JP2017218192A - 包装緩衝部材 - Google Patents

包装緩衝部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2017218192A
JP2017218192A JP2016113983A JP2016113983A JP2017218192A JP 2017218192 A JP2017218192 A JP 2017218192A JP 2016113983 A JP2016113983 A JP 2016113983A JP 2016113983 A JP2016113983 A JP 2016113983A JP 2017218192 A JP2017218192 A JP 2017218192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
bending line
bent
protective
plate portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016113983A
Other languages
English (en)
Inventor
大佑 小島
Daisuke Kojima
大佑 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Tokan Package Co Ltd
Original Assignee
Nippon Tokan Package Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Tokan Package Co Ltd filed Critical Nippon Tokan Package Co Ltd
Priority to JP2016113983A priority Critical patent/JP2017218192A/ja
Publication of JP2017218192A publication Critical patent/JP2017218192A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

【課題】1枚のシート部材から容易に組み立て可能な構造で作業コスト及び材料コストの低減が可能であり、かつ、外箱が落下や衝突した際の側面方向からの荷重や衝撃に対する緩衝や保護を充分に行うことが可能な包装緩衝部材を提供すること。
【解決手段】1枚のシート部材からなり、物品が載置される中央板部110に当接する位置で物品側に折り曲げられる複数の押さえ部120を有し、隣接する2つの押さえ部120の間には中央板部110から物品と離れた位置で物品側に折り曲げられる連結板部130を有し、連結板部130と押さえ部120は複数の保護屈曲線で屈曲可能な保護壁部140で連接されていること。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具等の物品を段ボール製の外箱に収納する際に使用する包装緩衝部材に関する。
従来から、シーリングライト等の円盤状照明器具を包装する際には、照明器具の本体を設置する保護パッドと、照明器具の本体を保護パッドに固定する固定部材とを別体に備え、照明器具を固定部材で保護パッドに固定した後、段ボール製の外箱に収納するようにしていた。
このような包装においては、照明器具が外箱内で移動しないように、照明器具を保護パッドに固定する固定部材を別体に備え、また外箱を段積みした際に、外箱が潰れないように内部から支持する構造が必要であった。
しかしながら、従来の包装では、照明器具を保護パッドに固定する構造と外箱の段積みを支持する構造とが独立したものとされているため、その分、作業工程が増加すると共に、材料コストが高騰するため、包装部材の販売コストを削減する際の妨げとなっていた。
このような事情に対処して、特許文献1には、照明器具の梱包用緩衝材が案出されている。
この梱包用緩衝材は、1枚の段ボールを折曲げて形成することができる点では、その分、作業コストを低減することが可能であるが、段ボールの四方の対角位置に折り曲げ可能に形成された端板と各端板の間に折曲げ可能に形成された隅板を立ち上げる構造を有し、端板と隅板とが別体であって、段ボールの外周に交互に形成された構成とされている。従って、材料コストの面では無駄があり、一層の改善が必要となるものであった。
そこで、出願人は、特許文献2に示すように、1枚の段ボールを用いて照明器具用包装部材を無駄なく形成すると共に、この包装部材に照明器具を取り付けて外箱に収納したとき、各立上片の折曲部を内方へ折り曲げ、この折曲部と照明器具の本体又は照明器具の本体を収納する包装材に、接着テープ等の接合材を貼り付けて接合することにより、照明器具の本体を包装部材に固定することが可能とするものを提案した。
このことで、外箱の段積みの際の荷重を支持する構造に無駄がなく、作業コスト及び材料コストの低減を達成することによって、包装部材の販売コストを安価にすることが可能となった。
特開2005−298057号公報 特許第5757447号公報
特許文献2に示す包装部材は、外箱の段積みの際の荷重は充分に支持でき、かつ、作業コスト及び材料コストの低減することは可能であるが、外箱が落下や衝突した際の側面方向からの荷重や衝撃に対する緩衝や保護に対しては、外箱と包装部材の自体の強度に依存し、充分とはいえない場合があった。
物品と外箱の空間に何らかの緩衝材を内挿することも考えられるが、作業コスト及び材料コストが高騰するという問題があった。
そこで本発明は、1枚のシート部材から容易に組み立て可能な構造で作業コスト及び材料コストの低減が可能であり、かつ、外箱が落下や衝突した際の側面方向からの荷重や衝撃に対する緩衝や保護を充分に行うことが可能な包装緩衝部材を提供することを目的とする。
本発明は、1枚のシート部材からなり、物品が載置される中央板部と、前記中央板部から物品に当接する位置で物品側に折り曲げられる複数の押さえ部とを有する包装緩衝部材であって、隣接する2つの前記押さえ部の間には、前記中央板部から物品と離れた位置で物品側に折り曲げられる連結板部を有し、前記連結板部と前記押さえ部は、複数の保護屈曲線で屈曲可能な保護壁部で連接されていることより、前記課題を解決するものである。
本請求項1に係る発明の包装緩衝部材によれば、中央板部から物品と離れた位置で物品側に折り曲げられる連結板部を有し、連結板部と押さえ部は、複数の保護屈曲線で屈曲可能な保護壁部で連接されていることにより、連結板部が物品から離れた位置で物品側方に立設され、かつ、連結板部に外方から力が加わった際に保護壁部が屈曲して連結板部の内方への変位を緩衝するとともに、物品を保護することが可能となる。
また、連結板部と押さえ部が複数の保護屈曲線で屈曲可能な保護壁部で連接されているため、押さえ部を立てる際に、保護壁部の複数の保護屈曲線に沿って屈曲させるだけで、連結板部が物品から離れた位置で物品側方に立設するため、1枚のシート部材から容易に組み立て可能で作業コスト及び材料コストの低減が可能となる。
また、物品を本包装緩衝部材に載置して外箱に収納する際に、立設された連結板部が外箱の側面側に位置するように収納することで、外箱が落下や衝突した際の側面方向からの荷重や衝撃に対して、充分な緩衝や保護を図ることが可能となる。
本請求項2に記載の構成によれば、保護壁部は、中央板部に対して屈曲する中央保護屈曲線と、押さえ部に対して屈曲する第1保護屈曲線と、押さえ屈曲線の端部から外周に伸びる第2保護屈曲線と、連結屈曲線の端部から外周に伸びる第3保護屈曲線と、連結板部に対して屈曲する第4保護屈曲線とを有することにより、組み立て時に、押さえ部を立てた後、あるいは立てる際に、保護壁部の押さえ部に隣接する部分を内方に押すだけで、保護壁部が複数の保護屈曲線に沿って屈曲するとともに、連結板部が物品から離れた位置で物品側方に立設するため、組み立て作業がさらに容易となり、作業コストのさらなる低減が可能となる。
本請求項3に記載の構成によれば、押さえ部が、中央板部の周囲4箇所に設けられていることにより、一般的な直方体の外箱に収納する際に、連結板部を側面側にして収納することで、側面方向からの荷重や衝撃に対して、充分な緩衝や保護を図ることが可能となるとともに、物品と接触している押さえ部を、外部からの荷重や衝撃を受けにくい角部に位置させることができ、さらに充分な緩衝や保護を図ることが可能となる。
本発明の一実施形態である包装緩衝部材のブランク状態の平面図。 組み立て工程の第1段階の斜視図。 組み立て工程の第2段階の斜視図。 組み立て後の斜視図。
本発明の一実施形態である包装緩衝部材100について図面に基づいて説明する。
包装緩衝部材100は、組み立て前のブランク状態では、図1に示すように、1枚のシート部材からなり、物品が載置される中央板部110と、中央板部110から物品に当接する位置で物品側に折り曲げられる4つの押さえ部120とを有している。
隣接する2つの押さえ部120の間には、中央板部110から物品と離れた位置で物品側に折り曲げられる連結板部130を有し、連結板部130と押さえ部120は、複数の保護屈曲線で屈曲可能な保護壁部140で連接されている
押さえ部120は、中央板部110に対して屈曲する押さえ屈曲線121を有し、連結板部130は、中央板部110に対して屈曲する連結屈曲線131を有している。
保護壁部140は、中央板部110に対して屈曲する中央保護屈曲線141と、押さえ部に対して屈曲する第1保護屈曲線142と、押さえ屈曲線の端部から外周に伸びる第2保護屈曲線143と、連結屈曲線の端部から外周に伸びる第3保護屈曲線144と、連結板部に対して屈曲する第4保護屈曲線145とを有している。
押さえ部120は、外周側から内方に折り曲げられる固定片122と、押さえ屈曲線121から中央板部110側に突出した脚部片123を有しており、脚部片123は、押さえ部120が物品側に折り曲げられた際に物品の反対側に突出するように構成されている。
また、中央板部110は、内周側に物品の凸部が嵌合する嵌合孔111を有している。
押さえ部120が固定片122を有していることで、物品の上方を梱包用テープ等で固定する際に、固定片122が物品の周辺部の上方にほぼ水平面で存在するため、梱包用テープ等を止める作業が容易となる。
また、押さえ部120が脚部片123を有していることで、物品を載置して外箱に収納する際に、中央板部110と外箱の底面との間に所定の空間を存在させることができるため、底面方向からの荷重や衝撃に対して、充分な緩衝や保護を図ることが可能となる。
また、中央板部110が嵌合孔111を有していることで、上面側、底面側の両側に凸部を有するような物品であっても、物品の周辺部を中央板部110に載置することが可能となる。
以上のように構成された本発明の一実施形態である包装緩衝部材100の組み立て工程について説明する。
まず、図1に示すシート状の包装緩衝部材100の中央板部110に物品を載置し、図2に示すように、押さえ部120を押さえ屈曲線121に沿って物品側に折り曲げて立ち上げる。
押さえ屈曲線121は、図1に示すように、中央板部110に載置される物品の外周縁Mと接するように設けられているため、物品は立ち上がった4つの押さえ部120に当接状態で囲まれ、物品の水平方向の移動が規制される。
また、載置される物品が、シーリングライト等の円盤状照明器具のように載置面側に周辺部よりも下方に突出する器具部分を有する場合、中央板部110の内周側に設けられた嵌合孔111に下方突出部分を嵌めこむことでも、水平方向の移動を規制することができる。
さらに、押さえ屈曲線121から中央板部110側に突出した脚部片123は、押さえ部120が物品側に折り曲げられた際に物品の反対側に突出する。
この脚部片123の突出する高さを、嵌合孔111から下方に突出した部分よりも高くすることで、外箱に収納する際に、物品の下方に空間を設けることが可能となる。
次に、図2の状態から、押さえ部120の外周側の中央部に設けられた固定片122を内方に折り曲げ、図3の状態とする。
物品の上方を梱包用テープ等で固定する際には、固定片122が周辺部の上方にほぼ水平面で存在するため作業が容易となる。
本実施形態では4つの固定片122が四隅に設けられるため、梱包用テープを、対角を結ぶように止めることも可能で、その場合、2回の動作で固定できる。
次に、図3の状態から、保護壁部140の押さえ部120に隣接する部分を内方に押すことで、図4に示すように、保護壁部140が押さえ部120に対して第1保護屈曲線142で屈曲するともに、中央板部110に対して屈曲する中央保護屈曲線141、押さえ屈曲線121の端部から外周に伸びる第2保護屈曲線143、連結屈曲線131の端部から外周に伸びる第3保護屈曲線144、及び、連結板部130に対して屈曲する第4保護屈曲線145が屈曲し、連結板部130が連結屈曲線131に沿って屈曲して物品側方に立設する。
物品を本実施形態の包装緩衝部材100に載置して外箱に収納する際には、立設された連結板部130が外箱の側面側に位置するように収納することで、外箱が落下や衝突した際の側面方向からの荷重や衝撃に対して、複数の保護屈曲線141、142、143、144、145で屈曲した状態の保護壁部140が変形を吸収し、充分な緩衝や保護を図ることが可能となる。
なお、本実施形態の包装緩衝部材100は段ボールからなるものであり、保護壁部140の緩衝性は、段ボールの厚みを屈曲させることで得ることが可能であるが、段ボール以外の紙、樹脂等のシート部材を用いてもよい。
また、各屈曲線は、作業の容易性、強度、緩衝性を考慮して、シート部材に対して予め折り目を付したもの、厚みに達しない切れ込みを入れたもの、ミシン目を入れたもの等、いかなるものであってもよく、組み立て前は単なる平面で折り目が存在しないものであってもよい。
さらに、保護壁部の複数の保護屈曲線は、保護壁部の組立後の形状を荷重や衝撃を緩衝可能な形状とすることができるものであれば、その数、長さ、配置等の構成はいかなるものであってもよく、曲線状の部分を含んでもよい。
100 ・・・ 包装緩衝部材
110 ・・・ 中央板部
111 ・・・ 嵌合孔
120 ・・・ 押さえ部
121 ・・・ 押さえ屈曲線
122 ・・・ 固定片
123 ・・・ 脚部片
130 ・・・ 連結板部
131 ・・・ 連結屈曲線
140 ・・・ 保護壁部
141 ・・・ 中央保護屈曲線
142 ・・・ 第1保護屈曲線
143 ・・・ 第2保護屈曲線
144 ・・・ 第3保護屈曲線
145 ・・・ 第4保護屈曲線
M ・・・ 物品の外周縁

Claims (3)

  1. 1枚のシート部材からなり、物品が載置される中央板部と、前記中央板部から物品に当接する位置で物品側に折り曲げられる複数の押さえ部とを有する包装緩衝部材であって、
    隣接する2つの前記押さえ部の間には、前記中央板部から物品と離れた位置で物品側に折り曲げられる連結板部を有し、
    前記連結板部と前記押さえ部は、複数の保護屈曲線で屈曲可能な保護壁部で連接されていることを特徴とする包装緩衝部材。
  2. 前記押さえ部は、前記中央板部に対して屈曲する押さえ屈曲線を有し、
    前記連結板部は、前記中央板部に対して屈曲する連結屈曲線を有し、
    前記保護壁部は、前記中央板部に対して屈曲する中央保護屈曲線と、前記押さえ部に対して屈曲する第1保護屈曲線と、前記押さえ屈曲線の端部から外周に伸びる第2保護屈曲線と、前記連結屈曲線の端部から外周に伸びる第3保護屈曲線と、前記連結板部に対して屈曲する第4保護屈曲線とを有することを特徴とする請求項1に記載の包装緩衝部材。
  3. 前記押さえ部が、前記中央板部の周囲4箇所に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装緩衝部材。
JP2016113983A 2016-06-08 2016-06-08 包装緩衝部材 Pending JP2017218192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016113983A JP2017218192A (ja) 2016-06-08 2016-06-08 包装緩衝部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016113983A JP2017218192A (ja) 2016-06-08 2016-06-08 包装緩衝部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017218192A true JP2017218192A (ja) 2017-12-14

Family

ID=60658763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016113983A Pending JP2017218192A (ja) 2016-06-08 2016-06-08 包装緩衝部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017218192A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5445855B2 (ja) 梱包装置
JP5452643B2 (ja) 緩衝材
JP5600495B2 (ja) 包装部材
AU2008325729B2 (en) Cushioning device
JPWO2017109967A1 (ja) 物品梱包箱
JP2015127208A (ja) 物品運送用梱包具
KR101252519B1 (ko) 내충격성 보강부가 형성된 포장용 상자
JP2017218192A (ja) 包装緩衝部材
KR20150002616U (ko) 완충재가 구비된 포장상자
JP4845946B2 (ja) 梱包装置
JP5757447B2 (ja) 照明器具用包装部材
JP6048197B2 (ja) 貯湯式給湯機用梱包部材
JP2009202919A (ja) 包装ケース
TWI499540B (zh) 紙箱結構
JP2019199287A (ja) トレイ及びトレイのブランク
JP4937173B2 (ja) 包装構造体及び包装体
CN209956583U (zh) 一种缓冲包装盒
KR200347731Y1 (ko) 포장용 상자
JP7091691B2 (ja) 梱包箱
JP6324158B2 (ja) 表示装置の梱包構造
JP5174410B2 (ja) 緩衝包装材
JP2023074831A (ja) 包装用緩衝材
JP6599003B2 (ja) 太陽電池モジュール梱包体および梱包材
JP2017137075A (ja) 構造体
JP6033168B2 (ja) 緩衝部材