JP2017203556A - 換気レジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡素な構造かつ少ない部品点数でフィルタの洗浄を容易にする。【解決手段】 マウント1は、建物の壁に形成された換気孔内に挿入される筒状体15と、筒状体の屋内側端部から径方向外方に張出し、屋内側壁面に取り付けられるフランジ16とを有する。表カバー3は、屋内側からフランジに着脱自在に取り付けられ、スリット状の開口列19が形成されている。スライド格子5は、開口列のフランジ側に位置するように、表カバーに摺動自在に取り付けられ、摺動位置に応じて前記開口列との重なりの度合いを変えることにより、換気通路の広さを調節するスリット状の別の開口列21が形成されている。フィルタ保持体7は、一体的に形成されており、フィルタを着脱自在に保持し、フィルタが換気通路を遮るように、マウントの屋内側端部に、屋内側から着脱自在に装着される。【選択図】 図2

Description

本発明は、建物の壁等に形成された換気口の屋内側に設置される換気レジスタに関する。
従来、換気レジスタには、花粉除去、防塵等を目的として、フィルタが組み込まれたものが知られている(例えば、特許文献1、2)。フィルタは、使用にともない、汚れや目詰まりが進行するものであるから、時折に、洗浄をしたり、新品に交換したりする作業を要する。このため、特許文献1,2に開示される換気レジスタは、いずれもユーザがフィルタを交換できるように構成されている。
特許文献1に記載の換気レジスタは、屋内側の表カバーである取り外し可能なグリル(18)の裏側に、フィルタ(34)が着脱可能に装着できるようになっている。特許文献2に記載の換気レジスタも同じく、屋内側の表カバーである取り外し可能なフェイス部(50)の裏側に、フィルタ(7)が着脱可能に装着できるようになっている。しかし、これらのレジスタでは、フィルタを保持する部材が、表カバーであるため、フィルタで手を汚すことなくフィルタを洗浄しようとすれば、表カバーごと洗浄することを要した。
また、特許文献1,2に開示される換気レジスタは、いずれも、正面の操作部を押すか又は回転させることにより、換気通路の開閉を行うものであるため、部品点数が多く、機構が精細かつ複雑であるという問題点を有している。
実登3059356号公報 特開2015-218961号公報
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、簡素な構造とし、部品点数を少なくし、かつフィルタの洗浄を容易にする換気レジスタを提供することを目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様によるものは、換気レジスタであって、マウントと、表カバーと、スライド格子と、フィルタ保持体と、摘みと、を備えている。マウントは、建物の壁に形成された換気孔内に挿入される筒状体と、この筒状体の屋内側端部から径方向外方に張出し、屋内側壁面に取り付けられるフランジとを有する。表カバーは、屋内側から前記フランジに着脱自在に取り付けられ、開口列が形成されている。スライド格子は、前記開口列の前記フランジ側に位置するように、前記表カバーに摺動自在に取り付けられ、摺動位置に応じて前記開口列との重なりの度合いを変えることにより、換気通路の広さを調節する別の開口列が形成されている。フィルタ保持体は、フィルタを着脱自在に保持し、前記フィルタが換気通路を遮るように、かつ前記スライド格子よりも屋外側に位置するように、前記マウントの前記屋内側端部に屋内側から着脱自在に装着される。摘みは、前記スライド格子から屋内側に突出するように前記スライド格子に連結し、前記スライド格子を手操作により摺動させるものである。そして、前記表カバーには、前記摘みの動きを可能にしつつ前記摘みを屋内側に露出させる開口部が形成されている。
この構成によれば、ユーザは屋内側から摘みを操作することにより、換気通路の広さを調節することができる。本構成は、換気通路の広さの調節が、表カバーと、摺動するスライド格子とに形成された開口列の重なり度合いによってなされるので、部品点数が少なく構造が簡素であり、かつ動作の信頼性が高い。フィルタが、表カバーとは別体のフィルタ保持体に着脱自在に装着されるので、表カバーとは別にフィルタ保持体をマウントから取り外し、フィルタに手を触れることなく、フィルタ保持体ごと洗浄することにより、フィルタを洗浄することが可能である。
本発明のうち第2の態様によるものは、第1の態様による換気レジスタであって、前記フィルタ保持体は、一体的に形成されている。
この構成によれば、フィルタ保持体が、一体に形成されているため、フィルタを保持するための部品の数が少なく、しかもフィルタを交換するために分解及び組立を要しない。
本発明のうち第3の態様によるものは、第1又は第2の態様による換気レジスタであって、前記マウントは、前記フィルタ保持体の装着を妨げない部位において、前記筒状体内の空洞の上端部及び下端部をそれぞれ遮る、上部及び下部遮蔽部材を有している。また、前記フィルタ保持体は、周端支持部と、張出部と、上部及び下部支持板と、背面支持部材と、を有する。周端支持部は、前記フィルタの周端を支持し、前記マウントの前記筒状体に挿入される。前記張出部は、前記周端支持部の屋内側端部から径方向外方に張り出し、前記マウントに装着されたときに前記フランジに当接する。上部及び下部支持板は、前記周端支持部の前記屋内側端部に連結し、前記筒状体の中心軸に沿った前記上部及び下部遮蔽部材の投影領域内にあって、前記フィルタの屋内側主面をそれぞれ支持する。背面支持部材は、前記周端支持部の屋外側に連結し、換気通路を確保しつつ前記フィルタの屋外側主面を支持する。
この構成によれば、フィルタ保持体の上部及び下部に、フィルタの上部及び下部を収容する一種のポケットが形成されており、このポケットに収容されることにより、フィルタが保持される。フィルタの上部及び下部をフィルタ保持体の屋内側からポケットに出し入れすることにより、フィルタを容易に交換することができる。フィルタ保持体は、周端支持部をマウントの筒状体に挿入し、張出部をマウントのフランジに当接させることにより、マウントに容易に装着することができる。また、逆の操作により、フィルタ保持体をマウントから容易に取り外すことができる。マウントが有する上部及び下部遮蔽部材は、外気に含まれる水滴の屋内への侵入を防ぐ「水返し」として機能する。フィルタ保持体がフィルタを保持するために有する上部及び下部支持板は、筒状体の中心軸に沿った上部及び下部遮蔽部材の投影領域内にあるので、換気通路の広さを減殺しない。
本発明のうち第4の態様によるものは、第1から第3のいずれかの態様による換気レジスタであって、前記表カバーは、前記開口列が形成された正面部材と、当該正面部材の周囲から前記マウントの側に板状に起立し、当該マウントの前記フランジに当接する環状の側板と、を有している。当該環状の側板は、前記正面部材の左右において鉛直方向に延びる鉛直側板を含んでいる。前記フランジは、当該フランジの左右において板状に起立し、かつ鉛直方向に延び、前記表カバーが取り付けられたときに前記鉛直側板に重なることにより前記表カバーの左右の位置を規制する規制板を有している。前記鉛直側板と前記規制板とのうちの一方及び他方は、互いに解除可能に係合する係合部及び被係合部を、それぞれ有しており、前記係合部は、前記鉛直側板と前記規制板とのうちの前記一方の主面から突起する突起部を有している。そして、前記被係合部は、前記一方の前記主面に対向する前記他方の主面に形成された溝を有し、当該溝は、前記表カバーを前記フランジへ押しつけるときに前記突起部を案内するように、前記突起部の動き方向に沿って浅くなる斜面と、当該斜面を超えた部位に形成され前記突起部の逆戻りを抑止するように段差をもって深くなり、前記表カバーを上方へずらすときに前記突起部を案内するように、深いままで鉛直方向に延びる第1溝部と、当該第1溝部に連通し、鉛直方向から傾斜するように又は湾曲するように延びることにより、前記表カバーをさらに上方へずらすときに前記表カバーが前記フランジから離れてゆくように前記突起部を案内する第2溝部と、を含んでいる。
この構成によれば、表カバーをフランジへ押しつけるだけで、突起部が斜面に案内されることにより、表カバーをフランジに取り付けることができる。表カバーは一端装着されると、突起部が第1溝部に係合することにより、フランジから外れることを妨げられる。従って、屋外から強風がマウントの筒状体に吹き込んでも、表カバーは容易には外れない。一方、表カバーを手操作により上方へずらすだけで、突起部が第2溝部に案内されることにより、容易に表カバーをフランジから取り外すことができる。すなわち表カバーは、着脱操作が容易であるとともに、強風にも耐えることができる。なお、本発明において、「突起部の動き」及び「突起部を案内する」とは、突起部がフランジ側に設けられて静止しており、溝が動く場合に、溝に対する突起部の動き、及び溝に対して突起部を案内すること、をも含む趣旨であり、一般に、溝に相対的な突起部の動き、及び突起部の案内を意味するものとして用いている。
本発明のうち第5の態様によるものは、第1から第4のいずれかの態様による換気レジスタであって、前記表カバーは、前記摘みの弾性により前記摘みから押圧を受ける押圧受け部を有している。そして、前記押圧受け部と前記摘みとのうち一方は突起を有し、他方は前記突起を受け入れる凹部を有し、前記凹部は前記摘みの前記動きの方向に複数個が配列されることにより、前記摘みの位置を複数の位置に段階的に設定することが可能である。
この構成によれば、摘みの位置を段階的に設定することが可能であり、それにより換気通路の広さを段階的に設定することが可能である。
本発明のうち第6の態様によるものは、第1から第5のいずれかの態様による換気レジスタであって、前記摘みは前記スライド格子に一体的に形成されている。
この構成によれば、スライド格子と摘みの製造工程を簡素化することができる。
本発明のうち第7の態様によるものは、第1から第6のいずれかの態様による換気レジスタであって、前記表カバーは、前記開口列に対し屋内側の位置に隙間を隔てて配置され、かつ前記開口列に対向するように配置され、前記開口列と連通する開口列を形成するように互いに間隔をおいて配列される遮蔽板の列を有する。
この構成によれば、スライド格子が、換気通路を開く位置にあるときにおいても、遮蔽体の列により、屋外からマウントの筒状体に吹き込む風が、屋内に直接に吹き込むことを防ぐことができる。
本発明のうち第8の態様によるものは、第1から第7のいずれかの態様による換気レジスタであって、前記表カバーは、前記フランジの屋内側の面の全体を覆う形状である。
この構成によれば、表カバーが、フランジを屋内側壁面に取り付けるためのネジなどの固定部材を覆う隠しカバーとして機能するので、デザイン性が向上する。
以上のように本発明によれば、簡素な構造とし、部品点数を少なくし、かつフィルタの洗浄を容易にする換気レジスタが実現する。
本発明の一実施の形態による換気レジスタの全体斜視図であり、(a)は換気通路が閉状態にあるときの正面斜視図、(b)は換気通路が開状態にあるときの正面斜視図、(c)は背面斜視図である。 図1の換気レジスタの分解組立斜視図である。 図1の換気レジスタの側面断面図である。 図1の換気レジスタの表カバーの構造を表す図であり、(a)は正面斜視図、(b)は裏面斜視図、(c)は下方から見た一部の裏面斜視図、(d)は平面断面図である。 図1の換気レジスタのスライド格子の斜視図であり、(a)は正面斜視図、(b)は裏面斜視図、(c)は一部を切断して下方裏側から見た拡大部分斜視図である。 図1の換気レジスタのマウントの斜視図であり、(a)は正面斜視図、(b)は裏面斜視図である。 図1の換気レジスタのマウントのフランジと表カバーとの係合を可能にする被係合部の構造を示す斜視図であり、(a)は表側から、(b)は裏側から見た図である。 図1の換気レジスタのフィルタ保持体の斜視図であり、(a)は正面斜視図、(b)は裏面斜視図である。 図1の換気レジスタのフィルタ保持体及びフィルタの斜視図であり、(a)はフィルタが装着されたフィルタ保持体の正面斜視図、(b)は同裏面斜視図、(c)はフィルタの斜視図である。
図1は、本発明の一実施の形態による換気レジスタの全体斜視図であり、(a)は換気通路が閉状態にあるときの正面斜視図、(b)は換気通路が開状態にあるときの正面斜視図、(c)は背面斜視図である。また、図2は、図1の換気レジスタの分解組立斜視図である。図3は、図1の換気レジスタの側面断面図である。この換気レジスタ101は、マウント1、表カバー3、スライド格子5、フィルタ保持体7、及び摘み9を有している。初めに、これらの図を参照しつつ、換気レジスタ101の構造の概略を説明し、各部の詳細については、その後に、各部の詳細な図をも参照しつつ説明する。
マウント1は、建物の壁11に形成された換気孔13内に挿入される筒状体15と、この筒状体15の正面端部すなわち屋内側端部から径方向外方に張出すフランジ16とを有している。フランジ16は、換気孔13の開口端縁を覆うように壁11の屋内側の壁面17に、一例としてネジ止めにより取り付けられ、それによりマウント1が壁11に固定される。図示を略するが、壁11の屋外側の壁面には、雨除けのためのフードが、換気孔13を屋外側から覆うように取り付けられるのが通例である。
表カバー3は、フランジ16の正面の全体、すなわち屋内側の面の全体を覆うように、フランジ16に着脱自在に取り付けられる。従って、屋内側からは、換気レジスタ101のうち表カバー3のみが主として目に触れることとなり、フランジ16については、わずかに、その外周面が見えるのみとなる。フランジ16を壁11に固定するためのネジなどの固定部材が、表カバー3により隠れるので、屋内の美観が損なわれない。
表カバー3には、スリット状の開口列19が形成されている。開口列19は、縦長のスリットの列が水平方向に配列したものである。表カバー3にはスライド格子5が、着脱自在に、かつ水平方向に並進し得るように摺動自在に、取り付けられている。スライド格子5は、開口列19の背面側に取り付けられる。スライド格子5には、スリット状の開口列21が形成されている。開口列21は、開口列19と同様に、縦長であり水平方向に配列している。スライド格子5は、摺動位置に応じて、開口列19と開口列21との間の重なりの度合いを変え、それにより換気通路の広さを調節する。
スライド格子5の正面側下部には、ユーザの手操作により摺動を可能にするための摘み9が、一体的に連結されている。表カバー3の下部には、摘み9を正面側に露出させるための開口部25が形成されている。開口部25は、摘み9を水平方向に動かすことができるように、水平方向に延びるように形成されている。図1(a)は、摘み9が可動範囲の左端の位置にあって換気通路が閉じた状態であり、図1(b)は、摘み9が可動範囲の右端の位置にあって、換気通路が開いた状態である。図1(b)では、開いた換気通路を通して、背面側の構造が見えている。摘み9を、左端から右端へ近づけるほど、換気通路は広くなる。後述するように、摘み9の位置は、段階的な幾つかの所定の位置に、安定的に設定できるようになっている。
マウント1の正面端部には、フィルタ保持体7が着脱自在に装着される。フィルタ保持体7は、一体的に形成されており、フィルタ27を着脱自在に保持する。フィルタ保持体7は、スライド格子5の背面側、すなわち屋外側に位置するように装着され、装着されたときには、フィルタ27により換気通路が遮(さえぎ)られる。すなわち、換気孔13を通過する空気は、フィルタ27を通過する。フィルタ27は、例えば不織布製であり、例えば塵埃、花粉等の通過を遮るものである。
図3に示すように、スライド格子5及びフィルタ保持体7は、表カバー3とマウント1とに、殆ど隙間が無い状態で挟まれている。そのため、換気孔13に強風が吹き込んだときに、がたつき音の発生が抑えられる。マウント1、表カバー3、スライド格子5、フィルタ保持体7、及び摘み9は、いずれも樹脂成型により容易に形成可能である。特に、スライド格子5と摘み9は、一体成型により、互いに連結したものとして形成可能である。
次に各部の詳細について説明する。図4は、表カバー3の構造を表す図であり、(a)は正面斜視図、(b)は裏面斜視図、(c)は下方から見た一部の裏面斜視図、(d)は平面断面図である。表カバー3は、正面視矩形の正面部材29と、その周囲から背面側に起立する環状かつ板状の側板31とを有している。すなわち表カバー3は、おおよそ、背面が開口し奥行きの浅い箱状をなしている。正面部材29は、好ましい形態として、二重の格子構造を有している。すなわちスリット状の開口列19が背面側に形成されるとともに、その正面側に隙間32をおいて、別の開口列33が形成されている。開口列19と開口列33とは、互いに対向することのないように、位置がずれている。言い換えると、開口列33を形成する遮蔽板35の列が、開口列19から隙間32を隔てた位置において、開口列19に対向するように配置されている。このことは、開口列19を形成する遮蔽板37の列が、開口列33から隙間32を隔てた位置において、開口列33に対向するように配置されている、と表現することもできる。
このように、開口列19、33には、それぞれ、遮蔽板35、37が対向することとなるので、屋外から換気孔13へ吹き込む風が、屋内に直接に吹き込むことを防ぐことができる。また、屋内正面から表カバー3の奥側が透けて見えることを防ぐ、という利点も得られる。開口列19と開口列33の間には、隙間32があるので、空気は双方の開口列19、33を通じて流れることができる。好ましくは、図4に例示するように、遮蔽板37の正面中央には、空気の流れを整えるために、縦方向に延びるリブ状突起39が形成される。リブ状突起39は、開口列19を通過した空気が、直近の開口列33に流れることを促す働きをする。リブ状突起39は、同時に、遮蔽板37が湾曲することにより、摺動するスライド格子5と干渉することのないように、遮蔽板37に剛性を持たせる役割をも果たす。
摘み9をスライド可能に露出させるための横長状の開口部25は、正面部材29の下端部に形成されている。側板31のうち底部をなす下側板40の内側の面には、開口部25を斜めに臨む部位に突起41が形成されている。突起41が形成される下側板40は、本発明の押圧受け部の一具体例に相当する。突起41は、摘み9の位置を複数の位置に安定的に設定するために設けられている。同時に突起41は、スライド格子5の下端部を、摺動自在かつ着脱自在に保持する役割をも果たす。
図4(c)に例示するように、側板31のうち頂部をなす上側板42の内側の面には、別の突起44が形成されている。突起44は、スライド格子5の上端部を、摺動自在かつ着脱自在に保持するために設けられている。突起41及び44がスライド格子5を保持する様子は、図3の断面図に表されている。突起44は、スライド格子5を表カバー3の背面側から装着するときに、スライド格子5の上端部の押圧を受けて逃げることにより、スライド格子5を迎え入れることができるように、背面側が傾斜している。上側板42は、突起44を逃がす程度に弾性変形可能である。また、突起44は、装着されたスライド格子5の上端部を係止するように、正面側が直立している。
側板31のうち、左右の側板をなす左右側板46の外側の面には、マウント1のフランジ16と係合することにより、表カバー3をマウント1に係止する係止溝48が形成されている。係止溝48は、本発明の被係合部の一具体例に相当する。
図5は、スライド格子5の斜視図であり、(a)は正面斜視図、(b)は裏面斜視図、(c)は一部を切断して下方裏側から見た拡大部分斜視図である。図示のように、スライド格子5には、開口列21が形成されている。また、スライド格子5の下部には、摘み9が一体的に連結している。摘み9の構造は、図5(c)に拡大して表されている。すなわち摘み9は、スライド格子5の下端付近から正面に向かって、おおよそ横長の矩形筒状に突出しており、その底板部43の両端には、背面側から正面側へ延びる切れ込み45が形成されている。このため、底板部43は、弾性的に曲げ変形可能である。底板部43の下面(図5(c)では上面)には、正面側から背面へ向かうのに伴い下方(図5(c)では上方)へ傾斜する斜面47をなす突起部49が形成されており、斜面47の後方は、段差を持って上方(図5(c)では下方)へ後退している。斜面47から後退した後退部51には、横方向すなわちスライド格子5の摺動の方向に沿って、複数の凹部53が並ぶように形成されている。図示の例では、凹部53は、断面弧状の突起列の谷間をなすように形成されている。
スライド格子5の下端部を摺動自在に保持するために、表カバー3の下側板40に形成された突起41は、一例として図示の通り、半円柱形(かまぼこ形)をなしている。スライド格子5を表カバー3に装着するときには、突起41は、摘み9の底板部43の斜面47に当接する。底板部43は弾性変形が可能であるので、斜面47が突起41により押圧を受けると、突起41を迎え入れるように、底板部43は上方(図5(c)では下方)へ湾曲する。突起41が斜面47を通過すると、湾曲した底板部43は元の形状に復帰し、突起41は後退部51に入り込む。後退部51は段差を有するため、底板部43を手操作等により湾曲させることなしには、突起41は後退部51から後戻りすることはできない。
表カバー3の上側板42に設けられた突起44、及びスライド格子5の摘み9の底板部43が、上に述べた形状を有するために、スライド格子5は、表カバー3の背面側から正面側へ軽く押し込むことにより、容易に表カバー3に装着することができる。スライド格子5は、装着されたときには、正面側は遮蔽板37に当接し、背面側は突起41,44に係止されることにより、摺動自在に表カバー3に保持される。突起41がはまり込む後退部51は、摺動方向に並ぶ複数の凹部53を有しているので、突起44が複数の凹部53のいずれかにあるときに、スライド格子5の摺動位置が安定する。このため、摘み9の位置を、定まった複数の位置に段階的に設定することができ、それにより換気通路の広さを、所定の複数段階に設定することができる。装着されているスライド格子5を表カバー3から取り外すには、まず、摘み9の底板部43を手操作等により湾曲させ、突起41と後退部51の係合を解除する。その後に、スライド格子5の下端部を、表カバー3から引き離すように背面側に引くと、スライド格子5の上端部と突起44との係合状態も解除され、スライド格子5を表カバー3から取り出すことができる。このように、スライド格子5は、表カバー3に対し装着することも、取り外すことも容易である。なお、突起41を摘み9の底板部43に形成し、斜面47、後退部51及び凹部53を、表カバー3の下側板40に形成することも可能である。
図6は、マウント1の斜視図であり、(a)は正面斜視図、(b)は裏面斜視図である。マウント1のフランジ16は、筒状体15の正面端部に連結し、径方向外方に張出す矩形板状のフランジ本体54と、フランジ本体54の左右端部から正面方向に板状に起立する一対の規制板55とを有している。フランジ本体54と規制板55とは、例えば樹脂の一体成型により一体的に形成することができる。
フランジ本体54の四隅には、マウント1を壁11の屋内側の壁面17(図3参照)に固定するためのネジを挿通する孔56が形成されている。規制板55は、マウント1に装着される表カバー3の左右側板46と重なることにより、表カバー3の左右の位置を規制する役割を果たす。左右一対の規制板55の内側の面には、表カバー3の係止溝48と係合することにより、表カバー3をマウント1に係止する係止突起57が形成されている。係止突起57は、本発明の係合部の一具体例に相当する。
図7は、表カバー3の左右側板46に形成され、係止突起57が係合する係止溝48の構造を示す斜視図であり、(a)は表側から、(b)は裏側から見た図である。図7(b)は、図7(a)よりも幾分拡大されている。係止溝48には、表カバー3をマウント1に装着すべく正面からフランジ16に押しつけるときに、フランジ16に形成された係止突起57を案内する斜面59が形成されている。斜面59は、背面から正面へ向かうのに伴い、浅くなるように傾斜している。この斜面59の正面側には、斜面59から段差をもって深くなり、鉛直方向に延びる鉛直溝部61(第1溝部)が形成されている。鉛直溝部61の下端には、下方かつ後方へ向かって斜めに延びる傾斜溝部63(第2溝部)が連通している。傾斜溝部63は、左右側板46の背面側の端部まで延びている。傾斜溝部63は、線状に代えて、例えば弧状など湾曲した形状であってもよい。図7の例では、傾斜溝部63は、左右側板46の背面側の端部に向かうほど、浅くなるように形成されているが、例えば全体にわたって鉛直溝部61と同じ深さであってもよい。
図7に例示するように、規制板55に形成された係止突起57は、一例として、斜面59の上を滑り易いように、正面側の面が傾斜ないし湾曲している。一方、係止突起57の背面側の面は、斜面59と鉛直溝部61との間の段差部62に係止されるように、規制板55の主面から直立している。表カバー3をマウント1に装着するには、表カバー3を正面からマウント1へ向けて押し当てるだけで足りる。このとき係止突起57が、斜面59に当接し、さらに斜面59に案内されることにより、互いに向き合う左右側板46と規制板55とは、互いに間隔が開くように弾性的に変形する。その後、係止突起57が斜面59を乗り越えると、左右側板46と規制板55とは、互いに開いた状態から元の形状に戻り、係止突起57は鉛直溝部61に入り込む。その結果、係止突起57は段差部62に係合することとなり、表カバー3がマウント1に係止される。このため、屋外から換気孔13へ強風が吹き込んでも、表カバー3はマウント1から容易には外れない。
装着された表カバー3をマウント1から取り外すには、表カバー3を上方に押し上げるだけで足りる。このとき、係止突起57は鉛直溝部61により下方に案内され、その後、傾斜溝部63により下方かつ後方に向かうように斜め方向に案内される。それに伴い、押し上げられる表カバー3は、前方へせり出しマウント1から外れる。マウント1に形成された係止突起57は静止しており、移動するのは表カバー3に形成された係止溝48の方であるが、上記説明では、係止溝48に相対的な係止突起57の動きとして、両者の位置関係の変化を説明している。
このように、表カバー3はマウント1への着脱が容易であり、かつ強風にも耐えて装着状態を維持することができる。表カバー3の正面には、表カバー3を取り外す操作を使用者に一目で理解させるために、上向きの矢印とともに「外す」の語の表示65が刻印されている(図4参照)。なお、図7の形態とは逆に、係止突起57を表カバー3の左右側板46に形成し、係止溝48をマウント1の規制板55に形成してもよい。このとき、係止溝48は、図7に例示した形態とは、上下方向(すなわち鉛直方向)に沿った形態が反転し、かつ前後(すなわち正面側と背面側)に沿った形態も反転したものとなる。
図6に戻って、マウント1は、筒状体15内の空洞66の一部分である上端部及び下端部をそれぞれ遮る、上部遮蔽部材67及び下部遮蔽部材69を有している。上部遮蔽部材67及び下部遮蔽部材69は、いずれも直立した板状であり、筒状体15の正面側の端部に近い内壁面の上部及び下部に連結し、左右にわたるように半月状に形成されている。このように形成された上部遮蔽部材67及び下部遮蔽部材69は、雨滴を含む空気が屋外から空洞66に吹き込んだときに、空気の流れに変化をもたらし、屋内への雨滴の侵入を妨げる「水返し」としての役割を果たす。侵入を妨げられた雨滴は、筒状体15の下面に溜まるが、下部遮蔽部材69は溜まった雨水の屋内への侵入をも防ぐ働きをなす。上部遮蔽部材67及び下部遮蔽部材69が「水返し」としての機能を発揮する上で、筒状体15の開口面積に占める割合は、図6に例示するように、上部遮蔽部材67よりも下部遮蔽部材69の方を大きくするのが望ましい。
フランジ本体54の正面には、フィルタ保持体7を受け入れる環状の凹部71が、内周端に沿って形成されている。また、環状の凹部71に受け入れられたフィルタ保持体7を取り出すことのできるよう、指を差し込むための凹部73が、環状の凹部71の左右の部位に形成されている。また、筒状体15の正面側の端部付近の内壁面の頂部には、フィルタ保持体7の回転姿勢を規制する突起75が形成されている。
図8は、フィルタ保持体7の斜視図であり、(a)は正面斜視図、(b)は裏面斜視図である。また、図9は、フィルタ保持体7及びフィルタの斜視図であり、(a)はフィルタが装着されたフィルタ保持体7の正面斜視図、(b)は同裏面斜視図、(c)はフィルタの斜視図である。フィルタ保持体7は、周端支持部77、張出部79、上部支持板81、下部支持板83、及び背面支持部材85を有しており、これらの部材は、例えば樹脂の一体成型により、一体的に連結している。周端支持部77は、円盤状のフィルタ27の周端面を支持する部材であり、フィルタ保持体7がマウント1に装着されたときには筒状体15に挿入される。周端支持部77は、浅い筒状をなしている。周端支持部77の外周面頂部には、マウント1の筒状体15の内壁面頂部に形成された突起75と係合することにより、フィルタ保持体7の回転姿勢を規制する凹部87が形成されている。
張出部79は、周端支持部77の正面側の端部から径方向外方に張り出している。張出部79は、フランジ本体54の環状の凹部71に収容される環状の板状体である。上部支持板81及び下部支持板83は、周端支持部77の正面側の端部に連結し、フィルタ27の正面の上部及び下部を支持する板状部材である。上部支持板81及び下部支持板83は、張出部79とは、正面側の主面が互いに同一平面上にある(すなわち面一(つらいち)となっている)。上部支持板81及び下部支持板83は、フィルタ保持体7がマウント1に装着されたときに、筒状体15の中心軸に沿った上部及び下部遮蔽部材67、69の投影領域内に収まるように形成されている。このため、フィルタ保持体7によって換気通路の広さが減殺されない。
背面支持部材85は、周端支持部77の背面側の端部に連結し、フィルタ27の背面を支持する。図8及び図9の例では、背面支持部材85は、幾つかの大きな通気孔を形成する枠体である。フィルタ27が装着されない場合でも、蚊、虫のような比較的大きな有害物の侵入を防ぐように、背面支持部材85は、周端支持部77の背面を網状に覆うものであってもよい。
このように、フィルタ保持体7には、フィルタ27の上部及び下部を収容する一種のポケットが形成されている。このポケットに収容されることにより、フィルタ27がフィルタ保持体7に保持される。フィルタ27は、フィルタ保持体7の正面側から、容易に出し入れすることができる。フィルタ27を保持したフィルタ保持体7は、凹部87が突起75と係合するように回転位置を合わせた上で、正面側から筒状体15に挿入し、張出部79を環状の凹部71に収容させることにより、マウント1に装着される。凹部73に指を差し込み、フィルタ保持体7の張出部79を掴むことができ、そのまま正面側へ引き出すことにより、フィルタ保持体7をマウント1から取り外すことができる。
長期の使用により汚れたフィルタ27を洗浄するために、表カバー3をマウント1から外し、フィルタ27に手を触れることなく、フィルタ保持体7のみを摘んで、フィルタ保持体7ごとマウント1から取り出すことができる。そして、フィルタ保持体7ごと洗浄することにより、手を汚すことなく、フィルタ27を洗浄することができる。汚れたフィルタ27を新品に取り替える場合には、簡単な手操作により交換が可能である。フィルタ保持体7は、すべての部品が一体に連結しているので、フィルタ27を交換するために、フィルタ保持体7を分解及び組立する必要がない。
1 マウント、 3 表カバー、 5 スライド格子、 7 フィルタ保持体、 9 摘み、 11 壁、 13 換気孔、 15 筒状体、 16 フランジ、 17 壁面、 19 開口列、 21 開口列、 25 開口部、 27 フィルタ、 29 正面部材、 31 側板、 32 隙間、 33 開口列、 35 遮蔽板、 37 遮蔽板、 39 リブ状突起、 40 下側板、 41 突起、 42 上側板、 43 底板部、44 突起、 45 切れ込み、 46 左右側板、 47 斜面、 48 係止溝、 49 突起部、 51 後退部、 53 凹部、 54 フランジ本体、 55 規制板、 56 孔、 57 係止突起、 59 斜面、 61 鉛直溝部(第1溝部)、 62段差部、 63 傾斜溝部(第2溝部)、 65 表示、 66 空洞、 67 上部遮蔽部材、 69 下部遮蔽部材、 71 凹部、 73 凹部、 75 突起、 77 周端支持部、 79 張出部、 81 上部支持板、 83 下部支持板、 85 背面支持部材、 87 凹部、 101 換気レジスタ。

Claims (8)

  1. 建物の壁に形成された換気孔内に挿入される筒状体と、この筒状体の屋内側端部から径方向外方に張出し、屋内側壁面に取り付けられるフランジとを有するマウントと、
    屋内側から前記フランジに着脱自在に取り付けられ、開口列が形成された表カバーと、
    前記開口列の前記フランジ側に位置するように、前記表カバーに摺動自在に取り付けられ、摺動位置に応じて前記開口列との重なりの度合いを変えることにより、換気通路の広さを調節する別の開口列が形成されたスライド格子と、
    フィルタを着脱自在に保持し、前記フィルタが換気通路を遮るように、かつ前記スライド格子よりも屋外側に位置するように、前記マウントの前記屋内側端部に屋内側から着脱自在に装着されるフィルタ保持体と、
    前記スライド格子から屋内側に突出するように前記スライド格子に連結し、前記スライド格子を手操作により摺動させる摘みと、を備え、
    前記表カバーには、前記摘みの動きを可能にしつつ前記摘みを屋内側に露出させる開口部が形成されている、換気レジスタ。
  2. 前記フィルタ保持体は、一体的に形成されている、請求項1に記載の換気レジスタ。
  3. 前記マウントは、前記フィルタ保持体の装着を妨げない部位において、前記筒状体内の空洞の上端部及び下端部をそれぞれ遮る、上部及び下部遮蔽部材を有し、
    前記フィルタ保持体は、
    前記フィルタの周端を支持し、前記マウントの前記筒状体に挿入される周端支持部と、
    当該周端支持部の屋内側端部から径方向外方に張り出し、前記マウントに装着されたときに前記フランジに当接する張出部と、
    前記周端支持部の前記屋内側端部に連結し、前記筒状体の中心軸に沿った前記上部及び下部遮蔽部材の投影領域内にあって、前記フィルタの屋内側主面をそれぞれ支持する上部及び下部支持板と、
    前記周端支持部の屋外側に連結し、換気通路を確保しつつ前記フィルタの屋外側主面を支持する背面支持部材と、
    を有する、請求項1又は2に記載の換気レジスタ。
  4. 前記表カバーは、前記開口列が形成された正面部材と、当該正面部材の周囲から前記マウントの側に板状に起立し、当該マウントの前記フランジに当接する環状の側板と、を有し、
    当該環状の側板は、前記正面部材の左右において鉛直方向に延びる鉛直側板を含み、
    前記フランジは、当該フランジの左右において板状に起立し、かつ鉛直方向に延び、前記表カバーが取り付けられたときに前記鉛直側板に重なることにより前記表カバーの左右の位置を規制する規制板を有し、
    前記鉛直側板と前記規制板とのうちの一方及び他方は、互いに解除可能に係合する係合部及び被係合部を、それぞれ有しており、
    前記係合部は、前記鉛直側板と前記規制板とのうちの前記一方の主面から突起する突起部を有し、
    前記被係合部は、前記一方の前記主面に対向する前記他方の主面に形成された溝を有し、当該溝は、前記表カバーを前記フランジへ押しつけるときに前記突起部を案内するように、前記突起部の動き方向に沿って浅くなる斜面と、当該斜面を超えた部位に形成され前記突起部の逆戻りを抑止するように段差をもって深くなり、前記表カバーを上方へずらすときに前記突起部を案内するように、深いままで鉛直方向に延びる第1溝部と、当該第1溝部に連通し、鉛直方向から傾斜するように又は湾曲するように延びることにより、前記表カバーをさらに上方へずらすときに前記表カバーが前記フランジから離れてゆくように前記突起部を案内する第2溝部と、を含む、請求項1から3のいずれかに記載の換気レジスタ。
  5. 前記表カバーは、前記摘みの弾性により前記摘みから押圧を受ける押圧受け部を有しており、
    前記押圧受け部と前記摘みとのうち一方は突起を有し、他方は前記突起を受け入れる凹部を有し、前記凹部は前記摘みの前記動きの方向に複数個が配列されることにより、前記摘みの位置を複数の位置に段階的に設定することが可能である、請求項1から4のいずれかに記載の換気レジスタ。
  6. 前記摘みは前記スライド格子に一体的に形成されている、請求項1から5のいずれかに記載の換気レジスタ。
  7. 前記表カバーは、前記開口列に対し屋内側の位置に隙間を隔てて配置され、かつ前記開口列に対向するように配置され、前記開口列と連通する開口列を形成するように互いに間隔をおいて配列される遮蔽板の列を有する、請求項1から6のいずれかに記載の換気レジスタ。
  8. 前記表カバーは、前記フランジの屋内側の面の全体を覆う形状である、請求項1から7のいずれかに記載の換気レジスタ。
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