JP2017224100A - 表示装置、通信資源割当装置、通信資源割当方法、及びプログラム - Google Patents

表示装置、通信資源割当装置、通信資源割当方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 表示画面を分割する各分割画面の画質を高く維持できるようにすること。【解決手段】記憶部211にはレイアウト情報群211aが保存され、ユーザは操作部201を操作して、そのなかから所望のレイアウト情報を選択する。接続方法決定部210は、そのレイアウト情報が示す領域(分割画面)毎に、その領域用の画像データの送信に必要と予想する通信速度を計算し、その計算結果を用いて、割り当てるべきIPアドレス及びポート番号を決定する。その決定結果は、主制御部203により、投影部208に表示させる。それにより、端末装置のユーザは、IPアドレス及びポート番号により所望する領域を選択し、画像データを送信させる。この結果、端末装置から送信される画像データは、通信部220のうちの何れかによって受信される。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置、通信資源割当装置、通信資源割当方法、及びプログラムに関する。
表示装置のなかには、表示画面を複数の分割画面(サブ画面)に分割し、その分割画面毎に異なる画像を表示可能なものがある。そのような表示装置では、会議、或いは授業等の複数の資料が用いられる状況の場合、各資料を異なる分割画面上に表示させて、一度に複数の資料を比較させることができる。
現在、表示装置の多くは、ネットワークに対応している。表示画面を複数の分割画面に分割可能な表示装置のなかでネットワークに対応したものの一つは、複数台の端末装置から送信された画像データをそれぞれ異なる分割画面に表示可能になっている(例えば特許文献1参照)。
各端末装置から送信された画像データを異なる分割画面に表示可能な表示装置では、各端末装置を同じネットワークに接続させている。しかし、ネットワークには通信帯域(通信速度)が存在する。このことから、従来、ネットワークの通信帯域(通信速度)を考慮し、各端末装置から送信させる画像データのデータ量の制限が行われている(例えば特許文献1参照)。
表示する画像の画質は、データ量に依存する。そのため、ネットワークの通信帯域、端末装置の台数、及び各端末装置が送信する画像データのデータ量によって、1台以上の端末装置に著しく低い画質となるデータ量で画像データを送信させるという問題がある。
画像データの単位時間当たりに送受信するデータ量が十分でない場合、表示画像の更新は適切に行えなくなる。例えばその一部を少なくとも更新できない、ノイズが発生する、といった事象が出現する。そのような事象が発生した場合、画像を見る人は、その画像から必要な情報を得られなくなる。このようなことから、各分割画面の画質を維持することが重要と思われる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、表示画面を分割する各分割画面の画質を高く維持できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、表示画面を複数の分割画面に分割し、該分割画面毎に異なる画像を表示可能な表示装置であって、複数のネットワークと通信可能な複数の通信部と、前記表示画面を複数の分割画面に分割するレイアウトを選択させる選択部と、前記選択部により選択されたレイアウトに従って、該レイアウトで配置される分割画面毎に、該分割画面に表示させる画像データの受信に用いる通信部を前記複数の通信部のなかから割り当てる割当部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、表示画面を分割する各分割画面の画質を高く維持することができる。
本実施形態による表示装置を用いて構築されたネットワークシステムの構成例を説明する図である。 本実施形態における画像データの送信方法、及び送信された画像データによる画像の表示位置を説明する図である。 本実施形態による表示装置、及び端末装置の機能構成例を説明する図である。 本実施形態による表示装置のハードウェア構成例を説明する図である。 レイアウト情報、及び割り当て情報の内容例を説明する図である。 各領域へのIPアドレスの割り当て方法例を説明する図である。 通信資源割当処理を示すフローチャートである。 表示画面のレイアウトの変更例を説明する図である。 表示画面のレイアウトの変更を可能にするレイアウト情報を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態による表示装置を用いて構築されたネットワークシステムの構成例を説明する図である。
このネットワークシステムは、図1に示すように、ネットワーク群1に対し、表示装置2、及び複数の端末装置3(3A〜3D)を接続させることで構築されている。この表示装置2が本実施形態による表示装置であり、本実施形態による通信資源割当装置は、この表示装置2に搭載されている。
この表示装置2は、プロジェクタであり、図1に示すように、スクリーン、或いは壁、等に投影させる表示画面4を複数の分割画面5に分割し、分割画面5毎に、異なる端末装置3から送信された画像データが表す画像を表示させることができる。図1中の分割画面5に表記の「端末3Aの画面」は、端末装置3Aから送信された画像データによる画面(画像)を意味している。同様に「端末3Bの画面」は、端末装置3Bから送信された画像データによって表示される画面(画像)を意味している。
図2は、本実施形態における画像データの送信方法、及び送信された画像データによる画像の表示位置を説明する図である。
表示装置2は、図2の左側に示すように、分割画面5が配置された表示画面4を初期画面として表示させる。この表示画面4上の各分割画面5は、各端末装置3から送信される画像データを表示させるためのものであり、各分割画面5には、その分割画面5に割り当てられたポート番号を含むIP(Internet Protocol)アドレスが表示される。図2中、右上隅の分割画面5に表記の「192.168.2.2」はIPアドレスであり、それに「:」を挟んで続く「40003」はポート番号である。
各端末装置3のユーザは、任意の分割画面5を選択し、選択した分割画面5に表記のIPアドレス、ポート番号に画像データを送信させることができる。図2では、端末装置3Cのユーザは、その右上隅の分割画面5に表記のIPアドレス、及びポート番号に画像データを送信させている。そのため、その右上隅の分割画面5には、端末装置3Cから送信された画像データが表示される。
本実施形態では、図2に示すように、端末装置3は、有線LAN(Local Area Network)、及び無線LANのうちの一方を用いて画像データを送信することができる。上記「192.168.2.2」は、有線LAN用のIPアドレスであり、無線LAN用のIPアドレスは「192.168.3.3」である。それにより、図1に示すネットワーク群1は、有線LAN、及び無線LANを含むものとなっている。
本実施形態では、このようにして、1つの表示画面4上の各分割画面5に表示させる画像データの送受信用の通信資源として複数のネットワークを確保している。そのため、1つのネットワークのみを画像データの送信用とする場合と比較して、より大量の画像データの送信に対応することができる。それにより、各分割画面5に表示させる画像の画質はより確実に高く維持させることができる。
図2では、画像データの送信先として、IPアドレス、及びポート番号を数値で表しているが、数値以外の方法で表しても良い。また、画像データの送受信に用いるネットワークは、LAN以外のものであっても良い。
図3は、本実施形態による表示装置、及び端末装置の機能構成例を説明する図であり、図4は、その表示装置のハードウェア構成例を説明する図である。次に、図3、及び図4を参照して、表示装置2の機能構成例、及びそのハードウェア構成例、並びに端末装置3の機能構成例について具体的に説明する。
端末装置3は、図3に示すように、機能構成として、操作部301、通信制御部302、記憶部303、画像処理部304、及び通信部群305を備える。
操作部301は、端末装置3のユーザが送信させるべき画像データ(ファイル)の選択、送信先の選択、等に用いられるものである。通信制御部302は、操作部301へのユーザの操作を解析して、そのユーザの指示を解釈し、その解釈結果に応じて、画像データの選択、或いは送信先の設定、等を行う。
記憶部303は、各種データの保存に用いられる記憶装置である。例えばハードディスク装置である。送信対象となる画像データ(ファイル)は、この記憶部303に保存することができる。
端末装置3から単位時間当たりに送信すべき画像データのデータ量は、分割画面5の大きさに依存する。言い換えれば、解像度は、分割画面5が小さくなるほど、低くさせることができる。画像処理部304は、通信制御部302の指示に従って、送信対象として選択された画像データの解像度を変更することを含む各種画像処理を行う。そのために、ユーザは、操作部301を操作して、解像度等を指定できるようになっている。
通信部群305は、少なくとも2つの通信部310を含む。1つの通信部310は、有線LANを介した通信が可能であり、他の1つの通信部310は、無線LANを介して通信が可能である。通信に用いられる通信部310は、ユーザの操作部301への操作に応じて、通信制御部302が選択する。
このようにして、各端末装置3は、ユーザが選択した画像データを、そのユーザの指定に応じて、或いは自動的に、そのユーザが選択した分割画面5の大きさに応じた解像度で送信させる。そのように画像データを送信させる場合、有線LAN、或いは無線LANの通信帯域の浪費を最小限に抑えることができる。
一方、表示装置2は、図3に示すように、操作部201、通信部群202、主制御部203、投影制御部204、配置設定部205、投影画像生成部206、画像合成部207、投影部208、レイアウト生成部209、接続方法決定部210、及び記憶部211を備えている。
操作部201は、ユーザが各種データ入力を行うためのものである。ユーザは、操作部201への操作を介して、表示画面4のレイアウトの選択、或いは新しいレイアウトの生成を行うことができる。
通信部群202は、ネットワーク群1、つまり有線LAN、或いは無線LANを介した通信を可能にする通信部220を複数、含む。それにより、端末装置3が有線LAN、及び無線LANの何れを介した画像データの送信を行っても、表示装置2はその画像データを受信することができる。
主制御部203は、表示装置2全体を制御する。操作部201への操作は、主制御部203によって解析され、その解析結果に応じて、主制御部203は制御を行う。それにより、ユーザは、操作部201への操作を介して、表示装置2に所望の動作を行わせることができる。
投影部208は、表示画面4を表示させることを可能にする。主制御部203は、操作部201への操作に応じて、投影部208による表示内容を更新させる。それにより、主制御部203は、ユーザに対して必要な情報を提供し、ユーザのデータ入力を支援する。
表示画面4のレイアウトは、新たに生成することができる。レイアウト生成部209は、新たに生成されたレイアウトを表す情報(以降「レイアウト情報」と表記)を生成する機能である。接続方法決定部210は、新たに生成されたレイアウト情報が示す分割画面5毎に、IPアドレス、及びポート番号を割り当てることができる。その割り当て結果は以降「割り当て情報」と表記する。
図5は、レイアウト情報、及び割り当て情報の内容例を説明する図である。図5において、501は、ユーザが新たに生成したレイアウト画面、502は、そのレイアウト画面501から生成されるレイアウト情報、503は、そのレイアウト情報502から生成される割り当て情報、である
図5に示すようなレイアウト画面501は、操作部201への操作により、主制御部203が生成し、投影部208に表示させる。それにより、ユーザは、自身が行った操作部201への操作により変化するレイアウト画面501を確認しながら、所望のレイアウト画面501を作成することができる。
図5では、分割画面5に相当する部分は「領域」と表記している。その領域を区別するために、「1」〜「10」の数値を後に付加している。この「領域」は、特に断らない限り、「分割画面」と同じ意味で用いる。
レイアウト画面501では、各領域に2つの括弧書きを表記している。一方の括弧書きは、その領域の基準点を表し、他の括弧書きは、その領域の大きさを表している。基準点は、XY座標で表す左上隅の点としている。それにより、「領域1」で表記の「(0,0)」は、XY軸上、共に0の位置が基準点であることを表している。「(640,480)」は、X軸上は640ドット(画素)、Y軸上は480ドット(画素)の幅であることを表している。
レイアウト情報502では、図5に示すように、その基準値、及びXY座標上の幅を表す情報(以降「XYスケール情報」と表記。XY座標上の幅は「XYスケール」と表記する)が領域毎に領域情報として格納される。「x1」〜「x10」、及び「y1」〜「y10」は、それぞれ基準値のX座標値、及びY座標値を表している。同様に「width1」〜「width10」及び「height1」〜「height10」は、それぞれ領域のX座標上の幅(画素数)、及びY座標上の高さ(画素数)、を表している。
このXYスケールは、XY座標上でそれぞれ必要な画素数を表している。このことから、XYスケールは「解像度」とも表記する。その解像度を表す情報は、以降「解像度情報」とも表記する。
レイアウト生成部209は、主制御部203からレイアウト画面501を受け取り、そのレイアウト画面501に配置された領域(分割画面5)毎に、その基準点、及びXYスケールを特定し、レイアウト情報502を生成する。生成したレイアウト情報502は、接続方法決定部210に出力される。
接続方法決定部210は、レイアウト情報502を参照して、領域毎に、ポート番号を含むIPアドレスを割り当てる。それにより、図5に示すような割り当て情報503を生成する。生成された割り当て情報503は、レイアウト情報502と共に記憶部211に格納される。それにより、記憶部211には、1つ以上のレイアウト情報502であるレイアウト情報群211aが保存される。
割り当て情報503は、必要に応じて生成され、記憶部211に格納される。しかし、記憶部211への格納は一時的である。これは、表示装置2は移動可能であり、表示装置2の通信環境が常に同じであるとは限らないからである。
図6は、各領域へのIPアドレスの割り当て方法例を説明する図である。ここで、その割り当て方法について、図6を参照して具体的に説明する。ここでは、1920×1080画素のFHD(Full High Definition)で表示画面4を表示させる場合を想定している。
接続方法決定部210は、割り当て情報503を生成する場合、通信部220毎に、その通信速度を投影制御部204から確認する。各通信部220は、対象となるLANとの接続時、そのLANのネットワーク機器(ルーター、或いはアクセスポイント、等)とのネゴシエーションにより、通信速度を確認する。その確認結果が、投影制御部204を介して接続方法決定部210に渡される。ここでは、便宜的に、有線LANの通信速度は1000Mbps、無線LANの通信速度は600Mbpsと想定する。
図6に示すように、レイアウト画面501が計6つの領域(分割画面5)に分割された場合、「領域1」では、画像を適切に表示するには633(=1280(X座標上の幅)×720(Y座標上の高さ)×30×3)Mbpsで画像データを送受信する必要がある。他の5つの同じ大きさの領域では、158(=640×360×30×3)Mbpsで画像データを送受信する必要がある。
XYスケール(解像度)の大きい領域ほど、目立ちやすい。また、重要な画像ほど、より大きい領域に表示させる傾向がある。このようなことから、本実施形態では、必要とする通信速度が大きい領域順に、IPアドレス、つまり画像データの送信に用いるLANの割り当てを順次、行うようにしている。
「領域1」に必要な通信速度は633Mbpsである。そのため、無線LANを介した画像データの送信は望ましくない。このことから、「領域1」には有線LANのIPアドレス(とポート番号)が割り当てられる。
「領域1」に有線LANを割り当てた場合、有線LANで得られると予想される通信速度の余裕分は367(=1000−633)Mbpsである。このことから、有線LANには、例えば「領域2」及び「領域3」が更に割り当てられる。
この3つの領域を有線LANに割り当てた場合、有線LANで得られると予想される通信速度の余裕分は51(=1000−158−150)Mbpsとなる。このことから、残り3つの領域には、全て無線LANが割り当てられる。そのような割り当てを行った場合、無線LANで得られると予想される通信速度の余裕分は126(=600―158×3)となる。図6の右側のレイアウト画面501は、そのようにして各領域に有線LAN、或いは無線LANを割り当てた状態を表している。
このようにして、接続方法決定部210は、通信に利用可能な通信部220の通信速度を超えないようにしつつ、通信に利用可能な通信部220を一つ以上、利用して、各領域の画像データを適切に受信できるように、各領域にIPアドレスを割り当てる。それにより、各領域に表示される画像の画質の劣化等は回避させることができ、常に高画質で画像を表示させることができるようになる。
生成された割り当て情報503は、投影制御部204を介して主制御部203に渡される。主制御部203は、渡された割り当て情報503が示すIPアドレス、及びポート番号を、対応する領域内に配置したレイアウト画面501を投影部208に表示させる。そのようにしてIPアドレス、及びポート番号が表示されたレイアウト画面501が表示画面4である。
上記のように、記憶部211には、レイアウト情報群211aが保存される。ユーザは、既存のレイアウト画面501(表示画面4)のなかから所望のものを選択することができる。ユーザが既存のレイアウト画面501、つまりレイアウト情報502を選択した場合、その選択結果は投影制御部204に通知される。
投影制御部204は、レイアウト画面501の生成時と同様に、各通信部220の通信速度を接続方法決定部210に渡し、選択されたレイアウト画面501(レイアウト情報502)用の割り当て情報503を生成させる。その生成結果が投影制御部204を介して主制御部203に渡されることにより、主制御部203は表示画面4を投影部208に表示させる。
表示画面4の表示により、端末装置3のユーザは、所望の分割画面5を選択して、画像データの送信を開始する。その送信を開始する前に、通信を確立させる必要がある。投影制御部204は、例えば通信が確立された後、その通信が確立した端末装置3に対し、送信すべき画像データの属性を通知する。その属性には、上記解像度が少なくとも含まれる。それにより、端末装置3の通信制御部302は、通知された属性を満たす画像処理を画像処理部304に行わせる。この結果、各端末装置3は、適切なデータ量の画像データを送信することができる。
端末装置3に通知する属性は、解像度の他に、或いは代えて、更新頻度、及び画質のうちの少なくとも一方であっても良い。これは、更新頻度、及び画質の何れも、端末装置3から送信される画像データの単位時間当たりのデータ量を制御することができるからである。画質は、それを直接的に示す情報の他に、圧縮率、或いはその圧縮率の計算に用いる別の情報、等により通知しても良い。
通信の確立により、その通信を確立させた端末装置3(のIPアドレス)と分割画面5の対応関係が特定される。投影制御部204は、その対応関係を特定する度に、その特定結果を配置設定部205に通知する。
配置設定部205は、投影制御部204からの通知により、画像合成部207に対し、分割画面5用の画像データの送信元となる端末装置3のIPアドレスを設定する。その設定により、画像合成部207は、端末装置3から受信した画像データにより表示させる画像を、その画像データの送信先として指定されたIPアドレス、及びポート番号が割り当てられている分割画面5上に配置する。
通信部220が受信した画像データは、投影画像生成部206に出力される。端末装置3は、画像データを圧縮して送信する。このことから、投影画像生成部206は、受信した画像データを解凍し、圧縮前の画像データを復元する。画像合成部207には、復元された画像データが出力される。
それにより、画像合成部207は、分割画面5毎に、復元された画像データを用いて配置すべき画像を配置して、表示画面4を生成(合成)する。そのようにして生成された表示画面4が投影部208によって表示される。
属性として通知する画質は、直接的には画像データの圧縮率に反映される。そのため、画質により、画像データのデータ量を制御することができる。
上記のような機能構成を備えた表示装置2は、図4に示すように、例えばCPU(Central Processing Unit)401、フラッシュメモリ402、RAM(Random Access Memory)403、少なくとも2つのNIC(Network Interface Controller)404、及び405、キー群406、入力コントローラ407、投影装置408、及びバス409を備えた情報処理装置(コンピュータ)である。
少なくとも2つのNIC404、及び405のうちの一方は、有線LANを介した通信が可能なものであり、他方は、無線LANを介した通信が可能なものである。各NIC404、及び405は、図3に示す通信部220に相当する。
キー群406は、ユーザが操作対象とする操作子として複数のキーを少なくとも含む。入力コントローラ407は、各キーへの操作を認識して、その認識結果をCPU401に通知する。それにより、キー群406、及び入力コントローラ407は、図3に示す操作部201に相当する。
投影装置408は、表示画面4を含む各種画面を表示させる装置である。この投影装置408は、図3の投影部208に相当する。
フラッシュメモリ402は、各種データ、及び各種プログラムの保存に用いられる。図3の記憶部211は、狭義にはフラッシュメモリ402が相当する。広義には、更にRAM403が相当する。
CPU401は、フラッシュメモリ402に格納されたプログラムをRAM403に読み出して実行することにより、表示装置2全体を制御する。このことから、CPU401、フラッシュメモリ402、RAM403、及びバス409は、図3の主制御部203、投影制御部204、配置設定部205、投影画像生成部206、画像合成部207、レイアウト生成部209、及び接続方法決定部210を実現させる。
レイアウト情報502のユーザによる選択には、主制御部203、レイアウト生成部209、接続方法決定部210、記憶部211、及び投影部208が関係する。このことから、これらは本実施形態における選択部に相当する。
各領域で必要とする通信速度の計算は、接続方法決定部210が行う。このことから、狭義には、接続方法決定部210は、本実施形態における計算部に相当する。その通信速度を計算するためには、接続方法決定部210の他に、通信部群202、及び投影制御部204が機能する。このことから、広義には、接続方法決定部210の他に、通信部群202、及び投影制御部204が相当する。
本実施形態による通信資源割当装置の構成要素としての割当部は、接続方法決定部210が相当する。本実施形態による表示装置(表示装置2)の構成要素としての割当部は、接続方法決定部210、通信部群202、及び投影制御部204が相当する。
本実施形態による通信資源割当装置は、CPU401が、フラッシュメモリ402に格納されているプログラム(以降「通信資源割当プログラム」と表記)402aを実行することで実現される。次に、この通信資源割当プログラム402aをCPU401が実行することで実現される通信資源割当処理について、図7に示すそのフローチャートを参照して詳細に説明する。この通信資源割当プログラム402aは、レイアウト情報502、つまり表示画面4を確定させた場合に実行される。
通信資源割当プログラム402aに制御が渡った場合、CPU401は、先ず、ユーザがキー群406を操作して選択したレイアウト画面501のレイアウト情報502を取得する(S701)。次にCPU401は、取得したレイアウト情報502に格納されている領域情報を用いて、各領域情報が表す領域(分割画面5)で画像データの送受信に必要な通信速度、つまり画像データの単位時間当たりに送受信すべきデータ量を計算する(S702。図6)。
次に、CPU401は、各NIC404、及び405から、対応するLANでの通信速度(通信帯域)を取得する(S703)。その後はS704に移行して、CPU401は、領域情報が示す領域のなかで最大の解像度となっている領域にIPアドレス(とポート番号)を割り当てる(図6)。
次に、CPU401は、全ての領域へのIPアドレスの割り当てが完了したか否か判断する(S705)。その割り当てが完了した場合、S705の判断はYESとなり、ここで通信資源割当処理が終了する。一方、その割り当てが完了していない場合、つまりIPアドレスを割り当てるべき領域(分割画面5)が存在する場合、S705の判断はNOとなってS706に移行する。
S706では、CPU401は、IPアドレスを割り当てていない領域のなかで解像度が最大の領域へのIPアドレスの割り当てが可能か否か判断する。2種類のLANのうちの何れかに、その最大の領域にIPアドレスを割り当てる余裕がある場合、S706の判断はYESとなって上記S704に戻る。それにより、CPU401は、その最大の領域にIPアドレスを割り当てる。一方、その最大の領域にIPアドレスを割り当てる余裕がない場合、S706の判断はNOとなってS707に移行する。
S707では、CPU401は、IPアドレスを割り当てていない残り全ての領域(分割画面5)へのIPアドレスの割り当ては行うべきではないとして、その残り全ての領域をIPアドレスの割り当て対象から除外する。その後、この通信資源割当処理が終了する。
なお、本実施形態では、領域(分割画面5)の解像度が大きいほうからIPアドレス(LAN)を割り当てているが、その順序でIPアドレスを割り当てなくとも良い。例えばIPアドレスを割り当てられる領域数が最大となるように、各領域へのIPアドレスの割り当てを行うようにしても良い。
また、本実施形態では、予め表示装置2側で各領域の画像データの送受信に必要と想定する通信速度を計算し、その計算結果を用いて各領域にIPアドレスを固定的に割り当てているが、その割り当ては動的に変更するようにしても良い。
各端末装置3のユーザが画像データの送信を開始させるタイミングには或る程度の時間差が存在するのが普通である。表示装置2側では、通信の確立時、等に、端末装置3からの送信が開始される画像データのデータ量を確認することが可能である。このことから、その確認結果に応じて、通信が確立していない領域でのIPアドレスの割り当ての変更、或いはIPアドレスを割り当てていない領域へのIPアドレスの割り当て、等を行うようにしても良い。
本実施形態では、表示装置2が接続されるネットワークが常に同じではないことを想定しているが、表示装置2は、常に同じネットワーク、或いは同じと見なすことが可能なネットワークと接続されることも考えられる。そのような場合、表示装置2とは別の情報処理装置を通信資源割当装置として用い、レイアウト情報502毎に、割り当て情報503を生成させ、少なくとも割り当て情報503を表示装置2にロードさせても良い。このようなことから、通信資源割当装置は、表示装置2に搭載させなくとも良い。
領域毎の必要とする通信速度の計算では、例えば表示画面4自体の解像度と各領域(分割画面5)の解像度の比率を計算し、計算した比率に応じて、各領域に各通信部220の通信速度を分配するような形で各領域の必要とする通信速度を算出するようにしても良い。
そのように各領域の必要とする通信速度を計算した場合、表示画面4全体で送受信する画像データの単位時間当たりのデータ量は一定か、略一定になると期待できる。このことから、図8に示すように、表示画面4のレイアウトを途中で変更させても、各領域での画像表示を継続して適切に行えると期待できる。それにより、画質の低下が確認できる領域が発生したとしても、表示画面4全体では画質の低下の程度は抑えることができる。表示画面4のレイアウトの変更により、状況に応じて特に注目すべき領域の画像をより強調することもできることから、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
このような表示画面4のレイアウトの変更は、図9に示すように、領域数が同じであり、且つ領域情報の配置が同じレイアウト情報502を2つ以上、用意することで実現させることができる。レイアウト情報502間での領域情報の対応関係を示す情報を別に用意することでも実現させることができる。
1 ネットワーク群
2 表示装置
3、3A〜3D 端末装置
4 表示画面
5 分割画面
201、301 操作部
202、305 通信部群
203 主制御部
204 投影制御部
205 配置設定部
206 投影画像生成部
207 画像合成部
208 投影部
209 レイアウト生成部
210 接続方法決定部
211、303 記憶部
211a レイアウト情報群
220、310 通信部
302 通信制御部
304 画像処理部
401 CPU
402 フラッシュメモリ
402a 通信資源割当プログラム
403 RAM
404、405 NIC
406 キー群
407 入力コントローラ
408 投影装置
409 バス
501 レイアウト画面
502 レイアウト情報
503 割り当て情報
特開2008−77380号公報

Claims (7)

  1. 表示画面を複数の分割画面に分割し、該分割画面毎に異なる画像を表示可能な表示装置であって、
    複数のネットワークと通信可能な複数の通信部と、
    前記表示画面を複数の分割画面に分割するレイアウトを選択させる選択部と、
    前記選択部により選択されたレイアウトに従って、該レイアウトで配置される分割画面毎に、該分割画面に表示させる画像データの受信に用いる通信部を前記複数の通信部のなかから割り当てる割当部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記割当部は、前記画像データの送信先とする、ポート番号を含むアドレスを前記分割画面毎に割り当て、
    受信した前記画像データによる画像は、該画像データの送信先として指定されたアドレスを基に、対応する前記分割画面に配置する、ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記割当部は、前記分割画面の属性から、該分割画面用の画像データの送受信に必要とする通信速度を計算し、該計算した通信速度、及び各通信部の通信速度を基に、前記通信部の割り当てを行う、ことを特徴とする請求項1または2記載の表示装置。
  4. 前記属性は、前記分割画面の解像度、該分割画面に表示させる画像に想定する更新頻度、及び該分割画面に表示させる画像に想定する画質、のうちの少なくとも一つを含む、ことを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 通信資源の割り当てに用いられる通信資源割当装置であって、
    複数の分割画面が配置される表示画面のレイアウトに基づいて、該レイアウトで配置される分割画面毎に、該分割画面に表示させる画像データの送受信に必要とする通信速度を計算する計算部と、
    前記通信資源として、ネットワークを複数、利用可能な場合に、前記計算部が計算した前記通信速度、及び各ネットワークの通信速度に基づいて、前記分割画面毎に、該分割画面の画像データの送受信に利用すべきネットワークを割り当てる割当部と、
    を備えたことを特徴とする通信資源割当装置。
  6. 通信資源の割り当てに用いられる通信資源割当装置として利用可能な情報処理装置に、
    複数の分割画面が配置される表示画面のレイアウトに基づいて、該レイアウトで配置される分割画面毎に、該分割画面に表示させる画像データの送受信に必要とする通信速度を計算させ、
    前記通信資源として、ネットワークを複数、利用可能な場合に、計算させた前記通信速度、及び各ネットワークの通信速度に基づいて、前記分割画面毎に、該分割画面の画像データの送受信に利用すべきネットワークを割り当てさせる、
    ことを特徴とする通信資源割当方法。
  7. 通信資源の割り当てに用いられる通信資源割当装置として利用可能な情報処理装置に、
    複数の分割画面が配置される表示画面のレイアウトに基づいて、該レイアウトで配置される分割画面毎に、該分割画面に表示させる画像データの送受信に必要とする通信速度を計算させ、
    前記通信資源として、ネットワークを複数、利用可能な場合に、計算させた前記通信速度、及び各ネットワークの通信速度に基づいて、前記分割画面毎に、該分割画面の画像データの送受信に利用すべきネットワークを割り当てさせる、
    ことを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021060623A1 (ko) * 2019-09-26 2021-04-01 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그 제어 방법
CN117931093A (zh) * 2024-03-20 2024-04-26 深圳鸿芯微纳技术有限公司 全局i/o分配方法、装置及电子设备

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