JP2016509829A5

JP2016509829A5 -

Info

Publication number: JP2016509829A5
Application number: JP2015556410A
Authority: JP
Filing date: 2014-01-14
Publication date: 2016-09-23

Claims

管（２）の外側に配置された固定子（１０）と、軸が長尺方向に変位可能となるように管（２）の中に取付けられた可動子（３０）であって、少なくとも部分的に常磁性及び／又は強磁性の材料の可動子（３０）であり、かつ電磁界をかけることによって第１の位置（６）と第２の位置（８）との間を可逆的に移動可能である可動子（３０）とを備え、固定子（１０）は軸方向に逆方向に分極された２つのリング永久磁石（１２、１４）と、電磁界を発生させるためのコイル（１６）と、２つの固定子の磁極片（２０、２２）を有する磁気戻り要素（１８）とを備え、固定子の磁極片（２０、２２）を有する磁気戻り要素（１８）は、コイル（１６）を囲み、固定子の磁極片（２０、２２）はコイル（１６）の両側で、コイル（１６）とリング永久磁石（１２、１４）との間に配置され、可動子（３０）は可動子の２つの磁極片（３２、３４）を有し、固定子の磁極片（２０、２２）の軸方向の幅は、可動子の磁極片（３２、３４）の軸方向の幅よりも小さいことを特徴とする、外科器具のための双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記固定子の磁極片（２０、２２）の前記軸方向の幅は、前記第１の位置（６）および前記第２の位置（８）の間のアクチュエータ（１）の軸方向のストロークより小さいことを特徴とする、請求項１に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記可動子の磁極片（３２、３４）を有する前記可動子（３０）は、前記固定子の磁極片（２０、２２）の軸方向における外側の間隔よりも大きい軸方向の全長を有することを特徴とする、請求項１又は２に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記可動子の磁極片（３２、３４）間の軸方向の中央平面（４０、４２）の間隔は、前記固定子の磁極片（２０、２２）間の軸方向の中央平面（２６、２８）の間隔よりも大きいことを特徴とする、請求項１〜３のいずれか１項に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記固定子の磁極片（２０、２２）は、互いに同一の軸方向の幅を有することを特徴とする、請求項１〜４のいずれか１項に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記可動子の磁極片（３２、３４）は互いに同一の軸方向の幅を有することを特徴とする、請求項１〜５のいずれか１項に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記固定子（１０）及び／又は前記可動子（３０）は、それぞれ対称面（２４、３８）を挟んで対称的に設計されていることを特徴とする、請求項１〜６のいずれか１項に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記可動子（３０）は、第１及び／又は第２の位置（６、８）においてストッパ（４４、４６）に当接する位置にあることを特徴とする、請求項１〜７のいずれか１項に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
終端位置において、該終端位置に配置された前記可動子の磁極片（３２、３４）は、少なくとも部分的に、該可動子の磁極片に対向する前記固定子の磁極片（２０、２２）を軸方向に覆い、該終端位置に配置された該可動子の磁極片（３２、３４）の中央平面（４０、４２）は、軸方向に該終端位置に向かって、該可動子の磁極片に対向する前記固定子の磁極片（２０、２２）の中央平面（２６、２８）を越えて延出することを特徴とする、請求項１〜８のいずれか１項に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
終端位置において、該終端位置に配置されていない前記可動子の磁極片（３２、３４）は、該可動子の磁極片に対向する前記固定子の磁極片（２０、２２）を軸方向に完全に覆い、該終端位置に配置されていない該可動子の磁極片（３２、３４）の中央平面（４０、４２）は、軸方向に該終端位置に向かって、該可動子の磁極片に対向する前記固定子の磁極片（２０、２２）の中央平面（２６、２８）を越えて延出することを特徴とする、請求項１〜９のいずれか１項に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
請求項１〜１０のいずれか１項に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）を有する外科器具。
前記終端位置は前記第１の位置（６）あるいは第２の位置（８）であることを特徴とする、請求項９に記載の双安定電磁アクチュエータ（１）。
前記外科器具は内視鏡であることを特徴とする、請求項１１に記載の外科器具。