JP2017222919A - 製膜装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率よく小型のLVFを得ることができる技術を得る。
【解決手段】基板107に光学薄膜を成膜するスパッタリング装置100であって、基板107を保持するキャリア108と、キャリア108に固定され、基板107との間に光学薄膜を構成する粒子が侵入可能な空間111を有した状態で基板107の一部を覆うマスク110を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、LVF(Linear Variable Filter)の製造に利用可能な技術に関する。
LVF(Linear Variable Filter)という光学フィルタが知られている(例えば、特許文献1参照)。LVFは、入射箇所によって異なる中心波長のBPF特性を有し、白色光を入射させると、ある場所では赤が透過し、他の場所では緑が透過し、入射箇所による色の変化がリニアに変化する特性を有する。LVFは、BPF(バンドパスフィルタ),SPF(ショートパスフィルタ),LPF(ロングパスフィルタ)を組み合わせることで所定の光学特性を得ている。これらの光学フィルタ特性(BPF等の光学特性)は、光学薄膜を基材となる光透過部材(例えばガラス基板)上に積層することで得ている。
LVFは、入射箇所によってBPFの中心波長が異なるが、この機能は、上記の光学薄膜の膜厚を入射箇所によって異ならせることで得ている。光学薄膜は、スパッタリングや蒸着によって成膜されるが、従来の技術では上記の部分的に膜厚を変える成膜を行うために、減圧チャンバー内のスパッタ源や蒸着源の前にマスクを配置し、光学薄膜の膜厚の調整を行っていた(例えば、特許文献2を参照)。この技術では、マスクは成膜装置の側に配置され、マスクの交換や各種の調整を行うには、減圧チャンバーの扉を開け、減圧チャンバー内を大気開放した状態とする必要がある。
特開平11−326632号公報 特開2005−121699号公報
LVFは小型化を求められているが、そのためには膜厚勾配(単位距離当たりの膜厚の違い)を大きくする必要がある。しかしながら、従来の技術では、マスクと基板との間の距離が離れているため、膜厚勾配を大きくするには限界があった。
また、LVFは、膜厚分布の精度が求められるので、上記のマスクの設置位置の調整を精密に行う必要がある。しかしながら、マスクを装置側に配置する構造では、マスクの位置調整や形状調整を行うたびに減圧チャンバーを大気解放しなくてはならず、作業時間が著しく増加する。このような背景において、本発明は、効率よく小型のLVFを得ることができる技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、基板に光学薄膜を成膜する成膜装置であって、前記基板を保持するキャリアと、前記キャリアに固定され、前記基板との間に前記光学薄膜を構成する粒子が侵入可能な空間を有した状態で前記基板の一部を覆うマスクとを備えることを特徴とする成膜装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記マスクが前記キャリアに対して着脱可能であることを特徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記マスクと前記基板との間の距離が可変可能であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記基板の前記マスクで覆われた部分に前記光学薄膜の成膜が行われることを特徴とする。請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記マスクと前記基板の間隔がスペーサによって確保されていることを特徴とする。
本発明によれば、効率よく小型のLVFを得ることができる技術が得られる。
実施形態のスパッタリング装置の概念図である。 キャリアを成膜装置から外に出した状態を示す概念図である。 実施形態におけるスパッタリングの原理を示す概念図である。 膜厚勾配を有した光学薄膜を示す概念図である。 LVFの機能を示す概念図である。 BPF特性を示す特性図である。 SPF特性を示す特性図である。 LPF特性を示す特性図である。 合成されたBPF特性を示す特性図(SPF+LPF+BPF)である。 実施形態におけるマスクの位置調整機能を説明する概念図である。 実施形態のスパッタリング装置の概念図である。 実施形態のマスクを説明する概念図である。 実施形態のスパッタリング装置の概念図である。
(装置の構成)
図1には、スパッタリング装置100が示されている。スパッタリング装置100は、筐体101を備えている。筐体101は、内部を減圧にすることが可能な密閉構造を有する容器である。筐体101には、スパッタリングに必要なガスを筐体101内に供給するガス供給系102が接続されている。ガス供給系102からは、アルゴン等の不活性ガスと酸化物気体等の添加ガス、さらに窒素ガス等が筐体101内に供給される。また、筐体101は、排気ポンプ103を備えたガス排気系104、スパッタリングのための放電を行うための電力を供給する高周波電源105が接続されている。なお、スパッタリングの放電を行うための電源として直流電源やパルス電源を用いることもできる。
筐体101の内部には、高周波電源105に接続され、カソードとして機能する電極112が配置されている。また、電極112に接してスパッタリングターゲット106が配置されている。スパッタターゲット106は、光学薄膜を構成する金属(ニオブやタンタルやシリコンやチタニウムやハフニウムやビスマス等の酸化物合金)により構成されている。筐体101には、図示しないゲイト(開放扉)114が設けられており、ゲイト114を解放することで内部への基板の出し入れやメンテナンス等が可能である。内部を減圧状態にし、成膜を行う際は、ゲイト114は閉鎖される。また、図示省略されているがゲイト114を介して、前室(搬送用の予備室)として機能する容器が筐体101に接続されている。この前室は、パージガス(窒素ガス等)の供給系と排気ポンプを備えた排気系を備えている。この前室を利用することで、筐体101の内部を大気開放することなしに、後述する基板107の筐体101への搬入および筐体101からの搬出が行なえる。
電極112(スパッタターゲット106)に対向する位置にキャリア受け(またはテーブル)113が配置されている。キャリア受け113は金属製で接地されており、その上には、キャリア108が搬送され、載せられている。キャリア108には、成膜が行なわれる基板107が載せられている。基板107は、LVFを構成する基材であり、光透過性を有するガラスや樹脂によって構成された板状の部材である。キャリア108は、金属製であり、基板106を保持する。基板106は、キャリア108に保持された状態で、キャリア106と共に筐体101内への搬入および筐体101内からの搬出が行われる。
図2には、ゲイト114を開けた状態で、基板106を保持した状態のキャリア108を筐体101内のキャリア受け113上から筐体101の外に搬出した状態が示されている。キャリア113の筐体106内部への搬入および筐体106外部への搬出は、図示省略したロボットアームを用いて行われる。
キャリア108には、スペーサ109が固定され、スペーサ109にはマスク110が着脱可能な状態で取り付けられている。あるいは、スペーサ109とマスク110が一体化され、スペーサ109がキャリア108に着脱可能な状態で取り付けられている。マスク110と基板107の間には、隙間の空間111が形成されている。空間111には、スパッタリングされた成膜粒子が侵入する。空間111があることで、膜厚勾配を有する光学薄膜が成膜される。また、図示省略するが、筐体101には、キャリア108を回転させる駆動系を備えている。キャリア108を回転させながら成膜を行うことで膜質の均一性を高めることができる。
図3に膜厚勾配が形成される原理を示す。図3に示すように、スパッタリングでは、スパッタリングガスの粒子(例えば、アルゴンイオン)によってスパッタターゲット106から叩き出された成膜粒子(最終的に膜を構成する粒子)は、いろんな方向に飛び、様々な方向から基板107に入射する。ここで、空間111を設けたマスク110があると、マスク110の裏側に侵入する成膜粒子があるので、Bの領域にも成膜が行われる。しかしながら、領域Bへの成膜速度は、マスク110があるので、領域Aよりも遅い。よって、領域Bに成膜される膜の膜厚は、領域Aより薄くなる。
実際には、マスク110がある影響で、基板107に到達する成膜粒子の密度は、領域Aから領域Bに向かって徐々に低下し、領域Aから領域Bに向かって膜厚が漸次減少した傾斜した図4に示す膜厚分布の光学薄膜120が得られる。なお、実際の光学薄膜は、2層以上の多層膜であり、第1の薄膜、第2の薄膜・・・と積層した積層膜が図4の様な膜厚分布を有する。
図4に示すような膜厚勾配を設けることで、相対的に膜厚が厚いところは相対的に長波長を透過し、相対的に膜厚が薄いところは相対的に短波長を透過する光学特性が得られる。ここで、マスク110の高さ位置(マスク110と基板107との間隔)を変化させると、膜厚勾配が変化する。すなわち、マスク110と基板107との間隔を調整することで、図4に示す光学薄膜120の膜厚勾配を制御できる。具体的には、マスク110と基板107との間隔を大きくすると、光学薄膜120の膜厚勾配はより緩やかなものとなり、マスク110と基板107との間隔を狭くすると、光学薄膜120の膜厚勾配はより急峻になる。
(LVFの一例)
以下、図1のスパッタリング装置100を用いて作製されるLVF(Linear Variable Filter)の一例を示す。図5には、LVF200の概念図が示されている。LVF200は、ガラス基板201を基材とし、その一方の面にBPF(バンドパスフィルタ)特性を有する光学薄膜202が成膜され、他方の面にSPF(ショートパスフィルタ)およびLPF(ロングパスフィルタ)として機能する光学薄膜203が成膜された構造を有している。
光学薄膜201のBPF特性は、図6に示すように目的とするピークとは別に不要なピークを有している。この不要なピークが光学薄膜203の図7のSPFの特性と図8のLPF特性によりカットされるように設定することで、図9に示す単峰特性のBPF特性が得られる。ここで、光学薄膜202の膜厚勾配を変えると、BPF特性のピーク波長の位置が変わる。また、光学薄膜203の膜厚勾配を変えると、SPFおよびLPFの遮断波長の位置が変わる。図5には、光学薄膜202と203の膜厚勾配を調整することで、第1の場所で赤の波長を選択透過、第2の場所で黄の波長を選択透過、第3の場所で緑の波長を選択透過、第4の場所で青の波長を選択透過する光学特性を有するLVFの一例が示されている。
(優位性)
本実施形態では、マスクが基板を保持するキャリアに固定され、またマスクをキャリアから取り外すことが可能であるので、マスクの交換や調整が、マスクが装置側に取り付けられている場合に比較して容易に行える。
また基板とマスクの距離を近づけることができるので、膜厚勾配をより急峻にでき、さらにその制御がより正確に行える。このため、より小型のLVFを製造できる。また、マスクが装置側に取り付けられている場合に比較して、マスク上に堆積する成膜材料の量を減らすことができ、無駄になる材料を抑え、更にマスク上に堆積する成膜材料に起因する不具合を減少させることができる。
本発明によれば、微細なパターンでLVFを作成できるので、多数の画素を有した光学フィルタであって、その画素の一つ一つがLVFの機能を有したものを得ることができる。この光学フィルタは、例えば分光機器やハイパースペクトルカメラに利用できる。また、図1には、スパッタリング装置の例が示されているが、本発明は、蒸着装置に利用することもできる。
(他の例1)
図10には、マスク110の高さ位置(基板107からの距離)を可変できる構造が示されている。この例では、キャリア108に第1のスペーサ131が着脱可能な状態で取り付けられている。スペーサ131には、1または複数のイモネジ(ホーローセット)133が回転自在な状態で取り付けられている。マスク110には、第2のスペーサ132が固定されている。マスク110と第2のスペーサ132には、イモネジ133が貫通する孔が形成されている。この孔の内周には、イモネジ133と噛み合う雌ネジ構造が形成されており、この雌ネジ構造がイモネジ133と噛み合っている。
イモネジ133を回転させると、ネジの作用により、イモネジ133に対して第2のスペーサ132が図10における上下の方向に動く。すなわち、イモネジ133を回すと、第1のスペーサ131に対して、第2のスペーサ132が動き、基板107とマスク110との間の距離が変化する。イモネジ133を回す向きを選択することで、基板107にマスク110を近づける、あるいは遠ざける調整が可能となる。
第2のスペーサ132をイモネジから外すことで、あるいはイモネジ133を第1のスペーサ131から引き抜くことで、マスク110をキャリア108から取り外すことができる。この例によれば、膜厚勾配の調整がより簡単に、そして精密に行える。
(他の例2)
図11には、複数の開口部を有するマスク140の例が示されている。マスク140は、複数の開口部141を有している。マスク140を用いた場合、図12に示すように基板107の開口部141に対応した位置で光学薄膜(図示省略)の膜厚が相対的に厚くなり、開口141がない部分で光学薄膜の膜厚が相対的に薄くなる。また、膜厚が厚い部分と薄い部分の間は、膜厚勾配が形成される。マスク140の高さ位置を変えると、膜厚勾配の状態が変化する。具体的には、マスク140を基板107に近づけると、膜厚勾配は大きくなり、膜厚が厚い部分と薄い部分の差が大きくなる。逆に、マスク140を基板107から遠ざけると、膜厚勾配は小さくなり、膜厚が厚い部分と薄い部分の差が小さくなる。
(他の例3)
図13には、図1とは形式に異なるスパッタリング装置500が示されている。スパッタリング装置500は、内部を減圧状態にすることが可能な容器である筐体501を備えている。筐体501の内部には、円筒形状で回転が可能な基板保持部502が配置されている。基板保持部502は、その外周に複数のキャリア108を保持している。基板保持部502は、後述する電極112に対向する電極としても機能する。キャリア108は、図1の場合と同様に基板107が固定され、またスペーサ109とマスク110が固定されている。この点は、図1の場合と同じである。
筐体501内部のキャリア108(基板107)に対向可能な位置には、1または複数のスパッタリングターゲット106が配置されている。スパッタリングターゲット106のそれぞれは、電極112上に設置されている。各電極112には、高周波電源105から高周波電力が供給される。また、筐体501には、ガス供給系102と、排気ポンプ103を備えたガス排気系104が接続されている。
成膜時には、基板保持部502が回転し、基板107とスパッタリングターゲット106とが対向する位置関係となった際に基板107上にスパッタリングターゲット106を構成する物質の成膜が行われる。
例えば、スパッタリングターゲット106を2種類用意し、上記の基板保持部502を回転させながらの成膜を行うことで、基板107上に第1の薄膜と第2の薄膜を交互に積層されることができる。
基板保持部502が回転しない構成も可能である。この場合、電極112(スパッタリングターゲット106)は、基板107に対応する数が、基板107に対向する位置に設置される。例えば、キャリア108に保持された基板107は4枚であり、この4枚の基板が基板保持部502の外周の等角な位置(円筒形状の基板保持部502を軸方向から見た90°間隔の位置)に配置され、この4枚の基板107に対向する4カ所の位置それぞれにスパッタリングターゲット106とその下の電極112が配置される。
100…スパッタリング装置、101…筐体、102…ガス供給系、103…排気ポンプ、104…ガス排気系、105…高周波電源、106…スパッタリングターゲット、107…基板、108…キャリア、109…スペーサ、110…マスク、111…空間、112…電極、113…電極、120…成膜された光学薄膜、131…第1のスペーサ、132…第2のスペーサ、133…イモネジ(ホーローセット)、140…マスク、142…開口部、200…LVF(Linear Variable Filter)、201…ガラス基板、202…光学薄膜、203…光学薄膜、500…スパッタリング装置、501…筐体、502…基板保持部。

Claims (5)

  1. 基板に光学薄膜を成膜する成膜装置であって、
    前記基板を保持するキャリアと、
    前記キャリアに固定され、前記基板との間に前記光学薄膜を構成する粒子が侵入可能な空間を有した状態で前記基板の一部を覆うマスクと
    を備えることを特徴とする成膜装置。
  2. 前記マスクが前記キャリアに対して着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の成膜装置。
  3. 前記マスクと前記基板との間の距離が可変可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の成膜装置。
  4. 前記基板の前記マスクで覆われた部分に前記光学薄膜の成膜が行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の成膜装置。
  5. 前記マスクと前記基板の間隔がスペーサによって確保されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の成膜装置。
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