JP7388019B2 - 排気ガスセンサの設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、排気ガスセンサの設置構造に関する。
鞍乗型車両の空燃比制御や触媒の劣化診断等の各種処理を行うために、排気ガスセンサからのフィードバック信号を利用するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の鞍乗型車両は、エンジンから延出した4本の排気管が2つの集合管に接続されて2本の排気管にまとめられ、さらにこの2本の排気管が単一の集合管によってまとめられて触媒ケースに接続されている。単一の集合管には排気ガスセンサが設置されており、排気ガスセンサによって2本の排気管から集合管に流れ込む排気ガスの所定成分が検出されている。
特開2017-206998号公報
上記の単一の集合管には2本の排気管が接続されているが、当該集合管に設置された排気ガスセンサが2本の排気管のうち一方の排気管に寄せて設置されている。このため、排気ガスセンサによって一方の排気管からの排気ガスの所定成分が主に検出され、他方の排気管からの排気ガスの所定成分が精度よく検出されないという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、2本の排気管から集合管に流れ込む排気ガスの検出精度を向上することができる排気ガスセンサの設置構造を提供することを目的とする。
本発明の一態様の排気ガスセンサの設置構造は、多気筒エンジンの下流側の2本の排気管と、前記2本の排気管を集合させる集合管と、前記集合管に設置された排気ガスセンサとを備え、前記2本の排気管の出口が上下方向に隣り合うように前記集合管に接続されており、前記集合管には、断面視にて前記2本の排気管の車幅方向の一方側で、前記2本の排気管の出口から離れた位置に前記排気ガスセンサが設置され、前記集合管は上流から下流に向かって拡径しており、前記2本の排気管の中心を結ぶ中心線上の中点から垂直に延びる直線上に前記排気ガスセンサの検出端が位置付けられ、前記多気筒エンジンの下部にはオイルを貯留するオイルパンが設けられており、前記オイルパンの底面の車幅方向の他方側が深底に形成された凸部であり、前記凸部から車幅方向の一方側に向かって浅くなるように前記オイルパンの底面に凹部が形成されており、当該凹部に前記集合管が位置付けられ、前記排気ガスセンサが前記凹部内に収まり、前記排気ガスセンサの基端側が前記集合管から車幅方向の一方側に向かって斜め上方に突出していることで上記課題を解決する。
本発明の一態様の排気ガスセンサの設置構造によれば、2本の排気管の双方から排気ガスセンサが離れているため、一方の排気管から集合管に流れ込む排気ガスだけが排気ガスセンサに当たることがなく、一方の排気管からの排気ガスに偏った検出が抑えられる。よって、排気ガスセンサによる排気ガスの所定成分の検出精度を向上させることができる。また、排気ガスセンサの検出精度を向上させるために、排気管毎に排気ガスセンサを設置する必要がないためコストを低減することができる。
本実施例のエンジン周辺の側面図である。 本実施例のエンジン下部の前面図である。 本実施例のエンジン下部の下面図である。 比較例の酸素センサの設置位置の説明図である。 本実施例の排気装置の上面図である。 本実施例の触媒ケース付近の排気管を車両前方から見た図である。 本実施例の酸素センサの設置位置の説明図である。 本実施例の酸素センサと排気方向と関係を示す図である。 変形例の酸素センサと排気方向と関係を示す図である。
本発明の一態様の排気ガスセンサの設置構造は、多気筒エンジンの下流側に2本の排気管が設けられ、2本の排気管の出口が隣り合うように当該2本の排気管が集合管に接続されている。集合管には、断面視にて2本の排気管の出口が隣り合う方向に直交する方向に、当該2本の排気管の出口から離れた位置に排気ガスセンサが設置されている。排気ガスセンサが2本の排気管の双方から離れているため、排気ガスセンサによって一方の排気管からの排気ガスの所定成分だけでなく、両方の排気管からの排気ガスの所定成分が検出される。一方の排気管からの排気ガスに偏った検出が抑えられ、排気ガスセンサによる排気ガスの所定成分の検出精度が向上される。また、排気ガスセンサの検出精度を向上させるために、排気管毎に排気ガスセンサを設置する必要がないためコストが低減される。
以下、本実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本実施例の排気ガスセンサの設置構造を鞍乗型車両としての自動二輪車に適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることがない。例えば、排気ガスセンサの設置構造を、バギータイプの自動三輪車等の他の鞍乗型車両に適用してもよい。また、以下の図では、車体前方を矢印FR、車体後方を矢印RE、車体左側を矢印L、車体右側を矢印Rでそれぞれ示している。
図1は、本実施例の鞍乗型車両のエンジン周辺の概略図である。図2は、本実施例のエンジン下部の前面図である。図3は、本実施例のエンジン下部の下面図である。なお、図1においては、説明の便宜上、自動二輪車の一部の構成を抜き出して説明する。
図1に示すように、自動二輪車の車体フレーム10は、ヘッドパイプ11から左右に分岐して後方に延びる一対のメインフレーム12と、ヘッドパイプ11から左右に分岐して下方に延びる一対のダウンフレーム13とを有している。一対のメインフレーム12はエンジン20の後方に回り込むように湾曲しており、各メインフレーム12の後方部分のボディフレーム14によってエンジン20の後方側が支持されている。一対のダウンフレーム13は、下方に向かって幅が狭くなるように略三角形状に突出しており、各ダウンフレーム13の下部によってエンジン20の前方側が支持されている。
エンジン20は、多気筒エンジンであり、エンジンケース21の上部にシリンダヘッド22が取り付けられ、エンジンケース21の下部にエンジンオイルを貯留するオイルパン23が取り付けられている。エンジンケース21は、シリンダと一体型のアッパーケース25と、オイルフィルタ26付きのロアケース27とによって上下に分割可能に形成されている。エンジンケース21の左右両面は部分的に開口しており、左側の開口にはマグネト(不図示)を覆うマグネトカバー28が取り付けられ、右側の開口にはクラッチ(不図示)を覆うクラッチカバー(不図示)が取り付けられている。
エンジン20には、補機類として、エンジン20に空気を取り込む吸気装置(不図示)と、燃料を供給する燃料供給装置(不図示)と、エンジン20から排気ガスを排出する排気装置30とが設けられている。吸気装置からエンジン20に空気が取り込まれ、燃料供給装置によって空気に燃料が混合されて、エンジン20の燃焼室に混合気が送り込まれる。燃焼後の排気ガスは、排気装置30の複数(本実施例では4本)の排気管31a-31d(図2参照)及び触媒ケース36を経てマフラ(不図示)から排出される。4本の排気管31a-31dはエンジン20の前面から下方に延出し、1つにまとめられて触媒ケース36に接続されている。
より詳細には、図2及び図3に示すように、4本の排気管31a-31dは各気筒に連なっており、エンジン20の前面から下方に向かって延びた後に後方に屈曲している。左側の2本の排気管31a、31bはオイルパン23の左前方の集合管32aに接続されて1本の排気管31eにまとめられ、右側の2本の排気管31c、31dはオイルパン23の右前方の集合管32bに接続されて1本の排気管31fにまとめられている。さらに、2本の排気管31e、31fは車両後方に延びており、2本の排気管31e、31fがオイルパン23の後述する凹部52に設置された集合管32cに接続されて1つにまとめられている。
このように、4本の排気管31a-31dが一対の集合管32a、32bによって2本の排気管31e、31fにまとめられ、さらに2本の排気管31e、31fが集合管32cによって1つにまとめられて触媒ケース36に接続されている。また、排気管31a-31dのうち、内側の2本の排気管31b、31cは車幅方向に延びる連通管34aによって接続されており、外側の2本の排気管31a、31dは車幅方向の延びる連通管34bによって接続されている。連通管34a、34bには排気制御バルブ35が設けられており、排気制御バルブ35によって連通管34a、34bが開閉される。
触媒ケース36はボディフレーム14(図1参照)の下方を通って、車両後方に向かって延びている。触媒ケース36内にはボディフレーム14を挟んで前後2つの触媒37(図6に一つのみ図示)が設置されている。触媒ケース36では、前後2つの触媒37によって排気ガスに含まれる一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)等の大気汚染物質が浄化される。触媒ケース36の下流には、エンジン20の回転数に応じて排気ガスの流量を調整する排気制御バルブ38(図1参照)と、排気ガスの排気音を消音するマフラが接続されている。触媒ケース36の上流の集合管32cには排気ガスセンサとして酸素センサ41が設置されている。
酸素センサ41は、排気ガスの所定成分として酸素濃度を検出してECU(不図示)等にフィードバックする。酸素センサ41の検出値は、自動二輪車の空燃比制御と触媒37の劣化診断等の各種処理に使用されている。4本の排気管31a-31dを1つまとめた集合管32cに酸素センサ41が設置されることで、酸素センサ41の部品点数を削減してコストが低減される。しかしながら、集合管32cはエンジン下部に位置付けられているため、オイルパン23、最低地上高、バンク角等の車両レイアウトを考慮して集合管32cに酸素センサ41を設置する必要がある。
通常、図4の比較例に示すように、左右一対の排気管61a、61bが集合管62に接続されているため、車両レイアウトとの兼ね合いから一方の排気管61aに寄せて集合管62に酸素センサ63が設置されている。集合管62から酸素センサ63が上下に突き出さないことで、最低地上高等の車両レイアウトの制約が満たされるが、一方の排気管61aの排気ガスの酸素濃度が酸素センサ63の検出値に与える影響が強く、他方の排気管61bの排気ガスの酸素濃度を精度よく検出できない。特に、近年では排出ガス規制が厳しくなっており、酸素センサ63に対して高い検出精度が求められている。
そこで、本実施例では、排気管31e、31fが上下方向に隣り合うように集合管32cに接続し、集合管32cにおける排気管31e、31fの出口の側方に酸素センサ41を設置している(図6参照)。集合管32cから酸素センサ41が上下に突き出すことがなく、排気管31e、31fの双方の出口から酸素センサ41が離れることで、排気管31e、31fのいずれか一方からの排気ガスが酸素センサ41に集中することが防止される。よって、車両レイアウトの制約を満たしつつ、酸素センサ41による排気ガスの酸素濃度の検出精度を向上させることができる。
以下、図5から図8を参照して、酸素センサの設置構造について説明する。図5は、本実施例の排気装置の上面図である。図6は、本実施例の触媒ケース付近の排気管を車両前方から見た図である。図7は、本実施例の酸素センサの設置位置の説明図である。図8は、本実施例の酸素センサと排気方向と関係を示す図である。
図5に示すように、排気装置30の上流側には、エンジン20の前面に4本の排気管31a-31dが車幅方向に並んでおり、オイルパン23(図3参照)の前方に2つの集合管32a、32bが車幅方向に並んで設置されている。各集合管32a、32bは、右半体と左半体を接合した、いわゆるモナカ構造になっている。各集合管32a、32bの上流端の開口縁は略8字状に形成され、各集合管32a、32bの下流端の開口縁は円形に形成されている。各集合管32a、32bは、上流端から下流端に向かって2つの排気路を1つの排気路に集合するように形成されている。
左側の集合管32aの上流端の開口縁には2本の排気管31a、31bが接続され、この集合管32aの下流端の開口縁には1本の排気管31eが接続されている。右側の集合管32bの上流端の開口縁には2本の排気管31c、31dが接続され、この集合管32bの下流端の開口縁には1本の排気管31fが接続されている。左側の集合管32aの下流端は右側の集合管32bの下流端よりも高くなっており(図1参照)、集合管32aの下流の排気管31eが集合管32bの下流の排気管31fの上方に位置付けられている。このように、左右4本の排気管31a-31dが上下2本の排気管31e、31fにまとめられている。
図5及び図6に示すように、排気管31e、31fは車幅方向の中心に向かって延び、上下方向に隣り合うように集合管32cに接続される。上側の排気管31eが集合管32cの車幅方向の中心C1に接続され、下側の排気管31fが集合管32cの車幅方向の中心C1から車両中心C2側に寄せた位置に接続されている。集合管32cは、オイルパン23の凹部52(図2参照)に収まるように設置され、上流から下流に向かって拡径する略円錐台状に形成されている。集合管32cの上流端の開口縁は略8字状に形成され、集合管32cの下流端の開口縁は大径の円形に形成されている。
集合管32cの上流端の開口縁には2本の排気管31e、31fが差し込まれ、溶接によって集合管32cと排気管31e、31fが接合されている。2本の排気管31e、31fは排気方向を交差させるように集合管32cに接続されるため、より適切な溶接が可能となり、集合管32cに対する排気管31e、31fの繋がりが良くなって管路内の圧力損失が低減される。集合管32cの下流端の開口縁には触媒ケース36が接続されており、集合管32cを通過した排気ガスが触媒ケース36に導入される。触媒ケース36内の触媒37は、排気管31e、31fの出口に対向している。
また、集合管32cの上流端側の開口縁の隣には、集合管32cの外面から外側に膨出した膨出部43が形成されている。膨出部43の内側には排気管31e、31fからの排気ガスを拡散させるための空間が形成されている。膨出部43には酸素センサ41が取り付けられており、酸素センサ41の検出端42(図7参照)は膨出部43の内方に位置付けられ、酸素センサ41の基端側は膨出部43から外方に突出されている。このとき、酸素センサ41の検出端42は、排気管31e、31fの出口の左側方に位置付けられ、排気管31e、31fのいずれか一方からの排気ガスの酸素濃度に偏った検出が抑えられている。
この場合、図7に示すように、集合管32cを径方向に切断した断面視にて、集合管32cには排気管31e、31fの出口33e、33fが上下方向に隣り合っている。排気管31eの出口33eは集合管32cの上半部の略中央に位置しており、排気管31fの出口33fは集合管32cの下半部の中央よりも僅かに右側に位置している。すなわち、排気管31e、31fの出口33e、33fが上下方向に隣り合うとは、完全な鉛直方向に隣り合う構成に限定されず、鉛直方向に対して僅かに傾斜した略上下方向に隣り合う構成も含んでいる。排気管31e、31fの出口33e、33fの外縁同士が接しており、この接触部分39の左側方に酸素センサ41の検出端42が位置付けられている。
より詳細には、排気管31e、31fの出口33e、33fは同一径に形成され、排気管31eの出口33eの中心O1と排気管31fの出口33fの中心O2を結ぶ中心線L1の中点Pから垂直に延びる直線L2上に酸素センサ41の検出端42が位置付けられている。これにより、2本の排気管31e、31fの出口33e、33fから酸素センサ41の検出端42までの距離が等しくなり、酸素センサ41の検出端42に排気管31e、31fからの排気ガスが均等に当たる。よって、排気管31e、31fから排出される排気ガスの酸素濃度を酸素センサ41によって精度よく検出することができる。
上記したように集合管32cには膨出部43が設けられており、膨出部43の頂面付近に酸素センサ41が設置されている。酸素センサ41の検出端42が膨出部43内に突出しているが、膨出部43の径方向外側の膨らみによって検出端42の径方向内側の突出量が相殺されている(図8参照)。このため、酸素センサ41は、排気管31e、31fの出口33e、33fに重ならないように集合管32cに設置されている。酸素センサ41によって排気管31e、31fから排出される排気ガスの流れが強く阻害されることがなく、排気管31e、31f及び集合管32c内の圧力損失を低減することができる。
また、集合管32cには、上下一対の排気管31e、31fの出口33e、33fを挟んで左側方(一方)の空間45と右側方(他方)の空間46が形成されている。排気管31eの出口33eは集合管32cの上半部中央に位置しているが、排気管31fの出口33fは集合管32cの下半部中央よりも僅かに右側に位置しているため、酸素センサ41が設置された左側方の空間45が右側方の空間46よりも広い。排気管31e、31fの出口33e、33fから排出された排気ガスは、集合管32cの左側方の空間45によって混ざり易くなり、酸素センサ41による排気ガスの酸素濃度の検出精度が向上される。
図8に示すように、集合管32cは上流から下流に向かって拡径しており、集合管32cの左側方の拡径部分の傾斜が集合管32cの右側方の拡径部分の傾斜よりも大きい。すなわち、車両前後方向に対して、集合管32cの左側方の拡径部分の傾斜角が集合管32cの右側方の拡径部分の傾斜角よりも大きい。よって、排気管31e、31fの出口33e、33f(図7参照)から集合管32cの左側方の拡径部分の傾斜に沿って排気ガスが流れ易く、出口33e、33fから酸素センサ41に向かって排気ガスが拡散されて、酸素センサ41による排気ガスの酸素濃度の検出精度が向上される。
左側の排気管31eの排気方向D1が集合管32cの右側方に向けられており、右側の排気管31fの排気方向D2が集合管32cの左側方に向けられている。すなわち、排気管31e、31fの排気方向D1、D2が交差するように、排気管31e、31fが集合管32cに接続されている。これにより、排気管31e、31fから集合管32cに流れ込んだ排気ガスが混ざり易くなり、酸素センサ41による排気ガスの酸素濃度の検出精度が向上される。なお、排気方向D1、D2は、排気管31e、31fを通って出口33e、33fから排気ガスが排出される方向である。
また、図7に示すように、集合管32cの断面視にて、触媒ケース36内の触媒37の中心部分47が排気管31e、31fの出口33e、33fに重なっている。さらに、図8に示すように、集合管32cの下流側の中心O3が触媒37の中心線L3に一致している。このため、排気管31e、31fから集合管32cに流れ込んだ排気ガスが拡散され、集合管32cから触媒37に向けて略均等に排気ガスが流れ込み易くなる。よって、排気ガスが触媒37内部を均等に流れ易くなって、排気ガスの浄化に触媒材料が有効利用されて、触媒37の早期劣化を抑えることができる。
続いて、図2及び図3を参照して、車両レイアウトについて説明する。
図2及び図3に示すように、オイルパン23の底面の右側は、深底に形成された凸部51になっている。オイルパン23の凸部51から左側に向かって浅くなるように、オイルパン23の底面にはアーチ状の凹部52が形成されている。オイルパン23の凸部51の左側方、すなわちオイルパン23の凹部52には集合管32cが位置付けられている。酸素センサ41は集合管32cの左側部に設けられており、酸素センサ41の基端側が集合管32cから左方に向かって斜め上方に突出し、酸素センサ41の基端側とオイルパン23の底面との干渉が抑えられている。
酸素センサ41がオイルパン23の凸部51側とは逆側(左側)に突出するため、車幅方向において酸素センサ41がオイルパン23の凹部52に収まっている。酸素センサ41とオイルパン23の干渉が抑えられるため、オイルパン23の底面から下方に集合管32cが大きく食み出すことがなく、酸素センサ41のリード線の取り回しを確保したコンパクトな車両レイアウトが可能になる。よって、排気管31e、31fが上下方向に設置されていても、自動二輪車の最低地上高とバンク角等の車両レイアウトの制約を満たしつつ、酸素センサ41による排気ガスセンサの酸素濃度の検出精度を向上させることができる。
以上、本実施例によれば、2本の排気管31e、31fの双方から酸素センサ41が離れているため、一方の排気管から集合管32cに流れ込む排気ガスだけが酸素センサ41に当たることがなく、一方の排気管からの排気ガスに偏った検出が抑えられる。よって、酸素センサ41による排気ガスの所定成分の検出精度を向上させることができる。また、酸素センサ41の検出精度を向上させるために、排気管31e、31f毎に酸素センサ41を設置する必要がないためコストを低減することができる。
なお、本実施例では、排気管31e、31fの排気方向D1、D2が交差するように、排気管31e、31fが集合管32cに接続される構成にしたが、この構成に限定されない。図9に示すように、排気管31e、31fの排気方向D1、D2が酸素センサ41に向くように、排気管31e、31fが集合管32cに接続されてもよい。これにより、2本の排気管31e、31fから酸素センサ41に排気ガスが向かって流れるため、酸素センサ41による排気ガスの酸素濃度の検出精度が向上される。
また、本実施例では、排気管31e、31fの出口33e、33fが上下方向に隣り合っており、排気管31e、31fの出口33e、33fの左側方に酸素センサ41が設置される構成にしたが、この構成に限定されない。排気管31e、31fの出口33e、33fは隣り合っていればよく、酸素センサ41は排気管31e、31fの出口33e、33fが隣り合う方向に対する直交方向に、当該出口33e、33fから離れた位置に酸素センサ41が設置されていればよい。例えば、自動二輪車の車両レイアウトの制約を満たせば、排気管31e、31fの出口33e、33fが左右方向に隣り合い、排気管31e、31fの出口33e、33fの上方に酸素センサ41が設置されてもよい。また、2本の排気管31e、31fの出口33e、33fの接触部分39から、上記の直交方向に離間した位置に酸素センサ41が設置される構成に限らず、出口33e、33fの形成領域から、上記の直交方向に離間した位置に酸素センサ41が設置されていればよい。
また、本実施例では、排気管31e、31fの出口33e、33fの外縁同士が接しており、接触部分39の側方に酸素センサ41の検出端42が位置付けられる構成にしたが、この構成に限定されない。排気管31e、31fの出口33e、33fは離間していてもよい。断面視にて2本の排気管31e、31fの出口33e、33fが隣り合う方向に対する直交方向に、排気管31e、31fの間部分から離れた酸素センサ41の検出端42が位置付けられていればよい。
また、本実施例では、排気ガスセンサとして酸素センサ41を例示したが、この構成に限定されない。排気ガスセンサは、排気ガスの所定成分を検出可能であればよく、例えば、排気ガスの空燃比を検出する空燃比センサでもよい。
また、本実施例では、エンジン20として4気筒のエンジンを例示し、エンジン20は多気筒エンジンであればよい。例えば、3気筒以上のエンジンであれば、複数の排気管を2本の排気管にまとめて集合管に接続し、2気筒のエンジンであれば、2本の排気管を集合管に接続すればよい。
また、本実施例では、集合管32cの左側方の空間45が右側方の空間46よりも広く形成される構成にしたが、この構成に限定されない。2本の排気管31e、31fの出口33e、33fを挟んで、酸素センサ41が設置される一方の空間が、酸素センサ41が設置されない他方の空間よりも広く形成されていればよい。例えば、2本の排気管31e、31fの出口33e、33fが左右方向に隣り合う場合には、酸素センサ41が設置される上方の空間が下方の空間よりも広く形成されてもよい。また、酸素センサ41の十分な検出精度が得られるのであれば、集合管32cの一方の空間と他方の空間が同じ広さに形成されてもよい。
また、本実施例では、集合管32cの左側方の拡径部分の傾斜が集合管32cの右側方の拡径部分の傾斜よりも大きく形成される構成にしたが、この構成に限定されない。2本の排気管31e、31fの出口33e、33fを挟んで、酸素センサ41が設置される一方の拡径部分の傾斜が、酸素センサ41が設置されない他方の拡径部分の傾斜よりも大きく形成されていればよい。例えば、2本の排気管31e、31fの出口33e、33fが左右方向に隣り合う場合には、酸素センサ41が設置される上方の拡径部分が下方の拡径部分よりも大きく形成されてもよい。また、酸素センサ41の十分な検出精度が得られるのであれば、集合管32cの一方の拡径部分の傾斜と他方の拡径部分の傾斜が同じに形成されてもよい。
また、本実施例の排気ガスセンサの設置構造は、排気ガスセンサが設置される他の乗り物、例えば、自動四輪車、バギータイプの自動三輪車の他に、水上バイク、芝刈り機、船外機等に適宜適用することができる。
以上の通り、本実施例の排気ガスセンサ(酸素センサ41)の設置構造は、多気筒エンジン(エンジン20)の下流側の2本の排気管(31e、31f)と、2本の排気管を集合させる集合管(32c)と、集合管に設置された排気ガスセンサとを備え、2本の排気管の出口(33e、33f)が隣り合うように集合管に接続されており、集合管には、断面視にて2本の排気管の出口が隣り合う方向に対する直交方向に、2本の排気管の出口から離れた位置に排気ガスセンサが設置されている。この構成によれば、2本の排気管の双方から排気ガスセンサが離れているため、一方の排気管から集合管に流れ込む排気ガスだけが排気ガスセンサに当たることがなく、一方の排気管からの排気ガスに偏った検出が抑えられる。よって、排気ガスセンサによる排気ガスの所定成分の検出精度を向上させることができる。また、排気ガスセンサの検出精度を向上させるために、排気管毎に排気ガスセンサを設置する必要がないためコストを低減することができる。
本実施例の排気ガスセンサの設置構造において、2本の排気管の出口は上下方向に隣り合うように集合管に接続されており、集合管には、断面視にて2本の排気管の側方に排気ガスセンサが設置されている。この構成によれば、最低地上高等を考慮して排気ガスセンサが集合管の側方に設置される場合でも、排気ガスセンサによって上下方向に隣接した両排気管からの排気ガスの所定成分を検出させることができる。
本実施例の排気ガスセンサの設置構造において、集合管には、断面視にて2本の排気管の出口に重ならないように排気ガスセンサが設置されている。この構成によれば、排気ガスセンサに対して一方の排気管からの排気ガスだけが当たることを防止できる。また、排気ガスセンサによって排気ガスの流れが強く阻害されないため、排気管及び集合管内の圧力損失を低減することができる。
本実施例の排気ガスセンサの設置構造において、集合管には、断面視にて2本の排気管の出口を挟んで一方の空間(一側方の空間45)が他方の空間(他側方の空間46)よりも広く、一方の空間に排気ガスセンサが設置されている。この構成によれば、集合管の一方の空間によって2本の排気管からの排気ガスが混ざり易くなり、排気ガスセンサによる排気ガスの所定成分の検出精度を向上させることができる。
本実施例の排気ガスセンサの設置構造において、集合管は上流から下流に向かって拡径しており、集合管には、断面視にて前記2本の排気管の出口を挟んで一方の拡径部分の傾斜が他方の拡径部分の傾斜よりも大きく、一方の拡径部分に排気ガスセンサが設置されている。この構成によれば、集合管の一方の拡径部分が大きく傾斜しているため、排気ガスセンサに向けて排気ガスが拡散されて、排気ガスセンサによる排気ガスの所定成分の検出精度を向上させることができる。
本実施例の排気ガスセンサの設置構造において、集合管には、断面視にて2本の排気管の出口が隣り合う方向に対する直交方向に、2本の排気管の間部分から離れた位置に排気ガスセンサの検出端(42)が位置付けられている。この構成によれば、2本の排気管から排気ガスセンサの検出端までの距離が略等しくなるため、排気ガスセンサの検出端に両排気管からの排気ガスが略均等に当たって、排気ガスセンサによる排気ガスの所定成分の検出精度を向上させることができる。
本実施例の排気ガスセンサの設置構造において、2本の排気管の中心(O1、O2)を結ぶ中心線(L1)上の中点(P)から垂直に延びる直線(L2)上に排気ガスセンサの検出端が位置付けられている。この構成によれば、2本の排気管から排気ガスセンサの検出端までの距離が等しくなるため、排気ガスセンサの検出端に両排気管からの排気ガスが均等に当たって、排気ガスセンサによる排気ガスの所定成分の検出精度を向上させることができる。
本実施例の排気ガスセンサの設置構造において、上面視にて、2本の排気管の排気方向(D1、D2)が交差している。この構成によれば、集合管において2本の排気管からの排気ガスが混ざり易くなり、排気ガスセンサによる排気ガスの所定成分の検出精度を向上させることができる。また、2本の排気管が集合管への繋がりが良くなり、排気通路内の圧力損失を低減することができる。
本実施例の排気ガスセンサの設置構造において、上面視にて、2本の排気管の排気方向が排気ガスセンサに向けられている。この構成によれば、2本の排気管から排気ガスセンサに排気ガスが向かうため、排気ガスセンサによる排気ガスの所定成分の検出精度を向上させることができる。
本実施例の排気ガスセンサの設置構造において、多気筒エンジンの下部にはオイルを貯留するオイルパン(23)が設けられており、オイルパンには凹部(52)が形成されており、当該凹部に集合管が位置付けられ、排気ガスセンサが凹部内に収まる。この構成によれば、2本の排気管が上下方向に設置しても最低地上高とバンク角等の車両レイアウトの制約を満たすことができる。
なお、本実施例を説明したが、他の実施例として、上記実施例及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の技術は上記の実施例に限定されるものではなく、技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。
20 :エンジン(多気筒エンジン)
23 :オイルパン
31e:排気管
31f:排気管
32c:集合管
33e:排気管の出口
33f:排気管の出口
41 :酸素センサ(排気ガスセンサ)
42 :検出端
43 :膨出部
45 :左側方の空間(一方の空間)
46 :右側方の空間(他方の空間)
52 :オイルパンの凹部
D1 :排気方向
D2 :排気方向

Claims (10)

  1. 多気筒エンジンの下流側の2本の排気管と、前記2本の排気管を集合させる集合管と、前記集合管に設置された排気ガスセンサとを備え、
    前記2本の排気管の出口が上下方向に隣り合うように前記集合管に接続されており、
    前記集合管には、断面視にて前記2本の排気管の車幅方向の一方側で、前記2本の排気管の出口から離れた位置に前記排気ガスセンサが設置され、
    前記集合管は上流から下流に向かって拡径しており、
    前記2本の排気管の中心を結ぶ中心線上の中点から垂直に延びる直線上に前記排気ガスセンサの検出端が位置付けられ、
    前記多気筒エンジンの下部にはオイルを貯留するオイルパンが設けられており、前記オイルパンの底面の車幅方向の他方側が深底に形成された凸部であり、前記凸部から車幅方向の一方側に向かって浅くなるように前記オイルパンの底面に凹部が形成されており、当該凹部に前記集合管が位置付けられ、前記排気ガスセンサが前記凹部内に収まり、
    前記排気ガスセンサの基端側が前記集合管から車幅方向の一方側に向かって斜め上方に突出していることを特徴とする排気ガスセンサの設置構造。
  2. 前記集合管には、断面視にて前記2本の排気管の出口に重ならないように前記排気ガスセンサが設置されていることを特徴とする請求項1に記載の排気ガスセンサの設置構造。
  3. 前記集合管には、断面視にて前記2本の排気管の出口を挟んで一方の空間が他方の空間よりも広く、前記一方の空間に前記排気ガスセンサが設置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排気ガスセンサの設置構造。
  4. 前記集合管には、断面視にて前記2本の排気管の出口を挟んで一方の拡径部分の傾斜が他方の拡径部分の傾斜よりも大きく、前記一方の拡径部分に前記排気ガスセンサが設置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の排気ガスセンサの設置構造。
  5. 前記集合管には、断面視にて前記2本の排気管の車幅方向の一方側で、前記2本の排気管の間部分から離れた位置に前記排気ガスセンサの検出端が位置付けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の排気ガスセンサの設置構造。
  6. 前記集合管には前記オイルパンの前記凸部の反対側に膨出部が設けられ、前記膨出部に前記排気ガスセンサが設置されて前記膨出部の内方に前記排気ガスセンサの検出端が位置付けられ、
    前記排気ガスセンサの検出端が前記膨出部内に突出しているが、前記膨出部の膨らみによって前記排気ガスセンサの検出端の突出量が相殺されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の排気ガスセンサの設置構造。
  7. 上面視にて、前記2本の排気管の排気方向が交差していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の排気ガスセンサの設置構造。
  8. 上面視にて、前記2本の排気管の排気方向が前記排気ガスセンサに向けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の排気ガスセンサの設置構造。
  9. 前記2本の排気管のうち、上側の排気管が前記集合管の車幅方向の中心に接続され、下側の排気管が前記集合管の車幅方向の中心から前記オイルパンの前記凸部側に寄せた位置に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の排気ガスセンサの設置構造。
  10. 前記上側の排気管の出口は前記集合管の上半部の中央に位置しており、前記下側の排気管の出口は前記集合管の下半部の中央よりも前記オイルパンの前記凸部側に位置していることを特徴とする請求項9に記載の排気ガスセンサの設置構造。
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