JP2017509403A5

JP2017509403A5 -

Info

Publication number: JP2017509403A5
Application number: JP2016557299A
Authority: JP
Filing date: 2015-03-04
Publication date: 2017-05-25
Anticipated expiration: 2035-03-04

Claims

双安定電磁アクチュエータ（１）、外科用器具のための双安定電磁アクチュエータ（１）であって、
管（２）の外側に配置された固定子（１０）と、
長手軸に沿って変位可能に前記管（２）に設けられ、少なくとも部分的に常磁性及び／又は強磁性材料を含み、電磁場の印加によって第１の位置（６）と第２の位置（８）との間を可逆的に変位可能な可動子（３０）とを備え、
前記固定子（１０）は、２つのリング状の永久磁石（１２、１４）、軸方向において互いに逆の極性を有する２つのリング状の永久磁石（１２、１４）と、前記電磁場を発生させるためのコイル（１６）と、２つの固定子磁極片（２０、２２）を有するバックアイアン要素（１８）とを備え、
前記リング状の永久磁石（１２、１４）は、プラスチック母材に埋め込まれた硬磁性粒子を含むことを特徴とする、双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記リング状の永久磁石（１２、１４）は、射出成形法によって製造されることを特徴とする、請求項１に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記コイル（１６）の少なくとも１本のコイル線（４２、４３）のための開口部（４１）又は通路（４０）であって、長手軸方向に前記リング材を貫通する開口部（４１）又は通路（４０）が、リング状の永久磁石（１２、１４）の少なくとも１つに設けられていることを特徴とする、請求項１又は２に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記コイル（１６）の少なくとも１本のコイル線（４２、４３）のための開口部（４１）又は通路（４０）であって、長手軸方向に前記固定子磁極片（２０、２２）を貫通する開口部（４１）又は通路（４０）が、固定子磁極片（２０、２２）の少なくとも１つに設けられていることを特徴とする、請求項３に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記リング状の永久磁石（１２、１４）の外径は、５ｍｍ以下であることを特徴とする、請求項１から４のいずれか１つに記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記リング状の永久磁石（１２、１４）は、それぞれ、前記コイル（１６）の一方の側に配置されていることを特徴とする、請求項１から５のいずれか１つに記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記固定子磁極片（２０、２２）を有する前記バックアイアン要素（１８）は、前記コイル（１６）を囲み、前記固定子磁極片（２０、２２）は、前記コイル（１６）と前記リング状の永久磁石（１２、１４）との間において前記コイル（１６）の両側に配置され、
前記可動子（３０）は、２つの可動子磁極片（３２、３４）を有し、
前記固定子磁極片（２０、２２）の軸方向の幅が、前記可動子磁極片（３２、３４）の軸方向の幅よりも小さいことを特徴とする、請求項１から６のいずれか１つに記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記固定子磁極片（２０、２２）の前記軸方向の幅は、前記第１の位置（６）と前記第２の位置（８）との間の前記アクチュエータ（１）の軸方向ストロークよりも小さいことを特徴とする、請求項７に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記可動子磁極片（３２、３４）を有する前記可動子（３０）は、軸方向における前記固定子磁極片（２０、２２）間の外側の距離よりも長い該軸方向の全長を有することを特徴とする、請求項７又は８に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記可動子（３０）は、前記第１及び／又は第２の位置（６、８）においてストッパ（４４、４６）と当接することを特徴とする、請求項１から９のいずれか１つに記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
外科用器具であって、請求項１から１０のいずれか１つに記載の双安定電磁アクチュエータ（１）を備える、外科用器具。
前記外科用器具は内視鏡である、請求項１１に記載の外科用器具。