JP2017206342A - シート搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートが薄い場合でも、安定して、シートを第1方向から第2方向へ搬送することができる、シート搬送装置を、提供すること。【解決手段】ガイド部材と、多数の搬送ローラ2と、多数の搬送ベルト3と、シートに負荷を与える球体と、搬送ベルト3と搬送ローラ2とを相対的に昇降させる搬送昇降機構と、第1方向へ移動するシートの第1方向先端縁がガイド部材に近接又は当接するのを助ける接近補助機構と、シートの搬送作業を制御する制御部と、を備えており、制御部は、前段装置からシートを受ける際に、搬送昇降機構を作動させることによって搬送ベルト3を搬送ローラ2より上方に位置させた後に、搬送ベルト3を作動させる、ベルト作動部と、所定の場合に、搬送ベルト3の作動時において接近補助機構を作動させる、接近作動部と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、前段装置から第1方向へ搬送されて来たシートを、受けて、第1方向に対して交差した第2方向へ搬送する、シート搬送装置に関する。
例えば、特許文献1、2には、従来のシート搬送装置が開示されている。特許文献1の装置は、第1方向へ搬送する搬送ベルトと、第2方向に搬送する搬送ローラとを、上下に相対的に移動させる構成を、備えている。特許文献2の装置は、シートの第1方向先端部に上方から負荷を与える球体を備えている。また、いずれの装置も、シートを、第1方向先端縁にてガイド部材に沿わせながら、第2方向へ搬送するようになっている。
特開平6−80295号公報 特開2010−30766号公報
特許文献1の装置では、第2方向へのシートの搬送を開始する際にスリップが生じる、という問題があった。特許文献2の装置では、球体が負荷を与えるので、スリップは生じないが、シートが薄い場合には、シートが球体を潜り抜けることができず、その結果、シートをガイド部材に沿わせながら搬送することができない、という恐れがあった。
本発明は、シートが薄い場合でも、安定して、シートを第1方向から第2方向へ搬送することができる、シート搬送装置を、提供することを目的としている。
本発明のシート搬送装置は、前段装置から第1方向へ搬送されて来たシートを、受けて、第1方向に対して交差した第2方向へ搬送する、シート搬送装置において、
前記第2方向に沿って設けられており、前記第2方向へ搬送される前記シートの前記第1方向先端縁をガイドする、ガイド部材と、
前記シートを前記ガイド部材に沿わせながら前記第2方向へ搬送する、複数の搬送ローラと、
隣接する少なくとも1組の前記搬送ローラの間に設けられており、前段装置から受けた前記シートが前記第1方向へ移動するのを助ける、搬送ベルトと、
前記ガイド部材の近傍に且つ少なくとも1つの前記搬送ローラの上方に設けられており、前記シートの上に乗って前記シートに負荷を与える、回転自在な球体と、
前記搬送ベルトと前記搬送ローラとを相対的に昇降させる、搬送昇降機構と、
前記第1方向へ移動する前記シートの前記第1方向先端縁が前記ガイド部材に近接又は当接するのを助ける、接近補助機構と、
前記シートの搬送作業を制御する制御部と、
を備えており、
前記制御部は、
前段装置から前記シートを受ける際に、前記搬送昇降機構を作動させることによって前記搬送ベルトを前記搬送ローラより上方に位置させた後に、前記搬送ベルトを作動させる、ベルト作動部と、
所定の場合に、前記搬送ベルトの作動時において前記接近補助機構を作動させる、接近作動部と、
を有している、
ことを特徴としている。
本発明によれば、前段装置から第1方向へ搬送されて来たシートを、搬送ベルトによって第1方向へ積極的に搬送するだけでなく、接近補助機構を作動させることによって、シートの第1方向先端縁がガイド部材に近接するのを助けるので、シートの厚さが薄い場合であっても、シートをガイド部材に沿わせながら第2方向へ安定して搬送することができる。
本発明の一実施形態のシート搬送装置を備えた、シート加工システムを示す斜視図である。 シート搬送装置の平面図である。 図2のIII矢視斜視図である。 図2のIV矢視斜視図である。 図2のV矢視図である。 図5のガイド部材の拡大図である。 多数の搬送ベルト及びその支持機構のみを示す斜視図である。 図7のVIII矢視図である。 図8のIX矢視図である。 図8のX矢視図である。 図8のXI矢視図である。 図8のXII−XII断面図である。 搬送ベルトが上昇した状態のカム及びコロを示す略図である。 搬送ベルトが下降した状態のカム及びコロを示す略図である。 搬送ベルトが下降した状態の、図3に相当する図である。 搬送ベルトが下降した状態の、図4に相当する図である。 搬送ベルトが下降した状態の、図5に相当する図である。 搬送ベルトが下降した状態の、図9に相当する図である。 搬送ベルトが下降した状態の、図10に相当する図である。 搬送ベルトが下降した状態の、図11に相当する図である。 搬送ベルトが下降した状態の、図12に相当する図である。 搬送ベルトが上昇した状態のシート搬送装置の縦断面図である。 搬送ベルトが下降した状態のシート搬送装置の縦断面図である。 搬送昇降機構のカムの位相のずれを示す図である。 球体昇降機構の上方斜視図である。 図25の反対側から見た、球体昇降機構の下方斜視図である。 図25の縦断面図である。 腰付与機構の作動の様子を示す図である。 制御部のブロック図である。
図1は、本発明の一実施形態のシート搬送装置を備えた、シート加工システムを示す斜視図である。本実施形態のシート搬送装置100は、給紙装置101及び印刷装置102の後段に、且つ、加工装置103の前段に、配置されている。すなわち、本実施形態では、シート搬送装置100の前段には印刷装置102が配置されているが、本発明では、これに限らず、例えば、印刷装置102に代えて、加工装置を配置しても良い。シート搬送装置100は、印刷装置102で印刷されて第1方向(矢印A方向)に搬送されて来たシートPを、受けて、第1方向に対して交差した第2方向(矢印B方向)に搬送して、加工装置103へ送り込むようになっている。本実施形態では、第2方向Bは、第1方向Aに対して直交した方向であるが、本発明では、これに限らない。
[全体構成]
図2は、シート搬送装置100の平面図である。図3は、図2のIII矢視斜視図である。図4は、図2のIV矢視斜視図である。図5は、図2のV矢視図である。シート搬送装置100は、ガイド部材1(図5)と、多数の搬送ローラ2と、多数の搬送ベルト3と、多数の球体4と、搬送昇降機構5(図5)と、接近補助機構と、制御部7(図29)と、を備えている。
更に、本実施形態のシート搬送装置100は、腰付与機構8、第2吸引機構、及び入力機構を、備えている。
[ガイド部材]
図6は、図5のガイド部材1の拡大図である。ガイド部材1は、第1方向Aの最下流側において、鉛直に立設し且つ第2方向Bに沿って延びた、当接壁11を、備えている。なお、ガイド部材1は、直近に、球体4の支持板41とシート案内板42とを、有している。支持板41は、当接壁11から、水平に且つ第1方向Aの上流に向かって延在している。案内板42は、支持板41の先端から、斜め上方に且つ第1方向Aの上流に向かって延在している。
[球体]
球体4は、支持板41の貫通孔411に、上方から嵌入されている。貫通孔411の径D1は、球体4の直径D2より小さいので、球体4は、上下動自在に且つ回転自在に、支持板41によって支持されている。球体4は、シートPが第2方向Bに搬送されるのを妨げない重さに、設定されている。
[搬送ローラ]
多数の搬送ローラ2は、シートPを第2方向Bに搬送する第2方向搬送手段を、構成している。すなわち、多数の搬送ローラ2によって、第2方向搬送面20(図5)が構成されている。搬送ローラ2自体の搬送方向は、第2方向Bに対してガイド部材1側に傾いて、設定されている。これにより、搬送面20に載ったシートPは、ガイド部材1側に押しやられながら、第2方向Bへ搬送される。全ての搬送ローラ2は、駆動モータ25、回転ベルト26、及びローラ回転ベルト27によって、同時に、回転されるようになっている。ローラ回転ベルト27は、全ての搬送ローラ2に、常時、下方から摺接している。
[搬送ベルト]
図2に示されるように、搬送ベルト3は、多数設けられており、各搬送ベルト3は、隣接する搬送ローラ2の間に、第1方向Aに沿って、配置されている。多数の搬送ベルト3は、シートPを第1方向Aに搬送する第1方向搬送手段を、構成している。すなわち、多数の搬送ベルト3によって、第1方向搬送面30(図5)が構成されている。図7は、多数の搬送ベルト3及びその支持機構のみを示す斜視図である。図8は、図7のVIII矢視図である。図9は、図8のIX矢視図である。搬送ベルト3は、駆動プーリ311と従動プーリ312とに掛け渡されて、且つ、第1方向Aに沿って、設けられている。全体の半数の駆動プーリ311は、第1駆動軸321に固定されており、残りの駆動プーリ311は、第2駆動軸322に固定されている。第1駆動軸321及び第2駆動軸322は、第1方向Aの下流側にて、第2方向Bに沿って延びている。第1駆動軸321は、駆動モータ323及び回転ベルト324によって、回転されるようになっており、第2駆動軸322は、駆動モータ325及び回転ベルト326によって、回転されるようになっており、これによって、搬送ベルト3が駆動されるようになっている。
[搬送昇降機構]
図10は、図8のX矢視図である。図11は、図8のXI矢視図である。図12は、図8のXII−XII断面図である。全ての搬送ベルト3は、1個の上開きの筐体(支持基台)33内に、支持されている。筐体33の底面331には、2本の支持軸341、342が固定されている。支持軸341、342は、それぞれ、底面331の半分の中央に、固定されている。支持軸341には、2個のコロ351、352が離間して、それぞれ回転自在に、設けられている。支持軸342にも、支持軸341と同じように、2個のコロ353、354が設けられている。支持軸341のコロ351、352には、図10及び図12に示されるように、下方から、カム361、362がそれぞれ当接している。支持軸342のコロ353、354には、図11及び図12に示されるように、下方から、カム363、364がそれぞれ当接している。カム361、362は、駆動モータ371、回転ベルト372、プーリ373、及びカム軸374によって、回転されるようになっており、カム363、364は、駆動モータ371、回転ベルト375、プーリ376、及びカム軸377によって、回転されるようになっている。これにより、図13に示すように、カム361〜364の膨出部が上方に向き始めると、筐体33は上昇し、カム361〜364の上死点領域Rがコロ351〜354に当接している間は、筐体33は上昇位置にあり、図14に示すように、カム361〜364の膨出部が下方に向き始めると、筐体33は下降するようになっている。すなわち、多数の搬送ベルト3は、一体的に、上下に昇降自在に、設けられている。図3〜図5及び図9〜図12は、多数の搬送ベルト3が上昇した状態を示しており、それらの各図に対応して、図15〜図17及び図18〜図21は、多数の搬送ベルト3が下降した状態を示している。
すなわち、本実施形態のシート搬送装置100においては、図22に示されるように、多数の搬送ベルト3が上昇することによって、搬送ベルト3によって構成された搬送面30が、搬送ローラ2によって構成された搬送面20よりも高くなり、また、図23に示されるように、多数の搬送ベルト3が下降することによって、搬送面30が搬送面20よりも低くなるようになっている。
なお、カム361、362と、カム363、364とは、上死点領域Rの位相を少しずらして、設定されている。すなわち、図24に示されるように、カム361、362の上死点領域Rの始点Qがコロ351、352に当接する時と、カム363、364の上死点領域Rの始点Qがコロ353、354に当接する時とは、同時にならないように、設定されている。これにより、カム361、362に最も負荷が掛かる時と、カム363、364に最も負荷が掛かる時とを、ずらすことができる。したがって、駆動モータ371の負担を軽減でき、よって、搬送昇降機構を1個の駆動モータで構成できる。なお、本実施形態では、上死点領域Rは、円周角70度の領域であり、位相のずれは、10度であるが、これらに限らない。
[接近補助機構]
本実施形態のシート搬送装置100は、接近補助機構として、接離機構、ベルト速度調整機構、及びシート付勢機構を、含んでいる。
(接離機構)
接離機構は、搬送ローラ2と球体4とを相対的に接離させる機構である。本実施形態では、接離機構として、球体4を搬送ローラ2に対して昇降させる球体昇降機構61を、備えている。図25は、球体昇降機構61の上方斜視図である。図26は、図25の反対側から見た、球体昇降機構61の下方斜視図である。図27は、図25の縦断面図である。球体4の支持板41は、第2方向Bの上流端及び下流端にて、天板611に連結されている。天板611は、球体4が支持板41から飛び出すのを防止するように、球体4の上方に位置している。天板611は、2個の支持基台612に支持されている。2個の支持基台612には、それぞれ、コロ613、614が固定されている。コロ613には、下方からカム615が当接しており、コロ614には、下方からカム616が当接している。カム615、616は、回転ベルト617、618を介して、駆動モータ619によって回転されるようになっている。これにより、駆動モータ619が作動すると、カム615、616が回転し、その結果、天板611及び支持板41と共に多数の球体4が昇降する。図27は、球体4が上昇した状態を示している。
なお、カム615とカム616とは、前記搬送昇降機構のカムと同様に、上死点領域の位相を少しずらして、設定されている。これにより、カム615に最も負荷が掛かる時と、カム616に最も負荷が掛かる時とを、ずらすことができる。したがって、駆動モータ619の負担を軽減でき、よって、球体昇降機構61を1個の駆動モータで構成できる。
(ベルト速度調整機構)
ベルト速度調整機構は、搬送ベルト3の搬送速度を調整する機構である。具体的には、ベルト速度調整機構は、駆動モータ323、325の回転速度を調整することによって、搬送ベルト3の搬送速度を調整するようになっている。
(シート付勢機構)
シート付勢機構は、搬送ベルト3に対して所定の付勢力でシートPを付勢する機構である。具体的には、シート付勢機構は、搬送ベルト3よりも下方に設けられており、シートPを吸引することによってシートPを搬送ベルト3に対して付勢する、吸引ファン62(第1吸引機構)を、備えている。吸引ファン62は、図2に示されるように、第1方向Aの略中央に且つ第2方向Bにおいて略等間隔に並んで、4個配置されている。
[腰付与機構]
腰付与機構8は、前段装置(印刷装置102)から第1方向Aへ搬送されて来たシートPに、腰を付与する、機構である。具体的には、腰付与機構8は、シートPが印刷装置102からシート搬送装置100へ移行する箇所に設けられており、すなわち、搬送ベルト3及び搬送ローラ2よりも上方に、且つ、搬送ベルト3の上流側に、設けられており、回転自在な、上コロ81及び下コロ82からなっている。図4に示すように、上コロ81は4個設けられており、下コロ82は2個設けられている。図28に示されるように、下コロ82は、隣接する上コロ81の間に位置しており、下コロ82の上端は、上コロ81の下端より少し上方に位置している。これにより、上コロ81と下コロ82との間を通るシートPは、幅方向Wにおいて複数の湾曲部を有することとなり、その結果、腰を有することとなる。
[第2吸引機構]
第2吸引機構は、搬送ローラ2よりも下方に設けられており、シートPを吸引することによってシートPを搬送ローラ2に対して付勢する、機構である。具体的には、吸引ファン62が第2吸引機構を兼ねている。
[入力機構]
入力機構は、シートPの厚さが、第1所定値T1以上である第1の場合と第1所定値T1未満である第2の場合との、いずれであるか、を入力する、機構である。具体的には、入力機構は、操作パネルのボタンである。
[制御部]
図29は、制御部7のブロック図である。制御部7は、ベルト作動部71、接近作動部72、ローラ作動部73、及び第2シート付勢部74を、有している。
(ベルト作動部)
ベルト作動部71は、搬送昇降機構及び搬送ベルト3を、制御する。すなわち、ベルト作動部71は、印刷装置102からシートPを受ける際に、搬送昇降機構を作動させることによって搬送ベルト3を搬送ローラ2より上方に位置させ、その後、搬送ベルト3を作動させる。
(接近作動部)
接近作動部72は、接近補助機構を制御する。すなわち、接近作動部72は、入力機構からの入力信号を受けて、所定の場合に、搬送ベルト3の作動時において接近補助機構を作動させる。接近作動部72は、離間作動部721、速度調整部722、及び第1シート付勢部723を、有している。
(1)離間作動部721
離間作動部721は、接離機構を制御する。すなわち、離間作動部721は、シートPの厚さが第1所定値T1未満の場合に、接離機構を作動させ、それによって、搬送ローラ3と球体4とを相対的に離間させる。具体的には、離間作動部721は、シートPの厚さが第1所定値T1未満の場合に、球体昇降機構61を作動させ、それによって、球体4を搬送ローラ2に対して上昇させ、両者の間に隙間D(図示せず)を形成する。
(2)速度調整部722
速度調整部722は、ベルト速度調整機構を制御する。すなわち、速度調整部722は、シートPの厚さが第1所定値T1未満の場合に、ベルト速度調整機構を作動させることによって、搬送ベルト3の搬送速度を印刷装置102から搬送されて来たシートPの第1方向Aへの搬送速度よりも大きくする。
(3)第1シート付勢部723
第1シート付勢部723は、シート付勢機構(吸引ファン62)を制御する。すなわち、第1シート付勢部723は、シートPの厚さが第1所定値T1以上である第1の場合とシートPの厚さが第1所定値T1未満である第2の場合とにおいて、吸引ファン62を作動させることによって、付勢力を、第1の場合<第2の場合となるように設定する。そして、第1シート付勢部723は、付勢力を設定するために、吸引ファン62の吸引量を設定するようになっている。
(ローラ作動部)
ローラ作動部73は、搬送ローラ2をオンオフ制御する。すなわち、ローラ作動部73は、シートPの厚さが第1所定値T1以上である場合には、搬送ベルト3の作動時において搬送ローラ2の作動をオンし、シートPの厚さが第1所定値T1未満である場合には、搬送ベルト3の作動時において搬送ローラ2の作動をオフする。
(第2シート付勢部)
第2シート付勢部74は、第2吸引機構を制御する。すなわち、搬送ベルト3を下降させた後の、搬送ローラ2の作動時において、且つ、シートPの厚さが第1所定値T1以上である第1の場合とシートPの厚さが第1所定値T2未満である第2の場合とにおいて、第1の場合には吸引ファン62をオフし、第2の場合には吸引ファン62をオンする。
[作動・効果]
前記構成のシート搬送装置100は、次のように作動し、効果を発揮する。
まず、操作者によって、シートPの厚さが第1所定値T1以上であるか否かが、入力機構を介して入力され、その後、スタートボタンが押される。なお、T1は、本実施形態では、300gsmである。
まず、印刷装置102から、シートPが第1方向Aへ搬送されて来る。その際、シートPは、上コロ81と下コロ82との間を通って来るので、腰を有した状態で、シート搬送装置100に受けられる。したがって、シート搬送装置100は、印刷装置102からのシートPを安定して受けることができる。
その際、シートPを受ける時のシート搬送装置100においては、ベルト作動部71によって、搬送昇降機構が作動し、それによって、搬送ベルト3が、搬送ローラ2より上方に位置した状態で、作動する。したがって、シート搬送装置100に受けられたシートPは、そのままでも第1方向Aへ進もうとするが、更に、多数の搬送ベルト3に載って第1方向Aへ搬送される。すなわち、シートPの第1方向Aへの移動は、搬送ベルト3によって、促進される。したがって、シート搬送装置100によれば、印刷装置102から第1方向Aへ搬送されて来たシートPを、より確実に、第1方向Aへ搬送でき、シートPの先端を、より確実に、ガイド部材1へ接近させることができる。
(T1未満の場合)
そして、搬送ベルト3の作動時においては、「シートPの厚さがT1未満である」故に、接近補助機構が次のように作動する。
(1-1)離間作動部721によって、球体昇降機構61が作動し、球体4が搬送ローラ2に対して上昇する。これにより、球体4と搬送ローラ2との間に隙間Dができる。したがって、第1方向Aへ搬送されて来たシートPは、厚さがT1未満であっても、隙間Dへ確実に入って行く。
(1-2)速度調整部722によって、ベルト速度調整機構が制御され、それによって、搬送ベルト3の搬送速度が印刷装置102から搬送されて来たシートPの第1方向Aへの搬送速度よりも大きくなる。したがって、印刷装置102から搬送されて来たシートPは、搬送ベルト3によって、より強力に、第1方向Aへ搬送されることとなる。
(1-3)第1シート付勢部723によって、シート付勢機構(吸引ファン62)が制御され、それによって、吸引ファン62による付勢力が、「シートPの厚さがT1以上である」場合よりも、強くなる。したがって、搬送面30に載ったシートPは、厚さがT1未満であっても、搬送ベルト3によって、安定して第1方向Aへ搬送されることとなる。
(2)次に、搬送ベルト3は、所定時間だけ作動すると、停止する。また、搬送ベルト3の停止と同時に、離間作動部721によって、球体昇降機構61が作動し、球体4が、搬送ローラ2に対して下降して、シートPの先端の上に載り、隙間Dは無くなる。
(3)そして、搬送ローラ2が作動する。なお、搬送ローラ2は、ローラ作動部73によって搬送ベルト3の作動時においては停止していたので、搬送ベルト3に載っていたシートPが搬送ローラ2に載った後に、回転を開始することとなる。すなわち、搬送ローラ2は、シートPが搬送ローラ2上で安定した後に、回転する。したがって、シートPは、スリップすることなく、多数の搬送ローラ2によって、第2方向Bへ搬送される。そして、この作動においては、次のような作動も生じる。
(4-1)搬送ローラ2自体の搬送方向が第2方向Bに対してガイド部材1側に傾いているので、シートPは、ガイド部材1側に押しやられながら、第2方向Bへ搬送される。したがって、搬送ローラ2は、シートPを積極的にガイド部材1に沿わせることができる。
(4-2)球体4がシートPの先端の上に載っているので、シートPは、安定した状態で、第2方向Bへ搬送される。
(4-3)第2シート付勢部74によって、吸引ファン62がオンする。これにより、シートPは、多数の搬送ローラ2からなる搬送面20に対して付勢される。したがって、シートPは、多数の搬送ローラ2によって、安定して、搬送される。
以上のように、前記構成のシート搬送装置100によれば、前段装置から第1方向Aへ搬送されて来たシートPの厚さがT1未満であっても、すなわち、シートPが薄い場合でも、シートPを、第1方向Aに対して直交した第2方向Bへ、安定して、搬送することができる。
表1は、シートPの厚さがT1以上の場合とT1未満の場合とにおける作動の差異を、示している。
Figure 2017206342
(T1以上の場合)
シートPの厚さがT1以上の場合には、表1に示される「T1未満」の場合に比して、関連する制御部及び機構が、表1に示される「T1以上」の場合のように、作動する。その他は、「T1未満」の場合と同様である。
したがって、前記構成のシート搬送装置100によれば、前段装置から第1方向Aへ搬送されて来たシートPの厚さがT1以上であってもT1未満であっても、すなわち、シートPが厚い場合でも薄い場合でも、シートPを、第1方向Aに対して直交した第2方向Bへ、安定して、搬送することができる。
[変形例]
(1)前記実施形態では、シートPの厚さを「T1以上」と「T1未満」との2つの場合に区分している。しかるに、本発明では、シートPの厚さは、表2に示されるように、「T1以上」と「T1未満T2以上」と「T2未満」との3つの場合に区分されてもよい。この場合、本変形例では、T1は300gsmであり、T2は100gsmである。また、関連する制御部及び機構は、表2に示されるように、作動する。
Figure 2017206342
更に、シートPの厚さは、4つ以上の場合に区分されてもよい。
T1、T2等は、任意の値に設定してもよい。
(2)第2方向Bは、第1方向Aに対して直交した方向に限るものではなく、第1方向Aに対して任意の角度で交差した方向であればよい。
(3)接近補助機構は、接離機構、ベルト速度調整機構、及びシート付勢機構の内の、少なくとも1つを含んでいればよい。その場合、それに対応して、接近作動部72も、離間作動部721、速度調整部722、及び第1シート付勢部723の内のいずれか1つを有すればよい。
(4)搬送昇降機構としては、搬送ローラ2を搬送ベルト3に対して昇降させる機構を、採用してもよい。
(5)球体昇降機構61に代えて、搬送ローラ2を球体4に対して昇降させるローラ昇降機構を、採用してもよい。ローラ昇降機構は、球体昇降機構61と同様に、コロ及びカムを含む機構によって実現できる。
(6)前記実施形態では、吸引ファン62を第1吸引機構と第2吸引機構とに兼用している。しかるに、第1吸引機構と第2吸引機構とは、別々の吸引ファンを採用してもよい。
(7)吸引ファンに代えて、シートPに対して上方から空気を吹き付けて付勢力を与える吹付ファンを、採用してもよい。
(8)腰付与機構としては、下コロのみを採用してもよい。下コロのみの場合でも、シートPは、重力で湾曲するので、腰を有することとなる。
本発明のシート搬送装置は、シートが薄い場合でも、安定して、シートを第1方向から第2方向へ搬送することができるので、産業上の利用価値が大である。
100 シート搬送装置 1 ガイド部材 2 搬送ローラ 3 搬送ベルト
33 筐体 351〜354 コロ 361〜364 カム 371 駆動モータ
372、375 回転ベルト 4 球体 61 球体昇降機 62 吸引ファン
7 制御部 71 ベルト作動部 72 接近作動部 721 離間作動部
722 速度調整部 723 第1シート付勢部 73 ローラ作動部
74 第2シート付勢部 8 腰付与機構 81 上コロ 82 下コロ

Claims (15)

  1. 前段装置から第1方向へ搬送されて来たシートを、受けて、第1方向に対して交差した第2方向へ搬送する、シート搬送装置において、
    前記第2方向に沿って設けられており、前記第2方向へ搬送される前記シートの前記第1方向先端縁をガイドする、ガイド部材と、
    前記シートを前記ガイド部材に沿わせながら前記第2方向へ搬送する、複数の搬送ローラと、
    隣接する少なくとも1組の前記搬送ローラの間に設けられており、前段装置から受けた前記シートが前記第1方向へ移動するのを助ける、搬送ベルトと、
    前記ガイド部材の近傍に且つ少なくとも1つの前記搬送ローラの上方に設けられており、前記シートの上に乗って前記シートに負荷を与える、回転自在な球体と、
    前記搬送ベルトと前記搬送ローラとを相対的に昇降させる、搬送昇降機構と、
    前記第1方向へ移動する前記シートの前記第1方向先端縁が前記ガイド部材に近接又は当接するのを助ける、接近補助機構と、
    前記シートの搬送作業を制御する制御部と、
    を備えており、
    前記制御部は、
    前段装置から前記シートを受ける際に、前記搬送昇降機構を作動させることによって前記搬送ベルトを前記搬送ローラより上方に位置させた後に、前記搬送ベルトを作動させる、ベルト作動部と、
    所定の場合に、前記搬送ベルトの作動時において前記接近補助機構を作動させる、接近作動部と、
    を有している、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記接近補助機構は、前記搬送ローラと前記球体とを相対的に接離させる接離機構を、備えており、
    前記制御部の前記接近作動部は、前記シートの厚さが第1所定値未満の場合に、前記接離機構を作動させることによって、前記搬送ローラと前記球体とを相対的に離間させる離間作動部を、有している、
    請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記接離機構は、前記球体を前記搬送ローラに対して昇降させる球体昇降機構を、備えている、
    請求項2記載のシート搬送装置。
  4. 前記接離機構は、前記搬送ローラを前記球体に対して昇降させるローラ昇降機構を、備えている、
    請求項2記載のシート搬送装置。
  5. 前記接近補助機構は、前記搬送ベルトの搬送速度を調整するベルト速度調整機構を、備えており、
    前記制御部の前記接近作動部は、前記シートの厚さが第1所定値未満の場合に、前記ベルト速度調整機構を作動させることによって、前記搬送ベルトの前記搬送速度を前段装置から搬送されて来た前記シートの前記第1方向への搬送速度よりも大きくする、速度調整部を、有している、
    請求項1記載のシート搬送装置。
  6. 前記接近補助機構は、前記搬送ベルトに対して所定の付勢力で前記シートを付勢するシート付勢機構を、備えており、
    前記制御部の前記接近作動部は、少なくとも前記シートの厚さが第1所定値以上である第1の場合と前記シートの厚さが第1所定値未満である第2の場合とにおいて、前記シート付勢機構を作動させることによって、前記付勢力を、前記第1の場合<前記第2の場合となるように設定する、第1シート付勢部を、有している、
    請求項1記載のシート搬送装置。
  7. 前記シート付勢機構は、前記搬送ベルトよりも下方に設けられており、前記シートを吸引することによって前記シートを前記搬送ベルトに対して付勢する、第1吸引機構を、備えており、
    前記第1シート付勢部は、前記第1吸引機構の吸引量を設定するようになっている、
    請求項6記載のシート搬送装置。
  8. 前記搬送ベルト及び前記搬送ローラよりも上方に、且つ、前記搬送ベルトの上流側に、設けられており、前段装置から第1方向へ搬送されて来た前記シートに、腰を付与する、腰付与機構を、更に備えている、
    請求項1〜7の何れか一つに記載のシート搬送装置。
  9. 前記腰付与機構は、前記シートを上下から押すように配置された、回転自在な、上コロ及び下コロを、備えている、
    請求項8記載のシート搬送装置。
  10. 前記腰付与機構は、前記シートを下から押すように配置された、回転自在な下コロを、備えている、
    請求項8記載のシート搬送装置。
  11. 前記制御部は、前記搬送ローラの作動をオンオフ制御するローラ作動部を、有しており、
    前記ローラ作動部は、前記シートの厚さが第1所定値以上である場合には、前記搬送ベルトの作動時において前記搬送ローラの作動をオンし、前記シートの厚さが第1所定値未満である場合には、前記搬送ベルトの作動時において前記搬送ローラの作動をオフするようになっている、
    請求項1〜10の何れか一つに記載のシート搬送装置。
  12. 前記搬送ローラよりも下方に設けられており、前記シートを吸引することによって前記シートを前記搬送ローラに対して付勢する、第2吸引機構を、備えており、
    前記制御部は、前記搬送ローラの作動時において、且つ、少なくとも前記シートの厚さが第1所定値以上である第1の場合と前記シートの厚さが第1所定値未満である第2の場合とにおいて、前記第1の場合には前記第2吸引機構をオフし、前記第2の場合には前記第2吸引機構をオンする、第2シート付勢部を、有している、
    請求項1〜11の何れか一つに記載のシート搬送装置。
  13. 前記シートの厚さが、少なくとも第1所定値以上である第1の場合と第1所定値未満である第2の場合との、いずれであるか、を入力する、入力機構を、備えている、
    請求項1〜12の何れか一つに記載のシート搬送装置。
  14. 前記シートの厚さが、少なくとも第1所定値以上である第1の場合と第1所定値未満である第2の場合との、いずれであるか、を判別する、判別機構を、備えている、
    請求項1〜12の何れか一つに記載のシート搬送装置。
  15. 前記搬送昇降機構は、前記搬送ベルト又は前記搬送ローラの支持基台と、前記支持基台に固定された複数のコロに下方から当接する複数のカムと、駆動モータと、前記駆動モータの回転を前記カムに伝達する回転ベルトと、を備えており、
    前記カムは、前記支持基台を上昇位置で支持する上死点領域を、有しており、
    少なくとも1つの前記カムと他のカムとは、前記上死点領域の始点が前記コロに同時に当接しないように、設定されている、
    請求項1〜14の何れか一つに記載のシート搬送装置。
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