JP2017219642A - 反射屈折光学系及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

反射屈折光学系及びそれを有する撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】反射屈折光学系において、適切な光量調整手段位置を規定し、光量調整手段の小型化と光量ムラを低減すること。【解決手段】第一の反射鏡と、該第一の反射鏡より物体側に第二の反射鏡を有し、前記第一の反射鏡より物体側に第一の正レンズ有し、前記第一の反射鏡より像側に、屈折光学系及び物性素子を備えた光量調整手段を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、反射屈折光学系及びそれを有する撮像装置に関し、特にデジタルカメラ、ビデオカメラに好適なものである。
従来より、特に望遠レンズの全長短縮の方法として反射系を利用した撮像系が提案されている。しかし、反射系特有の課題として、物理的な絞りを配すると小絞り時に画像周辺の光量を大幅に減らす或いは全て遮断してしまうことがある。近年、デジタルカメラにおいても動画対応にしたいニーズは高まっており、光量を調整する機構を備えることは、重要な要素となっている。一方で、物理的な絞りでなく、電圧を変化させて光量を調整する手段がある。
上記のような、反射屈折光学系に電圧を変化させて光量を調整する手段を有した例が開示されている(特許文献1)。また、折り曲げ反射部材を有し、光量調整手段有した例が開示されている(特許文献1)。
特開昭59−138号公報
特許文献1に開示された従来技術には、反射屈折光学系に電圧を変化させて光量を調整する手段を有した例が開示されている。
しかしながら、主鏡物体側に配すると素子が大型化し且つ構造が複雑化する。また、副鏡に配すると光量調整手段の配線が入射光束を遮断する。さらに、光量調整手段の面に対して入射する画面周辺部の光線の角度が付き、画面中心から周辺にかけて光量にムラが発生しやすいという問題点がある。特許文献1は、反射屈折光学系に光量調整手段を配する際、光量調整手段の小型化と光量ムラ低減のための最適な配置に言及した内容についてまでは触れられていない。
本発明では、反射屈折光学系において、適切な光量調整手段位置を規定し、光量調整手段の小型化と斜入射抑制による光量ムラを低減することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明に係る反射屈折光学系は、
第一の反射鏡と、該第一の反射鏡より物体側に第二の反射鏡を有し、
前記第一の反射鏡より物体側に第一の正レンズ有し、
前記第一の反射鏡より像側に、屈折光学系及び物性素子を備えた光量調整手段を有することを特徴とする。
本発明に係る反射屈折光学系によれば、適切な光量調整手段位置を規定し、光量調整手段の小型化と光量ムラを低減することができる。
本発明の実施形態1のレンズ断面図 本発明の実施形態2のレンズ断面図 本発明の実施形態3のレンズ断面図 本発明の実施形態4のレンズ断面図 本発明の実施形態5のレンズ断面図 本発明の実施形態1における収差図 本発明の実施形態2における収差図 (a)、(b) 本発明の実施形態3の広角端と望遠端における収差図 本発明の実施形態4における収差図 本発明の実施形態5における収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
本発明の目的を達成するための構成は、複数の反射鏡と、少なくとも1つ正レンズと、 屈折光学系及び物性素子を備えた光量調整手段を有し、適切に配置したことを特徴とする。
上記のように、物性素子を備えた光量調整手段と屈折光学系を第一の反射鏡より像側に配することによって、物体側から第一の反射鏡と第二の反射鏡で反射し、第一の反射鏡穴径を通過する光線領域のみ光量を調整すればよい。すなわち、第一の反射鏡より像側に配した場合に対して光量調整手段を小型化することができ、さらに第一の正レンズと屈折光学系により光量調整手段の面に対して入射する画面周辺部の光線の角度を抑制し、光量ムラ低減を実現できるものである。前記反射屈折光学系に関して、以下の構成を満足することを特徴としている。
物性素子を備えた光量調整手段とは、例えば、一対の電極の間に配置されている電解質およびエレクトロクロミック性有機化合物を含んだ組成物を有するエレクトロクロミック素子であることにより、波長依存性の少ない且つ電力消費の少ない光量調整手段とすることができる。
以下、条件式数値は、無限遠合焦時の数値とする。前記反射屈折光学系に関して、以下の条件式を満足することを特徴としている。
0.1<Ea/La<37 ・・・(1)
但し、
Eaは前記光量調整手段において、光束が通る領域の直径、Laは第一の反射鏡から光量調整手段までの光軸上の空間的距離を表す。但し、像側に向かって正の値と規定している。
条件式(1)は、光量調整手段の系の大きさと第一の反射鏡との光軸上の間隔の比を規定するものであって、下限を超えると、光量調整手段が大型化する。逆に上限を超えると、光量調整手段に対して入射する周辺部の光線の角度が付き、光線が光量調整手段の内部を通過する光路長に差異が生じ、光量ムラになりやすい或いは、第一の反射鏡にめりこみ、構成の難易度が増す。
さらに望ましくは、以下の条件式(1a)範囲とすることで、より小型化かつ光量ムラを低減した反射屈折光学系を実現できるものである。
0.15<Ea/La<36 ・・・(1a)
さらに望ましくは、以下の条件式(1b)範囲とすることで、より小型化かつ光量ムラを低減した反射屈折光学系を実現できるものである。
0.25<Ea/La<35 ・・・(1b)
前記反射屈折光学系に関して、以下の条件式を満足することを特徴としている。
前記反射屈折光学系は、光量調整手段より物体側に配し、且つ前記屈折光学系より物体側に配した第二の正レンズ有し、
0.01<f2/f1<0.5 ・・・(2)
但し、
f1は第一の正レンズの焦点距離、f2は光量調整手段より物体側に配し、且つ前記屈折光学系より物体側に配した第二の正レンズの焦点距離を表す。
条件式(2)は、第二の正レンズの屈折力と第一の正レンズの屈折力の比を規定するものであって、下限を超えると、光学系全体が大きくなり、それに伴って光量調整手段の系も大きくなる。逆に上限を超えると、光量調整手段に対して入射する周辺部の光線の角度が付き、光量ムラになりやすい。
さらに望ましくは、以下の条件式(2a)範囲とすることで、より小型化かつ光量ムラを低減した反射屈折光学系を実現できるものである。
0.02<f2/f1<0.45 ・・・(2a)
さらに望ましくは、以下の条件式(2b)範囲とすることで、より小型化かつ光量ムラを低減した反射屈折光学系を実現できるものである。
0.03<f2/f1<0.41 ・・・(2b)
前記反射屈折光学系に関して、
以下の条件式を満足することを特徴としている。
0.1<Ea/Lb<4.0 ・・・(3)
但し、
Eaは前記光量調整手段において、光束が通る領域の直径、
Lbは前記第二の正レンズと前記光量調整手段の光軸上の空間的距離を表す。
条件式(3)は、光量調整手段の系の大きさと第二の正レンズと反射屈折光学系の光軸上の間隔の比を規定するものであって、下限を超えると、光量調整手段が大型化する。逆に上限を超えると、光量調整手段の径が大きくなる。
さらに望ましくは、以下の条件式(3a)範囲とすることで、より小型化かつ光量ムラを低減した反射屈折光学系を実現できるものである。
0.15<Ea/Lb<3.5 ・・・(3a)
さらに望ましくは、以下の条件式(3b)範囲とすることで、より小型化かつ光量ムラを低減した反射屈折光学系を実現できるものである。
0.25<Ea/Lb<3.3 ・・・(3b)
前記反射屈折光学系に関して、以下の構成満足することを特徴としている。
第二の正レンズは、光量調整手段より物体側の正レンズ成分の中で、最も光量調整手段に光軸上の距離が短いとすることにより、小型な光量調整手段とすることができる。
以下で示す図面1乃至5において、fで囲んだ領域は無限から有限距離に合焦する際に移動するレンズ成分を表すが、必ずしもこれに限定されるものではない。
[実施例1]
以下、図1は本発明の第1の実施形態による反射屈折光学系である。
実施形態1の反射屈折光学系は、軸上光束マージナル光線通過順に、正屈折力の第1レンズL1、第一の反射鏡M1、第二の反射鏡M2、正屈折力の第2レンズL2、光量調整手段OCを配して構成されている。
本実施例では、光量調整手段OCの系の大きさと第一の反射鏡との光軸上の間隔の比を1.69(条件式(1))として、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現している。さらに、第二の正レンズの焦点距離と第一の正レンズの焦点距離の比を0.22(条件式(2))とすることで、特に第二の正レンズの屈折力を強くすることが可能で、光量調整手段OCに対して入射する周辺部の光線の角度が付き、光量ムラになることを防いでいる。
さらに、光量調整手段OCの系の大きさと第二の正レンズと反射屈折光学系の光軸上の間隔の比を1.60(条件式(3))とすることで、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現している。これらによって、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現することができる。
[実施例2]
以下、図2を参照して、本発明の第2の実施形態による反射屈折光学系について説明する。
本実施例では、光量調整手段OCの系の大きさと第一の反射鏡との光軸上の間隔の比を34.74(条件式(1))として、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現している。
さらに、第二の正レンズの焦点距離と第一の正レンズの焦点距離の比を0.20(条件式(2))とすることで、特に第二の正レンズの屈折力を強くすることが可能で、光量調整手段OCに対して入射する周辺部の光線の角度が付き、光量ムラになることを防いでいる。さらに、光量調整手段OCの系の大きさと第二の正レンズと反射屈折光学系の光軸上の間隔の比を3.28(条件式(3))とすることで、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現している。これらによって、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現することができる。その他の点は、実施例1と同じなので詳細説明は割愛する。
[実施例3]
以下、図3を参照して、本発明の第3の実施形態による反射屈折光学系について説明する。
実施形態3の反射屈折光学系はズームレンズであり、軸上光束マージナル光線通過順に、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レンズ群G2、正屈折力の第3レンズ群G3から構成されている。なお、ズームタイプの場合、条件式(1)、(3)は望遠端且つ無限合焦状態における数値とする。
本実施例では、光量調整手段OCの系の大きさと第一の反射鏡との光軸上の間隔の比を0.29(条件式(1))として、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現している。
さらに、第二の正レンズの焦点距離と第一の正レンズの焦点距離の比を0.04(条件式(2))とすることで、特に第二の正レンズの屈折力を強くすることが可能で、光量調整手段OCに対して入射する周辺部の光線の角度が付き、光量ムラになることを防いでいる。さらに、光量調整手段OCの系の大きさと第二の正レンズと反射屈折光学系の光軸上の間隔の比を0.27(条件式(3))とすることで、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現している。その他の点は、実施例1と同じなので詳細説明は割愛する。
[実施例4]
以下、図4を参照して、本発明の第4の実施形態による反射屈折光学系について説明する。
本実施例では、光量調整手段OCの系の大きさと第一の反射鏡との光軸上の間隔の比を0.86(条件式(1))として、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現している。
さらに、第二の正レンズの焦点距離と第一の正レンズの焦点距離の比を0.40(条件式(2))とすることで、特に第二の正レンズの屈折力を強くすることが可能で、光量調整手段OCに対して入射する周辺部の光線の角度が付き、光量ムラになることを防いでいる。さらに、光量調整手段OCの系の大きさと第二の正レンズと反射屈折光学系の光軸上の間隔の比を1.03(条件式(3))とすることで、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現している。これらによって、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現することができる。その他の点は、実施例1と同じなので詳細説明は割愛する。
[実施例5]
以下、図5を参照して、本発明の第5の実施形態による反射屈折光学系について説明する。
本実施例では、光量調整手段OCの系の大きさと第一の反射鏡との光軸上の間隔の比を17.37(条件式(1))として、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現している。
さらに、第二の正レンズの焦点距離と第一の正レンズの焦点距離の比を0.20(条件式(2))とすることで、特に第二の正レンズの屈折力を強くすることが可能で、光量調整手段OCに対して入射する周辺部の光線の角度が付き、光量ムラになることを防いでいる。さらに、光量調整手段OCの系の大きさと第二の正レンズと反射屈折光学系の光軸上の間隔の比を2.76(条件式(3))とすることで、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現している。これらによって、光量調整手段OCの小型化と光量ムラ低減を実現することができる。その他の点は、実施例1と同じなので詳細説明は割愛する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、受光面上に形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子を備えた撮像装置と組み合わせた場合などには歪曲収差量によっては電気的な補正を加えても良い。
次に、各実施形態におけるデータを以下に示す。iは物体面からの面の順序を示し、riはレンズ面の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間のレンズ肉厚および空気間隔、ni,viはそれぞれd線に対する屈折率およびアッベ数を表す。また、非球面に記載されている、k,A,B,C,D,Eなどは非球面係数である。非球面形状は光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を、面頂点を基準にしてxとするとき以下の式で定義される。
x=(h2/R)/[1+{1−(1+k)(h/R)21/2]+Ah4+Bh6+Ch8
ただし、ここでRは曲率半径である。
(数値実施例1)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 196.879 7.00 1.51646 62.4
2 511.315 59.36
3 -135.915 3.80 1.51633 64.1
4 -175.614 -3.80
5 -135.931 -49.79
6 -153.510 -1.30 1.60311 60.6
7 -112.162 1.30
8 -134.264 49.79
9 -135.869 3.80 1.51633 64.1
10 -175.602 1.11
11* 222.336 1.71 1.57190 53.6
12 20.169 1.81 1.78526 24.1
13 24.000 23.31
14 ∞ 0.24 1.51633 64.2
15 ∞ 2.00
16 200.962 4.54 1.52864 67.5
17 -46.461 (可変)
像面 ∞

非球面データ
第11面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.26675e-006 A 6= 5.03975e-008 A 8=-3.59845e-010

各種データ
焦点距離 400.00
Fナンバー 5.60
画角 1.96
像高 13.66
レンズ全長 247.73
BF 33.07

(数値実施例2)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 177.652 7.00 1.53584 63.5
2 397.468 43.00
3 -148.216 9.95 1.51633 64.1
4 -176.721 -9.95
5 -148.746 -38.85
6 -364.772 -2.00 1.60311 60.6
7 -120.605 2.00
8 -225.864 35.85
9 100.000 3.00 1.49677 81.6
10 -148.216 9.95 1.51633 64.1
11 -191.689 0.50
12 ∞ 0.24 1.51633 64.2
13 ∞ 9.00
14* -120.431 2.50 1.51234 67.9
15 27.079 14.55
16 100.000 2.50 1.51690 63.2
17 33.569 4.94 1.63319 59.4
18 -103.199 (可変)
像面 ∞

非球面データ
第14面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.59696e-006 A 6= 1.75799e-008 A 8=-3.63540e-011

各種データ
焦点距離 300.00
Fナンバー 4.20
画角 2.61
像高 13.66
レンズ全長 231.96
BF 36.18

(数値実施例3)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 171.410 5.70 1.57898 57.2
2 247.858 40.21
3 -105.057 5.00 1.58913 61.1
4 -139.631 -5.00
5 -105.081 -37.42
6 -79.115 29.40
7 20.294 8.02 1.48714 70.2
8 -104.405 5.00 1.58913 61.1
9 -138.927 1.24
10 19.205 2.66 1.65233 36.3
11 203.502 1.36
12 -68.492 1.25 1.89351 36.0
13 15.139 (可変)
14* 394.442 1.29 1.86864 41.8
15 15.091 2.50 1.75603 26.2
16 35.506 (可変)
17* 27.659 2.00 1.52953 72.2
18 500.586 2.00 1.49733 81.1
19 39.824 (可変)
20 ∞ 0.06 1.51633 64.2
21 ∞ 6.61
像面 ∞

非球面データ
第14面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.28841e-006 A 6= 2.52710e-008 A 8=-1.55462e-010

第17面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.51773e-006 A 6=-3.98098e-009

各種データ
ズーム比 1.40

焦点距離 406.78 481.45 569.00 444.76 517.79
Fナンバー 6.70 8.78 11.61 7.68 9.92
画角 1.92 1.63 1.38 1.76 1.51
像高 13.66 13.66 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 221.03 242.79 264.56 231.91 253.67
BF 6.61 6.61 6.61 6.61 6.61

d13 9.13 5.62 1.73 7.37 3.99
d16 15.18 21.99 15.07 19.97 22.45
d19 40.00 58.46 91.04 47.85 70.53
d21 6.61 6.61 6.61 6.61 6.61

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
G 1 1 183.25
G 2 14 -37.50
G 3 17 138.41

(数値実施例4)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 214.359 7.00 1.51938 52.0
2 491.214 69.55
3 -137.340 3.80 1.51633 64.1
4 -175.465 -3.80
5 -137.408 -49.79
6 -153.504 -1.30 1.60311 60.6
7 -113.713 1.30
8 -134.325 49.79
9 -137.147 3.80 1.51633 64.1
10 -175.602 0.74
11* 137.989 2.00 1.52407 51.1
12 22.500 1.81 1.80609 47.0
13 24.000 23.31
14 ∞ 0.24 1.51633 64.2
15 ∞ 2.00
16 -105.821 4.00 1.60026 44.7
17 -32.785 (可変)
像面 ∞

非球面データ
第11面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.38931e-006 A 6= 6.56321e-008 A 8=-3.43852e-010

各種データ
焦点距離 400.00
Fナンバー 5.60
画角 1.96
像高 13.66
レンズ全長 269.89
BF 45.65

(数値実施例5)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 177.652 7.00 1.53584 63.5
2 397.468 43.00
3 -148.216 9.95 1.51633 64.1
4 -176.721 -9.95
5 -148.746 -38.85
6 -364.772 -2.00 1.60311 60.6
7 -120.605 2.00
8 -225.864 35.85
9 100.000 3.00 1.49677 81.6
10 -148.216 9.95 1.51633 64.1
11 -191.689 1.00
12 ∞ 0.24 1.51633 64.2
13 ∞ 9.00
14* -120.431 2.50 1.51234 67.9
15 27.079 14.55
16 100.000 2.50 1.51690 63.2
17 33.569 4.94 1.63319 59.4
18 -104.282 (可変)
像面 ∞

非球面データ
第14面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.59696e-006 A 6= 1.75799e-008 A 8=-3.63540e-011

各種データ
焦点距離 300.00
Fナンバー 4.20
画角 2.61
像高 13.66
レンズ全長 231.40
BF 35.11

以下に各数値実施例の条件式の値を示す。
次に、各実施例に示したような反射屈折光学系を撮影光学系として用いた、デジタルカメラの実施形態を図11を用いて説明する。
図11において、20はカメラ本体、21は本発明の反射屈折光学系によって構成された撮像光学系である。22は撮像光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDなどの撮像素子(光電変換素子)である。23は撮像素子22が受光した被写体像を記録する記録手段、24は不図示の表示素子に表示された被写体像を観察するためのファインダーである。
上記表示素子は液晶パネルなどによって構成され、撮像素子22上に形成された被写体像が表示される。
このように本発明の反射屈折光学系をビデオカメラなどの光学機器に適用することにより、高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
L1 第一の正レンズ、L2 第二の正レンズ、G1 第1レンズ群、
G2 第2レンズ群、G3 第3レンズ群、
IP 像面(CCD等に代表される固体撮像装置)、OC 光量調整手段、
S サジタル像面、M メリディオナル像面、f 合焦時に移動するレンズ成分

Claims (7)

  1. 第一の反射鏡と、該第一の反射鏡より物体側に第二の反射鏡を有し、
    前記第一の反射鏡より物体側に第一の正レンズ有し、
    前記第一の反射鏡より像側に、屈折光学系及び物性素子を備えた光量調整手段を有することを特徴とする反射屈折光学系。
  2. 前記光量調整手段は、一対の電極の間に配置されている電解質およびエレクトロクロミック性有機化合物を含んだ組成物を有するエレクトロクロミック素子であることを特徴とする請求項1に記載の反射屈折光学系。
  3. 前記光量調整手段において、光束が通る領域の直径をEa、
    第一の反射鏡から光量調整手段までの光軸上の空間的距離をLaとするとき、
    0.01<Ea/La<37
    を満足することを特徴とする請求項1又な請求項2に記載の反射屈折光学系。
  4. 前記反射屈折光学系は、前記光量調整手段より物体側に第二の正レンズ有し、前記第一の正レンズの焦点距離をf1、前記第二の正レンズの焦点距離をf2とする時、
    0.1<f2/f1<0.5
    を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の反射屈折光学系。
  5. 前記光量調整手段において、光束が通る領域の直径をEa、前記第二の正レンズと前記光量調整手段の光軸上の空間的距離をLbとする時、
    0.1<Ea/Lb<4.0
    を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の反射屈折光学系。
  6. 前記第二の正レンズは、前記光量調整手段より物体側の正レンズ成分の中で、最も前記光量調整手段に光軸上の距離が短いことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の反射屈折光学系。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の反射屈折光学系を有することを特徴とする撮像装置。
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JP2021067861A (ja) * 2019-10-25 2021-04-30 株式会社ニコン 撮像装置

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