JP2017223374A - 空調装置および空調システム - Google Patents

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Junichiro Oya
隼一郎 尾屋
貴也 下川
Takaya Shimokawa
貴也 下川
有澤 浩一
Koichi Arisawa
浩一 有澤
裕次 ▲高▼山
裕次 ▲高▼山
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Mamoru Hamada
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Abstract

【課題】コストを抑えて手軽に給気ダクトの清掃を行うことのできる空調装置を得ること。
【解決手段】空調装置は、室内60aに連通される給気風路71と、給気風路71に対して室内60aに向けた第1の空気流を発生させる第1の送風機73と、給気風路71から分岐された分岐風路72と、給気風路71のうち分岐風路72との分岐部分よりも室内60a側となる給気側下流部71aと連通される風路を、給気風路71のうちの給気側下流部71aよりも第1の空気流における上流側となる給気側上流部71bまたは分岐風路72に切り替える第1の切り替え部81と、給気側下流部71aに対して室内60aから分岐風路72に向けた第2の空気流を発生させる第2の送風機74と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、送風機で室内に空気を給気する空調装置および空調システムに関する。
従来、特許文献1に開示されているように、送風機を用いて室内に空気を給気する空調装置が用いられている。このような空調装置では、空調装置と室内との間を結ぶ給気ダクトを介して室内に空気が供給される。
特開平9−112963号公報
空調装置と室内との間を結ぶ給気ダクトの内壁面には、ダクト内を通過する空気に含まれる埃が付着する場合もあれば、カビが発生する場合もある。そのため、給気ダクトの内部を清掃したいとの要望がある。しかしながら、建物の壁の内部または天井裏に給気ダクトが配管されている場合には、清掃にかかる手間やコストが問題となる場合がある。また、給気ダクトの配管された場所および給気ダクトの長さによっては、給気ダクトの清掃を行うこと自体が困難である場合もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コストを抑えて手軽に給気ダクトの清掃を行うことのできる空調装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る空調装置は、室内に連通される給気風路と、給気風路に対して室内に向けた第1の空気流を発生させる第1の送風機と、給気風路から分岐された分岐風路と、給気風路のうち分岐風路との分岐部分よりも室内側となる給気側下流部と連通される風路を、給気風路のうちの給気側下流部よりも第1の空気流における上流側となる給気側上流部または分岐風路に切り替える第1の切り替え部と、給気側下流部に対して室内から分岐風路に向けた第2の空気流を発生させる第2の送風機と、を備える。
本発明に係る空調装置によれば、コストを抑えて手軽に給気ダクトの清掃を行うことができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る空調システムの概略構成を示す図 実施の形態1に係る空調システムが備える清掃機構部の概略構成を示す図 実施の形態1に係る空調装置の概略構成を示す図であって、空調運転中の状態を示す図 実施の形態1に係る空調装置の概略構成を示す図であって、清掃運転中の状態を示す図 実施の形態1に係る空調装置の清掃運転時の動作手順の一例を示すフローチャート 実施の形態1に係る空調装置の清掃運転時の動作手順の他の例を示すフローチャート 実施の形態1に係る空調装置の清掃運転時の動作手順のさらに他の例を示すフローチャート 実施の形態1に係る空調装置の清掃運転時の動作手順のさらに他の例を示すフローチャート 実施の形態1に係る空調装置の変形例を示す図 実施の形態1における清掃用送風機の他の設置例を示す図 本発明の実施の形態2に係る空調装置の概略構成を示す図であって、空調運転中の状態を示す図 本発明の実施の形態2に係る空調装置の概略構成を示す図であって、清掃運転中の状態を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る空調装置および空調システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空調システムの概略構成を示す図である。空調システム50は、建物60の内部に設けられた空調装置1と、室外に設けられた室外機2とを備える。また、空調システム50は、空調装置1に接続されて室内60aに向けて延びる給気ダクト31および還気ダクト32と、空調装置1に接続されて室外に向けて延びる外気ダクト33および排気ダクト34とを備える。また、空調システム50は、空調装置1と室外機2との間を接続する冷媒配管35を備える。また、空調システム50は、給気ダクト31の室内60a側の末端に設けられて空気を吹き出す室内給気口41を備える。また、空調システム50は、還気ダクト32の室内60a側の末端に設けられて空気を吸い込む室内吸込口42を備える。
空調装置1は、室内に給気する空気を加熱または冷却する冷暖房装置としての機能と、室内の空気と室外の空気との間で熱交換させながら換気を行う熱交換換気装置としての機能を有する。空調装置1は、給気ダクト31の内部の清掃を行う清掃機構部70を備える。まず、清掃機構部70の詳細な構成について説明する。
図2は、実施の形態1に係る空調システム50が備える清掃機構部70の概略構成を示す図である。清掃機構部70は、室内60aに連通される給気風路71と、給気風路71から分岐された分岐風路72とを備える。給気風路71は、給気ダクト31および外気ダクト33と接続される。
給気風路71には、第1の送風機である給気送風機73が設けられている。給気送風機73は、給気ダクト31に向けた空気流、すなわち室内60aに向けた第1の空気流を発生させる。なお、図2において第1の空気流は矢印Xで示している。
給気風路71のうち、分岐風路72との分岐部分よりも室内60a側となる部分を給気側下流部71aと称し、給気側下流部71aよりも第1の空気流における上流側となる部分を給気側上流部71bと称す。給気送風機73は、給気側上流部71bに設けられている。
分岐風路72には、第2の送風機である清掃用送風機74が設けられている。清掃用送風機74は、給気側下流部71aに対して室内60aから分岐風路72に向けた第2の空気流を発生させる。なお、図2において第2の空気流は矢印Yで示している。給気ダクト31では、給気送風機73の運転時と清掃用送風機74の運転時とで空気の流れが逆方向となる。
給気風路71と分岐風路72との分岐部分には、第1の切り替え部81が設けられている。第1の切り替え部81は、図2に示すように分岐風路72および給気側上流部71bのいずれか一方を塞ぐことで、給気側下流部71aと連通される風路を、給気側上流部71bと分岐風路72とに切り替える。
分岐風路72には、集塵部75が設けられている。集塵部75は、分岐風路72を通過する空気に含まれる異物を捕集する。異物を捕集して汚れた集塵部75は、洗浄または交換される。集塵部75を設けることで、清掃用送風機74の運転時に分岐風路72から排出される空気の清浄化を図ることができる。
次に、清掃機構部70が組み込まれた空調装置1の詳細な構成について説明する。図3は、実施の形態1に係る空調装置1の概略構成を示す図であって、空調運転中の状態を示す図である。清掃機構部70が組み込まれた空調装置1では、給気風路71を通過する空気を加熱または冷却する熱交換器76が、給気側上流部71bに設けられている。熱交換器76は、冷媒配管35を介して室外機2と接続されている。
空調装置1は、給気ダクト31が接続される給気接続口11と、還気ダクト32が接続される還気接続口12と、外気ダクト33が接続される外気接続口13と、排気ダクト34が接続される排気接続口14とが形成された筐体3を備える。筐体3の内部に、室内60aに空気を供給するための給気風路71および室内の空気を外部に排気するための排気風路77が形成されている。
給気風路71は、外気接続口13と給気接続口11とを連通させる風路であり、排気風路77は、還気接続口12と排気接続口14とを連通させる風路となっている。排気風路77には、第3の送風機である排気送風機78が設けられている。排気送風機78は、排気接続口14に向けた空気流、すなわち室外に向けた空気流を排気風路77内に発生させる。
筐体3の内部には、給気風路71を通過する空気と排気風路77を通過する空気との間で熱交換させる熱交換素子79が設けられている。
筐体3の内部には、給気風路71と排気風路77とを連通させる循環風路80が設けられている。排気風路77における循環風路80との分岐部分は、排気送風機78よりも室外側となっている。給気風路71における循環風路80との分岐部分は、給気送風機73よりも室外側となっている。
空調装置1では、分岐風路72が排気風路77に接続されている。排気風路77と分岐風路72の分岐部分は、熱交換素子79よりも室外側となっている。排気風路77のうち、排気風路77と分岐風路72の分岐部分よりも室外側を排気側下流部77aと称し、排気側下流部77aよりも室内側を排気側上流部77bと称す。排気送風機78は、排気側上流部77bに設けられる。
排気風路77と分岐風路72の分岐部分には、第2の切り替え部82が設けられている。第2の切り替え部82は、分岐風路72および排気側上流部77bのいずれか一方を塞ぐことで、排気側下流部77aと連通される風路を、排気側上流部77bと分岐風路72とに切り替える。
空調装置1は、各送風機73,74,78および各切り替え部81,82の動作を制御する制御部4を備える。制御部4は、給気送風機73および排気送風機78を運転させる場合には、清掃用送風機74を停止させるとともに、第1の切り替え部81と第2の切り替え部82とに分岐風路72を塞がせる。この運転状態を空調運転と称す。
空調運転では、排気送風機78の運転によって、室内吸込口42、還気ダクト32、排気風路77、排気ダクト34を介して室内の空気が室外に排気される。また、給気送風機73の運転によって、外気ダクト33、給気風路71、給気ダクト31、室内給気口41を介して室外の空気が室内60aに給気される。また、排気風路77を通過する空気の一部は、循環風路80を介して給気風路71に流入し、室内60aに戻される。循環風路80を介して給気風路71に流入した空気と、給気風路71を通過する外気は、熱交換器76によって加熱または冷却されてから室内60aに給気される。空調運転では、熱交換器76を用いた冷暖房と、熱交換素子79を用いた熱交換換気が行われる。
空調装置1では、空調運転とは別に、清掃運転と称す運転状態が実行可能とされる。図4は、実施の形態1に係る空調装置1の概略構成を示す図であって、清掃運転中の状態を示す図である。制御部4は、清掃用送風機74を運転させ、給気送風機73および排気送風機78を停止させ、第1の切り替え部81に給気側上流部71bを塞がせ、第2の切り替え部82に排気側上流部77bを塞がせることで、空調装置1を図4に示す清掃運転状態とする。
清掃運転では、清掃用送風機74によって、室内給気口41、給気ダクト31、給気側下流部71a、分岐風路72、排気側下流部77a、排気ダクト34を介して室内60aの空気が室外に排気される。清掃運転では、給気ダクト31に対して空調運転時とは逆方向の空気流を発生させることができる。したがって、清掃運転時に給気ダクト31に発生する空気流によって、給気ダクト31の内壁面に付着した埃を室外に排出させて、給気ダクト31の清掃を行うことができる。この清掃方法によれば、給気ダクト31内への清掃器具の挿入および給気ダクト31への接触を行わずに給気ダクト31を清掃することができる。そのため、壁内または天井内に設けられた給気ダクト31であってもコストを抑えて手軽に清掃を行うことが可能となる。
また、給気送風機73は、給気側上流部71bに設けられているため、清掃運転時に給気ダクト31から流れてくる空気流には接触しない。そのため、清掃運転時に給気ダクト31から流れてくる空気流に含まれる埃によって、給気送風機73が汚染されることを防ぐことができる。同様に、給気側上流部71bに設けられている熱交換器76の汚染も防ぐことができる。
また、排気送風機78は、排気側上流部77bに設けられているため、清掃運転時に給気ダクト31から流れてくる空気流には接触しない。そのため、清掃運転時に給気ダクト31から流れてくる空気流に含まれる埃によって、排気送風機78が汚染されることを防ぐことができる。
空調運転時に給気ダクト31の内壁面に付着した埃を効率的に排出するために、清掃用送風機74の風量を給気送風機73の風量よりも大きくして、清掃運転時には空調運転時よりも大きな風量で給気ダクト31に空気を通過させることが好ましい。ただし、空調運転時と空気の流れが逆向きになることで舞い上がる埃もあるため、必ずしも清掃用送風機74の風量を給気送風機73の風量よりも大きくする必要はない。
また、清掃運転時に排出される埃を集塵部75によって回収することができるが、本実施の形態1では分岐風路72が排気側下流部77aに接続されているので、集塵部75を設けない場合であっても、埃を室外に排出することができる。そのため、図3,4に示す構成では、集塵部75を省略しても構わない。
なお、図1に示すように、空調システム50は、清掃運転時の清掃効率の向上を図るために、室内給気口41部分に清掃促進部43を備える。ここで、給気ダクト31に接触させたヒータを清掃促進部43としてもよい。清掃運転時にヒータを加熱させることで、室内吸込口42を通して給気ダクト31内に吸い込まれる空気を加熱することができる。加熱された空気によって給気ダクト31の温度を上昇させることで、殺菌効果を得ることができる。また、ヒータが給気ダクト31に接触しているので、ヒータの熱を給気ダクト31に直接伝えて給気ダクト31の温度を上昇させることができる。これにより、殺菌効果の向上を図ることができる。
清掃促進部43に用いられるヒータは、ニクロム線を網目状にしたものを用いれば、空気との接触面積の増加を図ることができる。これにより、より効率的に空気および給気ダクト31の温度を上昇させることができる。
また、イオン発生器を清掃促進部43としてもよい。イオン発生器は、放電現象によりイオンを発生する手段である。イオン発生器は、正イオンと負イオンの両方、またはいずれか一方を発生させる。清掃運転時にイオン発生器を運転させることで、給気ダクト31内に吸い込まれる空気に含ませて、給気ダクト31内にイオンを送り込むことができる。給気ダクト31内に送り込まれたイオンによって、給気ダクト31の内壁面に付着した埃を浮き上がらせることができる。これにより、清掃運転中に給気ダクト31内に発生する空気流によって埃が剥がれやすくなり、清掃効率の向上を図ることができる。
また、防カビ剤を噴霧する噴霧器を清掃促進部43としてもよい。防カビ剤は、塩素系またはアルコール系の防カビ剤である。清掃運転時に防カビ剤を噴霧することで、給気ダクト31内に吸い込まれる空気に含ませて、給気ダクト31内に防カビ剤を送り込むことができる。給気ダクト31内に送り込まれた防カビ剤によって、清掃運転終了後の給気ダクト31内でのカビの発生を抑えることができる。これにより、空調運転中に、より清潔な空気を室内60aに供給することが可能となる。また、カビの発生を抑えることで、清掃運転を行う頻度を抑えることができる。なお、ヒータ、イオン発生器および噴霧器を組み合わせて清掃促進部43としてもよい。また、上述した制御部4は、清掃促進部43の動作の制御も行う。
次に、空調システム50における清掃運転時の具体的な動作手順について説明する。図5は、実施の形態1に係る空調装置1の清掃運転時の動作手順の一例を示すフローチャートである。まず、制御部4は、ステップS1において、清掃運転を行う時期になったか否かを判定する。清掃運転を行う時期になっている場合には、ステップS2において清掃運転を行う時期になったことを報知する。報知の方法は、ユーザが操作する操作部に表示することが一例に挙げられる。清掃運転を行う時期になったかの判定は、空調運転の累計時間または給気ダクト31内の風量に基づいて行われる。なお、清掃運転を行う時期になったかの判定基準は、これに限られない。清掃運転を行う時期がユーザによって設定されても構わない。
ステップS3において、報知によって清掃運転を行う時期になったことを認識したユーザによって、実際に清掃運転を行う時間が設定される。清掃運転中は、空調運転が行われないため、ユーザは自身が室内60aにいない時間に清掃運転が行われるように開始時間と終了時間を設定することができる。
ステップS4において、開始時間になったと制御部4が判定した場合には、ステップS5において、空調装置1による清掃運転が開始される。その後、ステップS6において、終了時間になったと制御部4が判定した場合には、ステップS7において清掃運転が終了される。
図6は、実施の形態1に係る空調装置1の清掃運転時の動作手順の他の例を示すフローチャートである。まず、制御部4は、ステップS11において、清掃運転を行う時期になったか否かを判定する。清掃運転を行う時期になっている場合に制御部4は、ステップS12において、室内60aに人がいるか否か判定する。室内60aに人がいるか否かの判定は、図示しない人感センサを用いて行われる。人感センサには、サーモセンサおよび光学カメラが挙げられる。
室内60aに人がいないと判定された場合には、ステップS13において、空調装置1による清掃運転が開始される。制御部4は、ステップS14において、室内60aに人が戻ってきたか判定する。室内60aに人が戻ってきたと判定された場合には、ステップS17において、清掃運転を停止して、ステップS12に戻る。室内60aに人が戻ってこないまま、ステップS15において清掃運転の開始から予め定めた時間が経過したと判定された場合には、ステップS16において清掃運転が終了される。清掃運転を継続させる予め定められた時間は、給気ダクト31の長さおよび太さに応じて設定される時間であり、給気ダクト31内の埃が十分に排出されたと考えられる時間である。
図7は、実施の形態1に係る空調装置1の清掃運転時の動作手順のさらに他の例を示すフローチャートである。図7では、防カビ剤の噴霧が清掃促進部43によって行われず、ユーザの手動によって行われる場合を例に挙げている。
まず、ステップS21において、ユーザの操作によって清掃運転モードに設定されると、ステップS22において、制御部4は空調装置1による清掃運転を開始させる。ユーザは、清掃運転が行われている間に、室内給気口41から給気ダクト31内に防カビ剤を噴霧し、噴霧が完了したことを空調装置1に通知する。噴霧が完了したことの通知は、ユーザが操作する操作部を通じて行われる。
制御部4は、ステップS23において、防カビ剤の噴霧が完了したことを認識し、ステップS24において、防カビ剤の噴霧が完了したことを認識してから予め定められた時間が経過したと判定した場合に、ステップS25において、清掃運転を終了させる。防カビ剤の噴霧完了の認識後に清掃運転を継続させる予め定められた時間は、給気ダクト31の長さや太さに応じて設定される時間であり、給気ダクト31内の埃が十分に排出されたと考えられる時間または、防カビ剤が給気ダクト31内に行き渡ったと考えられる時間である。
図8は、実施の形態1に係る空調装置1の清掃運転時の動作手順のさらに他の例を示すフローチャートである。ステップS31において、ユーザの操作によって清掃運転モードに設定されると、ステップS32において、制御部4は空調装置1による清掃運転を開始させる。制御部4は、ステップS33において、清掃運転の開始から予め定められた時間が経過したと判定した場合に、ステップS34において、清掃運転を終了させる。清掃運転を継続させる予め定められた時間は、給気ダクト31の長さおよび太さに応じて設定される時間であり、給気ダクト31内の埃が十分に排出されたと考えられる時間である。
なお、制御部4は、清掃運転中および清掃運転の終了後に、集塵部75の交換または清掃が必要か否か判定してもよい。集塵部75の交換または清掃が必要と判定された場合に制御部4は、集塵部75の交換または清掃が必要であることを報知する。報知の方法は、ユーザが操作する操作部に表示することが一例に挙げられる。ユーザは、この報知を認識することで、適切な時期に集塵部75の交換または清掃を行うことができ、集塵部75の目詰まりによる給気ダクト31の清掃性能の低下を抑えることができる。集塵部75の交換または清掃が必要かの判定は、清掃運転の回数、累計時間または清掃運転時の風量によって判定することができる。なお、集塵部75の交換または清掃が必要かの判定の基準は、これらに限られない。
なお、図3,4に示した空調装置1の構成から、熱交換器76と循環風路80を省略すれば、空調装置1を、清掃機構部70を備えた熱交換換気装置とすることができる。また、第1の切り替え部81は、1つの切り替え装置として構成されていなくてもよく、給気風路71を開閉する切り替え装置と、分岐風路72を開閉する切り替え装置とを組み合わせて構成してもよい。また、第2の切り替え部82は、1つの切り替え装置として構成されていなくてもよく、排気風路77を開閉する切り替え装置と、分岐風路72を開閉する切り替え装置とを組み合わせて構成してもよい。
次に、空調装置1の変形例について説明する。図9は、実施の形態1に係る空調装置1の変形例を示す図である。図9に示す変形例では、給気接続口11、還気接続口12、外気接続口13および排気接続口14とは別に、ダクトを接続可能な清掃気流排出口15が筐体3に形成されている。また、清掃機構部70の分岐風路72は、排気風路77ではなく清掃気流排出口15に接続されている。清掃運転時に分岐風路72を通過する空気に含まれる埃は、集塵部75に回収されるため、筐体3の外部で清掃気流排出口15に接続されるダクトを室内60aに連通させてもよい。また、清掃気流排出口15に接続されるダクトを室外に連通させた場合には、集塵部75を省略してもよい。
変形例に係る空調装置1では、図3,4に示す空調装置1に比べて、分岐風路72の短縮化、および第2の切り替え部82の省略を図ることができる。そのため、変形例に係る空調装置1では、構造および制御の簡素化ならびに製造コストの抑制を図ることができる。
次に、清掃用送風機74の他の設置例について説明する。図10は、実施の形態1における清掃用送風機74の他の設置例を示す図である。図10に示す清掃用送風機74の設置例では、分岐風路72内に挿入風路83が挿入されている。清掃用送風機74は、分岐風路72の外側に配置されて、挿入風路83に接続されている。清掃用送風機74は、挿入風路83から分岐風路72内に空気を吹き出させる。
挿入風路83は、給気風路71から離れる方向に空気が吹き出されるように、分岐風路72内に挿入されている。挿入風路83から空気が吹き出されると、領域A部分が負圧となり、給気風路71側の空気を引き込んで、分岐風路72内に給気風路71から離れる方向に向かう空気流を発生させることができる。これにより、清掃運転時に給気ダクト31に空調運転時とは逆方向の空気流を発生させることができる。この配置例では、給気ダクト31から空気が流れてくる分岐風路72の外側に清掃用送風機74が配置されているので、空気に含まれる埃によって清掃用送風機74が汚染されることを防ぐことができる。
実施の形態2.
図11は、本発明の実施の形態2に係る空調装置の概略構成を示す図であって、空調運転中の状態を示す図である。図12は、本発明の実施の形態2に係る空調装置の概略構成を示す図であって、清掃運転中の状態を示す図である。上記実施の形態1と同様の構成については、同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態2に係る空調装置100は、清掃機構部70を備える冷暖房装置である。空調装置100は、実施の形態1と異なり熱交換素子を有していない。筐体103には、給気ダクト31が接続される給気接続口111、還気ダクト32が接続される還気接続口112、および筐体103の内部から分岐風路72が接続される清掃気流排出口115が形成されているが、室外と連通される外気接続口と排気接続口は形成されていない。
筐体103の内部において、清掃機構部70が備える給気風路71は、給気接続口111に給気側下流部71aが接続され、還気接続口112から延びる還気風路180に空気側上流部71bが接続されている。
以上説明した空調装置100によれば、図11に示す空調運転時には、還気ダクト32から吸い込んだ室内の空気を、熱交換器76で加熱または冷却して、給気ダクト31を介して室内に給気することができる。
また、図12に示す清掃運転時には、給気ダクト31に対して空調運転時とは逆方向となる空気流を発生させて、給気ダクト31内の清掃を行うことができる。この清掃方法によれば、給気ダクト31内への清掃器具の挿入および給気ダクト31への接触を行わずに給気ダクト31を清掃することができる。そのため、壁内や天井内に設けられた給気ダクト31であってもコストを抑えて手軽に清掃を行うことが可能となる。
なお、実施の形態1では、冷暖房装置と熱交換換気装置を組み合わせた空調装置1を用いて空調システム50を構成したが、空調装置1から循環風路80および熱交換器76を省略した熱交換換気装置と、本実施の形態2で説明した冷暖房装置である空調装置100とを組み合わせて空調システムを構成してもよい。この場合、冷暖房装置および熱交換換気装置のいずれか一方が清掃機構部70を備えていれば、手軽かつコストを抑えた給気ダクト31の清掃を行うことが可能となる。
また、清掃機構部70の一部または全部が、筐体3,103の外側に配置されていてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 空調装置、4 制御部、11 給気接続口、12 還気接続口、13 外気接続口、14 排気接続口、15 清掃気流排出口、31 給気ダクト、32 還気ダクト、41 室内給気口、43 清掃促進部、50 空調システム、60 建物、60a 室内、70 清掃機構部、71 給気風路、71a 給気側下流部、71b 給気側上流部、72 分岐風路、73 給気送風機(第1の送風機)、74 清掃用送風機(第2の送風機)、75 集塵部、76 熱交換器、77 排気風路、78 排気送風機(第3の送風機)、79 熱交換素子、80 循環風路、81 第1の切り替え部、82 第2の切り替え部、83 挿入風路、100 空調装置、103 筐体、111 給気接続口、112 還気接続口、115 清掃気流排出口。

Claims (15)

  1. 室内に連通される給気風路と、
    前記給気風路に対して前記室内に向けた第1の空気流を発生させる第1の送風機と、
    前記給気風路から分岐された分岐風路と、
    前記給気風路のうち前記分岐風路との分岐部分よりも前記室内側となる給気側下流部と連通される風路を、前記給気風路のうちの前記給気側下流部よりも前記第1の空気流における上流側となる給気側上流部または前記分岐風路に切り替える第1の切り替え部と、
    前記給気側下流部に対して前記室内から前記分岐風路に向けた第2の空気流を発生させる第2の送風機と、を備える空調装置。
  2. 前記第1の送風機は、前記給気側上流部に設けられる請求項1に記載の空調装置。
  3. 前記第2の送風機は、前記分岐風路に設けられる請求項1または2に記載の空調装置。
  4. 前記分岐風路内に挿入された挿入風路をさらに備え、
    前記第2の送風機は、前記分岐風路の外側に設けられて前記挿入風路に接続され、
    前記挿入風路からは、前記第2の送風機の運転時に、前記給気風路から離れる方向に向けて空気が吹き出される請求項1から3のいずれか1つに記載の空調装置。
  5. 前記分岐風路に設けられた集塵部をさらに備える請求項1から4のいずれか1つに記載の空調装置。
  6. 前記第1の送風機の運転時には、前記給気側上流部と前記給気側下流部とを連通させ、前記第2の送風機の運転時には、前記給気側下流部と前記連通風路とを連通させるように前記第1の切り替え部を制御する制御部をさらに備える請求項1から5のいずれか1つに記載の空調装置。
  7. 前記第1の空気流における前記給気風路の上流側も前記室内に連通され、
    前記給気風路を通過する空気を加熱または冷却する熱交換器をさらに備える請求項1から6のいずれか1つに記載の空調装置。
  8. 前記第1の空気流における前記給気風路の上流側は室外に連通され、
    前記室内および前記室外に連通される排気風路と、
    前記排気風路に対して前記室外に向けた空気流を発生させる第3の送風機と、
    前記給気風路を通過する空気と前記排気風路を通過する空気との間で熱交換させる熱交換素子と、をさらに備える請求項1から5のいずれか1つに記載の空調装置。
  9. 前記給気風路を通過する空気を加熱または冷却する熱交換器をさらに備える請求項8に記載の空調装置。
  10. 前記分岐風路は、前記給気風路と前記排気風路とを連通させる風路であり、
    前記排気風路のうち前記分岐風路との分岐部分よりも前記室外側となる排気側下流部と連通される風路を、前記排気風路のうちの前記排気側下流部よりも前記第2の空気流における上流側となる排気側上流部または前記分岐風路に切り替える第2の切り替え部をさらに備える請求項8または9に記載の空調装置。
  11. 前記第1の送風機および前記第3の送風機の運転時には、前記給気側上流部と前記給気側下流部とを連通させるとともに前記排気側上流部と前記排気側下流部とを連通させ、前記第2の送風機の動作時には、前記給気側下流部と前記分岐風路とを連通させるとともに前記排気側下流部と前記分岐風路とを連通させるように前記第1の切り替え部および前記第2の切り替え部を制御する制御部をさらに備える請求項8から10のいずれか1つに記載の空調装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1つに記載の空調装置と、
    前記給気風路から前記室内に向けて延びる給気ダクトと、
    前記給気ダクトの前記室内側の末端に設けられる室内給気口と、を備える空調システム。
  13. 前記室内給気口に設けられて前記給気ダクトに接触するヒータをさらに備える請求項12に記載の空調システム。
  14. 前記室内給気口に設けられたイオン発生器をさらに備える請求項12に記載の空調システム。
  15. 前記室内給気口に設けられて、防カビ剤を噴霧する噴霧器をさらに備える請求項12に記載の空調システム。
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