JP2017214053A - 化粧室の床を自動的に清掃するシステム及び方法 - Google Patents

化粧室の床を自動的に清掃するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】民間航空機内の化粧室の床等の床を自動的に清掃するシステム及び方法を提供する。【解決手段】自浄式床アセンブリ200は、起動システム204に動作可能に連結された可動床202を含みうる。清掃システム206は、可動床202の一方の端部に位置づけされる。任意選択的に、清掃システム206は、可動床202の下に位置づけされうる。清掃システム206は、可動床202の一部の上、可動床の対向端部に位置づけされうる、あるいは構成要素を、可動床に沿った端部、下部、上部等の様々な箇所に含みうる。【選択図】図4

Description

背景の実施例は、平成28年3月31日出願の「Systems and Methods for Automatically Cleaning a Lavatory Floor」と題する米国仮特許出願第62/316012号に記載されうる。
本開示の実施形態は概して、民間航空機内の化粧室の床等の床を自動的に清掃するシステム及び方法に関する。
民間航空機は、様々な場所の間で乗客を搬送するために使用される。飛行中、特に大洋横断又はその他の長距離飛行中、乗客は通常航空機の特定エリア(例えばキャビン)に閉じ込められる。様々な人(例えば乗客、パイロット、フライトアテンダント等)が、飛行中に航空機の特定の内部を使用する。例えば、多数の人が飛行中に内部キャビン内の化粧室を使用しうる。
当然ながら、各々の使用時に、航空機に搭載された化粧室の清浄度が低下しうる。機上の人は、航空機に搭載された頻繁に使用される化粧室によってこうむる健康上のリスクの影響を受けうる。実際、各人が航空機に搭載された化粧室を使うと、その中の病原菌や細菌の可能性が高まる。
航空機の化粧室は一般に、飛行と飛行の間に清掃される。例えば、飛行前及び/又は飛行後に化粧室を清掃するために、地上の航空機に保守又は清掃従業員が乗り込む。しかしながら、飛行中に多数の人が化粧室を使用しうる事実に関わらず、飛行中は通常、化粧室は清掃されない。フライトアテンダントが化粧室を清掃することができるかもしれないが、彼らは飛行中は普通、他の任務で手いっぱいである。このため、飛行中、あるいは飛行と飛行の間であっても、フライトアテンダントにとって化粧室を清掃することは最優先事項ではない可能性がある。
結果的に、航空機に搭載された化粧室の清浄度は、特に飛行中に低下しうる。一般に、飛行中、航空機に搭載された化粧室が、航空機に乗っている人によって飛行中に使用されることで、汚れ、濡れ、また臭くなる等の可能性がある。このため、航空機に乗った人の飛行中の経験に悪影響が及ぼされうる。
更に、繰り返し使用することで、化粧室の床の複数の部分が液体で覆われる可能性がある。清掃した後でも、化粧室の床は洗浄液で濡れうる。濡れた化粧室の床は、その床が清掃済みであることを人が知っていたとしても人に不安を与えるものでありうる。つまり、濡れた床は、不衛生な状態を印象付けうる。更に、濡れた床は、人が濡れた床の上で滑て転ぶ可能性のある安全性の問題をもたらしうる。
床を清掃するシステム及び方法が必要である。使用後に化粧室の床を自動的に清掃するシステム及び方法が必要である。特に飛行中に、航空機に搭載された化粧室の床を効果的かつ効率的に清掃するシステム及び方法が必要である。
この必要を考慮し、本開示の特定の実施形態は、閉ざされた空間の床に形成される、又は位置づけされるように構成された自浄式床アセンブリを提供する。自浄式床アセンブリは、可動床パネルと、床パネルに動作可能に連結された起動システムと、可動床の少なくとも一部に近接する清掃システムとを含む可動床を含む。起動システムは、清掃サイクル中に、清掃システムの中へ及び清掃システムを通って床パネルの少なくとも一部を移動させるように構成される。清掃システムは、清掃サイクル中に、床パネルの一又は複数の部分を清掃するように構成される。
可動床はまた、床パネルに移動可能に連結された少なくとも1つのコンベヤと、床パネルを支持するように構成された支持体も含みうる。床パネルの幅は、閉ざされた空間の戸口の幅と同じであってよい。
起動システムは、アクチュエータを含みうる。少なくとも1つのリンクは、アクチュエータを可動床に動作可能に連結しうる。
清掃システムは、床パネルの一又は複数の部分からごみを除去するように構成された掃除機を含みうる。清掃システムは、清掃サイクル中に床パネルの一又は複数の部分を浄化するように構成されたクリーナーを含みうる。清掃システムは、清掃サイクル中に床パネルの一又は複数の部分を乾燥させるように構成されたドライヤーを含みうる。
クリーナーは、洗浄液を含有する貯蔵タンクと流体連結している少なくとも1つのノズルを含みうる。清掃サイクル中に、一又は複数のノズルを通して床パネルの一又は複数の部分に洗浄液が堆積されクリーナーは、清掃サイクル中に床パネルの一又は複数の部分を照射するように構成された少なくとも1つの紫外(UV)光源を含みうる。
少なくとも1つの実施形態では、起動システム及び清掃システムは、閉ざされた空間に人がいる時は動作が停止される。少なくとも1つの実施形態では、自浄式床アセンブリは、起動システム及び清掃システムと通信している制御装置を含む。制御装置は、清掃サイクル中に起動システムと清掃システムを操作するように構成される。制御装置は、閉ざされた空間に人がいる時は、起動システムと清掃システムの動作を停止するように構成されうる。
本開示のある実施形態は、閉ざされた空間内の床を自動的に清掃する方法を提供する。本方法は、起動システムを可動床の床パネルに動作可能に連結することと、清掃サイクル中に床パネルの少なくとも一部を清掃システムの中へ及び清掃システムを通って(起動システムによって)移動させることと、清掃サイクル中に床パネルの一又は複数の部分を(清掃システムによって)清掃することとを含む。
本開示のある実施形態は、内部キャビンを有する胴体を含む航空機を提供する。化粧室は、内部キャビン内に位置している。翼は胴体から外向きに延在する。尾部は胴体から外向きに延在する。一又は複数のエンジンは、一又は複数の翼及び尾部によって担持される。自浄式床アセンブリは、化粧室の床を形成する、あるいは化粧室の床上に位置づけされる。自浄式床アセンブリは、可動床パネルを含む可動床、床パネルに動作可能に連結された起動システム、及び可動床の少なくとも一部に近接した清掃システムを含む。起動システムは、清掃サイクル中に床パネルの少なくとも一部を清掃システムの中へ及び清掃システムを通って移動させるように構成される。清掃システムは、清掃サイクル中に床パネルの一部(複数可)を清掃するように構成される。
本開示の一実施形態による、航空機の上面斜視図である。 本開示の一実施形態による、航空機の内部キャビンの上面図である。 本開示の一実施形態による、航空機の内部キャビンの上面図である。 本開示の一実施形態による、化粧室の内部斜視図である。 本開示の一実施形態による、自浄式床アセンブリを示す概略図である。 本開示の一実施形態による、自浄式床アセンブリを示す上面斜視図である。 本開示の一実施形態による、可動床に連結された起動システムの上面斜視図である。 本開示の一実施形態による、化粧室の床を自動的に清掃する方法を示すフロー図である。 本発明の一実施形態による、化粧室の上面内部斜視図である。 遠紫外線スペクトルを示す図である。 本開示の一実施形態による、化粧室を示す内装概略図である。 本開示の一実施形態による、清掃サイクル中の状態表示器を示す前面図である。
上記の概要、及び特定の実施形態の以下の詳細な説明は、添付の図面を参照して読むことにより、より深く理解される。本明細書で使用される「一(a)」又は「1つの(an)」に続く単数形の要素又はステップは、複数の当該要素又はステップを必ずしも除外しないと理解されたい。更に、「一実施形態」への言及は、追加の実施形態の存在を除外すると解釈されることを意図せず、それら追加の実施形態もまた、本明細書に記載の特徴を内包する。また、反対に明示的に記述されない限り、特定の条件を有する一又は複数の要素を「備える」「含む」又は「有する」実施形態は、その条件を有しない追加の要素を含み得る。
本開示の実施形態は、例えば民間航空機内の化粧室等の化粧室内で使用されうる自浄式床アセンブリを提供する。自浄式床アセンブリは、起動システムに動作可能に連結された可動床を含む。起動システムは、清掃システムを通って可動床の一部を移動させるように構成される。清掃システムは、掃除機、クリーナー、及び/又はドライヤーを含む。
可動床は、起動システムによって清掃システムを通って送られるベルト等の床パネルを含みうる。床パネルが清掃システムを通って移動すると、掃除機が(例えばごみに掃除機をかけるあるいはごみを吸引することを通して)床パネルからごみを取り除く。床パネルはその後、クリーナーが消毒、殺菌、又は他の方法で床パネルを浄化するように、清掃システムを通って移動し続ける。例えば、クリーナーは、せっけん水、殺菌液、消毒液、抗菌液、及び/又は抗菌剤等の洗浄液を保管するタンクと流体連通している一又は複数のノズルを含みうる。クリーナーは、クリーナーを通って送られる床パネル上に、例えばスポンジ等を介して噴霧する、拭う、塗布すること等によって洗浄液をつける。洗浄剤が可動床に塗布された後に、ドライヤーで床パネルを乾燥させてそこから液体を取り除く。例えば、ドライヤーは、送風機、ブロアー、加熱灯(各々複数可)等を含みうる。
少なくとも1つの他の実施形態では、クリーナーは、床パネルを照射することにより、床パネルを浄化する(例えば殺菌する)ように構成された一又は複数の紫外線(UV)光源を含みうる。少なくとも1つの実施形態では、クリーナーは、床パネルに洗浄剤を塗布することができ、床パネルに照射するUV光源を含む。
自浄式の床アセンブリは、例えば化粧室の床に動作可能に連結されうる。化粧室のドアの動きと清掃サイクルが結びつけられうる。例えば、使用後に化粧室のドアが閉まるたびに、清掃サイクルが誘発されうる。少なくとも1つの実施形態では、ドアの鍵が解除され、ドアが開けられ、そしてまた閉められた時に、制御装置が清掃サイクルを開始しうる。例えば、人が化粧室を使う時、人は化粧室内にいる間にドアを閉めて鍵をかける。使用後に化粧室を離れるために、人はドアの鍵を解除し、ドアを開け、そしてまた人がドアを出た時に鍵が解除されたドアを閉める(又は付勢バネ式ヒンジ等を介して鍵が解除されたドアが自動的に閉まる)。制御装置は、ドアの運動シーケンスを検出し、次に清掃サイクルを開始しうる。
人が化粧室内にいる時は、自浄式床アセンブリは可動床を清掃することをやめることができる。例えば、化粧室のドアの鍵がかかると、自浄式アセンブリは、清掃サイクルを開始するのを、又はそうでなければ起動させるのをやめることができる。
可動床は、1つの連続構造、又は一又は複数の床セグメントを含みうる床パネルを含みうる。床パネルは、コンベヤあるいは回転床軌道を提供するように構成されうる。床パネルは、化粧室の戸口と一直線の幅を有しうる。少なくとも1つの実施形態では、床パネルは化粧室の戸口と同じ又はほぼ同じ幅であってよい。
自浄式床アセンブリは、トイレの基部又は台に隣接する(例えば2〜4フィート内の)床パネルの部分が、化粧室の各使用後に清掃システムを通って送られるように、化粧室内のトイレに向かって可動床の床パネルが回転するように構成されうる。このように、トイレの近くの床パネルにこぼれたものは全て、各使用後に清掃される。
本開示の特定の実施形態は、清潔で、濡れていない防滑床を提供するシステム、方法、及びアセンブリを提供する。本開示の特定の実施形態は、床面を清掃し、床面から液体を取り除くように構成される。床は、例えばUV光の照射を通して、自動的に殺菌されうる又は他の方法で清掃されうる。更に、本開示の実施形態は、コスト効率が高く軽量で、簡単に製造できる床アセンブリを提供する。
図1に、本開示の一実施形態による、航空機10の上面斜視図を示す。航空機10には、例えば2つのターボファンエンジン14を含みうる推進システム12が含まれる。オプションとして、推進システム12には、図示したものよりも更に多くのエンジン14が含まれうる。エンジン14は、航空機10の翼16によって担持される。他の実施形態では、エンジン14は、胴体18及び/又は尾部20によって担持されうる。尾部20は、水平尾翼22と、垂直尾翼24も支持し得る。
航空機10の胴体18は内部キャビンを画定し、内部キャビンには、操縦席、一又は複数のワークステーション(例えば、ギャレー、手荷物エリア等)、一又は複数の乗客セクション(例えば、ファーストクラス、ビジネスクラス、及びエコノミーセクション)、及び後方休憩エリアアセンブリが位置づけされうる後方セクションが含まれうる。各セクションは、一又は複数のクラス仕切アセンブリを含みうるキャビン遷移エリアによって分離されうる。頭上手荷物収納庫アセンブリは、内部キャビン全体に位置づけされうる。
内部キャビンは、例えば一又は複数の化粧室を含む。本開示の実施形態は、化粧室内の床を自動的に清掃するように構成されたシステム及び方法を提供する。具体的には、各化粧室は、化粧室が人によって使用された後に、少なくとも床の一部(例えば人が使用中にトイレとシンクに近接する部分等)を自動的に清掃するように構成された自浄式床アセンブリを含みうる。自浄式床アセンブリは、各使用後、あるいは所定数の使用(例えば一又は複数の人による2回、3回、4回、又は5回の使用)後に床の一部(複数可)を自動的に清掃しうる。
あるいは、本開示の実施形態が、航空機に代わり、自動車、バス、機関車及び列車、船舶、宇宙船などの様々な他の輸送体で使用されてもよい。更に、本開示の実施形態は、例えば商業用及び住居用の建物等の固定構造に対して使用されうる。一例として、本開示の実施形態は、化粧室が輸送体内にあるか否かに関わらず、化粧室の床を自動的に清掃するために使用されうる。
図2Aに、本発明の一実施形態による、航空機の内部キャビン30の上から見た平面図を示す。内部キャビン30は、航空機の胴体32内であってよい。例えば、一又は複数の胴体壁により、内部キャビン30が画定されうる。内部キャビン30には、前方セクション33、ファーストクラスセクション34(又は例えばファーストクラススイート、キャビン)、ビジネスクラスセクション36、前方ギャレーステーション38、拡張されたエコノミー又はコーチ(coach)セクション40、標準エコノミー又はコーチセクション42、複数の化粧室とギャレーステーションとを含みうる後方セクション44を含む複数のセクションが含まれる。内部キャビン30は、図示したものよりも多い、又は少ないセクションを含みうると理解すべきである。例えば、内部キャビン30には、ファーストクラスセクションが含まれなくてもよく、図示したものよりも更に多くの、又は少ないギャレーステーションが含まれうる。各セクションは、通路48間にクラス仕切アセンブリを含みうるキャビン遷移エリア46によって分離されうる。
図2Aに示すように、内部キャビン30は、後方セクション44につながる2つの通路50及び52を含む。オプションとして、内部キャビン30は、図示したものよりも少ない又は多い通路を有しうる。例えば、内部キャビン30には、後方セクション44につながる内部キャビン30の中央を通って延在する単一の通路が含まれうる。
一又は複数の化粧室100が、内部キャビン30内に位置づけされうる。化粧室100は、一又は複数の化粧室の使用後に床部分を自動的に清掃するように構成された自浄式床アセンブリを含みうる。各自浄式床アセンブリは、化粧室に人がいない時に床部分を清掃するように構成されうる。加えて、自浄式床アセンブリは、清掃サイクル中に床部分を照射するように構成された少なくとも1つのUV光源を含みうる。UV光源は、乾燥した床アセンブリから、病原菌、細菌、微生物等を一掃する。UV光源は、消毒、殺菌、清掃、又は他の方法で病原菌、細菌、微生物等を一掃するために、床部分上にUV光を照射する、又は他の方法で放射するように構成される。UV光源は、化粧室に人がいない時に起動されうる。
化粧室内、又はそうでなければ化粧室近くの気配センサを使用して、化粧室内の人の存在を検出することができる。気配センサは、人が化粧室内にいるかどうかを検出するように構成された一又は複数の磁気スイッチ、モーションセンサ(例えば赤外線モーションセンサ)、熱センサ等であってよい、又はこれらを含みうる。例えば、気配センサは、内部の部屋のドアに連結された磁気スイッチであってよい。
図2Bに、本発明の一実施形態による、航空機の内部キャビン80の上部平面図を示す。内部キャビン80は、航空機の胴体81内にありうる。例えば、一又は複数の胴体壁は内部キャビン80を画定しうる。内部キャビン80は、乗客席83を有するメインキャビン82と、メインキャビン82の後ろの後方セクション85を含む、複数のセクションを含む。内部キャビン80には、図示したものよりも更に多くの、又は少ないセクションが含まれうることを理解すべきである。
内部キャビン80には、後方セクション85につながる単一の通路84が含まれうる。単一の通路84は、後方セクション85につながる内部キャビン80の中央を通って延在しうる。例えば、単一の通路84は、内部キャビン80の中央縦断面86の同軸上に位置調整されうる。
自浄式床アセンブリは、操縦席エリア89に近接する前方セクション87のメインキャビン82の化粧室100内に位置づけされうる。追加の化粧室100は、メインキャビン82内全体に位置づけされうる。
図3に、本開示の一実施形態による、化粧室100の内部斜視図を示す。化粧室100は、上述したように航空機に搭載されうる。任意選択的に、化粧室100は、他の様々な輸送体に搭載されうる。他の実施形態では、化粧室100は、商業用又は住居用の建物等の固定構造内にあってよい。
化粧室100は、トイレ104、棚106、及びシンク108を支持する基盤床102を含む。基盤床102は、その間に自浄式床アセンブリを確実に保持するように構成された対向ブラケット109を含みうる。任意選択的に、基盤床102は自浄式床アセンブリであってよい、あるいは自浄式床アセンブリを含みうる。UV光源112は、棚106の下方端部に位置づけされうる。UV光源112は、化粧室100の内部空間114に人がいない時の清掃サイクル中に、乾燥した床アセンブリをUV光で照射するように構成される。自浄式床アセンブリがUV光源を含むものもあることに留意すべきである。
図4に、本発明の一実施形態による、自浄式床アセンブリ200の概略図を示す。自浄式床アセンブリ200は、トイレ102を有する化粧室100内に位置づけされうる。あるいは、自浄式床アセンブリ200は、例えばクリーンルーム、実験室等の他の様々な空間内に位置づけされうる。
自浄式床アセンブリ200は、起動システム204に動作可能に連結された可動床202を含みうる。清掃システム206は、可動床202の一方の端部に位置づけされる。任意選択的に、清掃システム206は、可動床202の下に位置づけされうる。少なくとも1つの他の実施形態では、清掃システム206は、可動床202の一部の上、可動床の対向端部に位置づけされうる、あるいは構成要素を、可動床に沿った端部、下部、上部等の様々な箇所に含みうる。
可動床202は、支持体210及びコンベヤ212の周囲に移動可能に固定された床パネル208を含みうる。床パネル208は柔軟であり、支持体210及びコンベヤ212の周りを回転するように構成される。少なくとも1つの実施形態では、床パネル208は、支持体210の周囲に延在するループを形成する単一の連続的なモノリシック床パネルであってよい。少なくとも1つの実施形態では、床パネル208は、ゴム、エラストマー材料、軟質プラスチック等の単一パネルで形成されていてよい。単一パネルは対向端部で接続されて、単一のループを形成する。任意選択的に、床パネル208は、互いに連接し、支持体210及びコンベヤ212の周囲に延在する複数の床セグメントを含みうる。
支持体210は、床パネル208を支持する壁、レール、軌道等のうちの一又は複数を含みうる。図示したように、コンベヤ212a及び212bは、可動床202の対向端部に位置づけされる。例えば、前方コンベヤ212aは可動床202の前方端部214に位置づけされ、後方コンベヤ212bは可動床202の後方端部216に位置づけされる。支持体210及びコンベヤ212はそのままの位置にとどまる。コンベヤ212が固定車軸218a及び218bの周りを回転すると、床パネル208はそれに応じて支持体210とコンベヤ212の周りを回転する。他のコンベヤもまた、使用されうる。
各コンベヤ212a及び212bは例えばローラであってよい、あるいはローラを含みうる。少なくとも1つの他の実施形態では、各コンベヤ212a及び212bは、車軸によって連接された位置合わせされた車輪を含みうる。コンベヤ212a及び212bは、床パネル208の相互の内部構造と係合するアウターギアを含みうる。
起動システム204は、リンク221を通してコンベヤ212aに連結されるアクチュエータ220を含みうる。アクチュエータ220は、例えばモータであってもよい。リンク221は、アクチュエータ220をコンベヤ212aに動作可能に連結するように構成された一又は複数のベルト、ギア、ウォームスクリュー、プーリ、チェーン等であってよい。任意選択的に、アクチュエータ220はコンベヤ212bに動作可能に連結されうる。少なくとも1つの実施形態では、アクチュエータ220は、コンベヤ212a及び212bの両方に動作可能に連結されうる。
清掃システム206は、掃除機222、クリーナー224、及びドライヤー226を含む。あるいは、清掃システム206は、掃除機222、クリーナー224、及びドライヤー226をすべて含まなくてもよい。例えば、清掃システム206は、掃除機222のみを含みうる。少なくとも1つの他の実施形態では、清掃システム206は、クリーナー224のみを含みうる。
掃除機222は、真空発生装置230と流体連結している一又は複数の吸気口228を含む。真空発生装置230が起動されると、真空力が生成され、ごみが掃除機で又は他の方法で吸引されて(例えば掃除機222内にありうる、あるいはホースを通して掃除機に連結された)廃棄物タンクに入れられる。
図示したように、真空発生装置230は、清掃システム206内にありうる。少なくとも1つの他の実施形態では、真空発生装置230は、自浄式床アセンブリ200から遠く離れて位置づけされうる。例えば、真空発生装置230は、トイレ102に連結された真空システムの一部でありうる。上記実施形態では、清掃システム206の掃除機222は、一又は複数の導管(例えば一又は複数のホース、管、パイプ等)を通して真空システムに連結されうる。従って、真空システムが起動した時に(つまり、真空システムが導管を通して真空力又は吸引力を生成した時に)、真空力又は吸引力が床パネル208上にありうるごみ、液体等を清掃システム206の掃除機222に引き込む。
トイレ102の水が流されると、真空システムが起動されうる。少なくとも1つの他の実施形態では、真空システムは、トイレ102が位置づけされた化粧室に人が入っていない時に起動されうる。例えば、人はトイレの水を流すためにトイレ102のボタン又はレバーと係合しうるが、化粧室100は、化粧室100を人が離れた(例えば人が化粧室へのドアの鍵を解除して閉じた)後にトイレ102の水が流れる(これにより真空システムが起動される)ように構成されうる。
クリーナー224は、貯蔵タンク234に流体連結された一又は複数のノズル232を含みうる。貯蔵タンク234は、せっけん水、合成洗剤、殺菌液、消毒液、抗菌液、抗菌剤等の洗浄液を保管する。一又は複数のバルブは、ノズル232を貯蔵タンク234に連結する導管(例えばホース、管、パイプ等)内に配置されうる。バルブは、洗浄液がノズル232へ送られるようにする、あるいは送られないようにするために、選択的に導管を開閉するように制御されるよう構成される。例えば、清掃サイクル中に、一又は複数のバルブが開いて、洗浄液がノズル232を通って可動床上に堆積される。少なくとも1つの実施形態では、制御装置240は、一又は複数の有線又は無線接続を通して一又は複数のバルブと通信し、一又は複数のバルブを制御するように構成される。
クリーナー224はまた、清掃サイクル中に、床パネル208がUV光源のそばを回転した時に、床パネル208の複数の部分上にUV光を照射する、又は他の方法で放射するように構成される一又は複数のUV光源236も含みうる。放射されたUV光は、床パネル208から病原菌、細菌、及び微生物を一掃する。あるいは、クリーナー224は、一又は複数のUV光源236であってよい、又はそうでなければ一又は複数のUV光源236のみを含みうる。
ドライヤー226は、送風機、ブロアー、加熱灯等であってよい。ドライヤー226は、清掃サイクル中に、床パネル208がドライヤー226のそばを回転した時に、床パネル208の複数の部分を乾燥するように構成される。あるいは、清掃システム206は、ドライヤー226を含まないことがある。
図示したように、清掃システム206はトイレ102の近くに位置づけされ得る。例えば、清掃システム206は、トイレ102の一部の下及び/又は後ろ、シンク、棚の内部等に位置づけされうる。このため、化粧室が使用された後に、床パネル208が回転して、トイレ102近くの床パネル208の一部が清掃システム206によって清掃される。例えば、清掃サイクル中に、床パネル208は一回転の半分だけ回転しうる。従って、露出していた部分209(人が入っている時に化粧室100内で床パネル208の目に見える部分)が清掃システム206(の例えばそば)を通って送られ、覆い隠された部分211(人が入っている時の化粧室100内の下の部分及び/又は化粧室100内の床パネル208の隠れた部分)がこれに対応して回転し、露出した部分209となる。
任意選択的に、清掃サイクル中に、床パネル208は、(床パネル上のポイントが回転が開始される初期位置まで一回転方向に完全に回転して戻るように)360度回転しうる。少なくとも1つの他の実施形態では、清掃サイクル中に、床パネル208は半分未満回転するように回転しうる。例えば、清掃サイクル中に、床パネル208はトイレ102の数フィート(例えば2〜3フィート)内の部分のみが清掃システム206によって清掃されるように、4分の1だけ回転しうる。
あるいは、清掃システム206は、トイレ102に対して様々な他の部分に位置づけされうる。例えば、清掃システム206は、可動床202の下に位置していてよい。少なくとも1つの他の実施形態では、清掃システム206は、可動床202周囲の端部214と216との間に延在しうる。
工程において、化粧室100が使用された後に、清掃サイクルが起動されうる。清掃サイクル中に、起動システム204は、露出していた部分209が清掃システム206(の例えば内部、そば、周囲等)を通過するように、矢印Aの方向に床パネル202を回転させる。露出していた部分209が清掃システム206を通過すると、掃除機222が起動される。起動された掃除機222は、露出していた部分209上にありうるゴミを取り除く。例えば、真空発生装置230は、吸気口228にゴミを吸引する真空力を生成する。
矢印Aの方向に回転し続けると、次に床パネル208の掃除機がかけられた部分がクリーナー224を通って送られ、殺菌、消毒、又は他の方法で掃除機がかけられたばかりの床パネル202の一部を浄化するためにクリーナー224が起動される。例えば、クリーナー224は、ノズル232を介して床パネル202の一部上に洗浄液を塗布しうる、及び/又はUV光源236を介して滅菌光で床パネル202の一部を照射しうる。
矢印Aの方向に回転し続けると、床パネル208の掃除機がかけられ、清掃された部分がドライヤー226を通って送られる。ドライヤー226は清掃サイクル中に、床パネル208の一部を乾燥させてそこから液体を除去するために起動される。
制御装置240は、一又は複数の有線又は無線接続を通して、起動システム204と清掃システム206と通信しうる。制御装置240は、自浄式床アセンブリ200の一部内に格納されうる、あるいはそこから遠く離れて位置づけされうる。
制御装置240は、一又は複数の有線又は無線接続を通して気配センサ242とも通信しうる。気配センサ242は、化粧室100上に、化粧室100内に、あるいは化粧室100の近くにあってよい。
制御装置240は、自浄式床アセンブリ200の動作を制御するように構成されうる。例えば、制御装置240は、気配センサ242から人が化粧室100内にいるか否かを示す気配信号を受信する。気配センサは、人が化粧室100内にいるか否かを示す気配信号を生成するように構成された一又は複数の磁気スイッチ、モーションセンサ(例えば赤外線モーションセンサ)、熱センサ等であってよい、あるいはこれらを含みうる。例えば、気配センサは、化粧室100のドアに連結された磁気スイッチであってよい。制御装置240が、例えば気配センサ242から受信した一又は複数の信号を通して化粧室100に人が入っていると判断した場合、制御装置240はアクチュエータ220及び清掃システム206の起動をやめる。人が化粧室100を離れた後に、制御装置240は(気配センサ242から受信した一又は複数の信号を介して)化粧室100に人がいないと判断し、制御装置240は、床パネル208の少なくとも一部(例えば露出している部分209)を清掃するために、アクチュエータ220と清掃システム206を起動する。
上述したように、制御装置240は、消毒、殺菌、又はその他の方法で床パネル208を清掃するために、自浄式床アセンブリ200の動作を制御するように構成されうる。上述のように、制御装置240は例えば一又は複数の有線又は無線接続等を通して、起動システム204及び清掃システム206に動作可能に連結されうる。従って、制御装置240は、起動システム204と清掃システム206の動作を制御するように構成される。
本書において、「制御装置」「装置」「中央処理装置」「CPU」「コンピュータ」などの語は、マイクロコントローラ、縮小指令セットコンピュータ(RISC)、特定用途向け集積回路(ASIC)、論理回路、及び、本書で説明される機能を実行することが可能なハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせを含む他の任意の回路又はプロセッサを使用するシステムを含む、プロセッサベース又はマイクロプロセッサベースの、任意のシステムを含み得る。上述の例は例示的なものにすぎず、従って、上記用語の定義及び/又は意味を何らかの方法で限定することを意図していない。例えば、制御装置240は、自浄式床アセンブリ200の動作を制御するように構成された一又は複数のプロセッサであってよい、あるいはそれらを含みうる。
制御装置240は、データを処理するため、一又は複数の記憶素子(一以上のメモリなど)に保存される一連の指令を実行するように構成される。例えば、制御装置240は、一又は複数のメモリを含みうる、又は一又は複数のメモリに連結されうる。記憶素子はまた、所望又は必要に応じてデータ又は他の情報を記憶し得る。記憶素子は、情報ソース、又は処理マシン内部の物理メモリ素子という形態であり得る。
一連の指令は、制御装置240に指示を与え、処理マシンとして、本明細書記載の主題の様々な実施形態の方法及びプロセスなどの特定の操作を実行させる様々なコマンドを含み得る。一連の命令はソフトウェアプログラムの形態であってもよい。ソフトウェアは、システムソフトウェア又はアプリケーションソフトウェアなどの様々な形態であり得る。更に、ソフトウェアは、別個のプログラムの集合、より大きなプログラム内のプログラムサブセット、或いはプログラムの一部の形態であってもよい。ソフトウェアはまた、オブジェクト指向プログラミングの形態のモジュラープログラミングを含み得る。処理機による入力データの処理は、ユーザのコマンドに応答する、又は、前の処理の結果に応答する、又は、別の処理機によってなされた要求に応答するものであり得る。
本明細書に記載の実施形態の図面は、一以上の制御装置又は処理装置、例えば制御装置240を示し得る。処理又は制御装置が、本明細書に記載の動作を実行する(例えば、コンピュータハードドライブ、ROM、RAMなどの、有形且つ非一過性のコンピュータ可読記憶媒体に記憶されたソフトウェアなど)、関連する指令を含むハードウェアとして実装され得る回路、又はその一部を表していることを理解されたい。ハードウェアは、本明細書に記載の機能を実行するようハードワイヤードされたステートマシン回路を含み得る。オプションで、ハードウェアが、マイクロプロセッサ、プロセッサ、 コントローラなどの一以上の論理ベースのデバイスを含み、且つ/又はそれらに接続された電子回路を含んでもよい。オプションとして、制御装置240は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、マイクロプロセッサ(一又は複数)等のうちの一以上などの処理回路を表しうる。様々な実施形態の回路は、本明細書に記載の機能を実施するために一以上のアルゴリズムを実行するように構成され得る。一以上のアルゴリズムは、フロー図又は方法に明示的に特定されているか否かに関わらず、本明細書に開示の実施形態の諸態様を含み得る。
本書において、「ソフトウェア」および「ファームウェア」という語は入れ替え可能であり、コンピュータによる実行のために、RAMメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、および、非揮発性RAM(NVRAM)メモリを含むメモリに記憶されている、任意のコンピュータプログラムを含む。上記のメモリの種類はただの例示であり、ゆえに、コンピュータプログラムの記憶のために使用可能なメモリの種類について限定するものではない。
図5に、本開示の一実施形態による、自浄式床アセンブリ200の上面斜視図を示す。可動床208は、コンベヤ212a、212b及び支持体210を確実に保持する支持基盤270内に移動可能に固定されうる。図示したように、床パネル208の幅Wは、化粧室100のドアフレーム112を通って延びる戸口110の幅と同じであってよい。ドアフレーム112は、ドア114を移動可能に保持する。このため、床パネル208の露出している部分209は、人が化粧室100内に立ちうる面全体(あるいはほぼ全体)を提供し、これにより、化粧室内の人を支持しうるいかなる床部分も、自浄式床アセンブリ200によって清掃されないまま残ることがなくなりうる。あるいは、パネル208の床幅Wは、戸口110の幅よりも広い又は狭いものであってよい。
図6に、本開示の一実施形態による、可動床202に連結された起動システム204の上面斜視図を示す。アクチュエータ220は、ギア280に相互係合されたベルトであってよい、リンク221に連結されたギア280を有する回転モータであってよい。リンク221(例えばベルト)は、コンベヤ212aの一部にも係合する。アクチュエータ220によってギア280を介してリンク221に動きが伝達され、リンク221が回転することにより、コンベヤ212a、従って床パネル208及び他のコンベヤ212bに対応する動きが伝達される。
あるいは、起動システム204は、他の様々な機構を通して床パネル208を回転させるように構成されうる。例えば、アクチュエータ220は、コンベヤ212a、212b、及び/又は床パネル208の一方あるいは両方に動作可能に連結されるように構成されたウォームスクリュー、プーリ(複数可)、サーボモータ(複数可)、ローラ(複数可)等を含みうる。
清掃サイクルを、化粧室のドア114の動きにリンクさせうる図4〜6を参照する。例えば、使用後に化粧室のドア114が閉じられる度に、清掃サイクルが誘発されうる。少なくとも1つの実施形態では、制御装置240は、鍵がかかっていた後にドア114の鍵が解除され、閉じられた時に清掃サイクルを開始しうる。例えば、人が化粧室を使用する時に、人は化粧室100にいる間にドア114を閉じて鍵をかける。使用後に化粧室を離れるため、化粧室100を出る時に人はドア114の鍵を解除し、ドア114を開け、次に鍵が解除されたドア114を閉める(又は例えば付勢バネ式ヒンジ等を介して鍵が解除されたドアが自動的に閉まる)。制御装置240は、(例えば気配センサ242によって出力される信号を監視することなどによって)ドアシーケンスを検出し、次に清掃サイクルを開始しうる。少なくとも1つの実施形態では、化粧室のドア114は清掃サイクル中に自動的に鍵がかかり、清掃サイクル後に使用準備ができた時に鍵が解除される。
自浄式床アセンブリ200は、人が化粧室100内にいる時は、可動床202を清掃するのをやめることができる。例えば、化粧室のドア114の鍵がかかっている時は、自浄式アセンブリ200は清掃サイクルの開始、又はそうでなければ清掃サイクルの起動をやめることができる。例えば、制御装置240は、気配センサ242等によって出力される信号を監視することによって、化粧室100内に人がいると判断しうる。人が化粧室100内にいると制御装置240が判断したら、制御装置240は起動システム204及び清掃システム206の起動を防止することができる。
図7に、本開示の一実施形態による、化粧室の床を自動的に清掃する方法のフロー図を示す。制御装置240が化粧室100を監視する図4〜7を参照する。例えば、制御装置240は、気配センサ242によって出力される信号を受信して、人が化粧室100内にいるか否かを判断しうる。302において、気配センサ242から受信した信号に基づいて、制御装置240は化粧室100に人が入っているか否かを判断する。化粧室に人が入っている場合、制御装置240は、304において清掃サイクルの開始をやめる。つまり、制御装置240は、床パネル208の清掃をやめる。
しかしながら制御装置240が302において、化粧室100に人がいないと判断した場合、本方法は302から、化粧室100がすでに清掃済みかどうかを制御装置306が判断する306へ進む。例えば、化粧室100が前の清掃以来人が入っていない場合、化粧室100はすでに清掃済みである。少なくとも1つの実施形態では、制御装置240は、ドア114のモーションシーケンスを解析することによって、前の清掃から化粧室100に人が入ったか否かを判断しうる。例えば、制御装置240は、ドアの鍵がかけられ(化粧室に人が入っていることを示す)、次に鍵が解除され、開けられ、そして制御装置240が清掃サイクルを開始しうるポイントである、閉められたモーションシーケンスを検出した後に、清掃サイクルを開始しうる。清掃サイクル後にドアが再び開けられていない場合、制御装置240は、清掃サイクル後に化粧室には人が再び入っておらず、従ってすでに清掃済みであると判断する。少なくとも1つの実施形態では、制御装置240は、人の気配、清掃サイクルの動作(例えば可動床によって加えられた圧力)等を検出するように構成された床の一又は複数の圧力センサを通して、化粧室100に人が入っているか否か、及び/又は化粧室が清掃済みであるか否かを判断しうる。
306において制御装置240が、床パネル208がすでに清掃済みであると判断した場合、本方法は306から、制御装置240が清掃サイクルを開始することをやめる304へ進む。その後、本方法は304から300へ戻る。
しかしながら、制御装置306が306において、(例えばドアのモーションシーケンス解析を通して)床パネル208が清掃されていないと判断した場合、制御装置306は清掃サイクルを起動する。具体的には、制御装置240は308において、起動システム204を起動して、人による化粧室の使用中に露出していた床パネルの一部を清掃システム306に向かって移動させる。310において、制御装置240は、使用中に露出していた床パネル208の部分を清掃するために、清掃システム206を起動する。例えば、清掃システム206は、使用中に露出していた床パネル208の部分に掃除機をかけうる、浄化しうる、また乾燥しうる。
制御装置240は312において、使用中に露出していた床パネル208の一部が、清掃システム206を通って完全に移動したか否かを判断する、つまり、制御装置240は、使用中に露出していた床パネル208の部分が、清掃システム206全体を通って移動した、あるいは清掃システム206全体の横を移動したか否かを判断する。
制御装置240が312において、使用中に露出していた床パネル208の部分が、清掃システムを通って完全に移動していないと判断した場合、本方法は、制御装置が起動システム204と清掃システム206の操作を継続する314へ進む。その後、本方法は312へ戻る。
312において、制御装置240は、使用中に露出していた床パネル208の部分が、清掃システム206を通って完全に移動したと判断した場合、本方法は312から、制御装置240が起動システム204と清掃システム206の操作を停止する316へ進む。その後、本方法は316から300へ戻る。
図8に、本開示の一実施形態による、化粧室400の上面内部斜視図を示している。化粧室400は、航空機などの輸送体内に固定されるように構成される。化粧室400は、トイレ402、シンク404、及び化粧室400に人がいない時のUV清掃サイクル中に化粧室400に紫外光を放射するように構成された一又は複数の紫外光源406を含む。化粧室400はまた、上述したような自浄式床アセンブリも含みうる。UV清掃サイクルは、上述した自浄式床アセンブリの清掃サイクルと同じ時に、あるいは異なる時に行われうる。
図9に、遠紫外線スペクトル500を示す。本開示の実施形態は、例えば化粧室の内装部分を消毒するために、遠紫外線スペクトル500内の光を放射しうる。具体的には、本開示の実施形態は、スペクトル500の殺菌性UVC部分502内の光を放射しうる。遠紫外線スペクトル500のUV光を放射することによって、本開示の実施形態の紫外光により、非常に速く効率良い(例えば2〜3秒しかかからない)清掃サイクルが得られることが分かっている。本開示の実施形態は、数秒以内に化粧室内の表面を滅菌するように構成された紫外線清掃システム及び方法を提供する。
図10に、本開示の一実施形態による、化粧室600の内装概略図を示す。化粧室800は、清掃サイクル中(例えば化粧室に人がいない時)に、化粧室600に光を放射するように構成された一又は複数のUV光源を含みうる統合されたUV衛生システム602を含みうる。化粧室600は、例えば上述したような自浄式床アセンブリ603も含みうる。
状態表示器604は、化粧室600のドア又はフレームにも位置づけされうる。状態表示器604は、清掃サイクル(例えば上述したようなUV清掃サイクル、及び/又は可動床の清掃サイクル)に関する状態情報を提供するように構成される。化粧室600内の様々な面を、抗菌材料、二酸化チタン等でコーティングする、あるいは他の方法で処理することができる。
図11に、本開示の一実施形態による、清掃サイクル中の状態表示器604の前面図を示す。状態表示器604は、清掃状態ライト606(例えば一又は複数の発光ダイオード)及び鍵ライト608(例えば一又は複数の発光ダイオード)を含む。UV清掃サイクル中に、清掃状態ライト606は清掃スペクトル(例えば未清掃から清掃済み等)を示すために変化しうる。清掃サイクル中は、化粧室のドアに鍵をかけることができ、これは鍵ライト608によって示される。清掃サイクル後は、鍵ライト608はドアの鍵が解除されたことを示す。図11に示すように、UV清掃プロセスはほんの数秒しかかからなくてよい。任意選択的に、清掃プロセスは、図11に示したものよりも短いあるいは長いものであってよい。
上述したように、本開示の実施形態は、例えば化粧室等の内部チャンバ内の表面を効率良く効果的に清掃するシステム及び方法を提供する。本開示の実施形態は、航空機の内部空間等の内部空間を自動的に清掃するように構成されたシステム及び方法を提供する。
本開示の実施形態の説明のために、上部、底部、下方、中央、横方向、水平、垂直、前方などの空間及び方向に関する様々な語が用いられているが、そのような語は図面で示す方向に対するものとして用いられているにすぎないことを理解されたい。向きを、反転させる、回転させる、又はそうでなければ、上部が下部に、また下部が上部になるように、また水平が垂直になる等のように変化させることができる。
本明細書で使用する、タスク又は工程を実施する「ように構成される」構造、限定事項、又は要素は、特にタスク又は工程に対応するように、構造的に形成、構成、又は適合されている。明確さのため、及び誤解を避けるために、タスク又は工程を実施するために変更可能であるに過ぎない対象物は、本明細書で使用するタスク又は工程を実施する「ように構成」されてはいない。
上記の説明は、限定ではなく例示を意図するものであることを理解されたい。例えば、上述の実施形態(及び/またはそれらの態様)は、互いに組み合わせて使用され得る。加えて、本開示の様々な実施形態の範囲から逸脱することなく、特定の状況又は材料に適応させるために、本開示の様々な実施形態の教示に多数の改変を加えることが可能である。本明細書に記載の材料の形状寸法及びタイプは、本開示の様々な実施形態のパラメータを規定することを意図しており、これらの実施形態は限定的なものではなく例示的な実施形態である。上記の記載を精査することにより、当業者には他の多くの実施形態が明らかであろう。本開示の様々な実施形態の範囲は、添付の特許請求の範囲、並びに、かかる特許請求の範囲が認められる均等物の全範囲を参照して決定されるべきである。添付の特許請求の範囲において、「含む(including)」及び「そこにおいて(in which)」という語は、それぞれ、「備える(comprising)」及び「そこで(wherein)」という語の明白な同義語として使用される。また、「第1」「第2」及び「第3」等の語は単に符号として使用され、それらの対象物に数的要件を課すことを意図するものではない。更に、以下の特許請求の範囲の限定は、ミーンズ・プラス・ファンクション書式で記述されておらず、かかる特許請求の範囲の限定が、更なる構造のない機能の記述が後続する「のための手段(means for)」という言い回しを明示的に使用しない限り、米国特許法第112条(f)に基づいて解釈されるべきではない。
ここに記載した説明では、ベストモードを含む本開示の様々な実施形態を開示し、且つ当業者が任意のデバイス又はシステムの作成及び使用、並びに組込まれた任意の方法の実行を含め、本開示の様々な実施形態を実施することを可能にするために実施例を使用している。本開示の様々な実施形態の特許性の範囲は、特許請求の範囲によって規定され、当業者が想起する他の実施例を含みうる。かかる他の実施例は、実施例が特許請求の範囲の文言と相違しない構造要素を有する場合、又は、実施例が、特許請求の範囲の文言とごくわずかな相違しかない同等の構造要素を含む場合、特許請求の範囲内であることが意図される。

Claims (20)

  1. 閉ざされた空間の床に形成される又は位置づけされるように構成された自浄式床アセンブリであって、
    可動床パネルを含む可動床と、
    前記床パネルに動作可能に連結された起動システムと、
    前記可動床の少なくとも一部に近接する清掃システムとを備え、
    前記起動システムは、清掃サイクル中に、前記清掃システムの中へ及び前記清掃システムを通って前記床パネルの少なくとも一部を移動させるように構成され、前記清掃システムは、前記清掃サイクル中に、前記床パネルの少なくとも一部を清掃するように構成される、自浄式床アセンブリ。
  2. 前記可動床が更に、
    前記床パネルに移動可能に連結された少なくとも1つのコンベヤと、
    前記床パネルを支持するように構成された支持体と
    を備える、請求項1に記載の自浄式床アセンブリ。
  3. 前記起動システムが
    アクチュエータと、
    前記アクチュエータを前記可動床に動作可能に連結する少なくとも1つのリンクと
    を備える、請求項1又は2に記載の自浄式床アセンブリ。
  4. 前記清掃システムが、前記床パネルの少なくとも一部からごみを除去するように構成された掃除機を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の自浄式床アセンブリ。
  5. 前記清掃システムが、前記清掃サイクル中に前記床パネルの少なくとも一部を浄化するように構成されたクリーナーを備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の自浄式床アセンブリ。
  6. 前記クリーナーが、洗浄液を含有する貯蔵タンクと流体連結している少なくとも1つのノズルを備え、前記清掃サイクル中に前記少なくとも1つのノズルを通して床パネルの少なくとも一部上に前記洗浄液が堆積される、請求項5に記載の自浄式床アセンブリ。
  7. 前記クリーナーが、前記清掃サイクル中に前記床パネルの少なくとも一部を照射するように構成された少なくとも1つの紫外(UV)光源を備える、請求項5又は6に記載の自浄式床アセンブリ。
  8. 前記清掃システムが、前記清掃サイクル中に前記床パネルの少なくとも一部を乾燥させるように構成されたドライヤを備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の自浄式床アセンブリ。
  9. 前記起動システム及び前記清掃システムが、前記閉ざされた空間に人がいる時は動作が停止される、請求項1から8のいずれか一項に記載の自浄式床アセンブリ。
  10. 前記床パネルの幅が、前記閉ざされた空間の戸口の幅と同じである、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の自浄式床アセンブリ。
  11. 前記起動システム及び前記清掃システムと通信している制御装置であって、前記清掃サイクル中に前記起動システムと前記清掃システムを操作するように構成された制御装置を更に備える、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の自浄式床アセンブリ。
  12. 前記制御装置は、前記閉ざされた空間に人がいる時は、前記起動システムと前記清掃システムの動作を停止するように構成される、
    請求項11に記載の自浄式床アセンブリ。
  13. 閉ざされた空間内の床を自動的に清掃する方法であって、
    起動システムを可動床の床パネルに動作可能に連結することと、
    清掃サイクル中に前記床パネルの少なくとも一部を、前記起動システムによって清掃システムの中へ及び清掃システムを通って移動させることと、
    前記清掃サイクル中に前記床パネルの少なくとも一部を、前記清掃システムによって清掃することと
    を含む方法。
  14. 前記動作可能に連結させることが、前記起動システムのアクチュエータを少なくとも1つのリンクで前記可動床に動作可能に連結させることを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記清掃することが、前記床パネルの少なくとも一部からのごみに掃除機をかけることを含む、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 前記清掃することが、前記床パネルの少なくとも一部上に洗浄液を堆積させることを含む、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記清掃することが、紫外(UV)光で前記床パネルの少なくとも一部を照射することを含む、請求項13から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記清掃することが、前記床パネルの少なくとも一部を乾燥させることを含む、請求項13から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記閉ざされた空間に人がいる時に、前記清掃サイクルの動作を停止することを更に含む、請求項13から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 化粧室が中に位置する内部キャビンを有する胴体と、
    前記胴体から外向きに延在する翼と、
    前記胴体から外向きに延在する尾部と、
    一又は複数の前記翼及び前記尾部によって担持される一又は複数のエンジンと、
    前記化粧室の床に形成される、又は位置づけされるように構成された自浄式床アセンブリと
    を備え、前記自浄式床アセンブリは、
    可動床パネルを含む可動床と、
    前記床パネルに動作可能に連結された起動システムと、
    前記可動床の少なくとも一部に近接する清掃システムとを備え、
    前記起動システムは、清掃サイクル中に、前記清掃システムの中へ及び前記清掃システムを通って前記床パネルの少なくとも一部を移動させるように構成され、前記清掃システムは、前記清掃サイクル中に、前記床パネルの少なくとも一部を清掃するように構成される、航空機。
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