JP2017207973A - 検出装置および検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号処理の負荷の増大を防ぎ、短時間で横断歩道の位置を検出できる検出装置および検出方法を提供する。
【解決手段】検出装置10は、方位−距離センサ100の出力データに基づいて、車両の進行方向における横断歩道の候補位置を推定し、候補位置を用いて、横断歩道の長さと、横断歩道と車道との交差角度とを推定する位置推定部102と、推定された横断歩道の長さおよび推定された交差角度に基づき、横断歩道の白線の間隔を示す、互いに直交する2つの基底関数の周期数および幅を補正する補正部105と、候補位置を含む画像データと補正した2つの基底関数とを用いて、横断歩道の存在の有無を検出する横断歩道検出部106と、を備える。
【選択図】図2

Description

本開示は、車両に搭載され、車両が走行する路面上の横断歩道を検出する検出装置および検出方法に関する。
近年、カメラ、ソナー、レーダ(例えば、ミリ波レーダ)等を用いて車両の周辺の物体(例えば、車両又は歩行者)を検出することにより、物体への衝突を回避するために車両を減速させる自動ブレーキシステムや運転者に物体への衝突の可能性を通知する警報システムが普及している。これらのシステムの普及は、単路を走行する車両の事故防止に貢献している。
これらのシステムでは、誤動作を低減し、性能向上を図るために、システムが動作する条件を様々なセンサを用いて限定している。
例えば、様々なセンサを用いて路面上の横断歩道を認識し、認識した横断歩道の周辺の歩行者や自転車を検出するように動作条件を限定、または、優先することによって、システムの性能向上を図ることができる。そのため、横断歩道を精度良く検出することにより、システムの性能向上が期待できる。
特許文献1には、車両に搭載された単眼カメラを用いて、横断歩道の縞(周期的に配置された白線)に対応する輝度の強弱の変化を水平方向と垂直方向とで認識することにより、横断歩道を検出する装置が開示されている。
特開2013−186663号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、交差点に進入した車両から右左折方向に存在する横断歩道を車両に搭載されたカメラによって撮影する場合、右左折方向に存在する横断歩道の縞の間隔は狭く映ってしまうため、高解像度カメラを用いて横断歩道の縞模様に対応する輝度の強弱の変化を認識しなければならず、高負荷な信号処理を行なわなければならない。
本開示の非限定的な実施例は、信号処理の負荷の増大を防ぎ、短時間で横断歩道の位置を検出できる検出装置および検出方法を提供する。
本開示の一態様は、方位−距離センサの出力データに基づいて、車両の進行方向における横断歩道の候補位置を推定し、前記候補位置を用いて、前記横断歩道の長さと、前記横断歩道と車道との交差角度とを推定する位置推定部と、前記推定された横断歩道の長さおよび前記推定された交差角度に基づき、前記横断歩道の白線の間隔を示す、互いに直交する2つの基底関数の周期数および幅を補正する補正部と、前記候補位置を含む画像データと前記補正した2つの基底関数とを用いて、前記横断歩道の存在の有無を検出する横断歩道検出部と、を備える検出装置である。
本開示の一態様は、方位−距離センサの出力データに基づいて、車両の進行方向における横断歩道の候補位置を推定し、前記候補位置を用いて、前記横断歩道の長さと、前記横断歩道と車道との交差角度とを推定し、前記推定された横断歩道の長さおよび前記推定された交差角度に基づき、前記横断歩道の白線の間隔を示す、互いに直交する2つの基底関数の周期数および幅を補正し、前記候補位置を含む画像データと前記補正した2つの基底関数とを用いて、前記横断歩道の存在の有無を検出する、検出方法である。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の一態様によれば、信号処理の負荷の増大を防ぎ、短時間で横断歩道の位置を検出できる。
本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
交差点における車両の前方の視界の一例を示す図 本開示の実施の形態に係る検出装置の構成の一例を示すブロック図 本開示の実施の形態における横断歩道の候補位置の推定方法の一例を示す図 近似線の抽出方法の一例を示す図 交差点における画像データの一例を示す図 本開示の実施の形態における空間周波数解析の一例を示す図 本開示の実施の形態における空間周波数解析の一例を示す図 本開示の実施の形態における横断歩道検出処理の一例を示すフローチャート 本開示の実施の形態における横断歩道の候補位置の推定処理の一例を示すフローチャート
(本開示に至る経緯)
まず、本開示に至る経緯について説明する。本開示は、車両に搭載され、車両が走行する路面上の横断歩道を検出する検出装置および検出方法に関する。
図1は、交差点における車両の前方の視界の一例を示す図である。図1には、車両の直進方向(矢印V1)に存在する横断歩道C1と車両の右折方向(矢印V2)に存在する横断歩道C2が示されている。特許文献1に記載の技術では、車両に搭載されたカメラによって図1に示すような画像を撮影し、横断歩道の縞に対応する輝度の強弱の変化を認識することによって、その画像における横断歩道の位置を検出する。
横断歩道C1の縞の間隔は比較的広いため、図1に示す画像から横断歩道C1の縞に対応する輝度の強弱の変化を認識しやすい。
横断歩道C2は、車両の進行方向の正面ではなく、斜め前に存在するため、縞の間隔が横断歩道C1と比較して狭くなる。そのため、高解像度のカメラを用いて撮影を行なわなければ、図1に示す画像から横断歩道C2の縞に対応する輝度の強弱の変化を認識することが困難である。また、高解像度のカメラを用いると、処理すべきデータの量が増えてしまい、信号処理の負荷が増大してしまうため、横断歩道を検出するまでに時間の増加、回路規模の増加が発生してしまう。
このため、まず、レーダ装置によって、横断歩道の存在する位置及び道路形状を推定して、推定結果によって、カメラにより撮影される横断歩道の変形状態を推定することによって、カメラにより撮影された横断歩道の検出処理量を軽減する。
このような事情に鑑み、まず、レーダ装置によって、横断歩道の存在する位置及び道路形状を推定して、推定結果によって、カメラにより撮影される横断歩道の変形状態を推定することによって(空間周波数を解析)、カメラにより撮影された横断歩道の検出処理量を軽減できることに着目し、本開示に至った。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は一例であり、本開示は以下の実施の形態により限定されるものではない。
(実施の形態)
図2は、本実施の形態に係る検出装置10の構成の一例を示すブロック図である。検出装置10は、車両に搭載され、車両の周辺(例えば、前方、側方等の車両の進行方向)に存在する横断歩道を検出する。図2に示すように、検出装置10は、距離−方位センサ100、フリースペース検出部101、位置推定部102、画像データ取得部103、座標計算部104、補正部105、および、横断歩道検出部106を備える。
距離−方位センサ100は、車両の各方位に対して電波を送信し、車両の周辺に存在する物体によって反射された電波を反射波として受信する。そして、距離−方位センサ100は、受信した反射波に基づいて反射点を検出し、検出した反射点を示す反射点情報を、フレーム毎に生成する。フレームとは、距離−方位センサ100における処理単位である。
例えば、距離−方位センサ100は、距離−方位センサ100からの電波の送信方向、および、距離−方位センサ100からの距離を所定の間隔で区切ったセル毎に、反射波の受信電力の代表値(以下、「反射強度」と云う)を測定する。そして、距離−方位センサ100は、所定の閾値以上の反射強度を有するセルを、反射点として検出する。そして、距離−方位センサ100は、反射点に基づき、車両から物体までの距離、物体の方向、および、車両の速度に対する物体の相対速度を検出する。距離−方位センサ100は、検出した情報を反射点情報として、フレーム毎に、フリースペース検出部101へ出力する。
フリースペース検出部101は、反射点情報を用いて、車両周辺における物体が存在しない領域との境界を、フレーム毎に検出する。車両周辺における物体が存在しない領域とは、車両が走行する領域、すなわち、車道領域である。つまり、フリースペース検出部101が検出する境界は、車道と車道外との間の境界である。
具体的には、フリースペース検出部101は、距離−方位センサ100の検出範囲内の各方位において距離−方位センサ100からの距離が最も近い反射点の位置を、各方位における境界の点として、フレーム毎に検出する。
また、フリースペース検出部101は、過去のフレームにおいて検出した境界を、現フレームにおける境界へ変換する変換処理、および、過去のフレームにおいて検出した境界と、現フレームにおける境界とのスムージング処理を行う。
フリースペース検出部101は、変換処理およびスムージング処理を行った後の、現フレームの境界をフリースペース情報として位置推定部102へ出力する。なお、現フレームの境界は、距離−方位センサ100の検出範囲の座標平面と同一の座標平面の座標によって示される。例えば、距離−方位センサ100の検出範囲の座標平面(以下、T0座標平面)は、車両が走行する路面と略平行なX−Y平面である。
なお、フリースペース検出部101の詳細については、特願2015−198675を参照されたい。
位置推定部102は、方位−距離センサ100の出力データに基づいて、車両の進行方向における横断歩道が存在する候補となる位置(以下、横断歩道の候補位置)を推定する。そして、位置推定部102は、推定した横断歩道の候補位置を用いて、横断歩道の長さと、横断歩道と車道との交差角度とを推定する。具体的には、位置推定部102は、フリースペース検出部101から取得する現フレームの境界に基づく複数の1次近似線を作成し、1次近似線から横断歩道が存在する候補となる位置(以下、横断歩道の候補位置)を推定し、横断歩道の候補位置を用いて、横断歩道の長さと、横断歩道と車道との交差角度と推定する。位置推定部102は、推定結果を座標計算部104および補正部105へ出力する。位置推定部102における横断歩道の候補位置を推定する方法については、後述するが、概略は、以下の通りである。
交差点などの複数の道路が交差する部分では、道路の縁の角が隅切り(丸く角が除去)されている。隅切りの大きさは、歩道の幅員等で決定される。隅切りの目的の1つは、運転者が大きなハンドル操作を行なわずに、スムーズに車両を右左折させるためである。また、隅切りの他の目的は、歩行者が右左折先の横断歩道を横断している場合、車両が右左折するために横断歩道の手前にて一時停止しても、直進する後続車両の妨げにならないようにするためである。つまり、交差点などの複数の道路が交差する部分において、隅切りは、右左折しようとする車両の進行方向から見て、横断歩道の手前側に設けられる。
そのため、本実施の形態における位置推定部102は、1次近似線の傾きが変化する箇所を横断歩道の手前側に設けられる隅切りの位置に対応する箇所とし、1次近似線の傾きが変化する箇所に基づいて、横断歩道の候補位置の座標P1、P3を推定する(図3A参照)。
また、直角に交差する交差点の横断歩道は、歩行者が安全に車道を横断するために、車道に対して直角に設けられている。これは、歩行者の横断時間を短縮し、信号の待ち時間への配慮という目的もある。一方で、直角に交差していない交差点では、横断歩道を車道に対して直角に設けると、歩行者は横断歩道を横断するために迂回しなければならない。さらに、歩行者が迂回を避けるために横断歩道外を横断する可能性があるため、交通安全上問題がある。そのため、直角に交差していない交差点の横断歩道は、車道に直角ではなく、交差点の交差角度に応じて傾斜して設けられている。
そのため、位置推定部102は、1次近似線の傾きを用いて右折先の車道の交差角度θを算出することにより、横断歩道の角度を算出する。
画像データ取得部103は、車両の前方に設けられ、車両の前方および前側方を撮影する単眼カメラ(図示せず)から画像データを取得する。画像データ取得部103は、画像データを横断歩道検出部106へ出力する。画像データは、例えば、単眼カメラの向きおよび画角によって予め定まる平面(以下、カメラ座標平面)におけるデータである。
座標計算部104は、位置推定部102から取得する横断歩道の候補位置に対して座標変換を行う。具体的には、座標計算部104は、横断歩道検出部106における横断歩道の候補位置と画像データとを用いた処理のために、T0座標平面における横断歩道の候補位置を、カメラ座標平面における座標に変換する。なお、座標計算部104における座標変換は、周知の座標変換処理を用いて実行される。座標計算部104は、カメラ座標平面に変換した後の横断歩道の候補位置を、補正部105および横断歩道検出部106へ出力する。
補正部105は、横断歩道の検出における基準となる2つの基底関数を有する。2つの基底関数は、横断歩道の白線の間隔を示し、互いに直交する。補正部105は、T0座標平面における横断歩道の候補位置が示す横断歩道の長さ、角度、および、カメラ座標平面に変換した後の横断歩道の候補位置が示す横断歩道の長さ、角度に応じて2つの基底関数の周期数および幅を補正する。補正部105は、補正した後の2つの基底関数を横断歩道検出部106へ出力する。なお、補正部105における基底関数の補正処理については、後述する。
横断歩道検出部106は、横断歩道の候補位置を含む画像データと補正した2つの基底関数とを用いて、横断歩道の存在の有無を検出する。具体的には、横断歩道検出部106は、画像データ取得部103から取得する画像データから、座標計算部104から取得する横断歩道の候補位置に対応する範囲を部分データとして抽出する。そして、横断歩道検出部106は、抽出した部分データと、補正部105から取得する2つの基底関数それぞれとを用いて、部分データ内に、横断歩道の縞に対応する輝度の周期的な変化の存在を判定するための空間周波数解析を行う。
横断歩道検出部106は、空間周波数解析として、抽出した部分データと、補正部105から取得する2つの基底関数それぞれとの内積を算出する。そして、横断歩道検出部106は、内積が所定の閾値以上の場合に、横断歩道が存在すると判定する。
横断歩道検出部106は、横断歩道の位置を示す判定結果を、例えば、図示しない衝突防止装置等へ出力する。あるいは、横断歩道検出部106は、横断歩道の位置を示す判定結果を、例えば、図示しない表示部等に表示させることにより、運転者への注意を促す。なお、横断歩道検出部106における横断歩道の検出処理については、後述する。
次に、位置推定部102における横断歩道の候補位置を推定する方法について説明する。
図3Aは、本実施の形態における横断歩道の候補位置の推定方法の一例を示す図である。図3Aは、検出装置10を備える車両Zが、図3Aの下方から交差点に進入して右折する状況における、右折する方向に存在する横断歩道を検出する例を示している。また、図3Aには、フリースペース検出部101によって検出された境界L1〜L4、および、時点T0〜T3それぞれにおける車両Zの状態が示されている。なお、境界L1〜L4の内側が車道である。
位置推定部102は、横断歩道の候補位置として、図3Aに示す横断歩道を囲む4点の座標P1〜P4を推定する。また、位置推定部102は、横断歩道の長さW2、交差点を形成する2つの道路の交差角度θ、および、横断歩道が設けられた車道の道路幅W2’を推定する。
時点T0の車両Zは、直進している状態である。車両Zの運転者は、方向指示器を操作し、時点T0以降において右折を開始する。その際、検出装置10は、右折先に存在する横断歩道の位置の検出を開始する。そして、検出装置10は、時点T1までに、横断歩道の位置の検出を完了する。
時点T3では、車両Zは、右折先の横断歩道を通過する直前であるが、既に数km/hの速度で走行している。運転者が時点T3の位置で右折先の横断歩道上の歩行者等を発見し、車両を停止させてしまうと、対向車との事故を引き起こす可能性がある。そのため、時点T2にて、運転者は、対向車の確認と右折先の横断歩道上の歩行者等の確認を行う。したがって、時点T2よりも前、つまり、時点T1の段階で、横断歩道の位置の検出を完了する必要がある。
位置推定部102は、時点T0における車両Zの位置、より詳細には、車両Zの後輪間の中点を原点とし、車両Zが時点T0において進行する方向をY軸方向とし、車両Zが走行する路面に略平行なX−Y平面をT0座標平面と決定する。そして位置推定部102は、T0座標平面における、横断歩道の候補位置P1〜P4を推定する。
図3Aに示す境界L1、L2は、距離−方位センサ100が電波を送受信する際のノイズ等の影響により、不均一な長さの線分、または、点によって形成される。位置推定部102は、境界L1、L2を含む領域を、境界L1、L2に含まれる線分、または、点を囲む複数の小領域に分割する。なお、複数の小領域は、それぞれ、少なくとも1つの線分、または、少なくとも2つの点を含む。また、複数の小領域は、互いに重複している。
次に、位置推定部102は、分割した複数の小領域それぞれにおいて、1次近似線を作成する。例えば、位置推定部102は、小領域に含まれる1つの線分を延長して1次近似線として生成する。また、位置推定部102は、小領域に含まれる少なくとも2つの点からの距離が最小となるように、1次近似線を作成する。
位置推定部102が互いに重複する小領域毎に1次近似線を作成する理由は、本来の境界、つまり、車道の境界から極端に離れた点または線分が境界L1、L2に含まれていた場合に、横断歩道の検出精度が低下することを防ぐためである。
次に、位置推定部102は、各小領域にて生成した1次近似線のうち、Y軸に略平行な1次近似線を除き、傾きの変化が無くなる1次近似線を抽出する。1次近似線の抽出について、図3Bを参照して説明する。
図3Bは、1次近似線の抽出方法の一例を示す図である。図3Bには、図3Aの境界L1が分割された複数の小領域S1〜S9それぞれに1次近似線が示されている。また、境界L2が分割された複数の小領域S10〜S15それぞれに1次近似線が示されている。なお、図示の便宜上、各小領域の1次近似線のうち、小領域内の線分が示されている。
境界L1における小領域S1〜S4の1次近似線は、Y軸に略平行な直線である。そして、小領域S5〜S7の1次近似線は、徐々に傾きが変化する直線である。そして、小領域S7〜S9の1次近似線は、互いに傾きの変化が無い。この場合、位置推定部102は、小領域S7の1次近似線を、傾きの変化が無くなる1次近似線として抽出する。抽出した近似線L1’は、その傾きをa1(=ΔY1/ΔX1)とすると、T0座標平面において、y=a1・x+b1として表わされる。なお、・は乗算を表す。
位置推定部102は、例えば、隣接する2つの小領域のそれぞれの1次近似線の傾きの差を算出し、傾きの差が所定値以下の場合に傾きの変化が無いと判定する。
位置推定部102は、境界L2においても、境界L1と同様に、小領域S14の1次近似線を、傾きの変化が無くなる1次近似線として抽出する。境界L2において、抽出した1次近似線L2’は、その傾きをa2(=ΔY2/ΔX2)とすると、T0座標平面において、y=a2・x+b2として表わされる。
位置推定部102は、右折先の車道の両側の1次近似線L1’、L2’を抽出した後、傾きa1と傾きa2との差が所定の誤差以下であるか否かを判定する。位置推定部102は、傾きa1と傾きa2との差が所定の誤差以下であれば、1次近似線L1’と1次近似線L2’が類似条件を満たすと判定する。
1次近似線L1’と1次近似線L2’が類似条件を満たす場合、位置推定部102は、傾きa1または傾きa2から、右折先の車道の交差角度θ=arctan(a1)(または、θ=arctan(a2))を算出する。また、位置推定部102は、1次近似線L1’上の所定の点(例えば、1次近似線L1’に対応する小領域S7における、小領域S7内の線分の中点)を横断歩道の候補位置の座標P3として推定する。座標P3は、1次近似線L1’上の点であり、P3=(x3,y3)として表す。同様に、位置推定部102は、1次近似線L2’上の所定の点(例えば、1次近似線L2’に対応する小領域における、小領域内の線分の中点)を横断歩道の候補位置の座標P1として推定する。座標P1は、1次近似線L2’上の点であり、P1=(x1,y1)として表す。
ただし、位置推定部102は、座標P1〜P4の近くに横断歩道が存在することを推定するのであって、座標P1〜P4が横断歩道であると断言することは困難である。つまり、位置推定部102は、座標P1〜P4を、横断歩道位置を推定する為の候補位置として出力する。
なお、位置推定部102は、傾きa1と傾きa2との差が所定の誤差より大きい場合、1次近似線L1’と1次近似線L2’とが類似条件を満たさないと判定する。この場合、位置推定部102は、1次近似線L1’、L2’に対応する小領域に隣接する小領域のうち、車両の右折方向側に隣接する小領域の1次近似線を抽出し、その傾きが類似条件を満たすか否かを判定する。例えば、図3Bでは、位置推定部102は、小領域S7〜S9の1次近似線は、傾きの変化が無いため、小領域S7の車両の右折方向側に隣接する小領域S8の1次近似線を抽出する。
次に、位置推定部102は、抽出した1次近似線L1’、L2’のY切片b1、b2から、横断歩道の長さW2を次式(1)のように推定する(図3B参照)。
W2=b2−b1 (1)
さらに、位置推定部102は、右折先の車道の道路幅W2’を次式(2)のように推定する。
W2’=W2×cosθ (2)
次に、位置推定部102は、推定した座標P1、P3、交差角度θ、道路幅W2’から、座標P2、P4を推定する。
一般的な横断歩道の白線1本あたりの長さW1(横断歩道の幅)は、道路幅に応じて決められている。例えば、大型な交差点を除くと、幹線道路では4[m]、細道路では3[m]を最小として、1[m]単位で増減する長さである。
位置推定部102は、道路幅と白線1本あたりの長さとの対応関係を示すテーブルを有し、推定した右折先の道路幅W2’に基づいて、白線1本あたりの長さを決定する。以下では、白線1本あたりの長さを3[m]として、座標P2、P4を推定する例について説明する。
位置推定部102は、推定した座標P1=(x1,y1)、P3=(x3,y3)、交差角度θ、および、白線1本あたりの長さ3mという条件から、座標P2、P4を次式(3)のように推定する。
P2={x1+(3×cosθ),y1+(3×sinθ)}
P4={x3+(3×cosθ),y3+(3×sinθ)} (3)
ところで、フリースペース検出部101は、図3Aにおける境界L1、L2の一部が欠如した境界をフリースペース情報として位置推定部102へ出力する場合がある。例えば、交差点内の横断歩道の近傍の位置に停車車両があった場合には、図3Aにおける境界L1、L2の一部が欠如する。
この場合、位置推定部102は、境界L1、L2における一方の1次近似線を抽出することが困難な場合がある。位置推定部102は、境界L1、L2における一方の1次近似線を抽出することが困難な場合であっても、境界L1、L2における他方の抽出した1次近似線から、横断歩道の候補位置を推定する。以下、境界L1の近似線L1’:y=a1・x+b1が抽出された場合の、横断歩道の候補位置の推定方法について説明する。
前述の通り、近似線L1’:y=a1・x+b1が抽出された場合、位置推定部102は、1次近似線上の点である座標P3=(x3,y3)を推定する。
次に、位置推定部102は、1次近似線L1’の傾きa1から、右折先の車道の交差角度θ=arctan(a1)を算出する。
次に、位置推定部102は、右折先の横断歩道の長さW2、および、右折先の道路幅W2’を推定する。境界L1、L2における一方の1次近似線を抽出することが困難な場合、2つの近似線のY切片から、横断歩道の長さW2を推定することが困難である。このような場合、位置推定部102は、交差点における隅切りの大きさを用いて、横断歩道の長さW2を推定する。
交差点における隅切りの大きさは、例えば、道路構造令第4条における設計車両の規定によって事前に把握できる場合は、前記規定を用いても良いし、地図データから事前に把握してもよい。
つまり、交差点を走行する主な車両が、例えば、小型車なのかセミトレーラーなのかによって、隅切りの大きさが決定される。ここで、隅切りを設ける目的の1つが、車両が左折する先の横断歩道を歩行者が横断している場合、車両が横断歩道の手前にて一時停止しても、直進する後続車両の進行を妨げないことである。この為、セミトレーラー等を想定した道幅の大きな国道では、隅切りが大きくなる。
このため、図3Aで示した隅切りの大きさD1は、道路幅W2’に比例する。隅切りの大きさD1は、P3のx座標と図3BにおけるS1領域の1次近似線のx座標との差分である。
位置推定部102は、予め、横断歩道の長さW2と隅切りの大きさD1との対応関係を示すテーブルを有し、テーブルと隅切りの大きさD1とから、横断歩道の長さW2を推定する。そして、位置推定部102は、横断歩道の長さW2および交差角度θから、上記の式(2)を用いて、右折先の道路幅W2’を推定する。
位置推定部102は、座標P3=(x3,y3)、横断歩道の長さW2、および、交差角度θから、次式(4)を用いて、座標P1、P2、P4を推定する。なお、式(4)において、横断歩道の幅W1(白線1本あたりの長さ)は、3[m]とした。
P1={x3,y3+W2}
P2={x3+(3×cosθ),y3+W2+(3×sinθ)}
P4={x3+(3×cosθ),y3+(3×sinθ)} (4)
以上のように、位置推定部102は、境界L1、L2から、横断歩道の候補位置を示す4つの座標P1〜P4、交差点の交差角度θ、横断歩道の長さW2、および、右折先の道路幅W2’を推定する。位置推定部102は、推定した各情報を座標計算部104および補正部105へ出力する。なお、補正部105は、推定した各情報を用いて、横断歩道の検出に用いる基底関数を補正する。
次に、補正部105における基底関数の補正処理、および、横断歩道検出部106における横断歩道の検出方法について、説明する。
図4は、交差点における画像データの一例を示す図である。図4は、図3Aに示した交差点において、時点T0にて画像データ取得部103が取得した画像データを示している。図4には、車両の直進方向に存在する横断歩道C3と車両の右折方向に存在する横断歩道C4が示されている。なお、図4における、X’軸、Y’軸は、カメラ座標平面を規定する軸である。また、R’軸は、横断歩道C4に沿って規定された軸である。
横断歩道検出部106は、座標計算部104から、カメラ座標平面に変換した横断歩道の候補位置を示す座標P1’、P2’、P3’、P4’を取得する。また、横断歩道検出部106は、画像データ取得部103から、図4に示すような画像データを取得する。そして、横断歩道検出部106は、画像データから、横断歩道の候補位置の部分データとして、横断歩道C4の範囲を抽出する。
そして、横断歩道検出部106は、抽出した部分データの輝度変化に対して、空間周波数解析を行うことによって、横断歩道を検出する。図5A、図5Bは、本実施の形態における空間周波数解析の一例を示す図である。図5A、図5Bには、横断歩道の輝度変化と、輝度変化に対して空間周波数解析を行なうための偶関数の基底関数および奇関数の基底関数と、解析結果としての周波数強度が示されている。
図5Aは、図4における車両の直進方向に存在する横断歩道C3に対する空間周波数解析の一例である。車両の直進方向に存在する横断歩道の縞は直進方向と略平行であるため、図5Aに示すように、横断歩道C3の輝度変化は、略等間隔である。そのため、2つの基底関数の矩形の幅も、略等間隔で良い。
図5Bは、図4における車両の右折方向に存在する横断歩道C4に対する空間周波数解析の一例である。横断歩道C4の縞の幅は、車両から見て奥から手前に進むにつれて、つまり、図4のR’軸の正方向に進むにつれて広くなる。そのため、図5Bに示すように、横断歩道C4の輝度変化は、車両から見て奥から手前に進むにつれて、つまり、図4のR’軸の正方向に進むにつれて、幅が広くなる。そのため、補正部105は、2つの基底関数の周期数および矩形の幅の間隔を自車の進行方向に応じて補正する。
具体的に、補正部105は、道路幅と白線との対応関係を示すテーブル、位置推定部102から取得する横断歩道の長さW2に基づき、横断歩道の縞の数(白線の数)を決定し、基底関数の周期数を決定した縞の数と同じ数に設定する。そして、補正部105は、座標計算部104から取得する、座標変換後の道路幅W2’と、交差角度θから、R’軸を規定する。そして、補正部105は、カメラ座標平面における横断歩道の縞の間隔の変化を推定し、推定した縞の間隔(白線の間隔)に対応するように、基底関数の矩形の幅の間隔を補正する。
横断歩道検出部106は、横断歩道C4の線r2に沿って横断歩道C4の輝度変化を取得する。線r2は、横断歩道C4の道路幅方向に沿った線である。線r2は、座標P3’と座標P4’との中点と、座標P1’と座標P2’との中点とを結ぶ線である。
横断歩道検出部106は、線r2に沿って取得した横断歩道C4の輝度変化と、補正した基底関数との内積を算出する。横断歩道検出部106は、算出した内積と所定の閾値とを比較し、内積が所定の閾値以上の場合、横断歩道が存在することを検出する。そして、横断歩道検出部106は、横断歩道の位置、つまり、座標P1’〜P4’を、図示しない衝突防止装置等へ出力する。
なお、図5Bでは、横断歩道検出部106が線r2に沿って横断歩道C4における輝度変化を取得する場合について説明したが、横断歩道検出部106は線r1、線r3に沿って横断歩道C4における輝度変化を取得してもよい。線r1は、座標P3’と座標P4’とを結ぶ直線であり、線r3は、座標P1’と座標P2’とを結ぶ線である。
次に、本実施の形態における横断歩道検出処理の流れについて、図6を参照して説明する。図6は、本実施の形態における横断歩道検出処理の一例を示すフローチャートである。横断歩道検出処理は、例えば、車両の運転者が方向指示器を操作したタイミングで開始される。
位置推定部102は、横断歩道検出処理を開始する際に、時点T0において基準となる座標の設定を行う(S101)。時点T0において設定した座標平面は、時点T0における車両Zの位置、より詳細には、車両Zの後輪間の中点を原点とし、車両Zが時点T0において進行する方向をY軸方向とし、車両Zが走行する路面に略平行なX−Y平面をT0座標平面と決定する。
次に、位置推定部102は、フリースペース検出部101から、フリースペース情報として現フレームの境界を取得し、フリースペース情報を更新する(S102)。
次に、位置推定部102は、横断歩道の候補位置の推定を行う(S103)。S103における横断歩道の候補位置の推定処理について、図7を参照して説明する。
図7は、本実施の形態における横断歩道の候補位置の推定処理の一例を示すフローチャートである。横断歩道の候補位置の推定処理は、S102の後に実行される。
位置推定部102は、フリースペース情報として取得した現フレームの境界を含む領域を複数の小領域に分割する(S201)。
位置推定部102は、小領域毎の1次近似線を作成する(S202)。
位置推定部102は、1次近似線それぞれの傾きを比較し、Y軸に略平行な1次近似線を除き、傾きの変化が無くなる1次近似線を抽出する(S203)。位置推定部102は、車両の進行方向先の車道の両側において、1次近似線を抽出する。
そして、位置推定部102は、車両の進行方向先の車道の両側において、1次近似線を抽出したか否かを判定する(S204)。
両側において、1次近似線を抽出した場合(S204にてYES)、位置推定部102は、抽出した両側の1次近似線が類似条件を満たすか否かを判定する(S205)。
両側の1次近似線が類似条件を満たさない場合(S205にてNO)、位置推定部102は、1次近似線に対応する小領域に隣接する小領域のうち、車両の進行方向側に隣接する小領域の1次近似線を抽出する(S206)。そして、再びS205の処理が実行される。
両側の1次近似線が類似条件を満たす場合(S205にてYES)、位置推定部102は、1次近似線の傾きから、交差角度θを算出する(S207)。そして、位置推定部102は、抽出した両側の1次近似線から、横断歩道の候補位置を示す座標を推定する(S208)。位置推定部102は、座標計算部104へ横断歩道の候補位置を出力する。そして、横断歩道の候補位置の推定処理(S103)は終了し、図6のS104の処理が実行される。
S204にて、両側において、1次近似線を抽出していない場合(S204にてNO)、位置推定部102は、片側の1次近似線を抽出したか否かを判定する(S209)。
片側の1次近似線を抽出した場合(S209にてYES)、位置推定部102は、近似線の傾きから、交差角度θを算出する(S210)。位置推定部102は、抽出した片側の近似線から、当該片側の横断歩道の候補位置を示す座標を特定する(S211)。
そして、位置推定部102は、S211にて特定した座標およびS210にて算出した交差角度θから、1次近似線を抽出した側と反対側の横断歩道の候補位置を示す座標を推定する(S212)。位置推定部102は、座標計算部104へ横断歩道の候補位置を出力する。そして、横断歩道の候補位置の推定処理(S103)は終了し、図6のS104の処理が実行される。
S209にて、片側の1次近似線を抽出しなかった場合(S209にてNO)、位置推定部102は、図示しない衝突防止装置等に横断歩道の位置検出にエラーが発生したことを示す情報を出力する(S213)。そして、図7の横断歩道の候補位置の推定処理(S103)を含む横断歩道検出処理は、終了する(図6の終了)。
図6の説明に戻ると、座標計算部104は、T0座標平面にて表される横断歩道の候補位置P1〜P4の座標をカメラ座標平面へ変換する座標変換を行う(S104)。座標計算部104は、座標変換後の横断歩道の候補位置を横断歩道検出部106へ出力する。
次に、画像データ取得部103は、単眼カメラ(図示せず)から、カメラ座標平面における画像データを取得する(S105)。画像データ取得部103は、画像データを横断歩道検出部106へ出力する。
横断歩道検出部106は、画像データから、横断歩道の候補位置が示す範囲を部分データとして抽出する(S106)。
補正部105は、基底関数を補正する(S107)。
横断歩道検出部106は、部分データにおける横断歩道の輝度変化を抽出し、輝度変化と基底関数との内積を算出する(S108)。
横断歩道検出部106は、算出した内積が閾値以上か否かを判定する(S109)。
内積が閾値以上の場合(S109にてYES)、横断歩道検出部106は、横断歩道の候補位置に横断歩道があると判定する(S110)。横断歩道検出部106は、横断歩道の候補位置が示す横断歩道の位置を検出結果として図示しない衝突防止装置等に出力する(S111)。そして、横断歩道検出処理は終了する。
内積が閾値以上ではない場合(S109にてNO)、横断歩道検出部106は、横断歩道の候補位置に横断歩道が無いと判定する(S112)。横断歩道検出部106は、横断歩道の候補位置に横断歩道が無いという検出結果を図示しない衝突防止装置等に出力する(S113)。そして、横断歩道検出処理は終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、位置推定部102は、方位−距離センサ100の出力データに基づいて、車両の進行方向における横断歩道の候補位置を推定し、候補位置を用いて、横断歩道の長さと、横断歩道と車道との交差角度とを推定する。そして、補正部105は、推定された横断歩道の長さおよび推定された交差角度に基づき、横断歩道の白線の間隔を示す、互いに直交する2つの基底関数の周期数および幅を補正する。横断歩道検出部106は、横断歩道の候補位置を含む画像データと補正した2つの基底関数とを用いて、横断歩道の存在の有無を検出する。横断歩道の縞に対応する輝度の周期的な変化の存在を判定する空間周波数解析として、画像データと補正した基底関数とを用いることにより、横断歩道の縞模様に対応する輝度の強弱の変化を認識する必要が無いため、信号処理の負荷の増大を防ぎつつ、短時間で横断歩道の位置を検出できる。
また、本実施の形態によれば、画像データと補正した基底関数との内積を算出して横断歩道の有無を判定するため、横断歩道の白線が部分的に消えている場合であっても、あるいは、横断歩道を横断中の歩行者等により部分的に輝度の変化が隠れてしまう場合であっても、検出精度の低下を抑制できる。
また、本実施の形態によれば、横断歩道検出部106が画像データを予め横断歩道の存在する可能性のある範囲に狭めることができるため、信号処理の負荷の増大を防ぎ、短時間で横断歩道の位置を検出できる。
また、本実施の形態では、基底関数として矩形波の関数を用いた。横断歩道の輝度変化は、概ね強弱の2段階であるため、矩形波の関数を用いることにより、三角関数(正弦関数または余弦関数)を用いる場合と比較して、高次の計算を省略できる。そのため、信号処理の負荷の増大を防ぎつつ、短時間で横断歩道の位置を検出できる。
また、本実施の形態によれば、位置推定部102がフリースペース検出部101によって推定された境界に基づいて横断歩道の候補位置を示す4つの座標を推定する方法において、横断歩道を挟む両側のうち一方の側の境界から2つの座標を推定した場合、推定した2つの座標から他方の側の2つの座標を推定できる。この構成により、交差点内に車両が駐停車し、境界が十分に推定できない場合であっても、横断歩道の候補位置の推定が可能となるため、横断歩道の検出精度が向上する。
なお、本実施の形態では、単眼カメラを用いて画像データを撮影する構成について説明したが、画像データは、ステレオカメラによって撮影されてもよい。
また、本実施の形態では、横断歩道の候補位置の輝度変化の強弱を1周期とした場合に、横断歩道の候補位置における周期数に合わせた周期を有する基底関数を用いる例について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、補正部105が1周期分の基底関数を用いて、横断歩道の候補位置と交差角度とに基づいて、1周期分の基底関数を逐次補正して横断歩道検出部105に出力し、横断歩道検出部106が横断歩道の候補位置の輝度変化と補正した1周期分の基底関数との内積を算出してもよい。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、開示の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
上記各実施の形態では、本開示はハードウェアを用いて構成する例にとって説明したが、本開示はハードウェアとの連携においてソフトウェアでも実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には、入力端子および出力端子を有する集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサを用いて実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Fieled Programmable Gate Array)、LSI内部の回路セルの接続又は設定を再構成可能なリコンフィギュラブル プロセッサ(Reconfigurable Processor)を利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術により,LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックを集積化してもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本開示は、車両に搭載される事故防止システムに有用である。
10 検出装置
100 距離−方位センサ
101 フリースペース検出部
102 位置推定部
103 画像データ取得部
104 座標計算部
105 補正部
106 横断歩道検出部

Claims (8)

  1. 方位−距離センサの出力データに基づいて、車両の進行方向における横断歩道の候補位置を推定し、前記候補位置を用いて、前記横断歩道の長さと、前記横断歩道と車道との交差角度とを推定する位置推定部と、
    前記推定された横断歩道の長さおよび前記推定された交差角度に基づき、前記横断歩道の白線の間隔を示す、互いに直交する2つの基底関数の周期数および幅を補正する補正部と、
    前記候補位置を含む画像データと前記補正した2つの基底関数とを用いて、前記横断歩道の存在の有無を検出する横断歩道検出部と、
    を備える検出装置。
  2. 前記位置推定部は、前記方位−距離センサを基準とした方位−距離平面において、前記車道内と車道外とを区別する境界を含む領域を複数の小領域に分割し、前記複数の小領域それぞれにおいて前記境界に基づく1次近似線を生成し、前記1次近似線の傾きの変化に基づき、前記候補位置を推定する、
    請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記位置推定部は、
    前記複数の小領域のうち、隣り合う小領域のそれぞれの1次近似線の傾きの差が所定値以下の1次近似線を抽出し、前記抽出した1次近似線上の所定の点を、前記候補位置を示す座標として推定し、
    前記候補位置を示す座標を用いて、前記横断歩道の長さを推定し、
    前記抽出した1次近似線の傾きから、前記交差角度を推定する、
    請求項2に記載の検出装置。
  4. 前記補正部は、前記横断歩道の長さ、および、前記交差角度に基づき、前記2つの基底関数それぞれの周期数および幅を補正し、
    前記補正した基底関数の周期数は、前記横断歩道の長さによって算出される前記横断歩道の白線の数と同一である、
    請求項3に記載の検出装置。
  5. 前記方位−距離センサから送信される検出波が物体によって反射され、前記方位−距離センサによって受信される反射波に基づき、前記方位−距離平面における前記境界を推定するフリースペース検出部と、
    を更に備える、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の検出装置。
  6. 前記方位−距離平面の座標を前記候補位置を含む画像データの撮影領域平面の座標に変換する座標計算部を更に備え、
    前記横断歩道検出部は、前記候補位置を含む画像データのうち、前記撮影領域平面における前記候補位置の座標に囲まれた範囲を用いて、前記横断歩道の存在の有無を検出する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の検出装置。
  7. 前記位置推定部は、前記横断歩道を挟む2つの候補位置のうち1つを推定した場合、前記推定した候補位置に基づき、他方の候補位置を推定する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の検出装置。
  8. 方位−距離センサの出力データに基づいて、車両の進行方向における横断歩道の候補位置を推定し、前記候補位置を用いて、前記横断歩道の長さと、前記横断歩道と車道との交差角度とを推定し、
    前記推定された横断歩道の長さおよび前記推定された交差角度に基づき、前記横断歩道の白線の間隔を示す、互いに直交する2つの基底関数の周期数および幅を補正し、
    前記候補位置を含む画像データと前記補正した2つの基底関数とを用いて、前記横断歩道の存在の有無を検出する、
    検出方法。
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