JP2017513911A5

JP2017513911A5 -

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Publication number: JP2017513911A5
Application number: JP2016564586A
Authority: JP
Filing date: 2015-04-28
Publication date: 2018-06-14

Description

アセトニトリル溶液中のクロロタロニルの量をＬＣＭＳ（ＴｈｅｒｍｏＴＳＱＱｕａｎｔｕｍＬＣ／ＭＳ／ＭＳ，Ｃｏｌｕｍｎ８４５）で測定し、降雨後に残留する活性処方成分の割合を、降雨後における葉の各々におけるクロラタロニル（ｃｈｌｏｒａｔｈａｌｏｎｉｌ）の量を降雨前の量で除することにより判定した。
クロロタロニルＳＣ：クロラタロニルの１９％が葉の上に残留していた。
クロロタロニルＳＣ（商標）＋スチレンマレミドコポリマー：クロラタロニルの９３％が葉の上に残留していた。

本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔１〕（ｉ）水性連続相；
（ｉｉ）スチレンマレイミドコポリマーを含む粒子である、（ｉ）中に分散された第１の分散相；および
（ｉｉｉ）油を含む小滴、懸濁された固体粒子、または、懸濁されたカプセルである、（ｉ）中に分散された第２の分散相
を含む組成物。
〔２〕前記第２の分散相（ｉｉｉ）が、農薬を含み、前記農薬が、油であるか、もしくは、油の中に溶解されているか；または、前記懸濁された固体粒子であるか；または、前記懸濁されたカプセル中に存在している、前記〔１〕に記載の組成物。
〔３〕前記農薬が、除草剤、殺菌・殺カビ剤または殺虫剤である、前記〔２〕に記載の組成物。
〔４〕前記農薬が、殺菌・殺カビ剤または殺虫剤である、前記〔３〕に記載の組成物。
〔５〕前記農薬が、ストロビルリンである、前記〔４〕に記載の組成物。
〔６〕前記農薬の濃度が、重量基準で５％〜４０％である、前記〔２〕〜〔５〕のいずれか一項に記載の組成物。
〔７〕トリアゾール殺菌・殺カビ剤をさらに含む、前記〔５〕に記載の組成物。
〔８〕合計農薬濃度が、重量基準で５％〜４０％である、前記〔７〕に記載の組成物。
〔９〕前記第２の分散相が、油補助剤の小滴である、前記〔１〕または〔２〕に記載の組成物。
〔１０〕前記コポリマーが、１５〜５０モル％の無水物モノマー含有量を有する、前記〔１〕〜〔９〕のいずれか一項に記載の組成物。
〔１１〕前記スチレンマレイミドコポリマーの重量平均分子量が、４，０００〜５００，０００ｇ／モルである、前記〔１〕〜〔１０〕のいずれか一項に記載の組成物。
〔１２〕前記スチレンマレイミドコポリマーが、式（Ｉ）

（式中、ｍは２５０〜８００であり；および、ｎは１００〜４００である）
のものである、前記〔１０〕に記載の組成物。
〔１３〕ｍが５５０〜５７５であり；および、ｎが２００〜２２５である、前記〔１２〕に記載の組成物。
〔１４〕前記コポリマーの前記濃度が、重量基準で２〜５０％である、前記〔１〕〜〔１３〕のいずれか一項に記載の組成物。
〔１５〕農学的有害生物または病害を駆除または防除するための、前記〔２〕〜〔１４〕のいずれか一項に記載の組成物の使用。
〔１６〕農薬の耐雨性を向上するための、前記〔２〕〜〔１４〕のいずれか一項に記載の組成物の使用。
〔１７〕農薬に伴っての、コア／シェルスチレンマレイミドコポリマーの使用。

Claims

（ｉ）水性連続相；
（ｉｉ）スチレンマレイミドコポリマーを含む粒子である、（ｉ）中に分散された第１の分散相；および
（ｉｉｉ）油を含む小滴、懸濁された固体粒子、または、懸濁されたカプセルである、（ｉ）中に分散された第２の分散相
を含む組成物であって、前記第２の分散相（ｉｉｉ）が、農薬を含み、前記農薬が、油であるか、もしくは、油の中に溶解されているか；または、前記懸濁された固体粒子であるか；または、前記懸濁されたカプセル中に存在していることを特徴とする、組成物。
前記農薬が、除草剤、殺菌・殺カビ剤または殺虫剤である、請求項１に記載の組成物。
前記農薬が、殺菌・殺カビ剤または殺虫剤である、請求項２に記載の組成物。
前記農薬が、ストロビルリンである、請求項３に記載の組成物。
前記農薬の濃度が、５質量％〜４０質量％である、請求項１〜４のいずれか一項に記載の組成物。
トリアゾール殺菌・殺カビ剤をさらに含む、請求項４に記載の組成物。
合計農薬濃度が、５質量％〜４０質量％である、請求項６に記載の組成物。
前記第２の分散相が、油補助剤の小滴である、請求項１に記載の組成物。
前記コポリマーが、１５〜５０モル％の無水物モノマー含有量を有する、請求項１〜８のいずれか一項に記載の組成物。
前記スチレンマレイミドコポリマーの質量平均分子量が、４，０００〜５００，０００ｇ／モルである、請求項１〜９のいずれか一項に記載の組成物。
前記スチレンマレイミドコポリマーが、式（Ｉ）

（式中、ｍは２５０〜８００であり、ｎは１００〜４００である）
のものである、請求項９に記載の組成物。
ｍが５５０〜５７５であり、ｎが２００〜２２５である、請求項１１に記載の組成物。
前記コポリマーの濃度が、２〜５０質量％である、請求項１〜１２のいずれか一項に記載の組成物。
農学的有害生物または病害を駆除または防除するための、請求項１〜１３のいずれか一項に記載の組成物の使用。
農薬の耐雨性を向上するための、請求項１〜１３のいずれか一項に記載の組成物の使用。