JP2017219742A - 観察光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型軽量であり、かつ良好に収差補正された観察光学系を提供すること。
【解決手段】物体側から順に、対物系LOと、対物系LOで形成される倒立像を正立させる反転正立系PRと、反転正立系PRで形成される正立像が瞳で観察されるようにする接眼系LEと、を備える実像式の観察光学系10であって、対物系LOは、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズL1と、正のパワーを有する第2レンズL2とから実質的になり、接眼系LEは、物体側から順に、正のパワーを有する第3レンズL3と、負のパワーを有する第4レンズL4と、正のパワーを有する第5レンズL5と、正のパワーを有する第6レンズL6とから実質的になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療用、作業用等のルーペに用いられる観察光学系に関する。
医療用、作業用等のルーペとして、両手での作業が可能なように眼鏡のように用いる眼鏡型や頭に固定する頭部装着型のものが用いられている。このようなルーペは、装着負担を軽減するために小型軽量化を図り、かつ作業に支障がないようにルーペの中心から周辺まで諸収差が良好に補正されていることが求められる。
特許文献1では、双眼鏡等として用いる観察系であって全系の小型化を図りながら画角を広くできる接眼レンズを含むものが開示されている。しかしながら、特許文献1の光学系では、対物レンズが正負の構成となっており、装着型に適した小型軽量化を行うと、収差補正が不十分であり、良好な性能を確保できない。
特開平9−218358号公報
本発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、小型軽量であり、かつ良好に収差補正された観察光学系を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る観察光学系は、物体側から順に、対物系と、当該対物系で形成される倒立像を正立させる反転正立系と、反転正立系で形成される正立像が瞳で観察されるようにする接眼系と、を備える実像式の観察光学系であって、対物系は、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズと、正のパワーを有する第2レンズとから実質的になり、接眼系は、物体側から順に、正のパワーを有する第3レンズと、負のパワーを有する第4レンズと、正のパワーを有する第5レンズと、正のパワーを有する第6レンズとから実質的になる。
上記観察光学系のように、対物系と反転正立系と接眼系とから実質的になる実像式の観察光学系は、虚像式の観察光学系と比較して、焦点距離が短くなり、対物系の径を小さくすることができる。また、対物系を物体側から負レンズと正レンズとの構成にすることにより、レンズの外周部分の厚みを抑えつつ対物系のパワーを強くすることができ、軽量化のための薄肉化を実施したうえで球面収差の発生を抑えることができる。また、接眼系において最も物体側の第3レンズを正レンズとすることで接眼系を小型化することができ、負のパワーをもつ第4レンズによって対物系や第3レンズで発生する球面収差を補正することができる。また、最も瞳側の2枚を正レンズとすることで、像面湾曲や非点収差を補正することができる。
本発明の具体的な側面では、上記観察光学系において、第4レンズは、物体側に凹面を有する。この場合、第3レンズで発生する歪曲収差を補正することができる。
本発明の別の側面では、第3レンズは、物体側に凹面を有する。この場合、対物系のパワーと接眼系のパワーとを強くすることに起因して発生しうる高次の収差発生を抑えることができる。
本発明のさらに別の側面では、対物系は、第1レンズと第2レンズとを接合した接合レンズである。この場合、倍率色収差を良好に補正することができる。
本発明のさらに別の側面では、接眼系は、少なくとも1面に非球面を使ったレンズを有する。この場合、軸上収差のみならず像面湾曲等の軸外収差を良好に補正することができる。
(A)は、本実施形態の観察光学系であり、かつ実施例1の観察光学系を示す断面図であり、(B)〜(D)は、(A)の観察光学系の収差図である。 (A)は、実施例2の観察光学系を示す断面図であり、(B)〜(D)は、(A)の観察光学系の収差図である。 (A)は、実施例3の観察光学系を示す断面図であり、(B)〜(D)は、(A)の観察光学系の収差図である。
以下、図1(A)を参照して、本発明の一実施形態である観察光学系10について説明する。なお、図1(A)で例示した観察光学系10は、後述する実施例1の観察光学系10Aと同一の構成となっている。
図1(A)に示すように、観察光学系10は、実像式の単焦点光学系であって、物体側から順に、対物系LOと、反転正立系PRと、接眼系LEとを備える。観察光学系10は、不図示の鏡筒等に固定されており、医療用、作業用等のルーペに用いられる。このようなルーペは、両手での作業が可能なように眼鏡型や頭部装着型のものとして用いられる。
観察光学系10のうち、対物系LOは、光束を集光して実像をつくるものである。対物系LOは、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズL1と、正のパワーを有する第2レンズL2とで構成される。対物系LOにおいて、第1レンズL1と第2レンズL2とは接合されており、これらは接合レンズCSとなっている。これにより、倍率色収差を良好に補正することができる。接合レンズCSは、全体として正のパワーを有している。第1及び第2レンズL1,L2は、ガラスで形成されている。
反転正立系PRは、対物系LOで形成される倒立像を正立させるものである。反転正立系PRとしては、例えばプリズム等が用いられる。図1(A)の例では、反転正立系PRは、2つのガラスプリズムで構成されている。なお、図示の例では、観察光学系10の瞳EPでの像が倒立しているように説明の便宜上記載しているが、実際には、反転正立系PRの作用によって上下左右が反転し、瞳EPでの像は正立して観察されるようになっている。
接眼系LEは、反転正立系PRで形成される正立像が瞳EPによって人の眼に観察されるようにするものである。接眼系LEは、物体側から順に、正のパワーを有する第3レンズL3と、負のパワーを有する第4レンズL4と、正のパワーを有する第5レンズL5と、正のパワーを有する第6レンズL6とで構成される。接眼系LEは、全体として正のパワーを有している。接眼系LEのうち、第3レンズL3は、物体側に凹面を有している。観察光学系10の小型化に伴い、対物系LOのパワーと接眼系LEのパワーとを強くする必要があり、強い屈折作用により高次の収差が発生しやすくなる。そのため、第3レンズL3の物体側面を凹面とすることで、レンズ面周辺で光線の入射角が大きくなりすぎることを防止して高次の収差発生を抑えることができる。また、第4レンズL4は、物体側に凹面を有している。これにより、第3レンズL3で発生する歪曲収差を補正することができる。なお、接眼系LEは、少なくとも1面に非球面を使ったレンズを有していてもよい。これにより、軸上収差のみならず像面湾曲等の軸外収差を良好に補正することができる。例えば、後述する実施例2及び3の観察光学系10B,10Cにおいて、瞳EP側に最も近い第6レンズL6の物体側及び瞳EP側のレンズ面が非球面となっている(図2(A)及び3(A)参照)。第3〜第6レンズL3〜L6は、ガラスで形成されている。
観察光学系10において、接眼系LEと瞳EPとの間には、平行平板Fが設けられている。平行平板Fは、観察光学系10が眼鏡型である場合、視度調整用のレンズとしてもよい。なお、観察光学系10が波長選択を必要とする用途に用いられる場合、平行平板Fに波長選択用のコートが施されていてもよい。
以上説明した観察光学系10は、対物系LOと反転正立系PRと接眼系LEとから実質的になる。このような実像式の観察光学系10は、虚像式の観察光学系10と比較して、焦点距離が短くなり、対物系LOの径を小さくすることができる。ここで、観察光学系10の全長及び径方向のサイズを小型化するために、対物系LOのパワーと接眼系LEのパワーとを強くする必要がある。対物系LOを物体側から負レンズと正レンズとの構成にすることにより、レンズの外周部分の厚みを抑えつつ対物系LOのパワーを強くすることができ、軽量化のための薄肉化を実施したうえで球面収差の発生を抑えることができる。また、接眼系LEにおいて最も物体側の第3レンズL3を正レンズとすることで接眼系LEを小型化することができ、負のパワーをもつ第4レンズL4で対物系LOや第3レンズL3で発生する球面収差を補正することができる。また、最も瞳EP側の2枚を正レンズとすることで、像面湾曲や非点収差を補正することができる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る観察光学系の実施例を示す。各実施例に使用する記号は下記の通りである。
R:近軸曲率半径
D:軸上面間隔
n:レンズ材料のd線に対する屈折率
vd:レンズ材料のアッベ数
その他、記号Surf.Nは、面番号を意味し、記号INFは、無限大又は∞を意味し、記号EPは、瞳側を意味する。
各実施例において、各面番号の後に「*」が記載されている面が非球面形状を有する面であり、非球面の形状は、面の頂点を原点とし、光軸方向にZ軸をとり、光軸AXと垂直方向の高さをhとして以下の「数1」で表す。
Figure 2017219742
ただし、
Ai:i次の非球面係数
R :曲率半径
K :円錐定数
〔実施例1〕
実施例1の観察光学系の光学諸元値を以下に示す。ここで、視野範囲とは、観察光学系を瞳側から覗いたときの物体面上における観察可能な範囲である。
倍率:3.3(倍)
視度:-1.0(Dpt)
物体距離:402.2(mm)
視野範囲:φ85(mm)
実施例1の観察光学系のレンズ面等のデータを以下の表1に示す。
〔表1〕
Surf.N R(mm) D(mm) n vd
1 18.309 0.64 1.90366 31.32
2 11.109 3.34 1.65844 50.85
3 -311.772 3.9
4 INF 30.57 1.75520 27.53
5 INF 0.52
6 INF 16.18 1.75520 27.53
7 INF 5.1
8 -14.262 1.89 1.90366 31.32
9 -7.38 4.93
10 -6.123 0.5 1.76182 26.61
11 -393.742 1.39
12 -46.68 2.89 1.83481 42.72
13 -9.59 0.2
14 21.805 2.7 1.77250 49.62
15 -38.325 1.43
16 INF 2 1.51680 64.20
17 INF 11.5
18(EP) INF
図1(A)は、実施例1の観察光学系10Aの断面図である。観察光学系10Aは、対物系LOと、反転正立系PRと、接眼系LEとを備える。対物系LOは、負のパワーを有する第1レンズL1と、正のパワーを有する第2レンズL2とを有する。これらのレンズL1,L2は、互いに接合されている。接眼系LEは、正のパワーを有し物体側に凹面を有する第3レンズL3と、負のパワーを有し物体側に凹面を有する第4レンズL4と、正のパワーを有する第5レンズL5と、正のパワーを有する第6レンズL6とを有する。これらにおいて、第1レンズL1が物体側であり、第6レンズL6が瞳EP側となっている。第1〜第6レンズL1〜L6は、ガラスで形成されている。なお、符号Fは、平行平板を示しているが、観察光学系10Aが眼鏡型である場合、視度調整用のレンズとしてもよい。また、符号EPは、設計上の瞳位置を示す(以下の実施例も同様)。
図1(B)〜1(D)は、図1(A)に示す実施例1の観察光学系の虚像に関する球面収差、非点収差、及び歪曲収差をそれぞれ示す。なお、球面収差図において、0Dptを基準として表記しており、−1Dptが目標値となっている。また、非点収差図及び歪曲収差図において、−1Dptを基準としている(以下の実施例も同様)。
〔実施例2〕
実施例2の観察光学系の光学諸元値を以下に示す。
倍率:4.3(倍)
視度:-1.0(Dpt)
物体距離:395.6(mm)
視野範囲:φ75(mm)
実施例2の観察光学系のレンズ面等のデータを以下の表2に示す。
〔表2〕
Surf.N R(mm) D(mm) n vd
1 20.885 0.74 1.85026 32.27
2 12.256 3.3 1.65844 50.85
3 -1346.3 10.51
4 INF 30.57 1.75520 27.53
5 INF 0.52
6 INF 16.18 1.75520 27.53
7 INF 5.05
8 -21.339 2.25 1.90366 31.32
9 -7.759 2.75
10 -5.619 0.5 1.72825 28.32
11 30.267 0.94
12 86.2 3.9 1.77250 49.62
13 -9.824 0.23
14* 22.874 3.5 1.62263 58.164
15* -21.26 1.91
16 INF 2 1.51680 64.20
17 INF 11.5
18(EP) INF
実施例2の観察光学系の非球面係数を以下の表3に示す。なお、これ以降(表のレンズデータを含む)において、10のべき乗数(例えば2.5×10−02)をE(例えば2.5E−02)を用いて表すものとする。
〔表3〕
第14面
K=-5.00, A4=-3.300E-05, A6=-6.887E-07, A8=4.256E-08,
A10=-2.862E-10
第15面
K=2.46, A4=-5.112E-05, A6=8.161E-07, A8=9.092E-09,
A10=5.489E-11
図2(A)は、実施例2の観察光学系10Bの断面図である。観察光学系10Bは、対物系LOと、反転正立系PRと、接眼系LEとを備える。対物系LOは、負のパワーを有する第1レンズL1と、正のパワーを有する第2レンズL2とを有する。これらのレンズL1,L2は、互いに接合されている。接眼系LEは、正のパワーを有し物体側に凹面を有する第3レンズL3と、負のパワーを有し物体側に凹面を有する第4レンズL4と、正のパワーを有する第5レンズL5と、正のパワーを有する第6レンズL6とを有する。これらにおいて、第1レンズL1が物体側であり、第6レンズL6が瞳EP側となっている。第1〜第6レンズL1〜L6は、ガラスで形成されている。第6レンズL6の物体側及び瞳EP側のレンズ面は非球面となっている。
図2(B)〜2(D)は、図2(A)に示す実施例2の観察光学系10Bの虚像に関する球面収差、非点収差、及び歪曲収差をそれぞれ示す。
〔実施例3〕
実施例3の観察光学系の光学諸元値を以下に示す。
倍率:5.3(倍)
視度:-1.0(Dpt)
物体距離:389.9(mm)
視野範囲:φ65(mm)
実施例3の観察光学系のレンズ面等のデータを以下の表4に示す。
〔表4〕
Surf.N R(mm) D(mm) n vd
1 23.679 0.78 1.85026 32.27
2 13.8393 3.7 1.65844 50.85
3 -1680 15.77
4 INF 30.57 1.75520 27.53
5 INF 0.52
6 INF 16.18 1.75520 27.53
7 INF 6.5
8 -27.706 2.45 1.90366 31.32
9 -7.882 1.97
10 -5.482 0.58 1.75211 25.05
11 47.096 0.96
12 405 4 1.80420 46.5
13 -10.019 0.2
14* 22.874 3.5 1.62263 58.164
15* -21.26 0.87
16 INF 2 1.51680 64.20
17 INF 11.5
18(EP) INF
実施例3の観察光学系の非球面係数を以下の表5に示す。
〔表5〕
第14面
K=-5.00, A4=-3.300E-05, A6=-6.887E-07, A8=4.256E-08,
A10=-2.862E-10
第15面
K=2.46, A4=-5.112E-05, A6=8.161E-07, A8=9.092E-09,
A10=5.489E-11
図3(A)は、実施例3の観察光学系10Cの断面図である。観察光学系10Cは、対物系LOと、反転正立系PRと、接眼系LEとを備える。対物系LOは、負のパワーを有する第1レンズL1と、正のパワーを有する第2レンズL2とを有する。これらのレンズL1,L2は、互いに接合されている。接眼系LEは、正のパワーを有し物体側に凹面を有する第3レンズL3と、負のパワーを有し物体側に凹面を有する第4レンズL4と、正のパワーを有する第5レンズL5と、正のパワーを有する第6レンズL6とを有する。これらにおいて、第1レンズL1が物体側であり、第6レンズL6が瞳EP側となっている。第1〜第6レンズL1〜L6は、ガラスで形成されている。第6レンズL6の物体側及び瞳EP側のレンズ面は非球面となっている。
図3(B)〜3(D)は、図3(A)に示す実施例3の観察光学系10Cの虚像に関する球面収差、非点収差、及び歪曲収差をそれぞれ示す。
以上、実施形態に係る観察光学系について説明したが、本発明に係る観察光学系は、上記例示のものには限られない。例えば、上記実施形態において、観察光学系10の最も物体側のレンズ及び最も瞳EP側のレンズの外側には、耐傷、耐薬品等を考慮して光透過性を有するカバー部材を設けてもよい。
上記実施形態において、第1〜第6レンズL1〜L6をガラスで形成したが、最も物体側、及び最も像側以外のレンズは樹脂で形成してもよい。樹脂製のレンズを活用することで、軽量化及び低コスト化を図れる。
AX…光軸、 CS…接合レンズ、 EP…瞳、 F…平行平板、 LE…接眼系、 LO…対物系、 PR…反転正立系、 10,10A,10B,10C…観察光学系

Claims (5)

  1. 物体側から順に、対物系と、前記対物系で形成される倒立像を正立させる反転正立系と、前記反転正立系で形成される正立像が瞳で観察されるようにする接眼系と、を備える実像式の観察光学系であって、
    前記対物系は、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズと、正のパワーを有する第2レンズとから実質的になり、
    前記接眼系は、物体側から順に、正のパワーを有する第3レンズと、負のパワーを有する第4レンズと、正のパワーを有する第5レンズと、正のパワーを有する第6レンズとから実質的になることを特徴とする観察光学系。
  2. 第4レンズは、物体側に凹面を有することを特徴とする請求項1に記載の観察光学系。
  3. 第3レンズは、物体側に凹面を有することを特徴とする請求項1〜2のいずれか一項に記載の観察光学系。
  4. 対物系は、第1レンズと第2レンズとを接合した接合レンズであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の観察光学系。
  5. 接眼系は、少なくとも1面に非球面を使ったレンズを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の観察光学系。
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