JP2017227128A - 排気ガスセンサの配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出精度を損なうことなく触媒の前後に排気ガスセンサを配置すること。【解決手段】本発明は、エキゾーストパイプ(6)の下流側に設けられるマフラ(7)と、マフラ内に設けられ、エンジンの排気ガスを浄化する触媒(8)と、触媒の下流側に接続される配管と、エンジンの排気ガス成分を検出する排気ガスセンサ(9)と、を備える。排気ガスセンサは、触媒の上流側に設けられる上流側センサ(90)と、触媒の下流側に設けられる下流側センサ(91)と、を有する。配管は、マフラの内壁に沿うように設けられる。下流側センサは、マフラ及び配管を貫通するように取り付けられる。【選択図】図5

Description

本発明は、排気ガスセンサの配置構造に関する。
自動四輪車では、排気ガスの制御状況を車載コンピュータでモニタすることが義務付けられている。モニタリングする項目として、例えば、排気ガスを浄化する触媒の劣化状況が挙げられる(特許文献1参照)。特許文献1では、触媒の前後にそれぞれ酸素センサが設けられており、これら2つの酸素センサの出力値に基づいて触媒が劣化したか否かが判定される。
具体的には、2つの酸素センサのリッチリーン間における出力反転回数が利用される。例えば、触媒が正常で十分に酸素を吸着できる場合には、下流側の酸素センサの出力反転回数がゼロに近づく。このため、下流側に対する上流側の酸素センサの出力反転回数の比が大きくなる。一方、触媒が劣化して酸素の吸着能力が低下した場合には、下流側の酸素センサの出力反転回数が上流側の酸素センサの出力反転回数に近づく。このため、下流側に対する上流側の酸素センサの出力反転回数の比が小さくなる。よって、上記の比が所定値を下回った場合に触媒が劣化したと判定することができる。
特開2003−206784号公報
ところで、自動二輪車において触媒の劣化判定を実施する場合、エキゾーストパイプやマフラの構造、レイアウト上の制約により、検出精度を確保しつつ2つの酸素センサを触媒の前後に配置することが難しい。
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、検出精度を損なうことなく触媒の前後に排気ガスセンサを配置することができる排気ガスセンサの配置構造を提供することを目的とする。
本発明に係る排気ガスセンサの配置構造は、エキゾーストパイプの下流側に設けられるマフラと、前記マフラ内に設けられ、エンジンの排気ガスを浄化する触媒と、前記触媒の下流側に接続される配管と、前記エンジンの排気ガス成分を検出する排気ガスセンサと、を備え、前記排気ガスセンサは、前記触媒の上流側に設けられる上流側センサと、前記触媒の下流側に設けられる下流側センサと、を有し、前記配管は、前記マフラの内壁に沿うように設けられ、前記下流側センサは、前記マフラ及び前記配管を貫通するように取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、検出精度を損なうことなく触媒の前後に排気ガスセンサを配置することができる。
本実施の形態に係る排気ガスセンサの配置構造が適用される自動二輪車の概略構成を示す右側面図である。 本実施の形態に係る自動二輪車のエンジン周辺構成を示す右側面図である。 本実施の形態に係る自動二輪車のエンジン周辺構成を示す正面図である。 本実施の形態に係る排気システムの斜視図である。 本実施の形態に係るマフラの内部構成を示す斜視図である。 本実施の形態に係る排気ガスセンサの周辺構造を示す断面図である。 第1の変形例に係るマフラの内部構成を示す斜視図である。 第2の変形例に係る排気システムの斜視図である。 第2の変形例に係る排気システムの上面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明に係る排気ガスセンサの配置構造を小型スクータータイプの自動二輪車に適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば、本発明に係る排気ガスセンサの配置構造を、他のタイプの自動二輪車や、バギータイプの自動三輪車、自動四輪車等に適用してもよい。また、方向について、車両前方を矢印FR、車両後方を矢印RE、車両左方向を矢印L、車両右方向を矢印Rでそれぞれ示す。また、以下の各図では、説明の便宜上、一部の構成を省略している。
図1から図3を参照して、本実施の形態に係る排気ガスセンサの配置構造が適用される自動二輪車の概略構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る排気ガスセンサの配置構造が適用される自動二輪車の概略構成を示す右側面図である。図2は、本実施の形態に係る自動二輪車のエンジン周辺構成を示す右側面図である。図3は、本実施の形態に係る自動二輪車のエンジン周辺構成を示す正面図である。
図1から図3に示すように、小型スクータータイプの自動二輪車1は、アンダーボーン式の車体フレーム(不図示)にエンジン2を懸架して構成される。エンジン2は、例えば、単気筒エンジンで構成される。特に本実施の形態では、エンジン2、トランスミッション(後述するCVTユニット23)及び後輪26への伝達機構がスイングアームと一体化されたユニットスイング式エンジンが採用されている。
車体フレーム及びエンジン2には、車体外装としての各種カバーが装着される。具体的に車両前方側には、前方に運転者の足回りを保護するレッグシールド11が設けられる。レッグシールド11の後方には、センターフレームカバー12が設けられる。センターフレームカバー12の下端には、後方に向かって延びるフートボード13が設けられる。フートボード13の後方には、車両側面を覆うサイドフレームカバー14が設けられる。
車両前方には、ステアリングシャフト(不図示)を介してフロントフォーク15が回転可能に支持される。フロントフォーク15の上方には、前輪16を操舵するためのハンドルバー17が設けられる。フロントフォーク15の下部には前輪16が回転可能に支持される。
サイドフレームカバー14の上側には、シート18が設けられる。サイドフレームカバー14の後部にはリヤフェンダ19が設けられる。サイドフレームカバー14の内側から後方にわたって、内燃機関としてのエンジン2が配置される。
エンジン2は、クランク軸(不図示)等の各種構成部品が収容されるクランクケース20の前方に、シリンダとシリンダヘッドが一体化されたシリンダブロック21及びシリンダヘッドカバー22をこの順番に取り付けて構成される。シリンダは、軸方向が前側に傾けられるようにして配置される。
クランクケース20右側には、トランスミッションとしてのCVTユニット23が設けられる。CVTユニット23は、いわゆるベルト式の無段変速機(Continuously Variable Transmission)で構成され、ベルトの巻き掛け半径を変更することで変速を実現する。また、CVTユニット23は、右側面にベルトクーリングファン24を有している。
クランクケース20の後部には、後方に向かって略水平方向に延びるスイングアームとしての変速ギヤケース25が設けられる。変速ギヤケース25の内部には、後輪26に動力を伝達するための各種ギヤが前後に並んで収容される。変速ギヤケース25の後端には、後輪26が回転可能に設けられる。
エンジン2の排気ポートには、排気システムとして、エキゾーストパイプ6及びマフラ7が接続される。エキゾーストパイプ6は、エンジン2の下方を後方に向かって延びている。マフラ7は、エキゾーストパイプ6の後端に接続され、側面視において後輪26に重なるように配置される。マフラ7の右側面には、マフラカバー70が設けられる。
また、本実施の形態では、マフラ7の内部に触媒8が設けられる。触媒8は、例えば、三元触媒で構成され、排気ガス内の汚染物質(一酸化炭素、炭化水素や窒素酸化物等)を無害な物質(二酸化炭素、水、窒素等)に変換する。エンジン2の燃焼によって生じる排気ガスは、エキゾーストパイプ6を通じてマフラ7に導入され、触媒8で浄化される。そして、排気音が低減された後、排気ガスは外に排出される。
詳細は後述するが、触媒8の前後には、エンジンの排気ガス成分を検出し、触媒8の劣化判定を実施するための排気ガスセンサ9が配置される。具体的に排気ガスセンサ9は、触媒8の前側(上流側)に設けられる上流側センサ90と、触媒8の後側(下流側)に設けられる下流側センサ91とによって構成される。排気ガスセンサ9は、例えば、ジルコニア式酸素センサで構成され、排気ガス内の酸素濃度に応じて出力(電流値)が変化する。当該電流値は、ECU10(Electronic Control Unit(図4参照))に出力される。なお、排気ガスセンサ9は、酸素センサに限らず、例えば、空燃比センサであってもよい。また、排気ガスセンサ9のレイアウトについては後述する。
ECU10は、自動二輪車1内の各種動作を統括制御する。ECU10は、自動二輪車1内の各種処理を実行するプロセッサやメモリ等により構成される。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の記憶媒体で構成される。メモリには、自動二輪車1の各部を制御する制御プログラム等が記憶されている。特に本実施の形態においてECU10は、排気ガスセンサ9の出力に基づいて触媒8の劣化判定を実施する。例えば、上流側センサ90及び下流側センサ91のリッチリーン間における出力反転回数の比に基づいて触媒8の劣化が判定される。なお、触媒8の劣化を判定するために、出力反転回数の比を用いる場合に限らず、上流側センサ90及び下流側センサ91の出力差を用いてもよい。
上記したように、自動二輪車の排気システムにおいて、排ガス浄化装置としての触媒の劣化状況をモニタリングすることが求められている。触媒の劣化判定を実施するためには、触媒の上流と下流に排気ガスセンサを設置する必要がある。
例えば、触媒の上流側に設けられた排気ガスセンサ(酸素センサ)で排気ガス中の酸素濃度を検出し、空燃比を制御することは従来より実施されていた。しかしながら、触媒の劣化判定を目的として、触媒の下流側にも排気ガスセンサを配置しようとすると、自動二輪車特有のレイアウトの制約から、所定の検出精度を確保しつつ触媒の下流側に排気ガスセンサを近づけることが困難となっていた。
この点、自動四輪車においては、エンジンルーム内等、スペースに余裕のある場所に触媒を配置することができるため、排気ガスセンサの配置や保護は容易である。一方、自動二輪車では、チャンバやマフラ内に触媒が配置されることが多く、構造上、下流側センサを触媒に近づけて配置することが困難である。また、排気管の途中に触媒が配置される場合でも、排気管と周辺部品が近接していることが多く、排気ガスセンサを配置するためのスペースを確保することが困難である。更に、自動二輪車の排気システムは外部に露出されているため、例えば冬場や雨天走行時において、触媒の温度が低下し易く適切にセンサ出力を得ることができない場合も想定される。また、排気ガスセンサの保護も問題になってくる。
例えば、チャンバやマフラ内に触媒が設けられる場合、外壁を凹ませて排気ガスセンサの配置スペースを確保することが考えられる。しかしながら、チャンバやマフラの容積が減少する結果、本来の機能(出力増加や消音)に影響を与えるおそれがある。また、触媒自体を車両の前側に配置することも考えられるが、そもそも触媒の配置スペースの確保が困難であることに加え、大幅な設計変更が必要となるため、あまり現実的ではない。更には、熱源である触媒がライダーに近づくことによる熱害や、出力の低下、排気ガスセンサの保護方法、外観意匠性の悪化等、様々な課題が発生する。
特に、小型スクーターでは、エンジンやフレームの間の狭い空間内でエキゾーストパイプを配設する必要があり、エキゾーストパイプは比較的細い配管径に設定される。この場合、周辺部品との隙間を確保しつつ、エキゾーストパイプ内に触媒や排気ガスセンサを配置することが非常に困難である。
また、小型スクーターでは、マフラに直接排気ガスセンサを配置することが考えられる。しかしながら、マフラ内(膨張室内)では、排気ガスの乱流により、排気ガスセンサで正確に酸素濃度を検出することが困難であるため、排気ガスセンサの性能を十分に満足することができない。更には、排気ガス通路の下流になるほど排気ガスの温度が低下する。このため、排気ガスセンサのレイアウトによっては、排気ガスセンサの活性温度領域に達するまでに時間を要する。これは、エンジンの冷機状態において、排気ガスセンサが働き難くなる要因となる。
そこで、本件発明者は、小型スクータータイプの自動二輪車1において、マフラ7内に配置される触媒8の前後(上流側及び下流側)に排気ガスセンサ9を配置する構成とした。具体的には、マフラ7の上流側のエキゾーストパイプ6に上流側センサ90を配置し、下流側センサ91をマフラ7の下流端に直付けした。特に、触媒8の下流側に接続されるバッフルパイプ73(配管)をマフラ7の内壁に沿わせ、マフラ7の外壁(後述するテール部7c)及びバッフルパイプ73を貫通するように下流側センサ91を取り付ける構成とした。
この構成によれば、マフラ7内に触媒8が配置される構成であっても、触媒8の前後に排気ガスセンサ9を配置することができる。特に、下流側センサ91を触媒8に近づけて配置することができる。このため、排気ガスの検出精度を損なうことがない。また、触媒8の下流側のバッフルパイプ73に下流側センサ91が配置されることで、浄化された排気ガスが拡散されることなく直接下流側センサ91に接触する。この結果、安定的に出力を得ることができる。また、排気ガスセンサ9を、外装カバーやマフラカバー70の内側に配置することができるため、排気ガスセンサ9を目立たなくすることができ、外観意匠性に影響を与えることがない。更には、既存(現行)のマフラ配置や外観を大きく変えることなく排気ガスセンサ9を配置することができるため、設計工数の削減にも寄与することできる。
次に、図4を参照して、本実施の形態に係る排気システムの概略構成について説明する。図4は、本実施の形態に係る排気システムの斜視図である。
図4に示すように、本実施の形態に係る排気システムにおいて、エキゾーストパイプ6は、フランジ60を介してエンジン2(シリンダブロック21(共に図2参照))の排気ポートに接続される。エキゾーストパイプ6は、排気ポートから下方に向かって突出した後、正面視において略水平方向右側に屈曲している。そして、エキゾーストパイプ6は、側面視において、エンジン2及びCVTユニット23(図2参照)の下方に沿って後方に延びている。
マフラ7は、エキゾーストパイプ6に比べて十分に外径が大きい円筒形状を有している。具体的にマフラ7は、上流端を構成するヘッド部7aと、ヘッド部7aの後方に接続されるケース部7bと、ケース部7bの後方に接続されるテール部7cとを、溶接接合して構成される。
ヘッド部7aは、後方が開放された碗型形状を有し、エキゾーストパイプ6の下流端と接続される。具体的にヘッド部7aの軸方向中心に対して下側に偏った位置で、エキゾーストパイプ6が接続される。詳細は後述するが、エキゾーストパイプ6の後端部分は、マフラ7(ヘッド部7a)内に貫通し、触媒8の上流端に接続される。ケース部7bは、ヘッド部7aの開放端に連なる円筒形状を有し、後方に向かって延びている。ケース部7b内には、後述する触媒8及びバッフルパイプ73が配置される(共に図5参照)。テール部7cは、前方が開放された碗型形状を有し、ケース部7bの下流端に接合される。テール部7cの下端には、図示しないテールパイプが設けられる。
エキゾーストパイプ6の後端部分から、ヘッド部7a及びケース部7bの略前半部に至る部分には、エキゾーストパイプ6及びマフラ7を車体側に固定するためのブラケット71が設けられる。また、マフラ7の右側方には、マフラ7を保護するマフラカバー70が設けられる。
上記したように、排気ガスセンサ9は、触媒8の前後に配置される。排気ガスセンサ9は、所定の長さを有する円柱状に形成される。排気ガスセンサ9は、一端側が検出部となっており、他端側に配線(不図示)が接続される。
上流側センサ90は、エキゾーストパイプ6において、上流側の屈曲部分に取り付けられる。具体的には、図3及び図4に示すように、排気ポートから下方に突出して水平方向右側に屈曲した部分に上流側センサ90が取り付けられる。上流側センサ90は、軸方向が水平方向に向けられ、一端側がエキゾーストパイプ6の屈曲部分内に貫通するように取り付けられる。上流側センサ90の他端側は、左方に向けられる。
特に、図3に示すように、上流側センサ90は、エンジン2(シリンダブロック21)の下方のスペースで、エンジン2や後輪26の左右幅内に配置されている。このため、上流側センサ90を車両内側に配置することができ、上流側センサ90を保護することができる。また、上流側センサ90を外装カバーで隠すことができるため、外観上、上流側センサ90を目立たなくすることができる。
下流側センサ91は、マフラ7の前後方向中心よりも車両後方側、すなわちマフラ7の後端側に配置される。より具体的には、テール部7cの上部において、下流側センサ91は、一端側がテール部7cを貫通するように取り付けられ、他端側が後上方に向けられる。上記したように、下流側センサ91は、側面視においてマフラカバー70に重なっている。これにより、下流側センサ91の右方をマフラカバー70で隠すことができる。このため、外観上、上流側センサ90を目立たなくすると共に、保護することができる。
また、マフラ7の後端側は、比較的スペースが確保されている。このため、マフラ7の後端部分に下流側センサ91が配置されることで、周辺部品との位置関係を気にする必要が無く、下流側センサ91のレイアウトがし易くなっている。
エンジン2(図2参照)における燃焼後のガスは、排気ポートからエキゾーストパイプ6を通じてマフラ7内に導入される。マフラ7内において、排気ガスは、触媒8で浄化された後、バッフルパイプ73やマフラ7内の所定空間を通じて後端のテールパイプから外に排出される。このとき、排気ガスセンサ9によって、排気ガスの酸素濃度が検出され、ECU10は、その検出値に基づいて触媒8の劣化判断を実施する。
次に図5を参照して、本実施の形態に係るマフラの内部構成について説明する。図5は、本実施の形態に係るマフラの内部構成を示す斜視図である。
図5に示すように、マフラ7内には、エキゾーストパイプ6の後端部分が貫通しており、エキゾーストパイプ6の後端部分には、第1テーパ配管72を介して触媒8の上流端が接続される。触媒8の下流端には、マフラ7内の排気通路を構成するバッフルパイプ73が接続される。なお、特に図示はしないが、マフラ7内の空間は、複数の隔壁(バッフルプレート)により、前後方向で複数の部屋に仕切られている。
第1テーパ配管72は、エキゾーストパイプ6の下流端に接続され、下流(後方)に向かうに従って拡径するように形成される。第1テーパ配管72の後端には、触媒8が接続される。触媒8は、前後方向に延びる円柱状に形成され、エキゾーストパイプ6より大きい外径を有する。触媒8は、排気ガス中の所定成分を酸化、還元する円柱状のハニカム部を、円筒状の外筒部で覆って構成される。
触媒8は、側面視において、マフラ7(ケース部7b)の上流側(前側)に配置される。この場合、触媒8をなるべく排気の上流側に配置することができる。このため、排気ガス温度が比較的高い状態で触媒8に排気ガスを導入することができ、触媒8の温度が高められる。この結果、排気ガスの浄化が促進され、浄化性能が向上する。
また、触媒8は、マフラ7の軸方向から見て、マフラ7の中心軸に対してケース部7bの内壁側に偏って配置される。より具体的に触媒8は、マフラカバー70(図4参照)とは反対の車両内側(左側)に偏った位置に配置される。触媒8は、マフラ7の中でも比較的高温になるため、触媒8が車両内側に配設されることで、乗員に対する熱の影響を抑えることができる。
バッフルパイプ73は、触媒8の下流端に接続される第2テーパ配管74と、第2テーパ配管74に接続される第1配管75と、第1配管75の下流端に接続されるU字配管76と、U字配管76の下流端に接続される第2配管77とを含んで構成される。
第2テーパ配管74は、下流(後方)に向かうに従って縮径するように形成される。第1配管75は、第2テーパ配管74の下流端と同一径のまま後方に向かって延びており、前後方向の略中央部分でやや上方に屈曲している。
U字配管76は、ケース部7bの後端からテール部7cに至る間において上面視U字状に屈曲した形状を有している。また、U字配管76は、側面視で後方に向かうに従って上方に傾斜するように配置される。具体的にU字配管76は、テール部7cの内壁に沿うようにして配設され、マフラ7の前方から後方に向かう排気通路を後方から前方に向かう排気通路に反転させる。詳細は後述するが、U字配管76の屈曲部分の頂点はテール部7cの内壁に当接しており、当該当接部分(屈曲部分)に下流側センサ91が取り付けられる。
また、U字配管76は、U字の曲げ方向を規定する平面に平行な平面で二分割に構成される。本実施の形態では、U字配管が上下割で構成され、U字状の上半部と下半部を溶接接合することでU字配管76が形成される。この場合、上半部と下半部とを予めプレス加工等により成形した上でU字配管76の曲げ形状を形成することできる。
このため、直線上のパイプを曲げて形成する場合に比べて、U字配管76の曲げ半径を小さくすることができ、急な曲げでも対応することができる。よって、U字配管76のレイアウトの自由度が向上する。また、U字配管76の形状に自由度が得られることにより、後述するセンサ取付用のナット92(図6参照)の取付自由度も向上することができる。
第2配管77は、U字配管76の下流端に接続され、前斜め下方に向かって延びた後、略水平方向に向かって屈曲して前方に延びている。第2配管77の下流端は、マフラ7の前側部分においてマフラ7内の空間に開放されている。
次に、図6を参照して、本実施の形態に係る排気ガスセンサの取付構造、特に下流側センサの取付構造について説明する。図6は、本実施の形態に係る排気ガスセンサの周辺構造を示す断面図である。具体的に図6は、U字配管の屈曲部分で左右に切断したときの断面図である。
図6に示すように、U字配管76の屈曲部分はテール部7cの内壁に当接している。U字配管76及びテール部7cの当接部分には、それぞれ平坦部76a、7dが形成される。具体的に平坦部76a、7dは、U字配管76及びテール部7cの外面の一部をつぶして形成される。特に、U字配管76は、上記のように上下の二分割で構成され、割面上に平坦部76aが形成される。このため、プレス成型する際に平坦部76aの精度を出し易くすることが可能になっている。なお、平坦部76aは、下流側センサ91を取り付けるためのナット92の座面として機能する。
テール部7c側の平坦部7dには、ナット92の外径と同径の貫通穴7eが形成される。U字配管76側の平坦部76aには、ナット92の外径より小さく、下流側センサ91の検出部(一端側)が貫通可能な貫通穴76bが形成される。ナット92は、テール部7cの貫通穴7eに通され、底面がU字配管76の平坦部76aに当接される。この状態でナット92が全周溶接されることにより、U字配管76、テール部7c、及びナット92が一体化され、下流側センサ91の取付部が形成される。
下流側センサ91は、一端側をナット92にねじ込んで、先端がU字配管76(貫通穴76b)内に貫通するように取り付けられる。これにより、U字配管76内を流れる排気ガスを下流側センサ91で検出することが可能になる。
このように、本実施の形態では、テール部7cの内壁に沿うようにU字配管76を配設し、テール部7cとU字配管76との当接部分に下流側センサ91を取り付けるためのナット92を取り付ける構成とした。特に、テール部7cとU字配管76との当接部分をつぶしてナット92の取付座面を確保したことにより、ナット92の位置決めや溶接をし易くすることができる。また、U字配管76、テール部7c、及びナット92を同時に溶接することで、溶接部分のシール性も確保することが可能になっている。以上により、マフラ7内に触媒8が配置される構成であっても、出来るだけ触媒8の下流端に近づけて下流側センサ91を配置することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記した実施の形態においては、上流側センサ90が、エキゾーストパイプ6の上流端近傍に配置される構成としたが、この構成に限定されない。上流側センサ90は、触媒8よりも上流側であればどの位置に配置されてもよく、例えば、エキゾーストパイプ6の中間や下流端側に配置されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、下流側センサ91がU字配管76の屈曲部分に配置される構成としたが、この構成に限定されない。下流側センサ91は、U字配管76の屈曲部分の上流側又は下流側に配置されてもよい。また、下流側センサ91は、U字配管76に限らず、他の配管(例えば、第1配管75、第2配管77)に配置されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、ナット92の取付座面を平坦部で形成する構成としたが、この構成に限定されない。ナット92の取付座面は、例えば、テーパ面や曲面で形成してもよい。
また、上記した実施の形態においては、U字配管が上面視U字状に形成され、上下二分割に構成される場合について説明したが、この構成に限定されない。U字配管76は、例えば、図7に示す第1の変形例のように側面視U字状に形成され、左右二分割で構成されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、円筒状のマフラ7内に触媒8及びバッフルパイプ73が配置される構成としたが、この構成に限定されない。例えば、図8及び図9に示す構成であってもよい。図8は、第2の変形例に係る排気システムの斜視図である。図9は、第2の変形例に係る排気システムの上面図である。
図8及び図9に示すように、第2の変形例に係る排気システムでは、エキゾーストパイプ101の下流側に第1マフラ102(チャンバ)及び第2マフラ103を接続して構成される。第1マフラ102は、左右二分割のケース104によって形成されるチャンバの内部に触媒8及びバッフルパイプ73を配置して構成される。なお、触媒8及びバッフルパイプ73の構成は、上記の実施の形態と同じため、説明は省略する。第2マフラ103は、第1マフラ102の下流側に設けられる。具体的に第2マフラ103は、第1マフラ102の右側面から後上方に向かって延びるように形成される。
上流側センサ90は、第1マフラ102の前方であって、エキゾーストパイプ101の下流端近傍に配置される。下流側センサ91は、第1マフラ102の後上部であって、ケース104の割面上に配置される。第2の変形例では、触媒8の下流側に接続されるバッフルパイプ73(U字配管76)を第1マフラ102(ケース104)の内壁に沿わせ、ケース104の外壁及びバッフルパイプ73を貫通するように下流側センサ91が取り付けられる。
よって、第1マフラ102内に触媒8が配置される構成であっても、触媒8の前後に排気ガスセンサ9を配置することができる。特に、下流側センサ91を触媒8に近づけて配置することができる。また、ケース104の割面上に下流側センサ91が位置することで、下流側センサ91の取付座面が確保し易くなっている。なお、第2の変形例における第1マフラ102(チャンバ)は、本発明のマフラの概念に含まれるものとする。
以上説明したように、本発明は、検出精度を損なうことなく触媒の前後に排気ガスセンサを配置することができるという効果を有し、特に、排気ガスセンサの配置構造に有用である。
6、101 エキゾーストパイプ
7、102 マフラ
7b ケース部
7c テール部
73 バッフルパイプ(配管)
76 U字配管
8 触媒
9 排気ガスセンサ
90 上流側センサ
91 下流側センサ

Claims (6)

  1. エキゾーストパイプの下流側に設けられるマフラと、
    前記マフラ内に設けられ、エンジンの排気ガスを浄化する触媒と、
    前記触媒の下流側に接続される配管と、
    前記エンジンの排気ガス成分を検出する排気ガスセンサと、を備え、
    前記排気ガスセンサは、前記触媒の上流側に設けられる上流側センサと、前記触媒の下流側に設けられる下流側センサと、を有し、
    前記配管は、前記マフラの内壁に沿うように設けられ、
    前記下流側センサは、前記マフラ及び前記配管を貫通するように取り付けられることを特徴とする排気ガスセンサの配置構造。
  2. 前記配管は、U字配管を有し、
    前記下流側センサは、前記U字配管の屈曲部分に配置されることを特徴とする請求項1に記載の排気ガスセンサの配置構造。
  3. 前記配管は、U字配管を有し、
    前記下流側センサは、前記U字配管の屈曲部分の上流側又は下流側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の排気ガスセンサの配置構造。
  4. 前記U字配管は、前記屈曲部分の曲げ方向を規定する平面に平行な平面で二分割に構成されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の排気ガスセンサの配置構造。
  5. 前記下流側センサは、前記マフラの前後方向中心よりも車両後側に配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の排気ガスセンサの配置構造。
  6. 前記マフラは、当該マフラの後端部分を構成するテール部を有し、
    前記排気ガスセンサは、前記テール部に配置されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の排気ガスセンサの配置構造。
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