JP2017220917A - 制御装置、及び、制御方法 - Google Patents

制御装置、及び、制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】拡張性を有する制御装置を提供する。【解決手段】制御装置10は、制御指示と無関係に通信部11に制御信号を送信させることにより、機器を制御する第1モードの動作を行う制御部12を備える。制御部12は、通信部11と通信可能な上位制御装置が検出された場合、第1モードの動作を第2モードの動作に切り替え、第2モードの動作において、通信部11が受信する制御指示に基づいて通信部11に制御信号を送信させることにより、機器を制御する。【選択図】図5

Description

本発明は、機器制御システムに用いられる制御装置及び制御方法に関する。
従来、ユーザがスマートフォンなどの情報端末をゲートウェイに接続することにより、情報端末を通じてゲートウェイに接続された電気機器を制御することができる機器制御システムが知られている。このような機器制御システムの一例として、特許文献1には、ゲートウェイの設定変更が容易なネットワーク家電制御システムが開示されている。
特開2010−098374号公報
ところで、機器制御システムにおいては、機器制御システムの導入後に新たな制御装置が追加される場合がある。このような場合、導入済みの制御装置は、新たな制御装置と容易に連携できるように、拡張性を有するほうがよい。
本発明は、拡張性を有する制御装置及び制御方法を提供する。
本発明の一態様に係る制御装置は、制御装置であって、施設に設置された機器と通信を行う第1通信部と、前記制御装置に制御指示を送信可能な制御指示装置と通信を行うための第2通信部と、前記制御指示と無関係に前記第1通信部に制御信号を送信させることにより、前記機器を制御する第1モードの動作を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記第2通信部と通信可能な前記制御指示装置が検出された場合、前記第1モードの動作を第2モードの動作に切り替え、前記第2モードの動作において、前記第2通信部が受信する前記制御指示に基づいて前記第1通信部に前記制御信号を送信させることにより、前記機器を制御する。
本発明の一態様に係る制御方法は、制御装置が実行する、施設に設置された機器の制御方法であって、前記制御装置は、前記制御装置に制御指示を送信可能な制御指示装置と通信可能であり、前記制御方法は、前記制御指示と無関係に制御信号を送信することにより、前記機器を制御する第1モードの動作を行い、前記制御装置と通信可能な前記制御指示装置が検出された場合、前記第1モードの動作を第2モードの動作に切り替え、前記第2モードの動作において、受信される前記制御指示に基づいて前記制御信号を送信することにより、前記機器を制御する。
本発明の一態様に係るプログラムは、上記制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、拡張性を有する制御装置及び制御方法が実現される。
図1は、実施の形態に係る機器制御システムの概要を示す図である。 図2は、実施の形態に係る制御装置の斜視図である。 図3は、実施の形態に係る制御装置の正面図である。 図4は、空調装置を制御するための画像の一例を示す図である。 図5は、実施の形態に係る機器制御システムの構成を示すブロック図である。 図6は、実施の形態に係る制御装置の動作例1のフローチャートである。 図7は、実施の形態に係る制御装置の動作例2のフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[機器制御システムの構成]
まず、実施の形態に係る機器制御システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る機器制御システムの概要を示す図である。図1に示されるように、機器制御システム100は、施設101に設けられ、施設101内に設置された機器を制御するためのシステムである。施設101は、例えば、戸建住宅である。施設101内には、壁及び扉などで仕切られた複数の部屋が含まれる。複数の部屋は、具体的には、部屋102、部屋102a、及び、部屋102bである。
機器制御システム100においては、部屋ごとに制御装置が設置されている。部屋102には、制御装置10が設置され、部屋102aには、制御装置10aが設置され、部屋102bには、制御装置10bが設置されている。以下、主として制御装置10について説明が行われるが、制御装置10a及び制御装置10bについても同様の構成である。
制御装置10は、ユーザが部屋102内に設置された照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40を制御するためのコントローラである。また、制御装置10は、いわゆる壁スイッチ(壁スイッチ装置)としても機能する。図2は、制御装置10の斜視図である。図3は、制御装置10の正面図である。
図2に示されるように、制御装置10は、部屋102の壁面103に設置される。制御装置10は、壁面103に埋め込まれたスイッチボックス104に筐体18の少なくとも一部が収容された状態で、壁面103に設置される。制御装置10の取り付け方法は、汎用の壁スイッチとほぼ同様であり、スイッチボックス104も壁スイッチ用のものが使用できる。
図3に示されるように、制御装置10は、いわゆるGUI(Graphical User Interface)として機能し、制御装置10の表示部16には、例えば、アイコン(ボタン)を含む画像が表示される。ユーザは、表示部16(タッチパネル)のアイコンの部分をタップ操作することにより、照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40の各機器への電力供給をオン及びオフすることができる。
なお、制御装置10の表示部16には、上記各機器の詳細な制御を行うための画像も表示される。図4は、空調装置30を制御するための画像の一例を示す図である。図4に示される画像によれば、ユーザは、空調装置30の運転モードの切り替え及び設定温度の変更を行うことができる。図3に示される画像から図4に示される画像へは、例えば、表示部16(タッチパネル15)へのスワイプ操作によって遷移する。なお、図示されないが、表示部16には、照明装置20の調光制御及び調色制御、並びに、換気装置40の風量制御などを行うための画像が表示されてもよい。
ここで、制御装置10、制御装置10a、及び、制御装置10bが既に設置された機器制御システム100に、上位制御装置50が新たに導入される場合が考えられる。このような場合、工事などを最小限に抑えて上位制御装置50を容易に導入できるほうがよい。機器制御システム100においては、上位制御装置50が後から追加されることが考慮されていることが特徴である。以下、機器制御システム100の詳細について説明する。図5は、実施の形態に係る機器制御システムの構成を示すブロック図である。
図5に示されるように、機器制御システム100は、具体的には、制御装置10と、制御装置10aと、制御装置10bと、照明装置20と、照明装置20aと、照明装置20bと、空調装置30と、空調装置30aと、空調装置30bとを備える。また、機器制御システム100は、換気装置40と、換気装置40aと、換気装置40bと、上位制御装置50と、情報端末60と、室外機80とを備える。また、図5では、外部電源として電力系統70も図示されている。以下、機器制御システム100を構成する各構成要素について主として図1及び図5を参照しながら説明する。
[制御装置]
上述のように、制御装置は、例えば、1つの部屋に対して1つ設置され、ユーザが当該部屋内に設置された機器を制御するためのコントローラである。制御装置は、少なくとも1つの機器を制御できればよいが、機能が異なる複数種類の機器を制御してもよい。また、機器制御システム100は、少なくとも1つ制御装置を備えればよい。
実施の形態では、部屋102に設置された制御装置10は、照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40を制御する。言い換えれば、照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40は、制御装置10の制御対象機器である。同様に、部屋102aに設置された制御装置10aは、照明装置20a、空調装置30a、及び、換気装置40aを制御する。照明装置20a、空調装置30a、及び、換気装置40aは、制御装置10aの制御対象機器である。部屋102bに設置された制御装置10bは、照明装置20b、空調装置30b、及び、換気装置40bを制御する。言い換えれば、照明装置20b、空調装置30b、及び、換気装置40bは、制御装置10bの制御対象機器である。
以下、制御装置10の詳細な構成について説明する。なお、制御装置10a及び制御装置10bについては制御装置10と同様の構成であるため、詳細な説明については省略される。
制御装置10は、具体的には、通信部11と、制御部12と、記憶部13と、電源部14と、タッチパネル15と、表示部16と、スイッチ部17とを備える。また、図2に示されるように、制御装置10は、筐体18を備える。
通信部11は、第1通信部の一例であって、施設101に設置された機器と無線通信を行う。通信部11は、具体的には、制御部12の制御に基づいて、照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40に制御信号を無線送信する。通信部11は、具体的には、無線通信用の通信モジュール(通信回路)である。
なお、制御装置10は、基本的には、他の制御装置(制御装置10a及び制御装置10b)とは無線通信を行わないが、他の制御装置と無線通信を行ってもよい。また、制御装置10は、施設101内の小規模なネットワークを用いて無線通信を行う。このため、制御装置10は、基本的には、インターネットには接続不可能であるが、ルータ等を介してインターネットに接続可能であってもよい。
また、通信部11は、第2通信部の一例であって、上位制御装置50と無線通信を行うことができる。上位制御装置50は、制御装置10に照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40を制御させるために、制御装置10に制御指示を送信する。
また、通信部11は、第3通信部の一例であって、施設101に関連する環境情報を環境計測装置から無線通信によって受信する。環境計測装置は、例えば、空調装置30が有する温湿度計測装置31であり、環境情報は、温湿度計測装置31によって計測される温度情報及び湿度情報である。つまり、通信部11は、温湿度計測装置31から温度情報及び湿度情報を受信する。
なお、環境計測装置は、例えば、室外機80(図1にて図示)であり、環境情報は、室外機80が計測する施設101の周辺の外気温を示す外気温情報であってもよい。つまり、通信部11は、室外機80から外気温情報を受信してもよい。この場合、室外機80は、通信部11と無線通信を行うための通信モジュール(通信回路)を有する。
また、環境計測装置は、空調装置30及び室外機80のいずれの装置とも別体の温湿度計測装置から温度情報、湿度情報、及び外気温情報を受信してもよい。この場合、別体の温湿度計測装置は、通信部11と無線通信を行うための通信モジュール(通信回路)を有する。
制御部12は、通信部11に制御信号を無線送信させることにより、照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40の制御を行う。また、制御部12は、タッチパネル15への操作に基づいて、スイッチ部17を制御する。つまり、制御部12は、照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40への電力供給のオン及びオフを制御する。また、制御部12は、表示部16に画像を表示させる。制御部12は、具体的には、プロセッサ、マイクロコンピュータ、または専用回路によって実現される。制御部12の具体的な動作については後述される。
記憶部13は、制御部12が実行する制御プログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部13は、具体的には、半導体メモリなどによって実現される。
電源部14は、電力系統70から供給される交流電力を、制御装置10の動作に適した直流電力に変換して制御装置10が備える各構成要素に供給する。電源部14は、具体的には、AC/DCコンバータまたはDC/DCコンバータなどを含む電源回路である。
タッチパネル15は、ユーザに操作される検知デバイスである。タッチパネル15は、静電容量方式のタッチパネルであってもよいし、抵抗膜方式などその他の方式のタッチパネルであってもよい。
表示部16は、制御部12の制御に基づいて、ユーザが照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40を制御するための画像を表示する。表示部16が表示する画像は、図3及び図4に例示される。表示部16は、具体的には、液晶パネル、または、有機ELパネルなどによって実現される。
スイッチ部17は、タッチパネル15への操作に基づいて、照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40のそれぞれに対する電力系統70からの電力供給をオン及びオフする。つまり、スイッチ部17は、照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40の主電源をオフする。スイッチ部17は、具体的には、タッチパネル15への操作に基づいて制御部12によって制御される。スイッチ部17は、制御部12が無線通信を行うことなく直接制御するスイッチ素子を、照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40に対応して3つ有する。
スイッチ素子は、電力系統70から各機器までの電力線上に位置し、電力系統70と各機器との電気的な接続をオン及びオフする。スイッチ素子は、リレー素子などの電気接点を構造的に開閉する素子であってもよいし、パワートランジスタなどの半導体スイッチング素子であってもよい。なお、スイッチ部17は、少なくとも1つスイッチ素子を備えればよい。つまり、スイッチ部17は、少なくとも1つの機器への電力供給を直接的にオン及びオフできればよい。
なお、通信部11、制御部12、タッチパネル15、表示部16、及び、スイッチ部17は、筐体18(図2に図示)に収容される。筐体18は、例えば、樹脂によって形成されるが、一部または全部が金属によって形成されてもよい。上述のように、筐体18は、少なくとも一部が施設101の壁面103に埋め込まれる。
[照明装置]
照明装置20、照明装置20a、及び、照明装置20bは、施設101内の複数の部屋のそれぞれに設置される。照明装置20は、部屋102に設置され、照明装置20aは、部屋102aに設置され、照明装置20bは、部屋102bに設置される。以下、照明装置20の詳細な構成について説明する。なお、照明装置20a及び照明装置20bについては照明装置20と同様の構成であるため、詳細な説明については省略される。
照明装置20は、施設101に設置された機器の一例であり、室内を照明するいわゆるシーリングライトである。照明装置20の具体的態様は、特に限定されず、ダウンライト、ペンダントライト、スポットライト、または、ブラケットライト等であってもよい。
照明装置20は、具体的には、LED(Light Emitting Diode)を光源として備える。照明装置20は、蛍光管、半導体レーザ等の半導体発光素子、または、有機EL(Electro Luminescence)もしくは無機EL等の固体発光素子を光源として備えてもよい。
また、図示されないが、照明装置20は、制御装置10と無線通信を行うための通信モジュール(通信回路)を備え、制御装置10が備える通信部11によって送信される制御信号を受信する。つまり、照明装置20は、制御装置10から受信した制御信号に基づいて発光または消灯することができる。例えば、制御信号において調光率(調光比)が指定されている場合、照明装置20は、指定された調光率で発光する。また、制御信号において色温度が指定されている場合、照明装置20は、指定された色温度で発光する。また、電力系統70から照明装置20への電力供給のオン及びオフ(点灯及び消灯)は、スイッチ部17によって制御される。
[空調装置]
空調装置30、空調装置30a、及び、空調装置30bは、施設101内の複数の部屋のそれぞれに設置される。空調装置30は、部屋102に設置され、空調装置30aは、部屋102aに設置され、空調装置30bは、部屋102bに設置される。以下、空調装置30の詳細な構成について説明する。なお、空調装置30a及び空調装置30bについては空調装置30と同様の構成であるため、詳細な説明については省略される。
空調装置30は、施設101に設置された機器の一例であり、一般家庭用の空調装置である。空調装置30は、熱交換器(図示せず)などを有することにより、空調装置30から送出される風の温度の調整が可能な空調装置である。つまり、空調装置30は、送風機能及び冷暖房機能を有する。空調装置30は、一般家庭用の空調装置に限定されず、産業用の空調装置であってもよい。
空調装置30は、温湿度計測装置31を備える。温湿度計測装置31は、部屋102の温度及び湿度を計測し、計測した温度(室温)を示す温度情報、及び、計測した湿度を示す湿度情報を出力する。温湿度計測装置31は、温度を計測するための素子として、サーミスタまたは熱電対等を有し、湿度を計測するための素子として、高分子抵抗式の湿度センサ、または、高分子容量式の湿度センサなどを有する。なお、施設101内の温度及び湿度の計測には、空調装置30とは別体の温湿度計測装置31が用いられてもよい。
また、図示されないが、空調装置30は、制御装置10と無線通信を行うための通信モジュール(通信回路)を有し、制御装置10が備える通信部11によって送信される制御信号を受信する。つまり、空調装置30は、制御装置10から受信した制御信号に基づいて、運転モードの切り替え、及び、設定温度の変更を行うことができる。
また、空調装置30は、温湿度計測装置31によって出力される温度情報及び湿度情報を制御装置10が備える通信部11に送信する。
電力系統70から空調装置30への電力供給のオン及びオフは、スイッチ部17によって制御される。
[換気装置]
換気装置40、換気装置40a、及び、換気装置40bは、施設101内の複数の部屋のそれぞれに設置される。換気装置40は、部屋102に設置され、換気装置40aは、部屋102aに設置され、換気装置40bは、部屋102bに設置される。以下、換気装置40の詳細な構成について説明する。なお、換気装置40a及び換気装置40bについては換気装置40と同様の構成であるため、詳細な説明については省略される。
換気装置40は、施設101に設置された機器の一例であり、部屋102に設置され、部屋102(室内)と施設101外(屋外)との間で換気を行う。換気装置40は、いわゆる換気扇であり、ファンの回転により部屋102内の空気を施設101の外に排気する。換気装置40は、基本的には、施設101外の空気を部屋102内に取り込む(吸気する)ことはできない。また、換気装置40は、排気量(風量)を変更することができる。
なお、空調装置30と異なり、換気装置40は、施設101外に排気される空気の温度の調整機能を有しない。つまり、換気装置40は、送風機能を有するが、冷房機能及び暖房機能は有しない。
また、図示されないが、換気装置40は、制御装置10と無線通信を行うための通信モジュール(通信回路)を有し、制御装置10が備える通信部11によって送信される制御信号を受信する。つまり、換気装置40は、制御装置10から受信した制御信号に基づいて、風量を変更することができる。
電力系統70から換気装置40への電力供給のオン及びオフは、スイッチ部17によって制御される。
[上位制御装置]
上位制御装置50は、制御指示装置の一例であって、施設101に設置された機器を制御するために複数の制御装置(制御装置10、制御装置10a、及び制御装置10b)に制御指示を送信する統合コントローラである。上位制御装置50は、例えば、1つの施設101に対して1つ設置され、施設101内の複数の制御装置に制御指示を送信する。上位制御装置50は、部屋102に設置されているが、上位制御装置50は、他の部屋に設置されてもよい。上位制御装置50は、施設101外に設置されてもよい。
上位制御装置50は、具体的には、複数の制御装置とは別に施設101に設置されるホームゲートウェイであるが、HEMS(Home Energy Management System)コントローラであってもよい。上位制御装置50は、施設101の外に設置されたサーバ装置(クラウドサーバ)であってもよい。
上位制御装置50は、ホームゲートウェイ及びサーバ装置の2つの装置によって実現されてもよい。つまり、上位制御装置50の機能がホームゲートウェイ及びサーバ装置に分担されてもよい。また、施設101内の複数の制御装置のうちの1つが、上位制御装置50とされてもよい。
上位制御装置50は、例えば、複数の制御装置に一括して制御指示を送信することができる。これにより、制御装置10の制御対象機器、制御装置10aの制御対象機器、及び、制御装置10bの制御対象機器を一括して制御することができる。なお、上位制御装置50は、複数の制御装置に個別に制御指示を送信してもよい。
上位制御装置50は、具体的には、通信部51と、制御部52と、記憶部53と、電源部54とを備える。なお、上位制御装置50は、ユーザインターフェースを有しないため、例えば、情報端末60がユーザインターフェースとして使用される。上位制御装置50のユーザインターフェースとして、制御装置10、制御装置10a、または制御装置10bが使用されてもよい。上位制御装置50は、ユーザインターフェースを有してもよく、この場合、情報端末60は省略できる。
通信部51は、制御装置10、制御装置10a、制御装置10b、及び、情報端末60と無線通信を行う。通信部51は、具体的には、無線通信用の通信モジュール(通信回路)である。
通信部51は、例えば、制御指示を複数の制御装置に個別にまたは一括して送信する。また、通信部51は、情報端末60が備える通信部61からユーザ指示を受信する。ユーザ指示は、ユーザによって、情報端末60のタッチパネル63に入力される。
制御部52は、通信部51が受信したユーザ指示に基づいて制御指示を生成し、生成した制御指示を通信部51に送信させる。制御部52は、具体的には、プロセッサ、マイクロコンピュータ、または専用回路によって実現される。
記憶部53は、制御部52が実行する制御プログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部53は、具体的には、半導体メモリなどによって実現される。
電源部54は、電力系統70から供給される交流電力を、上位制御装置50の動作に適した直流電力に変換し上位制御装置50が備える各構成要素に供給する。電源部54は、具体的には、AC/DCコンバータまたはDC/DCコンバータなどを含む電源回路である。なお、電源部54は、ACアダプタとして実現されてもよい。
[情報端末]
情報端末60は、上位制御装置50のユーザインターフェースとして使用される。情報端末60は、具体的には、例えば、スマートフォンまたはタブレット端末であるが、パーソナルコンピュータ等であってもよい。情報端末60は、通信部61と、制御部62と、タッチパネル63と、表示部64とを備える。
表示部64は、制御部62の制御に基づいて、ユーザがタッチパネル63に入力を行うための画像を表示する。表示部64は、具体的には、液晶パネル、または、有機ELパネルなどによって実現される。
タッチパネル63は、ユーザの入力を受け付ける。タッチパネル63は、静電容量方式のタッチパネルであってもよいし、抵抗膜方式などその他の方式のタッチパネルであってもよい。なお、情報端末60がパーソナルコンピュータである場合、情報端末60は、タッチパネルに代えてキーボード及びマウスなどを備える。
制御部62は、表示部64に画像を表示させる制御を行う。また、制御部62は、タッチパネル63が受け付けた入力に基づいてユーザ指示を生成し、生成したユーザ指示を通信部61に送信させる。制御部62は、具体的には、プロセッサ、マイクロコンピュータ、または専用回路によって実現される。
通信部61は、上位制御装置50が備える通信部51にユーザ指示を送信する。通信部61は、具体的には、無線通信用の通信モジュール(通信回路)である。
[動作例1]
次に、制御装置10の動作例1について説明する。図6は、制御装置10の動作例1のフローチャートである。動作例1では、制御装置10は、制御対象機器(照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40)と既にペアリングされ、制御対象機器と無線通信が可能となっているものとする。なお、動作例1では、制御装置10の動作が説明されるが、制御装置10a及び制御装置10bも制御装置10と同様の動作を行うことができる。
動作例1では、上位制御装置50は、当初は機器制御システム100に参入していない。このとき、制御装置10は、第1モードの動作を行う(S11)。
第1モードの動作において、制御装置10の制御部12は、上位制御装置50が送信する制御指示と無関係に通信部11に制御信号を送信させることにより、機器を制御する。制御部12は、具体的には、タッチパネル15への操作に基づいて、通信部11に制御信号を送信させる。ユーザは、例えば、表示部16に表示される図4に示されるような画像を通じて、空調装置30を制御することができる。
また、第1モードの動作において、制御部12は、タッチパネル15への操作に基づいてスイッチ部17を制御することにより、機器への電力供給をオン及びオフする。ユーザは、例えば、表示部16に表示される図3に示されるような画像を通じて、機器の主電源をオン及びオフすることができる。
次に、制御部12は、通信部11と通信可能な上位制御装置50の検出を行う(S12)。言い換えれば、制御部12は、上位制御装置50が機器制御システム100(無線通信のネットワーク)に参入したか否か(通信部11が上位制御装置50と通信可能となったか否か)を検出する。
制御部12は、例えば、ペアリング処理の要求を通信部11に送信させ、送信した要求に対して応答があった場合に、応答を行った装置とペアリング処理を行う。ここで、応答を行った装置が上位制御装置50である場合には、制御部12は、ペアリング処理の完了により、上位制御装置50が検出されたと判断する。
なお、応答を行った装置が上位制御装置50であるか否かは、例えば、ペアリング処理において応答を行った装置から送信されるIDが所定のIDであるか否かによって判断される。しかしながら、ペアリング処理または別の処理において、応答を行った装置が、自身が上位制御装置50であることを制御装置10に通知してもよく、応答を行った装置が上位制御装置50であるか否かの判断方法は、特に限定されない。
なお、ペアリング処理の要求は、定期的に送信されてもよいし、ユーザのタッチパネル15への操作に基づいて送信されてもよい。また、ペアリング処理の要求は、制御装置10ではなく上位制御装置50によって送信されてもよい。
制御部12は、上位制御装置50が検出されるまでは(S12でNo)、第1モードの動作を継続する(S11)。一方、制御部12は、第1モードの動作中に、上位制御装置50が検出された場合、第1モードの動作を第2モードの動作に切り替える(S13)。
第2モードの動作において、制御部12は、通信部11が受信する制御指示に基づいて通信部11に制御信号を送信させることにより、機器を制御する。言い換えれば、制御部12は、制御指示によって指示される制御内容と同一の制御内容の制御信号を通信部11に送信させる。第2モードの動作においては、機器の制御権限が上位制御装置50に与えられ、制御装置10は、制御指示の中継器として機能する。
第2モードの動作によれば、ユーザは、情報端末60を操作することにより、照明装置20、空調装置30、及び、換気装置40を制御することができる。また、第2モードの動作によれば、ユーザは、情報端末60を操作することにより、制御装置10の制御対象機器、制御装置10aの制御対象機器、及び、制御装置10bの制御対象機器を一括して制御することができる。具体的には、ユーザは、情報端末60を操作することにより、各部屋へ行くことなく施設101内の制御対象機器を一括して電源オフすることができる。また、第2モードの動作によれば、ユーザは、上位制御装置50及び複数の制御装置の連携(連動)が容易となる。
第2モードの動作中には、制御装置10、制御装置10a、及び制御装置10bの各表示部16に、施設101内の全ての機器を制御するためのアイコン(ボタン)が表示されてもよい。この場合、例えば、制御装置10に対して制御装置10aの制御対象機器を制御するための操作が行われると、制御装置10は、上位制御装置50に通知を行い、上位制御装置50は、当該通知に基づいて制御装置10aに制御指示を送信する。制御装置10aは、制御指示に基づいて上記制御対象機器に制御信号を送信する。これにより、ユーザは、制御装置10へ操作を行うことにより、制御装置10aの制御対象機器を制御することができる。
なお、施設101内の全ての機器を制御するためのアイコンは、制御装置10、制御装置10a、及び制御装置10bのうち特定の制御装置の表示部16にのみ表示されてもよい。例えば、ユーザの外出に際して使用される、施設101内の全ての機器をオフするためのアイコンは、施設101内の全ての制御装置の表示部16に表示される必要はない。施設101内の全ての機器をオフするためのアイコンは、例えば、玄関または玄関に最も近い位置に配置された制御装置の表示部16に表示されるとよい。
このように、第2モードの動作において、ユーザは、第1モードの動作と同様に、制御装置10のタッチパネル15を操作することによって無線通信により機器を制御することも可能である。しかしながら、第2モードの動作においては、タッチパネル15への操作は無効とされてもよい。つまり、制御部12は、第2モードの動作において、制御指示と無関係に通信部11に制御信号を送信させることを禁止し、制御指示の中継器としてのみ動作してもよい。言い換えれば、制御部12は、第2モードの動作においては自発的に制御信号を送信することは行わなくてもよい。
これにより、制御権限を有する装置が一元化される。制御権限を有する装置が複数あると、制御の優先度を設定する必要が生じる場合がある。また、一のユーザが一の制御装置を操作することにより、他の制御装置を操作している他のユーザの意図しない制御が行われるような事態も発生し得る。制御権限を有する装置が一元化されれば、このような事態の発生が抑制される。
また、第2モードの動作においても、ユーザは、第1モードの動作と同様に、制御部12は、タッチパネルへ15の操作に基づいて、スイッチ部17を制御する。しかしながら、第2モードの動作において、制御部12は、タッチパネルへ15の操作に基づいて、スイッチ部17を制御することを禁止してもよい。具体的には、第2モードの動作において、スイッチ部17は、制御部12により、機器への電力供給を維持した状態(電力供給がオンされた状態)で固定されてもよい。
これにより、制御対象機器の主電源がオフされることにより、上位制御装置50によって制御対象機器を制御することが不能となることが抑制される。
以上、制御装置10の動作例1について説明した。動作例1に示されるように、制御装置10は、拡張性を有し、上位制御装置50が機器制御システム100に参入すると、上位制御装置50が送信する制御指示に基づいて動作することができる。
なお、制御装置10は、第2モードの動作中に、上位制御装置50が機器制御システム100(無線通信のネットワーク)から離脱したことを検出すると、第2モードの動作を第1モードの動作に切り換える。
[動作例2]
制御装置10は、施設101に関連する環境情報に基づいて機器を制御してもよい。以下、制御装置10の動作例2について説明する。図7は、制御装置10の動作例2のフローチャートである。なお、動作例2では、制御装置10の動作が説明されるが、制御装置10a及び制御装置10bも制御装置10と同様の動作を行うことができる。
まず、通信部11は、環境情報として部屋102内の温度情報を受信する(S21)。通信部11は、具体的には、空調装置30が備える温湿度計測装置31から温度情報を受信する。
次に、制御部12は、通信部11が受信する温度情報に基づいて通信部11に制御信号を送信させることにより、空調装置30を制御する(S22)。具体的には、制御部12は、受信された温度情報が示す温度を設定温度に近づけるための制御信号を通信部11に送信させる。
このように、制御装置10は、環境情報に基づいて施設101に設置された機器(例えば、空調装置30)を制御することができる。
なお、通信部11は、複数種類の環境情報を受信してもよい。例えば、通信部11は、温度情報、湿度情報、及び、外気温情報のうちの2つ以上を受信してもよい。この場合、制御部12は、受信された複数種類の環境情報に基づいて通信部11に制御信号を送信させる。
また、ステップS22において制御される機器は、空調装置30に限定されない。ステップS22においては、照明装置20または換気装置40が制御されてもよい。ステップS22においては、複数の機器が制御されてもよい。
また、第2モードの動作中においては、上位制御装置50が施設101に関連する環境情報に基づいて機器を制御してもよい。この場合、制御装置10の通信部11は、環境情報を受信し、かつ、受信した環境情報を上位制御装置に送信する。上位制御装置50は、受信した環境情報に基づいて制御指示を送信する。
[効果等]
以上説明したように、制御装置10は、施設101に設置された機器と通信を行い、かつ、制御装置10に制御指示を送信可能な上位制御装置50と通信を行うための通信部11と、制御指示と無関係に通信部11に制御信号を送信させることにより、機器を制御する第1モードの動作を行う制御部12とを備える。制御部12は、通信部11と通信可能な上位制御装置が検出された場合、第1モードの動作を第2モードの動作に切り替え、第2モードの動作において、通信部11が受信する制御指示に基づいて通信部11に制御信号を送信させることにより、機器を制御する。通信部11は、第1通信部及び第2通信部の一例であり、上位制御装置50は、制御指示装置の一例である。
これにより、上位制御装置50が機器制御システム100に参入すると、制御装置10は、上位制御装置50が送信する制御指示に基づいて動作することができる。つまり、拡張性を有する制御装置10が実現される。
また、通信部11は、さらに、施設101に関連する環境情報を環境計測装置から受信してもよい。制御部12は、さらに、通信部11が受信する環境情報に基づいて通信部11に制御信号を送信させることにより、機器を制御してもよい。通信部11は、第3通信部の一例である。
これにより、制御装置10は、環境情報に基づいて施設101に設置された機器を制御することができる。
また、制御装置10は、施設101の壁面に設置されてもよい。制御装置10は、さらに、ユーザに操作されるタッチパネル15と、タッチパネル15に対向配置され、画像を表示する表示部16と、タッチパネル15への操作に基づいて、機器への電力供給をオン及びオフするスイッチ部17とを備えてもよい。
これにより、制御装置10は、いわゆる壁スイッチとしても動作することができる。
また、制御部12は、第2モードの動作において、制御指示と無関係に通信部11に制御信号を送信させることを禁止してもよい。
これにより、制御権限を有する装置が一元化され、制御権限を有する装置が複数あることにより生じる事態の発生が抑制される。
また、上位制御装置50は、制御装置10を含む複数の制御装置に制御指示を送信可能であってもよい。
これにより、上位制御装置50は、複数の制御装置に一括して制御指示を行うことができる。
また、通信部11は、機器と無線通信を行い、かつ、上位制御装置50と無線通信を行ってもよい。
これにより、制御装置10は、無線通信によって機器に制御信号を送信することができる。また、制御装置10は、無線通信によって上位制御装置50から制御指示を受信することができる。
また、制御装置10が実行する、施設101に設置された機器の制御方法は、制御指示と無関係に制御信号を送信することにより、機器を制御する第1モードの動作を行う。上記制御方法は、制御装置10と通信可能な上位制御装置50が検出された場合、第1モードの動作を第2モードの動作に切り替え、第2モードの動作において、受信される制御指示に基づいて制御信号を送信することにより、機器を制御する。上位制御装置50は、制御指示装置の一例である。
これにより、上位制御装置50が機器制御システム100に参入すると、制御装置10は、上位制御装置50が送信する制御指示に基づいて動作することができる。つまり、拡張性を有する制御装置10が実現される。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態で説明された制御装置の構成は、一例である。例えば、制御装置は、壁スイッチとして機能するための構成要素(スイッチ部等)を備えないコントローラであってもよい。また、制御装置は、施設の外に設置されてもよい。
また、上記実施の形態で説明された機器制御システムは、さらに、上位制御装置を制御対象としたサーバ装置等を備えてもよい。この場合、サーバ装置は、上位制御装置よりも上位の装置である。このような機器制御システムにおいては、下位の装置から順に当該装置を制御対象とする上位の装置の検出が行われ、各装置は、検出結果に応じて動作モードを切り替えてもよい。
上記実施の形態で説明した装置間の通信方法は、一例である。装置間の通信方法については特に限定されるものではない。装置間では、例えば、特定小電力無線、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、または、Wi−Fi(登録商標)などの通信規格を用いた無線通信が行われる。なお、無線通信は、具体的には、電波通信、または、赤外線通信などである。
また、装置間においては、無線通信に代えて、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)または有線LANを用いた通信など、有線通信が行われてもよい。
また、例えば、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態における構成要素の装置への振り分けは、一例である。例えば、また、上位制御装置と情報端末とが1つの装置とされてもよい。つまり、情報端末が有する各構成要素を上位制御装置が有してもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明は、制御装置が実行する機器の制御方法として実現されてもよいし、上記制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。また、本発明は、上記実施の形態の制御装置と同様の動作モードの切り替えを行う上位制御装置として実現されてもよい。
また、上記実施の形態において説明された制御装置の動作における複数の処理の順序は一例である。複数の処理の順序は、変更されてもよいし、複数の処理は、並行して実行されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、10a、10b 制御装置
11 通信部(第1通信部、第2通信部、第3通信部)
12 制御部
15 タッチパネル
16 表示部
17 スイッチ部
50 上位制御装置(制御指示装置)
101 施設

Claims (8)

  1. 制御装置であって、
    施設に設置された機器と通信を行う第1通信部と、
    前記制御装置に制御指示を送信可能な制御指示装置と通信を行うための第2通信部と、
    前記制御指示と無関係に前記第1通信部に制御信号を送信させることにより、前記機器を制御する第1モードの動作を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記第2通信部と通信可能な前記制御指示装置が検出された場合、前記第1モードの動作を第2モードの動作に切り替え、
    前記第2モードの動作において、前記第2通信部が受信する前記制御指示に基づいて前記第1通信部に前記制御信号を送信させることにより、前記機器を制御する
    制御装置。
  2. 前記制御装置は、さらに、前記施設に関連する環境情報を環境計測装置から受信する第3通信部を備え、
    前記制御部は、さらに、前記第3通信部が受信する前記環境情報に基づいて前記第1通信部に前記制御信号を送信させることにより、前記機器を制御する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御装置は、前記施設の壁面に設置され、
    さらに、
    ユーザに操作されるタッチパネルと、
    前記タッチパネルに対向配置され、画像を表示する表示部と、
    前記タッチパネルへの操作に基づいて、前記機器への電力供給をオン及びオフするスイッチ部とを備える
    請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記第2モードの動作において、前記制御指示と無関係に前記第1通信部に前記制御信号を送信させることを禁止する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記制御指示装置は、前記制御装置を含む複数の制御装置に前記制御指示を送信可能である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記第1通信部は、前記機器と無線通信を行い、
    前記第2通信部は、前記制御指示装置と無線通信を行う
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 制御装置が実行する、施設に設置された機器の制御方法であって、
    前記制御装置は、前記制御装置に制御指示を送信可能な制御指示装置と通信可能であり、
    前記制御方法は、
    前記制御指示と無関係に制御信号を送信することにより、前記機器を制御する第1モードの動作を行い、
    前記制御装置と通信可能な前記制御指示装置が検出された場合、前記第1モードの動作を第2モードの動作に切り替え、
    前記第2モードの動作において、受信される前記制御指示に基づいて前記制御信号を送信することにより、前記機器を制御する
    制御方法。
  8. 請求項7に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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