JP2017500331A - 酸化亜鉛及びクエン酸亜鉛を含む歯磨剤組成物 - Google Patents

酸化亜鉛及びクエン酸亜鉛を含む歯磨剤組成物 Download PDF

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Abstract

本明細書では、酸化亜鉛とクエン酸亜鉛との組み合わせを含むオーラルケア組成物、及びそれを調製し使用する方法を説明する。

Description

可溶性亜鉛塩、例えばクエン酸亜鉛は、歯磨剤組成物で使用されてきた。抗菌、虫歯予防、エナメル質の酸蝕予防、口臭消臭などを包含する増強された有効性を提供するオーラルケア製品が必要とされている。特に、抗菌活性を改良し、そして改良された口腔内のバイオフィルムを減少させる歯磨剤配合物における有効な亜鉛系が必要とされている。
いくつかの実施形態では、酸化亜鉛及びクエン酸亜鉛を含むオーラルケア組成物を提供する。酸化亜鉛:クエン酸亜鉛の重量比は1.5:1〜4.5:1である。他の実施形態では、その重量比は1.5:1〜4:1、1.7:1〜2.3:1、1.9:1〜2.1:1、または約2:1である。また、これらの重量比を基準とする対応モル比も使用することができる。
いくつかの実施形態は、本明細書記載の組成物のいずれか1つを、必要としている患者の口腔表面に接触させることを含む、口腔の疾患または状態を治療または予防する方法を提供する。
また、口腔においてバイオフィルム形成を低減または阻害するオーラルケア組成物において、酸化亜鉛及びクエン酸亜鉛を、酸化亜鉛:クエン酸亜鉛1.5:1〜4.5:1で使用することも提供する。他の実施形態では、その重量比は1.5:1〜4:1、1.7:1〜2.3:1、1.9:1〜2.1:1、または約2:1である。また、これらの重量比を基準とする対応モル比も使用することができる。
本発明の適応性の更なる領域は、以下に提供される詳細な説明から明らかとなるだろう。本発明の好ましい実施形態を同時に示す詳細な説明及び特定の例は、単に説明のためだけであって、本発明の範囲を限定することを意図していない、ことを理解すべきである。
以下の好ましい実施形態(単数または複数)の説明は、本質的には単に例示であり、本発明または本発明の用途及び使途を限定することを意図していない。
本明細書全体にわたり使用される範囲は、範囲内にある各値及びすべての値を記載するために簡略表記法として使用される。その範囲内の任意の値を、範囲の終点として選択することができる。更に、本明細書で引用されるすべての参考文献は、参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。本開示における定義と引用文献の定義の不一致が生じた場合は、本開示が優先する。
特に明記しない限り、本明細書及び本明細書の他の部分で表示されるすべての百分率及び量は、重量%を指していることを理解すべきである。所与の量は、材料の活性重量を基準としている。
酸化亜鉛対クエン酸亜鉛の特定の比が、高レベルの有効性、例えば、口腔内におけるバイオフィルムの低減、抗微生物効果の増加などを提供する、ことを驚くべきことに且つ予想外に発見した。
いくつかの実施形態では、酸化亜鉛及びクエン酸亜鉛を含むオーラルケア組成物を提供し、そのオーラルケア組成物では、酸化亜鉛対クエン酸亜鉛の重量比は、1.5:1〜4.5:1であり、任意には1.5:1〜4:1、1.7:1〜2.3:1、1.9:1〜2.1:1、または約2:1であり、組成物の重量を基準として、酸化亜鉛の量は0.5〜1.5%であり、クエン酸亜鉛の量は0.25〜0.75%である。いくつかの実施形態では、酸化亜鉛の量は1%であり、クエン酸亜鉛の量は0.5%である。いくつかの実施形態では、クエン酸亜鉛に対する酸化亜鉛の本発明の比の有効性は、相乗的な抗微生物効果及び/または抗口腔バイオフィルム効果を提供する。いくつかの実施形態では、亜鉛の送達または吸収は、口腔の軟質表面または硬質表面、例えば歯において相乗的に増加する。
また、本発明の組成物は、経口的に許容可能な担体または賦形剤も典型的に含む。担体は、研磨材、糊料、湿潤剤、ポリマー、着色剤、粘度調整剤、泡調節剤、乳化剤、pH調整剤、希釈剤、食感剤(mouth feel agent)、甘味剤、香味剤、防腐剤、適切な化粧用及び/または治療用活性物質、及びそれらの組み合わせを含むことができる。材料の上記カテゴリーのそれぞれの一般的な属性は異なるかもしれないが、いくつかの共通の属性が存在し得るので、任意の所与の材料は、材料のこのようなカテゴリー内のうちの2つ以上の範囲内で複数の目的に役立ち得る、ことが理解される。組成物中のすべての成分は、それらの主たる機能に加えて機能を有することができ、そして組成物の全体的な特性に、例えばその安定性、有効性、粘稠性、食感、味、香りなどに寄与し得る。好ましくは、担体は、組成物の他の成分との適合性の観点から選択される。
担体の特定の組成は、好ましくは、組成物の意図される用途によって決まる。様々な実施形態では、担体は、水性であり、水を、5〜95重量%または10〜70重量%含む。他の実施形態では、担体は実質的に非水性である。歯磨剤担体では、水分は5〜70重量%、10〜50重量%、または20〜40重量%であり得る。
いくつかの実施形態では、組成物は、フッ化物イオン源;歯石コントロール剤;緩衝剤;抗菌剤;研磨材;及びそれらの2つ以上の組み合わせから選択される1つ以上の成分を更に含む。
いくつかの実施形態は、1つ以上の成分のうちの少なくとも1つが:フッ化第一スズ、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フルオロケイ酸ナトリウム、フルオロケイ酸アンモニウム、フッ化アミン、フッ化アンモニウム、及びそれらの2つ以上の組み合わせから選択されるフッ化物イオン源である組成物を提供する。
他の任意の添加剤が包含され得る。そのような任意の添加剤の中には、外観もしくは美的アピール(aesthetic appeal)を変化させるために提供されるもの、及び/または最終製品を保存するために提供されるもの、及び/または味/美容的アピール(cosmetic appeal)のために提供されるもの、及び/または口腔衛生、口腔の硬組織もしくは軟組織の状態もしくは障害の予防もしくは治療、あるいは生理的障害もしくは状態の予防もしくは治療のための治療成分及び予防成分としてのものが包含される。
いくつかの実施形態では、防腐剤が存在する組成物を提供する。いくつかの実施形態では、防腐剤は、パラベン、ソルビン酸カリウム、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、ポリアミノプロピル、ビグアナイド、カプリル酸、安息香酸ナトリウム、及び塩化セチルピリジニウムから選択される。いくつかの実施形態では、防腐剤は、0.0001〜1重量%の濃度で存在する。
染料などの着色剤は、食品及び摂取される薬剤で使用するために食品医薬品化粧品法の下で現在認定されている食用染料添加剤、例えば、FD&C Red No.3(テトラヨードフルオレセインのナトリウム塩)、Food Red 17、6−ヒドロキシ−5−{(2−メトキシ−5−メチル−4−スルホフェニル)アゾ}−2−n−ナフタレンスルホン酸の二ナトリウム塩、Food Yellow 13、キノフタロンまたは2−(2−キノリル)インダンジオンのモノ及びジスルホン酸の混合物のナトリウム塩、FD&C Yellow No.5(4−p−スルホフェニルアゾ−1−p−スルホフェニル−5−ヒドロキシピラゾール−3−カルボン酸のナトリウム塩)、FD&C Yellow No.6(p−スルホフェニルアゾ−B−ナフトール−6−モノスルホネートのナトリウム塩)、FD&C Green No.3(4−{[4−(N−エチル−p−スルホベンジルアミノ)−フェニル]−(4−ヒドロキシ−2−スルホニウムフェニル)−メチレン}−[1−(N−エチル−N−p−スルホベンジル)−デルタ−3,5−シクロヘキサジエニミン]の二ナトリウム塩、FD&C Blue No.1(ジベンジルジエチル−ジアミノ−トリフェニルカルビノールトリスルホン酸無水物の二ナトリウム塩)、FD&C Blue No.2(インジゴチンのジスルホン酸のナトリウム塩)及び様々な割合のそれらの混合物などの染料であり得る。典型的には、着色剤は、包含される場合、非常に少量で存在する。
香味剤としては、天然及び人工の香味剤が挙げられるが、それらに限定されない。これらの香味剤は、合成香味油及び香味芳香族化合物、ならびに/または植物、葉、花、及び果実などに由来する油、含油樹脂及び抽出物、ならびにそれらの組み合わせから選択することができる。代表的な香味油としては、スペアミント油、シナモン油、ペパーミント油、クローブ油、ベイ油、タイム油、ニオイヒバ油、ナツメグ油、セージ油、及びビターアーモンド油が挙げられる。これらの香味剤は、別々に、または混合して使用することができる。通常用いられる香味剤としては、ミント、例えばペパーミント、人工バニラ、シナモン誘導体、及び様々な果実香味剤が挙げられ、別々に、または混合して使用される。一般的に、任意の香味剤または食品添加剤、例えばChemicals Used in Food Processing,publication 1274 by the National Academy of Sciences,pages 63−258に記載されているものを使用することができる。典型的には、香味剤は、包含される場合、0.01〜1重量%の濃度で存在する。いくつかの実施形態では、香味剤は0.2重量%の濃度で存在することができる。
甘味料は、天然甘味料及び人工甘味料の両方を包含する。適切な甘味料としては、水溶性甘味剤、例えば単糖類、二糖類及び多糖類、例えばキシロース、リボース、グルコース(デキストロース)、マンノース、ガラクトース、フルクトース(レブロース)、スクロース(砂糖)、マルトース、水溶性人工甘味料、例えば可溶性サッカリン塩、すなわちサッカリンのナトリウム塩またはカルシウム塩、シクラミン酸塩ジペプチドベースの甘味料、例えばL−アスパラギン酸由来甘味料、例えばL−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル(アスパルテーム)が挙げられる。一般的に、特定の組成物にとって望ましい甘さのレベルを提供するために利用される甘味料の有効量は、選択される甘味料によって変動する。その量は、通常は0.001〜5重量%である。いくつかの実施形態では、甘味料は、サッカリンナトリウムであり、0.01重量%の濃度で存在する。
白化剤、すなわちそれが適用される歯の表面を白くするのに有効な材料、例えば過酸化水素及び過酸化尿素、高洗浄シリカ(high cleaning silica)、防腐剤、シリコーン、及びクロロフィル化合物を、本発明の組成物中に組み込むことができる。様々な実施形態では、本発明の組成物は、過酸化化合物を含む過酸化物白化剤を含む。過酸化化合物は、二価の酸素−酸素基を含む酸化化合物である。過酸化化合物としては、過酸化物及びヒドロペルオキシド、例えば過酸化水素、アルカリ及びアルカリ土類金属の過酸化物、有機ペルオキシ化合物、ペルオキシ酸、それらの薬学的に許容される塩、及びそれらの混合物が挙げられる。アルカリ及びアルカリ土類金属の過酸化物としては、過酸化リチウム、過酸化カリウム、過酸化ナトリウム、過酸化マグネシウム、過酸化カルシウム、過酸化バリウム、及びそれらの混合物が挙げられる。有機ペルオキシ化合物としては、過酸化カルバミド(過酸化水素尿素としても知られている)、グリセリル過酸化水素、アルキル過酸化水素、ジアルキル過酸化物、アルキルペルオキシ酸、ペルオキシエステル、ジアシル過酸化物、ベンゾイル過酸化物、及びモノペルオキシフタレート、ならびにそれらの混合物が挙げられる。ペルオキシ酸及びそれらの塩としては、有機ペルオキシ酸、例えばアルキルペルオキシ酸、及びモノペルオキシフタレートならびにそれらの混合物、ならびに無機ペルオキシ酸塩、例えばアルカリ及びアルカリ土類金属、例えばリチウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム及びバリウムの過硫酸塩、二過硫酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩、過ホウ酸塩及び過ケイ酸塩、ならびにそれらの混合物が挙げられる。様々な実施形態では、過酸化化合物は、過酸化水素、過酸化尿素、過炭酸ナトリウム及びそれらの混合物を含む。いくつかの実施形態では、過酸化化合物は過酸化水素を含む。いくつかの実施形態では、過酸化化合物は本質的に過酸化水素から成る。いくつかの実施形態では、非過酸化物白化剤を提供することができる。本発明で有用な白化剤としては、非ペルオキシ化合物、例えば二酸化塩素、亜塩素酸塩及び次亜塩素酸塩が挙げられる。亜塩素酸塩及び次亜塩素酸塩としては、アルカリ及びアルカリ土類金属、例えばリチウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム及びバリウムの亜塩素酸塩及び次亜塩素酸塩が挙げられる。非過酸化物白化剤としては、着色剤、例えば二酸化チタン及びヒドロキシアパタイトも挙げられる。1種以上の白化剤が、歯を白くするのに有効な総量で任意に存在する。いくつかの実施形態では、白化剤は水性担体から分離される。いくつかの実施形態では、白化剤は、白化剤のカプセル化によって水性担体から分離される。
任意に、息清涼剤(breath freshening agent)を提供することができる。任意の口腔的に許容される息清涼剤を、例えば限定せずに、使用することができる。1種以上の息清涼剤は、息の清涼に有効な総量で任意に存在する。
他の実施形態は、1つ以上の成分のうちの少なくとも1つが歯石コントロール剤である組成物を提供する。本発明で有用な歯石コントロール剤としては、ホスフェート及びポリホスフェート(例えばピロホスフェート)、ポリアミノプロパンスルホン酸(AMPS)、ポリオレフィンスルホネート、ポリオレフィンホスフェート、ジホスホネート、例えばアザシクロアルカン−2,2−ジホスホネート(例えばアザシクロヘプタン−2,2−ジホスホン酸)、N−メチルアザシクロペンタン−2,3−ジホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸(EHDP)及びエタン−1−アミノ−1,1−ジホスホネート、ホスホノアルカンカルボン酸、ならびにこれらの薬剤のいずれかの塩、例えばそれらのアルカリ金属塩及びアンモニウム塩が挙げられる。有用な無機ホスフェート塩及びポリホスフェート塩としては、一塩基性、二塩基性及び三塩基性リン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、テトラポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸一ナトリウム、ピロリン酸二ナトリウム、ピロリン酸三ナトリウム及びピロリン酸四ナトリウム、トリメタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウムならびにそれらの混合物が挙げられ、ここでナトリウムは任意にカリウムまたはアンモニウムと交換され得る。他の有用な抗歯石剤としては、ポリカルボキシレートポリマー及びポリビニルメチルエーテル/無水マレイン酸(PVME/MA)コポリマー、例えばISP社(ニュージャージー州ウェイン)からガントレッズ(Gantrez(商標))ブランドで入手可能なものが挙げられる。いくつかの実施形態では、ホスフェートは0.01〜10重量%の濃度で存在する。いくつかの実施形態では、ホスフェートは1重量%の濃度で存在する。
いくつかの実施形態は、緩衝剤が存在している組成物を提供する。いくつかの実施形態では、一塩基性リン酸ナトリウムは0.01〜5重量%の濃度で存在する。いくつかの実施形態では、一塩基性リン酸ナトリウムは1重量%の濃度で存在する。いくつかの実施形態では、二塩基性リン酸ナトリウムは0.01〜5重量%の濃度で存在する。いくつかの実施形態では、二塩基性リン酸二ナトリウムは0.15重量%の濃度で存在する。
他の任意の添加物としては抗微生物剤(例えば抗菌剤)が挙げられる。任意の口腔的に許容される抗微生物剤、例えば、トリクロサン(5−クロロ−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェノール);8−ヒドロキシキノリン及びその塩、亜鉛及び第一スズイオン源、例えばクエン酸亜鉛、硫酸亜鉛、グリシン酸亜鉛、クエン酸亜鉛ナトリウム及びピロリン酸第一スズ;銅(II)化合物、例えば塩化銅(II)、フッ化銅(II)、硫酸銅(II)及び水酸化銅(II);フタル酸及びその塩、例えばマグネシウムモノカリウムフタレート;サンギナリン;第四級アンモニウム化合物、例えば塩化アルキルピリジニウム(例えば、塩化セチルピリジニウム(CPC)、CPCと亜鉛及び/または酵素との組み合わせ、塩化テトラデシルピリジニウム、及び塩化N−テトラデシル−4−エチルピリジニウム);ビグアナイド(bisguanide)、例えばジグルコン酸クロルヘキシジン、ヘキセチジン、オクテニジン、アレキシジン;ハロゲン化ビスフェノール化合物、例えば2,2’−メチレンビス−(4−クロロ−6−ブロモフェノール);塩化ベンザルコニウム;サリチルアニリド、臭化ドミフェン;ヨウ素;スルホンアミド;ビスビグアナイド;フェノール類;ピペリジノ誘導体、例えばデルモピノール及びオクタピノール;モクレン抽出物;ブドウ種子抽出物;チモール;オイゲノール;メントール;ゲラニオール;カルバクロール;シトラール;オイカリプトール;カテコール;4−アリルカテコール;ヘキシルレゾルシノール;メチルサリチレート;抗生物質、例えばオーグメンチン、アモキシシリン、テトラサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、メトロニダゾール、ネオマイシン、カナマイシン及びクリンダマイシン;及びそれらの混合物を使用することができる。有用な抗菌剤の更なる例示のリストは、1998年7月7日に発行されたGaffarらの米国特許第5,776,435号で提供されている。いくつかの実施形態では、抗微生物剤は0.001〜1重量%の濃度で存在する。いくつかの実施形態では、抗微生物剤は塩化セチルピリジニウムである。いくつかの実施形態では、塩化セチルピリジニウムは0.001〜1重量%の濃度で存在する。他の実施形態では、塩化セチルピリジニウムは0.05重量%の濃度で存在する。
酸化防止剤は、他の種類の任意の添加剤である。任意の口腔的に許容される酸化防止剤を使用することができ、例えば、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、ビタミンA、カロチノイド、ビタミンE、フラボノイド、ポリフェノール、アスコルビン酸、ハーブ酸化防止剤(herbal antioxidant)、クロロフィル、メラトニン、及びそれらの混合物が挙げられる。
また任意に、例えばドライマウスの改善に有用な唾液刺激剤が包含されていてもよい。任意の口腔的に許容される唾液刺激剤を使用することができ、例えば、食品酸、例えばクエン酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、アスコルビン酸、アジピン酸、フマル酸、及び酒石酸、ならびにそれらの混合物が挙げられるが、それらに限定されない。1種以上の唾液刺激剤が、唾液刺激に有効な総量で任意に存在する。
任意に、抗歯垢(例えばプラーク破壊)剤を包含することができる。任意の口腔的に許容される抗プラーク剤を使用することができ、例えば、第一スズ塩、銅塩、マグネシウム塩及びストロンチウム塩、ジメチコンコポリオール、例えばセチルジメチコンコポリオール、パパイン、グルコアミラーゼ、グルコースオキシダーゼ、尿素、乳酸カルシウム、グリセロリン酸カルシウム、ストロンチウムポリアクリレート及びそれらの混合物が挙げられるが、それらに限定されない。
任意の脱感作剤としては、クエン酸カリウム、塩化カリウム、酒石酸カリウム、炭酸水素カリウム、シュウ酸カリウム、硝酸カリウム、ストロンチウム塩、及びそれらの混合物が挙げられる。
また、任意の添加剤としては、ビタミン、ハーブ及びタンパク質も挙げられる。ビタミンとしては、ビタミンC及びD、チアミン、リボフラビン、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、葉酸、ニコチンアミド、ピリドキシン、シアノコバラミン、パラアミノ安息香酸、ビオフラボノイド、パンテオン、パルミチン酸レチニル、酢酸トコフェロール、及びそれらの混合物が挙げられる。ハーブ、例えばカモミラ・レクティタ(Chamomilla recutita)、セイヨウハッカ(Mentha piperita)、ヤクヨウサルビア(Salvia officinalis)、及びコミフォーラ・ミーラ(Commiphora myrrha)が任意に包含され得る。適切なタンパク質としては、乳タンパク質及び酵素、例えば過酸化物産生酵素、アミラーゼ、プラーク破壊剤、例えばパパイン、グルコアミラーゼ、グルコースオキシダーゼ、及び「次世代」酵素が挙げられる。
いくつかの実施形態では、組成物は10重量%を超える遊離水分を有する。いくつかの実施形態では、組成物は11重量%を超える遊離水分を有する。他の実施形態では、組成物は12重量%を超える遊離水分を有する。更に他の実施形態は、遊離水分が13重量%を超える組成物を提供する。なお更に他の実施形態は、14重量%を超える遊離水分を有する組成物を提供する。いくつかの実施形態では、組成物は15重量%を超える遊離水分を有する。一方、他の実施形態は、16重量%を超える遊離水分を有する組成物を提供する。いくつかの実施形態では、組成物は17重量%の遊離水分を有する。いくつかの実施形態では、組成物は17重量%を超える遊離水分を有する。いくつかの実施形態では、組成物は10重量%〜20重量%の遊離水分を有する。
いくつかの実施形態では、担体は、保湿剤、例えばグリセリン、ソルビトールまたはアルキレングリコール、例えばポリエチレングリコールまたはプロピレングリコールを含む。いくつかの実施形態では、担体は、組成物の10〜80重量%、または20〜60重量%のレベルで保湿剤を含む。本発明で有用な担体組成物は、例えば、Garlick, Jr.らの米国特許第5,695,746号及びMei−King Ngらの米国特許第4,839,157号で開示されている。
本発明で有用な増粘剤またはゲル化剤としては、無機の、天然または合成の増粘剤またはゲル化剤が挙げられる。いくつかの構成では、担体は、組成物の0.1〜15重量%、または0.4〜10重量%の総レベルで増粘剤及びゲル化剤を含む。本発明で有用な増粘剤及びゲル化剤としては、無機増粘シリカ、例えば:非晶質シリカ、例えばゼオデント(Zeodent(登録商標))165(フーバーコーポレーション(Huber Corporation));アイリッシュモス;イオタカラゲナン;トラガカントガム;またはポリビニルピロリドンが挙げられる。
特定の実施形態では、担体は、研磨剤または艶出し剤、例えばシリカ、焼成アルミナ、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、リン酸二カルシウムまたはピロリン酸カルシウムを含む。様々な実施形態では、担体は透明である。様々な実施形態では、担体は組成物の5〜70重量%のレベルで研磨剤を含む。
いくつかの実施形態では、組成物は界面活性剤または界面活性剤の混合物を含む。本発明で有用な界面活性剤としては、少なくとも1種の高級脂肪酸モノグリセリド一硫酸塩の水溶性塩、例えば水素化ココナツ油脂肪酸の一硫酸化モノグリセリドのナトリウム塩;コカミドプロピルベタイン;高級アルキル硫酸塩、例えばラウリル硫酸ナトリウム;アルキルアリールスルホン酸塩、例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム;高級アルキルスルホ酢酸塩;ラウリルスルホ酢酸ナトリウム;1,2−ジヒドロキシプロパンスルホン酸塩の高級脂肪酸エステル;及び低級脂肪族アミノカルボン酸の実質的に飽和した高級脂肪族アシルアミド、例えば脂肪酸、アルキルまたはアシルラジカル中に12〜16個の炭素を有するもの;ならびにそれらの混合物が挙げられる。アミドは、例えばN−ラウロイルサルコシン、ならびにN−ラウロイル、N−ミリストイル、またはN−パルミトイルサルコシンのナトリウム、カリウム、及びエタノールアミン塩であり得る。様々な実施形態では、界面活性剤は、組成物の0.3〜5重量%の濃度、または組成物の0.5〜3重量%の濃度で存在する。
第一の実施形態では、例えば酸化亜鉛:クエン酸亜鉛の重量比が1.7:1〜2.3:1、任意には1.9:1〜2.1:1、または約2:1である酸化亜鉛及びクエン酸亜鉛を含むオーラルケア組成物を含むオーラル組成物(組成物1)、例えば:
1.1.組成物の重量を基準として、酸化亜鉛の量が0.5〜1.5%であり、クエン酸亜鉛の量が0.25〜0.75%である組成物1。
1.2.酸化亜鉛の量が1%であり、クエン酸亜鉛の量が0.5%である組成物1.1;
1.3.有効な量のフッ化物を更に含む前記組成物のいずれかの組成物、例えば、ここで、フッ化物は、フッ化第一スズ、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フルオロケイ酸ナトリウム、フルオロケイ酸アンモニウム、フッ化アミン(例えば、N’−オクタデシルトリメチレンジアミン−N,N,N’−トリス(2−エタノール)−ジヒドロフルオリド)、フッ化アンモニウム、フッ化チタン、ヘキサフルオロスルフェート、及びそれらの組み合わせから選択される塩である;
1.4.遊離形態または口腔的に許容される塩形態でL−アルギニンを含む前記組成物のいずれか;
1.5.緩衝剤、例えばリン酸ナトリウム緩衝剤(例えば一塩基性リン酸ナトリウム及びリン酸二ナトリウム)を含む上記組成物のいずれか;
1.6.例えばグリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、キシリトール、及びそれらの混合物から選択される湿潤剤を含む上記組成物のいずれか;
1.7.研磨材または微粒子を更に含む上記組成物のいずれか;
1.8.研磨材または微粒子が、炭酸水素ナトリウム、リン酸カルシウム(例えばリン酸二カルシウム二水和物)、硫酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、シリカ(例えば水和シリカ)、酸化鉄、酸化アルミニウム、真珠岩、プラスチック粒子、例えばポリエチレン、及びそれらの組み合わせから選択される直前1.7の組成物;
1.9.組成物総重量の15重量%〜70重量%の量で研磨材を含む上記組成物のいずれか;
1.10.例えばアニオン性、カチオン性、両性イオン性の界面活性剤、及び非イオン性界面活性剤、及びそれらの混合物から選択される1種以上の界面活性剤を含む、例えば、アニオン性界面活性剤、例えばラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムエーテル、及びそれらの混合物から選択される界面活性剤を、例えば0.3重量%〜4.5重量%の量で含む、上記組成物のいずれか;
1.11.ポリエチレングリコール、多糖類(例えばセルロース誘導体、例えばカルボキシメチルセルロース、多糖類ゴム、例えばキサンタンガムまたはカラゲナンガム)、それらの組み合わせから選択される粘度調整量の1種以上のポリマーを更に含む上記組成物のいずれか;
1.12.歯磨剤、洗口剤、チューインガムまたはロゼンジの形態の上記組成物のいずれか;
1.13.香味剤、芳香剤及び/または着色剤を更に含む上記組成物のいずれか;
1.14.水を更に含む上記組成物のいずれか;
1.15.1種以上の抗菌剤、例えば、ハロゲン化ジフェニルエーテル(例えばトリクロサン)、ハーブ抽出物及び芳香油(例えばローズマリーエキス、茶エキス、マグノリアエキス、チモール、メントール、オイカリプトール、ゲラニオール、カルバクロール、シトラール、ヒノキチオール、カテコール、メチルサリチレート、エピガロカテキンガレート、エピガロカテキン、没食子酸、ミスワク(miswak)抽出物、シーバックソーン抽出物)、ビグアナイド系防腐剤(bisguanide antiseptic)(例えばクロルヘキシジン、アレキシジンまたはオクテニジン)、第四級アンモニウム化合物(例えば塩化セチルピリジニウム(CPC)、塩化ベンザルコニウム、塩化テトラデシルピリジニウム(TPC)、塩化N−テトラデシル−4−エチルピリジニウム(TDEPC))、フェノール系防腐剤、ヘキセチジン、オクテニジン、サンギナリン、ポビドンヨード、デルモピノール、サリフルオル(salifluor)、金属イオン(例えば亜鉛塩、例えばクエン酸亜鉛、第一スズ塩、銅塩、鉄塩)、サンギナリン、プロポリス及び酸素化剤(例えば過酸化水素、緩衝されたペルオキシホウ酸ナトリウムまたはペルオキシ炭酸ナトリウム)、フタル酸及びその塩、モノパーサル酸(monoperthalic acid)及びその塩とエステル、ステアリン酸アスコルビル、オレオイルサルコシン、硫酸アルキル、スルホコハク酸ジオクチル、サリチルアニリド、臭化ドミフェン、デルモピノール、オクタピノール及び他のピペリジノ誘導体、ナイシン製剤(nicin preparation)、亜塩素酸塩;ならびに前記のもののいずれかの混合物から選択される抗菌剤を含む;例えばトリクロサンまたは塩化セチルピリジニウムを含む、上記組成物のいずれか;
1.16.白化剤、例えば過酸化物、金属亜塩素酸塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩、ペルオキシ酸、次亜塩素酸塩、及びそれらの組み合わせから成る群より選択される白化剤を更に含む上記組成物のいずれか;
1.17.過酸化水素または過酸化水素源、例えば尿素化尿素または過酸化塩もしくは過酸化錯体(例えばペルオキシリン酸塩、ペルオキシ炭酸塩、過ホウ酸塩、ペルオキシケイ酸塩、または過硫酸塩;例えばペルオキシリン酸カルシウム、過ホウ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム過酸化水素化物、ペルオキシリン酸ナトリウム、及び過硫酸カリウム)を更に含む上記組成物のいずれか;
1.18.細菌付着を阻害または防止する薬剤、例えばソルブロール(solbrol)またはキトサンを更に含む上記組成物のいずれか;
1.19.(i)カルシウム−ガラス錯体、例えばリンケイ酸カルシウムナトリウム、及び(ii)カルシウム−タンパク質錯体、例えばカゼインリンペプチド−アモルファスリン酸カルシウムから選択されるカルシウム及びリン酸塩の源を更に含む上記組成物のいずれか;
1.20.例えば硫酸カルシウム、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、酢酸カルシウム、乳酸カルシウム、及びそれらの組み合わせから選択される可溶性カルシウム塩を更に含む上記組成物のいずれか;
1.21.象牙質の感受性を低下させるのに有効な量で、生理的または経口的に許容可能なカリウム塩、例えば硝酸カリウムまたは塩化カリウムを更に含む上記組成物のいずれか;
1.22.息清涼剤、芳香剤または香味剤を更に含む上記組成物のいずれか;
1.23.例えば、ブラッシングと共に、口腔への適用時に、(i)歯の過敏性を低下させ、(ii)プラークの蓄積を減少させ、(iii)歯の脱灰を軽減または阻害し、且つ歯の再石灰化を促進し、(iv)口腔中の微生物バイオフィルムの形成を阻害し、(v)歯肉炎を軽減または阻害し、(vi)口の中の糜爛または切傷の治癒を促進し、(vii)酸産生細菌のレベルを低下させ、(viii)非う蝕原性及び/または非プラーク形成性細菌の相対的レベルを増加させ、(ix)歯のカリエスの形成を軽減または阻害し、(x)例えば光誘導蛍光定量法(QLF)または電気的カリエス測定(ECM)によって検出して、エナメル質の危険な損傷を軽減し、修復し、または阻害し、(xi)乾燥した口を治療し、緩和し、または軽減し、(xii)歯及び口腔を洗浄し、(xiii)酸蝕を軽減し、(xiv)歯を白くし;そして/または(xv)例えば口腔組織を介する全身感染の可能性を低下させることによって、心血管健康を含めた全身の健康を促進するのに有効な上記組成物のいずれか;
1.24.上記組成物のいずれかで記載した成分を組み合わせることによって得られるまたは得ることができる組成物;
1.25.組成物が、水、研磨材、界面活性剤、発泡剤、ビタミン、ポリマー、酵素、湿潤剤、増粘剤、抗微生物剤、防腐剤、香味剤、着色剤及び/またはそれらの組み合わせの1つ以上を任意に更に含む練り歯磨きまたは洗口剤である上記組成物のいずれか;
1.26.組成物が練り歯磨きである上記組成物のいずれか。
いくつかの実施形態では、酸化亜鉛及びクエン酸亜鉛はフィルムに含有されない。いくつかの実施形態では、酸化亜鉛及びクエン酸亜鉛は単一相である。
いくつかの実施形態は、本明細書記載の組成物のいずれか1つを、必要としている患者の口腔表面に接触させることを含む、口腔の疾患または状態を治療または予防する方法を提供する。他の実施形態では、口腔の疾患または状態は口臭である。いくつかの実施形態では、必要としている対象の口腔内における揮発性硫化化合物を減少させる方法を提供する。更なる実施形態では、口腔表面への金属イオンの送達を増加させる方法を提供する。
ある特定の実施形態では、本明細書記載の組成物は、例えば、窩洞予防、白化、プラークの予防または低減、歯肉炎の予防または低減、歯石コントロール、口臭予防または軽減、及びステイン予防のために使用することができる。
組成物のための適当な製品形態としては、例えば歯磨剤、洗口剤、チューインガム及びロゼンジが挙げられる。
製品形態の1つは歯磨剤である。用語「歯磨剤」は、口腔の表面を掃除するのに使用される配合物を一般的に意味している。歯磨剤は、治療剤の全身適用のために意図的に嚥下されない経口組成物であるが、口腔に適用され、口腔を治療するために使用され、そして吐き出される。典型的には、歯磨剤は、通常は、歯ブラシの剛毛に歯磨剤を適用し、次いで接触可能な口腔表面をブラッシングすることによって、歯ブラシのような清掃道具と一緒に使用される。好ましく、歯磨剤はペーストまたはゲルの形態(またはそれらの組み合わせ)である。
製品形態の別のタイプは歯磨剤である。用語「洗口剤」は、口腔表面をすすぎ、そして使用者に口腔の清潔と爽快な感覚を提供するために使用される液体配合物を一般的に意味している。洗口剤は、治療剤の全身適用のために意図的に嚥下されない経口組成物であるが、口腔に適用され、口腔を治療するために使用され、そして吐き出される。洗口剤組成物は、通常は水性連続相を含有する。水の量は、一般的に、洗口剤の総重量を基準として70〜99重量%の範囲である。
本明細書記載の組成物は、当業者に容易に分かる方法にしたがって調製することができる。
本発明の実施形態を以下の実施例で更に説明する。実施例は、単なる例示であって、説明されクレームされる発明の範囲をいかなる形であれ限定するものではない。
実施例
実施例1
異なる量及び割合の酸化亜鉛とクエン酸亜鉛の配合を、処置後の細菌生存率を評価するために代謝指標染料リザズリンに基づくアッセイを使用して、標準的な練り歯磨き配合物において試験した。代表的な口腔種のうちの5種(アクチノマイセス・ビスコーサス、カゼイ乳酸桿菌、ストレプトコッカス・オラリス、フゾバクテリウム・ヌクレアツム、及びベイヨネラ・パーブラ)の混合を、このアッセイで使用し、最終濃度1:100の歯磨剤で処置する。細菌を、50μg/mlのリザズリン溶液で染色する前に、試験溶液で1時間培養する。生存可能な細菌をリザズリンと一緒に培養すると、細菌によって、青色の非蛍光性染料は、ピンク色の蛍光染料レゾルフィンへと還元される。試験サンプルの蛍光を、560nm励起/590nm発光で読み取り、そして、生細胞と死細胞との標準化混合物の蛍光と比較して、処置後に生存可能な状態に維持されている初期集団のパーセンテージを決定する。その結果は表1に示してある。
Figure 2017500331
表1の結果は、酸化亜鉛:クエン酸亜鉛の比が2:1では、生存可能な集団の%は比較的小さい、ことを示している。この結果は、より高い総濃度の亜鉛を有する2つの配合物に比べて、更に良好である。
以下の実施例では、使用した実験方法論は、バイオフィルム増殖阻害(Biofilm Growth Inhibition)マンチェスター大学モデルであった。このモデルのプロトコルは以下の通りである:
(1)4人の健常ボランティアから歯垢を集め、接種材料として一緒にプールした。接種材料の光学濃度は、610nmで吸光度0.3であった。
(2)滅菌ハイドロキシアパタイト(HAP)ディスクを、1mLの滅菌人工唾液(0.01重量%のスクロースを有する)及び1mLのプールした唾液と一緒に、37℃で24時間、24ウェルマイクロプレートで培養した。
(3)各試験歯磨剤に関して(そして各対照に関して)、歯磨剤1重量部:滅菌蒸留水2重量部の処置溶液を調製した。各新たに調製した処置溶液を、3つのウェルに加え、その中でHAPディスクに10分間接触させた。
(4)次いで、各ウェルの液相を除去し、2mLの滅菌人工唾液と置き換えた。
(5)次いで、ディスクを、嫌気性条件下で37℃に8日間維持した。
(6)2日、4日及び8日の間隔で、ディスクを無菌的に集め、半強度(half−strength)の前還元チオグリコール酸塩培地(1ディスクにつき4.5ml)へ移した。
(7)100μLの希釈10−4、10−5及び10−6を、全グラム陰性嫌気性菌(Total Gram−negative Anaerobes)のためのネオマイシン/バンコマイシン(NV)寒天培地上の各ディスクに二連でプレートした。
(8)そのプレートを、無菌スプレッダーを使用して、表面に広げ、そして、37℃で72時間嫌気的に培養し、その後で、各プレート上のコロニー数をカウントした。
各試験歯磨剤または対照に関するlog10 CFU/ml(ここでCFU=コロニー形成単位)を計算した。低いLog10 CFU/mlは、試験される歯磨剤がバイオフィルムの増殖を阻害する際により大きな有効性を有することを示している。
実施例2
バイオフィルム増殖阻害マンチェスター大学モデル法(上記)を用いて得られた結果は、表2に示してあり、平均log10 CFU/mlは、その方法の工程6において8日間培養されたディスクから得た。
Figure 2017500331

Claims (12)

  1. 酸化亜鉛:クエン酸亜鉛の重量比が1.5:1〜4.5:1である、酸化亜鉛及びクエン酸亜鉛を含むオーラルケア組成物。
  2. 前記重量比が1.5:1〜4:1、1.7:1〜2.3:1、1.9:1〜2.1:1、または約2:1である請求項1に記載のオーラルケア組成物。
  3. 組成物の重量を基準として、酸化亜鉛の量が0.5〜1.5%であり、クエン酸亜鉛の量が0.25〜0.75%である請求項1に記載の組成物。
  4. 酸化亜鉛の量が1%であり、クエン酸亜鉛の量が0.5%である請求項1または請求項2に記載の組成物。
  5. 口腔的に許容される担体を更に含む請求項1〜4のいずれか一つに記載の組成物。
  6. 歯磨剤の形態である請求項1〜5のいずれか一つに記載の組成物。
  7. 練り歯磨きまたは歯科用ゲルの形態である請求項1〜6のいずれか一つに記載の組成物。
  8. 前記組成物が15重量%を超えて遊離水を含む請求項1〜7のいずれか一つに記載の組成物。
  9. それを必要としている患者の口腔表面を、請求項1〜8のいずれか一つに記載の組成物と接触させることを含む、口腔の疾患または状態の治療または予防方法。
  10. 前記口腔の疾患または状態が口臭である請求項9に記載の方法。
  11. 口腔においてバイオフィルム形成を低減または阻害するオーラルケア組成物において、酸化亜鉛:クエン酸亜鉛の重量比が1.5:1〜4.5:1である、酸化亜鉛及びクエン酸亜鉛の使用。
  12. 前記重量比が1.5:1〜4:1、1.7:1〜2.3:1、1.9:1〜2.1:1、または約2:1である請求項11に記載の使用。
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