JP2017220136A - 自動取引装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動取引装置が、シャッタが設けられた入出金部と、前記入出金部内に存在する物を検知する第1のセンサと、前記入出金部内に投入された硬貨を1枚毎に繰出す繰出部と、搬送された硬貨を鑑別する鑑別部と、を備え、顧客への硬貨の引渡し時であって、前記シャッタの開放後に所定の時間経過しても前記第1のセンサが物の存在を検知している場合は、前記入出金部の物を前記繰出部に搬送し、前記繰出部から搬送された物を、前記鑑別部で硬貨と鑑別したときは、受取タイムアウトを報知し、前記繰出部から最初に搬送されてくるべき物が搬送されてこなかったときは、正常終了する。
【選択図】 図9
Description
本実施例の自動取引装置としての現金自動預払機1は、銀行等の金融機関の支店やコンビニエンスストア等の店舗に設置され、金融機関のセンタに設置された図示しないホストコンピュータと接続して、顧客との間での現金を用いた取引処理を自動で行う機能等を有しており、図1、図2に示す構成を備えている。
記憶部3は、制御部2が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび制御部2による処理結果等が格納される。
硬貨記憶部10は、硬貨制御部9が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび硬貨制御部9による処理結果等が格納される。
繰出部13は、入出金部11の下方に設けられ、入金時等に入出金口11aから搬送された硬貨等を受入れ、これを1枚毎に分離して繰出す分離繰出機構を有している。
取込ボックス19は、硬貨入出金機8の下部に着脱可能に装着され、顧客が取忘れた硬貨等を収納するための収納部である。
金融機関の店舗の係員が、始業時等に現金自動預払機1へ電源を投入すると、現金自動預払機1が自動的に起動され、現金自動預払機1の制御部2は、操作表示部4の表示画面に、出金取引のための「お引き出し」ボタン、入金取引のための「お預け入れ」ボタン等の各種の取引選択ボタンが表示した取引選択画面を表示して待機する。
表示操作部4の入力手段により顧客の選択した取引を出金取引と鑑別した制御部2は、操作表示部4の表示画面に取引カード挿入依頼画面を表示し、顧客は取引カードをカード取扱部5のカード挿入口5aに挿入する。
カード情報を読取った制御部2は、操作表示部4の表示画面に暗証番号入力画面を表示し、顧客は表示されているテンキー等によって暗証番号を入力する。
なお、紙幣入出金機7を用いた紙幣の出金処理の処理動作は、通常の場合と同様であるのでその説明を省略する。
このような処理動作は、金種別に指示された硬貨が入出金部11に集積されるまで繰返される。
このようにして、出金処理時に一時保留部15に集積した硬貨の再収納処理が実行される。
このとき、入出金部11に集積された出金硬貨は、椀状の受皿11bの内面を滑って底部に集められており、制御部2は、硬貨制御部9からの、残留センサ27a〜27cの少なくとも一つが遮光されていることの通知によって、入出金部11内の硬貨の存在を検知している。
受取待ち時間が経過していない場合は、ステップS2へ戻ってステップS2、S3による受取待ち時間経過待ち状態での待機を継続する。
このように、本実施例では入出金部11が、取忘れられた出金硬貨の取込部として機能する。
なお、上記ステップS17で出金硬貨が取忘れられたと判定した場合には、備考欄に繰出部13の確認が必要である旨等が追記される。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部3および硬貨入出金機8の硬貨記憶部10には、上記実施例1と同様の、受取待ち時間および規定搬送時間が予め設定されて格納されている。
以下に、図12にSAで示すステップに従って本実施例の現金自動預払機1による硬貨入出金機8を用いた硬貨引渡処理の処理動作について説明する。
このように、本実施例では取込ボックス19が取忘れられた硬貨の取込部として機能する。
その後のステップSA23、SA24の処理動作は、上記実施例1のステップS21、S22の処理動作と同様であるので、その説明を省略する。
このようにして、本実施例の現金自動預払機1による硬貨引渡処理が実行される。
また、上記実施例においては、自動取引装置は、現金自動預払機であるとして説明したが、自動取引装置は前記に限らず、空港や鉄道の駅等に設置される券売機等であってもよい。
2 制御部
3 記憶部
4 操作表示部
5 カード取扱部
5a カード挿入口
6 通帳取扱部
6a 通帳挿入口
7 紙幣入出金機
7a 紙幣入出金口
8 硬貨入出金機
9 硬貨制御部
10 硬貨記憶部
11 入出金部
11a、硬貨入出金口、入出金口
11b 受皿
12 シャッタ
13 繰出部
13a 回転円盤
13b 異物除去ゲート
14 鑑別部
15 一時保留部
16、16a〜16f 金種別スタッカ
17 返却部
17a 返却口
18 オーバフロー庫
19 取込ボックス
21 硬貨カセット
22 補充リジェクト部
23 運用リジェクト部
25a 入出金搬送路
25b 縦搬送路
27、27a〜27c、28 残留センサ
Claims (7)
- シャッタが設けられた入出金部と、
前記入出金部内に存在する物を検知する第1のセンサと、
前記入出金部内に投入された硬貨を1枚毎に繰出す繰出部と、
搬送された硬貨を鑑別する鑑別部と、を備え、
顧客への硬貨の引渡し時であって、前記シャッタの開放後に所定の時間経過しても前記第1のセンサが物の存在を検知している場合は、
前記入出金部の物を前記繰出部に搬送し、前記繰出部から搬送された物を、前記鑑別部で硬貨と鑑別したときは、受取タイムアウトを報知し、
前記繰出部から最初に搬送されてくるべき物が搬送されてこなかったときは、正常終了することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1に記載の自動取引装置において、
前記繰出部内に存在する物を検知する第2のセンサを設け、
前記繰出部から最初に搬送されてくるべき物が搬送されてこなかった場合であって、前記第2のセンサが物の存在を検知しているときは、前記繰出部に物の除去動作を実行させ、
前記除去動作後に、前記第2のセンサが物の存在を検知している場合は、前記受取タイムアウトを報知し、
前記除去動作後に、前記第2のセンサが物の存在を検知していない場合は、正常終了することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2に記載の自動取引装置において、
前記繰出部から繰出し不可能な物を集積する返却部を設け、
前記除去動作による除去物を、前記返却部に搬送することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
前記繰出部から搬送された物を、前記鑑別部で硬貨と鑑別したときは、当該硬貨を取込部に集積した後に、前記受取タイムアウトを報知することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
前記取込部は、前記入出金部であることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
前記取込部は、顧客が取忘れた物を収納する取込ボックスであることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項6に記載の自動取引装置において、
前記入出金部と前記鑑別部との間に、入金取引時に投入硬貨を一時保留する一時保留部を設け、
前記繰出部から搬送された物を、前記鑑別部で硬貨と鑑別したときは、当該硬貨を一旦前記一時保留部に集積し、前記受取タイムアウトを報知する前に、前記取込ボックスへ搬送することを特徴とする自動取引装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019185652A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | グローリー株式会社 | 硬貨摩耗又は変形検出装置、硬貨処理機、及び、硬貨摩耗又は変形検出方法 |
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2016
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7066494B2 (ja) | 2018-04-17 | 2022-05-13 | グローリー株式会社 | 硬貨摩耗又は変形検出装置、硬貨処理機、及び、硬貨摩耗又は変形検出方法 |
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JP6708001B2 (ja) | 2020-06-10 |
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