JP2017515028A - 石造アーチ橋の下方のスペースを拡大する方法及び石造アーチ橋 - Google Patents
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Abstract
Description
既存の構造物は歴史的観点から保護されている場合があるので既存の構造物を解体することは望ましくない場合が多い(例えば、英国では、建物は、特殊建築や名所旧跡の建築物の法定一覧に登録されている場合がある)。
さらに、解体及び再建ならびに地面を下げる技術が高価であり、輸送ネットワークに対して混乱を生じさせる、何故なら、非常に長い期間にわたって輸送リンクを閉じる必要があるからである。
持ち上げ前に強化手段が石造アーチに設けられないようになっていてもよい。
本記載の文脈では、強化手段とは、石造アーチを強化するために持ち上げ前に石造アーチ橋に設けうる手段のことである。当該手段は、石造アーチの構造の外側の手段であってもよい。
かかる方法は、持ち上げ力を加える前に、スパンドレル壁を切断して石造アーチの各側に切断部を形成することにより石造アーチ橋に移動可能部分を形成するステップをさらに含んでいる。
強化手段を設けるステップは石造アーチに圧縮力を加えるステップを含んでもよい。強化手段は、石造アーチの上方に設けられてもよい。
強化手段は、石造アーチに対して1つ以上の紐状構造体(tendon)を固定し、紐状構造体に張力を加えることにより設けられるようになっていてもよい。
強化手段は、石造アーチに力を加えるように配置されかつ方向付けされる1つ以上のデバイス、例えばジャッキであってもよい。この力は少なくとも水平方向の成分を有している。かかるデバイスは圧縮状態で作用してもよい。かかるデバイスは力が少なくとも石造アーチの横方向の成分を有するように方向付けされてもよい。かかるデバイスは、石造アーチに対して実質的に水平かつ横方向のみの力を加えるようになっていてもよい。かかるデバイスは石造アーチに対して水平かつ横方向に延びていてもよい。1つ以上のデバイスが石造アーチの切断部にまたは切断部内に配置されていてもよい。切断部が石造アーチの軸方向に延びている場合(下記記載を参照)、かかるデバイスは切断部に沿って等間隔に並べられてもよい。また、コアードホールが形成され、かかるデバイスがコアードホールの中に挿入されるようになっていてもよい。かかるデバイスは切断部が形成される前または後に装着されるようになっていてもよい。切断部が形成される前に装着されるようになっている場合、このことは、切断の間、石造に対するストレスを減らすことができる。コアードホールは、約400〜500mm、好ましくは450mmの直径を有していてもよい。隣接するコアードホールの中心は約1mだけ離れていてもよい。コアードホールは、少なくとも1つのレンガ造りの構造物がコアードホールの下(例えば、コアードホールと石造アーチの下面との間)に残されうるようなサイズ及び間隔で形成及び配置されるようになっていてもよい。1つ以上のデバイスは、アーチ作用に起因する元から存在するスラストを少なくとも部分的に維持するようになっていてもよいしまたは増大させるようになっていてもよい。
サドルを石造アーチの上面に設けるステップは、強化コンクリート製サドルを石造アーチの上面に打設成形してコンクリートを硬化させるステップを含んでいてもよい。さらに、サドルを石造アーチの上面に設けるステップは、強化コンクリート製サドルに後張力(post-tensioning)を加えるステップを含んでいてもよい。粘着性を有するコンクリートと後張力を加えることとにより、サドルを石造アーチの上面に堅固に固定することが可能となる。固定を改善する目的で、サドルを設ける前に、石造アーチの上面が例えばジェット洗浄により洗浄されるようになっていてもよい。サドルと石造アーチとの間で機械的アンカーを用いることにより固定をもたらしかつ/または固定を強化するようにしてもよい。
サドルを石造アーチの上面に設けると石造アーチの持ち上げ高さを最大化する助けとなり、サドルを石造アーチの下側に設けると石造アーチの下方のスペースを削減させてしまうことになる。さらに、サドルのこの位置により、持ち上げ手段へのアクセスの改善が可能となる。さらに、この位置で、サドルは、石造アーチの外部をなにも覆わないので石造アーチ橋の外観に大きな影響を与えることはない。さらに、かかる方法のほとんどのステップは今までどおり乗り物が石造アーチ橋の下を通過している間に実行することができる。したがって、輸送ネットワークのダウンタイムを最小限に抑えられることになる。このことは、非常に長い期間にわたって輸送ネットワークを中断してしまうことになる地面掘り下げ技術または再建技術とは対照的である。
横方向は、石造アーチ橋の軸方向(縦方向)に対して直角かつ水平な方向として定義されてもよい。
持ち上げの間、石造アーチを支えるためにシムウエッジ(shim wedges)が切断部及び/またはジャックポケットの中に挿入されるようになっていてもよい。このようなシムウエッジは、持ち上げ時にギャップが切断部に形成される時に石造アーチを支えるために本発明にかかる実施形態のうちのいずれの実施形態においてでも用いることができる。好ましくは、これらのシムウエッジは厚みが約50mmでありうる。
持ち上げの間、石造アーチがその構造的完全性を維持することを担保するために石造アーチのアーチ作用が十分に維持されるように持ち上げ力が加えられるようになっていてもよい。
持ち上げ力は石造アーチの下側部分に加えられてもよい。
持ち上げ力の少なくとも1つの成分が石造アーチを圧縮するように作用するようになっていてもよい。
このようにすると、持ち上げの間外部からの強化する必要がなくなる。もっと正確にいえば、かかる方法は、石造アーチの自然なアーチ作用及び/または持ち上げ力に起因する圧縮に依存するようになっていてもよい。
持ち上げ力は1つ以上の持ち上げデバイスによって提供されるようになっていてもよい。
それに代えて、引張り部材がジャッキであってもよい。例えば、引張り部材がストランドである場合に当該ストランドがストランド型ジャッキであってもよい。この場合、支持構造体は持ち上げの間静止したままであってもよい。
サドルは2組の紐状構造体を有し、各組の紐状構造体は第1及び第2のライブエンドと第1及び第2のデッドエンドとの間を延びるようになっていてもよい。これら紐状構造体は、軸(縦)方向に間隔をおいて並べられ、おおむね横方向に延びているようになっていてもよい。これら紐状構造体は、横方向に等間隔に並べられていてもよい。
石造アーチを持ち上げ位置に固定することは石造アーチを持ち上げた時に形成されるギャップを充填するまたはギャップにグラウトを詰めることを含んでいてもよい。いったん石造アーチが固定されたならば、持ち上げ力が削除されてもよい。
またこの実施形態では、切断部が実質的に垂直方向のものであってもよい。この場合、石造アーチの両側と垂直方向の切断部との間に水平方向の切断部が形成されてもよい。このような切断部が形成され、石造アーチが持ち上げられると、水平方向の切断部の位置にそれぞれギャップが生じることになる。石造アーチを持ち上げ位置に固定するために、このギャップが充填されるまたはこのギャップにグラウトが詰められるようになっていてもよい。
サドルを用いる場合、サドルは第1のサドル部及び第2のサドル部を有し、第1のサドル部は石造アーチの第1の部分に設けられ、第2のサドル部分は石造アーチの第2の部分に設けられるようになっていてもよい。石造アーチは、石造アーチの第1の部分及び第2の部分からなっていてもよい。好ましくは、第1のサドル部及び第2のサドル部は石造アーチの頭頂部で合流するようになっていてもよい。第1のサドル部及び第2のサドル部はそれぞれ石造アーチの上面の半分側の面、すなわち石造アーチの基端から頭頂部までの面に設けられてもよい。
一組の紐状構造体のライブエンド及びデッドエンドは軸方向に並べられていてもよい。デッドエンドがサドルの頭頂部に配置されるようになっていてもよい。ライブエンドがサドル部の横方向の周縁に配置されるようになっていてもよい。紐状構造体は、サドルの頭頂部の外側周縁から横方向内側に向けて上方に傾斜するようになっていてもよい。このように配置することにより、サドルの後伸張の質及び固定が向上する。
サドルが用いられるか否かにかかわらず、かかる方法は、持ち上げ力を加える前に、スパンドレル壁のうちの石造アーチの横方向外側の部分にウエッジ形状のギャップを形成するステップと、石造アーチを切断して第1及び第2の移動可能部分を形成するステップとをさらに含んでいてもよい。
好ましくは、サドルが用いられるか否かにかかわらず、石造アーチは石造アーチの頭頂部で切断されるようになっていてもよい。さらに、水平方向の切断部が橋脚に形成されてもよい。
石造アーチ橋を固定するステップは石造アーチ橋の第1の部分と第2の部分との間にウエッジを挿入または形成するステップを含んでもよい。さらに、水平方向の切断部の位置に形成されるギャップを充填するようになっていてもよいし、又はそこにグラウトを詰めるようになっていてもよい。
このように移動可能部分を枢動させる利点としては、石造アーチ橋の固定後、道路面を削正する必要がない点が挙げられる。というのは、回転により道路面が既に傾斜させられているからである。
他の実施形態では、石造アーチ橋が1つ以上のさらなる石造アーチと、それに対応し、隣接する石造アーチ間に位置する1つ以上の橋脚とを備える多重アーチ式石造アーチ橋であり、当該さらなる石造アーチには強化手段が設けられるようになっている。
多重アーチ式石造アーチ橋は2つの石造アーチからなっていてもよい。これら2つの石造アーチは最も外側のアーチであると考えられてもよい。
多重アーチ式石造アーチ橋は奇数個の石造アーチからなっていてもよい。この場合、本発明に関連して記載されている石造アーチは中央の石造アーチであってもよい。
例えば、多重アーチ式石造アーチ橋は3重アーチ式石造アーチ橋であってもよい。3重アーチ式石造アーチ橋は、第1及び第2の側の石造アーチと、中央の石造アーチと第1の側の石造アーチとに隣接する第1の橋脚と、中央の石造アーチと第2の側の石造アーチとに隣接する第2の橋脚とを備えていてもよい。
石造アーチに少なくとも水平方向の成分を有する力を加えるように配置及び方向付けされる1つ以上のデバイスが中央の石造アーチの切断部に配置されるようになっていてもよい。
それに代えて、スパンドレル壁が十分に小さい場合または石造アーチ橋の幾何学形状が許す場合には、ウエッジ形状のギャップは例えば切断部と交換されてもよい。
それに加えてまたはそれに代えて、かかる方法は切断部にベアリングを設けるステップを含んでいてもよい。
ベアリングは、コアードホールの各々に設けられてもよいし、または、コアードホールのうちの一部にのみ設けられてもよい。
これらの平坦な部分の長さは実質的にコアードホールの深さと同じであってもよい。
これらの平坦な部分の長さはコアードホールの深さよりも大きくてもよい。
これらの平坦な部分の長さはコアードホールの深さ未満であってもよい。使用時、これらの平坦な部分はコアードホールの下側部分に配置されてもよい。ベアリングは、平坦な部分からかつコアードホールから外へ延びるように構成される1つ以上の延長部をさらに有していてもよい。延長部により、ベアリングをコアードホールの中への挿入すること、コアードホールからの取り出すこと及びコアードホール内で位置決めすることが可能となる。使用時、延長部はおおむね垂直方向に延びるようになっていてもよい。
各ベアリングは、約100mm〜4000mm、好ましくは500mmまたは4000mmの垂直方向の寸法と、約150mm〜500mm、好ましくは300mmの水平方向の寸法を有していてもよい。
移動可能部分は、約250mm〜1000mm、好ましくは500mmだけ持ち上げられるようになっていてもよい。
強化手段を設ける前及び/又は移動可能部分を形成する前に、石造アーチ橋にシールドが設けられてもよい。また、破片用のネットが石造アーチ橋に設けられてもよい。このことは、作業全体の安全性を高め、行なわれるほとんどの作業の間、人、自動車、列車などが石造アーチ橋の下を通ることができるようになることを意味する。シールドは鋼から形成されてもよい。シールドは典型的な作業空間に収容可能となるように15mm未満の厚みを有していてもよい。シールド及び/または破片用のネットは、他の石造アーチ橋にさらに使用するために回収可能なものであってもよい。シールドは石造アーチの真下に配置されてもよい。シールドは石造アーチの下の地面により支えられてもよい。シールドはアーチ形状を有していてもよい。この形状は、石造アーチの形状におおむね沿ったものであるため、本発明にかかる方法が実行されている間、石造アーチの下の線路/車道を用いることが可能となる。石造アーチとシールドとを分離するための小さなギャップが存在していてもよい。シールドは石造アーチ橋の軸方向の端を越えて延びるようになっていてもよい。
図2を参照すると、かかる方法は、欄干6を補強するステップと、スパンドレル壁4を補強するステップと、石造アーチ3を掘り起こすために充填材を掘り返すステップと、残余充填材7を斜面に戻すステップとをさらに含んでいる。特筆すべきことは、掘り返すとき、石造アーチが持ち上がってしまう恐れがあるという点にある。
図4を参照すると、かかる方法は、強化コンクリート製サドル20に後張力21を加えるステップと、持ち上げ用のストランド13を設置するステップと、スパンドレル壁を切断して垂直なまたはほぼ垂直な切断部30を形成するステップと、橋脚9を切断して水平方向の切断部31を形成するステップと、それにより石造アーチ橋1の移動可能部分32を形成するステップとをさらに含んでいる。
図6を参照すると、かかる方法は、ギャップ33を充填するために石造構造物、モルタル及び/またはグラウト40を差し込むステップと、これを硬化させるステップと、トラス12のジャッキによる持ち上げを解除するステップと、トラス12を取り除くステップと、トラス持ち上げ用の土台10を取り除くステップと、掘り返された領域を好ましくは気泡コンクリート、堀り返された前の材料または新たなグレードの埋め戻し材料で埋め戻すステップとを含んでいる。道路レベル14は適切なレベルに調節可能である。
図8は強化コンクリート製サドル20をさらに詳細に示している。サドル20は、持ち上げ用のストランド13が接続される2つの持ち上げ用のビーム22を有している。持ち上げ用のビーム22は、サドル20の軸線方向に延びている。2つの持ち上げビーム22は、サドル20の頭頂部の両側に当該頭頂部から等距離だけ離れて配置されている。サドルは、当該サドル20と石造アーチ3とを固定しかつ/またはその固定を強化するための機械的アンカー23を有している。
各組の紐状構造体24の第1のライブエンドと第2のライブエンドとは軸方向に並べられている。第1のライブエンド及び第2のライブエンド25はサドル20の頭頂部に配置されている。第1のデッドエンド及び第2のデッドエンドはサドルの両側の下側部分に配置されている。第1のライブエンド25は、第1のデッドエンド26よりも第2のデッドエンド26の方により近い位置に配置され、また、第2のライブエンド25は、第2のデッドエンド26よりも第1のデッドエンド26の方により近い位置に配置されている。このことにより、2組の紐状構造体24がサドル20の頭頂部でオーバーラップすることが可能となる。
第2の実施形態に関し、図10は3重アーチ式石造アーチ橋101と当該石造アーチ橋101の下方のスペース102とを示している。かかる石造アーチ橋101は、中央の石造アーチ103と、第1の側の石造アーチ116と、第2の側の石造アーチ117と、中央の石造アーチ103の各端部に位置するスパンドレル壁104と、各スパンドレル壁104の上方の欄干106とを備えている。中央の石造アーチ103は当該中央の石造アーチ103の両側の橋脚109により支えられている。スパンドレル壁104及び中央の石造アーチ103、第1の側の石造アーチ116及び第2の側の石造アーチ117の間において、石造アーチ橋101は充填材で充填されている。
図11を参照すると、かかる方法は、欄干106を補強するステップと、スパンドレル壁104を補強するステップと、中央の石造アーチ103、第1の側の石造アーチアーチ116及び第2の側の石造アーチ117を掘り起こすために充填材を掘り返すステップと、残余充填材107を斜面に戻すステップとをさらに含んでいる。特筆すべきことは、掘り返すとき、これらの石造アーチが持ち上がってしまう恐れがあるという点にある。
図15を参照すると、かかる方法は、掘り返された領域を好ましくは気泡コンクリートで埋め戻すことをさらに含んでいる。道路レベル114は適切なレベルに調節可能である。石造アーチ橋の持ち上げ前の輪郭145が持ち上げ後の輪郭よりも低い位置にあることが分かる。
図17は、強化コンクリート製サドル120の強化された部分129、128をさらに詳細に示している。強化コンクリート製サドルは、機械的アンカー123を有し、強化コンクリート製サドル120と中央の石造アーチ103、第1の石造アーチ116及び第2の側の石造アーチ117との間のアンカーによる固定を提供かつ/または強化するようになっている。
一組の紐状構造体124のライブエンド125及びデッドエンド126は軸方向に並べられている。デッドエンド126は強化コンクリート製サドル120の頭頂部に配置されている。ライブエンド125は強化コンクリート製サドルの強化された部分128、129の横方向の外縁に配置されている。紐状構造体124は、強化コンクリート製サドル120の横方向の外縁から頭頂部へと横方向内側に向けて上向きに傾斜している。
強化コンクリート製サドル120の上面がほぼ元の道路レベル114の位置にくるように強化コンクリート製サドル120が打設成形される。
図21を参照すると、すべてのジャッキ(ジャッキ用ポケット134内の垂直方向のジャッキ及びコア150内の水平方向のジャッキ)が搭載されている。ジャッキ用ポケット134とジャッキ用ポケット134と間の残余石造構造物が切断されて水平方向の切断部132が形成されている。このことはワイヤーソー(線鋸)を用いて行われてもよい。コア150とコア150との間の残余石造構造物が、この時に切断されてもよいし、または、ジャッキの搭載前に切断されてもよい。このようにして、頭頂部135内の切断部、ウエッジ形状のギャップ130及び水平方向の切断部132が石造アーチ橋101の第1及び第2の移動可能部分131、136を形成するようになっている。
図27は他の強化手段を示している。この実施形態では、紐状構造体224を石造アーチ橋201に固定させて当該紐状構造体に張力を加えることにより強化手段が設けられるようになっている。図示されているように、第1の紐状構造体224と第2の紐状構造体224とが石造アーチ橋203の頭頂部の領域において横方向にオーバーラップしている。
図29にはA−Aに沿って切断して得られる断面の他の一例が示されている。図29に示されているように、石造アーチ橋201は外側スパンドレル壁204’と内側スパンドレル壁204”とを備えるようになっていてもよい。内側スパンドレル壁204’にはさらなる紐状構造体224が取り付けられている。
図32〜図34は、移動可能部分432の横方向外側にベアリング451が設けられている本発明にかかる実施形態を示している。
図33(a)及び図33(b)は、周囲のグラウト/コンクリート456のないベアリング451を概略的に示している。平坦な部分452が他の平坦な部分453と接触したまま上方に摺動するようになっている。図33(a)は持ち上げ前の2つの平坦な部分452、453の相対的な位置関係を示しており、図33(b)は持ち上げ後の2つの平坦な部分452、453の相対的な位置関係を示している。
図34(a)及び図34(b)は、切断部430と移動可能部分432とに対するコアードホール(cored holes)460の位置関係を示している。図34(a)は石造アーチ橋401を示す側面図であり、図34(b)は石造アーチ橋401を示す平面図である。
ベアリング451はグリースの如き摩擦低減手段455を有している。摩擦低減手段455は2つの平坦な部分452、453の間に配置されている。摩擦低減手段455は平坦な部分452、453の面積と実質的に類似する面積を有している。
図33(b)に示されているように、ベアリングはゴムの如き圧縮可能な材料457を有していてもよい。圧縮可能な材料457は、意図するすべり面に対するベアリング451の僅かなずれにも対応し、さらに、意図するすべり面全体にわたる圧力を維持することができる。
Claims (35)
- 石造アーチと、該石造アーチの各端部に位置するスパンドレル壁とを備える石造アーチ橋の下方のスペースを拡大する方法であって、
前記スパンドレル壁を切断して前記石造アーチの各側に切断部を形成することにより前記石造アーチ橋に移動可能部分を形成するステップと、
前記移動可能部分に持ち上げ力を加えて持ち上げ位置まで前記石造アーチを持ち上げるステップと、
前記石造アーチを前記持ち上げ位置に固定するステップと、
を含む、方法。 - 持ち上げ前に、前記石造アーチに強化手段を設けない、請求項1に記載の方法。
- 持ち上げ前に、前記石造アーチに強化手段を設ける、請求項1に記載の方法。
- 石造アーチと、該石造アーチの各端部に位置するスパンドレル壁とを備える石造アーチ橋の下方のスペースを拡大する方法であって、
前記石造アーチに強化手段を設けるステップと、
前記石造アーチに持ち上げ力を加えて持ち上げ位置まで前記石造アーチを持ち上げるステップと、
前記石造アーチを前記持ち上げ位置に固定させるステップと、
を含む、方法。 - 前記持ち上げ力を加える前に、前記スパンドレル壁を切断して前記石造アーチの各側に切断部を形成することにより前記石造アーチ橋に移動可能部分を形成するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
- 前記強化手段を設けるステップが前記石造アーチに圧縮力を加えるステップを含む、請求項3乃至5のうちのいずれかに記載の方法。
- 前記石造アーチに対して1つ以上の紐状構造体を固定して該紐状構造体に張力を加えることにより、前記強化手段が設けられる、請求項3乃至6のうちのいずれかに記載の方法。
- 前記石造アーチの頭頂部の上方の領域で第1及び第2の紐状構造体が横方向にオーバーラップする、請求項7に記載の方法。
- 前記強化手段がサドルであり、該サドルが前記石造アーチの上面に設けられる、請求項3乃至8のうちのいずれかに記載の方法。
- 前記サドルを前記石造アーチの上面に設けるステップが、前記石造アーチの上面に強化コンクリート製サドルを打設成形するステップと、前記コンクリートを硬化させるステップとを含む、請求項9に記載の方法。
- 前記サドルを前記石造アーチの上面に設けるステップが、前記強化コンクリート製サドルに後張力を加えるステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
- 前記サドルが第1のサドル部と第2のサドル部とを有し、前記方法が前記石造アーチの第1の部分に前記第1のサドル部を設けるステップと、前記石造アーチの第2の部分に前記第2のサドル部を設けるステップとを含む、請求項9乃至11のうちのいずれかに記載の方法。
- 前記強化手段が前記石造アーチに対して力を加えるように配置され方向付けされる1つ以上のデバイスであり、前記力が少なくとも水平方向の成分を有する、請求項3乃至12のうちのいずれかに記載の方法。
- 前記石造アーチ橋が、1つ以上のさらなる石造アーチと、隣接する石造アーチ間に位置する対応する1つ以上の橋脚とを有する多重アーチ式石造アーチ橋であり、前記強化手段が前記さらなる石造アーチに設けられる、請求項3乃至13のうちのいずれかに記載の方法。
- 前記切断部にベアリングを設けるステップをさらに含む、請求項1、2、3、5、または、請求項5を引用する請求項6乃至14のうちのいずれかに記載の方法。
- 前記石造アーチのうちの、前記スパンドレル壁の前記切断部に隣接する部分を切断して前記移動可能部分を形成するステップをさらに含む、請求項1、2、3、5、または、請求項5を引用する請求項6乃至15のうちのいずれかに記載の方法。
- 前記持ち上げ力を加える前に、前記スパンドレル壁のうちの、前記石造アーチの横方向外側の部分にウエッジ形状のギャップを形成するステップと、前記石造アーチを切断することにより第1及び第2の移動可能な石造アーチ部を形成するステップとをさらに含む、請求項1乃至16のうちのいずれかに記載の方法。
- 前記石造アーチを前記持ち上げ位置に固定するステップが、前記第1及び第2の移動可能な石造アーチ部分の間にウエッジを挿入または形成するステップを含む、請求項17に記載の方法。
- 前記スパンドレル壁の前記ウエッジ形状のギャップが最も外側にある前記さらなる石造アーチの横方向外側に配置される、請求項14を引用する請求項17または18に記載の方法。
- 前記第1及び第2の移動可能な石造アーチ部を形成する前記石造アーチの前記切断部に前記1つ以上のデバイスが配置される、請求項13を引用する請求項17、18または19に記載の方法。
- 持ち上げの間、前記石造アーチがその構造的完全性を維持するのを担保するのに十分な前記石造アーチのアーチ作用が維持されるように前記持ち上げ力が加えられる、請求項1乃至20のうちのいずれかに記載の方法。
- 前記持ち上げ力が前記石造アーチの下側部分に加えられる、請求項1乃至21のうちのいずれかに記載の方法。
- 前記持ち上げ力の少なくとも1つの成分が前記石造アーチを圧縮するように作用する、請求項21または22に記載の方法。
- 前記石造アーチが該石造アーチの各側の橋脚により支えられており、前記持ち上げ力が前記橋脚で加えられる、請求項21、22または23に記載の方法。
- 前記石造アーチの上方に配置される支持構造体に前記石造アーチを接続する1つ以上の引張り部材によって前記持ち上げ力が提供される、請求項1乃至24のうちのいずれかに記載の方法。
- 前記支持構造体が前記石造アーチを横断する、請求項25に記載の方法。
- 前記サドルが持ち上げビームであり、前記引張り部材が前記持ち上げビームに接続される、請求項9を引用する請求項25又は26に記載の方法。
- 前記強化手段を設ける前かつ/または前記移動可能部分を形成する前に、前記石造アーチ橋にシールドを取り付ける、請求項1乃至27のうちのいずれかに記載の方法。
- 石造アーチ橋であって、
上面を有する石造アーチと、
前記石造アーチの各端部に位置するスパンドレル壁と、
前記石造アーチに設けられる強化手段と、
を備えてなる、石造アーチ橋。 - 前記強化手段が前記石造アーチに対して固定される1つ以上の紐状構造体である、請求項29に記載の石造アーチ橋。
- 第1及び第2の紐状構造体が前記石造アーチの頭頂部の上方の領域において横方向にオーバーラップするように構成されてなる、請求項30に記載の石造アーチ橋。
- 前記強化手段が前記石造アーチの上面に設けられるサドルである、請求項29、30または31に記載の石造アーチ橋。
- 前記サドルが強化コンクリート製サドルである、請求項32に記載の石造アーチ橋。
- 前記サドルに後張力が加えられるように構成されてなる、請求項33に記載の石造アーチ橋。
- 前記強化手段が前記石造アーチに力を加えるように配置されかつ方向付けされる1つ以上のデバイスであり、前記力が少なくとも水平方向の成分を有してなる、請求項29乃至34のうちのいずれかに記載の石造アーチ橋。
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