JP2017214007A - 座席装置 - Google Patents

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亮一 岡部
Ryoichi Okabe
亮一 岡部
安士 光男
Mitsuo Yasushi
光男 安士
泰典 松本
Taisuke Matsumoto
泰典 松本
雅俊 滝沢
Masatoshi Takizawa
雅俊 滝沢
一仁 中村
Kazuhito Nakamura
一仁 中村
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【課題】座席の快適性を確保しつつ着座者に振動を認識させることができる座席装置を提供する。【解決手段】振動ユニット4A、4Bが支持手段5によって下方から支持されることにより、振動ユニット4A、4Bによって生じた振動が下方に伝達されにくく、主に上方に向かって伝達される。これにより、着座部2のクッション部材22によって振動が多少吸収されたとしても、着座者が振動を認識しやすい。このとき、振動の伝達のためにクッション部材22を硬くしたり振動ユニット4A、4Bを着座面20近傍に配置したりする必要がなく、着座部2の快適性を確保することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、座席装置に関する。
従来、車両用のシート(座席装置)として、シートバック(背もたれ部)及びシートクッション(着座部)に振動体(振動ユニット)が設けられた運転席のシートが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された従来の車両用のシートでは、車両が走行レーンを逸脱した場合に振動体を振動させることにより、走行レーンからの逸脱を運転者に認識させるように構成されている。
特開2008−129716号公報
一般に、座席の着座部には、快適性を確保するためにクッション部材が設けられる。従って、特許文献1に記載された従来のシートでは、振動体の振動がクッション部材によって吸収されやすく、運転者が振動を認識しにくくなってしまうことがあった。そこで、クッション部材を硬くしたり薄くしたりすることによって振動を伝達させやすくする対応が考えられるが、座席の快適性が低下してしまう可能性がある。即ち、座席の快適性を確保しつつ着座者に振動を認識させることは困難であった。また、このような不都合は、車両用の座席に限定されず、他の用途の座席においても生じ得る。
したがって、本発明の課題は、座席の快適性を確保しつつ着座者に振動を認識させることができる座席装置を提供することが一例として挙げられる。
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の座席装置は、着座者の臀部及び大腿部を支持するための着座部を有する座席と、前記着座部に内蔵される一又は複数の振動ユニットと、前記着座部内において前記振動ユニットを下方から支持する支持手段と、を備えることを特徴としている。
本発明の実施例に係る座席装置を示す斜視図である。 前記座席装置の振動ユニットを示す斜視図である。 前記振動ユニットを示す断面図である。 前記座席装置の着座部に前記振動ユニットが設けられた様子を示す断面図である。 前記着座部に前記振動ユニットが設けられた様子を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態に係る座席装置は、着座者の臀部及び大腿部を支持するための着座部を有する座席と、着座部に内蔵される一又は複数の振動ユニットと、着座部内において振動ユニットを下方から支持する支持手段と、を備える。
着座部に内蔵された振動ユニットが、支持手段によって下方から支持されることで、振動ユニットによって生じた振動が下方に伝達されにくく、主に上方に向かって伝達される。従って、着座部によって振動が多少吸収されたとしても、着座者が振動を認識しやすい。このとき、振動の伝達のために着座部を硬くしたり振動ユニットを着座面(上面)近傍に配置したりする必要がなく、着座部の快適性を確保することができる。
着座部における幅方向中央部に対して両側に配置される2つの振動ユニットによって構成された振動ユニット対を、少なくとも一対有することが好ましい。それにより、振動ユニット対を構成する2つの振動ユニットを独立に振動させることにより、着座者に伝達する情報パターンを増加させることができる。例えば、座席装置が車両に設けられる場合、着座部の幅方向(車幅方向)の一方側において注意喚起が必要な事象(他車両の接近等)が生じた際に、一方側の振動ユニットを振動させることにより、一方側においてそのような事象が生じていることを伝達することができる。
支持手段は、振動ユニット対を構成する2つの振動ユニットのそれぞれを独立に支持する支持部を有することが好ましい。それにより、支持手段を介して一方側の振動ユニットの振動が他方側に伝達されることが抑制される。従って、幅方向の両側の振動を区別して着座者に伝達することができる。
着座部には、振動ユニット対を構成する2つの振動ユニットの間に、振動の伝達を抑制する防振部が設けられていることが好ましい。それにより、防振部によって、一方側の振動ユニットの振動が他方側に伝達されることが抑制される。従って、幅方向の両側の振動を明確に区別して着座者に伝達することができる。
座席は、着座部に対して交差するように延びる背もたれ部をさらに有し、着座部の上面には、背もたれ部の側において凹状となった臀部支持部が形成され、振動ユニットは、臀部支持部よりも前方側に配置されていることが好ましい。それにより、臀部支持部に振動ユニットを設ける構成と比較して、着座者に不快感を与えにくく、快適性を確保することができる。尚、座席装置において、背もたれ部が設けられた側を後方側とし、その反対側を前方側とする。また、「臀部支持部よりも前方側」とは、凹状の臀部支持部のうち最も低くなっている部分よりも前方側を意味する。また、臀部支持部は、着座部の上面と背もたれ部の前面とによって凹状に形成されていてもよい。
支持手段は、板状に形成されていることが好ましい。それにより、座席の快適性をより確保しやすい。即ち、着座部内に設けられる支持手段が板状であることで、着座部のうちクッション性を有する部分の厚さ(上下方向寸法)が小さくなりにくく、弾性が損なわれにくい。
以下、本発明の実施例について具体的に説明する。図1は、本発明の実施例に係る座席装置1を示す斜視図であり、図2は、座席装置1の振動ユニット4A〜4Dを示す斜視図であり、図3は、振動ユニット4A〜4Dを示す断面図であり、図4は、座席装置1の着座部2に振動ユニット4A〜4Dが設けられた様子を示す断面図であり、図5は、着座部2に振動ユニット4A〜4Dが設けられた様子を示す断面図である。
本実施例の座席装置1は、着座部2および背もたれ部3を有する座席10と、振動ユニット4A〜4Dと、支持手段5と、防振部6と、制御手段7と、を備え、車両の運転席を構成する。尚、本実施例においては、車両の前後方向をX方向とし、車幅方向をY方向とし、上下方向をZ方向とする。また、座席装置1の前後方向はX方向に略一致し、幅方向はY方向に略一致する。
着座部2は、着座者の臀部及び大腿部を支持するためのものであって、その表面を構成するシート部材21と、シート部材21の内側に設けられるクッション部材22と、クッション部材22を支持するフレーム23と、を有する。クッション部材22は、例えばウレタンフォームによって構成される。
着座部2の上面(着座面)20には、図5に示すように、後方側の背もたれ部3に近づくにしたがって下方に向かうように傾斜した傾斜部24と、傾斜部24の前方側においてXY平面に沿って延びる水平部25と、を有する。これにより、着座面20と、背もたれ部3の前面30と、によって、背もたれ部3の側において凹状となった臀部支持部2Aが形成され、臀部支持部2Aよりも前方側が大腿部支持部2Bとなる。尚、傾斜部24の前方側も背もたれ部3に近づくにしたがって下方に向かうような傾斜を有していてもよい。また、着座面は、傾斜部24よりも後方側において、背もたれ部3に近づくにしたがって上方に向かうような傾斜を有していてもよく、即ち、着座面のみによって凹状の臀部支持部が形成されていてもよい。
背もたれ部3は、着座部2の上面に対して交差するように延び、その表面を構成するシート部材31と、シート部材31の内側に設けられるクッション部材32と、クッション部材32を支持するフレーム33と、を有する。尚、着座部2の上面に対する背もたれ部3の傾斜角度は調節可能であってもよい。
振動ユニット4A、4Bは、着座部2に内蔵され、振動ユニット4Aが着座部2のY方向中央部2Cよりも一方側(進行方向前方側を向いた際に左側)に配置され、振動ユニット4Bが中央部2Cよりも他方側(進行方向前方側を向いた際に右側)に配置される。このような2つの振動ユニット4A、4Bによって一対の振動ユニット対40が構成される。また、振動ユニット4C、4Dは、背もたれ部3に内蔵され、振動ユニット4Cが背もたれ部3のY方向中央部よりも一方側に配置され、振動ユニット4Dが背もたれ部3のY方向中央部よりも他方側に配置される。
ここで、振動ユニット4A〜4Dの詳細について、図2、3に基づいて説明する。尚、図3は、図2(A)中のV1−V1切断線に沿った断面を示す断面図である。
振動ユニット4A〜4Dは、ケース410内に磁気回路420が収容されたものである。ケース410は、背の低い円筒フレーム411の一端側の開口が、中央部に複数の貫通孔412が設けられた円形の第1板壁413で塞がれ、他端側の開口が円形の第2板壁414で塞がれたものである。図2(A)には貫通孔412が設けられた第1板壁413側から見た振動ユニット4A〜4Dが示されており、図2(B)にはその反対側から見た振動ユニット4A〜4Dが示されている。
第1板壁413の略中央からは、複数の貫通孔412を囲むように円筒状のボビン415が第2板壁414に向かって立設されており、そのボビン415の外周にボイスコイル416が設けられている。このように、ボイスコイル416は、ボビン415を介して第1板壁413に固定されている。また、複数の貫通孔412は、第1板壁413と交差する方向から見たときの平面視でボイスコイル416の内側に相当する領域413aに設けられている。
磁気回路420は、各々がリング状のプレート421及びマグネット422と円盤状のヨーク423とを備えている。プレート421及びマグネット422が、ボイスコイル416に対してギャップを開けて同軸に配置されている。プレート421、即ち磁気回路420は、ダンパ430を介して円筒フレーム411の内壁面に、第1板壁413に対する接離方向D1に振動可能に支持されている。
ボイスコイル416に交流信号が通電されると、磁気回路420が、第1板壁413に対する接離方向D1に振動する。また、その振動のダンパ430を介した反作用でケース410も振動する。このように、振動ユニット4A〜4Dでは、ボイスコイル416への通電によりケース410と磁気回路420との間に相対振動が生じる。この相対振動により、振動ユニット4A〜4Dは、ケース410ごと振動する。また、ケース410においては、磁気回路420からの反作用を受けるボイスコイル416が固定されている第1板壁413が局部的に振動する。この第1板壁413の振動により音が発生する。このように、振動ユニット4A〜4Dは、ケース410と磁気回路420との、ボイスコイル416への通電による相対振動によりケース410ごと振動して放音する。
支持手段5は、振動ユニット対40を構成する2つの振動ユニット4A、4Bのそれぞれを独立に支持する支持部51、52によって構成される。支持部51、52は、例えばMDF合板等の木材やアクリル板等のプラスチック材のように、クッション部材22よりも硬質な材料によって構成された平板状の部材であって、振動ユニット4A、4Bとともに着座部2に内蔵される。このとき、支持部51、52は、着座部2のフレーム23に対して固定される。また、振動ユニット4A、4Bがそれぞれ支持部51、52の上面に載置されて例えば螺合部材によって固定されることにより、支持部51、52が振動ユニット4A、4Bを下方から支持する。
防振部6は、例えば着座部2において中央部Cを通るとともにZX平面に沿って延びる空洞(クッション部材22が設けられていない部分)である。即ち、防振部6は、振動ユニット対40を構成する2つの振動ユニット4A、4Bの間に形成されている。これにより、一方の振動ユニット4Aが振動した際に、防振部6よりも他方側にこの振動が伝達されにくく、他方の振動ユニット4Bが振動した際に、防振部6よりも一方側にこの振動が伝達されにくく、防振部6によって振動の伝達が抑制される。
制御手段7は、振動ユニット4A〜4Dに流す電流を制御することにより、振動ユニット4A〜4Dの振動を独立に制御する。尚、振動ユニット4A〜4Dに対してそれぞれ独立の制御手段が設けられてもよい。制御手段7は、例えば、着座者に装着される心拍センサと、振動ユニット4A〜4Dを制御する制御部と、信号を増幅するためのアンプと、を備え、運転者たる着座者が漫然と運転しているような場合に、振動ユニット4A〜4Dを振動させることでその旨を報知するといった制御を行う。
ここで、着座部2における振動ユニット4A、4B及び支持手段5の配置の詳細について、図4、5に基づいて説明する。振動ユニット4A、4B及び支持手段5は、クッション部材22に埋め込まれるように設けられる。即ち、着座部2の上面(着座面)20と振動ユニット4A、4Bとの間にクッション部材22の一部が挟まれている。このとき、クッション部材22に予め収容スペースを形成しておいてもよい。また、振動ユニットを設けることを意図して構成されていない既存の着座部において、クッション部材の上面に適宜な深さの凹部を形成し、この凹部に振動ユニット4A、4B及び支持手段5を収容するとともに、同様の材質のクッション部材によって振動ユニット4A、4B及び支持手段5を上方から覆ってもよい。
また、振動ユニット4A、4Bは、臀部支持部2Aにおけるもっとも低い部分よりも前方側に配置され、即ち、大腿部支持部2Bに位置するように配置される。これにより、振動ユニット4A、4Bによる振動は、主に着座者の大腿部に伝達される。
以上のように配置された振動ユニット4A、4Bが振動すると、支持手段5が設けられていることにより、振動が下方に伝達されにくく、主に上方に向かって伝達される。
上記の構成により、振動ユニット4A、4Bによって生じた振動が下方に伝達されにくく、主に上方に向かって伝達されることから、着座部2のクッション部材22によって振動が多少吸収されたとしても、着座者が振動を認識しやすい。このとき、振動の伝達のためにクッション部材22を硬くしたり振動ユニット4A、4Bを着座面20近傍に配置したりする(即ち、振動ユニット4A、4Bにおけるクッション部材22を薄くする)必要がなく、着座部2の快適性を確保することができる。
また、着座部2におけるY方向中央部2Cに対して両側に配置される2つの振動ユニット4A、4Bによって振動ユニット対40が構成され、2つの振動ユニット4A、4Bを独立に振動させることにより、着座者に伝達する情報パターンを増加させることができる。
また、支持部51、52によって2つの振動ユニット4A、4Bのそれぞれが独立に支持されることで、支持手段5を介して一方側の振動ユニットの振動が他方側に伝達されることが抑制される。従って、Y方向の両側の振動を区別して着座者に伝達することができる。さらに、振動ユニット対40を構成する2つの振動ユニット4A、4Bの間に防振部6が設けられていることで、一方側の振動ユニットの振動が他方側に伝達されることが抑制される。従って、Y方向の両側の振動を明確に区別して着座者に伝達することができる。
また、振動ユニット4A、4Bが臀部支持部2Aよりも前方側に配置され、振動が主に着座者の大腿部に伝達されることで、臀部支持部2Aに振動ユニットが設けられて振動が主に着座者の臀部に伝達される構成と比較して、着座者に不快感を与えにくく、快適性を確保することができる。
また、支持手段5の支持部51、52が板状に形成されていることで、着座部2のクッション部材22の厚さが小さくなりにくく、弾性が損なわれにくい。従って、座席の快適性をより確保しやすい。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、着座部2の中央部2Cに対して両側に配置される2つの振動ユニット4A、4Bによって一対の振動ユニット対40が構成されるものとしたが、複数の振動ユニット対を有する構成としてもよい。また、複数の振動ユニットがX方向に並べられ、これらが独立に振動することにより、X方向における情報を区別して伝達してもよい。また、例えば区別すべき情報のパターンが少ない場合や、振動パターン(周波数、振幅等)によって情報が区別可能な場合には、振動ユニット対は構成されていなくてもよい。
また、前記実施例では、支持手段5の2つの支持部51、52によって2つの振動ユニット4A、4Bがそれぞれ独立して支持されるものとしたが、例えば2つの振動ユニット4A、4BのY方向における間隔が充分に大きい場合や、クッション部材22がY方向において振動を伝達しにくい場合、支持手段5がY方向において振動を伝達しにくい場合等、着座者がY方向における振動を区別して認識しやすい場合には、1つの支持部によって複数の振動ユニットが支持されてもよい。
また、前記実施例では、振動ユニット対40を構成する2つの振動ユニット4A、4Bの間に、空洞である防振部6が設けられているものとしたが、防振部は振動の伝達を抑制するものであればよく、例えばゴム等の振動吸収部材によって構成されていてもよい。また、上記のように着座者がY方向における振動を区別して認識可能な場合には、防振部は設けられていなくてもよい。
また、前記実施例では、振動ユニット4A、4Bが臀部支持部2Aよりも前方側に配置されるものとしたが、振動ユニット4A、4Bの振動強度が小さい場合等、臀部に振動を伝達しても着座者に不快感を与えにくい場合には、振動ユニットを臀部支持部2Aに配置してもよい。
また、前記実施例では、支持手段5が板状の支持部51、52によって構成されるものとしたが、支持手段(支持部)は、箱状等の他の形状であってもよく、振動を上方側に伝達しやすいように振動ユニットを支持すればよい。また、支持手段の上方に振動ユニットが載置され、これらが互いに固定されない構成であってもよい。また、支持手段がクッション部材内で充分に振動しにくい場合には、支持手段がフレームに固定されない構成であってもよい。
また、前記実施例では、座席装置1は車両に設けられるものとしたが、本発明の座席装置は、船舶や航空機等の他の移動体に設けられてもよいし、映画館や劇場等の座席として用いられてもよい。即ち、座席装置が発生する振動は、注意喚起を目的とするものに限定されず、映像や音声等と組み合わされて視聴覚的効果を高めるためのものであってもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施例に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 座席装置
2 着座部
20 上面
2A 臀部支持部
3 背もたれ部
4A〜4D 振動ユニット
40 振動ユニット対
5 支持手段
51、52 支持部
6 防振部

Claims (6)

  1. 着座者の臀部及び大腿部を支持するための着座部を有する座席と、
    前記着座部に内蔵される一又は複数の振動ユニットと、
    前記着座部内において前記振動ユニットを下方から支持する支持手段と、を備えることを特徴とする座席装置。
  2. 前記着座部における幅方向中央部に対して両側に配置される2つの前記振動ユニットによって構成された振動ユニット対を、少なくとも一対有することを特徴とする請求項1に記載の座席装置。
  3. 前記支持手段は、前記振動ユニット対を構成する2つの前記振動ユニットのそれぞれを独立に支持する支持部を有することを特徴とする請求項2に記載の座席装置。
  4. 前記着座部には、前記振動ユニット対を構成する2つの前記振動ユニットの間に、振動の伝達を抑制する防振部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の座席装置。
  5. 前記座席は、前記着座部に対して交差するように延びる背もたれ部をさらに有し、
    前記着座部の上面には、前記背もたれ部の側において凹状となった臀部支持部が形成され、
    前記振動ユニットは、前記臀部支持部よりも前方側に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の座席装置。
  6. 前記支持手段は、板状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の座席装置。
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