JP2017219007A - インテークマニホールド - Google Patents

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Abstract

【課題】大幅な変更をすることなく、内燃機関の各気筒に対する吸入流体の分配性の向上を図れるインテークマニホールドを提供する。【解決手段】ベース部材2とカバー部材5とが溶着されることによって、外部の空気を吸気する吸気口21と、吸気口21と空洞部50を含んで形成される連絡通路25を介して連絡するチャンバ室10と、チャンバ室10から分岐する分岐通路35を介して連絡する複数の吐出口27と、が形成される樹脂製のインテークマニホールド1であって、前記連絡通路25には、空洞部50を遮蔽し、連絡通路25の壁面として機能する遮蔽部材60が設けられている。【選択図】図7

Description

本発明は、内燃機関に外気を導入するために搭載される樹脂製のインテークマニホールドに関する。
従来から、内燃機関によって外部から吸気される空気をエアクリーナによって濾過した後、内燃機関の各気筒に分配供給するインテークマニホールドが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に示すインテークマニホールドは、エアクリーナにて濾過された空気をチャンバを介して内燃機関の各気筒に分配供給する。
ところで、特許文献1のインテークマニホールドは、チャンバの長さ方向に、内燃機関の各気筒に供給される各空気供給口が設けられ、チャンバの一端側に空気流入口が設けられているため、空気流入口に近い空気供給口ほど吸入されやすくなり、これにより各気筒それぞれの吸入空気量に差が生じる。
また、上述したような各気筒に吸入される空気量に差が生じる点を考慮して、チャンバの中央に空気流入口を設けてその両側に均等に各気筒を配列し、各気筒に吸入される空気量の分配性を考慮したものが知られている(特許文献2参照)。
特開2013−160177号公報 特開2005−48735号公報
ところで、従来のインテークマニホールドの構成によると、レイアウト上の問題から、吸気口はチャンバの側方側に配置する必要性があり、大幅に形状や大きさを変更することなく、吸気口とチャンバとを連絡する連絡通路をチャンバの中央に設けて、特許文献2に示すようにチャンバの中央に空気流入口を設けることが困難であった。
また、従来のインテークマニホールドは、樹脂成形によって形成された複数の部材を熱溶着して構成されているが、樹脂成形では、製品に厚みを有するものほどヒケを生じやすく、そのヒケの発生を防止すべく、厚みを有する部分には、意図的に肉盗みと称される凹部を形成し、この凹部近傍の領域はデッドスペースとなっていた。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、大幅な変更をすることなく、内燃機関の各気筒に対する吸入流体の分配性の向上を図れるインテークマニホールドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。なお、本発明の理解を容易にするため図面の参照符号を括弧書きで付するが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明に係るインテークマニホールドは、ベース部材(2)、空洞部(50)を有するポート部材、ポートカバー部材(5)が互いに溶着されることによって、外部の空気を吸気する吸気口(21)と、前記吸気口と空洞部を含んで形成される連絡通路(25)を介して連絡するチャンバ室(10)と、前記チャンバ室から分岐する分岐通路(35)を介して連絡する複数の吐出口(27)と、が形成される樹脂製のインテークマニホールド(1)であって、前記連絡通路又は分岐通路は、前記空洞部を含んで形成され、前記連絡通路又は分岐通路には、前記空洞部を遮蔽し、前記連絡通路の壁面として機能する遮蔽部材(60)が設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係るインテークマニホールドにおいて、前記空洞部は、チャンバ室と連絡通路が連絡する部分に形成され、前記遮蔽部材は、開口端に向けて拡径されるように湾曲状に形成され、その表面が平滑に形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るインテークマニホールドにおいて、前記連絡通路と分岐通路は、前記ポート部材の異なる平面上に形成され、前記空洞部は前記連絡通路が形成される前記ポート部材の一方の面に形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るインテークマニホールドにおいて、前記連絡通路と分岐通路は、前記ポート部材の異なる平面上に形成され、前記空洞部は前記分岐通路が形成される前記ポート部材の他方の面に形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るインテークマニホールドにおいて、前記遮蔽部材は、前記ポート部材と前記ベース部材の間、又は前記ポート部材と前記ポートカバー部材の間に挟み込むようにして設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係るインテークマニホールドにおいて、前記遮蔽部材は、前記ポート部材が前記ベース部材と前記遮蔽部材の両方に接触して溶着されることによって一体化されるものであって、溶着時において前記ポート部材と前記ベース部材が接触する際に、前記カバー部材と前記遮蔽部材との間に隙間が形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るインテークマニホールドにおいて、前記ベース部材には、前記遮蔽部材を位置決めするための位置決め部(70)が形成され、前記遮蔽部材の一部が前記位置決め部に嵌合されることを特徴とする。
本発明に係るインテークマニホールドは、射出成型上の都合により空洞部50を有している部分が有効に利用できなかったインテークマニホールドにおいて、その空洞部50を有している部分に連絡通路25を設け、空洞部50を遮蔽部材60により遮蔽することで、吸気流体をチャンバ室10の中央から導入可能となり、内燃機関の各気筒に対する吸気流体の分配性の向上を図れる。
また、従来のインテークマニホールドの構成において、デッドスペースに連絡通路25を設けているため、大幅な変更や大型化を図ることなく、インテークマニホールドを製造することが可能である。
第1の実施形態に係るインテークマニホールドの外観を示す模式図である。 第1の実施形態に係るインテークマニホールドの構造を説明するための分解図を示す模式図である。 連絡通路の一例を示す模式図である。 ポート部材の底面図である。 ポート部材の平面図である。 空洞部の一例を示す模式図である。 空洞部に遮蔽部材を取り付ける一例を示す模式図である。 遮蔽部材の外観例を示す模式図である。 遮蔽部材の組付状態を示し、図9(a)は前後方向の断面を示す模式図、図9(b)は左右方向の断面を示す模式図である。 遮蔽部材の組付状態を示し、図10(a)は図9のX部分の拡大図、図10(b)は図10(a)のY部分を拡大したものであって溶着前の各部材の配置状態を示す模式図である。 第2の実施形態におけるインテークマニホールドの遮蔽部材の組付状態を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、図1〜図10を用いて第1の実施形態のインテークマニホールドについて説明する。
図1は本実施形態に係るインテークマニホールドの外観を示す模式図であり、図2は本実施形態に係るインテークマニホールドの構造を説明するための分解図を示す模式図であり、図3は連絡通路の一例を示す模式図、図4はポート部材の底面図、図5はポート部材の平面図、図6は空洞部の一例を示す模式図、図7は空洞部に遮蔽部材を取り付ける一例を示す模式図、図8は遮蔽部材の外観例を示す模式図、図9は遮蔽部材の組付状態を示し、図9(a)は前後方向の断面を示す模式図、図9(b)は左右方向の断面を示す模式図、図10は遮蔽部材の組付状態を示し図10(a)は、図9のX部分の拡大図、図10(b)は図10(a)のY部分を拡大したものであって溶着前の各部材の配置状態を示す模式図である。
インテークマニホールド1は、図1及び図2に示すように、例えば、ベース部材2と、ベース部材2の上部を覆うようにして設けられるカバー部材5と、を備え、カバー部材5は、ポート部材6と、このポート部材6上に配置されるポートカバー部材7に分割されて形成されている。
ポート部材6は、上側に配置されるポートカバー部材7と、下側に配置されるベース部材2との間に配置され、例えば、ポート部材6とポートカバー部材7を溶着した後、ベース部材2を溶着して組み付けられる。すなわち、本実施形態のインテークマニホールド1は、例えば、3つの部材2、6、7に分割されて形成され、各部材2、6、7が互いに組み付けられ溶着されることによって一体化されている。
また、ベース部材2、ポート部材6、及びポートカバー部材7は、ポリアミド系樹脂やポリプロピレン系樹脂等の熱可塑性の合成樹脂によって形成されており、各部材2、6、7の溶着面に振動による摩擦熱を生じさせ、各部材2、6、7を加圧治具やスライド治具によって加圧しつつ溶着させている。さらに、本実施形態に係るインテークマニホールド1は、後述する分岐通路35の吐出口27側において、ベース部材2、ポート部材6、及びポートカバー部材7の溶着部が上下方向に重畳するように形成されている。
図1及び図3に示すように、インテークマニホールド1の内部にはチャンバ室10が形成されている。このチャンバ室10は、図3に示すように、吸気流体を導入する吸気口21と連絡通路25を介して接続され、吸気口21から導入される吸気流体が連絡通路25を介してチャンバ室10に導入される。また、チャンバ室10は、図1及び図2に示すように、内燃機関の各シリンダに接続される複数の吐出口27と分岐通路35を介して接続され、チャンバ室10に導入された吸気流体が各分岐通路35に分配され、分配された吸気流体が各吐出口27に吐出される。
なお、本実施形態に係るインテークマニホールド1は、シリンダが直線状に4つ配列された所謂直列四気筒の内燃機関に用いられるインテークマニホールドについて説明を行うため、分岐通路35は内燃機関のシリンダと同数に四本形成されている。
吸気口21は、図1乃至図3に示すように、チャンバ室10の側方端部に突出して形成されたフランジ23に開口して形成されている。なお、インテークマニホールド1は、フランジ23を介して図示しない吸気流体の制御を行うスロットルボディに取り付けられる。
連絡通路25は、図3に示すように、インテークマニホールド1の内部に直線状に延びる直線部25aと、チャンバ室10の中央部に連絡するために屈曲して形成される屈曲部25bと、を有して形成されている。
また、分岐通路35は、図1及び図2に示すように、インテークマニホールド1の上部周囲を回り込むようにして列状に並設されており、その下流側には各吐出口27が取り付けられる。
吸気口21と、吐出口27は、図2及び図3に示すように、ベース部材2に形成され、このベース部材2には、吸気口21から導入される吸気流体をチャンバ室10に導入する連絡通路25の下部を構成する内壁2aと、チャンバ室10の下部を構成する内壁2bが形成されている。
一方、ポート部材6の下面には、図4に示すように、前記連絡通路25の上部を構成する内壁6aと、チャンバ室10の上部を構成する内壁6bが形成されており、ベース部材2とポート部材6が溶着により一体化されることにより、円筒状の連絡通路25と所定の空間を有するチャンバ室10が形成される。
また、図2及び図5に示すように、ポート部材6の上面及びポートカバー部材7の下面には、分岐通路35の一部を形成する列状に並設された溝35a、35bが上側に湾曲して形成されており、ポート部材6とポートカバー部材7が溶着により一体化されることにより、円筒状の分岐通路35が形成される。
また、図4及び図5に示すように、ポート部材6には、分岐通路35とチャンバ室10を連絡する開口35cと、分岐通路35と吐出口27を連絡する開口35dが形成されており、この開口35cを介して、チャンバ室10に導入された吸気流体が各分岐通路35に分配されるとともに、開口35dを介して、各分岐通路35に分配された吸気流体が各吐出口27へと吐出される。
このようにインテークマニホールド1は、連絡通路25と分岐通路35がポート部材6の異なる平面上に直交するようにして形成され、外部の空気を吸気する吸気口21が連絡通路25を介してチャンバ室10と連絡され、チャンバ室10は、分岐通路35を介して複数の吐出口27と連絡される。したがって、吸気口21から導入された空気は、連絡通路25を介してチャンバ室10に導入され、そのチャンバ室10で各分岐通路35に分配されて各吐出口27へと排出され、内燃機関の各シリンダに分配される。また、図3に示すように、連絡通路25はチャンバ室10の略中央部に連絡されており、チャンバ室10から分岐する分岐通路35は、図5に示すように、連絡通路25の出口を中心としてその両側にほぼ均等に配置されているため、分岐通路35への吸入空気の分配性を容易に向上させることができる。
また、図4及び図6に示すように、ポート部材6の下面には、射出成型時に生じるヒケの発生を防止するための空洞部50が形成されている。この空洞部50は、連絡通路25の一部に露出して形成され、吸気口21から流入する吸気流体の流路上に開口51を有する。したがって、吸気流体は、その一部が空洞部50に流れ込むため、連絡通路25内における吸気流体の流れが阻害される。
本実施形態では、この空洞部50は、連絡通路25の屈曲部25bとチャンバ室10とが連絡する部分に形成されており、その空洞部50には補強用のリブ54が設けられ、空洞部50の内部は複数の室内に区分けされている。
また、本実施形態のインテークマニホールド1は、図7に示すように、この空洞部50の開口51を遮蔽する遮蔽部材60が設けられている。この遮蔽部材60は、図7及び図8に示すように、開口51を塞ぐための基体61と、この基体61の両側端部に立設され、開口51を遮蔽するようにしてこの基体61を取り付けるための取付体63、63と、を備える。
この遮蔽部材60の表面は、図7に示すように、平滑に形成され、連絡通路25の壁面として機能する。また、遮蔽部材60は、基体61の中央部が連絡通路25の内側に突出し、取付体63の中央部が内側に突出するように湾曲状に形成され開口端に向けて拡径されているため、連絡通路25内を通過する吸気流体を整流するととともに、チャンバ室10に排出される吸気流体がチャンバ室10の中央部に滞ることなくその周囲へと整流される。
なお、連絡通路25とチャンバ室10の連絡口は、連絡通路25内の吸気流体をチャンバ室10内に円滑に導入することができるように開口端に向けて拡径された所謂ファンネル形状に形成されている。
この遮蔽部材60は、図9に示すように、ベース部材2に位置決めされた上で、ポート部材6とベース部材2の間に挟み込まれて取り付けられる。
ベース部材2には、図10(a)に示すように、遮蔽部材60の位置決め用の凹部70(本願の位置決め部)が形成され、遮蔽部材60の外周端部が、圧入等によってこの凹部70に嵌合されて位置決めされるとともに、溶着時における遮蔽部材60の位置ずれが防止される。なお、この凹部70は、遮蔽部材60の外周端部すべてに対応して形成されても良いし、その一部に対応して形成されてもよい。
また、インテークマニホールド1を製造する際には、まず、ベース部材2の凹部70に遮蔽部材の外周端部が圧入等の手段によって位置決めされて取り付けられ、その後、図10(a)に示すように、ポート部材6の溶着面74に、ベース部材2の溶着面72と遮蔽部材60の溶着面73を接触させて溶着させ各部材2、6、60が一体化される。
また、ポート部材6とベース部材2の溶着強度を遮蔽部材60とポート部材6の溶着強度よりも高く設定する必要がある点や各部材2、6、60の製造誤差を考慮して、図10(b)に示すように、溶着前のポート部材6とベース部材2の組み付け時に、ポート部材6の溶着面74と遮蔽部材60の溶着面73との間に隙間が形成されるように、遮蔽部材60の形状が適宜設計される。
このようにすれば、各部材2、6、60に多少の製造誤差が生じても、ポート部材6とベース部材2が、ポート部材6と遮蔽部材60よりも先に溶着されるように設定できるため、溶け代の管理を容易に行うことができる。
このように、本実施形態に係るインテークマニホールド1は、射出成型上の都合により空洞部50を有している部分が有効に利用できなかったインテークマニホールド1において、その空洞部を有している部分に連絡通路25を設け、空洞部50を遮蔽部材60により遮蔽することで、吸気流体をチャンバ室10の中央から導入可能となり、内燃機関の各気筒に対する吸気流体の分配性の向上を図ることが可能である。
また、従来のインテークマニホールド1のデッドスペースに連絡通路25を設けているため、大幅な変更や大型化を図ることなく、インテークマニホールド1を製造することが可能である。
次に、第2の実施形態のインテークマニホールド1Aについて図11を用いて説明する。なお、図11において、図9と共通する部分には同一符号を付し、それらの詳細な説明は省略する。
本実施形態は、空洞部50Aがポート部材6の上面に有しており、この空洞部50Aに取り付けられる遮蔽部材60Aの取付位置が異なる点で上記実施形態と異なる。
すなわち、本実施形態のインテークマニホールド1Aは、分岐通路35の一部に空洞部50Aの開口51Aが露出して形成されている。そして、この分岐通路35には、空洞部50Aを遮蔽し、分岐通路35の壁面として機能する遮蔽部材60Aが設けられている。
また、空洞部50Aは、例えば、ポート部材6の上面に形成された分岐通路35の一部を形成する列状に並設された溝35a、35a、35a、35aのうち、内側の2つの溝35a、35aの一部に形成され、空洞部50Aの開口51Aは、分岐通路35の一部に露出して形成されている。
また、この開口51Aには、遮蔽部材60Aが取り付けられる。この遮蔽部材60は、図9に示すように、ベース部材2に位置決めされた上で、ポート部材6とポートカバー部材7の間に挟み込まれて取り付けられる。
このように、本実施形態に係るインテークマニホールド1Aは、空洞部50Aを有している部分に分岐通路35を設け、空洞部50Aを遮蔽部材60Aにより遮蔽することで、チャンバ室10から分岐通路35に分配された吸気流体が空洞部50Aに流入することにより分岐通路35内における吸気流体の流れが阻害されることを防止できるとともに、吸気流体をチャンバ室10の中央から導入可能となり、内燃機関の各気筒に対する吸気流体の分配性の向上を図ることが可能である。
また、従来のインテークマニホールド1のデッドスペースに連絡通路25を設けているため、大幅な変更や大型化を図ることなく、吸気流体をチャンバ室10の中央から導入可能なインテークマニホールド1を容易に製造することが可能である。
また、上述した本実施形態に係るインテークマニホールド1は、ポート部材6とポートカバー部材7に分割してカバー部材5を構成しているが、ベース部材2のように1つの部材で構成されても良く、さらに、ベース部材2もカバー部材5同様に分割して構成される形態としても構わない。
また、上述した本実施形態に係るインテークマニホールド1では、直列四気筒の内燃機関に適用されるインテークマニホールドについて説明したが、内燃機関の形式はこれに限られず例えば、直列六気筒の内燃機関に適用するために、通気通路を6本形成しても構わない。このように、適用される内燃機関の形式に応じて通気通路の形状や数を適宜増減しても構わない。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれうることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1、1A インテークマニホールド
2 ベース部材
6 ポート部材
6a 内壁
7 ポートカバー部材
10 チャンバ室
21 吸気口
27 吐出口
25 連絡通路
35 分岐通路
35a、35b 溝
50、50A 空洞部
60、60A 遮蔽部材
61 基体
63 取付体
72、73、74 溶着面

Claims (7)

  1. ベース部材、空洞部を有するポート部材、ポートカバー部材が互いに溶着されることによって、外部の空気を吸気する吸気口と、前記吸気口と連絡通路を介して連絡するチャンバ室と、前記チャンバ室から分岐する分岐通路を介して連絡する複数の吐出口と、が形成される樹脂製のインテークマニホールドであって、
    前記連絡通路又は分岐通路は、前記空洞部を含んで形成され、
    前記連絡通路又は分岐通路には、前記空洞部を遮蔽し、前記連絡通路の壁面として機能する遮蔽部材が設けられていることを特徴とするインテークマニホールド。
  2. 請求項1に記載のインテークマニホールドにおいて、
    前記空洞部は、チャンバ室と連絡通路が連絡する部分に形成され、前記遮蔽部材は、開口端に向けて拡径されるように湾曲状に形成され、その表面が平滑に形成されていることを特徴とするインテークマニホールド。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のインテークマニホールドにおいて、
    前記連絡通路と分岐通路は、前記ポート部材の異なる平面上に形成され、前記空洞部は前記連絡通路が形成される前記ポート部材の一方の面に形成されていることを特徴とするインテークマニホールド。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のインテークマニホールドにおいて、
    前記連絡通路と分岐通路は、前記ポート部材の異なる平面上に形成され、前記空洞部は前記分岐通路が形成される前記ポート部材の他方の面に形成されていることを特徴とするインテークマニホールド。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のインテークマニホールドにおいて、
    前記遮蔽部材は、前記ポート部材と前記ベース部材の間、又は前記ポート部材と前記ポートカバー部材の間に挟み込むようにして設けられていることを特徴とするインテークマニホールド
  6. 請求項5に記載のインテークマニホールドにおいて、
    前記遮蔽部材は、前記ポート部材が前記ベース部材と前記遮蔽部材の両方に接触して溶着されることによって一体化されるものであって、溶着時において前記ポート部材と前記ベース部材が接触する際に、前記ポート部材と前記遮蔽部材との間に隙間が形成されていることを特徴とするインテークマニホールド。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のインテークマニホールドにおいて、
    前記ベース部材には、前記遮蔽部材を位置決めするための位置決め部が形成され、前記遮蔽部材の一部が前記位置決め部に嵌合されることを特徴とするインテークマニホールド。
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