JP2017211300A - ナビゲーション装置、ナビゲーションプログラム及びその方法 - Google Patents

ナビゲーション装置、ナビゲーションプログラム及びその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】経路から車両が外れている間に、新たな目的地を設定するなしに案内音声の出力を停止する。
【解決手段】本発明に係るナビゲーション装置1は、現在位置から目的地に至る経路を検索し、検索した経路を示す経路情報を生成する経路検索部223と、経路から外れて車両が走行していると判定したときに、経路の再検索を経路検索部223に指示する再検索指示部25と、再検索指示部25の動作を有効にする通常モードから、再検索指示部25の動作を無効とする寄り道モードに切り替えるモード切替部24と、経路情報を表示部12に表示させる表示制御部23とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ナビゲーション装置、ナビゲーションプログラム及びその方法に関する。
自動車等の車両に搭載され、現在位置から目的地までの経路案内を行うナビゲーション装置において、当初の目的地以外の他の目的地に目的地を変更する種々の技術が知られている。例えば、特許文献1には、通過したレストランでの休憩を思い立ったときに、ユーザが所定のボタンを押下した後に目的地を設定することで、走行中の車線と反対方向の車線に戻る経路を案内可能なナビゲーション装置が記載される。
特開2004−340725号公報
しかしながら、従来のナビゲーション装置は、ユーザが寄り道を思い立ったときに、新たな目的地を設定することなく経路から車両が外れると、経路の再検索に応じた案内音声の出力を繰り返すため、ユーザが不快な思いをするおそれがある。また、従来のナビゲーション装置では、所定の経路から車両が外れている間に再検索した経路に応じた案内音声の出力を停止するためには、ユーザは、新たな目的地を設定する必要がある。
本発明は、このような課題を解決するものであり、経路から車両が外れている間にユーザが新たな目的地を設定することなしに、再検索した経路に応じた案内音声の出力を停止することが可能なナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記目的を実現するため、本発明に係るナビゲーション装置は、現在位置から目的地に至る経路を検索し、検索した経路を示す経路情報を生成する経路検索部と、経路から外れて車両が走行していると判定したときに、経路の再検索を経路検索部に指示する再検索指示部と、再検索指示部の動作を有効にする通常モードから、再検索指示部の動作を無効とする寄り道モードに切り替えるモード切替部と、経路情報を表示部に表示させる表示制御部とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るナビゲーション装置では、モード切替部は、通常モード中に、再検索指示部が再検索を指示した回数をカウントし、カウントがしきい値以上となったときに、通常モードから寄り道モードに切り替えることが好ましい。
また、本発明に係るナビゲーション装置では、モード切替部は、寄り道モード中に、車両のエンジンが起動又は停止したと判定したときに、寄り道モードから通常モードに切り替えることが好ましい。
また、本発明に係るナビゲーション装置では、モード切替部は、寄り道モード中に、車両が所定の施設の敷地内に進入したと判定したときに、通常モードから寄り道モードに切り替えることが好ましい。
また、本発明に係るナビゲーション装置では、モード切替部は、寄り道モード中に、車両が経路に沿って走行していると判定したときに、寄り道モードから通常モードに切り替えることが好ましい。
また、本発明に係るナビゲーション装置は、寄り道モード中に、経路に車両が戻る前に、経路に戻ることが可能であることを示す復帰案内を示す復帰案内信号を出力する復帰案内信号出力部を更に有することが好ましい。
さらに、本発明に係るナビゲーション方法は、現在位置から目的地に至る経路を検索し、検索した経路を示す経路情報を生成し、経路から外れて車両が走行していると判定したときに、経路の再検索を指示し、経路の再検索の指示を有効にする通常モードから、経路の再検索の指示を無効とする寄り道モードに切り替え、経路情報を表示することを含むことを特徴とする。
さらに、本発明に係るナビゲーションプログラムは、現在位置から目的地に至る経路を検索し、検索した経路を示す経路情報を生成し、経路から外れて車両が走行していると判定したときに、経路の再検索を指示し、経路の再検索の指示を有効にする通常モードから、経路の再検索の指示を無効とする寄り道モードに切り替え、経路情報を表示することを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、経路から車両が外れている間にユーザが新たな目的地を設定することなしに、再検索した経路に応じた案内音声の出力を停止することが可能になった。
第1実施形態に係るナビゲーション装置の動作を説明するための図であり、(a)は第1の状態を示し、(b)は第1の状態に続く第2の状態を示し、(c)は第2の状態に続く第3の状態を示す。 第1実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係るナビゲーション装置によるナビゲーション処理のフローチャートである。 第2実施形態に係るナビゲーション装置の動作を説明するための図であり、(a)は第1の状態を示し、(b)は第1の状態に続く第2の状態を示す。 第2実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。 第2実施形態に係るナビゲーション装置によるナビゲーション処理のフローチャートである。 第3実施形態に係るナビゲーション装置の動作を説明するための図であり、(a)は第1の状態を示し、(b)は第1の状態に続く第2の状態を示す。 第3実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。 第3実施形態に係るナビゲーション装置によるナビゲーション処理のフローチャートである。 第4実施形態に係るナビゲーション装置の動作を説明するための図であり、(a)は第1の状態を示し、(b)は第1の状態に続く第2の状態を示す。 第4実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。 第4実施形態に係るナビゲーション装置によるナビゲーション処理のフローチャートである。 第5実施形態に係るナビゲーション装置の動作を説明するための図であり、(a)は第1の状態を示し、(b)は第1の状態に続く第2の状態を示す。 第5実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。 第5実施形態に係るナビゲーション装置によるナビゲーション処理のフローチャートである。 第6実施形態に係るナビゲーション装置の動作を説明するための図であり、(a)は第1の状態を示し、(b)は第1の状態に続く第2の状態を示す。 第6実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。 第6実施形態に係るナビゲーション装置によるナビゲーション処理のフローチャートである。
以下の図面を参照して、本発明に係るナビゲーション装置、ナビゲーションプログラム及びその方法について説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明との均等物に及ぶ点に留意されたい。
(第1実施形態に係るナビゲーション装置の概要)
図1は第1実施形態に係るナビゲーション装置の動作を説明するための図であり、図1(a)は第1の状態を示し、図1(b)は第1の状態に続く第2の状態を示し、図1(c)は第2の状態に続く第3の状態を示す。図1において、スピーカ15は、実線で示されるときに音声を出力し、破線で示されるときに音声を出力しない。
図1(a)に示す第1の状態では、ナビゲーション装置1のタッチパネル10には、車両101の出発地から目的地に至る経路102が示される地図100と共に、点灯状態の寄り道ボタン110が表示される。第1の状態のナビゲーションモードは、出発地から目的地に至る経路102を車両101が走行することを示す通常モードである。通常モードでは、ナビゲーション装置1は、経路の再検索動作を有効にする。第1の状態では、経路の再検索動作が有効になるので、スピーカ15は、経路の再検索に応じた案内を音声で出力する。
図1(b)に示す第2の状態は、第1の状態において寄り道ボタン110が押下された後の状態である。第2の状態では、ナビゲーション装置1のタッチパネル10には、寄り道ボタン110が押下された後の地図100と寄り道ボタン110が表示される。第2の状態では、地図100には、車両101の出発地から目的地に至る経路102と共に寄り道モード中に車両101が走行した経路103が示される。第2の状態では、寄り道ボタン110は、点滅状態であり、現在のナビゲーションモードが経路102から外れて車両101が走行することを示す寄り道モードであることを、タッチパネル10を見たユーザが容易に認識できる。寄り道モードでは、ナビゲーション装置1は、経路の再検索動作を無効にする。第2の状態では、経路の再検索動作が無効になるので、スピーカ15は、経路の再検索に応じた案内を出力しない。
図1(c)に示す第3の状態は、第2の状態において寄り道ボタン110が押下された後の状態である。第3の状態では、ナビゲーション装置1のタッチパネル10には、寄り道モードから通常モードに切り替えられた後の地図100と寄り道ボタン110が表示される。地図100には、寄り道ボタン110が押下された位置から目的地に至る経路104が示される。寄り道ボタン110は、点灯状態であり、現在のナビゲーションモードが通常モードであることを、タッチパネル10を見たユーザが認識できる。第3の状態では、スピーカ15は、経路の再検索に応じた案内を音声で出力する。
第1実施形態に係るナビゲーション装置1は、ユーザによって寄り道ボタン110が押下されたことに応じて、経路の再検索に応じた案内音声を出力する通常モードから、案内音声を出力しない寄り道モードにモードを切り替える。ナビゲーション装置1では、ユーザは、新たな目的地を設定することなく寄り道ボタンを押下することのみで経路案内信号の出力を停止することができるので、ユーザは、簡易な操作によって、案内音声の出力を停止することができる。
(第1実施形態に係るナビゲーション装置の構成及び機能)
図2は、第1実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。
ナビゲーション装置1は、タッチパネル10と、GPS部13と、車速取得部14と、スピーカ15と、記憶部16と、制御部20とを有する車載用のナビゲーション装置である。
タッチパネル10は、操作部11と表示部12とを有する入出力デバイスである。操作部11は、オペレータの指先による押下等された位置に応じたオペレータの指示を示す指示信号を制御部20に出力する。例えば、操作部11は、通常モード中に寄り道ボタン110を押下されたときに、寄り道モードへの切り替えを指示することを示す寄り道モード切替指示信号を出力する。また、操作部11は、寄り道モード中に寄り道ボタン110を押下されたときに、通常モードへの切り替えを指示することを示す通常モード切替指示信号を出力する。表示部12は、映像や画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。表示部12は、制御部20から入力される信号に対応する画像を表示する。
GPS部13は、不図示のGPSアンテナとGPSレシーバとを備える。GPSアンテナは、衛星からのGPS信号を受信し、GPSレシーバへGPS信号を送信する。GPSレシーバは、GPSアンテナから受信したGPS信号の復調を行って生成したGPS情報を制御部20へ出力する。
車速取得部14は、不図示の車速センサを備えており、ナビゲーション装置1が搭載される車両の車速を取得し、取得した車速の情報を制御部20へ出力する。
スピーカ15は、制御部20から入力される信号に対応する音声を出力する音声出力装置である。例えば、スピーカ15は、制御部20から入力される信号に応じて、現在位置から目的地に至る経路の案内を示す音声を出力する。
記憶部16は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置及び光ディスク装置の内の少なくとも一つを有する。記憶部16は、制御部20による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、制御部20は、ドライバプログラムとして、タッチパネル10を制御するデバイスドライバプログラム等を記憶する。また、記憶部16は、地図情報161と、音響情報162とを記憶する。地図情報161は、現在位置から目的地に至る経路を示す経路情報の生成用データ、例えば、道路データ、施設データ、及び表示アイコンの画像データ等を含む。音響情報162は、経路案内に使用される音声データ、アプリケーションに使用される効果音データ、BGMデータ等を含む。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部16にインストールされてもよい。
制御部20は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。制御部20は、ナビゲーション装置1の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。制御部20は、ナビゲーション装置1の各種処理が記憶部16に記憶されているプログラム等に基づいて適切な手順で実行されるように、タッチパネル10等の動作を制御する。制御部20は、記憶部16に記憶されているオペレーティングシステムプログラムやドライバプログラム、アプリケーションプログラム等のプログラムに基づいて処理を実行する。また、制御部20は、アプリケーションプログラム等の複数のプログラムを並列に実行することができる。
制御部20は、指示受付部21と、ナビ制御部22と、表示制御部23と、モード切替部24と、再検索指示部25と、経路案内信号出力部26と、終了判定部27とを有する。ナビ制御部22は、目的地設定部221と、位置情報取得部222と、経路検索部223とを有する。制御部20が有するこれらの各部は、制御部20が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、制御部20が有するこれらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、又はファームウェアとしてナビゲーション装置1に実装されてもよい。
(第1実施形態に係るナビゲーション装置によるナビゲーション処理)
図3は、ナビゲーション装置1によるナビゲーション処理のフローチャートである。図3に示すナビゲーション処理は、予め記憶部16に記憶されているプログラムに基づいて、主に制御部20により、ナビゲーション装置1の各要素と協働して実行される。
まず、指示受付部21は、タッチパネル10の操作部11を介して目的地設定情報を取得し(S101)、取得した目的地設定情報を記憶部16に記憶する。
次いで、ナビ制御部22は、現在位置から目的地に至る経路を検索し、検索した経路102を示す経路情報を生成し、記憶部16に記憶する(S102)。より詳細には、目的地設定部221は、S101の処理で取得された目的地設定情報に含まれる場所を目的地として設定して、記憶部16に記憶する。次いで、位置情報取得部222は、GPS部13を介して現在の位置を示す現在位置を取得し、取得した現在位置を示す現在位置情報を記憶部16に記憶する。次いで、経路検索部223は、S101の処理で設定された目的地とS103の処理で取得された現在位置との間の経路を検索し、検索された経路を示す経路情報を生成し、生成した経路情報を記憶部16に記憶する。
次いで、表示制御部23は、経路情報に対応する経路102を地図情報161に対応する地図100に重畳してタッチパネル10の表示部12に表示する(S103)。また、表示制御部は、点灯させた寄り道ボタン110を地図100に重畳してタッチパネル10の表示部12に表示する。
タッチパネル10の操作部11は、通常モード中に寄り道ボタン110が押下されたときに、寄り道モードへの切り替えを指示することを示す寄り道モード切替指示信号を制御部20に出力する。制御部20に寄り道モード切替指示信号が入力されると、指示受付部21は、寄り道モードへの切替指示を取得する。一方、タッチパネル10の操作部11は、寄り道モード中に寄り道ボタン110が押下されたときに、通常モードへの切り替えを指示することを示す通常モード切替指示信号を出力する。制御部20に通常モード切替指示信号が入力されると、指示受付部21は、通常モードへの切替指示を取得する。ここでは、寄り道ボタン110はユーザによって押下されていないので、ナビゲーションモードは通常モードである。通常モード中は再検索指示部25の動作は有効であり、寄り道モード中は再検索指示部25の動作は無効である。
次いで、モード切替部24は、ユーザによって寄り道ボタン110が押下されることによって、指示受付部21が寄り道モードへの切替指示を取得しているか否かを判定する(S104)。指示受付部21が寄り道モードへの切替指示を取得していないと判定される(S104−NO)と、表示制御部23は、寄り道ボタン110の点灯状態を継続する(S105)。
次いで、位置情報取得部222は、GPS部13を介して現在の位置を示す現在位置を取得し(S106)、取得した現在位置を示す現在位置情報を記憶部16に記憶する。次いで、表示制御部23は、記憶部16に記憶される現在位置情報に対応する現在位置に車両101を表示する。(S107)。
次いで、再検索指示部25は、S102の処理で取得された現在位置が出発地から目的地に至る経路102に沿っているか否かを判定する(S108)。
S108の処理で現在位置が出発地から目的地に至る経路102に沿っていると判定される(S108−YES)と、終了判定部27は、S106の処理で取得された現在位置が目的地設定情報に対応する目的地に一致するか否かを判定する(S109)。
S109の処理で現在位置が目的地設定情報に対応する目的地に一致しないと判定される(S109−NO)と、処理はS104に戻る。
再検索指示部25は、現在位置が出発地から目的地に至る経路102に沿っていないと判定する(S108−NO)と、現在位置から目的地に至る経路の再検索を経路検索部223に指示する(S110)。次いで、経路検索部223は、S101の処理で設定された目的地とS106の処理で取得された現在位置との間の経路を再検索し、再検索された経路を示す経路情報を生成し(S111)、生成した経路情報を記憶部16に記憶する。次いで、経路案内信号出力部26は、経路の再検索に応じた案内情報を示す経路案内信号をスピーカ15に出力し(S112)、スピーカ15は、経路案内信号に対応する経路案内を音声で出力する。次いで、処理はS104に戻る。
モード切替部24は、ユーザによって寄り道ボタン110が押下されることによって、指示受付部21が寄り道モードへの切替指示を取得していると判定する(S104−YES)と、ナビゲーションモードを通常モードから寄り道モードに切り替える(S113)。次いで、表示制御部23は、タッチパネル10の表示部12に表示された寄り道ボタン110を点滅させる(S114)。
次いで、位置情報取得部222は、GPS部13を介して現在の位置を示す現在位置を取得し(S115)、取得した現在位置を示す現在位置情報を記憶部16に記憶する。次いで、表示制御部23は、記憶部16に記憶される現在位置情報に対応する現在位置に車両101を表示する。(S116)。次いで、表示制御部23は、前回取得した現在位置情報が示す位置と今回取得した現在位置情報が示す位置との間に経路103を示す画像をタッチパネル10の表示部12に表示する(S117)。
次いで、モード切替部24は、ユーザによって寄り道ボタン110が押下されることによって、指示受付部21が通常モードへの切替指示を取得しているか否かを判定する(S118)。モード切替部24が、指示受付部21が寄り道モードへの切替指示を取得していないと判定する(S118−NO)と、処理はS115に戻る。一方、モード切替部24は、寄り道ボタン110が押下されることによって、指示受付部21が通常モードへの切替指示を取得していると判定する(S118−YES)と、ナビゲーションモードを寄り道モードから通常モードに切り替える(S119)。次いで、処理はS104に戻る。
S109の処理で現在位置が目的地設定情報に対応する目的地に一致すると判定される(S109−YES)と、経路案内信号出力部26は、目的地に到着したことを示す経路案内信号をスピーカ15に出力する(S120)。スピーカ15は、目的地に到着したことを示す経路案内を音声で出力して、処理は終了する。
(第2実施形態に係るナビゲーション装置の概要)
図4は第2実施形態に係るナビゲーション装置の動作を説明するための図であり、図4(a)は第1の状態を示し、図4(b)は第1の状態に続く第2の状態を示す。図4において、スピーカ15は、実線で示されるときに音声を出力し、破線で示されるときに音声を出力しない。
第2実施形態に係るナビゲーション装置2は、通常モードから寄り道モードへの切り替え方法が第1実施形態に係るナビゲーション装置1と相違する。ナビゲーション装置1では、ナビゲーションモードは、ユーザによる寄り道ボタン110の押下より通常モードから寄り道モードに切り替えられる。一方、ナビゲーション装置2では、ナビゲーションモードは、寄り道ボタン110の押下に加えて、経路を外れてから経路を再検索した回数が所定のしきい値回数に達したときに、通常モードから寄り道モードに切り替えられる。
図4(a)に示す第1の状態では、車両101は、ナビゲーションモードが通常モードであるにもかかわらず、経路102から外れて走行している。第1の状態では、車両101が経路102から外れているので、ナビゲーション装置2は、現在位置から目的地までの経路の検索を何度か繰り返す。また、スピーカ15は、経路の再検索に応じた案内音声を、再検索の実行結果に応じて音声で逐次出力する。ナビゲーション装置2は、現在位置から目的地までの経路を再検索した回数が所定のしきい値回数以上になったときに、ナビゲーションモードを通常モードから寄り道モードに切り替える。
図4(b)に示す第2の状態は、ナビゲーション装置2が経路を再検索した回数が所定のしきい値回数以上になり、ナビゲーションモードが寄り道モードになった状態である。第2の状態では、ナビゲーション装置1のタッチパネル10には、寄り道モードに切り替えられた後の地図100と点滅状態の寄り道ボタン110が表示される。地図100には、車両101の出発地から目的地に至る経路102と共に経路102から外れて車両101が走行した経路103が示される。寄り道モードである第2の状態では、スピーカ15は、経路の再検索に応じた案内を出力しない。
第2実施形態に係るナビゲーション装置2は、現在位置から目的地までの経路を再検索した回数が所定のしきい値回数以上になったときに、経路の再検索に応じた案内音声を出力する通常モードから、案内音声を出力しない寄り道モードにモードを切り替える。ナビゲーション装置2は、ユーザは、寄り道ボタンを押下することなく通常モードから寄り道モードに自動的に切り替えることができるで、通常モードから寄り道モードへの切り替えが第1実施形態に係るナビゲーション装置1よりも更に容易になる。
(第2実施形態に係るナビゲーション装置の構成及び機能)
図5は、ナビゲーション装置2の概略構成の一例を示す図である。
ナビゲーション装置2は、制御部30が制御部20の代わりに配置されることがナビゲーション装置1と相違する。制御部30は、モード切替部34をモード切替部24の代わりに有することが制御部20と相違する。モード切替部34以外のナビゲーション装置2の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付されたナビゲーション装置1の構成要素の構成及び機能と同一なので、ここでは詳細な説明は省略する。
(第2実施形態に係るナビゲーション装置によるナビゲーション処理)
図6は、ナビゲーション装置2によるナビゲーション処理のフローチャートである。図6に示すナビゲーション処理は、予め記憶部16に記憶されているプログラムに基づいて、主に制御部30により、ナビゲーション装置2の各要素と協働して実行される。
S201〜S212及びS217〜S223の処理は、S101〜S112及びS114〜S120の処理と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。S213において、モード切替部34は、S211において経路検索部223が現在位置から目的地に至る経路を再検索した回数をカウントする(S213)。次いで、モード切替部34は、S213の処理でカウントされた回数が所定のしきい値回数以上であるか否かを判定する(S214)。モード切替部34がS211の処理でカウントされた回数が所定のしきい値回数未満であると判定した(S214−NO)とき、処理はS204に戻る。一方、モード切替部34は、S211の処理でカウントされた回数が所定のしきい値回数以上であると判定した(S214−YES)とき、ナビゲーションモードを通常モードから寄り道モードに切り替える(S216)。
(第3実施形態に係るナビゲーション装置の概要)
図7は第3実施形態に係るナビゲーション装置の動作を説明するための図であり、図7(a)は第1の状態を示し、図7(b)は第1の状態に続く第2の状態を示す。図7において、スピーカ15は、実線で示されるときに音声を出力し、破線で示されるときに音声を出力しない。
第3実施形態に係るナビゲーション装置3は、寄り道モードから通常モードへの切り替え方法が第1実施形態に係るナビゲーション装置1と相違する。ナビゲーション装置1では、ナビゲーションモードは、ユーザによる寄り道ボタン110の押下より寄り道モードから通常モードに切り替えられる。一方、ナビゲーション装置3では、ナビゲーションモードは、ユーザによる寄り道ボタン110の押下に加えて、車両101のエンジンの起動に応じて寄り道モードから通常モードに切り替えられる。
図7(a)に示す第1の状態では、ナビゲーションモードは寄り道モードであり、車両101は、一例では、道の駅である地図100を示す地図情報161に登録された施設105の敷地内で停止すると共に、車両101のエンジンはオフされる。エンジンがオフされたときに、ナビゲーション装置3は、イグニッションスイッチからイグニッションスイッチがオフされたことを示すイグニッションオフ信号が入力される。
図7(b)に示す第2の状態は、車両101は、第1の状態で停止した施設105の敷地内でエンジンがオンされる。エンジンがオンされたときに、ナビゲーション装置3は、イグニッションスイッチからイグニッションスイッチがオンされたことを示すイグニッションオン信号が入力される。ナビゲーション装置3は、イグニッションオン信号が入力されると、ナビゲーションモードを寄り道モードから通常モードに切り替える。第2の状態では、ナビゲーションモードが寄り道モードから通常モードに切り替えられるので、現在位置である施設105の敷地から目的地に至る経路104が示される。第2の状態では、スピーカ15は、経路の再検索に応じた案内を音声で出力する。
第3実施形態に係るナビゲーション装置3は、車両101のエンジンの起動に応じてナビゲーションモードを寄り道モードから通常モードに切り替える。ナビゲーション装置3は、ユーザは、寄り道ボタンを押下することなく寄り道モードから通常モードに自動的に切り替えることができるで、寄り道モードから通常モードへの切り替えが第1実施形態に係るナビゲーション装置1よりも容易になる。
(第3実施形態に係るナビゲーション装置の構成及び機能)
図8は、ナビゲーション装置3の概略構成の一例を示す図である。
ナビゲーション装置3は、イグニッション情報取得部17を有することがナビゲーション装置1と相違する。ナビゲーション装置3は、制御部40が制御部20の代わりに配置されることがナビゲーション装置1と相違する。制御部40は、モード切替部44をモード切替部24の代わりに有することが制御部20と相違する。イグニッション情報取得部17、及びモード切替部44以外のナビゲーション装置3の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付されたナビゲーション装置1の構成要素の構成及び機能と同一なので、ここでは詳細な説明は省略する。
イグニッション情報取得部17は、不図示のイグニッションスイッチの状態を示す信号が入力され、イグニッションスイッチの状態を示すイグニッション情報を取得する。イグニッション情報取得部17は、ユーザによってイグニッションスイッチがオンされると、イグニッションスイッチがオンしたことを示すイグニッションオン情報を取得する。また、イグニッション情報取得部17は、ユーザによってイグニッションスイッチがオフされると、イグニッションスイッチがオフしたことを示すイグニッションオン情報を取得する。
(第3実施形態に係るナビゲーション装置によるナビゲーション処理)
図9は、ナビゲーション装置3によるナビゲーション処理のフローチャートである。図9に示すナビゲーション処理は、予め記憶部16に記憶されているプログラムに基づいて、主に制御部40により、ナビゲーション装置3の各要素と協働して実行される。
S301〜S318及びS321の処理は、S101〜S118及びS120の処理と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。S318において指示受付部21が寄り道モードへの切替指示を取得していないと判定される(S318−NO)と、モード切替部44は、エンジンが起動したか否かを判定する(S320)。モード切替部44は、イグニッション情報取得部17がイグニッションオン情報を取得していたとき、エンジンが起動したと判定する(S320−YES)。一方、モード切替部44は、イグニッション情報取得部17がイグニッションオン情報を取得していないとき、エンジンが起動していないと判定する(S320−NO)。モード切替部44は、エンジンが起動したと判定する(S320−YES)と、ナビゲーションモードを寄り道モードから通常モードに切り替える(S319)。そして、処理はS304に戻る。一方、エンジンが起動していないと判定される(S320−NO)と、処理はS315に戻る。
(第4実施形態に係るナビゲーション装置の概要)
図10は第4実施形態に係るナビゲーション装置の動作を説明するための図であり、図10(a)は第1の状態を示し、図10(b)は第1の状態に続く第2の状態を示す。図10において、スピーカ15は、実線で示されるときに音声を出力し、破線で示されるときに音声を出力しない。
第4実施形態に係るナビゲーション装置4は、ナビゲーション装置3と同様に、寄り道モードから通常モードへの切り替え方法が第1実施形態に係るナビゲーション装置1と相違する。ナビゲーション装置4では、ナビゲーションモードは、ユーザによる寄り道ボタン110の押下に加えて、車両101が所定の施設に立ち寄ったことに応じて寄り道モードから通常モードに切り替えられる。
図10(a)に示す第1の状態では、ナビゲーションモードは寄り道モードであり、車両101は、一例では道の駅である地図100を示す地図情報161に登録された施設105の敷地内に進入する。ナビゲーション装置4は、車両101が施設105の敷地内に進入したことに応じて、ナビゲーションモードを寄り道モードから通常モードに切り替える。
図10(b)に示す第2の状態は、ナビゲーションモードが寄り道モードから通常モードに切り替えられるので、現在位置である施設105の敷地から目的地に至る経路104が示される。第2の状態では、スピーカ15は、経路の再検索に応じた案内を音声で出力する。
第4実施形態に係るナビゲーション装置4は、車両101の所定の施設への立ち入りに応じてナビゲーションモードを寄り道モードから通常モードに切り替える。ナビゲーション装置4は、ユーザは、寄り道ボタンを押下することなく寄り道モードから通常モードに自動的に切り替えることができるで、寄り道モードから通常モードへの切り替えが第1実施形態に係るナビゲーション装置1よりも容易になる。
(第4実施形態に係るナビゲーション装置の構成及び機能)
図11は、ナビゲーション装置4の概略構成の一例を示す図である。
ナビゲーション装置4は、制御部50が制御部20の代わりに配置されることがナビゲーション装置1と相違する。制御部50は、モード切替部54をモード切替部24の代わりに有することが制御部20と相違する。モード切替部54以外のナビゲーション装置4の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付されたナビゲーション装置1の構成要素の構成及び機能と同一なので、ここでは詳細な説明は省略する。
(第4実施形態に係るナビゲーション装置によるナビゲーション処理)
図12は、ナビゲーション装置4によるナビゲーション処理のフローチャートである。図12に示すナビゲーション処理は、予め記憶部16に記憶されているプログラムに基づいて、主に制御部50により、ナビゲーション装置4の各要素と協働して実行される。
S401〜S418及びS421の処理は、S101〜S118及びS120の処理と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。S418において指示受付部21が寄り道モードへの切替指示を取得していないと判定される(S418−NO)とモード切替部54は、車両が所定の施設の敷地内に進入したか否かを判定する(S420)。所定の施設は、記憶部16に記憶され、例えば、道の駅、コンビニエンスストア、ショッピングモール、飲食店等である。モード切替部54は、車両が所定の施設の敷地内に進入したと判定する(S420−YES)と、ナビゲーションモードを寄り道モードから通常モードに切り替える(S419)。そして、処理はS404に戻る。一方、車両が所定の施設の敷地内に進入していないと判定される(S420−NO)と、処理はS415に戻る。
(第5実施形態に係るナビゲーション装置の概要)
図13は第5実施形態に係るナビゲーション装置の動作を説明するための図であり、図13(a)は第1の状態を示し、図13(b)は第1の状態に続く第2の状態を示す。図13において、スピーカ15は、実線で示されるときに音声を出力し、破線で示されるときに音声を出力しない。
第5実施形態に係るナビゲーション装置5は、ナビゲーション装置3及び4と同様に、寄り道モードから通常モードへの切り替え方法が第1実施形態に係るナビゲーション装置1と相違する。ナビゲーション装置5では、ユーザによる寄り道ボタン110の押下に加えて、ナビゲーションモードは、出発地から目的地に至る経路102に戻ったことに応じて寄り道モードから通常モードに切り替えられる。
図13(a)に示す第1の状態では、ナビゲーションモードは寄り道モードであるが、車両101は、出発地から目的地に至る経路102に戻って所定の距離に亘って経路102に沿って走行している。ナビゲーション装置5は、車両101が所定の距離に亘って経路102に沿って走行したときに、車両101が経路102に戻ったと判断して、ナビゲーションモードを寄り道モードから通常モードに切り替える。
図13(b)に示す第2の状態は、ナビゲーションモードが寄り道モードから通常モードに切り替えられるので、現在位置から目的地に至る経路104が示される。第2の状態では、スピーカ15は、経路の再検索に応じた案内を音声で出力する。
第5実施形態に係るナビゲーション装置5は、車両101が経路102に戻ったことに応じてナビゲーションモードを寄り道モードから通常モードに切り替える。ナビゲーション装置5は、ユーザは、寄り道ボタンを押下することなく寄り道モードから通常モードに切り替えることができるで、寄り道モードから通常モードへの切り替えが第1実施形態に係るナビゲーション装置1よりも容易になる。
(第5実施形態に係るナビゲーション装置の構成及び機能)
図14は、ナビゲーション装置5の概略構成の一例を示す図である。
ナビゲーション装置5は、制御部60が制御部20の代わりに配置されることがナビゲーション装置1と相違する。制御部60は、モード切替部64をモード切替部24の代わりに有することが制御部20と相違する。モード切替部64以外のナビゲーション装置5の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付されたナビゲーション装置1の構成要素の構成及び機能と同一なので、ここでは詳細な説明は省略する。
(第5実施形態に係るナビゲーション装置によるナビゲーション処理)
図15は、ナビゲーション装置5によるナビゲーション処理のフローチャートである。図15に示すナビゲーション処理は、予め記憶部16に記憶されているプログラムに基づいて、主に制御部60により、ナビゲーション装置5の各要素と協働して実行される。
S501〜S518及びS521の処理は、S101〜S118及びS120の処理と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。S518において指示受付部21が寄り道モードへの切替指示を取得していないと判定される(S518−NO)と、モード切替部64は、出発地から目的地に至る経路に沿って車両が所定のしきい値距離以上走行しているか否かを判定する(S520)。モード切替部24は、出発地から目的地に至る経路に沿って車両が所定のしきい値距離以上の距離に亘って走行していると判定する(S520−YES)と、ナビゲーションモードを寄り道モードから通常モードに切り替える(S519)。そして、処理はS504に戻る。一方、出発地から目的地に至る経路に沿って車両が所定のしきい値距離以上の距離に亘って走行していないと判定される(S520−NO)と、処理はS515に戻る。
(第6実施形態に係るナビゲーション装置の概要)
図16は第6実施形態に係るナビゲーション装置の動作を説明するための図であり、図16(a)は第1の状態を示し、図16(b)は第1の状態に続く第2の状態を示す。
第6実施形態に係るナビゲーション装置6は、車両101が経路102に戻る前に、経路102に戻ることが可能であることを示す復帰案内をスピーカ15が音声で出力することが、第5実施形態に係るナビゲーション装置5と相違する。
図16(a)に示す第1の状態では、ナビゲーションモードは寄り道モードであり、車両101は、出発地から目的地に至る経路102に近接した地点を経路102に向かって走行している。ナビゲーション装置5は、車両101と経路102との間の距離が所定のしきい値距離と一致したときに、次の交差点を右折することにより経路102に戻ることが可能であることを示す案内を、スピーカ15を介して音声で出力する。
図16(b)に示す第2の状態では、第1の状態でスピーカ15から出力された音声に従ってユーザが車両101を右折させることにより、車両101が経路102に沿って走行する。そして、ナビゲーション装置6は、車両101が所定の距離に亘って経路102に沿って走行したときに、車両101が経路102に戻ったと判断して、ナビゲーションモードを寄り道モードから通常モードに切り替える。
第6実施形態に係るナビゲーション装置6は、車両101が経路102に戻る前に、経路102に戻ることが可能であることを示す復帰案内をスピーカ15が音声で出力するので、車両101を操作するユーザは、経路102に戻ることが容易になる。
(第6実施形態に係るナビゲーション装置の構成及び機能)
図17は、ナビゲーション装置6の概略構成の一例を示す図である。
ナビゲーション装置6は、制御部70が制御部60の代わりに配置されることがナビゲーション装置5と相違する。制御部70は、復帰距離演算部71と、復帰案内信号出力部72を更に有することが制御部60と相違する。復帰距離演算部71及び復帰案内信号出力部72以外のナビゲーション装置6の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付されたナビゲーション装置5の構成要素の構成及び機能と同一なので、ここでは詳細な説明は省略する。
(第6実施形態に係るナビゲーション装置によるナビゲーション処理)
図18は、ナビゲーション装置5によるナビゲーション処理のフローチャートである。図18に示すナビゲーション処理は、予め記憶部16に記憶されているプログラムに基づいて、主に制御部70により、ナビゲーション装置6の各要素と協働して実行される。
S601〜S617及びS621〜624の処理は、S501〜S521の処理と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。S618において、復帰距離演算部71は、出発地から目的地に至る経路と現在位置との間の距離を演算する(S618)。次いで、復帰案内信号出力部72は、S618の処理で演算された距離が所定の案内距離に一致するか否かを判定する(S619)。復帰案内信号出力部72は、S618の処理で演算された距離が所定の案内距離に一致すると判定する(S619−YES)と、経路に戻ることが可能であることを示す復帰案内を示す復帰案内信号をスピーカ15に出力する(S620)。スピーカ15は、復帰案内信号に対応する復帰案内に応じた案内を音声で出力する。次いで、処理はS615に戻る。一方、復帰案内信号出力部72がS618の処理で演算された距離が所定の案内距離に一致しないと判定する(S619−NO)と、処理はS6621に進む。
(実施形態に係るナビゲーション装置の作用効果)
ナビゲーション装置1は、ナビゲーションモードが寄り道モードのときには、所定の経路から車両が外れている間に再検索した経路に応じた経路案内を出力しないので、経路案内が繰り返し出力されて、ユーザが不快な思いをするおそれはない。
また、ナビゲーション装置1は、ユーザによる寄り道ボタン110の押下に応じて通常モードと寄り道モードとを切り換えるので、ユーザの意思に反してナビゲーションモードが切り換えられるおそれはない。
ナビゲーション装置2は、通常モード中に経路を再検索した回数が所定のしきい値回数以上になったときに、ナビゲーションモードを通常モードから寄り道モードに切り換えるので、通常モードから寄り道モードへの切り替えが更に容易になる。
ナビゲーション装置3は、寄り道モード中に車両のエンジンの起動に応じてナビゲーションモードを通常モードに切り換えるので、観光等の寄り道が終わったときにユーザが寄り道ボタン110を押下して通常モードに切り替える手間を省略できる。
ナビゲーション装置4は、寄り道モード中に車両が所定の施設の敷地内に進入したときにナビゲーションモードを通常モードに切り換えるので、買い物等で施設に立ち寄ったときにユーザが寄り道ボタン110を押下して通常モードに切り替える手間を省略できる。
ナビゲーション装置5は、寄り道モード中に車両が経路に戻ったときに、ナビゲーションモードを通常モードに切り換えるので、寄り道を終えたユーザが寄り道ボタン110を押下して通常モードに切り替える手間を省略できる。
ナビゲーション装置6は、出発地から目的地に至る経路に車両が戻る前に、復帰案内を出力するので、ユーザは、復帰案内に従って経路に車両を戻すことができる。
(実施形態に係るナビゲーション装置の変形例)
ナビゲーション装置1〜6は、車載用のナビゲーション装置であるが、実施形態に係るナビゲーション装置は、車載装置とサーバ装置とを含むナビゲーションシステムの一部であってもよい。また、実施形態に係るナビゲーション装置は、車載装置と、スマートフォンとも称される多機能携帯電話等の携帯情報処理装置とを含むナビゲーションシステムの一部であってもよい。また、実施形態に係るナビゲーション装置は、車載装置の一部であってもよい。
また、ナビゲーション装置1〜6では、ナビゲーションモードが寄り道モードのとき、寄り道ボタン110は点滅するが、実施形態に係るナビゲーション装置では、寄り道モード中と通常モード中との間で寄り道ボタンは他の形態で相違してもよい。例えば、寄り道モード中の寄り道ボタンは、通常モード中の寄り道ボタンと色又は形状が相違していてもよい。また、実施形態に係るナビゲーション装置では、寄り道モード中と通常モード中との間で寄り道ボタンの形態は変化させなくてもよい。
また、ナビゲーション装置1では、ユーザが寄り道ボタン110を押下することでナビゲーションモードが切り換えられるが、ナビゲーションモードの切り換えは、音声認識等の他の態様によって実行されてもよい。
また、ナビゲーション装置2は、経路を再検索した回数が所定のしきい値回数以上になったときに、ナビゲーションモードを通常モードから寄り道モードに自動的に切り換える。しかしながら、実施形態に係るナビゲーション装置は、出発地から目的地に至る経路を外れてからの距離又は時間が所定のしきい値に達したとき等の他の条件に応じて寄り道モードに自動的に切り換えてもよい。
また、ナビゲーション装置3はエンジンの起動に応じて寄り道モードから通常モードに切り替えられるが、実施形態に係るナビゲーション装置はエンジンの起動又は停止に応じて寄り道モードから通常モードに切り替えられてもよい。この場合、モード切替部は、車両のエンジンが起動又は停止したと判定されたときに、通常モードに切り替える。
また、実施形態に係るナビゲーション装置では、寄り道モードを常時オフにするように設定可能であってもよい。実施形態に係るナビゲーション装置は、寄り道モードを常時オフにするように設定されると、タッチパネル10の表示部12に寄り道ボタン110は表示しない。
また、ナビゲーション装置1では、出発地から目的地に至る経路と現在位置との間の距離が所定の案内距離に一致したときに案内音声を出力する。しかしながら、実施形態に係るナビゲーション装置は、車速取得部14が取得した車両の車速に基づいて、車両が出発地から目的地に至る経路に戻るまでの時間を推定して、推定した時間が所定の案内時間に一致したときに案内音声を出力してもよい。また、実施形態に係るナビゲーション装置は、車両が出発地から目的地に至る経路に戻るまでの交差点の数が所定の案内数に一致したときに案内音声を出力してもよい。
ナビゲーション装置が搭載される車両は、自動車のほか、自動二輪車や自転車である。特に、自転車は、自動車等に比較して寄り道が容易であるため、経路案内が繰り返し出力される機会が多い。て、自転車のユーザは、実施形態に係るナビゲーション装置を利用することで、不快な思いをするおそれがない。
1〜6 ナビゲーション装置
10 タッチパネル
11 操作部
12 表示部
13 GPS部
15 スピーカ
16 記憶部
20、30、40、50、60、70 制御部
21 指示受付部
22 ナビ制御部
223 経路検索部
24、34、44、54、64、 モード切替部
25 再検索指示部
26 経路案内信号出力部

Claims (8)

  1. 現在位置から目的地に至る経路を検索し、検索した経路を示す経路情報を生成する経路検索部と、
    前記経路から外れて車両が走行していると判定したときに、前記経路の再検索を前記経路検索部に指示する再検索指示部と、
    前記再検索指示部の動作を有効にする通常モードから、前記再検索指示部の動作を無効とする寄り道モードに切り替えるモード切替部と、
    前記経路情報を表示部に表示させる表示制御部と、
    を有することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記モード切替部は、前記通常モード中に、前記再検索指示部が再検索を指示した回数をカウントし、前記カウントがしきい値以上となったときに、前記通常モードから前記寄り道モードに切り替える、請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記モード切替部は、前記寄り道モード中に、車両のエンジンが起動又は停止したと判定したときに、前記寄り道モードから前記通常モードに切り替える、請求項1に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記モード切替部は、前記寄り道モード中に、車両が所定の施設の敷地内に進入したと判定したときに、前記寄り道モードから前記通常モードに切り替える、請求項1に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記モード切替部は、前記寄り道モード中に、車両が前記経路に沿って走行していると判定したときに、前記寄り道モードから前記通常モードに切り替える、請求項1に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記寄り道モード中に、前記経路に車両が戻る前に、前記経路に戻ることが可能であることを示す復帰案内を示す復帰案内信号を出力する復帰案内信号出力部を更に有する、請求項5に記載のナビゲーション装置。
  7. 現在位置から目的地に至る経路を検索し、検索した経路を示す経路情報を生成し、
    前記経路から外れて車両が走行していると判定したときに、経路の再検索を指示し、
    前記経路の再検索の指示を有効にする通常モードから、前記経路の再検索の指示を無効とする寄り道モードに切り替え、
    前記経路情報を表示する、
    ことを含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  8. 現在位置から目的地に至る経路を検索し、検索した経路を示す経路情報を生成し、
    前記経路から外れて車両が走行していると判定したときに、経路の再検索を指示し、
    前記経路の再検索の指示を有効にする通常モードから、前記経路の再検索の指示を無効とする寄り道モードに切り替え、
    前記経路情報を表示する、
    ことを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするナビゲーションプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109931948A (zh) * 2017-12-17 2019-06-25 北京嘀嘀无限科技发展有限公司 一种引导用户停车及车辆倾倒提示方法及系统

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