A、スキーム11C)。
次いで、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンケトン化合物11−4を、スキーム11Bで上述されたように、ハロゲン化剤で処理することによって、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物11−5に変換することができる。非限定例として、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物11−4を、ジクロロメタンなどの溶媒中で、約0℃から約40℃の温度で、ジエチルアミノ硫黄トリフルオリドなどのフッ素化剤で処理して、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物11−5を提供することができる(B、スキーム11C)。
一部の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、Rは(C〜Cアルキル)C(=NOR10)R11であり、R11はHであり、R、R、R、R、R、R、R、R、R10およびXは前に定義された通りである式I−Aのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物、または任意の農学的に許容されるその塩を含んでよい。
別の実施形態において、Rが(C〜Cアルキル)CH(=NOR10)である、このようなピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム12Aで示されるように調製されてよい。
スキーム12Aに示されるように、R、R、R、R、R、R、R、RおよびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンアルデヒド化合物10−3を、エタノールなどの極性プロトン性溶媒中で、酢酸などの酸を用いてまたは用いずに、R10は前に定義された通りであるヒドロキシルアミン化合物HNOR10と反応させて、対応するピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンオキシム化合物12−1を提供することができる。
一部の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、Rが(C〜Cアルキル)C(=NOR10)R11であり、R11がC〜Cアルキルであり、R、R、R、R、R、R、R、R、R10およびXが前に定義された通りである式I−Aのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物、または任意の農学的に許容されるその塩を含んでよい。
一実施形態において、Rが(C〜Cアルキル)C(=NOR10)(C〜Cアルキル)である、このようなピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム12Bで示されるように調製されてよい。
ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンアルデヒド化合物10−3を、テトラヒドロフランなどの溶媒中で、約−78℃から室温付近の温度で、アルキルグリニャール試薬、例えばメチルマグネシウムブロミドなどの金属化アルキル試薬と反応させてよい。次いで、得られたピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物を、デス−マーチンペルヨージナンなどの酸化剤で処理して、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンケトン化合物10−4を提供することができる(A、スキーム12B)。
次いで、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンケトン化合物10−4を、エタノールなどの極性プロトン性溶媒中で、酢酸などの酸を用いてまたは用いずに、R10が前に定義された通りであるヒドロキシルアミン化合物HNOR10と反応させて、対応するピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンケト−オキシム化合物12−2を提供することができる(B、スキーム12B)。
一部の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、Rが(C〜Cアルキル)C(=NOR10)R11であり、R11がC〜Cハロアルキルであり、R、R、R、R、R、R、R、R、R10およびXが前に定義された通りである式I−Aのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物、または任意の農学的に許容されるその塩を含んでよい。
別の実施形態において、Rが(C〜Cアルキル)C(=NOR10)(C〜Cハロアルキル)である、このようなピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム12Cで示されるように調製されてよい。
ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンアルデヒド化合物10−3を、Ruppert試薬(すなわち、トリフルオロメチルトリメチルシラン)などのトリフルオロメチル化剤と反応させて、次に、上述のように酸化させて、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンケトン化合物10−5を提供することができる(A、スキーム12C)。
次に、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンケトン化合物10−5を、エタノールなどの極性プロトン性溶媒中で、酢酸などの酸を用いてまたは用いずに、R10が前に定義された通りであるヒドロキシルアミン化合物HNOR10と反応させて、対応するピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンケト−オキシム化合物12−3を提供することができる(B、スキーム12C)。
一部の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、Rが(C〜Cアルキル)C(=NOR10)R11であり、R11がフェニルまたは置換フェニルであり、R、R、R、R、R、R、R、R、R10およびXが前に定義された通りである式I−Aのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物、または任意の農学的に許容されるその塩を含んでよい。
一実施形態において、Rが(C〜Cアルキル)C(=NOR10)R11であり、R11がフェニルまたは置換フェニルである、このようなピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物I−Aは、スキーム12Dで示されるように調製されてよい。
、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りであるピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンワインレブアミド化合物11−1を、テトラヒドロフランなどの溶媒中で、約−78℃から室温付近の温度で、アリールグリニャール試薬、例えばフェニルマグネシウムブロミドなどの金属化アリール試薬と反応させて、R11がフェニルまたは置換フェニルである、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンケトン化合物10−6を提供することができる(A、スキーム12D)。
次に、ピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンケトン化合物10−6を、エタノールなどの極性プロトン性溶媒中で、酢酸などの酸を用いてまたは用いずに、R10が前に定義された通りであるヒドロキシルアミン化合物HNOR10と反応させて、R11がフェニルまたは置換フェニルである、対応するピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オンケト−オキシム化合物12−4を提供することができる(B、スキーム12D)。
一部の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、以下の式I−Bのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−チオン化合物で示されるような、nが0であり、Qが硫黄である式Iの化合物、または任意の農学的に許容されるその塩を含むことができる:
特定の実施形態において、式I−Bのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−チオン化合物は、スキーム13で示されるように調製されてよい。
、R、R、R、R、R、R、R、R、およびXが前に定義された通りである式I−Aのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−オン化合物を、1,2−ジクロロエタンまたはトルエンなどの非プロトン性溶媒中で、約80℃から約140℃の範囲の温度の標準加熱条件またはマイクロ波条件下で、ローソン試薬などの加硫試薬と反応させて、式I−Bのピラゾロ[3,4−c]ピペリジン−2−チオン化合物を提供することができる。
殺有害生物剤として許容される酸付加塩、塩誘導体、溶媒和物、エステル誘導体、多形体、同位体、放射性核種および立体異性体
一部の実施形態において、式Iの化合物は、殺有害生物剤として許容される酸付加塩に製剤化されてよい。非限定例として、アミン官能基は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、酢酸、安息香酸、クエン酸、マロン酸、サリチル酸、リンゴ酸、フマル酸、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、グルコン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、アスパラギン酸、ベンゼンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ヒドロキシメタンスルホン酸、ヒドロキシエタンスルホン酸、およびトリフルオロ酢酸と塩を形成することができる。さらに、非限定例として、酸官能基は、アルカリまたはアルカリ土類金属から誘導されるものならびにアンモニアおよびアミンから誘導されるものを含む塩を形成することができる。カチオンの非限定例は、ナトリウム、カリウム、またはマグネシウムを含むことができる。
他の実施形態において、式Iの化合物は、塩誘導体に製剤化されてよい。非限定例として、塩誘導体は、遊離塩基を十分量の所望の酸と接触させて塩を生成することによって調製することができる。遊離塩基は、塩を、これらに限定されないが、水酸化ナトリウム(NaOH)、炭酸カリウム、アンモニア、および重炭酸ナトリウムの希釈水溶液などの適当な塩基希釈水溶液で処理することによって新たに生成されうる。
さらなる実施形態において、式Iの化合物は、溶媒と安定な複合体に製剤化することができ、複合体は、複合体化されていない溶媒が除去された後もインタクトなままである。これらの複合体は、「溶媒和物」と呼ばれることが多い。溶媒としての水と安定な水和物を形成することが望ましい場合もある。
一部の実施形態において、式Iの化合物は、エステル誘導体に作製されうる。
特定の実施形態において、式Iの化合物は、種々の結晶多形体として作製されうる。同じ分子の異なる結晶多形体または構造は、大いに異なる物理的特性および生物学的性能を有することがあるため、多形は農薬の開発において重要である。
さらなる実施形態において、式Iの化合物は、異なる同位体と共に作製することができる。特に重要なのは、Hの代わりにH(重水素としても知られている)を有する分子である。
一部の実施形態において、式Iの化合物は、異なる放射性核種と共に作製することができる。特に重要なのは、13Cまたは14Cを有する分子である。
他の実施形態において、式Iの化合物は、1つまたは複数の立体異性体として存在することがある。したがって、ある種の分子は、ラセミ混合物として生成することができる。1種の立体異性体が、他の立体異性体よりも活性でありうることは、当業者により理解される。個々の立体異性体は、知られている選択的合成手順により、分割された出発物質を使用する従来の合成手順により、または従来の分割手順により得ることができる。本特許出願に開示するある種の化合物は、2種以上の異性体として存在することができる。種々の異性体には、幾何異性体、ジアステレオマー、またはエナンチオマーが含まれてよい。したがって、本特許出願に開示する化合物には、幾何異性体、ラセミ混合物、個々の立体異性体、または光学的に活性な混合物が含まれうる。当業者は、1種の異性体が他の異性体よりも活性でありうることを理解する。本開示に開示する構造は、明確性のために唯一の幾何学的形状で描かれているが、その化合物のすべての幾何学的形状を表すことを意図するものである。
殺有害生物剤組成物
特定の一実施形態において、殺有害生物剤組成物は、式Iの化合物または任意の農学的に許容されるその塩を含む。
一部の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、式Iの化合物または任意の農学的に許容されるその塩、および植物学的に許容される不活性担体(例えば、固体担体、または液体担体)を含む。
別の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、界面活性剤、安定剤、催吐剤、崩壊剤、消泡剤、湿潤剤、分散剤、結合剤、色素剤、または充填剤から選択される少なくとも1種の添加剤をさらに含みうる。
特定の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、固体形態であってよい。固体形態の非限定例は、散剤、粉剤または顆粒剤を含むことができる。
他の実施形態において、殺有害生物剤組成物は、液体製剤の形態であってよい。液体形態の例として、これらに限定されないが、適当な液体担体中の分散剤、懸濁剤、エマルジョン剤、または液剤が挙げられる。
さらなる実施形態において、殺有害生物剤組成物は、液体分散剤の形態であって、式Iの化合物が、水または他の農学的に適する液体担体中に分散されている形態であってよい。
またさらなる実施形態において、殺有害生物剤組成物は、適当な有機溶媒中の溶液の形態であってよい。一実施形態において、農芸化学において広く使用されるスプレーオイルが、殺有害生物剤組成物に対する有機溶媒として使用されてよい。
殺有害生物剤組成物は、殺ダニ性、殺藻性、殺鳥性、殺菌性、殺真菌性、除草性、殺虫性、軟体動物駆除性、殺線虫性、防鼠性、および/または殺ウイルス性を有する1つまたは複数の化合物と組み合わせて(例えば、組成混合物中で、または同時もしくは連続施用で)使用してよい。
さらに、殺有害生物剤組成物は、摂食抑制物質、鳥忌避剤、化学不妊化剤、除草剤薬害軽減剤、昆虫誘引剤、昆虫忌避剤、哺乳動物忌避剤、交尾阻害剤、植物活性化剤、植物成長調整剤、および/または相乗剤である1つまたは複数の化合物と組み合わせて(例えば、組成混合物中で、または同時もしくは連続施用で)使用してよい。
殺虫剤
式Iの化合物と組み合わせて使用してよい殺虫剤の非限定例は、1,2−ジクロロプロパン、アバメクチン、アセフェート(acephate)、アセタミプリド、アセチオン、アセトプロール、アクリナトリン、アクリロニトリル、アラニカルブ、アルジカルブ、アルドキシカルブ、アルドリン、アレトリン、アロサミジン、アリキシカルブ、α−シペルメトリン、α−エクジソン、α/ρ/ω−エンドスルファン、アミジチオン、アミノカルブ、アミトン、シュウ酸アミトン、アミトラズ、アナバシン、アチダチオン、アザジラクチン、アザメチホス、アジンホス−エチル、アジンホス−メチル、アゾトエート(azothoate)、ヘキサフルオロケイ酸バリウム、バルトリン、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ベンスルタップ、β−シフルトリン、ζ−シペルメトリン、ビフェントリン、ビオアレトリン、ビオエタノメトリン、ビオペルメトリン、ビストリフルロン、ボラックス、ホウ酸、ブロムフェンビンホス、ブロモシクレン、ブロモDDT、ブロモホス、ブロモホスエチル、ブフェンカルブ、ブプロフェジン、ブタカルブ、ブタチオホス、ブトカルボキシム、ブトネート(butonate)、ブトキシカルボキシム、カズサホス、ヒ酸カルシウム、多硫化カルシウム、カンフェクロル、カルバノレート(carbanolate)、カルバリル、カルボフラン、二硫化炭素、四塩化炭素、カルボフェノチオン、カルボスルファン、カルタップ、塩酸カルタップ、クロラントラニリプロール、クロルビシクレン、クロルデン、クロルデコン、クロルジメホルム、塩酸クロルジメホルム、クロルエトキシホス、クロルフェナピル、クロルフェンビンホス、クロルフルアズロン、クロルメホス、クロロホルム、クロロピクリン、クロルホキシム、クロルプラゾホス、クロルピリホス、クロルピリホス−メチル、クロルチオホス、クロマフェノジド、シネリンI、シネリンII、シネリン類、シスメトリン、クロエトカルブ、クロサンテル、クロチアニジン、アセト亜ヒ酸銅、ヒ酸銅、ナフテン酸銅、オレイン酸銅、クマホス、クミトエート(coumithoate)、クロタミトン、クロトキシホス、クルホメート(crufomate)、クリオライト、シアノフェンホス、シアノホス、シアントエート(cyanthoate)、シアントラニリプロール、シクレトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、シハロトリン、シペルメトリン、シフェノトリン、シロマジン、サイチオアート(cythioate)、DDT、デカルボフラン、デルタメトリン、デメフィオン、デメフィオン−O、デメフィオン−S、デメトン、デメトン−メチル、デメトン−O、デメトン−O−メチル、デメトン−S、デメトン−S−メチル、デメトン−S−メチルスルホン、ジアフェンチウロン、ジアリホス、珪藻土、ダイアジノン、ジカプトン、ジクロフェンチオン、ジクロルボス、ジクレジル、ジクロトホス、ジシクラニル、ディルドリン、ジフルベンズロン、ジロール、ジメフルトリン、ジメフォックス、ジメタン、ジメトエート(dimethoate)、ジメトリン、ジメチルビンホス、ジメチラン、ジネックス、ジネックス−ジクレキシン、ジノプロップ、ジノサム、ジノテフラン、ジオフェノラン、ジオキサベンゾホス、ジオキサカルブ、ジオキサチオン、ジスルホトン、ジチクロホス、d−リモネン、DNOC、DNOCアンモニウム、DNOCカリウム、DNOCナトリウム、ドラメクチン、エクジステロン、エマメクチン、安息香酸エマメクチン、EMPC、エムペントリン、エンドスルファン、エンドチオン、エンドリン、EPN、エポフェノナン、エプリノメクチン、エスデパレトリン、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エタホス、エチオフェンカルブ、エチオン、エチプロール、エトエート−メチル、エトプロホス、ギ酸エチル、エチルDDD、二臭化エチレン、二塩化エチレン、エチレンオキシド、エトフェンプロックス、エトリムホス、EXD、ファムフール、フェナミホス、フェナザフロル、フェンクロルホス、フェネタカルブ、フェンフルトリン、フェニトロチオン、フェノブカルブ、フェノキサクリム、フェノキシカルブ、フェンピリトリン、フェンプロパトリン、フェンスルホチオン、フェンチオン、フェンチオン−エチル、フェンバレレート(fenvalerate)、フィプロニル、フロニカミド、フルベンジアミド(さらに、その分割された異性体)、フルコフロン、フルシクロクスロン、フルシトリネート(flucythriate)、フルフェネリム、フルフェノクスロン、フルフェンプロックス、フルバリネート(fluvalinate)、ホノホス、ホルメタネート(formetanate)、塩酸ホルメタネート、ホルモチオン、ホルムパラネート(formparanate)、塩酸ホルムパラネート、ホスメチラン、ホスピレート(fospirate)、ホスチエタン、フフェノジド、フラチオカルブ、フレトリン、γ−シハロトリン、γ−HCH、ハルフェンプロックス、ハロフェノジド、HCH、HEOD、ヘプタクロル、ヘプテノホス、ヘテロホス、ヘキサフルムロン、HHDN、ヒドラメチルノン、シアン化水素、ヒドロプレン、ヒキンカルブ、イミダクロプリド、イミプロトリン、インドキサカルブ、ヨードメタン、IPSP、イサゾホス、イソベンザン、イソカルボホス、イソドリン、イソフェンホス、イソフェンホス−メチル、イソプロカルブ、イソプロチオラン、イソチオエート(isothioate)、イソキサチオン、イベルメクチン、ジャスモリンI、ジャスモリンII、ヨードフェンホス、幼若ホルモンI、幼若ホルモンII、幼若ホルモンIII、ケレバン、キノプレン、λ−シハロトリン、ヒ酸鉛、レピメクチン、レプトホス、リンデン、リリムホス、ルフェヌロン、リチダチオン、マラチオン、マロノベン、マジドックス、メカルバム、メカルホン、メナゾン、メペルフルトリン、メホスホラン、塩化第一水銀、メスルフェンホス、メタフルミゾン、メタクリホス、メタミドホス、メチダチオン、メチオカルブ、メトクロトホス、メソミル、メトプレン、メトトリン、メトキシクロル、メトキシフェノジド、臭化メチル、イソチオシアン酸メチル、メチルクロロホルム、塩化メチレン、メトフルトリン、メトルカルブ、メトキサジアゾン、メビンホス、メキサカルベート(mexacarbate)、ミルベメクチン、ミルベマイシンオキシム、ミパフォックス、ミレックス、モロスルタップ、モノクロトホス、モノメヒポ、モノスルタップ、モルホチオン、モキシデクチン、ナフタロホス、ナレド、ナフタレン、ニコチン、ニフルリジド、ニテンピラム、ニチアジン、ニトリラカルブ、ノバルロン、ノビフルムロン、オメトエート(omethoate)、オキサミル、オキシデメトン−メチル、オキシデプロホス、オキシジスルホトン、p−ジクロロベンゼン、パラチオン、パラチオン−メチル、ペンフルロン、ペンタクロロフェノール、ペルメトリン、フェンカプトン、フェノトリン、フェントエート(phenthoate)、ホレート(phorate)、ホサロン、ホスホラン、ホスメット、ホスニクロル、ホスファミドン、ホスフィン、ホキシム、ホキシム−メチル、ピリメタホス、ピリミカルブ、ピリミホス−エチル、ピリミホス−メチル、亜ヒ酸カリウム、チオシアン酸カリウム、pp’−DDT、プラレトリン、プレコセンI、プレコセンII、プレコセンIII、プリミドホス、プロフェノホス、プロフルラリン、プロフルトリン、プロマシル、プロメカルブ、プロパホス、プロペタムホス、プロポクスル、プロチダチオン、プロチオホス、プロトエート(prothoate)、プロトリフェンブト、ピメトロジン、ピラクロホス、ピラフルプロール、ピラゾホス、ピレスメトリン、ピレトリンI、ピレトリンII、ピレトリン類、ピリダベン、ピリダリル、ピリダフェンチオン、ピリフルキナゾン、ピリミジフェン、ピリミテート(pyrimitate)、ピリプロール、ピリプロキシフェン、クアッシア、キナルホス、キナルホス−メチル、キノチオン、ラフォキサニド、レスメトリン、ロテノン、リアニア、サバディラ、シュラダン、セラメクチン、シラフルオフェン、シリカゲル、亜ヒ酸ナトリウム、フッ化ナトリウム、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム、チオシアン酸ナトリウム、ソファミド、スピネトラム、スピノサド、スピロメシフェン、スピロテトラマト、スルコフロン、スルコフロン−ナトリウム、スルフルラミド、スルホテップ、スルホキサフロール、フッ化スルフリル、スルプロホス、τ−フルバリネート、タジムカルブ、TDE、テブフェノジド、テブフェンピラド、テブピリムホス、テフルベンズロン、テフルトリン、テメホス、TEPP、テラレトリン、テルブホス、テトラクロロエタン、テトラクロロビンホス、テトラメトリン、テトラメチルフルトリン、θ−シペルメトリン、チアクロプリド、チアメトキサム、チクロホス、チオカルボキシム、チオシクラム、シュウ酸チオシクラム、チオジカルブ、チオファノックス、チオメトン、チオスルタップ、チオスルタップ二ナトリウム、チオスルタップ一ナトリウム、ツリンギエンシン、トルフェンピラド、トラロメトリン、トランスフルトリン、トランスペルメトリン、トリアラテン、トリアザメート(triazamate)、トリアゾホス、トリクロルホン、トリクロルメタホス−3、トリクロロナート、トリフェノホス、トリフルムロン、トリメタカルブ、トリプレン、バミドチオン、バニリプロール、XMC、キシリルカルブ、ζ−シペルメトリン、またはゾラプロホスを含むことができる。
殺ダニ剤(acaricide)
式Iの化合物と組み合わせて使用してよい殺ダニ剤(acaricide)の非限定例は、アセキノシル、アミドフルメト、亜ヒ酸、アゾベンゼン、アゾシクロチン、ベノミル、ベノキサホス、ベンゾキシメート(benzoximate)、安息香酸ベンジル、ビフェナゼート(bifenazate)、ビナパクリル、ブロモプロピレート(bromopropylate)、キノメチオナート、クロルベンシド、クロルフェネトール、クロルフェンソン、クロルフェンスルフィド、クロロベンジレート(chlorobenzilate)、クロロメブホルム、クロロメチウロン、クロロプロピレート(chloropropylate)、クロフェンテジン、シエノピラフェン、シフルメトフェン、シヘキサチン、ジクロフルアニド、ジコホル、ジエノクロル、ジフロビダジン、ジノブトン、ジノカップ、ジノカップ−4、ジノカップ−6、ジノクトン、ジノペントン、ジノスルホン、ジノテルボン、ジフェニルスルホン、ジスルフィラム、ドフェナピン、エトキサゾール、フェナザキン、酸化フェンブタスズ、フェノチオカルブ、フェンピロキシメート、フェンソン、フェントリファニル、フルアクリピリム、フルアズロン、フルベンジミン、フルエネチル、フルメトリン、フルオルベンシド、ヘキシチアゾクス、メスルフェン、MNAF、ニッコーマイシン類、プロクロノール、プロパルギット、キンチオホス、スピロジクロフェン、スルフィラム、硫黄、テトラジホン、テトラナクチン、テトラスル、またはチオキノックスを含むことができる。
殺線虫剤
式Iの化合物と組み合わせて使用してよい殺線虫剤の非限定例は、1,3−ジクロロプロペン、ベンクロチアズ、ダゾメット、ダゾメット−ナトリウム、DBCP、DCIP、ジアミダホス、フルエンスルホン、ホスチアゼート(fosthiazate)、フルフラール、イミシアホス、イサミドホス、イサゾホス、メタム、メタムアンモニウム、メタムカリウム、メタムナトリウム、ホスホカルブ、またはチオナジンを含むことができる。
殺真菌剤
式Iの化合物と組み合わせて使用してよい殺真菌剤の非限定例は、臭化(3−エトキシプロピル)水銀、塩化2−メトキシエチル水銀、2−フェニルフェノール、硫酸8−ヒドロキシキノリン、8−フェニルマーキュリオキシキノリン、アシベンゾラル、アシベンゾラル−S−メチル、アシペタックス、アシペタックス−銅、アシペタックス−亜鉛、アルジモルフ、アリルアルコール、アメトクトラジン、アミスルブロム、アンプロピルホス、アニラジン、オーレオフンギン、アザコナゾール、アジチラム、アゾキシストロビン、多硫化バリウム、ベナラキシル、ベナラキシル−M、ベノダニル、ベノミル、ベンキノックス、ベンタルロン、ベンチアバリカルブ、ベンチアバリカルブ−イソプロピル、塩化ベンザルコニウム、ベンザマクリル、ベンザマクリル−イソブチル、ベンザモルフ、ベンゾヒドロキサム酸、ベトキサジン、ビナパクリル、ビフェニル、ビテルタノール、ビチオノール、ビキサフェン、ブラストサイジン−S、ボルドー混合物、ボスカリド、ブロムコナゾール、ブピリメート(bupirimate)、バーガンディ混合物、ブチオベート(buthiobate)、ブチルアミン、多硫化カルシウム、カプタホル、キャプタン、カルバモルフ、カルベンダジム、カルボキシン、カルプロパミド、カルボン、チェスハント混合物、キノメチオナート、クロベンチアゾン、クロラニホルメタン、クロラニル、クロルフェナゾール、クロロジニトロナフタレン、クロロネブ、クロロピクリン、クロロタロニル、クロルキノックス、クロゾリネート、クリンバゾール、クロトリマゾール、酢酸銅、炭酸銅、塩基性、水酸化銅、ナフテン酸銅、オレイン酸銅、オキシ塩化銅、ケイ酸銅、硫酸銅、クロム酸銅亜鉛、クレゾール、クフラネブ、クプロバム、酸化第一銅、シアゾファミド、シクラフラミド、シクロヘキシミド、シフルフェナミド、シモキサニル、シペンダゾール、シプロコナゾール、シプロジニル、ダゾメット、ダゾメット−ナトリウム、DBCP、デバカルブ、デカフェンチン、デヒドロ酢酸、ジクロフルアニド、ジクロン、ジクロロフェン、ジクロゾリン、ジクロブトラゾール、ジクロシメット、ジクロメジン、ジクロメジン−ナトリウム、ジクロラン、ジエトフェンカルブ、ピロ炭酸ジエチル、ジフェノコナゾール、ジフルメトリム、ジメチリモール、ジメトモルフ、ジモキシストロビン、ジニコナゾール、ジニコナゾール−M、ジノブトン、ジノカップ、ジノカップ−4、ジノカップ−6、ジノクトン、ジノペントン、ジノスルホン、ジノテルボン、ジフェニルアミン、ジピリチオン、ジスルフィラム、ジタリムホス、ジチアノン、DNOC、DNOCアンモニウム、DNOCカリウム、DNOCナトリウム、ドデモルフ、酢酸ドデモルフ、安息香酸ドデモルフ、ドジシン、ドジシン−ナトリウム、ドジン、ドラゾキソロン、エジフェンホス、エポキシコナゾール、エタコナゾール、エテム、エタボキサム、エチリモール、エトキシキン、エチル水銀2,3−ジヒドロキシプロピルメルカプチド、酢酸エチル水銀、臭化エチル水銀、塩化エチル水銀、リン酸エチル水銀、エトリジアゾール、ファモキサドン、ファナミドン、フェナミノスルフ、フェナパニル、フェナリモル、フェンブコナゾール、フェンフラム、フェンヘキサミド、フェニトロパン、フェノキサニル、フェンピクロニル、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、フェンチン、塩化フェンチン、水酸化フェンチン、ファーバム、フェリムゾン、フルアジナム、フルジオキソニル、フルメトベル、フルモルフ、フルオピコリド、フルオピラム、フルオロイミド、フルオトリマゾール、フルオキサストロビン、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルスルファミド、フルチアニル、フルトラニル、フルトリアフォル、フルキサピロキサド、フォルペット、ホルムアルデヒド、フォセチル、フォセチル−アルミニウム、フベリダゾール、フララキシル、フラメトピル、フルカルバニル、フルコナゾール、フルコナゾール−シス、フルフラール、フルメシクロックス、フロファネート(furophanate)、グリオジン、グリセオフルビン、グアザチン、ハラクリネート(halacrinate)、ヘキサクロロベンゼン、ヘキサクロロブタジエン、ヘキサコナゾール、ヘキシルチオホス、ヒドラーガフェン、ヒメキサゾール、イマザリル、硝酸イマザリル、硫酸イマザリル、イミベンコナゾール、イミノクタジン、三酢酸イミノクタジン、三アルベシル酸イミノクタジン、ヨードメタン、イプコナゾール、イプロベンホス、イプロジオン、イプロバリカルブ、イソプロチオラン、イソピラザム、イソチアニル、イソバレジオン、カスガマイシン、クレソキシムメチル、マンコッパー、マンコゼブ、マンジプロパミド、マネブ、メベニル、メカルビンジド、メパニピリム、メプロニル、メプチルジノカップ、塩化第二水銀、酸化第二水銀、塩化第一水銀、メタラキシル、メタラキシル−M、メタム、メタムアンモニウム、メタムカリウム、メタムナトリウム、メタゾロキソロン、メトコナゾール、メタスルホカルブ、メトフロキサム、臭化メチル、イソチオシアン酸メチル、安息香酸メチル水銀、メチル水銀ジシアンジアミド、メチル水銀ペンタクロロフェノキシド、メチラム、メトミノストロビン、メトラフェノン、メトスルホバックス、ミルネブ、ミクロブタニル、ミクロゾリン、N−(エチル水銀)−p−トルエンスルホンアニリド、ナーバム、ナタマイシン、ニトロスチレン、ニトロタール−イソプロピル、ヌアリモール、OCH、オクチリノン、オフレース、オリサストロビン、オキサジキシル、オキシン−銅、オキスポコナゾール、フマル酸オキスポコナゾール、オキシカルボキシン、ペフラゾエート(pefurazoate)、ペンコナゾール、ペンシクロン、ペンフルフェン、ペンタクロロフェノール、ペンチオピラド、フェニル水銀尿素、酢酸フェニル水銀、塩化フェニル水銀、ピロカテコールのフェニル水銀誘導体、硝酸フェニル水銀、サリチル酸フェニル水銀、ホスジフェン、フタリド、ピコキシストロビン、ピペラリン、ポリカルバメート、ポリオキシン類、ポリオキソリム、ポリオキソリム−亜鉛、アジ化カリウム、多硫化カリウム、チオシアン酸カリウム、プロベナゾール、プロクロラズ、プロシミドン、プロパモカルブ、塩酸プロパモカルブ、プロピコナゾール、プロピネブ、プロキナジド、プロチオカルブ、塩酸プロチオカルブ、プロチオコナゾール、ピラカルボリド、ピラクロストロビン、ピラクロストロビン、ピラメトストロビン、ピラオキシストロビン、ピラゾホス、ピリベンカルブ、ピリジニトリル、ピリフェノックス、ピリメタニル、ピリオフェノン、ピロキロン、ピロキシクロル、ピロキシフル、キナセトール、硫酸キナセトール、キナザミド、キンコナゾール、キノキシフェン、キントゼン、ラベンザゾール、サリチルアニリド、セダキサン、シルチオファム、シメコナゾール、アジ化ナトリウム、ナトリウムオルトフェニルフェノキシド、ナトリウムペンタクロロフェノキシド、多硫化ナトリウム、スピロキサミン、ストレプトマイシン、硫黄、スルトロペン、TCMTB、テブコナゾール、テブフロキン、テクロフタラム、テクナゼン、テコラム、テトラコナゾール、チアベンダゾール、チアジフルオル、チシオフェン、チフルザミド、チオクロルフェンフィム、チオマーサル、チオファネート(thiophanate)、チオファネート−メチル、チオキノックス、チラム、チアジニル、チオキシミド、トルクロホス−メチル、トリルフルアニド、酢酸トリル水銀、トリアジメホン、トリアジメノール、トリアミホス、トリアリモール、トリアズブチル、トリアゾキシド、酸化トリブチルスズ、トリクラミド、トリシクラゾール、トリデモルフ、トリフロキシストロビン、トリフルミゾール、トリホリン、トリチコナゾール、ウニコナゾール、ウニコナゾール−P、バリダマイシン、バリフェナレート(valifenalate)、ビンクロゾリン、ザリラミド、ナフテン酸亜鉛、ジネブ、ジラム、またはゾキサミドを含むことができる。
除草剤
式Iの化合物と組み合わせて使用してよい除草剤の非限定例は、2,3,6−TBA、2,3,6−TBAジメチルアンモニウム、2,3,6−TBAナトリウム、2,4,5−T、2,4,5−T−2−ブトキシプロピル、2,4,5−T−2−エチルヘキシル、2,4,5−T−3−ブトキシプロピル、2,4,5−TB、2,4,5−T−ブトメチル、2,4,5−T−ブトチル、2,4,5−T−ブチル、2,4,5−T−イソブチル、2,4,5−T−イソオクチル、2,4,5−T−イソプロピル、2,4,5−T−メチル、2,4,5−T−ペンチル、2,4,5−T−ナトリウム、2,4,5−T−トリエチルアンモニウム、2,4,5−T−トロラミン、2,4−D、2,4−D−2−ブトキシプロピル、2,4−D−2−エチルヘキシル、2,4−D−3−ブトキシプロピル、2,4−D−アンモニウム、2,4−DB、2,4−DBブチル、2,4−DBジメチルアンモニウム、2,4−DBイソオクチル、2,4−DBカリウム、2,4−DBナトリウム、2,4−D−ブトチル、2,4−D−ブチル、2,4−D−ジエチルアンモニウム、2,4−D−ジメチルアンモニウム、2,4−D−ジオラミン、2,4−D−ドデシルアンモニウム、2,4−DEB、2,4−DEP、2,4−D−エチル、2,4−D−ヘプチルアンモニウム、2,4−D−イソブチル、2,4−D−イソオクチル、2,4−D−イソプロピル、2,4−D−イソプロピルアンモニウム、2,4−D−リチウム、2,4−D−メプチル、2,4−D−メチル、2,4−D−オクチル、2,4−D−ペンチル、2,4−D−カリウム、2,4−D−プロピル、2,4−D−ナトリウム、2,4−D−テフリル、2,4−D−テトラデシルアンモニウム、2,4−D−トリエチルアンモニウム、2,4−D−トリス(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム、2,4−D−トロラミン、3,4−DA、3,4−DB、3,4−DP、4−CPA、4−CPB、4−CPP、アセトクロル、アシフルオルフェン、アシフルオルフェンメチル、アシフルオルフェンナトリウム、アクロニフェン、アクロレイン、アラクロル、アリドクロル、アロキシジム、アロキシジムナトリウム、アリルアルコール、アロラック、アメトリジオン、アメトリン、アミブジン、アミカルバゾン、アミドスルフロン、アミノシクロピラクロル、アミノシクロピラクロルメチル、アミノシクロピラクロルカリウム、アミノピラリド、アミノピラリドカリウム、アミノピラリドトリス(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム、アミプロホスメチル、アミトロール、スルファミン酸アンモニウム、アニロホス、アニスロン、アシュラム、アシュラムカリウム、アシュラムナトリウム、アトラトン、アトラジン、アザフェニジン、アジムスルフロン、アジプロトリン、バルバン、BCPC、ベフルブタミド、ベナゾリン、ベナゾリンジメチルアンモニウム、ベナゾリンエチル、ベナゾリンカリウム、ベンカルバゾン、ベンフルラリン、ベンフレセート、ベンスルフロン、ベンスルフロンメチル、ベンスリド、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウム、ベンザドックス、ベンザドックスアンモニウム、ベンズフェンジゾン、ベンジプラム、ベンゾビシクロン、ベンゾフェナップ、ベンゾフルオル、ベンゾイルプロップ、ベンゾイルプロップエチル、ベンズチアズロン、ビシクロピロン、ビフェノックス、ビラナホス、ビラナホスナトリウム、ビスピリバック、ビスピリバックナトリウム、ホウ砂、ブロマシル、ブロマシルリチウム、ブロマシルナトリウム、ブロモボニル、ブロモブチド、ブロモフェノキシム、ブロモキシニル、酪酸ブロモキシニル、ヘプタン酸ブロモキシニル、オクタン酸ブロモキシニル、ブロモキシニルカリウム、ブロムピラゾン、ブタクロル、ブタフェナシル、ブタミホス、ブテナクロル、ブチダゾール、ブチウロン、ブトラリン、ブトロキシジム、ブツロン、ブチレート(butylate)、カコジル酸、カフェンストロール、塩素酸カルシウム、カルシウムシアナミド、カンベンジクロル、カルバスラム、カルベタミド、カルボキサゾール、カルフェントラゾン、カルフェントラゾンエチル、CDEA、CEPC、クロメトキシフェン、クロラムベン、クロラムベンアンモニウム、クロラムベンジオラミン、クロラムベンメチル、クロラムベンメチルアンモニウム、クロラムベンナトリウム、クロラノクリル、クロラジホップ、クロラジホッププロパルギル、クロラジン、クロルブロムロン、クロルブファム、クロレツロン、クロルフェナック、クロルフェナックナトリウム、クロルフェンプロップ、クロルフェンプロップメチル、クロルフルラゾール、クロルフルレノール、クロルフルレノールメチル、クロリダゾン、クロリムロン、クロリムロンエチル、クロルニトロフェン、クロロポン、クロロトルロン、クロロクスロン、クロロキシニル、クロルプロカルブ、クロルプロファム、クロルスルフロン、クロルタール、クロルタールジメチル、クロルタールモノメチル、クロルチアミド、シニドンエチル、シンメチリン、シノスルフロン、シサニリド、クレトジム、クリオジネート(cliodinate)、クロジナホップ、クロジナホッププロパルギル、クロホップ、クロホップイソブチル、クロマゾン、クロメプロップ、クロプロップ、クロプロキシジム、クロピラリド、クロピラリドメチル、クロピラリドオラミン、クロピラリドカリウム、クロピラリドトリス(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム、クロランスラム、クロランスラムメチル、CMA、硫酸銅、CPMF、CPPC、クレダジン、クレゾール、クミルロン、シアナミド、シアナトリン、シアナジン、シクロエート(cycloate)、シクロスルファムロン、シクロキシジム、シクルロン、シハロホップ、シハロホップブチル、シペルコート、塩化シペルコート、シプラジン、シプラゾール、シプロミド、ダイムロン、ダラポン、ダラポンカルシウム、ダラポンマグネシウム、ダラポンナトリウム、ダゾメット、ダゾメットナトリウム、デラクロル、デスメジファム、デスメトリン、ジアレート(di-allate)、ジカンバ、ジカンバジメチルアンモニウム、ジカンバジオラミン、ジカンバイソプロピルアンモニウム、ジカンバメチル、ジカンバオラミン、ジカンバカリウム、ジカンバナトリウム、ジカンバトロラミン、ジクロベニル、ジクロラール尿素、ジクロルメート、ジクロルプロップ、ジクロルプロップ2−エチルヘキシル、ジクロルプロップブトチル、ジクロルプロップジメチルアンモニウム、ジクロルプロップエチルアンモニウム、ジクロルプロップイソオクチル、ジクロルプロップメチル、ジクロルプロップP、ジクロルプロップP−ジメチルアンモニウム、ジクロルプロップカリウム、ジクロルプロップナトリウム、ジクロホップ、ジクロホップメチル、ジクロスラム、ジエタムコート、二塩化ジエタムコート、ジエタチル、ジエタチルエチル、ジフェノペンテン、ジフェノペンテンエチル、ジフェノキスロン、ジフェンゾコート、メチル硫酸ジフェンゾコート、ジフルフェニカン、ジフルフェンゾピル、ジフルフェンゾピルナトリウム、ジメフロン、ジメピペレート(dimepiperate)、ジメタクロル、ジメタメトリン、ジメテナミド、ジメテナミドP、ジメキサノ、ジミダゾン、ジニトラミン、ジノフェネート(dinofenate)、ジノプロップ、ジノサム、ジノセブ、酢酸ジノセブ、ジノセブアンモニウム、ジノセブジオラミン、ジノセブナトリウム、ジノセブトロラミン、ジノテルブ、酢酸ジノテルブ、ジファシノンナトリウム、ジフェナミド、ジプロペトリン、ジコート、二臭化ジコート、ジスル、ジスルナトリウム、ジチオピル、ジウロン、DMPA、DNOC、DNOCアンモニウム、DNOCカリウム、DNOCナトリウム、DSMA、EBEP、エグリナジン、エグリナジンエチル、エンドタール、エンドタール二アンモニウム、エンドタール二カリウム、エンドタール二ナトリウム、エプロナズ、EPTC、エルボン、エスプロカルブ、エタルフルラリン、エタメトスルフロン、エタメトスルフロンメチル、エチジムロン、エチオレート(ethiolate)、エトフメセート(ethofumesate)、エトキシフェン、エトキシフェンエチル、エトキシスルフロン、エチノフェン、エトニプロミド、エトベンザニド、EXD、フェナシュラム、フェノプロップ、フェノプロップ3−ブトキシプロピル、フェノプロップブトメチル、フェノプロップブトチル、フェノプロップブチル、フェノプロップイソオクチル、フェノプロップメチル、フェノプロップカリウム、フェノキサプロップ、フェノキサプロップエチル、フェノキサプロップP、フェノキサプロップP−エチル、フェノキサスルホン、フェンテラコール、フェンチアプロップ、フェンチアプロップエチル、フェントラザミド、フェヌロン、フェヌロンTCA、硫酸第一鉄、フラムプロップ、フラムプロップイソプロピル、フラムプロップM、フラムプロップメチル、フラムプロップM−イソプロピル、フラムプロップM−メチル、フラザスルフロン、フロラスラム、フルアジホップ、フルアジホップブチル、フルアジホップメチル、フルアジホップP、フルアジホップP−ブチル、フルアゾレート(fluazolate)、フルカルバゾン、フルカルバゾンナトリウム、フルセトスルフロン、フルクロラリン、フルフェナセット、フルフェニカン、フルフェンピル、フルフェンピルエチル、フルメツラム、フルメジン、フルミクロラック、フルミクロラックペンチル、フルミオキサジン、フルミプロピン、フルオメツロン、フルオロジフェン、フルオログリコフェン、フルオログリコフェンエチル、フルオロミジン、フルオロニトロフェン、フルオチウロン、フルポキサム、フルプロパシル、フルプロパネート(flupropanate)、フルプロパネートナトリウム、フルピルスルフロン、フルピルスルフロンメチルナトリウム、フルリドン、フルロクロリドン、フルロキシピル、フルロキシピルブトメチル、フルロキシピルメプチル、フルルタモン、フルチアセット、フルチアセットメチル、ホメサフェン、ホメサフェンナトリウム、ホラムスルフロン、ホサミン、ホサミンアンモニウム、フリルオキシフェン、グルホシネート、グルホシネートアンモニウム、グルホシネートP、グルホシネートP−アンモニウム、グルホシネートP−ナトリウム、グリホセート(glyphosate)、グリホセート二アンモニウム、グリホセートジメチルアンモニウム、グリホセートイソプロピルアンモニウム、グリホセートモノアンモニウム、グリホセートカリウム、グリホセートセスキナトリウム、グリホセートトリメシウム、ハロサフェン、ハロスルフロン、ハロスルフロンメチル、ハロキシジン、ハロキシホップ、ハロキシホップエトチル、ハロキシホップメチル、ハロキシホップP、ハロキシホップP−エトチル、ハロキシホップP−メチル、ハロキシホップナトリウム、ヘキサクロロアセトン、ヘキサフルレート、ヘキサジノン、イマザメタベンズ、イマザメタベンズメチル、イマザモックス、イマザモックスアンモニウム、イマザピック、イマザピックアンモニウム、イマザピル、イマザピルイソプロピルアンモニウム、イマザキン、イマザキンアンモニウム、イマザキンメチル、イマザキンナトリウム、イマゼタピル、イマゼタピルアンモニウム、イマゾスルフロン、インダノファン、インダジフラム、ヨードボニル、ヨードメタン、ヨードスルフロン、ヨードスルフロンメチルナトリウム、イオキシニル、オクタン酸イオキシニル、イオキシニルリチウム、イオキシニルナトリウム、イパジン、イプフェンカルバゾン、イプリミダム、イソカルバミド、イソシル、イソメチオジン、イソノルロン、イソポリネート(isopolinate)、イソプロパリン、イソプロツロン、イソウロン、イソキサベン、イソキサクロルトール、イソキサフルトール、イソキサピリホップ、カルブチレート(karbutilate)、ケトスピラドックス、ラクトフェン、レナシル、リヌロン、MAA、MAMA、MCPA、MCPA2−エチルヘキシル、MCPAブトチル、MCPAブチル、MCPAジメチルアンモニウム、MCPAジオラミン、MCPAエチル、MCPAイソブチル、MCPAイソオクチル、MCPAイソプロピル、MCPAメチル、MCPAオラミン、MCPAカリウム、MC
PAナトリウム、MCPAチオエチル、MCPAトロラミン、MCPB、MCPBエチル、MCPBメチル、MCPBナトリウム、メコプロップ、メコプロップ2−エチルヘキシル、メコプロップジメチルアンモニウム、メコプロップジオラミン、メコプロップエタジル、メコプロップイソオクチル、メコプロップメチル、メコプロップP、メコプロップP−ジメチルアンモニウム、メコプロップP−イソブチル、メコプロップカリウム、メコプロップP−カリウム、メコプロップナトリウム、メコプロップトロラミン、メジノテルブ、酢酸メジノテルブ、メフェナセット、メフルイジド、メフルイジドジオラミン、メフルイジドカリウム、メソプラジン、メソスルフロン、メソスルフロンメチル、メソトリオン、メタム、メタムアンモニウム、メタミホップ、メタミトロン、メタムカリウム、メタムナトリウム、メタザクロル、メタゾスルフロン、メトフルラゾン、メタベンズチアズロン、メタルプロパリン、メタゾール、メチオベンカルブ、メチオゾリン、メチウロン、メトメトン、メトプロトリン、臭化メチル、イソチオシアン酸メチル、メチルダイムロン、メトベンズロン、メトラクロル、メトスラム、メトキスロン、メトリブジン、メトスルフロン、メトスルフロンメチル、モリネート(molinate)、モナリド、モニソウロン、モノクロロ酢酸、モノリヌロン、モヌロン、モヌロンTCA、モルファムコート、二塩化モルファムコート、MSMA、ナプロアニリド、ナプロパミド、ナプタラム、ナプタラムナトリウム、ネブロン、ニコスルフロン、ニピラクロフェン、ニトラリン、ニトロフェン、ニトロフルオルフェン、ノルフルラゾン、ノルロン、OCH、オルベンカルブ、オルトジクロロベンゼン、オルトスルファムロン、オリザリン、オキサジアルギル、オキサジアゾン、オキサピラゾン、オキサピラゾンジモラミン、オキサピラゾンナトリウム、オキサスルフロン、オキサジクロメフォン、オキシフルオルフェン、パラフルロン、パラコート、二塩化パラコート、ジメチル硫酸パラコート、ペブレート(pebulate)、ペラルゴン酸、ペンジメタリン、ペノキススラム、ペンタクロロフェノール、ペンタノクロル、ペントキサゾン、ペルフルイドン、ペトキサミド、フェニソファム、フェンメジファム、フェンメジファムエチル、フェノベンズロン、酢酸フェニル水銀、ピクロラム、ピクロラム2−エチルヘキシル、ピクロラムイソオクチル、ピクロラムメチル、ピクロラムオラミン、ピクロラムカリウム、ピクロラムトリエチルアンモニウム、ピクロラムトリス(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム、ピコリナフェン、ピノキサデン、ピペロホス、亜ヒ酸カリウム、アジ化カリウム、シアン酸カリウム、プレチラクロル、プリミスルフロン、プリミスルフロンメチル、プロシアジン、プロジアミン、プロフルアゾール、プロフルラリン、プロホキシジム、プログリナジン、プログリナジンエチル、プロメトン、プロメトリン、プロパクロル、プロパニル、プロパキザホップ、プロパジン、プロファム、プロピソクロル、プロポキシカルバゾン、プロポキシカルバゾンナトリウム、プロピリスルフロン、プロピザミド、プロスルファリン、プロスルホカルブ、プロスルフロン、プロキサン、プロキサンナトリウム、プリナクロル、ピダノン、ピラクロニル、ピラフルフェン、ピラフルフェンエチル、ピラスルホトール、ピラゾリネート(pyrazolynate)、ピラゾスルフロン、ピラゾスルフロンエチル、ピラゾキシフェン、ピリベンゾキシム、ピリブチカルブ、ピリクロル、ピリダフォル、ピリデート(pyridate)、ピリフタリド、ピリミノバック、ピリミノバックメチル、ピリミスルファン、ピリチオバック、ピリチオバックナトリウム、ピロキサスルホン、ピロキススラム、キンクロラック、キンメラック、キノクラミン、キノナミド、キザロホップ、キザロホップエチル、キザロホップP、キザロホップP−エチル、キザロホップP−テフリル、ロデタニル、リムスルフロン、サフルフェナシル、セブチラジン、セクブメトン、セトキシジム、シデュロン、シマジン、シメトン、シメトリン、SMA、Sメトラクロル、亜ヒ酸ナトリウム、アジ化ナトリウム、塩素酸ナトリウム、スルコトリオン、スルファレート、スルフェントラゾン、スルホメツロン、スルホメツロンメチル、スルホスルフロン、硫酸、スルグリカピン、スエップ、TCA、TCAアンモニウム、TCAカルシウム、TCAエタジル、TCAマグネシウム、TCAナトリウム、テブタム、テブチウロン、テフリルトリオン、テンボトリオン、テプラロキシジム、テルバシル、テルブカルブ、テルブクロル、テルブメトン、テルブチラジン、テルブトリン、テトラフルロン、テニルクロル、チアザフルロン、チアゾピル、チジアジミン、チジアズロン、チエンカルバゾン、チエンカルバゾンメチル、チフェンスルフロン、チフェンスルフロンメチル、チオベンカルブ、チオカルバジル、チオクロリム、トプラメゾン、トラルコキシジム、トリアレート(tri-allate)、トリアスルフロン、トリアジフラム、トリベヌロン、トリベヌロンメチル、トリカンバ、トリクロピル、トリクロピルブトチル、トリクロピルエチル、トリクロピルトリエチルアンモニウム、トリジファン、トリエタジン、トリフロキシスルフロン、トリフロキシスルフロンナトリウム、トリフルラリン、トリフルスルフロン、トリフルスルフロンメチル、トリホップ、トリホップメチル、トリホプシム、トリヒドロキシトリアジン、トリメツロン、トリプロピンダン、トリタック、トリトスルフロン、ベルノレート、またはキシラクロルを含むことができる。
バイオ殺有害生物剤(biopesticide)
式Iの化合物は、1つまたは複数のバイオ殺有害生物剤と組み合わせて(例えば、組成混合物中で、または同時もしくは連続施用で)使用することもできる。「バイオ殺有害生物剤」という用語は、化学殺有害生物剤と同様に施用される微生物の生物学的有害生物防除剤について使用される。一般に、これらは、細菌性であるが、トリコデルマ属(Trichoderma)種、およびアンペロマイセス・キスカリス(Ampelomyces quisqualis)(ブドウウドンコ病のための防除剤)を含む真菌性防除剤の例もある。枯草菌(Bacillus subtilis)は、植物病原体を防除するために使用される。雑草および齧歯類も、微生物剤で防除されている。1つのよく知られている殺虫剤の例は、鱗翅目、鞘翅目、および双翅目の細菌性疾患であるバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)である。これは、他の生物体に対してほとんど効果がないため、合成殺有害生物剤に比べてより環境的に優しいと見なされる。バイオ殺虫剤は、
1.昆虫病原性真菌(例えば、メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae))、
2.昆虫病原性線虫(例えば、ステイネルネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae))、および
3.昆虫病原性ウイルス(例えば、コドリンガ(Cydia pomonella)顆粒ウイルス)
をベースとする製品を含む。
昆虫病原性生物体の他の例として、これらに限定されないが、バキュロウイルス、細菌および他の原核生物体、真菌、原虫ならびに微胞子虫が挙げられる。生物学的に誘導される殺虫剤は、これらに限定されないが、ロテノン、ベラトリジン、および微生物の毒素;昆虫耐性または昆虫抵抗性の植物種;ならびに殺虫剤を製造するか遺伝子改変された生物体に昆虫抵抗性特性を伝達するかのどちらかのための組み換えDNA技術により改変された生物体を含む。一実施形態において、式Iの分子は、種子処理および土壌改良の領域において1つまたは複数のバイオ殺有害生物剤と共に使用することができる。The Manual of Biocontrol Agentsは、利用可能な生物学的殺虫剤(および、他の生物学ベースの防除)製品の総説を与える。Copping L.G.(ed.)(2004). The Manual of Biocontrol Agents(以前のBiopesticide Manual)3rd Edition. British Crop Production Council(BCPC)、ファーナム、サリー 英国。
他の活性化合物
式Iの化合物は、下記:
1. 3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−8−オキサ−1−アザスピロ[4,5]デカ−3−エン−2−オン;
2. 3−(4’−クロロ−2,4−ジメチル[1,1’−ビフェニル]−3−イル)−4−ヒドロキシ−8−オキサ−1−アザスピロ[4,5]デカ−3−エン−2−オン;
3. 4−[[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]メチルアミノ]−2(5H)−フラノン;
4. 4−[[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]シクロプロピルアミノ]−2(5H)−フラノン;
5. 3−クロロ−N2−[(1S)−1−メチル−2−(メチルスルホニル)エチル]−N1−[2−メチル−4−[1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル]−1,2−ベンゼンジカルボキサミド;
6. 2−シアノ−N−エチル−4−フルオロ−3−メトキシ−ベネンスルホンアミド;
7 .2−シアノ−N−エチル−3−メトキシ−ベンゼンスルホンアミド;
8. 2−シアノ−3−ジフルオロメトキシ−N−エチル−4−フルオロ−ベンゼンスルホンアミド;
9. 2−シアノ−3−フルオロメトキシ−N−エチル−ベンゼンスルホンアミド;
10. 2−シアノ−6−フルオロ−3−メトキシ−N,N−ジメチル−ベンゼンスルホンアミド;
11 .2−シアノ−N−エチル−6−フルオロ−3−メトキシ−N−メチル−ベンゼンスルホンアミド;
12. 2−シアノ−3−ジフルオロメトキシ−N,N−ジメチルベンゼンスルホン−アミド;
13. 3−(ジフルオロメチル)−N−[2−(3,3−ジメチルブチル)フェニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
14. N−エチル−2,2−ジメチルプロピオンアミド−2−(2,6−ジクロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)ヒドラゾン;
15. N−エチル−2,2−ジクロロ−1−メチルシクロプロパン−カルボキサミド−2−(2,6−ジクロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)ヒドラゾネニコチン;
16. O−{(E−)−[2−(4−クロロ−フェニル)−2−シアノ−1−(2−トリフルオロメチルフェニル)−ビニル]}S−メチルチオカルボネート;
17. (E)−N1−[(2−クロロ−1,3−チアゾール−5−イルメチル)]−N2−シアノ−N1−メチルアセトアミジン;
18. 1−(6−クロロピリジン−3−イルメチル)−7−メチル−8−ニトロ−1,2,3,5,6,7−ヘキサヒドロ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−オール;
19. 4−[4−クロロフェニル−(2−ブチルイジン−ヒドラゾノ)メチル)]フェニルメシレート;および
20. N−エチル−2,2−ジクロロ−1−メチルシクロプロパンカルボキサミド−2−(2,6−ジクロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)ヒドラゾン
の1つまたは複数と組み合わせて(例えば、組成混合物中で、または同時もしくは連続施用で)使用することもできる。
式Iの化合物は、下記のグループの1つまたは複数の化合物と組み合わせて(例えば、組成混合物中で、または同時もしくは連続施用で)使用することもできる:殺藻剤、抗摂食剤、殺鳥剤、殺細菌剤、鳥忌避剤、化学不妊化剤、除草剤薬害軽減剤、昆虫誘引剤、昆虫忌避剤、哺乳動物忌避剤、交尾阻害剤、殺軟体動物剤、植物活性化剤、植物成長調整剤、殺齧歯類剤、または殺ウイルス剤。
相乗的混合物および相乗剤
式Iの化合物は、少なくとも1種の他の殺虫剤と組み合わせて使用し、式Iの化合物の作用様式と比較したこのような化合物の作用様式が、同じか、類似するか、または異なる相乗的混合物を形成することができる。作用様式の例として、これらに限定されないが、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤;ナトリウムチャンネル調節剤;キチン生合成阻害剤;GABA開口型塩化物チャンネル拮抗剤;GABAおよびグルタミン酸開口型塩化物チャンネル作動剤;アセチルコリン受容体作動剤;MET I阻害剤;Mg刺激性のATPアーゼ阻害剤;ニコチン性アセチルコリン受容体;中腸膜破壊剤;酸化的リン酸化破壊剤、またはリアノジン受容体(RyRs)が挙げられる。
さらに、式Iの化合物は、少なくとも1種の殺真菌剤、殺ダニ剤(acaricide)、除草剤または殺線虫剤と組み合わせて使用し、相乗的混合物を形成することができる。
さらに、式Iの化合物は、他の活性化合物、例えば表題「他の活性化合物」の下にある化合物、殺藻剤、殺鳥剤、殺細菌剤、殺軟体動物剤、殺齧歯類剤、殺ウイルス剤、除草剤薬害軽減剤、補助剤、および/または界面活性剤と組み合わせて使用し、相乗的混合物を形成することができる。さらに、下記の化合物は、相乗剤として知られ、式Iの化合物:ピペロニルブトキシド、ピプロタール、プロピルイソム、セサメックス、セサモリン、スルホキシド、およびトリブホスと組み合わせて使用することができる。
製剤
殺有害生物剤は、その純粋な形態で施用に適していることは稀である。通常、殺有害生物剤が、所望の濃度にて、適切な形態で使用することができ、施用、取扱い、輸送、貯蔵、および最大殺有害生物剤活性の容易さが可能になるように他の物質を加えることが必要である。したがって、殺有害生物剤は、例えば、ベイト剤、濃縮エマルジョン剤、粉剤、乳剤(emulsifiable concentrate)、燻蒸剤、ゲル剤、顆粒剤、マイクロカプセル化剤、種子処理剤、懸濁原液、サスポエマルジョン剤、錠剤、水溶性液体剤、水分散性顆粒剤またはドライフロワブル剤、湿潤性散剤、および超低体積溶液剤に製剤化されてよい。製剤タイプに関するさらなる情報については、CropLife Internationalによる、”Catalogue of Pesticide Formulation Types and International Coding System” Technical Monograph n°2, 5th Edition(2002)を参照されたい。
殺有害生物剤は、ほとんどの場合、このような殺有害生物剤の濃縮された製剤から調製される水性の懸濁剤またはエマルジョン剤として施用される。このような水溶性、水懸濁性、または乳化性の製剤は、湿潤性散剤、または水分散性顆粒剤として通常知られている固体剤か、乳剤、または水性懸濁剤として通常知られている液体剤のどちらかである。湿潤性散剤は、水分散性顆粒剤を形成するために圧縮することができ、殺有害生物剤、担体、および界面活性剤の緊密な混合物を含む。殺有害生物剤の濃度は、通常、約10重量%から約90重量%までである。担体は、通常、アタパルガイト粘土、モンモリロナイト粘土、珪藻土、または精製されたケイ酸塩の中から選択される。湿潤性散剤の約0.5%から約10%までを占める有効な界面活性剤は、スルホン化リグニン、縮合ナフタレンスルホネート、ナフタレンスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルサルフェート、およびアルキルフェノールのエチレンオキシドアダクトなどの非イオン性界面活性剤の中から見出される。
殺有害生物剤の乳剤は、水混和性溶媒または水非混和性有機溶媒と乳化剤の混合物のどちらかである担体中に溶解された液体1リットル当たり約50から約500gまでなどの、都合のよい濃度の殺有害生物剤を含む。有用な有機溶媒は、芳香族、例えばキシレンおよび石油留分、特に重質芳香族ナフサなどの石油の高沸点ナフタレン部分およびオレフィン部分を含む。ロジン誘導体を含むテルペン溶媒、シクロヘキサノンなどの脂肪族ケトン、および2−エトキシエタノールなどの複雑なアルコールなどの他の有機溶媒も使用することができる。乳剤に適した乳化剤は、従来の陰イオン性および非イオン性の界面活性剤から選択されうる。
水性懸濁液は、通常、約5重量%から約50重量%までの範囲の濃度で水性担体中に分散させた水不溶性殺有害生物剤の懸濁剤を含む。懸濁剤は、殺有害生物剤を細かく粉砕し、これを水および界面活性剤からなる担体中に激しく混合することによって調製される。無機塩および合成ゴムまたは天然ゴムなどの成分も、水性担体の密度および粘度を増加させるために加えることができる。水性混合物を調製し、これをサンドミル、ボールミル、またはピストン型ホモジナイザーなどの器具中でホモジナイズすることによって、殺有害生物剤を同時に粉砕および混合することが最も有効であることが多い。
殺有害生物剤は、土壌へ施用するのに特に有用である顆粒状組成物として施用することもできる。顆粒状組成物は、通常、粘土または類似の物質を含む担体中に分散させた殺有害生物剤を約0.5重量%から約10重量%まで含有する。このような組成物は、通常、適当な溶媒に殺有害生物剤を溶解させ、これを約0.5から約3mmまでの範囲内で、適切な粒子サイズに予め形成された顆粒状担体に塗布することによって調製される。このような組成物は、担体および化合物の練り粉またはペーストを作製し、押しつぶし、乾燥することによって製剤化し、所望の顆粒状粒子サイズを得ることもできる。
殺有害生物剤を含有する粉剤は、粉末形態の殺有害生物剤を、カオリン粘土、粉砕した火山岩などの適当な粉状の農業用担体と緊密に混合することによって調製される。粉剤は、適切には、約1%から約10%までの殺有害生物剤を含有することができる。これらは、種子粉衣としてまたはダストブロワー装置による茎葉施用として施用することができる。
殺有害生物剤を、適当な有機溶媒、通常、農芸化学で広く使用されるスプレーオイルなどの石油中の溶液の形態で施用することが同様に実用的である。
殺有害生物剤は、エアゾール組成物の形態で施用することもできる。このような組成物において、殺有害生物剤は、圧力を発生する噴射剤混合物である担体に溶解または分散される。エアゾール組成物は、容器に詰められ、そこから混合物が噴霧弁を介して分注される。
殺有害生物剤のベイト剤は、殺有害生物剤が、食品または誘引剤またはその両方と混合された場合に形成される。有害生物がベイトを摂食する場合、有害生物は、殺有害生物剤も摂取する。ベイト剤は、顆粒剤、ゲル剤、流動性散剤、液体剤、または固体剤の形態をとることができる。これらは、有害生物の隠れ場所において使用することができる。
燻蒸剤は、相対的に高い蒸気圧を有する殺有害生物剤であり、したがって、土壌または閉ざされた空間において殺有害生物を殺すのに十分な濃度でガスとして存在することができる。燻蒸剤の毒性は、その濃度および曝露時間に比例する。これらは、良好な拡散能力を特徴とし、有害生物の呼吸器系に浸透するか有害生物のクチクラを通して吸収されることによって作用する。燻蒸剤は、ガスを通さないシートの下で、ガスシールドの部屋もしくは建物内で、または特別なチャンバー内で、貯蔵製品の有害生物を防除するために施用される。
殺有害生物剤は、様々なタイプのプラスチックポリマーに殺有害生物剤の粒子または液滴を懸濁することによってマイクロカプセル化することができる。ポリマーの化学を変えることによるか加工における因子を変更することによって、マイクロカプセル剤は、様々なサイズ、溶解度、壁厚、および浸透性度で形成することができる。これらの因子は、その中の有効成分が放出される速度を左右し、したがって、残留性能、作用速度、および製品の臭いに影響を及ぼす。
油剤(oil solution concentrate)は、殺有害生物剤を溶液中に保持する溶媒に殺有害生物剤を溶解させることによって作製される。殺有害生物剤の油剤は、通常、殺有害生物作用を有する溶媒自体および殺有害生物剤の取り込み速度を高める外皮の蝋状被膜の溶解のため、他の製剤よりも速い有害生物のノックダウンおよび死滅をもたらす。油剤の他の利点は、より良好な貯蔵安定性、隙間のより良好な浸透、および油っぽい表面へのより良好な付着を含む。
別の実施形態は、水中油型エマルジョンを含み、エマルジョンは、それぞれラメラ液晶コーティングが提供され、水相に分散されている油性小球を含み、各油性小球は、農学的に活性である少なくとも1つの化合物を含み、(1)少なくとも1種の非イオン性親油性表面活性剤、(2)少なくとも1種の非イオン性親水性表面活性剤および(3)少なくとも1種のイオン性表面活性剤を含むモノラメラ層またはオリゴラメラ層で個別にコーティングされており、小球は、800ナノメートル未満の平均粒径を有する。実施形態に関するさらなる情報は、特許出願第11/495,228号を有する、2007年2月1日公開の米国特許出願公開第20070027034号に開示されている。使用の容易さのため、この実施形態は、「OIWE」と称される。
さらなる情報については、”Insect Pest Management” 2nd Edition by D. Dent, copyright CAB International(2000)を閲覧されたい。さらに、より詳細な情報については、”Handbook of Pest Control - The Behavior, Life History, and Control of Household Pests” by Arnold Mallis, 9th Edition, copyright 2004 by GIE Media Inc.を閲覧されたい。
他の製剤構成成分
一般的に、式Iの化合物または任意の農学的に許容されるその塩が、製剤中で使用される場合、このような製剤は、他の構成成分を含有してもよい。これらの構成成分は、これらに限定されないが、(これは、非網羅的および非相互排他的なリストである)、湿潤剤、展着剤、固着剤、浸透剤、緩衝剤、金属イオン封鎖剤、ドリフト低減剤、相容性剤、消泡剤、清浄剤、および乳化剤を含むことができる。少数の構成成分について以下に記載する。
湿潤剤は、液体に添加された場合に、液体とそれが広がっている表面との間の界面張力を低下させることによって液体の拡大力または浸透力を高める物質である。湿潤剤は、農芸化学製剤における2つの主要な機能のため:加工および製造中に、可溶性液体剤のための原液または懸濁原液を作製するために水中での粉末の湿潤速度を高めるため;およびスプレータンク内での製品と水の混合中に、湿潤性粉末剤の湿潤時間を減らし、水分散性顆粒剤への水の浸透を改善するために使用される。湿潤性散剤製剤、懸濁濃縮製剤、および水分散性顆粒製剤において使用される湿潤剤の例は、ラウリル硫酸ナトリウム;ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム;アルキルフェノールエトキシレート;および脂肪族アルコールエトキシレートである。
分散剤は、粒子の表面上に吸着し、粒子の分散状態を維持するのを助け、粒子が再凝集するのを防ぐ物質である。分散剤は、製造中の分散および懸濁を容易にし、粒子が、スプレータンク内で水中に再分散することを保証するために農芸化学製剤に添加される。これらは、湿潤性散剤、懸濁原液および水分散性顆粒剤において広く使用される。分散剤として使用される界面活性剤は、粒子表面上に強く吸着し、粒子の再凝集に対して荷電障壁または立体障壁をもたらす能力を有する。最も一般的に使用される界面活性剤は、陰イオン性、非イオン性、または2つのタイプの混合物である。湿潤性散剤製剤については、最も一般的な分散剤は、リグノスルホン酸ナトリウムである。懸濁原液については、極めて良好な吸着および安定化は、ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルムアルデヒド縮合物などの高分子電解質を使用して得られる。トリスチリルフェノールエトキシレートリン酸エステルも使用される。アルキルアリールエチレンオキシド縮合物およびEO−POブロックコポリマーなどの非イオン性物質(non-ionics)は、懸濁原液のための分散剤として陰イオン性物質(anionics)と組み合わせられることがある。近年、新しいタイプの極めて高分子量のポリマー界面活性剤が、分散剤として開発されている。これらは、極めて長い疎水性の「主鎖」および「櫛型」界面活性剤の「歯」を形成する多数のエチレンオキシド鎖を有する。これらの高分子量ポリマーは、疎水性の主鎖が、粒子表面上に多くのアンカリングポイント(anchoring point)を有するため、懸濁原液に極めて良好な長期安定性を与えることができる。農芸化学製剤において使用される分散剤の例は、リグノスルホン酸ナトリウム;ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルムアルデヒド縮合物;トリスチリルフェノールエトキシレートリン酸エステル;脂肪族アルコールエトキシレート;アルキルエトキシレート;EO−POブロックコポリマー;およびグラフトコポリマーである。
乳化剤は、1つの液相の液滴の別の液相における懸濁を安定化する物質である。乳化剤がないと、2つの液体は、2つの非混和性液相に分離する。最も一般的に使用される乳化剤混和物は、12個以上のエチレンオキシド単位を有するアルキルフェノールまたは脂肪族アルコールおよびドデシルベンゼンスルホン酸の油溶性カルシウム塩を含有する。8から18までの一連の親水−親油バランス(「HLB」)値は、通常、良好で安定性なエマルジョン剤をもたらす。エマルジョン安定性は、少量のEO−POブロックコポリマー界面活性剤の添加により改善されることもありうる。
可溶化剤は、臨界ミセル濃度を上回る濃度にて水中でミセルを形成する界面活性剤である。その後、ミセルは、ミセルの疎水性部分の内部の水不溶性材料を溶解または可溶化することができる。可溶化のために通常使用される界面活性剤のタイプは、非イオン性物質、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノオレエートエトキシレート、およびメチルオレエートエステルである。
界面活性剤は、標的に対する殺有害生物剤の生物学的性能を改善するためにスプレータンクミックスへの補助剤として単独または鉱油もしくは植物油などの他の添加物と共に使用されることがある。生物学的増強のために使用される界面活性剤のタイプは、一般的に、殺有害生物剤の性質および作用様式によって異なる。しかしながら、これらは、アルキルエトキシレート;直鎖状脂肪族アルコールエトキシレート;脂肪族アミンエトキシレートなどの非イオン性物質であることが多い。
農業用製剤中の担体または希釈剤は、所望の強度の製品を与えるために殺有害生物剤に添加される材料である。担体は、通常、高い吸収能力を有する材料であり、一方、希釈剤は、通常、低い吸収能力を有する材料である。担体および希釈剤は、粉剤、湿潤性散剤、顆粒剤および水分散性顆粒剤の製剤化において使用される。
有機溶媒は、乳剤、水中油型エマルジョン剤、サスポエマルジョン剤、および超低体積製剤、およびそれほどではないにせよ、顆粒状製剤において主に使用される。溶媒の混合物が使用されることもある。溶媒の第1の主要なグループは、ケロセンまたは精製パラフィンなどの脂肪族パラフィンオイルである。第2の主要なグループ(および、最も一般的な)は、キシレンなどの芳香族溶媒ならびにC9およびC10芳香族溶媒のより高分子量の分画を含む。塩素化炭化水素は、製剤が、水中に乳化される場合に殺有害生物剤の結晶化を防ぐための共溶媒として有用である。アルコールは、溶媒力を高めるために共溶媒として使用されることがある。他の溶媒は、植物油、種子油、ならびに植物油および種子油のエステルを含むことができる。
増粘剤またはゲル化剤は、液体のレオロジーまたは流動特性を改変するためおよび分散された粒子または液滴の分離および沈降を防ぐために懸濁原液、エマルジョン剤およびサスポエマルジョン剤の製剤化において主に使用される。増粘剤、ゲル化剤、および抗沈降剤は、一般的に、2つのカテゴリー、すなわち、水不溶性微粒子および水可溶性ポリマーに分類される。粘土およびシリカを使用して懸濁濃縮製剤を製造することが可能である。これらのタイプの材料の例として、これらに限定されないが、モンモリロナイト、ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、およびアタパルガイトが挙げられる。水可溶性多糖類は、長年にわたって増粘−ゲル化剤として使用されている。最も一般的に使用される多糖類のタイプは、種子および海藻の天然抽出物であるか、セルロースの合成誘導体である。これらのタイプの材料の例として、これらに限定されないが、グアーガム;ローカストビーンガム;カラギーナン;アルギネート;メチルセルロース;カルボキシメチルセルロースナトリウム(SCMC);ヒドロキシエチルセルロース(HEC)が挙げられる。他のタイプの抗沈降剤は、修飾デンプン、ポリアクリレート、ポリビニルアルコールおよびポリエチレンオキシドに基づく。別の良好な抗沈降剤は、キサンタンガムである。
微生物は、製剤化された製品の腐敗を引き起こすことがある。したがって、それらの効果を排除または低減するために保存剤が使用される。そのような薬剤の例として、これらに限定されないが、プロピオン酸およびそのナトリウム塩;ソルビン酸およびそのナトリウムまたはカリウム塩;安息香酸およびそのナトリウム塩;p−ヒドロキシ安息香酸ナトリウム塩;p−ヒドロキシ安息香酸メチル;ならびに1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン(BIT)が挙げられる。
界面活性剤の存在は、製造およびスプレータンクを通しての施用における混合操作中に水ベースの製剤を泡立たせることが多い。泡立つ傾向を軽減するため、消泡剤が、生産段階中か瓶への充填前のどちらかに添加されることが多い。一般的に、2つのタイプの消泡剤、すなわち、シリコーンと非シリコーンが存在する。シリコーンは、通常、ジメチルポリシロキサンの水性エマルジョンであり、非シリコーン消泡剤は、オクタノールおよびノナノールなどの水不溶性油、またはシリカである。両方の場合に、消泡剤の機能は、界面活性剤を空気−水界面から動かすことである。
「グリーンな」薬剤(例えば、補助剤、界面活性剤、溶媒)は、作物保護製剤の総合的環境足跡を軽減することができる。グリーンな薬剤は、生分解性であり、一般的に、天然のかつ/または持続可能な供給源、例えば、植物源および動物源から誘導される。具体例は、植物油、種子油、およびそれらのエステル、また、アルコキシル化アルキルポリグルコシドである。
さらなる情報については、”Chemistry and Technology of Agrochemical Formulations” edited by D.A. Knowles, copyright 1998 by Kluwer Academic Publishersを参照されたい。”Insecticides in Agriculture and Environment - Retrospects and Prospects” by A.S. Perry, I. Yamamoto, I.Ishaaya, and R.Perry, copyright 1998 by Springer - Verlagも参照されたい。
殺有害生物剤活性
開示された殺有害生物剤組成物は、例えば、殺線虫剤、殺ダニ剤(acaricide)、殺有害生物剤、殺虫剤、殺ダニ剤(miticide)、および/または軟体動物駆除剤として使用することができる。
特定の一実施形態において、有害生物を防除する方法は、式Iの化合物または任意の農学的に許容されるその塩を含む有害生物剤組成物を、有害生物の集団付近に施用することを含む。
式Iの化合物は、一般的に、防除を提供するために、1ヘクタール当たり約0.01グラムから1ヘクタール当たり約5000グラムの量で使用される。1ヘクタール当たり約0.1グラムから1ヘクタール当たり約500グラムの量が一般的に好ましく、1ヘクタール当たり約1グラムから1ヘクタール当たり約50グラムの量が一般的により好ましい。
式Iの化合物が施用される領域は、有害生物が生息する(または、おそらく生息するか、横切る)任意の領域、例えば、作物、樹木、果実、穀物、飼料種、つる植物、芝生および観賞植物が育っている場所;家畜が住んでいる場所;建物の内部または外部の表面(穀類が貯蔵されている場所など)、建物に使用される建設材料(含浸木材など)、ならびに建物の周囲の土壌であってよい。式Iの分子を使用するための特定の作物領域は、リンゴ、トウモロコシ、ヒマワリ、ワタ、ダイズ、アブラナ、コムギ、イネ、ソルガム、オオムギ、カラスムギ、ジャガイモ、オレンジ、アルファルファ、レタス、イチゴ、トマト、コショウ、アブラナ科植物、西洋ナシ、タバコ、アーモンド、サトウダイコン、豆類および他の価値ある作物が育っているか、それらの種子が植えられることになっている領域を含む。様々な植物を育てる場合、式Iの化合物と共に硫酸アルミニウムを使用することも有利である。
有害生物を防除することは、一般的に、有害生物の集団、有害生物の活性、または両方が、領域において低減されることを意味する。このことは、有害生物の集団が、領域から撃退される場合;有害生物が、領域内または領域周囲で能力を奪われる場合;または有害生物が、全体的に、または部分的に、領域内または領域周囲で撲滅される場合に生じることがある。言うまでもなく、これらの結果の組合せが生じることがある。一般的に、有害生物の集団、活性、または両方は、望ましくは、50パーセントを超えて、好ましくは、90パーセントを超えて低減される。一般的に、領域は、ヒト内でもヒト上でもなく、したがって、生息場所(locus)は、一般的に非ヒト領域である。
式Iの化合物は、単独または植物活力を増強するための(例えば、より良い根系を育てるため、ストレスの多い成育条件により良く耐えるための)他の化合物と、同時にまたは連続して施用される混合物中で使用することができる。このような他の化合物は、例えば、植物エチレン受容体をモジュレートする化合物、特に、1−メチルシクロプロペン(1−MCPとしても知られている)である。さらに、このような分子は、成長している植物が価値のある農産物を生産する前など、有害生物の活性が低い時期に使用することができる。このような時期は、有害生物の圧力が通常低い早植えの時期を含む。
式Iの化合物を、植物の葉面部分および結実部分に施用し、有害生物を防除することができる。分子は、有害生物と直接接触するか、有害生物は、殺有害生物剤を含有する葉、果実塊、または抽出樹液を摂食する場合に殺有害生物剤を消費することになる。式Iの化合物は、土壌にも施用することができ、このように施用される場合、根および茎を摂食する有害生物を防除することができる。根は、分子を吸収し、分子を植物の葉面部分に取り込み、地上部を咀嚼する有害生物および樹液を摂食する有害生物を防除することができる。
一般的に、ベイト剤に関しては、ベイト剤は、例えば、シロアリがベイトと接触し、および/またはベイトに誘引されることがある地中に置かれる。ベイト剤は、例えば、アリ、シロアリ、ゴキブリ、およびハエが、ベイトと接触し、および/またはベイトに誘引されることがある建物の表面(水平面、垂直面または斜平面)にも施用することができる。ベイト剤は、式Iの化合物を含むことができる。
式Iの化合物は、カプセルの内部にカプセル化するか、カプセルの表面上に置くことができる。カプセル剤のサイズは、ナノメートルサイズ(直径約100〜900ナノメートル)からマイクロメートルサイズ(直径約10〜900ミクロン)までの範囲であってよい。
ある種の殺有害生物剤に抵抗性を有する一部の有害生物の卵の独特の能力のため、新たに出現する幼虫を防除するために式Iの化合物の反復施用が望ましいことがある。
植物における殺有害生物剤の全身性移動を利用し、植物の異なる部分に式Iの化合物を施用することによって(例えば、領域に散布することによって)植物の一部分で有害生物を防除することができる。例えば、葉を摂食する昆虫の防除は、細流灌漑または畦間施用により、例えば、植え付け前または植え付け後の土壌灌注で土壌を処理することによって、または植え付け前に植物の種子を処理することによって達成することができる。
種子処理は、特殊な形質を発現するように遺伝子改変された植物が発芽するものを含め、すべてのタイプの種子に適用することができる。代表例は、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)または他の殺虫毒素などの無脊椎有害生物に対して毒性があるタンパク質を発現するもの、「Roundup Ready」種子などの除草剤抵抗性を発現するもの、または殺虫毒素、除草剤抵抗性、栄養増強、耐乾燥性、もしくは任意の他の有益な形質を発現する「スタック」外来遺伝子を持つものを含む。さらに、式Iの化合物によるそのような種子処理は、ストレスの多い生育条件により良く耐える植物の能力をさらに増強することができる。このことは、より健康で、より活力のある植物をもたらし、収穫時におけるより高い収率につながることがある。一般的に、種子100,000個当たり式Iの化合物約1グラム〜約500グラムは、良好な利益を提供すると予想され、種子100,000個当たり約10グラムから約100グラムまでの量は、より良好な利益を提供すると予想され、種子100,000個当たり約25グラムから約75グラムまでの量は、さらにより良好な利益を提供すると予想される。
式Iの化合物が、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)などの特殊な形質もしくは他の殺虫毒素を発現するように遺伝子改変された植物、または除草剤抵抗性を発現するもの、または殺虫毒素、除草剤抵抗性、栄養増強、もしくは任意の他の有益な形質を発現する「スタック」外来遺伝子を持つものの上で、中で、または周囲で使用することができることは容易に明らかとなる。
式Iの化合物は、獣医学部門または非ヒト動物飼育の分野において内部寄生虫および外部寄生虫を防除するために使用することができる。式Iの化合物は、例えば、錠剤、カプセル剤、ドリンク剤、顆粒剤の形態で経口投与により、例えば、浸漬、散布、注ぎかけ、スポットオンおよび散粉の形態で皮膚適用により、ならびに、例えば、注射の形態での非経口投与により施用される。
式Iの化合物は、家畜飼育、例えば、ウシ、ヒツジ、ブタ、ニワトリ、およびガチョウにおいて有利に用いることもできる。これらは、ウマ、イヌ、およびネコなどのペットにおいて有利に用いることもできる。防除するための特定の有害生物は、このような動物にとって厄介なノミおよびマダニである。適当な製剤は、飲料水または飼料と共に動物に経口投与される。適当である用量および製剤は、種によって異なる。
式Iの化合物は、上記列挙した動物における、寄生虫、特に腸の寄生虫を防除するために使用できる。式Iの化合物はまた、ヒトの健康管理のための治療法においても用いることができる。このような方法は、これらに限定されないが、例えば錠剤、カプセル剤、ドリンク剤、顆粒剤の形態での経口投与、および皮膚投与を含む。
世界中の有害生物が、新しい環境(このような有害生物にとって)に移動しており、その後、このような新しい環境で新しい侵入種となっている。式Iの化合物をこのような新しい侵入種に使用して、このような新しい環境で侵入種を防除することができる。
式Iの化合物は、作物などの植物が成長しており(例えば、植え付け前、植え付け、収穫前)、このような植物が商業的ダメージを受ける可能性のある有害生物のレベルが低い(実際には存在しない場合でも)領域において使用することもできる。このような領域でこのような分子を使用することは、この領域で成長した植物に役立つはずである。このような利点は、これらに限定されないが、植物の健康を改善すること、植物の収量を改善すること(例えば、バイオマスの増加および/または価値のある成分の含有量の増加)、植物の活力を改善すること(例えば、植物の生長の改善および/またはよりグリーンの葉)、植物の質を改善すること(例えば、特定の成分の含有量または組成の改善)、ならびに植物の非生物的および/または生物的ストレスへの耐性の改善を含みうる。
本開示の式Iの化合物を含む殺有害生物剤組成物を使用して、多種多様な有害生物を防除することができる。
非現定例として、1または複数の実施形態において、本開示の方法を使用して、トマトハモグリバエ(Lyriomyza sativae)、カリオスリップス・ファセオリ(Caliothrips phaseoli)、パラトリオザ・コクケレリ(Paratrioza cockerelli)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、およびタバココナジラミ(Bemisia tabaci)の1つまたは複数のメンバーを防除することができる。
追加の実施形態において、本開示の方法を使用して、節足動物門(Phylum Arthropoda)、線形動物門(Phylum Nematoda)、鋏角亜門(Subphylum Chelicerata)、多足亜門(Subphylum Myriapoda)、六脚亜門(Subphylum Hexapoda)、昆虫綱(Class Insecta)、クモ綱(Class Arachnida)、およびコムカデ綱(Class Symphyla)の少なくとも1種の1つまたは複数のメンバーを防除することができる。少なくとも一部の実施形態において、本開示の方法を使用して、昆虫綱(Class Insecta)およびクモ綱(Class Arachnida)の少なくとも1種の1つまたは複数のメンバーを防除することができる。
さらなる実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、アカントセリデス属種(Acanthoscelides spp.)(ゾウムシ)、アカントセリデス・オブテクツス(Acanthoscelides obtectus)(インゲンマメゾウムシ)、アグリルス・プラニペンニス(Agrilus planipennis)(アオナガタマムシ)、アグリオテス属種(Agriotes spp.)(コメツキムシ)、アノプロフォラ・グラブリペンニス(Anoplophora glabripennis)(ツヤハダゴマダラカミキリ)、アントノムス属種(Anthonomus spp.)(ゾウムシ)、アントノムス・グランディス(Anthonomus grandis)(ワタミハナゾウムシ)、アブラバチ亜科種(Aphidius spp.)、アピオン属種(Apion spp.)(ゾウムシ)、アポゴニア属種(Apogonia spp.)(ウジ)、アテニウス・スプレチュルス(Ataenius spretulus)(ブラックターフグラスアテニウス)、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)(ピグミーマンゴールドビートル)、ウリハムシ属種(Aulacophore spp.)、ボチノデレス・パンクチベントリス(Bothynoderes punctiventris)(ビートルートゾウムシ)、ブルクス属種(Bruchus spp.)(ゾウムシ)、ブルクス・ピソルム(Bruchus pisorum)(エンドウマメゾウムシ)、カコエシア属種(Cacoesia spp.)、カロソブルクス・マクラツス(Callosobruchus maculatus)(ヨツモンマメゾウムシ)、カルポフィルス・ヘミプテラス(Carpophilus hemipteras)(クリヤケシキスイ)、カッシダ・ビッタータ(Cassida vittata)、セロステルナ属種(Cerosterna spp.)、セロトマ属種(Cerotoma spp.)(ハムシ)、セロトマ・トリフルカタ(Cerotoma trifurcata)(ビーンリーフビートル)、シュートリンクス属種(Ceutorhynchus spp.)(ゾウムシ)、シュートリンクス・アシミリス(Ceutorhynchus assimilis)(キャベツ莢ゾウムシ)、シュートリンクス・ナピ(Ceutorhynchus napi)(キャベツシギゾウムシ)、チェトクネマ属種(Chaetocnema spp.)(ハムシ)、コラスピス属種(Colaspis spp.)(ソイルビートル)、コノデルス・スカラリス(Conoderus scalaris)、コノデルス・スチグモサス(Conoderus stigmosus)、コノトラケルス・ネヌファー(Conotrachelus nenuphar)(スモモゾウムシ)、コティニス・ニティディス(Cotinus nitidis)(グリーンジューンビートル)、クリオセリス・アスパラギ(Crioceris asparagi)(アスパラガスハムシ)、クリプトレステス・フェルギネウス(Cryptolestes ferrugineus)(サビカクムネヒラタムシ)、クリプトレステス・プシルス(Cryptolestes pusillus)(カクムネチビヒラタムシ)、クリプトレステス・ターシクス(Cryptolestes turcicus)(トルコカクムネヒラタムシ)、クテニセラ属種(Ctenicera spp.)(コメツキムシ)、カーキュリオ属種(Curculio spp.)(ゾウムシ)、コガネカブト属種(Cyclocephala spp.)(ウジ)、シリンドロコプツルス・アドスペルスス(Cylindrocpturus adspersus)(ヒマワリノミキゾウムシ)、デポラウス・マルギナツス(Deporaus marginatus)(マンゴーリーフカッティングウィービル)、デルメステス・ラルダリウス(Dermestes lardarius)(オビカツオブシムシ)、デルメステス・マキュラテス(Dermestes maculates)(ハラジロカツオブシムシ)、ジアブロチカ属種(Diabrotica spp.)(ハムシ)、エピラクナ・バリベスチス(Epilachna varivestis)(インゲンテントウ)、ファウスチヌス・クバエ(Faustinus cubae)、ヒロビウス・パレス(Hylobius pales)(パレスウィービル)、ヒペラ属種(Hypera spp.)(ゾウムシ)、ヒペラ・ポスチカ(Hypera postica)(アルファルファゾウムシ)、ヒペルドス属種(Hyperdoes spp.)(ヒペルデスウィービル)、ヒポテネムス・ハムペイ(Hypothenemus hampei)(コーヒーノミキクイムシ)、イプス属種(Ips spp.)(キクイムシ)、ラシオデルマ・セリコルネ(Lasioderma serricorne)(タバコシバンムシ)、レプチノタルサ・デセムリネアタ(Leptinotarsa decemlineata)(コロラドハムシ)、リオゲニス・フスクス(Liogenys fuscus)、リオゲニス・スツラリス(Liogenys suturalis)、リソルホプトルス・オリゾフィルス(Lissorhoptrus oryzophilus)(イネミズゾウムシ)、リクツス属種(Lyctus spp.)(キクイクイムシ/ヒラタキクイムシ)、マエコラスピス・ジョリベチ(Maecolaspis joliveti)、メガセリス属種(Megascelis spp.)、メラノツス・コンムニス(Melanotus communis)、メリゲテス属種(Meligethes spp.)、メリゲテス・アエネウス(Meligethes aeneus)(ブロッサムビートル)、メロロンタ・メロロンタ(Melolontha)(ヨーロッパコフキコガネ)、オベレア・ブレビス(Oberea brevis)、オベレア・リネアリス(Oberea linearis)、オリクテス・リノセロス(Oryctes rhinoceros)(タイワンカブトシ)、オリザエフィルス・メルカトール(Oryzaephilus mercator)(オオメノコギリヒラタムシ)、オリザエフィルス・スリナメンシス(Oryzaephilus surinamensis)(ノコギリヒラタムシ)、オチオリンクス属種(Otiorhynchus spp.)(ゾウムシ)、オウレマ・メラノプス(Oulema melanopus)(クビアカクビホソハムシ)、オウレマ・オリザエ(Oulema oryzae)、パントモルス属種(Pantomorus spp.)(ゾウムシ)、フィロファガ属種(Phyllophaga spp.)(メイ/ジューンビートル)、フィロファガ・クヤバナ(Phyllophaga cuyabana)(ハムシ)、フィンキテス属種(Phynchites spp.)、ポピリア・ジャポニカ(Popillia japonica)(マメコガネ)、プロステファヌス・トルンカテス(Prostephanus truncates)(オオコナナガシンクイ)、リゾペルタ・ドミニカ(Rhizopertha dominica)(コナナガシンクイ)、リゾトログス属種(Rhizotrogus spp.)(コフキコガネ)、リンコフォルス属種(Rhynchophorus spp.)、(ゾウムシ)、スコリツス属種(Scolytus spp.)(キクイムシ)、スフェノフォルス属種(Shenophorus spp.)(オサゾウムシ)、シトナ・リネアツス(Sitona lineatus)(アカアシチビコフキゾウムシ)、シトフィルス属種(Sitophilus spp.)(コクゾウムシ)、シトフィルス・グラナリエ(Sitophilus granaries)(グラナリアコクゾウムシ)、シトフィルス・オリザエ(Sitophilus oryzae)(イネゾウムシ)、ステゴビウム・パニセウム(Stegobium paniceum)(ジンサンシバンムシ)、トリボリウム属種(Tribolium spp.)(フラワービートル(flour beetles))、トリボリウム・カスタネウム(Tribolium castaneum)(コクヌストモドキ)、トリボリウム・コンフスム(Tribolium confusum)(ヒラタコクヌストモドキ)、トロゴデルマ・バリアブル(Trogoderma variabile)(キマダラカツオブシムシ)、およびザブルス・テネビオイデス(Zabrus tenebioides)を含む甲虫類(Order Coleoptera)(甲虫)のメンバーを防除することができる。
他の実施形態において、本開示の方法を使用して、革翅目(Order Dermaptera)(ハサミムシ)のメンバーを防除することもできる。
追加の実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、ブラテラ・ゲルマニカ(Blattella germanica)(チャバネゴキブリ)、ブラタ・オリエンタリス(Blatta orientalis)(トウヨウゴキブリ)、パルコブラタ・ペンシルバニカ(Parcoblatta pennylvanica)、ペリプラネタ・アメリカナ(Periplaneta americana)(ワモンゴキブリ)、ペリプラネタ・オーストラロアシアエ(Periplaneta australoasiae)(コワモンゴキブリ)、ペリプラネタ・ブルネア(Periplaneta brunnea)(トビイロゴキブリ)、ペリプラネタ・フリギノサ(Periplaneta fuliginosa)(クロゴキブリ)、ピクノセルス・スリナメンシス(Pyncoselus suninamensis)(スリナムコックローチ)、およびスペラ・ロンギパルパ(Supella longipalpa)(チャオビゴキブリ)を含むゴキブリ目(Order Blattodea)(ゴキブリ)のメンバーを防除することができる。
さらなる実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、アエデス属種(Aedes spp.)(カ)、アグロミザ・フロンテラ(Agromyza frontella)(アルファルファブロッチリーフマイナー)、アグロミザ属種(Agromyza spp.)(ハモグリバエ)、アナストレファ属種(Anastrepha spp.)(ミバエ)、アナストレファ・サスペンサ(Anastrepha suspensa)(カリブカイミバエ)、アノフェレス属種(Anopheles spp.)(カ)、バクトロセラ属種(Batrocera spp.)(ミバエ)、バクトロセラ・ククルビタエ(Bactrocera cucurbitae)(ウリミバエ)、バクトロセラ・ドーサリス(Bactrocera dorsalis)(ミカンコミバエ)、セラチチス属種(Ceratitis spp.)(ミバエ)、セラチチス・カピタタ(Ceratitis capitata)(チチュウカイミバエ)、クリソプス属種(Chrysops spp.)(アブ)、コクリオミイア属種(Cochliomyia spp.)(ラセンウジバエ)、コンタリニア属種(Contarinia spp.)(タマバエ)、クレクス属種(Culex spp.)(カ)、ダシネウラ属種(Dasineura spp.)(タマバエ)、ダシネウラ・ブラッシカエ(Dasineura brassicae)(ダイコンタマバエ)、デリア属種(Delia spp.)、デリア・プラツラ(Delia platura)(タネバエ)、ドロソフィラ属種(Drosophila spp.)(ショウジョウバエ)、ファニア属種(Fannia spp.)(ゴミハエ)、ファニア・カニクラリス(Fannia canicularis)(ヒメイエバエ)、ファニア・スカラリス(Fannia scalaris)(コブアシヒメイエバエ)、ガステロフィルス・インテスチナリス(Gasterophilus intestinalis)(ウマバエ)、グラシリア・ペルセアエ(Gracillia perseae)、ハエマトビア・イリタンス(Haematobia irritans)(ノサシバエ)、ヒレミイア属種(Hylemyia spp.)(ネクイムシ)、ヒポデルマ・リネアツム(Hypoderma lineatum)(キスジウシバエ)、リリオミザ属種(Liriomyza spp.)(ハモグリバエ)、リリオミザ・ブラッシカ(Liriomyza brassica)(マメハモグリバエ)、メロファグス・オビヌス(Melophagus ovinus)(ヒツジシラミバエ)、ムスカ属種(Musca spp.)(イエバエ)、ムスカ・オータムナリス(Musca autumnalis)(非刺咬性バエ)、ムスカ・ドメスチカ(Musca domestica)(イエバエ)、オエストルス・オビス(Oestrus ovis)(ヒツジバエ)、オシネラ・フリット(Oscinella frit)(キモグリバエ)、ペゴミイア・ベタエ(Pegomyia betae)(テンサイハモグリハナバエ)、フォルビア属種(Phorbia spp.)、プシラ・ロサエ(Psila rosae)(ニンジンサビバエ)、ラゴレチス・セラシ(Rhagoletis cerasi)(オウトウミバエ)、ラゴレチス・ポモネラ(Rhagoletis pomonella)(リンゴミバエ)、シトディプロシス・モセラナ(Sitodiplosis mosellana)(ムギアカタマバエ)、ストモキス・カルシトランス(Stomoxys calcitrans)(サシバエ)、タバヌス属種(Tabanus spp.)(ウマバエ)、およびチプラ属種(Tipula spp.)(ガガンボ)を含む双翅目(Order Diptera)(ハエ)のメンバーを防除することができる。
他の実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、アクロステルヌム・ヒラレ(Acrosternum hilare)(アヤナミカメムシ)、ブリッスス・ロイコプテルス(Blissus leucopterus)(アメリカコバネナガカメムシ)、カロコリス・ノルベギクス(Calocoris norvegicus)(ポテトミリド)、シメクス・ヘミプテルス(Cimex hemipterus)(ネッタイナンキンムシ)、シメクス・レクツラリウス(Cimex lectularius)(ナンキンムシ)、ダグベルツス・ファスシアツス(Dagbertus fasciatus)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ディスデルクス・スツレルス(Dysdercus suturellus)(コットンスタイナー)、エデッサ・メディタブンダ(Edessa meditabunda)、エウリガスター・マウラ(Eurygaster maura)(チャイロカメムシ)、エウスキスツス・ヘロス(Euschistus heros)、エウスキスツス・セルブス(Euschistus servus)(カッショクカメムシ)、ヘロペルチス・アントニイ(Helopeltis antonii)、ヘロペルチス・テイボラ(Helopeltis theivora)(ティーブライトプラントバグ)、ラギノトムス属種(Lagynotomus spp.)(カメムシ)、タイワンクモヘリカメムシ(Leptocorisa oratorius)、ヘリカメムシ(Leptocorisa varicornis)、リグス属種(Lygus spp.)(メクラカメムシ)、リグス・ヘスペルス(Lygus hesperus)(ウエスタンターニッシュトプラントバグ)、ピンクハイビスカスコナカイガラムシ(Maconellicoccus hirsutus)、ニューロコルプス・ロンギロストリス(Neurocolpus longirostris)、ネザラ・ビリヅラ(Nezara viridula)(ミナミアオカメムシ)、フィトコリス属種(Phytocoris spp.)(メクラカメムシ)、フィトコリス・カリフォルニクス(Phytocoris californicus)、フィトコリス・レラチブス(Phytocoris relativus)、ピエゾドラス・ギルディンギ(Piezodorus guildingi)、ペシロカプスス・リネアツス(Poecilocapsus lineatus)(フォーラインドプラントバグ)、プサルス・ヴァクシニコラ(Psallus vaccinicola)、プセウダシスタ・ペルセアエ(Pseudacysta perseae)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、およびトリアトマ属種(Triatoma spp.)(オオサシガメ/サシガメ)を含む半翅目(Order Hemiptera)(ナンキンムシ)のメンバーを防除することができる。
追加の実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、アクリトシフォン・ピスム(Acrythosiphon pisum)(エンドウヒゲナガアブラムシ)、アデルゲス属種(Adelges spp.)(カサアブラムシ)、アレウロデス・プロレテラ(Aleurodes proletella)(タマナコナジラミ)、アレウロディクス・ディスペルセス(Aleurodicus disperses)、アレウロトリクス・フロッコスス(Aleurothrixus floccosus)(ウーリーコナジラミ)、アルアカスピス属種(Aluacaspis spp.)、アムラスカ・ビグテラ・ビグテラ(Amrasca bigutella)、アフロフォラ属種(Aphrophora spp.)(ヨコバイ)、アオニディエラ・アウランティ(Aonidiella aurantii)(アカマルカイガラムシ)、アフィス属種(Aphis spp.)(アブラムシ)、アフィス・ゴッシピイ(Aphis gossypii)(ワタアブラムシ)、アフィス・ポミ(Aphis pomi)(リンゴアブラムシ)、アウラコルサム・ソラニ(Aulacorthum solani)(ジャガイモヒゲナガアブラムシ)、ベミシア属種(Bemisia spp.)(コナジラミ)、シルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)、ベミシア・タバキ(Bemisia tabaci)(タバココナジラミ)、ブラキコルス・ノキウス(Brachycolus noxius)(ロシアンアフィッド)、ブラキコリネラ・アスパラギ(Brachycorynella asparagi)(アスパラガスアブラムシ)、ブレヴェンニア・レヒ(Brevennia rehi)、ブレビコリネ・ブラッシカエ(Brevicoryne brassicae)(ダイコンアブラムシ)、セロプラステス属種(Ceroplastes spp.)(カイガラムシ)、セロプラステス・ルベンス(Ceroplastes rubens)(ルビーロウカイガラムシ)、キオナスピス属種(Chionaspis spp.)(カイガラムシ)、クリソムファルス属種(Chrysomphalus spp.)(カイガラムシ)、コックス属種(Coccus spp.)(カイガラムシ)、ディサフィス・プランタギネア(Dysaphis plantaginea)(オオバコアブラムシ)、エムポアスカ属種(Empoasca spp.)(ヨコバイ)、エリオソマ・ラニゲルム(Eriosoma lanigerum)(リンゴワタムシ)、イセリア・プルチャシ(Icerya purchasi)(イセリアカイガラムシ)、イディオスコプス・ニチデゥルス(Idioscopus nitidulus)(マンゴーリーフホッパー)、ラオデルファクス・ストリアテルス(Laodelphax striatellus)(ヒメトビウンカ)、レピドサフェス属種(Lepidosaphes spp.)、マクロシフム属種(Macrosiphum spp.)、マクロシフム・ユーフォルビアエ(Macrosiphum euphorbiae)(ジャガイモヒゲナガアブラムシ)、マクロシフム・グラナリウム(Macrosiphum granarium)(ムギヒゲナガアブラムシ)、マクロシフム・ロザエ(Macrosiphum rosae)(イバラヒゲナガアブラムシ)、マクロステレス・クアドリリネアツス(Macrosteles quadrilineatus)(フタテンヨコバイ)、マハナルバ・フリムビオラタ(Mahanarva frimbiolata)、メトポロフィウム・ジルホヅム(Metopolophium dirhodum)(ムギウスイロアブラムシ)、ミクチス・ロンギコルニス(Mictis longicornis)、ミズス属種(Myzus spp.)、ミズス・ペルシカエ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)、ネフォテティクス属種(Nephotettix spp.)(ヨコバイ)、ネフォテティクス・シンクチプス(Nephotettix cinctipes)(ツマグロヨコバイ)、ニラパルバタ・ルゲンス(Nilaparvata lugens)(トビイロウンカ)、パルラトリア・ペルガンディ(Parlatoria pergandii)(マルクロホシカイガラムシ)、パルラトリア・ジジフィ(Parlatoria ziziphi)(ヒメクロカイガラムシ)、ペレグリヌス・マイディス(Peregrinus maidis)(トウモロコシウンカ)、フィラエヌス属種(Philaenus spp.)(アワフキムシ)、フィロキセラ・ヴィチフォリアエ(Phylloxera vitifoliae)(ブドウネアブラムシ)、フィソケルメス・ピセアエ(Physokermes piceae)(スプールスバッドスケール)、プラノコックス属種(Planococcus spp.)(コナカイガラムシ)、プセウドコックス属種(Pseudococcus spp.)(コナカイガラムシ)、プセウドコックス・ブレヴィペス(Pseudococcus brevipes)(パイナップルコナカイガラムシ)、クアドラスピディオツス・ペルニシオサス(Quadraspidiotus perniciosus)(サンホーゼカイガラムシ)、ロパロシフム属種(Rhapalosiphum spp.)(アブラムシ)、ロパロシフム・マイダ(Rhapalosiphum maida)(トウモロコシアブラムシ)、ロパロシフム・パディ(Rhapalosiphum padi)(ムギクビレアブラムシ)、サイセチア属種(Saissetia spp.)(カイガラムシ)、サイセチア・オレアエ(Saissetia oleae)(オリーブカタカイガラムシ)、スキザフィス・グラミナム(Schizaphis graminum)(ムギミドリアブラムシ)、シトビオン・アヴェナエ(Sitobion avenae)(ムギヒゲナガアブラムシ)、ソガテラ・フルシフェラ(Sogatella furcifera)(セジロウンカ)、テリオアフィス属種(Therioaphis spp.)(アブラムシ)、トウメイエラ属種(Toumeyella spp.)(カイガラムシ)、トキソプテラ属種(Toxoptera spp.)(アブラムシ)、トリアレウロデス属種(Trialeurodes spp.)(コナジラミ)、トリアレウロデス・ヴァポラリオルム(Trialeurodes vaporariorum)(オンシツコナジラミ)、トリアレウロデス・アブチロネウス(Trialeurodes abutiloneus)(バンデッドウイングホワイトフライ)、ウナスピス属種(Unaspis spp.)(カイガラムシ)、ウナスピス・ヤノネンシス(Unaspis yanonensis)(ヤノネカイガラムシ)、およびズリア・エントレリアナ(Zulia entreriana)を含む同翅目(Order Homoptera)(アブラムシ、カイガラムシ、コナジラミ、ヨコバイ)のメンバーを防除することができる。少なくとも一部の実施形態において、本開示の方法を使用して、ミズス・ペルシカエ(Myzus persicae)を防除することができる。
他の実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、アクロミルメクス属種(Acromyrrmex spp.)、カブラハバチ(Athalia rosae)、アッタ属種(Atta spp.)(ハキリアリ)、カムポノツス属種(Camponotus spp.)(オオアリ)、ディプリオン属種(Diprion spp.)(ハバチ)、フォルミカ属種(Formica spp.)(アリ)、イリドミルメクス・フミリス(Iridomyrmex humilis)(アルゼンチンアリ)、モノモリウム属種(Monomorium ssp.)、モノモリウム・ミニマム(Monomorium minumum)(イエヒメアリ)、モノモリウム・ファラオニス(Monomorium pharaonis)(ファラオアリ)、ネオディプリオン属種(Neodiprion spp.)(ハバチ)、ポゴノミルメクス属種(Pogonomyrmex spp.)(シュウカクアリ)、ポリステス属種(Polistes spp.)(アシナガバチ)、ソレノプシス属種(Solenopsis spp.)(カミアリ)、タピノマ・セシレ(Tapoinoma sessile)(オドラスハウスアント)、テトラノモリウム属種(Tetranomorium spp.)(ペイブメントアント)、ヴェスプラ属種(Vespula spp.)(スズメバチ)、およびキシロコパ属種(Xylocopa spp.)(クマバチ)を含む膜翅目(Order Hymenoptera)(アリ、スズメバチ、およびミツバチ)のメンバーを防除することができる。
特定の実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、コプトテルメス属種(Coptotermes spp.)、コプトテルメス・クルビグナタス(Coptotermes curvignathus)、コプトテルメス・フレンチ(Coptotermes frenchii)、コプトテルメス・フォルモサヌス(Coptotermes formosanus)(イエシロアリ)、コルニテルメス属種(Cornitermes spp.)(ムカシテングシロアリ)、クリプトテルメス属種(Cryptotermes spp.)(カンザイシロアリ)、ヘテロテルメス属種(Heterotermes spp.)(デザートサブテラニアンターマイト)、ヘテロテルメス・アウレウス(Heterotermes aureus)、カロテルメス属種(Kalotermes spp.)(カンザイシロアリ)、インシステルメス属種(Incistitermes spp.)(カンザイシロアリ)、マクロテルメス属種(Macrotermes spp.)(キノコシロアリ)、マルギニテルメス属種(Marginitermes spp.)(カンザイシロアリ)、ミクロセロテルメス属種(Microcerotermes spp.)(シュウカクシロアリ)、ミクロテルメス・オベシ(Microtermes obesi)、プロコルニテルメス属種(Procornitermes spp.)、レティキュリテルメス属種(Reticulitermes spp.)(サブテラニアンターマイト)、レティキュリテルメス・バニュレンシス(Reticulitermes banyulensis)、レティキュリテルメス・グラッセイ(Reticulitermes grassei)、レティキュリテルメス・フラビペス(Reticulitermes flavipes)(イースタンサブテラニアンターマイト)、レティキュリテルメス・ハゲニ(Reticulitermes hageni)、レティキュリテルメス・ヘスペルス(Reticulitermes hesperus)(ウエスタンサブテラニアンターマイト)、レティキュリテルメス・サントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティキュリテルメス・スペラツス(Reticulitermes speratus)、レティキュリテルメス・チビアリス(Reticulitermes tibialis)、レティキュリテルメス・ビルギニクス(Reticulitermes virginicus)、ツチミゾガシラシロアリ属種(Schedorhinotermes spp.)、およびズーテルモプシス属種(Zootermopsis spp.)(ロットンウッドターマイト)を含むシロアリ目(Order Isoptera)(シロアリ)のメンバーを防除することができる。
追加の実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、シラホシアシブトクチバ(Achoea janata)、アドキソフィエス属種(Adoxophyes spp.)、アドキソフィエス・オラナ(Adoxophyes orana)、アグロチス属種(Agrotis spp.)(ヨトウムシ)、アグロチス・イプシロン(Agrotis ipsilon)(タマナヤガ)、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillacea)(コットンリーフワーム)、アモルビア・クネアナ(Amorbia cuneana)、アミエロシス・トランシテラ(Amyelosis transitella)(クルミマダラメイガ)、アナカムプトデス・デフェクタリア(Anacamptodes defectaria)、アナルシア・リネアテラ(Anarsia lineatella)(モモキバガ)、アノミス・サブリフェラ(Anomis sabulifera)(ジュートルーパー)、アンチカルシア・ゲムマタリス(Anticarsia gemmatalis)(ハッショウマメケムシ)、アルキプス・アルギロスピラ(Archips argyrospila)(果樹ハマキムシ)、アルキプス・ロサナ(Archips rosana)(ローズリーフローラー)、アルギロテニア属種(Argyrotaenia spp.)(ハマキガ)、アルギロテニア・シトラナ(Argyrotaenia citrana)(ミカンコハマキ)、ガマキンウワバ(Autographa gamma)、ボナゴタ・クラナオデス(Bonagota cranaodes)、ボルボ・シンナラ(Borbo cinnara)(コブノメイガ)、ブッカラトリクス・スルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)(ウスマダラムグリガ)、カロプチリア属種(Caloptilia spp.)(ハモグリムシ)、カプア・レチキュラナ(Capua reticulana)、カルポシナ・ニポネンシス(Carposina niponensis)(モモシンクイガ)、チロ属種(Chilo spp.)、クルメチア・トランベルサ(Chlumetia transversa)(マンゴーフサヤガ)、コリストネウラ・ロサセアナ(Choristoneura rosaceana)(ハスオビハマキ)、クリソデイキス属種(Chrysodeixis spp.)、クナファロセルス・メディナリス(Cnaphalocerus medinalis)(グラスリーフローラー)、コリアス属種(Colias spp.)、コノポモルファ・クラメレラ(Conpomorpha cramerella)、コッサス・コッサス(Cossus)(ヒメボクトウ)、クラムバス属種(Crambus spp.)(ソッドウエブワーム(Sod webworms))、シディア・フネブラナ(Cydia funebrana)(スモモヒメハマキ)、シディア・モレスタ(Cydia molesta)(ナシヒメシンクイ)、シディア・ニグニカナ(Cydia nignicana)(エンドウシンクイ)、シディア・ポモネラ(Cydia pomonella)(コドリンガ)、ダルナ・ディダクタ(Darna diducta)、ジアファニア属種(Diaphania spp.)(ステムボーラー)、ジアトラエア属種(Diatraea spp.)(ストークボーラー)、ジアトラエア・サッカラリス(Diatraea saccharalis)(シュガーケーンボーラー)、ジアトラエア・グランジオセラ(Diatraea graniosella)(サウスウエスタンコーンボーラー)、エアリアス属種(Earias spp.)(ワタキバガ)、エアリアス・インスラタ(Earias insulata)(ミスジアオリンガ)、エアリアス・ビテラ(Earias vitella)(ラフノーザンボールワーム)、エクジトロファ・アウランチアヌム(Ecdytopopha aurantianum)、エラスモパルプス・リグノセルス(Elasmopalpus lignosellus)(モロコシマダラメイガ)、エピフィシアス・ポストルッターナ(Epiphysias postruttana)(ライトブラウンアップルモス)、エフェスチア属種(Ephestia spp.)(フラウアーモス)、エフェスチア・カウテラ(Ephestia cautella)(スジマダラメイガ)、エフェスチア・エルテラ(Ephestia elutella)(チャマダラメイガ)、エフェスチア・クエニエラ(Ephestia kuehniella)(スジコナマダラメイガ)、エピメシス属種(Epimeces spp.)、エピノチア・アポレマ(Epinotia aporema)、エリオノタ・トゥラクス(Erionota thrax)(トガリバナナセセリ)、エウポエシリア・アムビグエラ(Eupoecilia ambiguella)(ブドウホソハマキ)、ユーキソア・アウキシリアリス(Euxoa auxiliaris)(アーミーカットワーム)、フェルチア属種(Feltia spp.)(ネキリムシ)、ゴルチナ属種(Gortyna spp.)(ステムボーラー)、グラフォリタ・モレスタ(Grapholita molesta)(ナシノヒメシンクイ)、ヘディレプタ・インディカタ(Hedylepta indicata)(マエウスキノメイガ)、ヘリコベルパ属種(Helicoverpa spp.)(ヤガ)、ヘリコベルパ・アルミゲラ(Helicoverpa armigera)(オオタバコガ)、ヘリコベルパ・ゼア(Helicoverpa zea)(ボールワーム/アメリカタバコガ)、ヘリオチス属種(Heliothis spp.)(ヤガ)、ヘリオチス・ビレセンス(Heliothis virescens)(タバコガ)、ヘルラ・ウンダリス(Hellula undalis)(ハイマダラノメイガ)、インダルベラ属種(Indarbela spp.)(ネクイムシ)、ケイフェリア・リコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)(トマトギョウチュウ)、ロイシノデス・オルボナリス(Leucinodes orbonalis)(ナスノメイガ)、ロイコプテラ・マリフォリエラ(Leucoptera malifoliella)、リソコレクチス属種((Lithocollectis spp.)、ロベシア・ボトラナ(Lobesia botrana)(グレイプフルーツモス)、ロキサグロチス属種(Loxagrotis spp.)(ヤガ)、ロキサグロチス・アルビコスタ(Loxagrotis albicosta)(ウエスタンビーンカットワーム)、リマントリア・ディスパル(Lymantria dispar)(マイマイガ)、リオネチア・クレルケラ(Lyonetia clerkella)(キンモンホソガ)、マハセナ・コルベッティ(Mahasena corbetti)(アブラヤシミノムシ)、マラコソマ属種(Malacosoma spp.)(テンマクケムシ)、マメストラ・ブラシカエ(Mamestra brassicae)(ヨトウガ)、マルカ・テスチュラリス(Maruca testulalis)(マメノメイガ)、メチサ・プラナ(Metisa plana)(ミノガ)、ミチムナ・ユニプンクタ(Mythimna unipuncta)(トゥルーアーミーワーム)、ネオロイシノデス・エレガンタリス(Neoleucinodes elegantalis)(トマトスモールボーラー)、ニムフラ・デプンクタリス(Nymphula depunctalis)(イネミズメイガ)、オペロフテラ・ブルマータ(Operophthera brumata)(ナミスジフユナミシャク)、オストリニア・ヌビラリス(Ostrinia nubilalis)(アワノメイガ)、オクシジア・ベスリア(Oxydia vesulia)、パンデミス・セラサナ(Pandemis cerasana)(ヤマトビハマキ)、パンデミス・ヘパラナ(Pandemis heparana)(トビハマキ)、パピリオ・デモドクス(Papilio demodocus)、ペクチノフォラ・ゴシピエラ(Pectinophora gossypiella)(ワタキバガ)、ペリドローマ属種(Peridroma spp.)(ヨトウムシ)、ペリドローマ・サウシア(Peridroma saucia)(ニセタマナヤガ)、ペリロイコプテラ・コフェエラ(Perileucoptera coffeella)(ホワイトコーヒーリーフマイナー)、フトリマエア・オペルクレラ(Phthorimaea operculella)(ジャガイモキバガ)、ミカンハモグリガ(Phyllocnisitis citrella)、フィロノリクテル属種(Phyllonorycter spp.)(ハモグリバエ)、ピエリス・ラパエ(Pieris rapae)(モンシロチョウ)、プラチペナ・スカブラ(Plathypena scabra)、プロディア・インテルプンクテラ(Plodia interpunctella)(ノシメマダラメイガ)、プルテラ・キシロステラ(Plutella xylostella)(コナガ)、ポリクロシス・ビテアナ(Polychrosis viteana)(ブドウヒメハマキ)、プライス・エンドカルパ(Prays endocarpa)、プライス・オレアエ(Prays oleae)(オリーブモス)、シューダレチア属種(Pseudaletia spp.)(ヤガ)、シューダレチア・ユニプンクタタ(Pseudaletia unipunctata)(ヨトウムシ)、シュードプルシア・インクルデンス(Pseudoplusia includens)(キンウワバ)、ラキプルシア・ヌ(Rachiplusia nu)、シルポファガ・インセルチュラス(Scirpophaga incertulas)、セサミア属種(Sesamia spp.)(ステムボーラー)、セサミア・インフェレンス(Sesamia inferens)(イネヨトウ)、セサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides)、セトラ・ニテンス(Setora nitens)、シトトロガ・セレアレラ(Sitotroga cerealella)(バクガ)、スパルガノチス・ピレリアナ(Sparganothis pilleriana)、スポドプテラ属種(Spodoptera spp.)(アワヨトウ)、スポドプテラ・エクシグア(Spodoptera exigua)(シロイチモジョトウ)、スポドプテラ・フギペルダ(Spodoptera fugiperda)(アキアワヨトウ)、スポドプテラ・オリダニア(Spodoptera oridania)(サザンアーミーワーム)、シナンテドン属種(Synanthedon spp.)(ネクイムシ)、テクラ・バシリデス(Thecla basilides)、テルミシア・ゲムマタリス(Thermisia gemmatalis)、チネオラ・ビセリエラ(Tineola bisselliella)(コイガ)、トリコプルシア・ニ(Trichoplusia ni)(イラクサギンウワバ)、ツタ・アブソルータ(Tuta absoluta)、イポノメウタ属種(Yponomeuta spp.)、ゼウゼラ・コフィアエ(Zeuzera coffeae)(コーヒーゴマフボクトウ)、およびゼウゼラ・ピリナ(Zeuzera pyrina)(レオパードモス)を含む鱗翅目(Order Lepidoptera)(ガおよびチョウ)のメンバーを防除することができる。少なくとも一部の実施形態において、本開示の方法を使用して、スポドプテラ・エクシグア(Spodoptera exigua)を防除することができる。
本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、ボビコラ・オビス(Bovicola ovis)(ヒツジハジラミ)、メナカンサス・ストラミネウス(Menacanthus stramineus)(ニワトリオオハジラミ)、およびメノポン・ガリナ(Menopon gallinea)(ニワトリハジラミ)を含むハジラミ目(Order Mallophaga)(ハジラミ)のメンバーを防除することもできる。
追加の実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、アナブラス・シンプレクス(Anabrus simplex)(モルモンコオロギ)、グリロタルピダエ(Gryllotalpidae)(ケラ)、トノサマバッタ(Locusta migratoria)、メラノプルス属種(Melanoplus spp.)(バッタ)、ミクロセントラム・レチネルベ(Microcentrum retinerve)(アンギュラーウイングドケイティディド)、プテロフィラ属種(Pterophylla spp.)(キリギリス)、サバクトビバッタ(chistocerca gregaria)、スカデリア・フルカタ(Scudderia furcata)(フォークテイルドブッシュケイティディド)、およびヴァランガ・ニグリコルニ(Valanga nigricorni)を含む直翅目(Order Orthoptera)(バッタ、イナゴ、およびコオロギ)のメンバーを防除することができる。
他の実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、ヘマトピヌス属種(Haematopinus spp.)(ウシおよびブタのシラミ)、リノグナサス・オビラス(Linognathus ovillus)(ヒツジ体幹寄生ホソジラミ)、ペディキュラス・ヒューマナス・カピチス(Pediculus humanus capitis)(アタマジラミ)、ペディキュラス・ヒューマナス・ヒューマナス(Pediculus humanus)(コロモジラミ)、およびプチルス・プビス(Pthirus pubis)(ケジラミ)を含むシラミ目(Order Phthiraptera)(シラミ)のメンバーを防除することができる。
特定の実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、クテノセファリデス・カニス(Ctenocephalides canis)(イヌノミ)、クテノセファリデス・フェリス(Ctenocephalides felis)(ネコノミ)、およびプレクス・イリタンス(Pulex irritans)(ヒトノミ)を含むノミ目(Order Siphonaptera)(ノミ)のメンバーを防除することができる。
追加の実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、フランクリニエラ・フスカ(Frankliniella fusca)(タバコアザミウマ)、フランクリニエラ・オクシデンタリス(Frankliniella occidentalis)(ミカンキイロアザミウマ)、フランクリニエラ・シュルツェイ(Frankliniella shultzei)、フランクリニエラ・ウィリアムジ(Frankliniella williamsi)(コーンスリップ)、ヘリオスリップス・ヘモロイダリス(Heliothrips haemorrhaidalis)(クロトンアザミウマ)、リフィフォロスリップス・クルエンタツス(Riphiphorothrips cruentatus)、シルトスリップス属種(Scirtothrips spp.)、シルトスリップス・シトリ(Scirtothrips citri)(シトラススリップ)、シルトスリップス・ドルサリス(Scirtothrips dorsalis)(チャノキイロアザミウマ)、テニオスリップス・ロパランテナリス(Taeniothrips rhopalantennalis)、およびスリップス属種(Thrips spp.)を含むアザミウマ目(Order Thysanoptera)(アザミウマ)のメンバーを防除することができる。
本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、レピスマ属種(Lepisma spp.)(シミ)、およびテルモビア属種(Thermobia spp.)(マダラシミ)を含むシミ目(Order Thysanura)(シミ)のメンバーを防除することもできる。
さらなる実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、アカラピス・ウッディ(Acarapsis woodi)(ミツバチのアカリンダニ)、アカルス属種(Acarus spp.)(食品ダニ)、アカルス・シロ(Acarus siro)(コナダニ)、アセリア・マンギフェラエ(Aceria mangiferae)(マンゴーバッドマイト)、アクロプス属種(Aculops spp.)、アクロプス・リコペルシシ(Aculops lycopersici)(トマトサビダニ)、アクロプス・ペレカジ(Aculops pelekasi)、アクルス・ペレカッシイ(Aculus pelekassi)、アクルス・シュレクテンダリ(Aculus schlechtendali)(リンゴサビダニ)、アムブリオマ・アメリカヌム(Amblyomma americanum)(アメリカキララマダニ)、ブーフィルス属種(Boophilus spp.)(マダニ)、ブレビパルプス・オボバツス(Brevipalpus obovatus)(ナシマルカイガラムシ)、ブレビパルプス・フェニシス(Brevipalpus phoenicis)(ミナミヒメハダニ)、デモデクス属種(Demodex spp.)(ヒゼンダニ)、デルマセントール属種(Dermacentor spp.)(カタダニ)、デルマセントール・バリアビリス(Dermacentor variabilis)(アメリカイヌカクダニ)、デルマトファゴイデス・プテロニシヌス(Dermatophagoides pteronyssinus)(チリダニ)、エオテトラニカス属種(Eotetranycus spp.)、エオテトラニカス・カルピニ(Eotetranychus carpini)(イエローマイト)、エピチメラス属種(Epitimerus spp.)、エリオフィエス属種(Eriophyes spp.)、イクソデス属種(Ixodes spp.)(マダニ)、メタテトラニクス属種(Metatetranycus spp.)、ネコショウセンコウヒゼンダニ(Notoedres cati)、オリゴニクス属種(Oligonychus spp.)、マンゴーハダニ(Oligonychus coffee)、オリゴニクス・イリクス(Oligonychus ilicus)(チビコブツメハダニ)、パノニクス属種(Panonychus spp.)、パノニクス・シトリ(Panonychus citri)(ミカンハダニ)、パノニクス・ウルミ(Panonychus ulmi)(リンゴハダニ)、フィロコプトルタ・オレイボラ(Phyllocoptruta oleivora)(ミカンサビダニ)、ポリファゴタルソネムン・ラツス(Polyphagotarsonemun latus)(チャノホコリダニ)、リピセファルス・サングイネウス(Rhipicephalus sanguineus)(クリイロコイタマダニ)、リゾグリフス属種(Rhizoglyphus spp.)(ネダニ)、サルコプテス・スカビエイ(Sarcoptes scabiei)(ヒゼンダニ)、テゴロフス・ペルセアフロラエ(Tegolophus perseaflorae)、テトラニクス属種(Tetranychus spp.)、テトラニクス・ウルチカエ(Tetranychus urticae)(ナミハダニ)、およびバロア・デストルクトール(Varroa destructor)(ミツバチヘギイタダニ)を含むダニ目(Order Acari)(ダニおよびマダニ)のメンバーを防除することができる。
追加の実施形態において、本開示の方法を使用して、これらに限定されないが、アフェレンコイデス属種(Aphelenchoides spp.)(葉の線虫)、ベロノライムス属種(Belonolaimus spp.)(スティングネマトード)、クリコネメラ属種(Criconemella spp.)(ワセンチュウ)、ジロフィラリア・イミチス(Dirofilaria immitis)(犬糸状虫)、ジチレンクス属種(Ditylenchus spp.)(葉柄と鱗茎の線虫)、ヘテロデラ属種(Heterodera spp.)(シストセンチュウ)、ヘテロデラ・ゼアエ(Heterodera zeae)(コーンシストセンチュウ)、ヒルシュマンニエラ属種(Hirschmanniella spp.)(ネモグリセンチュウ)、ホプロライムス属種(Hoplolaimus spp.)(ヤリセンチュウ)、メロイドギネ属種(Meloidogyne spp.)(ネコブセンチュウ)、メロイドギネ・インコグニタ(Meloidogyne incognita)(ネコブセンチュウ)、オンコセルカ・ボルブルス(Onchocerca volvulus)(回旋糸状虫)、プラチレンクス属種(Pratylenchus spp.)(ネグサレセンチュウ)、ラドフォラス属種(Radopholus spp.)(ネモグリセンチュウ)、およびロチレンクス・レニフォルミス(Rotylenchus reniformis)(ニセフクロセンチュウ)を含む線虫類(Order Nematoda)(線虫)のメンバーを防除することができる。
少なくとも一部の実施形態において、本開示の方法を使用して、以下の目:鱗翅目(Lepidoptera)、甲虫目(Coleoptera)、同翅目(Homoptera)、半翅目(Hemiptera)、アザミウマ目(Thysanoptera)、ゴキブリ目(Blattodea)、シロアリ目(Isoptera)、直翅目(Orthoptera)、双翅目(Diptera)、膜翅目(Hymenoptera)、およびノミ目(Siphonaptera)の1つまたは複数の少なくとも1種の昆虫、ならびにダニ目(Order Acari)の少なくとも1種のダニを防除することができる。
殺虫剤検査
モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(GPA)(MYZUPE)に対して開示された化合物の非限定例の殺虫剤活性
モモアカアブラムシ(Myzus persicae)は、モモの最も重要なアブラムシ害虫であり、成長の低下、葉のしぼみ、および種々の組織の枯死を引き起こす。モモアカアブラムシはまた、ジャガイモウイルスYおよびジャガイモ葉捲病ウイルスなどの植物ウイルスのナス科ナス属/ジャガイモのメンバーへの、ならびに種々のモザイクウイルスの多くの他の食用作物への運搬のためのベクターとして働くため、危険である。GPA有害生物により攻撃を受けるこのような植物の非現定例として、これらに限定されないが、他の植物の中でも、ブロッコリー、ゴボウ、キャベツ、ニンジン、カリフラワー、ダイコン、ナス、アオマメ、レタス、マカダミア、パパイヤ、コショウ、サツマイモ、トマト、クレソン、およびズッキーニが挙げられる。GPA有害生物は、これらに限定されないが、カーネーション、キク、花白キャベツ、ポインセチア、およびバラなどを含む多くの鑑賞作物も攻撃する。GPAは、多くの殺有害生物剤に対して発達した耐性を有する。
GPAに対するバイオアッセイは以下のように準備した。3インチ(7.62cm)のポットで育てられた、2〜3枚の小さな(3〜5cm)の本葉を有するキャベツの苗を、被験物として使用した。苗に、化学物質施用の1日前に、20〜50匹のGPA(成虫および若虫段階)を寄生させた。個々の苗を有する4つのポットを各処理のために使用した。被験化合物(2mg)を2mLのアセトン/メタノール(1:1)溶媒に溶解させ、1000ppmの被験化合物の保存溶液を形成した。保存溶液を、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレートである、0.025%TWEEN(登録商標)20界面活性剤を含有する水溶液で5倍に希釈し、200ppmの被験化合物の溶液を得た。キャベツの葉の両側に、流れ落ちるまで溶液をスプレーするために携帯用アスピレーター式スプレーを使用した。対照植物(溶媒チェック)を、アセトン/メタノール(1:1)溶媒20容量%のみを含有する希釈液でスプレーした。処理植物を、採点の前におよそ25℃および周囲相対湿度(RH)で3日間保持室に置いた。評価は、顕微鏡下で、植物当たり生存するアブラムシを計数することによって行った。防除率を、以下のように、Abbottの補正式を使用して測定した(W.S. Abbott, “A Method of Computing the Effectiveness of an Insecticide,” J. Econ. Entomol. 18(1925), pp.265-267)。
補正防除%=100(X−Y)/X
式中、
X=溶媒チェック植物での生存アブラムシ数、および
Y=処理植物での生存アブラムシ数
結果を、表2:モモアカアブラムシ(GPA)(MYZUPE)およびサツマイモコナジラミの幼虫(WF)(BEMITA)についての生物学的データに示す。
サツマイモコナジラミの幼虫(Bemisia tabaci)(WF)(BEMITA)に対して開示された化合物の非限定例の殺虫剤活性
サツマイモコナジラミ(Bemisia tabaci)は、世界中で、栽培作物の重大な有害生物として報告されている。サツマイモコナジラミは、63種の植物の科に由来する500種超の植物を攻撃する非常に広範な宿主範囲を有する。雑草が、作物有害生物の中間宿主として働くことが多い。植物の葉から、直接的な食害が、穿孔および吸汁によって引き起こされる。この食害によって、植物は弱り、早期にしおれ、植物の成長率および収率が低下する。コナジラミが生じるみつの蓄積によって間接的なダメージが生じる。みつは、葉および果実の黒褐色すす病(black sooty mold)の増殖基質として作用して光合成を低下させ、植物の市場価値や収率を低下させる。サツマイモコナジラミが植物ウイルスを媒介する場合もダメージが生じる。サツマイモコナジラミは、世界中で最も一般的で重要な植物ウイルスのコナジラミベクターと考えられている。
WFに対する葉面散布アッセイは以下のように調製される。3インチ(7.62cm)のポットで育てられた、1枚の小さな(4〜5cmの)本葉を有するワタ植物(Gossypium hirsutum)を、被験物として使用した。植物に、化学物質施用の4〜5日前に、200〜400個のコナジラミの卵を寄生させた。個々の植物を有する4つのポットを各処理のために使用した。被験化合物(2mg)を1mLのアセトン溶媒に溶解させ、2000ppmの被験化合物の保存溶液を形成した。保存溶液を、HO(希釈液)中0.025%TWEEN(登録商標)20界面活性剤で10倍に希釈し、200ppmの被験化合物溶液を得た。ワタの葉の両側に、流れ落ちるまで溶液をスプレーするために携帯用アスピレーター式スプレーを使用した。対照植物(溶媒チェック)を、アセトン溶媒10容量%のみを含有する希釈液でスプレーした。処理植物を、採点の前におよそ25℃および周囲相対湿度(RH)で9日間保持室に置いた。評価は、顕微鏡下で、植物当たり生存する3〜4齢幼虫を計数することによって行った。防除率を、以下のように、Abbottの補正式を使用して測定した(W.S. Abbott, “A Method of Computing the Effectiveness of an Insecticide,” J. Econ. Entomol. 18(1925), pp.265-267)。
補正防除%=100(X−Y)/X
式中、
X=溶媒チェック植物での生存幼虫数、および
Y=処理植物での生存幼虫数
結果を表2に示す。GPAおよびWF昆虫に対する本開示の殺有害生物剤化合物の死亡率は、表1に示すように評価された。
モモアカアブラムシ(GPA)およびサツマイモコナジラミの幼虫(WF)に対する比較化合物の殺虫剤活性
比較化合物について、本開示の化合物に対して上述したのと同じ試験プロトコルを使用してGPAおよびWF有害生物に対する殺虫剤活性を試験した。結果を表3に示す。
表1〜3に示すように、本開示の開示された化合物は、比較化合物と比較して、GPAおよびWF有害生物に対して著しく改善された殺虫剤活性を示す。
以下の実施例は、本発明の実施形態をより詳細に説明するためのものである。これらの実施例は、本発明の範囲について、網羅的、または排他的であると解釈されるべきではない。
以下の実施例は、例証目的であり、本開示をこれらの実施例に開示された実施形態のみに限定して解釈するべきではない。
商業ソースから入手された出発材料、試薬および溶媒は、さらに精製することなく使用した。無水溶媒は、AldrichからSURE/SEAL(商標)として購入し、受領したままで使用した。融点は、Thomas Hoover Unimelt毛管融点装置またはStanford Research SystemsからのOptiMelt Automated Melting Point Systemで得たが、未補正である。「室温」を使用する実施例は、約20℃から約24℃の温度で環境制御された実験室内で行われた。分子は、ISIS Draw、ChemDrawまたはACD Name Pro内の命名プログラムに従って命名されたそれらの知られている名前を与えられる。このようなプログラムが、分子を命名することができない場合、分子は、従来の命名規則を使用して命名される。HNMRスペクトルデータはppm(δ)を単位とし、300、400または600MHzで記録した。13CNMRスペクトルデータは、ppm(δ)を単位とし、75、100または150MHzで記録した。19FNMRスペクトルデータは、ppm(δ)を単位とし、特段の記載がなければ、376MHzで記録した。
2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F2)の調製
乾燥した丸底フラスコ(500mL)中で、無水エタノール(196mL)および水(24.56mL)中の3−ヒドラジニルピリジン二塩酸塩(4.02g、22.1mmol)、ピリジン−2,4−ジオン(2.50g、22.1mmol)および酢酸ナトリウム(3.63g、44.2mmol)の混合物を室温で終夜、磁気的に攪拌した。反応混合物を蒸発乾固させた。残留物をエタノールおよびトルエンで希釈し、次いで、高真空下で再度蒸発乾固させ、4−(2−(ピリジン−3−イル)ヒドラゾノ)ピペリジン−2−オンを得、これを精製せずにさらなる合成に使用した。
丸底フラスコ(500mL)中、窒素下で、磁気的に攪拌した4−(2−(ピリジン−3−イル)ヒドラゾノ)ピペリジン−2−オン(4.51g、22.1mmol)およびジメチルホルムアミドジメチルアセタール(83.0mL、618mmol)の混合物を還流状態で35分間加熱した。反応混合物を蒸発乾固した。残留物をメタノールで希釈し、シリカで乾燥した。得られた混合物を高真空下で終夜蒸発乾固した。粗製物質を溶離液として1〜15%のメタノール/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物F2を薄黄色の固体(2.50g、50%)として得た。
3−((ジメチルアミノ)メチレン)ピペリジン−2,4−ジオン(C1)の調製
ジメチルホルムアミド(70.7mL)中ピペリジン−2,4−ジオン(2.00g、17.7mmol)の溶液に、1,1−ジメトキシ−N,N−ジメチルメタンアミン(2.47mL、18.6mmol)を添加した。反応物を90℃で4時間攪拌し、次いで、減圧下で蒸発乾固して化合物C1を褐色の油(3.17g、85%)として得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 7.94 (s, 1H), 3.24 (s, 2H), 3.13 (s, 2H), 2.87 (s, 3H), 2.71 (s, 3H).
6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(C2)の調製
エタノール(58.9mL)中C1(2.97g、17.7mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(0.859mL、17.7mmol)を添加した。反応物を18時間還流し、室温に冷却し、次いで、減圧下で濃縮した。粗製物質をメタノールに溶解し、珪藻土で濃縮した。溶離液として0〜15%のメタノール/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーによる精製により、化合物C2を黄色の固体(0.816g、34%)として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 13.01 (s, 1H), 8.05 (s, 1H), 7.31 - 7.19 (m, 1H), 3.36 (td, J = 6.7, 2.5 Hz, 2H), 2.91 2.69 (m, 2H);ESIMS m/z 138([M+H]).
2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F2)の調製
ジメチルホルムアミド(7.29mL)中化合物C2(0.100g、0.729mmol)の溶液に、0℃で、水素化ナトリウム(油中60%、0.0320g、0.802mmol)を添加した。室温で15分後、3−フルオロピリジン(0.0630mL、0.729mmol)を添加し、反応物を100℃で18時間加熱した。反応物を室温に冷却し、追加量の水素化ナトリウム(油中60%、0.0320g、0.802mmol)を添加した。室温で15分後、反応物を100℃で4時間、次いで、120℃で19時間加熱した。反応物を、減圧下で濃縮した。粗製物質を、溶離液として0〜100%のメタノール/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物F2をオフホワイトの固体(0.0400g、22%)として得た。
5−メチル−2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F28)の調製
窒素下、0℃で、無水テトラヒドロフラン(10mL)中水素化ナトリウム(パラフィン油中50%、0.066g、1.4mmol)の懸濁液に、無水テトラヒドロフラン(2mL)中F2(0.20g、0.93mmol)を添加した。攪拌を10分間続け、その後、0℃でヨードメタン(0.13g、0.93mmol)を滴下添加した。反応物を室温までゆっくりと温め、室温での攪拌を2から3時間続けた。反応混合物を飽和塩化アンモニウム溶液(10mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。デカントした有機層を減圧下で蒸発乾固した。粗製の生成物を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物F28を黄色の固体(0.060g)として得た。
以下の分子を、実施例5に開示した手順に従って作製した:
2−[4−オキソ−2−(3−ピリジル)−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル]アセトニトリル(化合物F39)を2−ブロモアセトニトリルを使用して調製し、褐色の固体(0.055g)として単離した。
5−(シクロプロピルメチル)−2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F1)の調製
無水ジメチルホルムアミド(35mL)中化合物F2(0.700g、3.27mmol)、水酸化ナトリウム(1.30g、32.7mmol)およびシクロプロピルメチルブロミド(4.41g、32.7mmol)の懸濁液を室温で18時間攪拌した。反応物を酢酸エチル(75mL)で希釈し、次いで、水(3×50mL)およびブライン(50mL)で洗浄した。反応溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過して、減圧下で蒸発乾固した。残留物を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物F1を黄色の固体(0.030g、24%)として得た。
以下の分子を、実施例7に開示した手順に従って作製した:
5−イソプロピル−2−(3−ピリジル)−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F6)を2−ヨードプロパンを使用して調製し、ゴム(0.180g、22%)として単離した。
実施例7で開示した手順を使用して、2−クロロ−1−(4−シクロブチルピペラジン−1−イル)エタノンを使用して、5−[2−(4−シクロブチルピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−2−(3−ピリジル)−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F42)を調製し(国際公開第200/7016496号パンフレット)、オフホワイトの固体(0.070g、19%)として単離した。
5−アリル−2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F31)の調製
0℃のジメチルホルムアミド(4.67mL)中化合物F2(0.100g、0.467mmol)の溶液に水素化ナトリウム(油中60%、0.0220g、0.560mmol)を添加した。0℃で10分、室温で15分後、反応物を0℃に冷却し、臭化アリル(0.0570mL、0.654mmol)を添加した。0℃で10分後、反応物を室温で3.5時間攪拌し、そこでこれをブラインで希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮した。残留物を、溶離液として0〜15%のメタノール/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物31を黄色の固体(0.0600g、50%)として得た。
以下の分子を、実施例10に開示した手順に従って作製した:
実施例10で開示した手順を使用して、5−(メチルスルファニルメチル)−2−(3−ピリジル)−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F20)を(クロロメチル)(メチル)スルファンを使用して調製し、黄色の固体(0.029g、22%)として単離した。
実施例10で開示した手順を使用して、メチル−2−ブロモアセテートを使用して、メチル2−[4−オキソ−2−(3−ピリジル)−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル]アセテート(化合物F30)を調製し、黄色の固体(0.166g、24%)として単離した。
5−(2−フルオロベンジル)−2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F17)の調製
乾燥したバイアル(25mL)中、窒素下で、無水ジメチルホルムアミド(2mL)中化合物F2(0.100g、0.467mmol)の磁気的に攪拌した混合物に、水素化ナトリウム(油中60%、0.0205g、0.513mmol)を添加した。反応混合物を室温で10分間攪拌し、次いで、1−(ブロモメチル)−2−フルオロベンゼン(0.106g、0.560mmol)を添加し、混合物を室温で終夜攪拌させた。反応混合物を氷冷した水/塩酸(2N)で希釈し、ジクロロメタンで2回抽出した。合わせたジクロロメタン抽出物を蒸発させ、粗製物質を逆相高圧液体クロマトグラフィーで精製し(Gilson−1 Column−Atlantis Prep;T3 5um OBD 30 X 100mm;流速 29.15mL/分;勾配(10〜70%)アセトニトリルおよび0.1%酢酸を有する水)、化合物F17をオフホワイトの固体(0.030g、19%)として得た。
以下の分子を、実施例13に開示した手順に従って作製した:
2−(3−ピリジル)−5−[[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F32)を1−(ブロモメチル)−2−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用して調製し、オフホワイトの固体(0.078g、43%)として単離した。
1−(クロロメチル)−4−メトキシベンゼンを使用して、5−[(4−メトキシフェニル)メチル]−2−(3−ピリジル)−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F23)を調製し、オフホワイトの固体(0.049g、30%)として単離した。
実施例13に開示した手順を使用して、1−(クロロメチル)−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F29)を調製し、オフホワイトの固体(0.0056g、56%)として単離した。
5−(4−フルオロベンジル)−2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F3)の調製
乾燥したバイアル(5mL)中、アルゴン下で、無水ジメチルホルムアミド(1.2mL)中化合物F2(0.050g、0.23mmol)の磁気的に攪拌した混合物に、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(トルエン中1M、0.26mL、0.26mmol)を添加した。反応混合物を室温で5分間攪拌した。次いで、1−(ブロモメチル)−4−フルオロベンゼン(0.034mL、0.28mmol)を添加し、反応混合物を室温で終夜攪拌させた。反応混合物を氷冷した水/塩酸(2N)で希釈し、ジクロロメタンで2回抽出した。合わせたジクロロメタン抽出物を蒸発させ、粗製物質を逆相高圧液体クロマトグラフィーで精製し(Gilson−1 Column−Atlantis Prep;T3 5um OBD 30 X 100mm;流速 29.15mL/分;勾配(10〜90%)アセトニトリルおよび0.1%酢酸を有する水)、化合物F3を白色の固体(0.0047g、6%)として得た。
以下の分子を、実施例17に開示した手順に従って作製した:
2−(3−ピリジル)−5−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F50)を1−(クロロメチル)−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用して調製し、白色の固体(0.0501g、55%)として単離した。
実施例17に開示した手順を使用して、1−(クロロメチル)−2−メトキシベンゼンを使用して、5−[(2−メトキシフェニル)メチル]2−(3−ピリジル)−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F15)を調製し、黄色のワックス(0.0337g、41%)として単離した。
エチル2−(4−オキソ−2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5(4H)−イル)アセテート(F8)の調製
乾燥した丸底フラスコ(50mL)中、窒素下で、無水ジメチルホルムアミド(11mL)中化合物F2(0.500g、2.33mmol)の磁気的に攪拌した混合物および無水ヘキサメチルホスホルアミド(1mL)を、すべての出発材料が溶解するまで、室温で攪拌し、次いで、氷浴温度まで冷却し、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(トルエン中1M、2.33mL、2.33mmol)を添加した。薄黄色の反応混合物が暗橙色となり、氷浴温度で5分間攪拌した。エチル2−クロロアセテート(0.500mL、4.67mmol)を添加し、反応混合物を30分間攪拌した。反応混合物を氷水および数滴の塩酸(2N)で希釈した。内容物を、ジクロロメタンおよび水性炭酸水素ナトリウムでさらに希釈し、層を分離させた。有機抽出物を蒸発させ、溶離液として0、5、10%のメタノール/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物F8を黄色の固体(0.408g、55%)として得た。
5−(3−(メチルチオ)プロパノイル)−2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン 化合物F12の調製
1,2−ジクロロエタン(1.87mL)中化合物F2(0.100g、0.467mmol)の溶液に、3−(メチルチオ)プロパノイルクロリド(0.142g、1.03mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.179mL、1.03mmol)を添加した。反応バイアルに栓をし、反応物を、容器の底からモニタリングする外部IRセンサー温度を有するCEM Discoverマイクロ波反応器中で、100℃で3時間加熱した。溶液を分液漏斗に入れた。飽和水性炭酸水素ナトリウムを添加し、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を合わせて、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮した。残留物を、溶離液として0〜15%のメタノール/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物F12を黄色の油(0.011g、7%)として得た。
5−(ピリジン−2−イル)−2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F43)の調製
ジオキサン(3.7mL)中化合物F2(0.080g、0.37mmol)の溶液に、2−ブロモピリジン(0.043mL、0.45mmol)、炭酸セシウム(0.24g、0.75mmol)、ヨウ化銅(I)(3.6mg、0.019mmol)およびtrans−1,2−ジアミノシクロヘキサン(0.0045mL、0.037mmol)を添加した。反応物を、窒素下で、還流状態で、15時間加熱した。反応物を室温まで冷却し、ブラインで希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮した。残留物を、溶離液として0〜15%のメタノール/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物F43をベージュ色の固体(0.052g、47%)として得た。
2−(ピリジン−3−イル)−5−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F37)の調製
ジオキサン(2.3mL)中化合物F2(0.050g、0.23mmol)の溶液に、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.063g、0.28mmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(キサントホス)(0.0068g、0.012mmol)、および炭酸セシウム(0.11g、0.35mmol)を添加した。反応物を窒素で脱気し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.0021g、0.0023mmol)を添加した。反応物を120℃で6時間加熱した。反応物を室温まで冷却し、ブラインで希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮した。残留物を、溶離液として0〜15%のメタノール/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物F37を白色の固体(0.069g、82%)として得た。
以下の分子を、実施例23に開示した手順に従って作製した:
2−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F46)を調製し、白色の固体(0.054g、64%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、2−(6−ブロモピリジン−2−イル)ピリミジンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−(6−ピリミジン−2−イル−2−ピリジル)−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F38)を調製し、かすかに黄色の固体(0.108g、83%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、2−クロロピリミジンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−ピリミジン−2−イル−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F34)を調製し、黄色の固体(0.016g、23%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、2−ブロモ−6−メトキシピリジンを使用して、5−(6−メトキシ−2−ピリジル)−2−(3−ピリジル)−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F18)を調製し、かすかに黄色の固体(0.039g、52%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F7)を調製し、黄色の固体(0.044g、53%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、1−ブロモ−3−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F22)を調製し、黄色の固体(0.046g、53%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、2−ブロモ−3−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F10)を調製し、黄色の油(0.018g、21%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−[5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F21)を調製し、黄色の固体(0.0182g、21%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、4−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)ピリミジンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−[6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F48)を調製し、薄茶色の固体(0.0553g、63%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、2−ブロモ−5−フルオロピリジンを使用して、5−(5−フルオロ−2−ピリジル)−2−(3−ピリジル)−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F49)を調製し、黄色の固体(0.0275g、36%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、1−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F13)を調製し、黄色の固体(0.0169g、19%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、1−ブロモ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F14)を調製し、黄色の固体(0.036g、39%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F5)を調製し、暗黄色の固体(0.0552g、63%)として単離した。
実施例23に開示した手順を使用して、5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F33)を調製し、黄色の固体(0.0161g、16%)として単離した。
1−ブロモ−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用して、2−(3−ピリジル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物F4)を調製し、黄色の固体(0.0519g、56%)として単離した。
5−(2−ヒドロキシエチル)−2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F27)の調製
乾燥したバイアル(50mL)中、窒素下で、無水エタノール(7.3mL)中化合物F8(0.066g、2.2mmol)の磁気的に攪拌した混合物に、水素化ホウ素ナトリウム(0.083g、2.2mmol)を添加した。反応混合物を、室温で終夜攪拌した。反応混合物を氷水で希釈し、塩酸(2N)でpHを中性に調整した。得られた混合物を蒸発乾固した。粗製の固体をジクロロメタン/エタノールで数回抽出し、得られた洗液をろ過して、シリカで蒸発させた。粗製物質を、溶離液として0〜10%のメタノール/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物F27を白色の固体(0.33g、56%)として得た。
5−(2−クロロエチル)−2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F54)の調製
無水ジクロロメタン(6.4mL)中化合物F27(0.332g、1.29mmol)の磁気的に攪拌した混合物に、氷浴温度で、トリエチルアミン(0.358mL、2.57mmol)および塩化トシル(0.245g、1.29mmol)を添加し、次に、窒素下で、乾燥した丸底フラスコ(50mL)中で4−ジメチルアミノピリジン(0.079g、0.64mmol)を添加した。反応混合物を週末にわたって室温まで温めさせた。反応混合物を、溶離液として0〜10%のメタノール/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物F54を黄色の固体(0.264g、71%)として得た。
2−(ピリジン−3−イル)−5−(2−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)エチル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F19)の調製
乾燥したバイアル(25mL)中、窒素下で、無水アセトニトリル(2.39mL)中化合物F54(0.132g、0.477mmol)および3,3,3−トリフルオロプロパン−1−チオール(0.0518mL、0.477mmol)の磁気的に攪拌した混合物に、炭酸セシウム(0.155g、0.477mmol)を添加した。反応混合物を、室温で終夜攪拌した。反応混合物を、溶離液として50〜100%の酢酸エチル/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物19を白色の固体(0.0561g、30%)として得た。
5−(2−(メチルチオ)エチル)−2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F40)の調製
乾燥したバイアル(25mL)中、窒素下で、無水アセトニトリル(2.39mL)中化合物F54(0.132g、0.477mmol)およびナトリウムチオメトキシド(0.0334g、0.477mmol)の磁気的に攪拌した混合物を、室温で終夜攪拌した。反応混合物を、溶離液として0〜20%のメタノール/酢酸エチルを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物40を白色の固体(0.0124g、9%)として得た。
5−((メチルスルホニル)メチル)−2−(ピリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(F51)の調製
室温で、酢酸(1.8mL)中化合物F20(0.050g、0.18mmol)の溶液に、過ホウ酸ナトリウム四水和物(0.062g、0.40mmol)を添加した。55℃で1時間後、反応物を室温に冷却した。反応物を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および酢酸エチル中で(注意深く)希釈した。層を分離させ、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮した。残留物を、溶離液として0〜15%のメタノール/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物51をかすかに黄色の固体(0.0311g、53%)として得た。
2−(4−オキソ−2−(ピリジン−3−イル)−2,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)アセトアルデヒド(CA1)の調製
ジメチルスルホキシド(8.5mL)中化合物F27(0.258g、1.00mmol)およびデス−マーチンペルヨージナン(0.509g、1.20mmol)の混合物を、室温で12時間攪拌した。混合物を蒸発乾固し、メタノール(100mL)で希釈し、ろ過した。溶媒を除去して、化合物CA1を、メチルアセタール(0.200g、quant)との混合物として、油として得た:ESIMS m/z 257([M+H])。
2−(4−オキソ−2−(ピリジン−3−イル)−2,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)アセトアルデヒドO−メチルオキシム(P26)の調製
エタノール(10mL)中化合物CA1(0.100g)の混合物に、塩化メトキシアンモニウム(0.0830g、1.00mmol)および酢酸(0.180g、3.00mmol)を添加した。混合物を、室温で12時間攪拌した。溶媒を除去した。粗製物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し、化合物P26を白色の固体(0.0360g、25%)として得た。
実施例45に開示された手順を使用して、ベンジルオキシアンモニウムクロリドを使用して、2−(4−オキソ−2−(ピリジン−3−イル)−2,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)アセトアルデヒドO−ベンジルオキシム(化合物P27)を調製し、白色の固体(0.036g、16%)として単離した。
2−(4−オキソ−2−(ピリジン−3−イル)−2,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)酢酸(CA2)の調製
室温で、メタノール(50mL)およびテトラヒドロフラン(25mL)中化合物F8(1.5g、5.0mmol)の溶液に、水酸化ナトリウム水溶液(50mL、1mmol)を添加し、次いで、1時間攪拌した。混合物を、塩酸(2N)でpH6に調整した。混合物を、蒸発乾固し、ジクロロメタン中のメタノール(メタノール/ジクロロメタン 1:8、200mL)で洗浄し、ろ過した。ろ液を濃縮して、化合物CA2を黄色の固体(1.35g、100%)として得た。生成物をさらに精製または特徴付けせずに、次のステップに使用した。
N−メトキシ−N−メチル−2−(4−オキソ−2−(ピリジン−3−イル)−2,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)アセトアミド(CA3)の調製
N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)中化合物CA2(1.36g、5.00mmol)の溶液に、N,O−ジメチルヒドロキシルアミンヒドロクロリド(0.536g、5.50mmol)、トリエチルアミン(0.808g、8.00mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.810g、6.00mmol)、および1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドヒドロクロリド(1.34g、7.00mmol)を添加した。混合物を、室温で終夜攪拌した。反応混合物を塩酸(2N)(100mL)で希釈し、酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。水相を水酸化ナトリウムでpH8に調整し、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮して、化合物CA3を黄色の固体(1.42g、90%)として得た:mp 193〜195℃;1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.02 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 8.61 (dd, J = 4.8, 1.4 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H), 8.03-8.02 (m, 1H), 7.45 (dd, J = 8.3, 4.8 Hz, 1H), 4.50 (s, 2H), 3.85 - 3.78 (m, 5H), 3.24 (s, 3H), 3.15 (t, J = 6.7 Hz, 2H);ESIMS m/z 316([M+H])。
5−(2−オキソプロピル)−2−(ピリジン−3−イル)−2,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(CA4)の調製
窒素下で、無水テトラヒドロフラン(66mL)中化合物CA3(1.33g、4.22mmol)の溶液に、0℃で、テトラヒドロフラン(1M、8.00mL、8.00mmol)中臭化メチルマグネシウムの溶液を添加した。反応物を、室温まで温め、2時間攪拌した。反応混合物を、飽和塩化アンモニウム水溶液(120mL)に添加し、酢酸エチル(2×120mL)で抽出した。合わせた有機層を、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィーによる精製により、化合物CA4を白色の固体(0.391g、28%)として得た:mp 206〜207℃;1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.03 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.61 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 8.40 (s, 1H), 8.04 (ddd, J = 8.3, 2.6, 1.4 Hz, 1H), 7.45 (dd, J = 8.3, 4.7 Hz, 1H), 4.39 (s, 2H), 3.71 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 3.13 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 2.24 (s, 3H);ESIMS m/z 271([M+H])。
実施例49に開示された手順を使用して、フェニルマグネシウムブロミドを使用して、5−(2−オキソ−2−フェニルエチル)−2−(ピリジン−3−イル)−2,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物P18)を調製し、白色の固体(0.430g、26%)として単離した。
実施例49に開示された手順を使用して、(4−(トリフルオロメチル)フェニル)マグネシウムブロミドを使用して、5−(2−オキソ−2−(4−トリフルオロメチル)フェニル)エチル)−2−(ピリジン−3−イル)−2,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物P21)を調製し、白色の固体(0.335g、27%)として単離した。
実施例49に開示された手順を使用して、(3−(トリフルオロメチル)フェニル)マグネシウムブロミドを使用して、5−(2−オキソ−2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)エチル)−2−(ピリジン−3−イル)−2,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物P20)を調製し、白色の固体(0.270g、21%)として単離した。
実施例45に開示された手順を使用して、化合物CA4を使用して、5−(2−(メトキシイミノ)プロピル)−2−(ピリジン−3−イル)−2,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物P30)を調製し、白色の固体(0.069g、77%)として単離した。
実施例45に開示された手順を使用して、化合物CA4およびベンジルオキシアンモニウムクロリドを使用して、5−(2−((ベンジルオキシ)イミノ)プロピル)−2−(ピリジン−3−イル)−2,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物P31)を調製し、白色の固体(0.096g、58%)として単離した。
実施例45に開示された手順を使用して、化合物P18およびメチルオキシアンモニウムクロリドを使用して、5−(2−(メトキシイミノ)−2−フェニルエチル)−2−(ピリジン−3−イル)−2,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物P32)を調製し、白色の固体(0.058g、53%)として単離した。
実施例45に開示された手順を使用して、化合物P18およびベンジルオキシアンモニウムクロリドを使用して、5−(2−((ベンジルオキシ)イミノ)−2−フェニルエチル)−2−(ピリジン−3−イル)−2,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物P36)を調製し、白色の固体(0.073g、55%)として単離した。
実施例45に開示された手順を使用して、化合物P20およびメチルオキシアンモニウムクロリドを使用して、5−(2−(メトキシイミノ)−2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)エチル)−2−(ピリジン−3−イル)−2,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物P36)を調製し、白色の固体(0.027g、25%)として単離した。
実施例45に開示された手順を使用して、化合物P20およびベンジルオキシアンモニウムクロリドを使用して、5−(2−((ベンジルオキシ)イミノ)−2−(3−トリフルオロメチル)フェニル)エチル)−2−(ピリジン−3−イル)−2,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物P38)を調製し、白色の固体(0.040g、31%)として単離した。
実施例45に開示された手順を使用して、化合物P21およびメチルオキシアンモニウムクロリドを使用して、5−(2−(メトキシイミノ)−2−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)エチル)−2−(ピリジン−3−イル)−2,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物P38)を調製し、黄色の固体(0.030g、28%)として単離した。
実施例45に開示された手順を使用して、化合物P21およびベンジルオキシアンモニウムクロリドを使用して、5−(2−((ベンジルオキシ)イミノ)−2−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)エチル)−2−(ピリジン−3−イル)−2,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物P39)を調製し、白色の固体(0.036g、28%)として単離した。
比較化合物の例
(実施例44)
2−(ピリジン−2−イル)−6,7−ジヒドロ−2H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4(5H)−オン(CE1)の調製
水(19.7mL)およびエタノール(157mL)中ピペリジン−2,4−ジオン(2.00g、17.7mmol)および2−ヒドラジニルピリジン(1.93g、17.7mmol)の溶液に。反応物を室温で終夜攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、エタノール/トルエンで共沸的に乾燥させ、黄色の粉末を得た。ジメチルホルムアミド(7.07mL)を添加し、次に、1,1−ジメトキシ−N,N−ジメチルメタンアミン(7.05mL、53.0mmol)を添加し、反応物を90℃で60分間加熱した。反応物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残留物をメタノールに溶解させ、Celite(登録商標)で濃縮し、溶離液として1〜15%メタノール/ジクロロメタンを使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物CE1を黄色の固体(0.870g、22%)として得た。
(実施例45)
5−(メチルスルファニルメチル)−2−(4−ピリジル)−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(CE2)の調製
(クロロメチル)(メチル)スルファンを使用して、化合物CE2を、実施例10に開示した手順に従って調製し、オフホワイトの固体(0.014g、6%)として単離した。
(実施例46)
以下の分子を、(実施例45)に開示した手順に従って作製した:
(クロロメチル)(メチル)スルファンを使用して、5−(メチルスルファニルメチル)−2−(2−ピリジル)−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物CE3)を調製し、黄色の固体(0.0527g、27%)として単離した。
(実施例47)
2−(2−ピリジル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(CE4)の調製
1−ブロモ−3−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンを使用して、化合物CE4を、実施例10に開示した手順に従って調製し、透明の油(0.0224g、22%)として単離した。
(実施例48)
以下の分子を、(実施例47)に開示した手順に従って作製した:
2−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用して、2−(2−ピリジル)−5−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物CE5)を調製し、黄色の固体(0.0691g、78%)として単離した。
(実施例49)
以下の分子を、(実施例47)に開示した手順に従って作製した:
2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用して、2−(2−ピリジル)−5−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物E6)を調製し、緑色の固体(0.0117g、13%)として単離した。
(実施例50)
以下の分子を、(実施例47)に開示した手順に従って作製した:
2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用して、2−(2−ピリジル)−5−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6,7−ジヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−オン(化合物CE7)を調製し、標題化合物を黄色の固体(0.025g、28%)として単離した。
本発明は、特定の実施形態で記載されているが、本発明は、本開示の精神および範囲内でさらに改変することができる。したがって、本出願は、その一般的な原理を用いて本発明のあらゆる変形形態、使用、または適応を網羅することを意図する。さらに、本出願は、本発明に関し、添付の特許請求の範囲の範囲内にある、当技術分野の公知または通例の実務に起因する、本開示からのこのような逸脱を網羅することを意図する。

Claims (16)

  1. 式I:
    (式中、
    (a)R、R、およびRは、H、F、Cl、Br、I、CN、NO、OH、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cシクロアルキル、アリール、置換アリール、C〜Cアルキルフェニル、フェニル、置換フェニル、ヘテロシクリル、および置換ヘテロシクリルからなる群からそれぞれ独立に選択され、
    (b)前記R、R、およびRはそれぞれ、置換されている場合、H、F、Cl、Br、I、CN、NO、OH、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、およびC〜Cシクロアルキルからなる群から独立に選択される1つまたは複数の置換基を有し、
    (c)R、R、R、R、およびRは、H、F、Cl、Br、CN、OH、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、およびC〜Cシクロアルキルからなる群からそれぞれ独立に選択され、
    (d)Rは、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルキル、(C〜Cアルキル)(C〜Cシクロアルキル)、C〜Cアルキルフェニル、C〜Cハロアルキルフェニル、アリール、置換アリール、フェニル、ピリジル、ピリミジル、置換フェニル、置換ピリジル、(C〜Cアルキル)C(=O)(フェニル)、(C〜Cアルキル)(ハロアルキル)(フェニル)、(C〜Cアルキル)(ハロアルキル)(アルキル)、(C〜Cアルキル)C(=O)O(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)C(=NOR10)R11、C(=O)(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cハロアルキル)、C(=O)R13、および(C〜Cアルキル)C(=O)N(R)からなる群から選択され、
    は、置換されている場合、F、Cl、CN、OH、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、およびC〜Cアルコキシ、ピリミジルからなる群から独立に選択される1つまたは複数の置換基を有し、
    およびRは、一緒になって、6員の飽和環状基、または1個の窒素ヘテロ原子を含有する6員の飽和環状基を形成し、前記環状基は、置換されている場合、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、およびフェニルからなる群から独立に選択される1つまたは複数の置換基を有し、
    (e)R10およびR11は、H、Cl、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルキルフェニル、フェニル、および置換フェニル、アリール、置換アリールからなる群から独立に選択され、
    10およびR11は、置換されている場合、HまたはC〜Cハロアルキルから独立に選択される1つまたは複数の置換基を有し、
    (f)R13は、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルキル、(C〜Cアルキル)(C〜Cシクロアルキル)、C〜Cアルキルフェニル、C〜Cハロアルキルフェニル、フェニル、ピリジル、ピリミジル、置換フェニル、置換ピリジル、アリール、置換アリール、(C〜Cアルキル)C(=O)(フェニル)、(C〜Cアルキル)(ハロアルキル)(フェニル)、(C〜Cアルキル)(ハロアルキル)(アルキル)、(C〜Cアルキル)C(=O)O(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)C(=NOR10)R11、C(=O)(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)、および(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cハロアルキル)からなる群から選択され、
    (g)Xは、NまたはCR12であり、
    12は、H、F、Cl、Br、I、CN、NO、OH、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルフェニル、アリール、置換アリール、フェニル、置換フェニル、ヘテロアリール、および置換ヘテロアリールからなる群から選択され、
    12は、置換されている場合、H、F、Cl、Br、I、CN、NO、OH、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、およびC〜Cシクロアルキルからなる群から独立に選択される1つまたは複数の置換基を有し、
    (h)Qは、O(酸素)、またはS(硫黄)であり、
    (i)nは、0、1、または2であり、
    (j)mは、0、1、または2である)
    の化合物または任意の農学的に許容されるその塩を含む、殺有害生物剤組成物。
  2. nが、0であり、Qが、酸素または硫黄である、請求項1に記載の組成物。
  3. 13が、(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)であり、mが、0、1、または2である、請求項1に記載の組成物。
  4. が、水素ではない、請求項1に記載の組成物。
  5. が、(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cアルキル)または(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cハロアルキル)であり、mが、0、1、または2である、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. が、C(=O)R13、C〜Cハロアルキル、(C〜Cアルキル)C(=O)(フェニル)、または(C〜Cアルキル)(ハロアルキル)(アルキル)である、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  7. が、(C〜Cアルキル)C(=NOR10)R11であり、R11は、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、フェニル、および置換フェニルからなる群から選択される、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 、R、R、R、R、R、R、およびRが、Hであり、
    が、C〜Cアルキル、(C〜Cアルキル)(C〜Cシクロアルキル)、Cアルキルフェニル、フェニル、ピリミジル、置換フェニル、置換ピリジル、(Cアルキル)C(=O)O(C〜Cアルキル)、(C〜Cアルキル)S(=O)(Cアルキル)、(C〜Cアルキル)S(=O)(C〜Cハロアルキル)、および(C1アルキル)C(=O)N(R)からなる群から選択され、
    が、CR12であり、R12が、Hであり、
    Qが、Oであり、および
    mが、0、1、または2である、請求項1に記載の組成物。
  9. 前記式Iの化合物が、以下の化合物の1つから選択される、請求項1に記載の組成物:
  10. 前記式Iの化合物が、以下の化合物の1つから選択される、請求項1に記載の組成物:
  11. (a)殺ダニ性、殺藻性、殺鳥性、殺菌性、殺真菌性、除草性、殺虫性、軟体動物駆除性、殺線虫性、防鼠性、もしくは殺ウイルス性を有する1つもしくは複数の化合物、または
    (b)摂食抑制物質、鳥忌避剤、化学不妊化剤、除草剤薬害軽減剤、昆虫誘引剤、昆虫忌避剤、哺乳動物忌避剤、交尾阻害剤、植物活性化剤、植物成長調整剤、もしくは相乗剤である1つもしくは複数の化合物、または
    (c)(a)と(b)の両方
    をさらに含む、請求項1から4および8から10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 臭化(3−エトキシプロピル)水銀、1,2−ジクロロプロパン、1,3−ジクロロプロペン、1−メチルシクロプロペン、1−ナフトール、2−(オクチルチオ)エタノール、2,3,5−トリヨード安息香酸、2,3,6−TBA、2,3,6−TBAジメチルアンモニウム、2,3,6−TBAリチウム、2,3,6−TBAカリウム、2,3,6−TBAナトリウム、2,4,5−T、2,4,5−T−2−ブトキシプロピル、2,4,5−T−2−エチルヘキシル、2,4,5−T−3−ブトキシプロピル、2,4,5−TB、2,4,5−T−ブトメチル、2,4,5−T−ブトチル、2,4,5−T−ブチル、2,4,5−T−イソブチル、2,4,5−T−イソオクチル、2,4,5−T−イソプロピル、2,4,5−T−メチル、2,4,5−T−ペンチル、2,4,5−T−ナトリウム、2,4,5−T−トリエチルアンモニウム、2,4,5−T−トロラミン、2,4−D、2,4−D−2−ブトキシプロピル、2,4−D−2−エチルヘキシル、2,4−D−3−ブトキシプロピル、2,4−D−アンモニウム、2,4−DB、2,4−DBブチル、2,4−DBジメチルアンモニウム、2,4−DBイソオクチル、2,4−DBカリウム、2,4−DBナトリウム、2,4−Dブトチル、2,4−Dブチル、2,4−Dジエチルアンモニウム、2,4−Dジメチルアンモニウム、2,4−Dジオラミン、2,4−Dドデシルアンモニウム、2,4−DEB、2,4−DEP、2,4−Dエチル、2,4−Dヘプチルアンモニウム、2,4−Dイソブチル、2,4−Dイソオクチル、2,4−Dイソプロピル、2,4−Dイソプロピルアンモニウム、2,4−Dリチウム、2,4−Dメプチル、2,4−Dメチル、2,4−Dオクチル、2,4−Dペンチル、2,4−Dカリウム、2,4−Dプロピル、2,4−Dナトリウム、2,4−Dテフリル、2,4−Dテトラデシルアンモニウム、2,4−Dトリエチルアンモニウム、2,4−D−トリス(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム、2,4−Dトロラミン、2iP、塩化2−メトキシエチル水銀、2−フェニルフェノール、3,4−DA、3,4−DB、3,4−DP、4−アミノピリジン、4−CPA、4−CPAカリウム、4−CPAナトリウム、4−CPB、4−CPP、4−ヒドロキシルフェネチルアルコール、8−ヒドロキシキノリン硫酸塩、8−フェニル水銀オキシキノリン、アバメクチン、アブシシン酸、ACC、アセフェート(acephate)、アセキノシル、アセタミプリド、アセチオン、アセトクロール、アセトホス、アセトプロール、アシベンゾラル、アシベンゾラルSメチル、アシフルオルフェン、アシフルオルフェンメチル、アシフルオルフェンナトリウム塩、アクロニフェン、アクレップ、アクリナトリン、アクロレイン、アクリロニトリル、アシペタックス、アシペタックス銅、アシペタックス亜鉛、アラクロール、アラニカルブ、アルベンダゾール、アルジカルブ、アルジモルフ、アルドキシカルブ、アルドリン、アレトリン、アリシン、アリドクロル、アロサミジン、アロキシジム、アロキシジムナトリウム、アリルアルコール、アリキシカルブ、アロラック、α−シペルメトリン、α−エンドスルファン、アメトクトラジン、アメトリジオン、アメトリン、アミブジン、アミカルバゾン、アミカルチアゾール、アミジチオン、アミドフルメット、アミドスルフロン、アミノカルブ、アミノシクロピラクロル、アミノシクロピラクロルメチル、アミノシクロピラクロルカリウム、アミノピラリド、アミノピラリドカリウム塩、アミノピラリドトリス(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム塩、アミプロホスメチル、アミプロホス、アミスルブロム、アミトン、アミトンシュウ酸塩、アミトラズ、アミトロール、スルファミン酸アンモニウム、α−ナフタレン酢酸アンモニウム、アンバム、アンプロピルホス、アナバシン、アンシミドール、アニラジン、アニロホス、アニスロン、アントラキノン、アンツー、アフォレート(apholate)、アラマイト、三酸化ヒ素、アソメート(asomate)、アスピリン、アシュラム、アシュラムカリウム塩、アシュラムナトリウム塩、アチダチオン、アトラトン、アトラジン、オーレファンギン、アビグリシン、アビグリシン塩酸塩、アザコナゾール、アザジラクチン、アザフェニジン、アザメチホス、アジムスルフロン、アジンホスエチル、アジンホスメチル、アジプロトリン、アジチラム、アゾベンゼン、アゾシクロチン、アゾトエート(azothoate)、アゾキシストロビン、バクメデシュ、バルバン、ヘキサフルオロケイ酸バリウム、多硫化バリウム、バルトリン、BCPC、ベフルブタミド、ベナラキシル、ベナラキシルM、ベナゾリン、ベナゾリンジメチルアンモニウム塩、ベナゾリンエチル、ベナゾリンカリウム塩、ベンカルバゾン、ベンクロチアズ、ベンダイオカルブ、ベンフルラリン、ベンフルカルブ、ベンフレセート(benfuresate)、ベノダニル、ベノミル、ベノキサコル、ベノキサホス、ベノキノックス、ベンスルフロン、ベンスルフロンメチル、ベンスリド、ベンスルタップ、ベンタルロン、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウム塩、ベンチアバリカルブ、ベンチアバリカルブイソプロピル、ベンチアゾール、ベントラニル、ベンザドックス、ベンザドックスアンモニウム塩、塩化ベンザルコニウム、ベンザマクリル、ベンザマクリルイソブチル、ベンザモルフ、ベンズフェンジゾン、ベンジプラム、ベンゾビシクロン、ベンゾフェナップ、ベンゾフルオール、ベンゾヒドロキサム酸、ベンゾキシメート(benzoximate)、ベンゾイルプロップ、ベンゾイルプロップエチル、ベンズチアズロン、安息香酸ベンジル、ベンジルアデニン、ベルベリン、塩化ベルベリン、β−シフルトリン、β−シペルメトリン、ベトキサジン、ビシクロピロン、ビフェナゼート(bifenazate)、ビフェノックス、ビフェントリン、ビフジュンチ、ビラナホス、ビラナホスナトリウム塩、ビナパクリル、ビングキングキサオ(bingqingxiao)、ビオアレトリン、ビオエタノメチリン、ビオペルメトリン、ビオレスメトリン、ビフェニル、ビサジル、ビスメルチアゾール、ビスピリバック、ビスピリバックナトリウム塩、ビストリフルロン、ビテルタノール、ビチオノール、ビキサフェン、ブラストサイジンS、ボラックス、ボルドー混合物、ホウ酸、ボスカリド、ブラシノリド、ブラシノリドエチル、ブレビコミン、ブロジファクム、ブロフェンバレレート(brofenvalerate)、ブロフルトリネート(brofluthrinate)、ブロマシル、ブロマシルリチウム塩、ブロマシルナトリウム塩、ブロマジオロン、ブロメタリン、ブロメトリン、ブロムフェンビンホス、ブロモアセトアミド、ブロモボニル、ブロモブチド、ブロモシクレン、ブロモDDT、ブロモフェノキシム、ブロモホス、ブロモホスエチル、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブロモタロニル、ブロモキシニル、ブロモキシニルブチレート、ブロモキシニルヘプタノエート、オクタン酸ブロモキシニル、ブロモキシニルカリウム塩、ブロムピラゾン、ブロムコナゾール、ブロノポール、ブカルポレート(bucarpolate)、ブフェンカルブ、ブミナホス、ブピリメート(buprimate)、ブプロフェジン、バーガンディー混合物、ブスルファン、ブタカルブ、ブタクロール、ブタフェナシル、ブタミホス、ブタチオホス、ブテナクロール、ブテトリン、ブチダゾール、ブチオベート(buthiobate)、ブチウロン、ブトカルボキシム、ブトネート(butonate)、ブトピロノキシル、ブトキシカルボキシム、ブトルアリン、ブトロキシジム、ブツロン、ブチルアミン、ブチレート(butylate)、カコジル酸、カズサホス、カフェンストロール、ヒ酸カルシウム、塩素酸カルシウム、カリウムシアナミド、多硫化カルシウム、カルビンホス、カンベンジクロル、カンフェクロル、カンファー、カプタホール、キャプタン、カルバモルフ、カーバノレート(carbanolate)、カルバリル、カルバスラム、カルベンダジム、カルベンダジムベンゼンスルホン酸塩、カルベンダジム亜硫酸塩、カルベタミド、カルボフラン、二硫化炭素、四塩化炭素、カルボフェノチオン、カルボスルファン、カルボキサゾール、カルボキシド、カルボキシン、カルフェントラゾン、カルフェントラゾンエチル、カルプロパミド、カルタップ、カルタップ塩酸塩、カルバクロール、カルボン、CDEA、セロサイジン、CEPC、セラルレ、チェシュント混合物、キノメチオナート、キトサン、クロベンチアゾン、クロメトキシフェン、クロラロース、クロランベン、クロランベンアンモニウム塩、クロランベンジオラミン、クロランベンメチル、クロランベンメチルアンモニウム塩、クロランベンナトリウム塩、クロラミンホスホラス、クロラムフェニコール、クロラニホルメタン、クロラニル、クロラノクリル、クロラントラニリプロール、クロラジホップ、クロラジホッププロパルギル、クロラジン、クロルベンシド、クロルベンズロン、クロルビシクレン、クロルブロムロン、クロルブファム、クロルデン、クロルデコン、クロルジメホルム、クロルジメホルム塩酸塩、クロルエンペントリン、クロレトキシホス、クロレツロン、クロルフェナック、クロルフェナックアンモニウム塩、クロルフェナックナトリウム塩、クロルフェナピル、クロルフェナゾール、クロルフェネトール、クロルフェンプロップ、クロルフェンソン、クロルフェンスルフィド、クロルフェンビンホス、クロルフルアズロン、クロルフルラゾール、クロルフルレン、クロルフルレンメチル、クロルフルレノール、クロルフルレノールメチル、クロリダゾン、クロリムロン、クロリムロンエチル、クロルメホス、クロロメクワット、クロロメクワット塩化物、クロルニジン、クロルニトロフェン、クロロベンジレート(chlorobenzilate)、クロロジニトロナフタレン、クロロホルム、クロロメブホルム、クロロメチウロン、クロロネブ、クロロファシノン、クロロファシノンナトリウム塩、クロロピクリン、クロロポン、クロロプロピレート(chloropropylate)、クロロタロニル、クロロトルロン、クロロクスロン、クロロキシニル、クロルホニウム、クロルホニウム塩化物、クロルホキシム、クロルプラゾホス、クロルプロカルブ、クロルプロファム、クロルピリホス、クロルピリホスメチル、クロルキノックス、クロルスルフロン、クロルタール、クロルタールジメチル、クロルタールモノメチル、クロルチアミド、クロルチオホス、クロゾリネート(chlozolinate)、コリン塩化物、クロマフェノジド、シネリンI、シネリンII、シネリン類、シニドンエチル、シンメチリン、シノスルフロン、シオブチド、シサニリド、シスメトリン、クレトジム、クリンバゾール、クリオジネート(cliodinate)、クロジナホップ、クロジナホッププロパルギル、クロエトカルブ、クロフェンセット、クロフェンセットカリウム塩、クロフェンテジン、クロフィブリン酸、クロホップ、クロホップイソブチル、クロマゾン、クロメプロップ、クロプロップ、クロプロキシジム、クロピラリド、クロピラリドメチル、クロピラリドオラミン、クロピラリドカリウム塩、クロピラリドトリス(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム塩、クロキントセット、クロキントセットメキシル、クロランスラム、クロランスラムメチル、クロサンテル、クロチアニジン、クロトリマゾール、クロキシホナック、クロキシホナックナトリウム塩、CMA、コドレルレ、コロホネート(colophonate)、酢酸銅、アセト亜ヒ酸銅、ヒ酸銅、炭酸銅、塩基性、水酸化銅、ナフテン酸銅、オレイン酸銅、オキシ塩化銅、ケイ酸銅、硫酸銅、クロム酸亜鉛銅、クマクロール、クマフリル、クマホス、クマテトラリル、クミトエート(coumithoate)、クモキシストロビン、CPMC、CPMF、CPPC、クレダジン、クレゾール、クリミジン、クロタミトン、クロトキシホス、クルホメート(crufomate)、氷晶石、キュウルア、クフラネブ、クミルロン、クプロバム、酸化第一銅、クルクメノール、シアナミド、シアナトリン、シアナジン、シアノフェンホス、シアノホス、シアントエート(cyanthoate)、シアントラニリプロール、シアゾファミド、シブトリン、シクラフラミド、シクラニリド、シクレトリン、シクロエート(cycloate)
    、シクロヘキシミド、シクロプレート(cycloprate)、シクロプロトリン、シクロスルファムロン、シクロキシジム、シクルロン、シエノピラフェン、シフルフェナミド、シフルメトフェン、シフルトリン、シハロホップ、シハロホップブチル、シハロトリン、シヘキサチン、シミアゾール、シミアゾール塩酸塩、シモキサニル、シオメトリニル、シペンダゾール、シペルメトリン、シペルコート、塩化シペルコート、シフェノトリン、シプラジン、シプラゾール、シプロコナゾール、シプロジニル、シプロフラム、シプロミド、シプロスルファミド、シロマジン、シチオエート(cythioate)、ダイムロン、ダラポン、ダラポンカルシウム塩、ダラポンマグネシウム塩、ダラポンナトリウム塩、ダミノジッド、ダイオウトン(dayoutong)、ダゾメット、ダゾメットナトリウム塩、DBCP、d−カンファー、DCIP、DCPTA、DDT、デバカルブ、デカフェンチン、デカルボフラン、デヒドロ酢酸、デラクロール、デルタメトリン、デメフィオン、デメフィオン−O、デメフィオン−S、ジメトン、ジメトンメチル、ジメトンO、ジメトンOメチル、ジメトンS、ジメトンSメチル、ジメトンSメチルスルホン、デスメディファム、デスメトリン、d−ファンシルケビンギュチ(d-fanshiluquebingjuzhi)、ジアフェンチウロン、ジアリホス、ジアレート(di-allate)、ジアミダホス、ケイ藻土、ダイアジノン、フタル酸ジブチル、コハク酸ジブチル、ジカンバ、ジカンバジグリコールアミン、ジカンバジメチルアンモニウム、ジカンバジオラミン、ジカンバイソプロピルアンモニウム、ジカンバメチル、ジカンバオラミン、ジカンバカリウム塩、ジカンバナトリウム塩、ジカンバトロラミン、ジカプトン、ジクロベニル、ジクロフェンチオン、ジクロフルアニド、ジクロン、ジクロラル尿素、ジクロルベンズロン、ジクロルフルレノール、ジクロルフルレノールメチル、ジクロルメート(dichlormate)、ジクロルミド、ジクロロフェン、ジクロルプロップ、ジクロルプロップ2−エチルヘキシル、ジクロルプロップブトチル、ジクロルプロップジメチルアンモニウム塩、ジクロルプロップエチルアンモニウム塩、ジクロルプロップイソオクチル、ジクロルプロップメチル、ジクロルプロップP、ジクロルプロップP2−エチルヘキシル、ジクロルプロップPジメチルアンモニウム塩、ジクロルプロップカリウム塩、ジクロルプロップナトリウム塩、ジクロルボス、ジクロゾリン、ジクロブトラゾール、ジクロシメット、ジクロホップ、ジクロホップメチル、ジクロメジン、ジクロメジンナトリウム塩、ジクロラン、ジクロスラム、ジコホル、ジクマロール、ジクレシル、ジクロトホス、ジシクラニル、ジシクロノン、ディルドリン、ジエノクロル、ジエタムコート、ジエタムコートジクロリド、ジエタチル、ジエタチルエチル、ジエトフェンカルブ、ジエトレート(dietholate)、ジエチルピロカーボネート、ジエチルトルアミド、ジフェナクム、ジフェノコナゾール、ジフェノペンテン、ジフェノペンテンエチル、ジフェノキスロン、ジフェンゾコート、ジフェンゾコートメチル硫酸塩、ジフェチアロン、ジフロビダジン、ジフルベンズロン、ジフルフェニカン、ジフルフェンゾピル、ジフルフェンゾピルナトリウム塩、ジフルメトリム、ジケグラック、ジケグラックナトリウム塩、ジロール、ジマチフ、ジメフルトリン、ジメホックス、ジメフロン、ジメピペレート(dimepiperate)、ジメタクロン、ディメタン、ジメタカルブ、ジメタクロル、ジメタメトリン、ジメテナミド、ジメテナミドP、ジメチピン、ジメチリモール、ジメトエート(dimethoate)、ジメトモルフ、ジメトリン、ジメチルカルバート、フタル酸ジメチル、ジメチルビンホス、ジメチラン、ジメキサノ、ジミダゾン、ジモキシストロビン、ジネックス、ジネックスジクレキシン、ジングジュネズオ(dingjunezuo)、ジニコナゾール、ジニコナゾールM、ジニトラミン、ジノブトン、ジノカップ、ジノカップ−4、ジノカップ−6、ジノクトン、ジノフェナート(dinofenate)、ジノペントン、ジノプロップ、ジノサム、ジノセブ、酢酸ジノセブ、ジノセブアンモニウム塩、ジノセブジオラミン、ジノセブナトリウム塩、ジノセブトロラミン、ジノスルホン、ジノテフラン、ジノテルブ、酢酸ジノテルブ、ジノテルボン、ジオフェノラン、ジオキサベンゾホス、ジオキサカルブ、ジオキサチオン、ダイファシノン、ダイファシノンナトリウム塩、ジフェナミド、ジフェニルスルホン、ジフェニルアミン、ジプロパリン、ジプロペトリン、ジピリチオン、ジクワット、ジクワットジブロミド、ディスパールア、ジスル、ジスルフィラム、ジスルホトン、ジスルナトリウム塩、ジタリムホス、ジチアノン、ジチクロホス、ジチオエーテル、ジチオピル、ジウロン、d−リモネン、DMPA、DNOC、DNOCアンモニウム、DNOCカリウム、DNOCナトリウム、ドデモルフ、ドデモルフ酢酸塩、ドデモルフ安息香酸塩、ドジシン、ドジシン塩酸塩、ドジシンナトリウム塩、ドジン、ドフェナピン、ドミニカルレ、ドラメクチン、ドラゾキソロン、DSMA、ドゥフリン、EBEP、EBP、エクダイステロン、エジフェンホス、エグリナジン、エグリナジンエチル、エマメクチン、エマメクチン安息香酸塩、EMPC、エンペントリン、エンドスルファン、エンドタール、エンドタール二アンモニウム塩、エンドタール二カリウム塩、エンドタール二ナトリウム塩、エンドチオン、エンドリン、エネストロブリン、EPN、エポコレオン、エポフェノナン、エポキシコナゾール、エプリノメクチン、エプロナズ、EPTC、エルボン、エルゴカルシフェロール、エルルジキシアンカオアン(erlujixiancaoan)、エスデパレトリン、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エスプロカルブ、エタセラシル、エタコナゾール、エタホス、エテム、エタボキサム、エタクロル、エタルフルラリン、エタメトスルフルロン、エタメトスルフルロンメチル、エタプロクロル、エテホン、エチジムロン、エチオフェンカルブ、エチオレート(ethiolate)、エチオン、エチオジン、エチプロール、エチリモール、エトエートメチル、エトフメセート(ethofumesate)、エトヘキサジオール、エトプロホス、エトキシフェン、エトキシフェンエチル、エトキシキン、エトキシスルフロン、エチクロゼート(ethychlozate)、ギ酸エチル、α−ナフタレン酢酸エチル、エチルDDD、エチレン、二臭化エチレン、二塩化エチレン、エチレンオキシド、エチリシン、エチル水銀2,3−ジヒドロキシプロピルメルカプチド、酢酸エチル水銀、臭化エチル水銀、塩化エチル水銀、リン酸エチル水銀、エチノフェン、エトニプロミド、エトベンザニド、エトフェンプロックス、エトキサゾール、エトリジアゾール、エトリムホス、オイゲノール、EXD、ファモキサドン、ファンファー、フェンアミドン、フェナミノスルフ、フェナミホス、フェナパニル、フェナリモル、フェナシュラム、フェナザフロル、フェナザキン、フェンブコナゾール、酸化フェンブタスズ、フェンクロラゾール、フェンクロラゾールエチル、フェンクロルホス、フェンクロリム、フェネタカルブ、フェンフルトリン、フェンフラム、フェンヘキサミド、フェニトロパン、フェニトロチオン、フェンジュントング(fenjuntong)、フェノブカルブ、フェノプロップ、フェノプロップ3−ブトキシプロピル、フェノプロップブトメチル、フェノプロップブトチル、フェノプロップブチル、フェノプロップイソオクチル、フェノプロップメチル、フェノプロップカリウム塩、フェノチオカルブ、フェノキサクリム、フェノキサニル、フェノキサプロップ、フェノキサプロップエチル、フェノキサプロップP、フェノキサプロップPエチル、フェノキサスルホン、フェノキシカルブ、フェンピクロニル、フェンピリトリン、フェンプロパトリン、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、フェンピラザミン、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フェンリダゾン、フェンリダゾンカリウム塩、フェンリダゾンプロピル、フェンソン、フェンスルホチオン、フェンテラコール、フェンチアプロップ、フェンチアプロップエチル、フェンチオン、フェンチオンエチル、フェンチン、フェンチン酢酸塩、塩化フェンチン、水酸化フェンチン、フェントラザミド、フェントリファニル、フェニュロン、フェニュロンTCA、フェンバレレート(fenvalerate)、ファーバム、フェリムゾン、硫酸第一鉄、フィプロニル、フランプロップ、フランプロップイソプロピル、フランプロップM、フランプロップメチル、フランプロップMイソプロピル、フランプロップMメチル、フラザスルフロン、フロクマフェン、フロメトキン、フロニカミド、フロラスラム、フルアクリピリム、フルアジホップ、フルアジホップブチル、フルアジホップメチル、フルアジホップP、フルアジホップPブチル、フルアジナム、フルアゾレート(fluazolate)、フルアズロン、フルベンジアミド、フルベンジミン、フルカルバゾン、フルカルバゾンナトリウム塩、フルセトスルフロン、フルクロラリン、フルコフロン、フルシクロクスロン、フルシトリネート(flucythrinate)、フルジオキソニル、フルエネチル、フルエンスルホン、フルフェナセット、フルフェネリム、フルフェニカン、フルフェノクスロン、フルフェンプロックス、フルフェンピル、フルフェンピルエチル、フルフィプロール、フルメトリン、フルメトベル、フルメトラリン、フルメツラム、フルメジン、フルミクロラック、フルミクロラックペンチル、フルミオキサジン、フルミプロピン、フルモルフ、フルオメツロン、フルオピコリド、フルオピラム、フルオルベンシド、フルオリダミド、フルオロアセトアミド、フロロジフェン、フルオログリコフェン、フルオログリコフェンエチル、フルオロイミド、フルオロミジン、フルオロニトロフェン、フルオチウロン、フルオトリマゾール、フルオキサストロビン、フルポキサム、フルプロパシル、フルプロパジン、フルプロパネート(flupropanate)、フルプロパネートナトリウム塩、フルピラジフロン、フルピルスルフロン、フルピルスルフロンメチル、フルピルスルフロンメチルナトリウム塩、フルキンコナゾール、フルラゾール、フルレノール、フルレノールブチル、フルレノールメチル、フルリドン、フルロクロリドン、フルロキシピル、フルロキシピルブトメチル、フルロキシピルメプチル、フルルピリミドール、フルルスルアミド、フルルタモン、フルシラゾール、フルスルファミド、フルチアセット、フルチアセットメチル、フルチアニル、フルトラニル、フルトリアホール、フルバリネート(fluvalinate)、フルキサピロキサド、フルキソフェニム、ホルペット、ホメサフェン、ホメサフェンナトリウム塩、ホノホス、フォラムスルフロン、ホルクロルフェニュロン、ホルムアルデヒド、ホルメタネート、ホルメタネート塩酸塩、ホルモチオン、ホルムパラネート(formparanate)、ホルムパラネート塩酸塩、ホサミン、ホサミンアンモニウム塩、ホセチル、ホセチルアルミニウム塩、ホスメチラン、ホスピレート(fospirate)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホスチエタン、フロンタリン、フベリダゾール、フカオジング(fucaojing)、フカオミ(fucaomi)、フナイヘカオリング(funaihecaoling)、フフェンチオ尿素、フララン、フララキシル、フラメトリン、フラメトピル、フラチオカルブ、フルカルバニル、ファーコナゾール、シスファーコナゾール、フレスリン、フルフラール、フリラゾール、フルメシクロックス、フロファネート(furophanate)、フリロキシフェン、γ−シハロトリン、γ−HCH、ジェニット、ジベレリン酸、ジベレリン、グリフトル、グルホシネート(glufosinate)、グルホシネートアンモニウム塩、グルホシネートP、グルホシネートPアンモニウム塩、グルホシネートPナトリウム塩、グリオジン、グリオキシム、グリホセート(glyphosate)、グリホセート二アンモニウム塩、グリホセートジメチルアンモニウム塩、グリホセートイソプロピルアンモニウム塩、グリホセート一アンモニウム塩、グリホセートカリウム塩、グリホセートセスキナトリウム塩、グリホセートトリメシウム塩、グリホシン、ゴシップルア、グランドルア、グリセオフルビン、グアザチン、グアザ
    チン酢酸塩、ハラクリネート(halacrinate)、ハルフェンプロックス、ハロフェノジド、ハロサフェン、ハロスルフロン、ハロスルフロンメチル、ハロキシジン、ハロキシホップ、ハロキシホップエトチル、ハロキシホップメチル、ハロキシホップP、ハロキシホップPエトチル、ハロキシホップPメチル、ハロキシホップナトリウム塩、HCH、ヘメル、ヘンパ、HEOD、ヘプタクロル、ヘプテノホス、ヘプトパルギル、ヘテロホス、ヘキサクロロアセトン、ヘキサクロロベンゼン、ヘキサクロロブタジエン、ヘキサクロロフェン、ヘキサコナゾール、ヘキサフルムロン、ヘキサフルレート(hexaflurate)、ヘキサルア、ヘキサミド、ヘキサジノン、ヘキシルチオホス、ヘキシチアゾクス、HHDN、ホロスルフ、ハンカイウォ(huancaiwo)、ハングカオリング(huangcaoling)、ハンジュンズオ(huanjunzuo)、ヒドラメチルノン、ヒドラルガフェン、消石灰、シアン化水素、ヒドロプレン、ヒメキサゾール、ヒキンカルブ、IAA、IBA、イカリジン、イマザリル、イマザリルニトレート、イマザリル硫酸塩、イマザメタベンズ、イマザメタベンズメチル、イマザモックス、イマザモックスアンモニウム塩、イマザピック、イマザピックアンモニウム塩、イマザピル、イマザピルイソプロピルアンモニウム塩、イマザキン、イマザキンアンモニウム塩、イマザキンメチル、イマザキンナトリウム塩、イマゼタピル、イマゼタピルアンモニウム塩、イマゾスルフロン、イミベンコナゾール、イミシアホス、イミダクロプリド、イミダクロチズ、イミノクタジン、イミノクタジン三酢酸塩、イミノクタジンアルベシル酸塩、イミプロトリン、イナベンフィド、インダノファン、インダジフラム、インドキサカルブ、イネジン、ヨードボニル、ヨードカルブ、ヨードメタン、ヨードスルフロン、ヨードスルフロンメチル、ヨードスルフロンメチルナトリウム塩、ヨーフェンスルフロン、ヨーフェンスルフロンナトリウム塩、アイオキシニル、アイオキシニルオクタノエート、アイオキシニルリチウム塩、アイオキシニルナトリウム塩、イパジン、イプコナゾール、イプフェンカルバゾン、イプロベンホス、イプロジオン、イプロバリカルブ、イプリミダム、イプスジエノール、イプセノール、IPSP、イサミドホス、イサゾホス、イソベンザン、イソカルバミド、イソカルボホス、イソシル、イソドリン、イソフェンホス、イソフェンホスメチル、イソラン、イソメチオジン、イソノルロン、イソポリネート(isopolinate)、イソプロカルブ、イソプロパリン、イソプロチオラン、イソプロツロン、イソピラザム、イソピリモール、イソチオエート(isothioate)、イソチアニル、イソウロン、イソバレジオン、イソキサベン、イソキサクロルトール、イソキサジフェン、イソキサジフェンエチル、イソキサフルトール、イソキサピリホップ、イソキサチオン、イベルメクチン、イゾパンホス、ジャポニルア、ジャポトリン類、ジャスモリンI、ジャスモリンII、ジャスモン酸、ジアハングチョングズオング(jiahuangchongzong)、ジアジゼングキシアオリン(jiajizengxiaolin)、ジアキサンギュンジー(jiaxiangjunzhi)、ジエカオワン(jiecaowan)、ジエカオキシ(jiecaoxi)、ジョードフェンホス、幼若ホルモンI、幼若ホルモンII、幼若ホルモンIII、カデトリン、カルブチレート(karbutilate)、カレタザン、カレタザンカリウム塩、カスガマイシン、カスガマイシン塩酸塩、ケジュンリン(kejunlin)、ケレバン、ケトスピラドックス、ケトスピラドックスカリウム塩、キネチン、キノプレン、クレソキシムメチル、クイカオクシ(kuicaoxi)、ラクトフェン、ラムダシハロトリン、ラチルア、ヒ酸鉛、レナシル、レピメクチン、レプトホス、リンデン、リネアチン、リニュロン、リリムホス、リトルア、ループルア、ルフェヌロン、ルブジングジュンズヒ(lvdingjunzhi)、ルブクシアンカオリン(lvxiancaolin)、リチダチオン、MAA、マラチオン、マレイン酸ヒドラジド、マロノベン、マルトデキストリン、MAMA、マンコッパー、マンコゼブ、マンジプロパミド、マネブ、マトリン、マジドックス、MCPA、MCPA2−エチルヘキシル、MCPAブトチル、MCPAブチル、MCPAジメチルアンモニウム、MCPAジオラミン、MCPAエチル、MCPAイソブチル、MCPAイソオクチル、MCPAイソプロピル、MCPAメチル、MCPAオラミン、MCPAカリウム塩、MCPAナトリウム塩、MCPAチオエチル、MCPAトロラミン、MCPB、MCPBエチル、MCPBメチル、MCPBナトリウム塩、メベニル、メカルバム、メカルビンジド、メカルホン、メコプロップ、メコプロップ2−エチルヘキシル、メコプロップジメチルアンモニウム、メコプロップジオラミン、メコプロップエタジル、メコプロップイソオクチル、メコプロップメチル、メコプロップP、メコプロップP2−エチルヘキシル、メコプロップPジメチルアンモニウム、メコプロップPイソブチル、メコプロップカリウム塩、メコプロップPカリウム塩、メコプロップナトリウム塩、メコプロップトロラミン、メジメホルム、メジノテルブ、メジノテルブアセテート、メドルレ、メフェナセット、メフェンピル、メフェンピルジエチル、メフルイジド、メフルイジドジオラミン、メフルイジドカリウム塩、メガトモ酸、メナゾン、メパニピリム、メペルフルトリン、メフェネート(mephenate)、メホスホラン、メピコート、塩化メピコート、メピコート五ホウ酸塩、メプロニル、メプチルジノカップ、塩化第二水銀、酸化水銀、塩化第一水銀、メルホス、メソプラジン、メソスルフロン、メソスルフロンメチル、メソトリオン、メスルフェン、メスルフェンホス、メタフルミゾン、メタラキシル、メタラキシルM、メタアルデヒド、メタム、メタムアンモニウム、メタミホップ、メタミトロン、メタムカリウム、メタムナトリウム、メタザクロル、メタゾスルフロン、メタゾキソロン、メトコナゾール、メテパ、メトフルラゾン、メタベンズチアズロン、メタクリホス、メタルプロパリン、メタミドホス、メタスルホカルブ、メタゾール、メトフロキサム、メチダチオン、メチオベンカルブ、メチオカルブ、メチオピリスルフロン、メチオテパ、メチオゾリン、メチウロン、メトクロトホス、メトメトン、メトミル、メトプレン、メトプロトリン、メトキンブチル、メトトリン、メトキシクロル、メトキシフェノジド、メトキシフェノン、メチルアホレート、臭化メチル、メチルオイゲノール、ヨウ化メチル、イソチオシアン酸メチル、メチルアセトホス、メチルクロロホルム、メチルダイムロン、塩化メチレン、安息香酸メチル水銀、メチル水銀ジシアンジアミド、メチル水銀ペンタクロロフェノキシド、メチルネオデカンアミド、メチラム、メトベンズロン、メトブロムロン、メトフルトリン、メトラクロール、メトルカルブ、メトミノストロビン、メトスラム、メトキサジアゾン、メトキスロン、メトラフェノン、メトリブジン、メトスルホバックス、メトスルフロン、メトスルフロンメチル、メビンホス、メキサカルベート(mexacarbate)、メイシアン(mieshuan)、ミルベメクチン、ミルベマイシンオキシム、ミルネブ、ミパホックス、ミレックス、MNAF、モグチュン(moguchun)、モリネート(molinate)、モロスルタップ、モナリッド、モニソウロン、モノクロロ酢酸、モノクロトホス、モノリニュロン、モノスルフロン、モノスルフロンエステル、モニュロン、モニュロンTCA、モルファムコート、モルファムコートジクロリド、モロキシジン、モロキシジン塩酸塩、モルホチオン、モルジド、モキシデクチン、MSMA、ムスカルレ、ミクロブタニル、ミクロゾリン、N−(エチル水銀)−p−トルエンスルホンアニリド、ナーバム、ナフタロホス、ナレド、ナフタレン、ナフタレンアセトアミド、無水ナフタル酸、ナフトキシ酢酸、ナプロアニリド、ナプロパミド、ナプタラム、ナプタラムナトリウム、ナタマイシン、ネブロン、ニクロサミド、ニクロサミドオラミン、ニコスルフロン、ニコチン、ニフルリジッド、ニピラクロフェン、ニテンピラム、ニチアジン、ニトラリン、ニトラピリン、ニトリラカルブ、ニトロフェン、ニトロフルオルフェン、ニトロスチレン、ニトロタールイソプロピル、ノルボルミド、ノルフルラゾン、ノルニコチン、ノルロン、ノバルロン、ノビフルムロン、ヌアリモル、OCH、オクタクロロジプロピルエーテル、オクチリノン、オフラセ、オメトエート(omethoate)、オルベンカルブ、オルフラルア、オルトジクロロベンゼン、オルトスルファムロン、オリクタルア、オリサストロビン、オリザリン、オストール、オストラモン、オキサベトリニル、オキサジアルギル、オキサジアゾン、オキサジキシル、オキサメート(oxamate)、オキサミル、オキサピラゾン、オキサピラゾンジモラミン、オキサピラゾンナトリウム塩、オキサスルフロン、オキサジクロメホン、オキシン銅、オキソリン酸、オキスポコナゾール、オキスポコナゾールフマル酸塩、オキシカルボキシン、オキシジメトンメチル、オキシデプロホス、オキシジスルホトン、オキシフローフェン、オキシマトリン、オキシテトラサイクリン、オキシテトラサイクリン塩酸塩、パクロブトラゾール、パイチョンディン(paichongding)、パラジクロロベンゼン、パラフルロン、パラコート、パラコートジクロリド、パラコートジメチル硫酸塩、パラチオン、パラチオンメチル、パリノール、ペブレート(pebulate)、ペフラゾエート(pefurazoate)、ペラルゴン酸、ペンコナゾール、ペンシクロン、ペンディメタリン、ペンフルフェン、ペンフルロン、ペノキススラム、ペンタクロロフェノール、ペンタノクロール、ペンチオピラド、ペントメトリン、ペントキサゾン、ペルフルイドン、ペルメトリン、ペトキサミド、フェナマクリル、フェナジンオキシド、フェニソファム、フェンカプトン、フェンメディファム、フェンメディファムエチル、フェノベンズロン、フェノトリン、フェンプロキシド、フェントエート(phenthoate)、フェニル水銀尿素、酢酸フェニル水銀、塩化フェニル水銀、ピロカテコールのフェニル水銀誘導体、硝酸フェニル水銀、サリチル酸フェニル水銀、ホレート(phorate)、ホサセチム、ホサロン、ホスダイフェン、ホスホラン、ホスホランメチル、ホスグリシン、ホスメット、ホスニクロル、ホスファミドン、ホスフィン、ホスホカルブ、リン、ホスチン、ホキシム、ホキシムメチル、フタリド、ピクロラム、ピクロラム2−エチルヘキシル、ピクロラムイソオクチル、ピクロラムメチル、ピクロラムオラミン、ピクロラムカリウム塩、ピクロラムトリエチルアンモニウム塩、ピクロラムトリス(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム塩、ピコリナフェン、ピコキシストロビン、ピンドン、ピンドンナトリウム塩、ピノキサデン、ピペラリン、ピペロニルブトキシド、ピペロニルシクロネン、ピペロホス、ピプロクタニル、臭化ピプロクタニル、ピプロタール、ピリメタホス、ピリミカーブ、ピリミオキシホス、ピリミホスエチル、ピリミホスメチル、プリフェナート(plifenate)、ポリカルバメート(polycarbamate)、ポリオキシン類、ポリオキソリム、ポリオキソリム亜鉛、ポリチアラン、亜ヒ酸カリウム、アジ化カリウム、シアン酸カリウム、ジベレリン酸カリウム、ナフテン酸カリウム、多硫化カリウム、チオシアン酸カリウム、α−ナフタレン酢酸カリウム、pp’−DDT、プラレトリン、プレコセンI、プレコセンII、プレコセンIII、プレチラクロール、プリミドホス、プリミスルフロン、プリミスルフロンメチル、プロベナゾール、プロクロラズ、プロクロラズマンガン、プロクロノール、プロシアジン、プロシミドン、プロジアミン、プロフェノホス、プロフルアゾール、プロフルラリン、プロフルトリン、プロホキシジム、プログリナジン、プログリナジンエチル、プロヘキサジオン、プロヘキサジオンカルシウム、プロヒドロジャスモン、プロマシル、プロメカルブ、プロメトン、プロメトリン、プロムリット、プロパクロール、プロパミジン、プロパミジン二塩酸塩、プロパモカルブ、プロパモカルブ塩酸塩、プロパニル、プロパホス、プロパキザホップ、プロパルギット、プロパルスリン、プロパジン、プロペタムホス、プロファ
    ム、プロピコナゾール、プロピネブ、プロピソクロール、プロポキスル、プロポキシカルバゾン、プロポキシカルバゾンナトリウム塩、プロピルイソム、プロピリスルフロン、プロピザミド、プロキナジド、プロスレル、プロスルファリン、プロスルホカルブ、プロスルフロン、プロチダチオン、プロチオカルブ、プロチオカルブ塩酸塩、プロチオコナゾール、プロチオホス、プロトエート(prothoate)、プロトリフェンブト、プルオキサン、プルオキサンナトリウム塩、プリナクロール、ピダノン、ピメトロジン、ピラカルボリド、ピラクロホス、ピラクロニル、ピラクロストロビン、ピラフルフェン、ピラフルフェンエチル、ピラフルプロール、ピラマト、ピラメトストロビン、ピラオキシストロビン、ピラスルホトール、ピラゾリネート(pyrazolynate)、ピラゾホス、ピラゾスルフロン、ピラゾスルフロンエチル、ピラゾチオン、ピラゾキシフェン、ピレスメトリン、ピレトリンI、ピレトリンII、ピレトリン類、ピリバムベンズイソプロピル、ピリバムベンズプロピル、ピリベンカルブ、ピリベンゾキシム、ピリブチカルブ、ピリクロル、ピリダベン、ピリダフォル、ピリダリル、ピリダフェンチオン、ピリデート(pyridate)、ピリジニトリル、ピリフェノックス、ピリフルキナゾン、ピリフタリド、ピリメタニル、ピリミジフェン、ピリミノバック、ピリミノバックメチル、ピリミスルファン、ピリミテート(pyrimitate)、ピリヌロン、ピリオフェノン、ピリプロール、ピリプロパノール、ピリプロキシフェン、ピリチオバック、ピリチオバックナトリウム塩、ピロラン、ピロキロン、ピロキサスルホン、ピロキススラム、ピロキシクロル、ピロキシフル、ニガキ、キナセトール、キナセトール硫酸塩、キナルホス、キナルホスメチル、キナザミド、キンクロラック、キンコナゾール、キンメラック、キノクラミン、キノナミド、キノチオン、キノキシフェン、キンチオホス、キントゼン、キザロホップ、キザロホップエチル、キザロホップP、キザロホップPエチル、キザロホップPテフリル、クウェンチ(quwenzhi)、クインディン(quyingding)、ラベンザゾール、ラホキサニド、レベミド、レスメトリン、ロデタニル、ロドジャポニンIII、リバビリン、リムスルフロン、ロテノン、リアニア、サフルフェナシル、サイジュンマオ(saijunmao)、サイセントング(saisentong)、サリチルアニリド、サンギナリン、サントニン、シュラーダン、シリロシド、セブチラジン、セクブメトン、セダキサン、セラメクチン、セミアミトラズ、セミアミトラズ塩化物、セサメックス、セサモリン、セトキシジム、シュアングジアアンカオリン(shuangjiaancaolin)、シデュロン、シグルール、シラフルオフェン、シラトラン、シリカゲル、シルチオファム、シマジン、シメコナゾール、シメトン、シメトリン、シントフェン、SMA、S−メトラクロール、亜ヒ酸ナトリウム、アジ化ナトリウム、塩素酸ナトリウム、フッ化ナトリウム、フルオロ酢酸ナトリウム、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム、ナフテン酸ナトリウム、ナトリウムオルトフェニルフェノキシド、ナトリウムペンタクロロフェノキシド、多硫化ナトリウム、チオシアン酸ナトリウム、α−ナフタレン酢酸ナトリウム、ソファミド、スピネトラム、スピノサド、スピロジクロフェン、スピロメシフェン、スピロテトラマト、スピロキサミン、ストレプトマイシン、ストレプトマイシンセスキ硫酸塩、ストリキニーネ、スルカトール、スルコフロン、スルコフロンナトリウム、スルコトリオン、スルファレート(sulfallate)、スルフェントラゾン、スルフィラム、スルフルラミド、スルホメツロン、スルホメツロンメチル、スルホスルフロン、スルホテップ、スルホキサフロル、スルホキシド、スルホキシム、硫黄、硫酸、フッ化スルフリル、スルグリカピン、スルプロホス、スルトロペン、スウェップ、タウフルバリネート、タブロン、タジムカルブ、TCA、TCAアンモニウム、TCAカルシウム、TCAエタジル、TCAマグネシウム、TCAナトリウム、TDE、テブコナゾール、テブフェノジド、テブフェンピラド、テブフロキン、テブピリムホス、テブタム、テブチウロン、テクロフタラム、テクナゼン、テコラム、テフルベンズロン、テフルトリン、テフリルトリオン、テンボトリオン、テメホス、テパ、TEPP、テプラロキシジム、テラレトリン、ターバシル、テルブカルブ、テルブクロル、テルブホス、テルブメトン、テルブチラジン、テルブトリン、テトシクラシス、テトラクロロエタン、テトラクロルビンホス、テトラコナゾール、テトラジホン、テトラフルロン、テトラメトリン、テトラメチルフルトリン、テトラミン、テトラナクチン、テトラスル、硫酸タリウム、テニルクロール、θ−シペルメトリン、チアベンダゾール、チアクロプリド、チアジフルオール、チアメトキサム、チアプロニル、チアザフルロン、チアゾピル、チクロホス、チシオフェン、チジアジミン、チジアズロン、チエンカルバゾン、チエンカルバゾンメチル、チフェンスルフロン、チフェンスルフロンメチル、チフルザミド、チオベンカルブ、チオカルボキシム、チオクロルフェンヒム、チオシクラム、チオシクラム塩酸塩、チオシクラムシュウ酸塩、チオジアゾール銅、チオジカルブ、チオファノックス、チオフルオキシメート(thiofluoximate)、チオヘンパ、チメロサール、チオメトン、チオナジン、チオファネート(thiophanate)、チオファネートメチル、チオキノックス、チオセミカルバジド、チオスルタップ、チオスルタップ二アンモニウム塩、チオスルタップ二ナトリウム塩、チオスルタップ一ナトリウム塩、チオテパ、チウラム、ツリンギエンシン、チアジニル、チアオジエン(tiaojiean)、チオカルバジル、チオクロリム、チオキシミド、チルパート(tirpate)、トルクロホスメチル、トルフェンピラド、トリルフルアニド、酢酸トリル水銀、トプラメゾン、トラルコキシジム、トラロシトリン、トラロメトリン、トラロピリル、トランスフルトリン、トランスペルメトリン、トレタミン、トリアコンタノール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリアファモン、トリアレート(tri-allate)、トリアミホス、トリアペンテノール、トリアラテン、トリアリモール、トリアスルフロン、トリアザメート(triazamate)、トリアズブチル、トリアジフラム、トリアゾホス、トリアゾキシド、トリベニュロン、トリベニュロンメチル、トリブホス、酸化トリブチルスズ、トリカンバ、トリクラミド、トリクロルホン、トリクロルメタホス−3、トリクロロナート、トリクロピル、トリクロピルブトチル、トリクロピルエチル、トリクロピルトリエチルアンモニウム、トリシクラゾール、トリデモルフ、トリジファン、トリエタジン、トリフェンモルフ、トリフェンホス、トリフロキシストロビン、トリフロキシスルフロン、トリフロキシスルフロンナトリウム塩、トリフルミゾール、トリフルムロン、トリフルラリン、トリフルスルフロン、トリフルスルフロンメチル、トリホップ、トリホップメチル、トリホプシム、トリホリン、トリヒドロキシトリアジン、トリメドルア、トリメタカルブ、トリメツロン、トリネキサパック、トリネキサパックエチル、トリプレン、トリプロピンダン、トリプトリド、トリタック、トリチコナゾール、トリトスルフロン、トランクコール、ウニコナゾール、ウニコナゾールP、アーバサイド、ウレデパ、吉草酸(vlerate)、バリダマイシン、バリフェナレート(valifenalate)、バロン、バミドチオン、バンガード、バニリプロール、バーナレート(vernolate)、ビンクロゾリン、ワルファリン、ワルファリンカリウム、ワルファリンナトリウム、シャオチョンリューリン(xiaochongliulin)、シンジュナン(xinjunan)、シウォジュナン(xiwojunan)、XMC、キシラクロル、キシレノール類、キシリルカルブ、イシジン(yishijing)、ザリラミド、ゼアチン、ズンクキシアオン(zengxiaoan)、ζ−シペルメトリン、ナフテン酸亜鉛、リン化亜鉛、チアゾール亜鉛、ジネブ、ジラム、ゾラプロホス、ゾキサミド、ズオミフアングロング(zuomihuanglong)、α−クロロヒドリン、α−エクジソン、α−ムルチストリアチンおよびα−ナフタレン酢酸から選択される1つまたは複数の化合物をさらに含む、請求項1から4および8から10のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 以下の化合物の少なくとも1種をさらに含む、請求項1から4および8から10のいずれか一項に記載の組成物:
    (a)3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−8−オキサ−1−アザスピロ[4,5]デカ−3−エン−2−オン;
    (b)3−(4’−クロロ−2,4−ジメチル[1,1’−ビフェニル]−3−イル)−4−ヒドロキシ−8−オキサ−1−アザスピロ[4,5]デカ−3−エン−2−オン;
    (c)4−[[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]メチルアミノ]−2(5H)−フラノン;
    (d)4−[[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]シクロプロピルアミノ]−2(5H)−フラノン;
    (e)3−クロロ−N2−[(1S)−1−メチル−2−(メチルスルホニル)エチル]−N1−[2−メチル−4−[1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル]−1,2−ベンゼンジカルボキサミド;
    (f)2−シアノ−N−エチル−4−フルオロ−3−メトキシ−ベネンスルホンアミド;
    (g)2−シアノ−N−エチル−3−メトキシ−ベンゼンスルホンアミド;
    (h)2−シアノ−3−ジフルオロメトキシ−N−エチル−4−フルオロ−ベンゼンスルホンアミド;
    (i)2−シアノ−3−フルオロメトキシ−N−エチル−ベンゼンスルホンアミド;
    (j)2−シアノ−6−フルオロ−3−メトキシ−N,N−ジメチル−ベンゼンスルホンアミド;
    (k)2−シアノ−N−エチル−6−フルオロ−3−メトキシ−N−メチル−ベンゼンスルホンアミド;
    (l)2−シアノ−3−ジフルオロメトキシ−N,N−ジメチルベンゼンスルホン−アミド;
    (m)3−(ジフルオロメチル)−N−[2−(3,3−ジメチルブチル)フェニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    (n)N−エチル−2,2−ジメチルプロピオンアミド−2−(2,6−ジクロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)ヒドラゾン;
    (o)N−エチル−2,2−ジクロロ−1−メチルシクロプロパン−カルボキサミド−2−(2,6−ジクロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)ヒドラゾネニコチン;
    (p)O−{(E−)−[2−(4−クロロ−フェニル)−2−シアノ−1−(2−トリフルオロメチルフェニル)−ビニル]}S−メチルチオカルボネート;
    (q)(E)−N1−[(2−クロロ−1,3−チアゾール−5−イルメチル)]−N2−シアノ−N1−メチルアセトアミジン;
    (r)1−(6−クロロピリジン−3−イルメチル)−7−メチル−8−ニトロ−1,2,3,5,6,7−ヘキサヒドロ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−オール;
    (s)4−[4−クロロフェニル−(2−ブチルイジン−ヒドラゾノ)メチル)]フェニルメシレート;および
    (t)N−エチル−2,2−ジクロロ−1−メチルシクロプロパンカルボキサミド−2−(2,6−ジクロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)ヒドラジン。
  14. 以下の作用様式:アセチルコリンエステラーゼ阻害剤;ナトリウムチャンネル調節剤;キチン生合成阻害剤;GABAおよびグルタミン酸開口型塩化物チャンネル拮抗剤;GABAおよびグルタミン酸開口型塩化物チャンネル作動剤;アセチルコリン受容体作動剤;アセチルコリン受容体拮抗剤;MET I阻害剤;Mg刺激性のATPアーゼ阻害剤;ニコチン性アセチルコリン受容体;中腸膜破壊剤;酸化的リン酸化破壊剤、およびリアノジン受容体(RyRs)の1つまたは複数を有する化合物をさらに含む、請求項1から4および8から10のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 請求項1から4のいずれか一項に記載の殺虫剤組成物を、有害生物を防除するための領域に、このような有害生物を防除するのに十分な量で施用することを含む方法。
  16. 請求項8から10のいずれか一項に記載の殺虫剤組成物を、有害生物を防除するための領域に、このような有害生物を防除するのに十分な量で施用することを含む方法。
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