JP7089419B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。
従来、トレッドに形成された溝に、ボタン状をした複数のストーンイジェクターを設けた空気入りタイヤが公知である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来の空気入りタイヤでは、溝に形成される突起は、小石等が溝内にはまり込むのを防止するためのストーンイジェクターでしかない。ストーンイジェクターが形成された領域では、タイヤ周方向に見たとき、ストーンイジェクターが位置しないラインが存在する。このラインでは溝底から内部構成部品であるベルトまでの距離(肉厚)を十分に確保できず、タイヤ周方向にクラックが発生しやすい。また、単純に溝を浅くして肉厚を大きくするだけでは排水性あるいは排泥性が悪化する。
特許第3822337号公報
本発明は、横溝での排水性及び排泥性の悪化を防止しつつ、溝底でのクラックの発生及び成長を抑制できる空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、トレッド部に、タイヤ周方向に延びる複数の主溝と、前記主溝に交差してタイヤ幅方向に延びる複数の横溝とにより形成される複数のブロックを備え、前記複数のブロックは、タイヤ幅方向外端に位置するショルダーブロックを含み、前記横溝は、タイヤ周方向に隣接する前記ショルダーブロック間に位置するショルダー横溝を含み、前ショルダー横溝のみが、溝底に複数の突出部が形成される補強領域を備え、前記補強領域では、タイヤ周方向に延びるいずれのライン上にも、少なくともいずれか1つの突出部が配置されており、前記ショルダーブロックの外面は、タイヤ子午線断面に於ける曲率半径が相違する2曲面で構成され、前記補強領域は、前記2曲面の境界線を含んでタイヤ周方向に延びる領域内のみに設けられており、前記境界線は、前記ショルダーブロックの接地端位置よりもタイヤ幅方向内側に位置している、空気入りタイヤを提供する。
この構成により、補強領域に設けた複数の突出部によって、タイヤ周方向に延びるいずれのライン上であっても溝底からベルトまでの距離を確保できる。したがって、タイヤ周方向に向かうクラックの発生及び成長を抑制できる。また、補強領域が複数の突出部で構成されているので、排水性及び排泥性が悪化することもない。複数のブロックがタイヤ幅方向外端に位置するショルダーブロックを含み、横溝がタイヤ周方向に隣接するショルダーブロック間に位置するショルダー横溝を含み、補強領域はショルダー横溝のみに形成されるため、接地面で最も変形量が大きいショルダーブロックの間に形成される横溝でのクラックの発生を効果的に防止できる。
前記補強領域は、前記ショルダー横溝の前記溝底のうち、タイヤ周方向の中間部分に設けられているのが好ましい。
この構成により、全域に設ける構成に比し、排水性、排泥性の悪化を最低限に留めつつショルダー横溝で周方向に区画されたブロックが接地の際に生ずるワイピング防止効果が維持されることから、クラックの発生を効果的に抑制可能となる。
前記ショルダー横溝の前記溝底は、タイヤ周方向に隣り合う前記ショルダーブロックの間の底面と、前記ブロックの側面と前記底面とをつなぐ湾曲面とからなり、前記突出部は、前記底面のみに設けられているのが好ましい。
この構成により、接地時のブロックの変形による影響を受けにくくすることができ、クラックの発生をより効果的に防止することが可能となる。
前記補強領域は、前記ショルダー横溝の前記溝底のうち、タイヤ幅方向の中間部分に設けられているのが好ましい。
この構成により、溝底での補強機能を高めつつ、所望の排水性及び排泥性を確保できる。
前記補強領域では、タイヤ幅方向に延びるいずれのライン上にも、少なくともいずれか1つの突出部が配置されているのが好ましい。
この構成により、タイヤ幅方向へのクラックの発生及び成長を抑制できる。
記ショルダー横溝のタイヤ幅方向の長さに対する前記補強領域のタイヤ幅方向の長さの比率は、15%以上65%以下である。
また、前記補強領域は、前記ショルダー横溝のうち、前記ショルダーブロックが接地及び離地する際に繰り返し曲げ応力が作用する部分のみに形成されている。
この構成により、ショルダーブロックで最も変形量の大きい部分に対応するショルダー横溝でのクラックの発生を効果的に防止できる。
前記ショルダー横溝の溝底に設けられ、タイヤ幅方向に延びる突条を備え、前記複数の突出部は、前記突条の両側にそれぞれ位置する複数の突起によって構成されているのが好ましい。
この構成により、タイヤ幅方向に延びる突状により排泥性能確保しつつ、前記突状の両側に配置された突起によりベルトから溝底のゴム厚みを確保でき、更には複数の突起とすることによりタイヤ摩滅時時の排水性が維持される
本発明によれば、補強領域に設けた複数の突出部により、横溝の溝底と内部構成部品であるベルトとの間の距離を十分に確保してクラックの発生及び成長を抑制できる。また、複数の突出部であるので、所望の排水性及び排泥性を確保できる。
本実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ子午線部分断面図である。 図1に示す空気入りタイヤのトレッド部の一部を示す展開図である。 図1に示すショルダーブロック及びショルダー横溝の斜視図である。 図1に示すショルダー横溝の断面図である。 施形態に係る突出部の平面図である。 他の実施形態に係る突出部の平面図である。 他の実施形態に係る突出部の平面図である。 他の実施形態に係る突出部の平面図である。 他の実施形態に係る突出部の斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤの子午線半断面図である。この空気入りタイヤでは、一対のビードコア1の間にカーカスプライ2が掛け渡されている。カーカスプライ2の両端部はビードコア1及びこれに連接して設けたビードフィラー3に巻き上げられている。カーカスプライ2の内側にはインナーライナー4が設けられている。カーカスプライ2の外周側には複数枚のベルト5が巻き付けられている。ベルト5の外周側はトレッド部6となっている。
図2は、本実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部6の一部を示す展開図である。トレッド部6には、タイヤ周方向に延びる複数本の主溝7と、この主溝7に交差してタイヤ幅方向に延びる複数本の横溝8とによって複数のブロック9が形成されている。ここでは、主溝7はジグザグ状に形成されているが、直線状、湾曲状等、公知の種々の形態を取ることができる。したがって、単に「タイヤ周方向」と記載した場合、概ねタイヤ周方向であることを意味し、これらの種々の形態が延びる方向を含む広い概念で理解される。また、横溝8も主溝7と同様に種々の形態を取ることができ、単に「タイヤ幅方向」と記載した場合、概ねタイヤ幅方向であることを意味し、これらの種々の形態が延びる方向を含む広い概念で理解される。なお、主溝7と横溝8の深さは同一とされている。
ブロック9は、タイヤ赤道面CLに沿って2列で、タイヤ周方向に沿ってそれぞれ配置される複数のセンターブロック10を備える。また、ブロック9は、各センターブロック10の側方(タイヤ幅方向両側)で、タイヤ周方向に沿ってそれぞれ配置される複数のショルダーブロック11を備える。
ショルダーブロック11の外面は、図1に示すタイヤ子午線半断面図での外面が曲率半径R1で形成される第1曲面12と、曲率半径R2で形成される第2曲面13とで構成されている。図2及び図3に示すように、第1曲面12と第2曲面13の境界ラインBLはタイヤ周方向に延びている。この境界ラインBLを挟んだ両側の所定領域は、ショルダーブロック11で最も変形量の大きい部分である。
タイヤ周方向に隣接するショルダーブロック11の間に形成される横溝8(ショルダー横溝14)は、図4に示すように、ショルダーブロック11の側面11aと、ショルダーブロック11の間に形成される底面11bと、側面11aと底面11bとをつなぐ湾曲面11cとで区画されている。ここでは、ショルダー横溝14の溝底は、底面11bと湾曲面11cとで構成されている。ショルダー横溝14の溝深さGD、すなわち、ショルダーブロック11の外面から底面11bまでのタイヤ径方向の距離は15mmに設定されている。また、ショルダー横溝14の溝幅、すなわち、タイヤ周方向に隣接するショルダーブロック11の側面の間隔は、側面の上端間WL1で25mm、下端側の湾曲面の上端間WL2で17mmに設定されている。
ショルダー横溝14の底面11bには、図3に示すように、突出部として複数の突起15が形成され、補強領域16を構成している。補強領域16は、ショルダー横溝14のうち、タイヤ幅方向の中間部分を占有している。ここでは、ショルダー横溝14のうち、前記境界ラインBLの延長線を中心とする両側の領域が補強領域16となっている。補強領域16は、ショルダーブロック11が接地及び離地する際、繰り返し曲げ応力が作用する部分である。境界ラインBLを含む領域を補強領域16とすることにより、接地時に最も変形量の大きい領域を補強できる。
補強領域16は、図2に示すように、タイヤ幅方向のショルダー横溝14の長さSLと、補強領域16の長さELとの比率EL/SLが、15%から65%、好ましくは30%から45%となるように設定されている。ショルダー横溝14の長さSLは、ショルダーブロック11のタイヤ幅方向内側端と、ショルダーブロック11の接地端位置CEとの間のタイヤ子午線断面での最短距離を意味する。タイヤ幅方向の非補強領域の長さNELと、ショルダー横溝14の長さSLとの比率NEL/SLは、20%から40%、好ましくは30%から35%となるように設定されている。EL/SL<15%であれば、補強としては不十分であり、65%<EL/SLであれば、排水性及び排泥性の悪化が懸念される。
また、補強領域16は、ショルダー横溝14のうち、タイヤ周方向の中間部分に位置している。ここでは、ショルダー横溝14の溝底のうち、湾曲面11cを除いた底面11bに補強領域16が設けられている。突起15が湾曲面11cに形成されないようにすることにより、逆にクラックが発生しやすくなるという問題を回避している。
突起15は、底面11bからタイヤ径方向外側に向かうに従って徐々に横断面積が小さくなる裁頭円錐状に形成されている。ここでは、各突起15は、底面11bで直径3mm、上端面で直径2mm、高さ2mmに設計されている。図5に示すように、突起15は千鳥配列されている。詳しくは、突起15は、補強領域16内で、タイヤ周方向に延びるいずれのライン上にも、少なくとも底面部分が位置するように配置されている。また、突起15は、補強領域16内で、タイヤ幅方向に延びるいずれのライン上にも位置するように配置されている。さらに、突起15は、補強領域16を平面視したときの占有面積が50%から70%となるように設計されている。50%未満では、クラックの発生等を防止する補強機能が十分でなく、70%を超えると、所望の排水性や排泥性を確保できない。
前述の補強領域16を備えた空気入りタイヤでは、次のような効果を奏することができる。
各突起15を千鳥配列することにより、全体としてバランス良く剛性を高めることができる。また、ショルダーブロック11が接地及び離地する際、補強領域16に応力が集中するが、突起15によってクラックの発生を抑制できる。またたとえクラックが発生したとしても、タイヤ周方向あるいはタイヤ幅方向への成長は、必ずいずれかの突起15によって抑制できる。
複数の突起15であるので、突起15が形成されていない部分にはショルダー横溝14本来の深さを確保できる。したがって、補強領域16を設けているにも拘わらず、濡れた路面や悪路での走行であっても排水性や排泥性が悪化することがない。
グリーンタイヤを加硫成型した際、ショルダー横溝14となる部分ではゴムが押し退けられる。溝底とベルト5の間に所望の肉厚を確保するためには、この部分でゴムを増量しておく必要がある。しかしながら、ゴムを増量すると、加硫成型時に押し退けられたゴムによってベルト5が部分的に内側に移動する等により、タイヤの回転方向での剛性変動が発生する。また、ショルダーブロック11の厚みが理想値に比べて増加し、耐久性に影響を及ぼすほか、タイヤのユニフォーミティも悪化する。複数の突起15を形成することにより、押し退けるゴム量を減少させ、このような問題の発生を防止できる。
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記実施形態では、突起15を裁頭円錐状としたが、円柱状、直方体、立方体、半球状等、種々の形態とすることができる。
前記実施形態では、突出部として突起15の例を示したが、ある程度の長さを持ったものや、平面視での形状の相違するもの等を含めることができる。図6から図9に突出部の他の例を示す。
図6は、突出部を複数の突条で構成した例を示す。突条17は、ショルダー横溝14が延びるタイヤ幅方向に対して45°で傾斜するように配置されている。ショルダー横溝14の幅方向中央部と、両側部とで突条17の傾斜方向が相違している。これら突条17は、前記突起15と同様に、タイヤ周方向あるいはタイヤ幅方向のいずれから見た場合であっても、いずれのライン上にも位置するように配置されている。
図7は、突出部を平面視三角形状の突起15で構成した例を示す。突起15は、ショルダー横溝に2列で配置され、各列では、突起15の位置が1ピッチずつずれて配置され、方向が逆向きとされている。この例でも、タイヤ周方向あるいはタイヤ幅方向のいずれから見た場合であっても、いずれのライン上にも、突起15が位置するように配置されている。
図8は、突出部をC字状で一方に開口するように湾曲した突起15で構成した例を示す。突起15は、ショルダー横溝に3列で配置され、中央部と両側部とで開口側の位置が反対側とされている。中央部の突起は図中左側に開口し、両側部(図では上下)の突起は図中右側に開口している。
図9は、突出部を突条17と突起15とで構成とした例を示す。突条17は、ショルダー横溝14の幅方向中央部をタイヤ幅方向に延び、ショルダー横溝14をタイヤ周方向に2分割している。突起15は、突条17の両側にそれぞれ配置され、タイヤ幅方向に所定間隔で複数個ずつ形成されている。
図6~図9の例によればいずれも、周方向に発生するクラックの成長を突起15又は突条17にて防止することが可能となり、クラック長さが短くなることから溝深さ方向へのクラックの成長も抑制可能となる。
前記実施形態では、各突出部の形状及びサイズを同一としたが、いずれか一方又は両方を相違させるようにしてもよい。
前記実施形態では、補強領域16をショルダー横溝14に形成する場合について説明したが、タイヤ周方向に隣接するセンターブロック10の間に形成されるセンター横溝に形成することも可能である。また、センターブロック10とショルダーブロック11の間にメディエイトブロックを有するタイヤであれば、タイヤ周方向に隣接するメディエイトブロックの間に形成されるメディエイト横溝に形成することも可能である。但し、補強領域16は、トレッド部6の接地及び離地時に最も変形量の大きいショルダーブロック11のショルダー横溝14に採用した場合に最も効果を発揮する。
1…ビードコア
2…カーカスプライ
3…ビードフィラー
4…インナーライナー
5…ベルト
6…トレッド部
7…主溝
8…横溝
9…ブロック
10…センターブロック
11…ショルダーブロック
12…第1曲面
13…第2曲面
14…ショルダー横溝
15…突起(突出部)
16…補強領域
17…突条(突出部)

Claims (8)

  1. トレッド部に、タイヤ周方向に延びる複数の主溝と、前記主溝に交差してタイヤ幅方向に延びる複数の横溝とにより形成される複数のブロックを備え、
    前記複数のブロックは、タイヤ幅方向外端に位置するショルダーブロックを含み、
    前記横溝は、タイヤ周方向に隣接する前記ショルダーブロック間に位置するショルダー横溝を含み、
    前記ショルダー横溝のみが、溝底に複数の突出部が形成される補強領域を備え、
    前記補強領域では、タイヤ周方向に延びるいずれのライン上にも、少なくともいずれか1つの突出部が配置されており、
    前記ショルダーブロックの外面は、タイヤ子午線断面に於ける曲率半径が相違する2曲面で構成され、
    前記補強領域は、前記2曲面の境界線を含んでタイヤ周方向に延びる領域内のみに設けられており、
    前記境界線は、前記ショルダーブロックの接地端位置よりもタイヤ幅方向内側に位置している、空気入りタイヤ。
  2. 前記補強領域は、前記ショルダー横溝の前記溝底のうち、タイヤ周方向の中間部分に設けられている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ショルダー横溝の前記溝底は、タイヤ周方向に隣り合う前記ショルダーブロックの間の底面と、前記ブロックの側面と前記底面とをつなぐ湾曲面とからなり、
    前記突出部は、前記底面のみに設けられている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記補強領域は、前記ショルダー横溝の前記溝底のうち、タイヤ幅方向の中間部分に設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記補強領域では、タイヤ幅方向に延びるいずれのライン上にも、少なくともいずれか1つの突出部が配置されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記ショルダー横溝のタイヤ幅方向の長さに対する前記補強領域のタイヤ幅方向の長さの比率は、15%以上65%以下である、請求項からのいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記補強領域は、前記ショルダー横溝のうち、前記ショルダーブロックが接地及び離地する際に繰り返し曲げ応力が作用する部分のみに形成されている、請求項からのいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記ショルダー横溝の溝底に設けられ、タイヤ幅方向に延びる突条を備え、
    前記複数の突出部は、前記突条の両側にそれぞれ位置する複数の突起によって構成されている、請求項1からのいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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