JP2017213243A - 振動制御装置 - Google Patents

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亮一 岡部
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光男 安士
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Taisuke Matsumoto
泰典 松本
雅俊 滝沢
Masatoshi Takizawa
雅俊 滝沢
一仁 中村
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Abstract

【課題】振動及び音の報知を一つの振動ユニットで行うことができる振動制御装置及び座席装置を提供する。【解決手段】振動制御装置30は、座席10に内蔵された振動ユニット20を駆動させる信号を出力する。制御部320は、振動ユニット20の振動により着座者に報知を行うための振動用信号と、振動ユニット20から発生する音により着座者に報知を行うために、振動用信号よりも小振幅かつ高周波の音用信号と、を一つの振動ユニット20に出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、振動制御装置及び振動制御装置を備えた座席装置に関するものである。
座席に内蔵された振動ユニットの振動により、着座者に報知を行う座席装置が考えられている。例えば、特許文献1には、白線を乗り越えたことを座席に内蔵された振動体(振動ユニット)の振動により着座者に報知する車両用警報システムが記載されている。
また、着座者に振動だけでなく、音でも報知を行いたい場合がある。しかしながら、従来は、振動ユニットとは別に設けられたスピーカを用いて報知音を発生させていた。このため、コストが高くなり、さらに設置場所の確保、という問題が一例として挙げられる。そこで、例えば、車内であれば、車内に設けたオーディオ用のスピーカを流用して報知音を発生させることも考えられる。しかしながら、この場合、スピーカから流れている音と報知音とが混ざるため、報知音が聞き取りにくい、という問題が一例として挙げられる。
特開2008−129716号公報
本発明は、このような問題点に対処することを課題の一例とするものである。即ち、本発明は、例えば、振動及び音の報知を低コストかつ省スペースで行うことができる振動制御装置及び座席装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の振動制御装置は、座席に内蔵された振動ユニットを駆動させる信号を出力する振動制御装置であって、前記振動ユニットの振動により着座者に報知を行うための第1信号と、前記振動ユニットから発生する音により前記着座者に報知を行うために、前記第1信号よりも小振幅かつ高周波の第2信号と、を一つの前記振動ユニットに出力する出力手段を備えたことを特徴とする。
本発明の一実施例に係る座席装置のブロック図である。 図1に示す座席装置を構成する座席の斜視図である。 図1に示されている振動ユニットを示す斜視図である。 図3(A)中のV1−V1切断線に沿った断面を示す断面図である。 振動ユニットが背凭れ部及び着座部に内蔵されている様子を示す模式図である。 図1に示されている制御部の機能ブロック図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる振動制御装置及び座席装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる振動制御装置は、座席に内蔵された振動ユニットを駆動させる信号を出力する振動制御装置であって、振動ユニットの振動により着座者に報知を行うための第1信号と、振動ユニットから発生する音により着座者に報知を行うために、第1信号よりも小振幅かつ高周波の第2信号と、を一つの振動ユニットに出力する出力手段を備える。第2信号は、振動を着座者に感じさせないようにするため、前記第1信号よりも小振幅とするが、振動ユニットから発生する音により着座者に報知を行うために、所定値以上の振幅は必要となる。これにより、振動及び音の報知を一つの振動ユニットで行うことができ、振動及び音の報知を低コストかつ省スペースで行うことができる。
また、出力手段は、第1信号と、第2信号と、を独立して信号処理する信号処理手段を有していてもよい。これにより、振動と音とをはっきりと区別できるように各信号を信号処理できる。
また、信号処理手段は、第1信号の高域及び第2信号の低域の少なくとも一方を減衰させるフィルタ手段から構成されている。これにより、振動と音とをはっきりと区別できる。
また、信号処理手段は、第2信号の低域を減衰させるフィルタ手段から構成され、第1信号は帯域制限されないようにしてもよい。第2信号の低域を低減させることにより、振動と音とをはっきり区別できる。しかも、第1信号は帯域制限されないため、振動のアタックが弱められることがない。
また、出力手段は、第1信号及び第2信号をミキシングするミキシング手段をさらに有していてもよいこれにより、振動及び音の報知を同時に一つの振動ユニットで行うことができる。
本発明の一実施形態にかかる座席装置は、上述した振動制御装置と、振動制御装置から出力される信号により駆動される振動ユニットと、振動ユニットが内蔵された座席と、を備えている。これにより、振動及び音の報知を一つの振動ユニットで行うことができる。
また、振動ユニットは、座席の背凭れ部に内蔵されていてもよい。これにより、振動ユニットから発生する音が聞き取りやすい。
また、振動ユニットは、座席の左右方向中央を挟んだ左右にそれぞれ配置されていてもよい。これにより、着座者の中央に音を定位させることができる。
以下、本発明の一実施例に係る座席装置について説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る座席装置のブロック図である。図2は、図1に示す座席装置を構成する座席の斜視図である。この図1及び図2に示されている座席装置1は、車両の運転席等に用いられる座席装置であり、座席10と、この座席10の4箇所に内蔵された振動ユニット20と、振動ユニット20を制御する振動制御装置30と、を備えている。座席10は、着座部11及び背凭れ部12を有している。着座部11には、左右方向中央を挟んだ左右それぞれ1箇所ずつ振動ユニット20が内蔵されている。背凭れ部12にも、左右方向中央を挟んだ左右にそれぞれ1箇所ずつ振動ユニット20が内蔵されている。
図3は、図1に示されている振動ユニットを示す斜視図であり、図4は、図3(A)中のV1−V1切断線に沿った断面を示す断面図である。
振動ユニット20は、ケース210内に磁気回路220が収容されたものである。ケース210は、背の低い円筒フレーム211の一端側の開口が、中央部に複数の貫通孔212が設けられた円形の第1板壁213で塞がれ、他端側の開口が円形の第2板壁214で塞がれたものである。図3(A)には貫通孔212が設けられた第1板壁213側から見た振動ユニット20が示されており、図3(B)にはその反対側から見た振動ユニット20が示されている。
第1板壁213の略中央からは、複数の貫通孔212を囲むように円筒状のボビン215が第2板壁214に向かって立設されており、そのボビン215の外周にボイスコイル216が設けられている。このように、ボイスコイル216は、ボビン215を介して第1板壁213に固定されている。また、複数の貫通孔212は、第1板壁213と交差する方向から見たときの平面視でボイスコイル216の内側に相当する領域213aに設けられている。
磁気回路220は、各々がリング状のプレート221及びマグネット222と円盤状のヨーク223とを備えている。プレート221及びマグネット222が、ボイスコイル216に対してギャップを開けて同軸に配置されている。プレート221、即ち磁気回路220は、ダンパ230を介して円筒フレーム211の内壁面に、第1板壁213に対する接離方向D1に振動可能に支持されている。
ボイスコイル216に交流信号が通電されると、磁気回路220が、第1板壁213に対する接離方向D1に振動する。また、その振動のダンパ230を介した反作用でケース210も振動する。このように、振動ユニット20では、ボイスコイル216への通電によりケース210と磁気回路220との間に相対振動が生じる。この相対振動により、振動ユニット20は、ケース210ごと振動する。また、ケース210においては、磁気回路220からの反作用を受けるボイスコイル216が固定されている第1板壁213が局部的に振動する。この第1板壁213の振動により音が発生する。このように、振動ユニット20は、ケース210と磁気回路220との、ボイスコイル216への通電による相対振動によりケース210ごと振動して放音する。
本実施例では、このような振動ユニット20が、背凭れ部12及び着座部11に次のように内蔵されている。
図5は、振動ユニット20が背凭れ部12及び着座部11に内蔵されている様子を示す模式図である。図5(A)には、振動ユニット20が背凭れ部12に内蔵されている様子が示され、図5(B)には、振動ユニット20が着座部11に内蔵されている様子が示されている。
図5(A)に示されているように、振動ユニット20は、背凭れ部12に、ケース210の第1板壁213が着座者側を向くように内蔵されている。つまり、上記のように音を発する第1板壁213が着座者側を向いている。他方、着座部11には、ケース210の第2板壁214が着座者側を向くように、即ち、音を発する第1板壁213が着座者側とは反対側を向くように振動ユニット20が内蔵されている。
ここで、本実施例の座席装置1では、例えば、運転者たる着座者が漫然と運転しているような場合に、振動ユニット20を用いてその旨を報知するといった制御が図1に示す振動制御装置30により行われる。
振動制御装置30は、心拍センサ310と、振動ユニット20を駆動する信号を出力する制御部(=出力手段)320と、背凭れ部用アンプ330と、着座部用アンプ340と、を備えている。
心拍センサ310は、着座者に装着され、着座者の心拍を検出して、制御部320に対して供給する。
制御部320は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などの目盛を備えたCPU(Central Processing Unit)を含んで構成されている。制御部320は、座席装置1全体の制御を司り、心拍センサ310の検出結果に基づいて、漫然運転を検出すると、振動ユニット20を駆動する信号を出力する。また、制御部320は、漫然運転が検出されなければ、振動ユニット20を駆動する信号を出力しない。制御部320は、背凭れ部12に内蔵された振動ユニット20用の信号(以下、「背凭れ用信号」)と、着座部11に内蔵された振動ユニット20用の信号(以下、「着座部用信号」)と、を別々に出力する。
背凭れ部用アンプ330は、制御部320から出力された背凭れ部用信号を増幅して、背凭れ部12に内蔵された振動ユニット20のボイスコイル216に供給する。着座部用アンプ340は、制御部320から出力された着座部用信号を増幅して、着座部11に内蔵された振動ユニット20のボイスコイル216に供給する。
次に、図6を参照して、制御部320の機能ブロックについて説明する。同図に示すように、制御部320は、信号読取部321と、信号処理手段としての振動用信号処理部322及び音用信号処理部323と、ミキシング手段としてのミキシング部324と、を備えている。信号読取部321は、漫然運転が検出されると振動ユニット20の振動により着座者に報知を行うための振動用信号(=第1信号)と、振動ユニット20から発生する音により着座者に報知を行うための音用信号(=第2信号)と、を図示しないメモリから読み取る。
振動用信号は、音用信号よりも大振幅かつ低周波(例えば80Hz〜200Hz)の信号である。この振動用信号を振動ユニット20に供給すると、着座者は、振動ユニットの振動を検知して、自身も振動しているように感じる。一方、音用信号は、振動用信号よりも小振幅かつ高周波(例えば1kHz〜4kHz)の信号である。この音信号のみを振動ユニット20に供給すると、着座者は、振動ユニット20の振動は検知できないが、小振幅であっても一定以上の振幅であるため、振動ユニット20で発生する音が聞こえる。
振動用信号処理部322は、信号読取部321が読み取った振動用信号の信号処理を音用信号とは独立に行う。本実施例では、振動用信号処理として、振動用信号の増幅を行うアンプ処理が行われる。音用信号処理部323は、音用信号の信号処理を振動用信号とは独立に行う。本実施例では、音用信号処理として、音用信号の増幅を行うアンプ処理や、音用信号の低域を減衰するフィルタ処理が行われる。なお、振動用信号処理部322のアンプ処理は、振動ユニット20を振動させたい場合は、音用信号処理部323のアンプ処理よりもゲインが大きく設定されている。一方、振動ユニット20の振動を小さくし、着座者に報知音のみ知らせたい場合は、振動用信号処理部322のアンプ処理のゲインを音用信号処理部323のアンプ処理のゲインより小さく設定する。また、フィルタ処理を行うことから明らかなように、音用信号処理部323がフィルタ手段として機能する。
ミキシング部324は、振動用信号処理部322により信号処理された振動用信号と、音用信号処理部323により信号処理された音用信号と、をミキシングして、背凭れ部用出力端子T1から出力される。背凭れ部用出力端子T1から出力された信号は、背凭れ部用信号として、背凭れ部用アンプ330を介して背凭れ部12に内蔵された振動ユニット20に供給される。これにより、背凭れ部12に内蔵された振動ユニット20が振動し、着座者に振動を与えると共に、報知音を出力することができる。
一方、振動用信号処理部322により信号処理された振動用信号は、ミキシング部324を介さないでそのまま着座部用出力端子T2から出力される。着座部用出力端子T2から出力された信号は、着座部用信号として、着座部用アンプ340を介して着座部11に内蔵された振動ユニット20に供給される。これにより、着座部11に内蔵された振動ユニット20が振動し、着座者に振動を与える。
上述した実施例によれば、制御部320が、振動ユニット20の振動により着座者に報知を行うための振動用信号と、振動ユニット20から発生する音により着座者に報知を行うために、振動用信号よりも小振幅かつ高周波の音用信号と、を一つの振動ユニット20(背凭れ部12に内蔵された振動ユニット20それぞれ)に出力する。これにより、振動及び音の報知を一つの振動ユニット20で行うことができる。このため、報知音を発生するために、車内に設置されたオーディオのスピーカを流用したり、振動ユニット20とは別にスピーカを設ける必要がない。これにより、音及び振動による報知を低コストかつ省スペースで行うことができる。
また、上述した実施例によれば、制御部320は、振動用信号と、音用信号と、を独立して信号処理する信号処理部322、323を有している。これにより、振動と音とをはっきりと区別できるように各信号を信号処理できる。
また、上述した実施例によれば、音用信号処理部323は、音用信号の低域を減衰させるフィルタ処理を行う。これにより、振動と音とをはっきりと区別できる。
また、振動ユニット20を振動させると、着座者は、例えばドン、ドン、ドンと間欠的に瞬間的な衝撃を持った振動(アタック感)を与えられる。このアタック感は、振動用信号に含まれるインパルス成分が寄与している。振動と音とを区別させるために、振動用信号の高周波成分をカットすると立ち上がりがゆったりしたものになってしまい切れの良いアタック感がなくなってしまう。よって、振動と音とをはっきり区別させるためには、上述した実施例のように、振動用信号の高域を低減しないで、音用信号の低域だけを低減する方が、振動ユニット20の振動のアタック感が弱められることがなく、好ましい。
また、上述した実施例によれば、ミキシング部324が、振動用信号及び音用信号をミキシングする。これにより、振動及び音の報知を同時に一つの振動ユニット20で行うことができる。
また、着座部11に内蔵された振動ユニット20から音を出しても着座者には聞き取りにくい。そこで本実施例では、振動用信号及び音用信号をミキシングした信号は、背凭れ部12に内蔵された振動ユニット20に供給され、着座部11に内蔵された振動ユニット20には振動用信号しか供給されていない。これにより、振動ユニット20から発生する音が聞き取りやすくできる。
なお、振動ユニット20としては、図4に示す構成のものを用いていたが、これに限ったものではない。振動ユニット20としては、ボイスコイル216が巻かれるボビン215と、ボビン216を支持するケース210と、を備え、ケース210の少なくとも一部を構成する板壁が振動して、振動と音との両者を発生できるものであればよい。
また、上述した実施例では、振動用信号及び音用信号をミキシングしていたが、これに限ったものではない。例えば、制御部320が、振動用信号及び音用信号を交互に振動ユニット20に出力するようにしてもよい。この場合、ミキシング部324は必要ない。
また、上述した実施例では、音用信号処理部323のフィルタ処理において音用信号の低域をカットしていたが、これに限ったものではない。振動用信号処理部322のフィルタ処理において、振動用信号の低域をカットしてもよい。
また、制御部320の振動ユニット20の駆動は上記実施例に限定されるものではない。例えば、漫然運転が検出される継続時間が長いほど、振動及び報知音を大きくするようにしてもよい。具体的には、制御部320内の振動用信号処理部322及び音用信号処理部323で行われるアンプ処理のゲインを漫然運転が検出される継続時間が長いほど大きくすればよい。また、制御部320は、車内のオーディオ機器から再生されている楽曲の解析を行い、その楽曲のビートに同期した振動が与えられるように、振動ユニット20を駆動するようにしてもよい。
また、上述した実施例では、心拍センサ310により着座者が漫然運転しているときに、振動ユニット20を駆動していたが、これに限ったものではない。何かを報知したいときに振動ユニット20を駆動すればよく、例えば、他車両の接近を検知したときなどに振動ユニット20を駆動させてもよい。また、走行ルート上で注意喚起が必要な場合(例えば、前方に渋滞が発生していたり、急カーブがある場合など)に振動ユニット20を駆動させてもよい。
また、上述した実施例では、振動制御装置30は、左右の振動ユニット20を同時に駆動させていたが、これに限ったものではない。振動制御装置30は、左右の振動ユニット20をそれぞれ独立して駆動するようにしてもよい。これにより、例えば、他車両が右から接近してきたことを検知すると、振動制御装置30が、右側の振動ユニット20を振動させた後、左側の振動ユニット20を振動させる。また、他車両が左から接近してきたことを検知すると、振動制御装置30が、左側の振動ユニット20を振動させた後、右側の振動ユニット20を振動させる。これにより、振動制御装置30は、振動ユニット20を用いて左右の方向性も報知することができる。
また、上述した実施例では、着座部11及び背凭れ部12に内蔵された振動ユニット20に与える振動用信号は同じものを用いていたが、これに限ったものではない。着座部11及び背凭れ部12に内蔵された振動ユニット20に与える振動用信号としてはリズムや振幅などが異なるものであってもよい。
また、上述した実施例によれば、座席装置1としては車両に搭載されたものを一例に挙げて説明していたが、これに限ったものではない。座席装置1としては、着座者が座れるものであればよく、家庭やオフィス内に設置されるものであってもよい。また、座席10としては、着座部11があればよく、背凭れ部12は必須ではない。
制御部320内で振動用信号及び音用信号の信号処理を行っていたが、これに限ったものではない。制御部320とは別に信号処理部322及び323を設けて、制御部320から出力された振動用信号及び音用信号の信号処理を行うようにしてもよい。この場合、制御部320と信号処理部322及び323が、請求項中の出力手段を構成する。勿論、ミキシング部324も制御部320とは別に設けてもよい。
また、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 座席装置
10 座席
12 背凭れ部
20 振動ユニット
30 振動制御装置
320 制御部(出力手段)
322 振動用信号処理部(信号処理手段)
323 音用信号処理部(信号処理手段、フィルタ手段)

Claims (8)

  1. 座席に内蔵された振動ユニットを駆動させる信号を出力する振動制御装置であって、
    前記振動ユニットの振動により着座者に報知を行うための第1信号と、前記振動ユニットから発生する音により前記着座者に報知を行うために、前記第1信号よりも小振幅かつ高周波の第2信号と、を一つの前記振動ユニットに出力する出力手段を備えたことを特徴とする振動制御装置。
  2. 前記出力手段は、前記第1信号と、前記第2信号と、を独立して信号処理する信号処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の振動制御装置。
  3. 前記信号処理手段は、前記第1信号の高域及び前記第2信号の低域の少なくとも一方を減衰させるフィルタ手段から構成されていることを特徴とする請求項2に記載の振動制御装置。
  4. 前記信号処理手段は、前記第2信号の低域を減衰させるフィルタ手段から構成され、前記第1信号は帯域制限されないことを特徴とする請求項3に記載の振動制御装置。
  5. 前記出力手段は、前記第1信号及び前記第2信号をミキシングするミキシング手段を有することを特徴とする請求項1〜4何れか1項に記載の振動制御装置。
  6. 請求項1〜5何れか1項に記載の振動制御装置と、
    前記振動制御装置から出力される信号により駆動される振動ユニットと、
    前記振動ユニットが内蔵された座席と、を備えたことを特徴とする座席装置。
  7. 前記振動ユニットは、前記座席の背凭れ部に内蔵されていることを特徴とする請求項6に記載の座席装置。
  8. 前記振動ユニットは、座席の左右方向中央を挟んだ左右にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項7記載の座席装置。
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