JP2017202438A - 縦型ミル - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な機構を要することなく、粒度の揃った粉砕物を得ることができる縦型ミルを提供する。【解決手段】筒状の胴部11を有する円筒容器10と、円筒容器11内に胴部と軸線を一致させて回転自在に配置された回転軸15の下部に設けられたロータ16、17と、ロータの外周部に円周方向に間隔をおいて複数設けられ、胴部11の内周面との間で原料を粉砕可能に設けられた粉砕板20と、胴部の粉砕板に臨む位置に形成されて円筒容器内に原料と空気との混合物を供給する供給口30と、円筒容器内から原料の粉砕物と空気との混合物を排出する排出口38とを備え、ロータ16、17の上部に開口部22を形成するとともに、ロータの粉砕板の内方に、板面を上記軸線側から外周部側に向けて漸次上記回転方向の後方側に傾斜させた羽根25を円周方向に間隔をおいて複数配置した。【選択図】図2

Description

本発明は、特にバイオマス原料等を微粉砕する際に用いて好適な縦型ミルに関するものである。
生物由来の有機性資源であるバイオマス原料から得られるバイオエネルギーは、燃焼することによって放出される二酸化炭素が、生物の成長過程において大気中から吸収したものであることから、化石資源由来の化石燃料に代えて使用することにより、二酸化炭素の総排出量の増加を抑制することができる。
このため、間伐材、建設廃材あるいはもみ殻等のバイオマス原料から、固形化燃料やアルコール等のバイオマス燃料を製造するための様々な技術が開発されている。
ところで、上記バイオマス燃料を製造するためには、先ず数ミリから数十ミリ程度の上記バイオマス原料を、用途に応じて500μm程度に粉砕する必要がある。
これに対して、本発明者等は、先に下記特許文献1において、このような固形物を高速で旋回する粉砕板によって微粉状に粉砕し得る微粉砕機を提案している。
この微粉砕機は、筒状の胴部を有するステータハウジングと、このステータハウジングの上記胴部の内面に嵌合された円筒状のライナーと、このライナーの内側に当該ライナーと同軸状に配置されたロータと、このロータの外周部に当該ロータの軸方向及び周方向に間隔をおいて複数設けられ、板面が上記ロータによる回転方向に向けられていると共に、当該ロータからの半径方向外側の先端が上記ライナーの内周面に近接する粉砕板とを備えたものである。
上記構成からなる微粉砕機によれば、粉砕板とライナーとの間を通る粉砕対象物に、より撹乱された渦流や空気振動等によって、従来の粉砕機よりも大きな衝撃力、剪断力、圧縮力等を作用させることができ、よって上記粉砕対象物を容易に所定の粒度に粉砕することができるという効果が得られる。
一方、近年においては、より簡易な装置で、かつ微粉の品質および生産効率を高めた微粉砕機が要請されており、その改良が望まれていた。
特開2005−324126号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、複雑な機構を要することなく、粒度の揃った粉砕物を得ることができ、よって製品となる粉砕物の品質を向上させることが可能になる縦型ミルを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、下端部が底板によって塞がれた筒状の胴部を有する円筒容器と、この円筒容器内に上記胴部と軸線を一致させて回転自在に配置された回転軸と、この回転軸の下部に設けられたロータと、このロータの外周部に円周方向に間隔をおいて複数設けられ、上記胴部の内周面との間で原料を粉砕可能に設けられた粉砕板と、上記胴部の上記粉砕板に臨む位置に形成されて上記円筒容器内に上記原料と空気との混合物を供給する供給口と、上記円筒容器内の上記ロータの上方空間から上記原料の粉砕物と空気との混合物を排出する排出口とを備えた縦型ミルにおいて、上記ロータの上部に開口部を形成するとともに、上記ロータの上記粉砕板の内方に、板面を上記軸線側から上記外周部側に向けて漸次上記回転方向の後方側に傾斜させた羽根を上記円周方向に間隔をおいて複数配置したことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記円筒容器の上部に分級室を設け、この分級室と上記円筒容器内部との間の仕切板に上記軸線を中心とする開口部を形成するとともに、上記開口部に位置する上記回転軸の外周に、上記軸線側から水平方向へ放射状に延出する複数本のフィンガーを設けたことを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記胴部の外周に当該外周を気密的に囲繞するとともに上記空気の導入管が接続された空気室を設け、当該空気室を上記供給口に連通させたことを特徴とするものである。
請求項1〜3のいずれかに記載の発明においては、供給口から空気と共に円筒容器内に供給された原料は、胴部の内周面と回転する粉砕板との間において粉砕されつつ空気と共にロータの上方空間に送り出されて行く。そして、この上方空間において上昇気流の速度が低下することにより、比較的粗大な粉砕物は上昇できずに落下する。
すると、上記ロータの上部に開口部を形成するとともに、上記ロータの粉砕板の内方に、板面を上線側から外周部側に向けて漸次回転方向の後方側に傾斜させた羽根を上記円周方向に間隔をおいて複数配置しているために、上記開口部からロータ内に落下した上記粉砕物は、上記羽根の回転によって外周側に送られ、再び粉砕板と胴部の内周面との間で粉砕される。
このように、比較的粗大な粉砕物を、円筒容器内において循環させて粉砕することにより、複雑な機構を要することなく、粒度の揃った粉砕物を得ることができ、よって製品となる粉砕物の品質を向上させることができる。
加えて、請求項2に記載発明によれば、円筒容器の上部に設けた分級室との間の仕切板に開口部を形成し、この開口部に位置する回転軸の外周に、上記軸線側から水平方向へ放射状に延出する複数本のフィンガーを設けているために、回転するフィンガーの間を通過する際に、粒径の大きな粉砕物ほどフィンガーに衝突して上昇速度が減少する。この結果、一定の粒径以上の粉砕物を下方へと落下させて、同様に再粉砕することができる。
したがって、上記フィンガーの本数を適宜選択することにより、この縦型ミルの内部において、所定の分級効果も得ることが可能になる。
ところで、例えば本発明に係る縦型ミルをバイオマス原料の粉砕に用いる場合に、一般的にバイオマス原料は湿気を帯びており、特に間伐材は数十%の水分を含んでいる。これに対して、上記バイオマス原料をバイオマス燃料に利用するには、粉砕された製品の水分を10%程度以下にすることが要求されている。
一方、この縦型ミルにおいては、原料の粉砕時に、原料と粉砕板あるいは原料同士の衝突および摩擦によって円筒容器内に発熱が生じる。そこで、請求項3に記載の発明においては、円筒容器の胴部の外周に空気室を設け、上記発熱の一部を空気室内の空気に熱吸収させて昇温させることにより、供給口から円筒容器内に供給する前段階において、混合する上記空気によって原料を乾燥させることができる。
本発明の一実施形態が用いられる原料の粉砕システムを示す概略構成図である。 本発明の一実施形態を示す縦断面図である。 図2のロータを示す分解斜視図である。 図2のフィンガーを示す底面図である。
図1は、間伐材、建設廃材あるいはもみ殻等のバイオマス原料を本発明に係る縦型ミルの一実施形態によって粉砕して分級することにより、固形化燃料やアルコール等のバイオマス燃料の元となる製品を製造するための粉砕システムを示すものである。
この粉砕システムは、上記バイオマス原料および空気が供給される本発明の一実施形態である縦型ミル1と、この縦型ミル1において粉砕されて排出された粉砕物を分級して製品を取り出すサイクロン(分級装置)2と、このサイクロン2から排出された空気から微粉砕物を捕集するバグフィルタ(分級装置)3と、縦型ミル1側から上記空気を吸引することにより縦型ミル1側からバグフィルタ3側へ向かう気流を形成させる給気装置4とから概略構成されたものである。
図2〜図4は、上記縦型ミル1を示すもので、図中符号10が円筒容器である。
この円筒容器10は、円筒状の胴部11の下端部が底板12によって塞がれるとともに、上部に分級室13が形成されたもので、この円筒容器10内の中心部に、モータ14(図1参照)によって駆動される回転軸15が回転自在に支承されている。
そして、この回転軸15の下部に、上部ロータ16と下部ロータ17とがボルト結合されて一体化されたロータが固定されている。ここで、上部ロータ16は、上部円板18と複数本(図では8本)の支持部19aが周方向に等間隔をおいて放射状に形成された支持板19とが軸線方向に間隔をおいて配置され、互いの外周間に配置された複数本の(図では8本)の帯板状の粉砕板20によって一体化されたもので、粉砕板20は、各々の板面を胴部11の内周面と対向させて周方向に等間隔をおいて配設されている。
他方、下部ロータ17は、上部ロータ16と同形状の支持板19と上記上部円板18と同径の下部円板21とが軸線方向に間隔をおいて配置され、互いの外周間に配置された複数本の(図では8本)の帯板状の粉砕板20によって一体化されたもので、同様に粉砕板20は、各々の板面を胴部11の内周面と対向させて周方向に等間隔をおいて配設されている。
そして、上部円板18には、平面視において支持板19の支持部19a間に位置するように、複数(図では16)の円形の開口部22が穿設されている。また、下部円板21には、平面視において支持板19の支持部19a間に位置する部分が扇状に切り欠かれた開口部23が形成されている。
さらに、上下部ロータ16、17の中心部側には、各々上下部円板18、21と支持板19とに接続されて回転軸15を囲繞する内周板24が設けられている。そして、内周板24と粉砕板20との間に位置する支持部19aと上下部円板18、21との間には、それぞれ羽根25が円周方向に等間隔をおいて設けられている。
これら上下部ロータ16、17内に設けられた羽根25は、板面を上記軸線側から外周部側に向けて漸次回転方向の後方側に傾斜させることにより、回転時に内部の空気を外周側に向けて送り出すように配置されている。また、下部ロータ17における下部円板21の下面にも、同様の羽根25が設けられている。
そして、これら上下部ロータ16、17が、互いの粉砕板20を軸線方向に連続させて配置され、支持板19同士がボルト(図示を略す。)によって結合されることにより、ロータが構成されている。上記構成からなるロータは、回転軸15により円筒容器10の底板12上に回転自在に設けられている。ここで、底板12の外周部分には、環状の凹部が形成されており、当該凹部内に下部円板21の下面に固定された羽根25が所定の隙間を介して配置されている。
また、ロータの外径寸法、すなわち上部円板18、支持板19および下部円板21の外径寸法は、粉砕板20と胴部11の内周面との間に、原料を粉砕可能な隙間が形成される寸法に設定されている。さらに、ロータの高さ寸法(上記軸線方向の長さ寸法)は、胴部11の軸線方向の長さ寸法の1/2以下に設定されており、これにより円筒容器10内には、ロータ上に広い空間Sが形成されている。
そして、円筒容器10の胴部11の側面であって、上部ロータ16の側板20に臨む位置に、間伐材等のバイオマス原料と空気の混合物を円筒容器10内に導入するための供給口30が配置されている。
また、この供給口30の上方に位置する胴部11の外周には、胴部11よりも大径の円筒状の側板31aと天板31bおよび底板31cによって気密的に囲繞する空気室31が設けられている。そして、天板31bに空気の導入管32が接続されるとともに、底板31cに供給口30への連通管33が接続されている。
他方、円筒容器10の上部に設けた分級室13と円筒容器10との間の仕切板34には、回転軸15の軸線と同軸の円形状の開口部35が形成されており、回転軸15は、この開口部35内に挿通されて上端部が胴部11の天板11aに回転自在に支承されている。
また、回転軸15の上記開口部35に臨む位置には、開口部35の内径よりも小径の円板36が水平に固定されるとともに、この円板36の外周部の下面に、複数本(図では24本)の帯板状のフィンガー37が円周方向に等間隔をおいて配置され、円板36から放射状に延出するように固定されている。ここで、円板36は、仕切板34の開口部35とほぼ同一レベルに配置されており、フィンガー37の先端部が開口部35の縁部を下方から覆うように配置されている。
そして、分級室13の外周に、円筒容器10内のロータの上方空間Sから開口部35を経て分級室13内に流入した上記原料の粉砕物と空気との混合物を、図1に示したサイクロン2へと供給するための排出口38が形成されている。
以上の構成からなる縦型ミルにおいては、給気装置4による吸引により、供給口30から上記バイオマス原料と空気が円筒容器10内に導入され、胴部11の内周面と回転する粉砕板20との間において原料が粉砕されつつ空気と共にロータの上方空間Sに送り出されて行く。そして、この上方空間Sにおいて上昇気流の速度が低下することにより、比較的粗大な粉砕物は上昇できずに落下する。
すると、落下した粉砕物は、上記ロータの上部ロータ16の上部円板18に形成した開口部22から上記ロータの内部に進入した後に、羽根25の回転によって外周側に送られて、再び粉砕板20と胴部11の内周面との間を上昇する過程で粉砕される。
また、羽根25による送風によっても外周側に送られなかった粗大な粉砕物は、下部ロータ17の下部円板21に形成した開口部23から底板12側に落下し、底板12の凹部内において下部円板21の下面に設けられた羽根25との間で粉砕されて上記外周側へと送られ、さらに粉砕板20と胴部11の内周面との間を上昇する過程で粉砕される。
このようにして、円筒容器10の内周面とロータの粉砕板20との間で粉砕されても、未だ粒径が大きな粉砕物は、空間Sからロータ側へと落下することにより、円筒容器10内において循環されて更に粉砕され、粒度の小さな粉砕物となって分級室13へと送られて行く。
そして、上記空間Sにおいて落下しなかった比較的粒径の小さな粉砕物、および円筒容器10内において循環されて粉砕されることにより粒度が小さくなった粉砕物は、上昇気流に同伴して円筒容器内10を上昇し、回転するフィンガー37間から分級室13内へと流入する。この際に、回転するフィンガー37間において、より粒径が大きな粉砕物ほどフィンガー37に衝突して上昇速度が減少することにより、下方へと落下し、再び粉砕板20によって粉砕される。
これにより、所定の粒度以下となった粉砕物のみが分級室13から排出口38を介して、上述したサイクロン2へと送られて行く。そして、サイクロン2において、平均粒径が約500μmの粉砕物が製品として回収され、さらにバグフィルタ3において数十μmの微粉砕物が製品として回収される。
また、この縦型ミルにおいては、円筒容器10と粉砕板20との間で原料の粉砕時に、原料と粉砕板20あるいは原料同士の衝突および摩擦によって円筒容器10内に発熱が生じる。そして、この熱によって円筒容器10の胴部11の外周に設けた空気室31内の空気が加熱され、昇温した空気によって原料が乾燥されて供給口30から円筒容器10内へと供給される。
以上説明したように、上記縦型ミル1によれば、円筒容器10内のロータの上方に広い空間Sを形成し、かつロータの上部円板18に開口部22を形成するとともに、上記ロータの粉砕板20の内方に、内部の空気を外周側に送る羽根25を設けているため、上記空間Sにおいて上昇気流の速度が低下することにより、上昇できずに落下した比較的粗大な粉砕物を、ロータ内部から外周側に送り出して再び円筒容器10と粉砕板20との間で粉砕することができる。
この結果、比較的粗大な粉砕物を、円筒容器10内において循環させて粉砕することにより、複雑な機構を要することなく、粒度の揃った粉砕物を得ることができ、よって製品となる粉砕物の品質を向上させることができる。
加えて、円筒容器10の上部に設けた分級室13との間の仕切板34に開口部35を形成し、この開口部35に位置する回転軸15の外周に、水平方向へ放射状に延出する複数本のフィンガー37を設けているために、回転するフィンガー37の間を通過する際に、比較的粒径の大きな粉砕物をフィンガー37に衝突させて上昇速度を減少させることにより、下方へと落下させることができる。
したがって、上記フィンガー37の本数を適宜選択することにより、この縦型ミルの内部において、所定の分級効果を得ることができる。
また、供給口30に供給されるバイオマス原料は、例えば間伐材では約40%、建設廃材では約20%、もみ殻では約14%の水分を含んでいるが、上記縦型ミル1においては、円筒容器10の胴部11の外周に空気室31を設け、円筒容器内において原料の粉砕時に発生した熱の一部を空気室31内の空気に熱吸収させて昇温させることにより、供給口30から円筒容器10内に供給する前段階において、上記バイオマス原料を乾燥させることができ、よって容易にサイクロン2やバグフィルタ3から回収される製品の水分を、一般的に要求される10%程度以下にすることができる。
なお、上記実施形態においては、本発明の一実施形態の縦型ミルによって、間伐材等のバイオマス原料を粉砕した場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の様々な粉砕対象物の粉砕に用いることが可能である。
1 縦型ミル
10 円筒容器
11 胴部
12 底板
13 分級室
14 モータ
15 回転軸
16 上部ロータ
17 下部ロータ
18 上部円板
19 支持板
20 粉砕板
21 下部円板
22、23 開口部
24 内周板
25 羽根
26 円板
30 供給口
31 空気室
32 空気の導入管
33 連通管
34 仕切板
35 開口部
37 フィンガー
38 排出口
S 空間

Claims (3)

  1. 下端部が底板によって塞がれた筒状の胴部を有する円筒容器と、この円筒容器内に上記胴部と軸線を一致させて回転自在に配置された回転軸と、この回転軸の下部に設けられたロータと、このロータの外周部に円周方向に間隔をおいて複数設けられ、上記胴部の内周面との間で原料を粉砕可能に設けられた粉砕板と、上記胴部の上記粉砕板に臨む位置に形成されて上記円筒容器内に上記原料と空気との混合物を供給する供給口と、上記円筒容器内の上記ロータの上方空間から上記原料の粉砕物と空気との混合物を排出する排出口とを備えた縦型ミルにおいて、
    上記ロータの上部に開口部を形成するとともに、
    上記ロータの上記粉砕板の内方に、板面を上記軸線側から上記外周部側に向けて漸次上記回転方向の後方側に傾斜させた羽根を上記円周方向に間隔をおいて複数配置したことを特徴とする縦型ミル。
  2. 上記円筒容器の上部に分級室を設け、この分級室と上記円筒容器内部との間の仕切板に上記軸線を中心とする開口部を形成するとともに、
    上記開口部に位置する上記回転軸の外周に、上記軸線側から水平方向へ放射状に延出する複数本のフィンガーを設けたことを特徴とする請求項1に記載の縦型ミル。
  3. 上記胴部の外周に当該外周を気密的に囲繞するとともに上記空気の導入管が接続された空気室を設け、当該空気室を上記供給口に連通させたことを特徴とする請求項1または2に記載の縦型ミル。
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