JP2017206998A - 排気ガスセンサの配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出精度を損なうことなく排気ガスセンサを触媒の前後に配置すること。【解決手段】本発明に係る排気ガスセンサの配置構造は、エンジン(3)の排気ガスを浄化する触媒(8)と、エンジンの排気ガス成分を検出する排気ガスセンサ(9)と、を備える。触媒は、エンジンケース(30)の後方でエンジンを懸架するボディフレーム(23)の下方に配置される。排気ガスセンサは、ボディフレームの前後において、触媒を挟むように配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、排気ガスセンサの配置構造に関する。
自動四輪車では、排気ガスの制御状況を車載コンピュータでモニタすることが義務付けられている。モニタリングする項目として、例えば、排気ガスを浄化する触媒の劣化状況が挙げられる(特許文献1参照)。特許文献1では、触媒の前後にそれぞれ酸素センサが設けられており、これら2つの酸素センサの出力値に基づいて触媒が劣化したか否かが判定される。
具体的には、2つの酸素センサのリッチリーン間における出力反転回数が利用される。例えば、触媒が正常で十分に酸素を吸着できる場合には、下流側の酸素センサの出力反転回数がゼロに近づく。このため、下流側に対する上流側の酸素センサの出力反転回数の比が大きくなる。一方、触媒が劣化して酸素の吸着能力が低下した場合には、下流側の酸素センサの出力反転回数が上流側の酸素センサの出力反転回数に近づく。このため、下流側に対する上流側の酸素センサの出力反転回数の比が小さくなる。よって、上記の比が所定値を下回った場合に触媒が劣化したと判定することができる。
特開2003−206784号公報
ところで、自動二輪車において触媒の劣化判定を実施する場合、エキゾーストパイプやマフラの構造、レイアウト上の制約により、検出精度を確保しつつ2つの酸素センサを触媒の前後に配置することが難しい。
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、検出精度を損なうことなく排気ガスセンサを触媒の前後に配置することができる排気ガスセンサの配置構造を提供することを目的とする。
本発明に係る排気ガスセンサの配置構造は、エンジンの排気ガスを浄化する触媒と、前記エンジンの排気ガス成分を検出する排気ガスセンサと、を備え、前記触媒は、エンジンケースの後方で前記エンジンを懸架するボディフレームの下方に配置され、前記排気ガスセンサは、前記ボディフレームの前後において、前記触媒を挟むように配置されることを特徴とする。
この構成によれば、ボディフレームの下方に触媒が配置されることで、ボディフレームの前後において、排気ガスセンサを触媒に近づけて配置することができる。特にボディフレーム後方の比較的余裕のあるスペースに排気ガスセンサを配置することで、当該排気ガスセンサを触媒に近づけることができる。この結果、排気ガスセンサの検出精度を損なうことがない。
また、本発明に係る上記排気ガスセンサの配置構造は、前記触媒の下流側で排気ガスの流量を調整する排気制御バルブを更に備え、前記排気ガスセンサは、前記触媒の上流側に設けられる上流側センサと、前記触媒の下流側に設けられる下流側センサと、を有し、前記上流側センサ及び前記下流側センサは、車幅方向の一方側に偏って配置され、前記排気制御バルブは、前記下流側センサの下流側において、車幅方向の他方側に偏って配置されることが好ましい。この構成によれば、上流側センサ及び下流側センサが一方側に偏って配置されることで、上流側センサ及び下流側センサの配線取り回しをし易くすることができる。また、排気ガスセンサに対して排気制御バルブが反対側に配置されるため、排気制御バルブの周辺構成が排気ガスセンサ(特に下流側センサ)に干渉するのを防止することができ、排気ガスセンサのレイアウトがし易くなる。
また、本発明に係る上記排気ガスセンサの配置構造において、前記触媒は、車幅方向の中央に配置され、前記下流側センサは、前記触媒を収容する触媒ケースに取り付けられることが好ましい。この構成によれば、触媒ケースに下流側センサが取り付けられることで、下流側センサを触媒に近づけることができる。また、触媒が車幅方向の中央の配置されることで、飛石等から排気ガスセンサを保護することができる。
また、本発明に係る上記排気ガスセンサの配置構造は、車両を支持する支持位置と、収納位置との間で揺動可能に構成されるサイドスタンドを更に備え、前記サイドスタンドが前記収納位置にあるときに、前記下流側センサは、側面視において前記サイドスタンドに重なることが好ましい。この構成によれば、サイドスタンドが収納位置にあるときに、下流側センサの側方がサイドスタンドによって隠される。この結果、走行中の飛石等から下流側センサを保護することができる。また、下流側センサを保護するカバーを省略することができ、構成を簡略化することができる。
また、本発明に係る上記排気ガスセンサの配置構造は、前記触媒の上流側に接続されるエキゾーストパイプと、前記エンジンケースの下部に設けられるオイルパンと、を更に備え、前記オイルパンは、車幅方向一方側に凹みを有しており、前記エキゾーストパイプは、前記凹みに沿うように配設され、前記上流側センサは、前記凹み内に収まるように前記エキゾーストパイプに取り付けられることが好ましい。この構成によれば、上流側センサが凹み内に収められることで、オイルパンから上流側センサが突出するのを防止することができる。この結果、下流側センサを保護することができると共に、外観に影響を与えるのを抑えることができる。
また、本発明に係る上記排気ガスセンサの配置構造は、前記触媒の下流側で排気ガスの流量を調整する排気制御バルブを更に備え、前記排気ガスセンサは、前記触媒の上流側に設けられる上流側センサと、前記触媒の下流側に設けられる下流側センサと、を有し、前記上流側センサは、車幅方向の一方側に偏って配置され、前記下流側センサは、車幅方向の他方側に偏って配置され、前記排気制御バルブは、前記下流側センサの下流側において、車幅方向の他方側に配置されることが好ましい。この構成によれば、下流側センサと排気制御バルブを同じ側(車幅方向の他方側)に配置することで、下流側センサと排気制御バルブの配設を一緒に行うことができ、組み付け性が向上する。また、排気制御バルブを保護するカバーで下流側センサも保護することができ、構成を簡略化することができる。
また、本発明に係る上記排気ガスセンサの配置構造は、前記エンジンの前下方を覆うアンダーカウルを更に備え、前記下流側センサは、前記アンダーカウルに覆われることが好ましい。この構成によれば、下流側センサがアンダーカウルに覆われることで、アンダーカウルで下流側センサを飛石等から保護することができる。
本発明によれば、検出精度を損なうことなく排気ガスセンサを触媒の前後に配置することができる。
本実施の形態に係る排気ガスセンサの配置構造が適用される自動二輪車の概略構成を示す左側面図である。 本実施の形態に係る排気ガスセンサの配置構造が適用される自動二輪車の概略構成を示す右側面図である。 本実施の形態に係る自動二輪車のエンジン周辺構成を示す左側面図である。 本実施の形態に係るエンジンの排気管の周辺構成を示す上面図である。 本実施の形態に係るエンジンの排気管の周辺構成を示す下面図である。 図5のA−A線に沿って切断したときの断面模式図である。 変形例に係る排気ガスセンサの配置構造を示す上面図である。 変形例に係る排気ガスセンサの配置構造を示す下面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明に係る排気ガスセンサの配置構造をスポーツタイプの自動二輪車に適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば、本発明に係る排気ガスセンサの配置構造を、他のタイプの自動二輪車や、バギータイプの自動三輪車、自動四輪車等に適用してもよい。また、方向について、車両前方を矢印FR、車両後方を矢印REでそれぞれ示す。また、以下の各図では、説明の便宜上、一部の構成を省略している。
図1から図3を参照して、本実施の形態に係る排気ガスセンサの配置構造が適用される自動二輪車の概略構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る排気ガスセンサの配置構造が適用される自動二輪車の概略構成を示す左側面図である。図2は、本実施の形態に係る排気ガスセンサの配置構造が適用される自動二輪車の概略構成を示す右側面図である。図3は、本実施の形態に係る自動二輪車のエンジン周辺構成を示す左側面図である。
図1から図3に示すように、自動二輪車1は、パワーユニット、電装系等の各部を搭載する車体フレーム2にエンジン3を懸架して構成される。エンジン3は、例えば、並列4気筒エンジンで構成される。エンジン3は、クランクシャフト(不図示)等が収容されるエンジンケース30の上部に、シリンダヘッド31及びシリンダヘッドカバー32を取り付けて構成される。エンジンケース30の下部には、オイルパン33が設けられる。
車体フレーム2は、アルミ鋳造で形成されるツインスパータイプのフレームであり、上記のようにエンジン3を懸架することで、車体全体として剛性が得られるように構成される。車体フレーム2は、全体として、前方から後方に向かって延在し、後端側で下方に向かって湾曲した形状を有している。
具体的に車体フレーム2は、ヘッドパイプ20から後方に向かって左右二股に分岐して延びるヘッドフレーム21と、ヘッドフレーム21から車体後方に向って斜め下方に延びる左右一対のタンクレール22と、タンクレール22の後端から下方に延びるボディフレーム23とを備えている。
ヘッドフレーム21は、下方に向かって突出する左右一対のブラケット部21aを有し、当該ブラケット部21aでエンジン3の前側(シリンダヘッド31)を支持する。タンクレール22は、中空断面形状を有する筒状に形成される。タンクレール22の上部には、燃料タンク10が配置される。
ボディフレーム23は、各タンクレール22の後端から下方に延びる一対のフレーム部23aの上下端部を車幅方向で連結して構成される。ボディフレーム23の上下端部において、エンジン3の後側(エンジンケース30の後部)が支持される。また、ボディフレーム23の鉛直方向の略中央部分には、スイングアーム11を揺動可能に支持するスイングアームピボット23bが形成されている。
また、ボディフレーム23の上端には、後上方に向かって延びるシートレール(不図示)及びバックステー24が設けられている。シートレールには、燃料タンク10に連接されるライダーシート12及びピリオンシート13が設けられる。
このように構成される車体フレーム2及びエンジン3には、車体外装としての各種カバーが装着される。具体的には、車体前半部がフロントカウル40によって覆われ、車体側面がサイドカウル41によって覆われる。また、シートレールがリヤカウル42によって覆われ、エンジン3の前下方がアンダーカウル43によって覆われる。
ヘッドパイプ20には、ステアリングシャフト(不図示)を介して左右一対のフロントフォーク50が操舵可能に支持される。フロントフォーク50の下部には前輪51が回転可能に支持されており、前輪51の上方はフロントフェンダ52によって覆われる。
スイングアーム11は、スイングアームピボット23bから後方に向かって延びている。スイングアーム11とボディフレーム23の間には、リヤサスペンション53が設けられている。リヤサスペンション53は、一端がボディフレーム23の上端側に支持され、他端がリヤサスペンションリンク54を介してスイングアーム11の前側下方に支持される。スイングアーム11の後端には後輪55が回転可能に支持されている。後輪55の上方は、リヤカウル42の後部に設けられるリヤフェンダ56によって覆われる。
また、左側のボディフレーム23の下端には、車両を支持するサイドスタンド14が設けられている。サイドスタンド14は、ボディフレーム23の下部を基端に棒状に延びており、基端部を支点に揺動可能に構成される。具体的にサイドスタンド14は、車両を支持する支持位置と収納位置との間で揺動可能に構成される。図3においては、実線部分が収納位置にある状態で、二点鎖線部分が支持位置にある状態となっている。
また、シリンダヘッド31の各排気ポートには、排気システムとして、エキゾーストパイプ6及びマフラ7が接続される。エキゾーストパイプ6は、各排気ポートから下方に向かって複数本(本実施の形態では4本)延び、エンジン3の前下方で後方に屈曲した後、1本にまとめられる。エキゾーストパイプ6の下流端には、排気ガスを浄化する触媒8が設けられる。
触媒8は、例えば、三元触媒で構成され、筒状の触媒ケース80の中に収容されている。触媒8は、排気ガス内の汚染物質(一酸化炭素、炭化水素や窒素酸化物等)を無害な物質(二酸化炭素、水、窒素等)に変換する。触媒8の下流側には、連結パイプ70を介してマフラ7が接続される。エンジン3の燃焼によって生じる排気ガスは、エキゾーストパイプ6を通じて触媒8で浄化される。そして、マフラ7によって、排気音が低減された後、排気ガスは外に排出される。
詳細は後述するが、触媒8の前後には、エンジンの排気ガス成分を検出し、触媒8の劣化判定を実施するための排気ガスセンサ9が配置される。具体的に排気ガスセンサ9は、触媒8の前側(上流側)に設けられる上流側センサ90と、触媒8の後側(下流側)に設けられる下流側センサ91とによって構成される。排気ガスセンサ9は、例えば、ジルコニア式酸素センサで構成され、排気ガス内の酸素濃度に応じて出力(電流値)が変化する。当該電流値は、ECU15(Electronic Control Unit)に出力される。なお、排気ガスセンサ9は、酸素センサに限らず、例えば、空燃比センサであってもよい。
ECU15は、自動二輪車1内の各種動作を統括制御する。ECU15は、自動二輪車1内の各種処理を実行するプロセッサやメモリ等により構成される。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の記憶媒体で構成される。メモリには、自動二輪車1の各部を制御する制御プログラム等が記憶されている。特に本実施の形態においてECU15は、排気ガスセンサ9の出力に基づいて触媒8の劣化判定を実施する。具体的には、上流側センサ90及び下流側センサ91のリッチリーン間における出力反転回数の比に基づいて判定される。なお、触媒8の劣化を判定するために、出力反転回数の比を用いる場合に限らず、上流側センサ90及び下流側センサ91の出力差を用いてもよい。
上記したように、自動二輪車の排気システムにおいて、排ガス浄化装置としての触媒の劣化状況をモニタリングすることが求められている。触媒の劣化判定を実施するためには、触媒の上流と下流に排気ガスセンサを設置する必要がある。
例えば、触媒の上流側に設けられた排気ガスセンサ(酸素センサ)で排気ガス中の酸素濃度を検出し、空燃比を制御することは従来より実施されていた。しかしながら、触媒の劣化判定を目的として、触媒の下流側にも排気ガスセンサを配置しようとすると、自動二輪車特有のレイアウトの制約から、所定の検出精度を確保しつつ触媒の下流側に排気ガスセンサを近づけることが困難となっていた。
この点、自動四輪車においては、エンジンルーム内等、スペースに余裕のある場所に触媒を配置することができるため、排気ガスセンサの配置や保護は容易である。一方、自動二輪車では、チャンバやマフラ内に触媒が配置されることが多く、構造上、下流側センサを触媒に近づけて配置することが困難である。また、排気管の途中に触媒が配置される場合でも、排気管と周辺部品が近接していることが多く、排気ガスセンサを配置するためのスペースを確保することが困難である。更に、自動二輪車の排気システムは外部に露出されているため、例えば冬場や雨天走行時において、触媒の温度が低下し易く適切にセンサ出力を得ることができない場合も想定される。また、排気ガスセンサの保護も問題になってくる。
例えば、チャンバやマフラ内に触媒が設けられる場合、外壁を凹ませて排気ガスセンサの配置スペースを確保することが考えられる。しかしながら、チャンバやマフラの容積が減少する結果、本来の機能(出力増加や消音)に影響を与えるおそれがある。また、触媒自体を車両の前側に配置することも考えられるが、そもそも触媒の配置スペースの確保が困難であることに加え、大幅な設計変更が必要となるため、あまり現実的ではない。更には、熱源である触媒がライダーに近づくことによる熱害や、出力の低下、排気ガスセンサの保護方法、外観意匠性の悪化等、様々な課題が発生する。
そこで、本件発明者は、スポーツタイプの自動二輪車1において、エンジン3の下方の限られたスペースに着目して本発明に想到した。具体的に本実施の形態では、エンジンケース30の後方でエンジン3を懸架するボディフレーム23の下方に触媒8を配置し、ボディフレーム23の前後で触媒8を挟むように2つの排気ガスセンサ9(上流側センサ90及び下流側センサ91)を配置した。
この構成によれば、ボディフレーム23の下方に触媒8が配置されることで、ボディフレーム23の前後において、排気ガスセンサ9を触媒8に近づけて配置することができる。特にボディフレーム23後方の比較的余裕のあるスペースに下流側センサ91を配置することで、下流側センサ91を触媒8に近づけることができる。触媒8の直後に下流側センサ91が配置されることで、浄化された排気ガスが拡散されることなく直接下流側センサ91に接触する。この結果、安定的に出力を得ることができ、排気ガスセンサ9の検出精度を損なうことがない。このように、エンジン3下方のスペースを有効活用したことで、大幅な設計変更を要することなく、また外観意匠性に影響を与えることなく、排気ガスセンサ9を配置することが可能になった。更には、エンジン3の近くに触媒8が設けられることで、触媒8の温度低下を抑制することができ、排気ガスの浄化効果が悪化したり、センサ出力に影響を与えることを抑えることができる。
次に、図3から図6を参照して、本実施の形態に係る排気システムについて詳細に説明する。図4は、本実施の形態に係るエンジンの排気管の周辺構成を示す上面図である。図5は、本実施の形態に係るエンジンの排気管の周辺構成を示す下面図である。図6は、図5のA−A線に沿って切断したときの断面模式図である。
図3から図5に示すように、本実施の形態に係る排気システムにおいて、エキゾーストパイプ6は、シリンダヘッド31の各排気ポートから下方に延出されるエキゾーストパイプ6a−6dを、第1集合パイプ60a、60bと第2集合パイプ61で1つにまとめて構成される。具体的には図4に示すように、車幅方向右側からエキゾーストパイプ6a、6b、6c、6dとする。車幅方向外側のエキゾーストパイプ6a、6dは、車幅方向に延びる連結パイプ62によって連結される。車幅方向内側のエキゾーストパイプ6b、6cは、図示しない連結パイプによって連結される。
4つのエキゾーストパイプ6a−6dは、エンジンケース30の前下方で後方に屈曲している。右側の2つのエキゾーストパイプ6a、6bは、第1集合パイプ60aに接続されて1つにまとめられ、左側の2つのエキゾーストパイプ6c、6dは、第1集合パイプ60bに接続されて1つにまとめられる。第1集合パイプ60a、60bはそれぞれ後方に延び、第2集合パイプ61に接続されて1つにまとめられる。
第2集合パイプ61の後端には、触媒ケース80に収容された触媒8が接続される。触媒8は、触媒ケース80内でやや前側に偏って配置されている。触媒ケース80は、車両の車幅方向の中心線Cに対して左側から右側に交差するように後方に向かって延び、リヤサスペンションリンク54を避けるようにして僅かに右側に屈曲している。中心線Cより右側において、触媒ケース80の後端には、マフラ7を連結する連結パイプ70が接続される。連結パイプ70は、後上方に向かって延びている。
上記したように、排気ガスセンサ9は、触媒8の前後に配置されている。排気ガスセンサ9は、所定の長さを有する円柱状に形成されている。排気ガスセンサ9は、一端側が検出部となっており、他端側に配線(不図示)が接続される。具体的に上流側センサ90は、第2集合パイプ61の後端側において、一端側が第2集合パイプ61内に貫通するように取り付けられる。下流側センサ91は、触媒8の直後で、一端側が触媒ケース80内に貫通するように取り付けられる。
特に図4及び図5に示すように、エンジン3の下方を通るエキゾーストパイプ6(第1集合パイプ60a、60b及び第2集合パイプ61)は、車両の中心線Cに対して左側に偏って配設されている。また、上流側センサ90及び下流側センサ91も、車両の中心線Cに対して左側に偏って配置され、他端側が左上方(車幅方向外側)に向けられている。2つの排気ガスセンサ9を片側にまとめて配置したことにより、上流側センサ90及び下流側センサ91の配線取り回しをし易くすることができる。
また、触媒8が車両の中心線C上に配置され、下流側センサ91が触媒ケース80に取り付けられることにより、下流側センサ91を触媒8に近づけて配置することができる。特に、触媒8が車幅方向の中央の配置されることで、車両の全体幅より内側に排気ガスセンサ9を配置することができ、飛石等から上流側センサ90及び下流側センサ91を保護することができる。
特に、図5に示すように、上流側センサ90及び下流側センサ91は、オイルパン33やスイングアーム11の左右幅内に収められている。これによっても、車両幅を大きくすることなく排気ガスセンサ9を触媒の前後に配置することができ、当該排気ガスセンサ9の保護も可能である。更に、下流側センサ91は、前後方向でエンジンケース30(オイルパン33)とリヤサスペンション53(リヤサスペンションリンク54)との間に配位置されている。このため、下流側センサ91を保護することができることに加え、下流側センサ91を熱源であるエンジン3に近づけることができる。よって、下流側センサ91を温めることができ、排気ガスの検出精度が高められる。
また、図3に示すように、下流側センサ91は、サイドスタンド14が収納位置にあるときに、側面視においてサイドスタンド14に重なっている。このため、下流側センサの側方(左側)がサイドスタンド14によって隠される。この結果、走行中の飛石等から下流側センサ91を保護することができる。また、下流側センサ91を保護するカバーを省略することができ、構成を簡略化することができる。
また、連結パイプ70の内部には、排気ガスの流量を調整する排気制御バルブ71が設けられる。排気制御バルブ71は、車両の中心線Cに対して右側に偏って配置される。このように、排気制御バルブ71が、排気ガスセンサ9に対して反対側に配置されることで、排気制御バルブ71の周辺構成が下流側センサ91に干渉するのを防止することができ、排気ガスセンサ9のレイアウトがし易くなる。
また、図6に示すように、エンジンケース30(図3参照)の下側において、オイルパン33は、左方に凹み33aを有している。そして、この凹み33aに沿うように第2集合パイプ61が配設され、当該凹み33a内に収まるように上流側センサ90が配置される。このため、上流側センサ90の他端側が、オイルパン33から車幅方向に突出するのを防止することができる。この結果、上流側センサ90を保護することができると共に、外観に影響を与えるのを抑えることができる。また、オイルパン33の凹み33aに沿うようにエキゾーストパイプ6(第1集合パイプ60a、60b及び第2集合パイプ61)を配設したことで、比較的温度が高いとされるエキゾーストパイプ6の上流側に上流側センサ90を配置することができる。この結果、上流側センサ90を温めることができ、排気ガスの検出精度が高められる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記した実施の形態においては、上流側センサ90が、触媒8の直前に配置される構成としたが、この構成に限定されない。上流側センサ90は、触媒8よりも上流側であればどの位置に配置されてもよく、例えば、エンジンケース30の前方に配置されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、単一の触媒8を備える構成としたが、この構成に限定されない。触媒8は、複数の触媒で構成されてもよい。例えば、第1集合パイプ60a、60bにそれぞれ触媒8が設けられ、各触媒8の前後に排気ガスセンサ9を配置してもよい。
また、上記した実施の形態においては、上流側センサ90及び下流側センサ91の他端側が車幅方向外側に向けられる構成としたが、この構成に限定されない。上流側センサ90及び下流側センサ91の他端側は、例えば、車幅方向内側に向けられてもよい。
また、上記した実施の形態においては、上流側センサ90及び下流側センサ91が車幅方向左側に偏って配置される構成としたが、この構成に限定されない。例えば、図7及び図8に示す排気ガスセンサの配置構造としてもよい。図7は、変形例に係る排気ガスセンサの配置構造を示す上面図である。図8は、変形例に係る排気ガスセンサの配置構造を示す下面図である。
図7及び図8に示す変形例では、下流側センサ91が車両の中心線に対して右側に偏って配置される点で、本実施の形態と相違する。この場合、下流側センサ91と排気制御バルブ71が共に右側に配置されるため、下流側センサ91と排気制御バルブ71の配設を一緒に行うことができ、組み付け性が向上する。また、排気制御バルブ71を保護するカバー(不図示)で下流側センサ91も保護することができ、構成を簡略化することができる。また、この場合、図2に示すように、下流側センサ91がアンダーカウル43に覆われるため、アンダーカウル43で下流側センサ91を飛石等から保護することができる。また、下流側センサ91を保護するカバーを省略することができ、構成を簡略化することができる。
また、図8に示すように、上流側センサ90及び下流側センサ91は、オイルパン33やスイングアーム11の左右幅内に収められている。これにより、車両幅を大きくすることなく排気ガスセンサ9を触媒の前後に配置することができ、当該排気ガスセンサ9の保護も可能である。更に、下流側センサ91は、前後方向でエンジンケース30(オイルパン33)とリヤサスペンション53(リヤサスペンションリンク54)との間に配位置されている。このため、下流側センサ91を保護することができることに加え、下流側センサ91を熱源であるエンジン3に近づけることができる。よって、下流側センサ91を温めることができ、排気ガスの検出精度が高められる。
以上説明したように、本発明は、検出精度を損なうことなく排気ガスセンサを触媒の前後に配置することができるという効果を有し、特に、排気ガスセンサの配置構造に有用である。
1 自動二輪車
14 サイドスタンド
23 ボディフレーム
3 エンジン
30 エンジンケース
33 オイルパン
33a 凹み
43 アンダーカウル
6 エキゾーストパイプ
71 排気制御バルブ
8 触媒
80 触媒ケース
9 排気ガスセンサ
90 上流側センサ
91 下流側センサ

Claims (7)

  1. エンジンの排気ガスを浄化する触媒と、
    前記エンジンの排気ガス成分を検出する排気ガスセンサと、を備え、
    前記触媒は、エンジンケースの後方で前記エンジンを懸架するボディフレームの下方に配置され、
    前記排気ガスセンサは、前記ボディフレームの前後において、前記触媒を挟むように配置されることを特徴とする排気ガスセンサの配置構造。
  2. 前記触媒の下流側で排気ガスの流量を調整する排気制御バルブを更に備え、
    前記排気ガスセンサは、前記触媒の上流側に設けられる上流側センサと、前記触媒の下流側に設けられる下流側センサと、を有し、
    前記上流側センサ及び前記下流側センサは、車幅方向の一方側に偏って配置され、
    前記排気制御バルブは、前記下流側センサの下流側において、車幅方向の他方側に偏って配置されることを特徴とする請求項1に記載の排気ガスセンサの配置構造。
  3. 前記触媒は、車幅方向の中央に配置され、
    前記下流側センサは、前記触媒を収容する触媒ケースに取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の排気ガスセンサの配置構造。
  4. 車両を支持する支持位置と、収納位置との間で揺動可能に構成されるサイドスタンドを更に備え、
    前記サイドスタンドが前記収納位置にあるときに、前記下流側センサは、側面視において前記サイドスタンドに重なることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の排気ガスセンサの配置構造。
  5. 前記触媒の上流側に接続されるエキゾーストパイプと、
    前記エンジンケースの下部に設けられるオイルパンと、を更に備え、
    前記オイルパンは、車幅方向一方側に凹みを有しており、
    前記エキゾーストパイプは、前記凹みに沿うように配設され、
    前記上流側センサは、前記凹み内に収まるように前記エキゾーストパイプに取り付けられることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の排気ガスセンサの配置構造。
  6. 前記触媒の下流側で排気ガスの流量を調整する排気制御バルブを更に備え、
    前記排気ガスセンサは、前記触媒の上流側に設けられる上流側センサと、前記触媒の下流側に設けられる下流側センサと、を有し、
    前記上流側センサは、車幅方向の一方側に偏って配置され、
    前記下流側センサは、車幅方向の他方側に偏って配置され、
    前記排気制御バルブは、前記下流側センサの下流側において、車幅方向の他方側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の排気ガスセンサの配置構造。
  7. 前記エンジンの前下方を覆うアンダーカウルを更に備え、
    前記下流側センサは、前記アンダーカウルに覆われることを特徴とする請求項6に記載の排気ガスセンサの配置構造。
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