JP2017209806A - 帯状スポンジ体の貼付け装置、及び貼付け方法 - Google Patents

帯状スポンジ体の貼付け装置、及び貼付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 貼り付け終了に際して、帯状スポンジ体の後端部が、巾方向一側面側へ位置ズレするのを抑制する。【解決手段】 回転するタイヤTのトレッド内面Tsに、帯状スポンジ体Sをタイヤ周方向に貼り付ける装置1であって、案内手段5は、スポンジ保持容器4の取出し口7Aから引き出された帯状スポンジ体Sをトレッド内面Tsに案内する案内ローラ9、及び少なくとも取出し口と7A案内ローラ9との間に配され帯状スポンジ体Sが巾方向他側面側に位置ずれするのを防止する第1のストッパー10を具える。【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤのトレッド内面に、帯状スポンジ体をタイヤ周方向に貼り付ける帯状スポンジ体の貼付け装置、及び貼付け方法に関する。
下記の特許文献1には、タイヤのトレッド内面に、帯状スポンジ体をタイヤ周方向に貼り付ける帯状スポンジ体の貼付け装置が提案されている。
この提案の装置の貼付け具aは、図7に示すように、スポンジ保持容器bと、案内ローラcとを具える。前記スポンジ保持容器bは、剥離紙付きの帯状スポンジ体Sを、渦巻状に巻回した状態で保持する。前記案内ローラcは、前記スポンジ保持容器bの取出し口b1から引き出される帯状スポンジ体Sをトレッド内面に案内する。又前記帯状スポンジ体Sは、剥離紙Bを回収して巻き取る剥離紙巻取りローラeによって、取出し口b1から剥離紙Bごと順次引き出される。
このような貼付け具aにおいては、貼り付け終了に際して、帯状スポンジ体Sの後端部が、剥離紙Bから外れてフリーの状態となる。そのため、この後端部が巾方向に大きく位置ズレしてしまい、品質を損ねるという問題がある。なお特許文献1の装置では、貼付け具aを支持するフレームfが、巾方向一側面側へのストッパとして機能しうるため、巾方向他側面側への位置ズレのみが問題となる。
特開2007−168243号公報
そこで本発明は、取出し口と案内ローラとの間に、第1のストッパーを設けることを基本として、貼り付け終了に際して、帯状スポンジ体の後端部が、巾方向一側面側へ位置ズレするのを抑制でき、品質を向上しうる帯状スポンジ体の貼付け装置、及び貼付け方法を提供することを課題としている。
本願第1発明は、水平な軸心回りで回転するタイヤのトレッド内面に、帯状スポンジ体をタイヤ周方向に貼り付ける装置であって、
昇降自在に支持されるフレームと、このフレームに取り付く貼付け具とを含み、
前記貼付け具は、剥離紙により被覆された接着面を有する帯状スポンジ体が、渦巻状に巻回された巻回体の状態で保持されるスポンジ保持容器と、前記スポンジ保持容器から引き出される前記帯状スポンジ体を、前記トレッド内面に案内する案内手段とを具えるとともに、
前記スポンジ保持容器は、前記巻回体の外周を囲む円環状をなしかつ円環状の一部に取出し口を形成した周囲枠部と、前記フレームに取り付きかつ前記周囲枠部を帯状スポンジ体の巾方向一側面側で閉じる側板部とを有する容器状をなし、
しかも前記案内手段は、前記取出し口から下方に引き出された帯状スポンジ体をトレッド内面に案内する案内ローラ、及び少なくとも前記取出し口と前記案内ローラとの間に配され、前記帯状スポンジ体が巾方向他側面側に位置ずれするのを防止する第1のストッパーを具えることを特徴としている。
本発明に係る帯状スポンジ体の貼付け装置では、前記貼付け具は、前記取出し口から引き出される帯状スポンジ体から前記剥離紙を回収して巻き取る剥離紙巻取りローラと、この剥離紙巻取りローラを駆動するサーボモータからなる駆動モータと、該駆動モータの回転数を制御して前記剥離紙の回収速度Vbを前記トレッド内面の速度Vaに一致させる制御手段とを具えることが好ましい。
本発明に係る帯状スポンジ体の貼付け装置では、前記フレームの一部は、少なくとも前記取出し口と前記案内ローラとの間に介在し、前記帯状スポンジ体が巾方向一側面側に位置ずれするのを防止する第2のストッパーを構成することが好ましい。
本願第2発明は、請求項1〜3の何れかに記載の貼付け装置を用いて、水平な軸心回りで回転するタイヤのトレッド内面に、帯状スポンジ体をタイヤ周方向に貼り付ける貼付け方法であって、
前記帯状スポンジ体を、その長さ方向の一端部が前記取出し口から下方にはみ出した状態にて前記スポンジ保持容器内に装着する装着工程、
前記帯状スポンジ体が装着された前記貼付け具を、タイヤ内腔内に挿入した後、前記案内ローラ下端の前記トレッド内面からの高さが30mm以下となる待機位置まで前記貼付け具を下降させかつ停止させる貼付け準備工程、
及び前記貼付け準備工程の後、タイヤの回転を開始し、しかる後、スポンジ保持容器からの帯状スポンジ体の引き出しを開始させるとともに、前記貼付け具を前記待機位置からさらに下降させることにより、回転するトレッド内面に、帯状スポンジ体の一端部を接触させて貼り付けを開始する貼付け開始工程を具えることを特徴としている。
本発明は叙上の如く、取出し口と案内ローラとの間に、第1のストッパーを設けているため、貼り付け終了に際して、帯状スポンジ体の後端部が、巾方向一側面側へ位置ズレするのを抑制でき、品質を向上しうる。
本発明の帯状スポンジ体の貼付け装置の一実施例を示す側面図である。 貼付け具をフレームとともに示す正面図である。 貼付け具をフレームとともに示す側面図である。 (A)、(B)は装着工程を示す正面図及び側面図である。 (A)、(B)は貼付け準備工程を示す正面図及び側面図である。 (A)、(B)は貼付け開始工程を示す程を示す正面図及び側面図である。 従来技術を示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の帯状スポンジ体の貼付け装置1(以下単に「貼付け装置1」という。)は、昇降自在に支持されるフレーム2と、このフレーム2に取り付く貼付け具3とを含む。この貼付け装置1は、水平なタイヤ軸心回りで回転するタイヤTのトレッド内面Tsに、制音用の帯状スポンジ体Sをタイヤ周方向に貼り付ける。
本例の貼付け装置1は、トラバース手段28と、昇降手段29と、高さ調整手段31とをさらに含んで構成される。
前記トラバース手段28は、フレーム2を介して貼付け具3をタイヤ軸方向に移動させる。これにより、前記貼付け具3を、タイヤ内腔Hに挿出入しうる。前記昇降手段29は、タイヤ内腔内に挿入された貼付け具3を、上昇位置P1から貼付け位置P3まで昇降移動させる。前記高さ調整手段31は、前記上昇位置P1における貼付け具3の高さを、タイヤサイズに合わせて調整する。
具体的には、前記高さ調整手段31は、支持台33に配される縦の案内ガイド部34と、この縦の案内ガイド部34に案内されて上下移動しうる高さ調整台35とを具える。この高さ調整台35は、例えば、ボールネジ機構等を有する駆動手段によって上下動でき、前記上昇位置P1における貼付け具3が、タイヤ内腔H内に挿出入しうるように、タイヤサイズに応じて高さ調整する。
前記トラバース手段28は、前記高さ調整台35に配される横の案内ガイド部36と、この横の案内ガイド部36に案内されてタイヤ軸方向の前後に移動しうる横移動台37とを具える。この横移動台37は、例えばシリンダである駆動手段38によって後退位置Qrと前進位置Qfとの2位置間で移動できる。後退位置Qrでは、貼付け具3がタイヤ内腔Hの外側に位置し、タイヤTの投入や取り出し、及び貼付け具3への帯状スポンジ体Sの装着が行われる。又前進位置Qfにおいて、貼付け具3がタイヤ内腔H内に挿入される。
前記昇降手段29は、前記横移動台37に配される縦の案内ガイド部40と、この縦の案内ガイド部40に案内されて上下移動しうる昇降体41とを具える。この昇降体41の前端に、板状のフレーム2を介して貼付け具3が取り付き、例えばシリンダである駆動手段42によって、貼付け具3を上昇位置P1から貼付け位置P3まで昇降移動させる。
図2、3に示すように、前記貼付け具3は、スポンジ保持容器4と、案内手段5と、剥離紙回収手段6とを具える。
前記スポンジ保持容器4は、長尺な帯状スポンジ体Sを渦巻状に巻き付けた巻回体SAの状態で保持する。なお帯状スポンジ体Sは、剥離紙Bによって被覆保護された接着面を具えるとともに、本例では、前記剥離紙Bを半径方向外側に向けて渦巻き状に巻回されている。前記スポンジ保持容器4は、前記巻回体SAの外周を囲む円環状の周囲枠部7と、この周囲枠部7を、帯状スポンジ体Sの巾方向一側面側で閉じる側板部8とを有する容器状をなす。前記側板部8は、フレーム2に固定される。又前記周囲枠部7には、その円環状の一部が途切れることによって形成される取出し口7Aが配される。
本例の取出し口7Aは、周方向の一方の開口縁から周囲枠部7の接線方向下方側にのびる第1の案内片7aと、他方の開口縁から前記第1の案内片7aと向かい合って互いに平行にのびる第2の案内片7bとを含む。
前記案内手段5は、案内ローラ9と第1のストッパー10とを具え、前記取出し口7Aから引き出される帯状スポンジ体Sを、トレッド内面Tsに案内する。なお図2には、第1のストッパー10が一点鎖線で示されている。
前記案内ローラ9は、本例では、前記第2の案内片7bの側に配される。そして、前記取出し口7Aから下方に引き出されかつ剥離紙Bが剥離された帯状スポンジ体Sを、案内ローラ9の外周面によって、トレッド内面Tsに案内する。本例の案内ローラ9は、その軸心方向両端に、帯状スポンジ体Sの巾方向の位置ずれを抑えるフランジ部9aが形成される。この案内ローラ9は、前記フレーム2に回転自在に支持される。
前記第1のストッパー10は、少なくとも前記取出し口7Aと前記案内ローラ9との間を、前記フレーム2と平行にのびるガイド板部10aを具える。そして帯状スポンジ体Sは、前記ガイド板部10aとフレーム2との間に挟まれ、取出し口7Aから案内ローラ9まで案内される。従って、帯状スポンジ体Sの貼り付け終了に際して、帯状スポンジ体Sの後端部が、剥離紙Bから外れてフリーの状態となったとき、帯状スポンジ体Sの後端部が、巾方向他側面側に位置ずれするのを、前記ガイド板部10aによって防止することができる。
又、巾方向一方側側への位置ずれは、前記フレーム2により防止できる。即ち、本例においては、フレーム2の一部が、少なくとも取出し口7Aと案内ローラ9との間に介在して帯状スポンジ体Sが巾方向一側面側に位置ずれするのを防止する第2のストッパー11を構成している。
なお第1のストッパー10は、前記ガイド板部10aの上端部に、前記周囲枠部7に例えばビス止めされる折曲げ部10bが配される。又帯状スポンジ体Sの位置ずれ防止のために、前記ガイド板部10aの下端は、前記案内ローラ9の軸心よりも下方に位置するのが好ましく、特には、案内ローラ9の軸心と案内ローラ9の下端との間に位置するのが好ましい。
前記剥離紙回収手段6は、前記取出し口7Aから引き出される帯状スポンジ体Sから剥離紙Bを順次回収して巻き取る剥離紙巻取りローラ12と、この剥離紙巻取りローラ12を駆動する駆動モータ13と、その制御手段14とを含む。なお図3には、剥離紙回収手段6が一点鎖線で示されている。
本例では、剥離紙巻取りローラ12と取出し口7Aとの間に、剥離ローラ15をさらに具える場合が示される。前記剥離ローラ15は、第1の案内片7aの側に配され、帯状スポンジ体Sの剥離紙Bと当接しかつ該剥離紙Bの向きを替えることにより、剥離紙Bを帯状スポンジ体Sから剥離させうる。
前記剥離紙巻取りローラ12は、剥離ローラ15からの剥離紙Bを巻き取って回収する。なお剥離紙巻取りローラ12の外周面には、剥離紙Bの先端部を挟んで保持するスリット12aが形成される。
前記駆動モータ13として、サーボモータが採用される。ここで、前記剥離紙巻取りローラ12の外周には、剥離紙Bが順次巻き取られて積層するため、巻き取られたロール状の剥離紙Bの外径は順次増加する。従って、もし駆動モータ13の回転数が一定の場合、剥離紙巻取りローラ12によってスポンジ保持容器4から引き出される帯状スポンジ体Sの引き出し速度(回収速度に相当する。)は、剥離紙Bの回収の進行に伴って増加する。これに対して、帯状スポンジ体Sが貼り付けられるトレッド内面Tsの速度は、一定である。そのため、帯状スポンジ体Sを、一定の引っ張り力で貼付けることができず、帯状スポンジ体Sの密度や高さが周方向に不均一化し、吸音性能に悪影響を与える。
そこで本例では、駆動モータ13にサーボモータを採用するとともに、制御手段14により、駆動モータ13の回転数を制御し、剥離紙Bの回収速度Vbをトレッド内面Tsの速度Vaに一致させている。なお前記制御手段14には、剥離紙Bの回収速度Vbを検出するセンサ(図示しない)が含まれる。本例では、前記センサとして、例えば、剥離紙巻取りローラ12に巻き取られたロール状の剥離紙Bの外周に接触するローラエンコーダが使用され、そのパルス信号により剥離紙Bの回収速度Vbを検出している。又制御手段14はこの検出値に基づいて、回収速度Vbを制御する。
なお図中の符号20は、圧接ローラであって、トレッド内面Tsに案内された帯状スポンジ体Sをトレッド内面Tsに押し付けて貼付け強度を高める。この圧接ローラ20は、前記フレーム2に支持されるシリンダー21のロッド下端に、回転自在に枢支される。
次に、前記貼付け装置1を用いた帯状スポンジ体Sの貼付け方法を示す。
図4〜6に示すように、貼付け方法は、装着工程K1と、貼付け準備工程K2と、貼付け開始工程K3とを含む。
図4(A)、(B)に示すように、装着工程K1では、貼付け具3がタイヤ内腔Hの外側に位置する後退位置Qrにおいて、渦巻き状の帯状スポンジ体Sを、その長さ方向の一端部Seが取出し口7Aから下方にはみ出した状態Y1にて装着する。なお、はみ出した帯状スポンジ体Sからは、剥離紙Bが手動によって剥離されるとともに、剥離された剥離紙Bの先端部は、剥離紙巻取りローラ12の前記スリット12aに係止されている。前記状態Y1において、帯状スポンジ体Sの一端部Seは、前記案内ローラ9の下端よりも上方に位置している。
前記貼付け準備工程K2では、図5(A)、(B)に示すように、帯状スポンジ体Sが装着された貼付け具3を、タイヤ内腔内に挿入した後、貼付け具3を、待機位置P2まで下降させかつ停止させる。前記待機位置P2とは、トレッド内面Tsから案内ローラ9の下端までの高さhが30mm以下となる高さ位置を意味する。
前記貼付け開始工程K3では、図6(A)、(B)に示すように、前記貼付け準備工程K2の後、タイヤTの回転を開始する。しかる後、帯状スポンジ体Sの引き出しを開始させるとともに、貼付け具3を、待機位置P2から貼付け位置P3までさらに下降させる。これにより、回転するトレッド内面Tsに対して、帯状スポンジ体Sの一端部Seを接触させて、貼り付けを開始する。
もし、タイヤTが回転を開始する前に、帯状スポンジ体Sの一端部Seを下降させて停止中のトレッド内面Tsに接触させた場合、その衝撃等で帯状スポンジ体Sの一端部Seが折れ曲がって接着面同士が接着する等の変形を招く傾向となる。又待機位置P2が高すぎると、帯状スポンジ体Sが長く引き出された不安定な状態でトレッド内面Tsに接触することになる。そのため、引き出された部分に揺れや変形が発生しやすく、正確な位置に皺やゆがみを生じることなく清浄に貼り付けするのが難しくなる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 帯状スポンジ体の貼付け装置
2 フレーム
3 貼付け具
4 スポンジ保持容器
5 案内手段
6 剥離紙回収手段
7A 取出し口
7 周囲枠部
8 側板部
9 案内ローラ
10 第1のストッパー
11 第2のストッパー
12 剥離紙巻取りローラ
13 駆動モータ
14 制御手段
h 高さ
B 剥離紙
H タイヤ内腔
K1 装着工程
K2 貼付け準備工程
K3 貼付け開始工程
P2 待機位置
Se 一端部
SA 巻回体
S 帯状スポンジ体
Ts トレッド内面
T タイヤ

Claims (4)

  1. 水平な軸心回りで回転するタイヤのトレッド内面に、帯状スポンジ体をタイヤ周方向に貼り付ける装置であって、
    昇降自在に支持されるフレームと、このフレームに取り付く貼付け具とを含み、
    前記貼付け具は、剥離紙により被覆された接着面を有する帯状スポンジ体が、渦巻状に巻回された巻回体の状態で保持されるスポンジ保持容器と、
    前記スポンジ保持容器から引き出される前記帯状スポンジ体を、前記トレッド内面に案内する案内手段とを具えるとともに、
    前記スポンジ保持容器は、前記巻回体の外周を囲む円環状をなしかつ円環状の一部に取出し口を形成した周囲枠部と、前記フレームに取り付きかつ前記周囲枠部を帯状スポンジ体の巾方向一側面側で閉じる側板部とを有する容器状をなし、
    しかも前記案内手段は、前記取出し口から下方に引き出された帯状スポンジ体をトレッド内面に案内する案内ローラ、及び少なくとも前記取出し口と前記案内ローラとの間に配され、前記帯状スポンジ体が巾方向他側面側に位置ずれするのを防止する第1のストッパーを具えることを特徴とする帯状スポンジ体の貼付け装置。
  2. 前記貼付け具は、前記取出し口から引き出される帯状スポンジ体から前記剥離紙を回収して巻き取る剥離紙巻取りローラと、この剥離紙巻取りローラを駆動するサーボモータからなる駆動モータと、該駆動モータの回転数を制御して前記剥離紙の回収速度Vbを前記トレッド内面の速度Vaに一致させる制御手段とを具えることを特徴とする請求項1記載の帯状スポンジ体の貼付け装置。
  3. 前記フレームの一部は、少なくとも前記取出し口と前記案内ローラとの間に介在し、前記帯状スポンジ体が巾方向一側面側に位置ずれするのを防止する第2のストッパーを構成することを特徴とする請求項1又は2記載の帯状スポンジ体の貼付け装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の貼付け装置を用いて、水平な軸心回りで回転するタイヤのトレッド内面に、帯状スポンジ体をタイヤ周方向に貼り付ける貼付け方法であって、
    前記帯状スポンジ体を、その長さ方向の一端部が前記取出し口から下方にはみ出した状態にて前記スポンジ保持容器内に装着する装着工程、
    前記帯状スポンジ体が装着された前記貼付け具を、タイヤ内腔内に挿入した後、前記案内ローラ下端の前記トレッド内面からの高さが30mm以下となる待機位置まで前記貼付け具を下降させかつ停止させる貼付け準備工程、
    及び前記貼付け準備工程の後、タイヤの回転を開始し、しかる後、スポンジ保持容器からの帯状スポンジ体の引き出しを開始させるとともに、前記貼付け具を前記待機位置からさらに下降させることにより、回転するトレッド内面に、帯状スポンジ体の一端部を接触させて貼り付けを開始する貼付け開始工程を具えることを特徴とする帯状スポンジ体の貼付け方法。
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