JP2016025818A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016025818A5 JP2016025818A5 JP2014150771A JP2014150771A JP2016025818A5 JP 2016025818 A5 JP2016025818 A5 JP 2016025818A5 JP 2014150771 A JP2014150771 A JP 2014150771A JP 2014150771 A JP2014150771 A JP 2014150771A JP 2016025818 A5 JP2016025818 A5 JP 2016025818A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- magnetic field
- magnet
- axial direction
- coils
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral Effects 0.000 claims 2
Images
Description
前記課題を解決するために、本発明に係る発電機は、コアレスのコイルの可動範囲内に発生させた磁界に前記コイルの少なくとも一部分が鎖交するように前記コイルがリニア駆動されて発電する発電機であって、電気的に接続された複数のコイルと、前記複数のコイルを離間して支持する非磁性体からなるコイル支持体と、を備え、前記コイル支持体は前記複数のコイルをコイルの軸方向に支持しており、前記コイル毎に、前記コイルの周方向の外側から内側へ向いて前記コイルの一領域と鎖交する向きの磁界と、前記コイルの周方向の内側から外側へ向いて前記コイルの他領域と鎖交する向きの磁界とを当該コイルの可動範囲内に発生させ、対向した2つの前記コイルにおいて、一方のコイルの所定領域に発生させた磁界の向きと、前記一方のコイルの所定領域に対向した他方のコイルの所定領域に発生させた磁界の向きとは逆向きであり、複数の前記磁界は定常的であって、隣り合う前記磁界の向きが交互になった磁界同士によってループ状の磁気回路が複数形成されるように構成されており、前記コイル支持体に支持された前記各コイルが前記磁界中を前記コイルの軸方向に駆動することで発電することを特徴とする。
また、本発明に係る発電機は、前記コイルの振動周波数と同等の周波数で発電するようにしてもよい。
また、本発明に係る発電機は、前記コイルの可動範囲内に磁界を発生させる手段として、前記各コイルの外側にそれぞれ配置された外側磁石と、前記各コイルの内側にそれぞれ配置された内側磁石と、を備え、さらに、前記内側磁石が前記外側磁石と対向する位置になるように固定された柱状の軸ヨークと、前記外側磁石が前記内側磁石と対向する位置にて対向するもの同士が異極性となるように固定された外部ヨークと、を備え、軸方向に隣り合う2つの前記外側磁石は、隣同士の極性を逆にして配置され、前記外側磁石が、前記コイルを周方向に取り囲むように配設されているようにしてもよい。
また、本発明に係る発電機は、前記コイルの振動周波数と同等の周波数で発電するようにしてもよい。
また、本発明に係る発電機は、前記コイルの可動範囲内に磁界を発生させる手段として、前記各コイルの外側にそれぞれ配置された外側磁石と、前記各コイルの内側にそれぞれ配置された内側磁石と、を備え、さらに、前記内側磁石が前記外側磁石と対向する位置になるように固定された柱状の軸ヨークと、前記外側磁石が前記内側磁石と対向する位置にて対向するもの同士が異極性となるように固定された外部ヨークと、を備え、軸方向に隣り合う2つの前記外側磁石は、隣同士の極性を逆にして配置され、前記外側磁石が、前記コイルを周方向に取り囲むように配設されているようにしてもよい。
また、本発明に係る発電機は、前記コイルの軸方向において隣り合って磁界の向きが互いに逆向きの2つの前記磁界同士の間の距離を所望の長さL(L>0)とし、かつ、前記各コイルの振動の片振幅をlとして決定している場合、前記コイルの軸方向における前記磁界の幅Wと、前記各コイルの軸方向の幅wとが、下記式(1)の関係を満たすように構成されていることが好ましい。
L≧l+w/2−W/2 … 式(1)
L≧l+w/2−W/2 … 式(1)
発電機1は、固定された磁石20,30間にてコアレスのコイル10がリニア駆動されて発電するものである。
発電機1は、電気的に接続された複数のコイル10と、各コイル10の外側にそれぞれ配置された外側磁石20と、各コイル10の内側にそれぞれ配置された内側磁石30と、内側磁石30が外側磁石20と対向する位置になるように固定された軸ヨーク40と、外側磁石20が内側磁石30と対向する位置にて対向するもの同士が異極性となるように固定された外部ヨーク50と、コイル支持体60(図5参照)と、を備えている。
図3及び図4に示すように、発電機1では、移動方向である左右方向の軸上に2つのコイル10a,10bが離間させて支持されている。なお、説明の都合上、図5以外の図面ではコイル支持体を省略している。また、図3において寸法を表す記号の説明については後記する。なお、軸ヨーク40は軸内部まで詰まった形状で図示したが、中心部を軸方向に空洞にした円筒形状でも良い。
発電機1は、電気的に接続された複数のコイル10と、各コイル10の外側にそれぞれ配置された外側磁石20と、各コイル10の内側にそれぞれ配置された内側磁石30と、内側磁石30が外側磁石20と対向する位置になるように固定された軸ヨーク40と、外側磁石20が内側磁石30と対向する位置にて対向するもの同士が異極性となるように固定された外部ヨーク50と、コイル支持体60(図5参照)と、を備えている。
図3及び図4に示すように、発電機1では、移動方向である左右方向の軸上に2つのコイル10a,10bが離間させて支持されている。なお、説明の都合上、図5以外の図面ではコイル支持体を省略している。また、図3において寸法を表す記号の説明については後記する。なお、軸ヨーク40は軸内部まで詰まった形状で図示したが、中心部を軸方向に空洞にした円筒形状でも良い。
<磁石>
外側磁石20は、図3及び図4に示すように、内側磁石30と対向する位置にて対向するもの同士が異極性となるように配置されている。つまり、外側磁石20についての内側磁石30と対向する面の側がS極ならば、内側磁石30についての外側磁石20と対向する面の側がN極である。
また、図3及び図4に示すように、軸方向に隣り合う2つの外側磁石20は、隣同士の極性を逆にして配置されている。
さらに、外側磁石20は、図1及び図2に示すように、コイル10a,10bを周方向に取り囲むように配設されている。
外側磁石20についてのコイルの軸方向の長さは予め定められており、以下、これを磁石の幅W(図3及び図6参照)ともいう。
コイルの軸方向に隣り合う2つの外側磁石20の間の距離は予め定められている。以下、この距離を軸方向磁石間距離L(図3及び図6参照)とも呼ぶ。
外側磁石20は、図3及び図4に示すように、内側磁石30と対向する位置にて対向するもの同士が異極性となるように配置されている。つまり、外側磁石20についての内側磁石30と対向する面の側がS極ならば、内側磁石30についての外側磁石20と対向する面の側がN極である。
また、図3及び図4に示すように、軸方向に隣り合う2つの外側磁石20は、隣同士の極性を逆にして配置されている。
さらに、外側磁石20は、図1及び図2に示すように、コイル10a,10bを周方向に取り囲むように配設されている。
外側磁石20についてのコイルの軸方向の長さは予め定められており、以下、これを磁石の幅W(図3及び図6参照)ともいう。
コイルの軸方向に隣り合う2つの外側磁石20の間の距離は予め定められている。以下、この距離を軸方向磁石間距離L(図3及び図6参照)とも呼ぶ。
Claims (5)
- コアレスのコイルの可動範囲内に発生させた磁界に前記コイルの少なくとも一部分が鎖交するように前記コイルがリニア駆動されて発電する発電機であって、
電気的に接続された複数のコイルと、
前記複数のコイルを離間して支持する非磁性体からなるコイル支持体と、を備え、
前記コイル支持体は前記複数のコイルをコイルの軸方向に支持しており、
前記コイル毎に、前記コイルの周方向の外側から内側へ向いて前記コイルの一領域と鎖交する向きの磁界と、前記コイルの周方向の内側から外側へ向いて前記コイルの他領域と鎖交する向きの磁界とを当該コイルの可動範囲内に発生させ、
対向した2つの前記コイルにおいて、一方のコイルの所定領域に発生させた磁界の向きと、前記一方のコイルの所定領域に対向した他方のコイルの所定領域に発生させた磁界の向きとは逆向きであり、
複数の前記磁界は定常的であって、隣り合う前記磁界の向きが交互になった磁界同士によってループ状の磁気回路が複数形成されるように構成されており、
前記コイル支持体に支持された前記各コイルが前記磁界中を前記コイルの軸方向に駆動することで発電することを特徴とする発電機。 - 前記コイルの振動周波数と同等の周波数で発電することを特徴とする請求項1に記載の発電機。
- 前記コイルの可動範囲内に磁界を発生させる手段として、
前記各コイルの外側にそれぞれ配置された外側磁石と、
前記各コイルの内側にそれぞれ配置された内側磁石と、を備え、さらに、
前記内側磁石が前記外側磁石と対向する位置になるように固定された柱状の軸ヨークと、
前記外側磁石が前記内側磁石と対向する位置にて対向するもの同士が異極性となるように固定された外部ヨークと、を備え、
軸方向に隣り合う2つの前記外側磁石は、隣同士の極性を逆にして配置され、
前記外側磁石は、前記コイルを周方向に取り囲むように配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発電機。 - 前記外部ヨークは前記軸ヨークを周方向に取り囲むように筒状に形成されており、
前記外側磁石は、前記外部ヨークの筒内周面を周方向に第1所定間隔をあけて取り囲む所定数の磁石で形成され、
前記内側磁石は、前記軸ヨークの外周面を周方向に第2所定間隔をあけて取り囲む前記所定数と同数の磁石で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の発電機。 - 前記コイルの軸方向において隣り合って磁界の向きが互いに逆向きの2つの前記磁界同士の間の距離を所望の長さL(L>0)とし、かつ、前記各コイルの振動の片振幅をlとして決定している場合、前記コイルの軸方向における前記磁界の幅Wと、前記各コイルの軸方向の幅wとが、下記式(1)の関係を満たすように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の発電機。
L≧l+w/2−W/2 … 式(1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014150771A JP6426931B2 (ja) | 2014-07-24 | 2014-07-24 | 発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014150771A JP6426931B2 (ja) | 2014-07-24 | 2014-07-24 | 発電機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016025818A JP2016025818A (ja) | 2016-02-08 |
JP2016025818A5 true JP2016025818A5 (ja) | 2017-08-31 |
JP6426931B2 JP6426931B2 (ja) | 2018-11-21 |
Family
ID=55272146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014150771A Active JP6426931B2 (ja) | 2014-07-24 | 2014-07-24 | 発電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6426931B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6715101B2 (ja) | 2016-06-20 | 2020-07-01 | 株式会社東芝 | 振動発電機、振動発電ユニット、振動発電モジュールおよび電気機器 |
CN108631539B (zh) * | 2018-04-27 | 2019-08-02 | 武汉理工大学 | 一种应用于电动汽车的电磁发电装置 |
CN108847737A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-11-20 | 哈尔滨工程大学 | 一种为声纳浮标供电的波浪能量采集装置 |
CN113300508B (zh) * | 2021-06-07 | 2022-09-27 | 重庆理工大学 | 一种变速转轴稳定发电装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0169377U (ja) * | 1987-10-26 | 1989-05-09 | ||
US5038061A (en) * | 1990-05-25 | 1991-08-06 | Olsen John H | Linear actuator/motor |
JP3296530B2 (ja) * | 1995-02-06 | 2002-07-02 | 株式会社安川電機 | ボイスコイル形リニアモータ |
JP4048821B2 (ja) * | 2002-04-26 | 2008-02-20 | 株式会社デンソー | 熱音響発電機 |
JP5150155B2 (ja) * | 2007-02-23 | 2013-02-20 | 株式会社東芝 | リニアアクチュエータおよびリニアアクチュエータを利用した装置 |
WO2012073980A1 (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-07 | セイコーインスツル株式会社 | 電磁発電機 |
JP5418485B2 (ja) * | 2010-12-08 | 2014-02-19 | スミダコーポレーション株式会社 | 振動発電機 |
US8546964B2 (en) * | 2011-03-25 | 2013-10-01 | Tai-Her Yang | Reciprocal vibration type power generator equipped with a moving inner columnar magnetic block surrounded by at least one coil set, and a moving outer annular magnetic block that surrounds the at least one coil set |
JP2013247770A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Nippon Piston Ring Co Ltd | リニアモータ、リニア発電機、リニアモータを動力としたレシプロ式コンプレッサー駆動システム、およびリニア発電機を用いた充電システム |
-
2014
- 2014-07-24 JP JP2014150771A patent/JP6426931B2/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013540412A5 (ja) | ||
JP2014504129A5 (ja) | ||
RU2013117448A (ru) | Ротор для электрической машины с модуляцией полюсов | |
JP2016025818A5 (ja) | ||
KR20180122571A (ko) | 내부 원주상 및 외부 환상 자석 모션 블럭을 가진 왕복 진동형 발전기 | |
JP2016512945A5 (ja) | ||
JP2017534856A5 (ja) | ||
RU2013138181A (ru) | Усовершенствования магнитных муфт | |
JP2013017285A5 (ja) | ||
JP6373022B2 (ja) | リニアモータ | |
EP2814148A8 (en) | Linear power generator | |
JP5637458B2 (ja) | リニアモータ | |
RU2013159087A (ru) | Радиальный синхронный генератор | |
JP6082380B2 (ja) | リニアアクチュエータ | |
RU2014124560A (ru) | Магнитоэлектрический генератор | |
KR101513879B1 (ko) | 자기 렌즈형 엑츄에이터 | |
JP6387235B2 (ja) | リニアモータ | |
JP2011172439A (ja) | 磁石埋め込み型円筒リニアモータ | |
JP7117838B2 (ja) | 振動発電機 | |
JP2020512807A5 (ja) | ||
JP2017538387A (ja) | 発電機用のステータおよび風力タービン用の磁束切り替え装置 | |
JP2004343999A (ja) | 回転プレートによる発電装置。 | |
JP2015008259A (ja) | ロータの製造方法及びロータの製造装置 | |
RU2018125471A (ru) | Распределенное электромагнитное устройство | |
JP2016188618A5 (ja) |