JP2017507078A - 溝内に高コントラストテクスチャを有するタイヤ - Google Patents

溝内に高コントラストテクスチャを有するタイヤ Download PDF

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Abstract

本発明は、ゴム材料で作られたタイヤであって、トレッド(2)を有し、トレッド(2)が複数の溝(21)を有し、各溝(21,23)は、溝底部、溝底部を包囲した壁及びこれら壁と溝底部との間に位置する移行領域を有する形式のタイヤに関する。このタイヤは、溝(21,23)の全て又は幾つかが溝底部にわたってしか及び溝底部と関連した移行領域の少なくとも一部分にわたってしか延びていないテクスチャ(3)を有し、テクスチャ(3)は、タイヤ(1)の残部とコントラストをなしている。

Description

本発明は、複数の溝を備えたトレッドを有する自動車タイヤに関する。
タイヤのトレッドを成形するために、モールド内に固定された成形要素を用いることが慣例である。成形要素という用語は、タイヤのトレッドの一部を成形することができる成形面を備えたモールドの要素である。かくして、成形要素は、モールドのセグメントに取り付けられたブロックである場合があり、或いは、モールドの半径方向内面に取り付けられたリブである場合がある。
焼結(sintering)と通称されている選択的融解方法を用いて成形要素を作ることが可能である。この方法は、金属粉末を融解するためにエネルギーのビームを用いる。「エネルギーのビーム」は、電磁線(例えば、レーザビーム)又は粒子のビーム(例えば、電子ビーム)を意味している。
以下においてレーザ焼結方法というレーザを用いた焼結方法が欧州特許第1641580号明細書から知られている。この特許文献では、金属粉末の第1の層をプレート上に広げた状態で載せる。次に、粉末のこの第1の層の粒子の全て又は幾つかを得られるべき物体の形状に従ってレーザのビームで凝集させる。このステップがいったん完了すると、粉末の第2の層を粉末の第1の層上に広げて載せ、レーザを用いてこの第2の粉末層を選択的に融解するのが良い。層を広げて載せてレーザを用いて融解するこれら作業を繰り返すことによって、焼結された物体を層ごとに作り上げる。
かかる焼結物体が特に特許文献である欧州特許第0868955号明細書の図3に示されている。この図では、焼結物体の層状構造体が容易に識別され、かかる焼結物体は、タイヤ用のモールド内に取り付けられるようになった成形要素である。しかしながら、この層状構造体により、この構造体の鏡像であるレベル線又はラインが成形タイヤの溝内に見える。レベルラインのこうした現象は、モールドが曲線であるという性質を持っているので増強される。これらレベルラインはタイヤに見栄えの良くない外観を与える。
欧州特許第1641580号明細書 欧州特許第0868955号明細書
かくして、タイヤを成形するためのモールドを製造するためにレーザ焼結方法を用いる一方でタイヤの外観を向上させようとするのを維持することを可能にする解決手段を提供することが要望されている。
定義
「タイヤ」は、内部圧力を受けるにせよそうでないにせよいずれにせよ、あらゆる形式の弾性トレッドを意味している。
「ゴム材料」は、ジエンエラストマー、即ち、知られているように、ジエンモノマー(モノマーは、2つの共役又は非共役炭素‐炭素二重結合を有する)を少なくとも部分的に主成分とする(即ち、ホモポリマー又はコポリマーである)エラストマーを意味している。
タイヤの「トレッド」は、側方の表面及び2つの主要な表面によって画定された或る量のゴム材料を意味し、2つの主要な表面のうち一方は、トレッド表面と呼ばれていて、タイヤが駆動されているときに路面に接触するようになっている。
「テクスチャ」は、1組の組織化された又は整然と並べられた要素を意味している。
タイヤの「サイドウォール」は、タイヤの側方の表面を意味し、この表面は、タイヤのトレッドとこのタイヤのトレッドのビードとの間に配置されている。
「ストランド」は、糸状の要素を意味し、この糸状要素の高さは、ストランドの平均断面積と同一の表面積を有する円板の直径の少なくとも2倍に等しい。
「薄板(薄板状要素)」は、長さが高さの少なくとも2倍に等しい細長いストランドを意味している。
本発明は、ゴム材料で作られたタイヤであって、トレッドを有し、トレッドは、複数の溝を有し、各溝は、溝底部、溝底部に横付けに設けられた壁及び壁と溝底部との間に位置する移行領域を有する形式のタイヤに関する。溝の全て又は幾つかは、溝底部にわたってしか及び溝底部と関連した移行領域の少なくとも一部分にわたってしか延びていないテクスチャを有し、テクスチャは、タイヤの残部とコントラストをなしている。
トレッドの溝の全て又は幾つかの中にテクスチャを用いることによって、溝の底部のレベルラインの存在が隠される。
好ましい実施形態では、テクスチャは、6〜15、好ましくは8〜9の第1明度L*1と呼ばれる明度を有し、タイヤの残部は、18以上且つ30以下の第2明度L*2と呼ばれる明度を有する。
このように、テクスチャがタイヤの残部と強いコントラストをなすようにすることが可能である。「明度」は、光を反射する表面の能力を特徴付けるパラメータを意味している。明度は、この場合、国際照明委員会(International Commission on Illumination:CIE)によって1976年に採用されたL***色モデル又は等色空間に従って0から100までの範囲にある尺度を用いて表される。値100は、白色又は全反射状態を表し、値0は、黒色又は全吸収状態を表している。
明度値L*1及びL*2は、分光比色計、例えばKONICA-MINOLTA CM 700D型分光比色計を用いて定められる。この器械をテクスチャ上に位置決めし、このテクスチャの明度L*1を直接測定する。この測定値は、特に10°の角度をなして設定され且つD65型光設定値(CIEによって定められた設定値)によりSCI(正反射光含む)モードを用いて取られる。
同じ仕方で、この器械をタイヤの別の部分上に位置決めするが、その目的は、明度L*2を算定することにある。この明度L*2の算定結果を改善するため、タイヤ上の複数の測定値を取ってこれら測定値からタイヤの残部と関連した平均明度を導き出すことが可能である。注目されるように、タイヤの残部は、本発明のテクスチャで覆われていないタイヤの領域、例えばタイヤのトレッドの表面又はこのタイヤのサイドウォールから成る。
非限定的な一実施形態では、溝は、トレッドを通って横方向に延びてタイヤのショルダ領域上に至り、テクスチャは、溝と連続関係をなしてショルダ領域上に延びている。
かくして、タイヤのショルダ領域上に至る横方向溝の長さを短くする一方で、テクスチャによりショルダ領域の残部中のこれら溝の存在を示唆することが可能である。具体的に説明すると、本出願人は、ショルダ領域中の溝の存在度を減少させることにより、結果として転がり抵抗を生じさせる或る特定の空気力学的トルク負荷を制限することが可能であるという知見を得た。横方向溝と連続関係をなして延びるテクスチャにより、溝がショルダ領域上で広く延びる場合に溝によってもたらされる美的外観を保つことが可能である。このテクスチャが生じさせる空気力学的トルク荷重は、溝の場合よりも小さい。
第1の非限定的な実施形態では、テクスチャは、溝の底部から及び関連の移行領域から突き出た複数の要素を有する。
突出した要素によって形成されるテクスチャは、二重の利点をもたらす。第1に、このテクスチャにより、トレッドの溝に当たる入射光線の全て又は何割かを「捕捉」することが可能である。これにより、溝に一層黒い外観を与えることが可能であり、その結果、これにより、タイヤの残部に対するこれらのコントラストを向上させ、かくしてかかるタイヤ残部に対してこれらの視認性を向上させることができる。したがって、この特定のテクスチャにより、「ベルベット」タイプの視覚的効果を得ることができる。最後に、用いられるテクスチャは、疎水性を有し、それにより溝からの水、ダスト又は泥の排出が容易になる。
非限定的な一変形実施形態では、突出要素の少なくとも30%は、溝の底部に接する平面に対して40°を超える角度αをなし、テクスチャの突出要素の多くとも25%は、接平面に対して20°未満の角度αをなしている。このように、光を捕捉するテクスチャの能力が一段と向上する。
非限定的な一変形実施形態では、突出要素の全て又は幾つかは、1平方ミリメートル(mm2)当たり少なくとも1本のストランドに等しい密度でテクスチャ全体にわたって分布して配置されたストランドであり、各ストランドは、0.003mm2〜1mm2の平均断面積を有する。
非限定的な別の変形実施形態では、突出要素の全て又は幾つかは、実質的に相互に平行な薄板(薄板状要素)であり、テクスチャ中の薄板の間隔は、多くとも0.5mmに等しく、各薄板は、0.03mm〜0.25mmの平均幅を有する。
非限定的な別の変形実施形態では、突出要素の全て又は幾つかは、0.05mm〜0.5mmの辺長さ及び0.05mm〜0.5mmの高さを有する平行六面体を形成し、テクスチャ中の2つの隣り合う平行六面体相互間の距離は、0.05mm〜0.5mmである。
非限定的な別の変形実施形態では、突出要素は、テクスチャ中の突出要素相互間に不定の形状及び距離を有する。
非限定的な第2の実施形態では、テクスチャは、溝の底部中及び関連の移行領域中に引っ込められた複数の要素を有し、引っ込み要素は、溝の底部及び関連の移行領域中に開口部を形成し、テクスチャは、複数の開口部を有し、開口部は、1平方ミリメートル(mm2)当たり少なくとも1つの開口部に等しい密度でテクスチャ全体にわたって分布して配置されており、開口部は、0.03mm〜1.2mmの等価直径を有する。
かくして、テクスチャは、耐久性が一層高い。具体的に説明すると、このテクスチャは、溝の底部/移行領域中に引っ込められた要素で構成されているので、石に対する擦りの衝撃度が減少する。
一変形実施形態では、複数の溝のうちの少なくとも1本の溝は、断面で見て、トレッド表面のところに完全に開いた溝部分及びトレッド表面のところに完全に又は部分的に閉じられた溝部分を備える全体とした波形に起伏した形状を有する。テクスチャは、溝の開き部分及び閉じ部分を貫通して延びている。
本発明の他の特徴及び他の利点は、添付の図面を参照して非限定的な例により与えられる以下の説明から明らかになろう。
先行技術によるトレッドを有するタイヤの一部の概略斜視図である。 本発明によるトレッドの溝の底部のところ及び関連の移行領域内に特定のテクスチャを有するタイヤの一部の概略斜視図である。 特定のテクスチャを備えた図2のトレッドの溝の概略断面図である。 トレッドの溝の底部のところ及び関連の移行領域内に特定のテクスチャを有する図2のタイヤの一部の概略斜視図であり、このテクスチャが非限定的な実施形態に従って、タイヤ全体にわたって延びている状態を示す図である。 テクスチャの第1の実施形態の第1の変形実施形態に従って図2のテクスチャの一部を示す図であり、この第1の変形実施形態では、テクスチャが突出した要素を有している状態を示す図である。 テクスチャの第1の実施形態の第2の変形実施形態に従って図2のテクスチャの一部を示す図であり、この第2の変形実施形態では、テクスチャが突出した要素を有している状態を示す図である。 テクスチャの第1の実施形態の第3の変形実施形態に従って図2のテクスチャの一部を示す図であり、この第3の変形実施形態では、テクスチャが突出した要素を有している状態を示す図である。 テクスチャの第1の実施形態の第4の変形実施形態に従って図2のテクスチャの一部を示す図であり、この第4の変形実施形態では、テクスチャが突出した要素を有している状態を示す図である。 テクスチャの第2の実施形態に従って図2のテクスチャの一部を示す図であり、この第2の実施形態では、テクスチャが引っ込み要素を有する状態を示す図である。 図9のテクスチャの引っ込み要素の空所の拡大図である。 本発明に従って、テクスチャを有する溝の変形実施形態を示す図である。
以下の説明において、実質的に同一又は類似の要素は、同一の参照符号で示される。
図1は、先行技術によるトレッド2を備えたタイヤ1の一部を示している。理解できるように、トレッド2は、トレッド表面20及び溝21,23を有している。トレッド表面20(有効領域とも呼ばれている)は、タイヤ1が駆動されているときに路面に接触するようになっている。溝21,23(トレッドパターンとも呼ばれている)により、特に、水を排出し、それにより濡れた路面に対するタイヤ1のグリップを向上させることができる。用いられるレーザ焼結方法により、溝は、特にこれらの底部のところにレベルライン4を有する。
図2は、本発明によるトレッド2を備えたタイヤ1の一部を示している。トレッド2は、トレッド表面20及び複数の溝21,23、即ち、円周方向溝21及び横方向溝23を有している。
図3の溝21の断面図に示されているように、各溝21,23は、溝底部210、溝底部210に横付けに設けられた壁211及び壁211と溝底部210との間に位置する移行領域212(連結領域とも呼ばれている)を有し、これら領域212は、湾曲していて非限定的な一例では約1mmの半径を有している。注目されるように、テクスチャ3が拡大図において溝21,23内に概略的に示されている。また、壁211がここでは溝の底部210に垂直に延びる状態で示されていることに注目されよう。変形例では、この壁211は、底部210に対して90°以外の角度をなしていても良い。
図2及び図3に示されているように、溝21,23の全て又は幾つかは、溝底部210にわたり且つこの溝底部と関連した移行領域212の少なくとも一部にわたってしか延びていないテクスチャ3を有し、このテクスチャ3は、タイヤ1の残部とコントラストをなしている。「移行領域の少なくとも一部」という表現は、テクスチャがこの移行領域の表面の少なくとも25%にわたって延びていることを意味している。テクスチャ3は、溝21,23の壁211にわたって延びているわけではない。かくして、テクスチャ3は、壁211にはない。
かくして、テクスチャ3により、底部上のレベルラインを隠すことができ、底部上のレベルラインは、特に、タイヤを見ている人に見える。さらに、テクスチャ3が溝21,23内に設けられているということにより、テクスチャ3に高い耐久性を与えることができる。具体的に説明すると、テクスチャに対する機械的攻撃、例えば石に対する擦りの衝撃度は、低い。注目されるように、テクスチャ3が溝21の移行領域212中にも存在しているということにより、溝内のテクスチャ3により提供される深さの印象を高めることができる。
図4は、トレッド2を備えたタイヤ1の一部を示しており、非限定的な一実施形態によれば、このトレッド内において溝23は、トレッド2を貫通して横方向に延びてタイヤのショルダ領域上22に至り、このテクスチャ3は、横方向溝23と連続関係をなしてこのショルダ領域22上に延びている。
思い起こされるように、ショルダ領域22は、タイヤ1のトレッド表面20とタイヤ1のサイドウォール5との間の移行領域である。ショルダ領域22は、タイヤ1が直線状に走行しているとき、路面に接触するようにはなっていない。ショルダ領域22は、溝23を有し、これら溝23は、トレッド2の横方向溝である。
図で理解できるように、ショルダ領域22に至る横方向溝23が図示されている。テクスチャ3は、この横方向溝23の底部210及び移行領域212だけに及ぶわけではなく、この溝23を越えて延びるタイヤの一部、即ち、溝23と連続関係をなして位置するショルダ領域22の一部にも及んでいる。かくして、溝23の底部210に及び且つもはや溝23を備えていないショルダ領域22に及ぶ連続性がテクスチャ3に存在する。
この実施形態により、ショルダ領域22に至る横方向溝23の寸法を減少させる一方で、観察者にとってのタイヤの美的外観を保つことが可能である。具体的に説明すると、横方向溝21が長すぎ、かくしてショルダ領域22中に延びる度合いが遠すぎる場合、これにより、摩擦及び転がり増大の問題が生じる。さらに、ショルダ領域22(観察者に見えるタイヤの領域)内の横方向溝により生じる美的外観を保つ一方で、かかる溝の寸法を減少させるため、除かれた各横方向溝23の一部は、これら横方向溝と連続関係をなして「ベルベット」タイプのテクスチャ3で置き換えられる。
テクスチャ3の第1の非限定的な実施形態によれば、テクスチャ3は、溝の底部210及び関連の移行領域212から突き出た複数の要素を有する。これら突出要素の作用効果は、テクスチャ3に当たる多量の入射光線を「捕捉」することにある。この第1の実施形態では、テクスチャ3(「ベルベット」と呼ばれる)により、「ベルベット」タイプの視覚的外観を得ることができる。と言うのは、突出要素が光を吸収し、かくして溝21を黒くするからである。注目されるように、テクスチャ3が溝21,23の壁211に取り付けられていないので、これにより、トレッドの深さの効果が向上する。突出要素の構造により且つ突出要素が溝21,23内に「象眼細工又はインレイ」されていることにより、これら突出要素は、更に、水、泥及びダストを溝21から容易に排出することができる。
非限定的な一実施形態によれば、テクスチャ3の突出要素の少なくとも30%は、溝の底部210に接する平面Xに対して40°を超える角度αをなし、テクスチャの突出要素の多くとも25%は、接平面Xに対して20°未満の角度αをなしている。突出要素、この接平面X及び角度αは、図2においてテクスチャ3の拡大部に概略的に示されている。注目されるように、角度αは、接平面Xと突出要素の側部とのなす角度である。この変形例は、以下に説明する突出要素6,7に当てはまる。同様に、テクスチャが移行領域212上に延びている場合、接平面は、この移行領域212に対して定められる。
図5は、第1の実施形態の第1の非限定的な実施形態としてのテクスチャ3を示している。この変形例では、突出要素の全て又は幾つかは、1平方ミリメートル(mm2)当たり少なくとも1本のストランドに等しい密度でテクスチャ3全体にわたって分布して配置されたストランド6であり、各ストランドは、0.003mm2〜1mm2の平均断面積Sを有している。注目されるように、各ストランドの平均断面積は、ストランドの基部から一定間隔で測定された断面積Sの平均値に一致している。ストランド6は、これらストランドの高さHbにわたって減少する断面積を備えた全体として円錐形の形を有している。
図6は、第1の実施形態の第2の非限定的な実施形態としてのテクスチャ3を示している。この変形例では、突出要素の全て又は幾つかは、実質的に相互に平行な薄板(薄板状要素)7であり、テクスチャ中の薄板の間隔Pは、0.1mm〜0.5mmであり、各薄板7は、0.03mm〜0.25mmの平均幅を有している。注目されるように、平均幅は、薄板の高さHlにわたって一定間隔で測定された幅lの平均値に一致し、各薄板の高さは、0.05mm〜0.5mmである。
別の変形実施形態では、テクスチャは、ストランド6と薄板7の組み合わせを有する。
図7は、第1の実施形態の第3の非限定的な変形実施形態によるテクスチャ3を示している。この変形例では、突出要素の全て又は幾つかは、0.05mm〜0.5mmの辺の長さC及び0.05mm〜0.5mmの高さHpを有する平行六面体8を形成し、テクスチャ中の2つの隣り合う平行六面体8相互間の距離Dpは、0.05mm〜0.5mmである。
別の変形実施形態では、テクスチャは、上述した凸状要素6,7,8、若しくは凸状要素6,8、又は凸状要素7,8の組み合わせを有する。
図8は、第1の実施形態の第4の非限定的な変形実施形態によるテクスチャ3を示している。この変形例では、突出要素9は、テクスチャ3中の突出要素相互間に不定の形状及び距離を有する。この変形例により、テクスチャ3の美的外観を向上させることができる。
テクスチャ3の第2の非限定的な実施形態によれば、テクスチャ3は、溝の底部210中に引っ込められると共に関連の移行領域212中に引っ込められた複数の要素10(穴とも呼ばれている)を有する。引っ込み要素10は、底部210及び移行領域212に設けられた開口部11及び底部210の深さ中に延びると共に関連の移行領域212の深さ中に延びる関連の空所12で構成されている。
かくして、テクスチャ3は、溝の底部210及び関連の移行領域212に設けられた複数の開口部11を有し、これら開口部11は、1平方ミリメートル(mm2)当たり少なくとも1つの開口部に等しい密度でテクスチャ3全体にわたって分布して配置されると共に0.03mm〜1.2mmの等価直径Dtを有する(底部及び移行領域に)。
非限定的な一実施形態では、開口部11は、テクスチャ3の少なくとも30%を占める。他の非限定的な実施形態によれば、開口部11は、テクスチャ3の少なくとも50%を占め、或いはそれどころか70%超を占める。注目されるように、開口部によるテクスチャの占有率が高ければ高いほど、成形方法により生じるレベルラインの隠蔽度がそれだけ一層良好になると共にこのテクスチャがトレッドの残部(特に、トレッド表面、ショルダ領域又はサイドウォール)とコントラストをなす度合いがそれだけ一層良好になる。
開口部11は、引き続き溝の底部210の深さ中に延びると共に溝の移行領域212の深さ中に延びて空所12を形成している。
これら空所12の作用効果は、テクスチャ3に当たる多量の入射光線を「捕捉」することにある。具体的に説明すると、空所12が底部210及び移行領域212中に引っ込められているので、テクスチャに対する機械的攻撃、例えば石に対する擦りの衝撃度は、突出部の場合よりも低い。この第2の実施形態では、テクスチャ3(「ベルベット」と呼ばれている)により、「ベルベット」型の視覚的外観を得ることができる。と言うのは、空所が光を吸収し、かくして溝21の底部210を黒くするからである。溝の視覚的作用効果が向上する。
非限定的な一実施形態では、キャビティ12の全て又は幾つかは、少なくとも0.1mmに等しい深さを有する。非限定的な一変形実施形態では、空所12の全て又は幾つかは、0.2mm〜0.6mmの深さを有する。これにより、テクスチャ3に当たった多量の入射光線がこのテクスチャによって捕捉されるようにし、そして、空所の深さが制限されるので、これ又、溝21の機械的強度が過度に低下するのを阻止する。
図9は、この第2の実施形態の第1の非限定的な変形例によるテクスチャ3を示している。この変形例では、空所12の全て又は幾つかは、溝21の底部210及び移行領域212の深さ中に延びて底部210及び移行領域212の表面上に至る円錐の形をしており、円形開口部11が形成されている。かくして、空所12は、深さにつれて減少する断面積を有する。これにより、トレッド2の残部に対するテクスチャ3並びにかくして底部210及び移行領域212のコントラスト度が向上する。注目されるように、この変形例では、空所12の開口部11は、互いに接触関係をなしていない。開口部11は、中間領域13によって互いに隔てられている。さらに、開口部11は、溝21,23の底部210全体にわたって規則的に分布して配置されており、したがって、テクスチャ3中の各開口部相互間の距離dは、全体としてほぼ同じである。同じことは、溝21の移行領域212について当てはまる。
図10は、図9のテクスチャの引っ込み要素10の空所12の拡大図である。非限定的な一実施形態では、空所の全て又は幾つかは、少なくとも1つの壁14を有し、かかる壁14は、断面で見て、テクスチャ3に垂直な方向Zに対して10°〜60°の角度βをなしている。
光線が空所12の壁14に当たるたびに、この光線は、この壁14によって反射される。光線の反射方向は、この光線の初期の方向及び壁14の入射角度で決まる。かくして、この初期の方向及びこの入射角度に応じて、光線を空所の別の壁14に向かって送ることができる。これとは対照的に、光線を空所の外側に送ることができ、例えば、観察者の方へ直接送ることができる。第1の場合、光線は、空所内で「失われ」、もはや観察者には知覚できないことになる。第2の場合、観察者は、光線を知覚することができ、すると、テクスチャは、明るくなり、かくしてトレッドの残部とのコントラストの度合いが低くなるように見えることが可能である。10°〜60°の角度βをなす少なくとも1つの壁14を有する空所12を選択することにより、空所12に入った光線の大部分が空所内における多数回の反射の効果によりこの空所によって吸収されることになる。これにより、タイヤの残部(特に、サイドウォール又はトレッド表面)に対するテクスチャ3(及び特に溝21,23の底部210)のコントラストが向上する一方で、空所によるテクスチャの同一の占有率が保たれる。さらに、この壁の傾斜により、テクスチャの強度は、特に繰り返し石に当たって擦れた場合、全体として向上する。
図11は、複数の溝21,23の溝のうちの少なくとも1つが、断面で見て、トレッド表面のところに完全に開いた溝部分25及びトレッド表面のところに完全に又は部分的に閉じられた溝部分を備える全体とした波形に起伏した形状を有する変形実施形態を示している。テクスチャ3は、溝21,23の開き部分25及び閉じ部分27を貫通して延びている。
本発明は、説明すると共に図示した実施例には限定されず、本発明の範囲から逸脱することなくこれら実施例の種々の改造例を想到することができる。
かくして、別の非限定的な変形実施形態によれば、図6の薄板7は、不連続であっても良い。薄板は、これら薄板相互間に平らな部分を有する。これら薄板は、これら薄板相互間に断面積の差を有しても良い。加うるに、薄板は、特にこれらの長さに沿って湾曲部又は山形部を有しても良い。これら薄板は又、漸変する長さを有しても良い。
かくして、別の非限定的な変形実施形態によれば、開口部11は、円形、正方形又は多角形(例えば、六角形)の形状を有しても良く、対応の空所12は、円筒形、平行六面体又は多角形の形状を有しも良い。これら2つの後者の構造(正方形又は多角形)により、開口部11を互いに対して容易に組織化し又は整然と並べてこれら開口部相互間に中間領域13の領域を制限することができる。かかる開口部の形状により、開口部の一貫した占有率を達成することが容易である。
かくして、非限定的な一変形実施形態では、サイドウォール上へのテクスチャの連続性は、車両の外側に取り付けられたサイドウォール、即ち、タイヤが車両に取り付けられたときにユーザに見えるタイヤの側上に存在するサイドウォール上にのみ存在する。
かくして、説明した本発明は、特に以下の利点を有する。
‐テクスチャ3により、溝21,23内にレベルラインを隠すことができる。
‐テクスチャ3により(このテクスチャが突出した要素及び/又は引っ込み要素を有しているかどうかとは無関係に)、光を吸収すると同時に、かくして、溝21,23にトレッド2の残部と比較してより黒い外観を与えることができる。これにより、トレッドの残部に対する溝21のコントラストが向上する。
‐テクスチャ3により、溝21,23のところに「ベルベット」タイプの視覚的外観を得ることができ、これは、溝21,23内にコントラスト及び深さの作用効果を提供し、これら溝が観察者にとって深く見えるようになる。
‐ショルダ領域22上へのテクスチャ3の連続性により、必要な場合、ショルダ領域内における横方向溝の長さを減少させることができる。かくして、これにより、タイヤの空気力学的性能が向上する(空気力学的トルク負荷の減少度が向上する)一方で、全体的な美的外観を備えたタイヤが維持される。かくして、転がり抵抗が小さく、その結果、燃料消費量が減少する。

Claims (11)

  1. ゴム材料で作られたタイヤであって、トレッド(2)を有し、前記トレッド(2)は、複数の溝(21,23)を有し、各溝(21,23)は、溝底部(210)、前記溝底部に横付けに設けられた壁(211)及び前記壁(211)と前記溝底部(210)との間に位置する移行領域(212)を有する、タイヤにおいて、前記溝(21,23)の全て又は幾つかは、前記溝底部(210)にわたってしか及び前記溝底部と関連した前記移行領域(212)の少なくとも一部分にわたってしか延びていないテクスチャ(3)を有し、前記テクスチャ(3)は、前記タイヤ(1)の残部とコントラストをなしている、タイヤ。
  2. 前記テクスチャは、6〜15、好ましくは8〜9の第1明度L*1と呼ばれる明度を有し、前記タイヤの前記残部は、18以上且つ30以下の第2明度L*2と呼ばれる明度を有する、請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記溝のうちの少なくとも一方(23)は、前記トレッド(2)を通って横方向に延びて前記タイヤのショルダ領域(22)上に至り、前記テクスチャ(3)は、前記溝(23)と連続関係をなして前記ショルダ領域(22)上に延びている、請求項1又は2記載のタイヤ。
  4. 前記テクスチャ(3)は、前記溝の前記底部(210)から及び前記関連の移行領域(212)から突き出た複数の要素(6,7,8,9)を有する、請求項1〜3のうちいずれか一に記載のタイヤ。
  5. 前記突出要素(6,7)の少なくとも30%は、前記溝(210,212)に接する平面に対して40°を超える角度αをなし、前記テクスチャ(3)の前記突出要素(6,7)の多くとも25%は、前記溝(210,212)に接する前記平面に対して20°未満の角度αをなしている、請求項4記載のタイヤ。
  6. 前記突出要素の全て又は幾つかは、1平方ミリメートル(mm2)当たり少なくとも1本のストランドに等しい密度で前記テクスチャ(3)全体にわたって分布して配置されたストランド(6)であり、各ストランドは、0.003mm2〜1mm2の平均断面積を有する、請求項4又は5記載のタイヤ。
  7. 前記突出要素の全て又は幾つかは、実質的に相互に平行な薄板(7)であり、前記テクスチャ中の前記薄板の間隔(P)は、多くとも0.5mmに等しく、各薄板は、0.03mm〜0.25mmの平均幅を有する、請求項4〜6のうちいずれか一に記載のタイヤ。
  8. 前記突出要素の全て又は幾つかは、0.05mm〜0.5mmの辺長さ(C)及び0.05mm〜0.5mmの高さ(Hp)を有する平行六面体(8)を形成し、前記テクスチャ(3)中の2つの隣り合う平行六面体相互間の距離は、0.05mm〜0.5mmである、請求項4〜7のうちいずれか一に記載のタイヤ。
  9. 前記突出要素(9)は、前記テクスチャ中の突出要素相互間に不定の形状及び距離を有する、請求項4〜8のうちいずれか一に記載のタイヤ。
  10. 前記テクスチャ(3)は、前記溝の前記底部(210)中及び前記関連の移行領域(212)中に引っ込められた複数の要素(10)を有し、前記引っ込み要素(10)は、前記溝(21)の前記底部(210)及び前記関連の移行領域(212)中に開口部(11)を形成し、前記テクスチャ(3)は、複数の開口部(11)を有し、前記開口部(11)は、1平方ミリメートル(mm2)当たり少なくとも1つの開口部に等しい密度で前記テクスチャ(3)全体にわたって分布して配置されており、前記開口部(11)は、0.03mm〜1.2mmの等価直径を有する、請求項1〜3のうちいずれか一に記載のタイヤ。
  11. 前記複数の溝(21,23)の前記溝のうちの少なくとも1つは、断面で見て、トレッド表面のところに完全に開いた溝部分(25)及び前記トレッド表面のところに完全に又は部分的に閉じられた溝部分(27)を備える全体として波形に起伏した形状を有し、前記テクスチャ(3)は、前記溝(21,23)の前記開き部分(25)及び前記閉じ部分(27)を貫通して延びている、請求項1〜10のうちいずれか一に記載のタイヤ。
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