JP2018143947A - 粉体処理装置及び粉体処理方法 - Google Patents

粉体処理装置及び粉体処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タップ密度を向上させることができ、円形度を向上させることができる粉体処理装置及び粉体処理方法を提供する。
【解決手段】ケーシングと、該ケーシング内に原料を供給する原料供給部と、前記ケーシング内に設けられた回転円盤及び該回転円盤の周縁部に設けられたハンマを有し、前記ハンマの回転によって、衝撃、圧縮、摩砕又は剪断等の機械エネルギーを供給された原料に与えて処理粉体にする粉体処理部と、前記ケーシング内に設けられており、複数の羽根部を有する分級ロータ及び該分級ロータを回転駆動する駆動部を含み、前記分級ロータが回転している場合に、原料及び/又は処理粉体のうち、所定の粒径以下の微粉を選択的に通過させ、前記分級ロータを通過した微粉をケーシング内から除去する微粉除去部とを備え、前記回転円盤の周囲を囲む筒形をなし、周方向に延びた溝を内周面に形成したライナを備える粉体処理装置。
【選択図】図3

Description

空気分級機構を内蔵しており、原料に対して衝撃、圧縮、摩砕又は剪断等の機械エネルギーを与えることで、粉体に球形化処理を行う粉体処理装置及び粉体処理方法に関する。
粉体処理装置は、ケーシングと、該ケーシングの底側に設けられたハンマと、ケーシングの天井側に設けられた分級ロータと、ケーシング内にて、上下方向を軸方向に設けられており、ハンマにて粉体処理された粉体を分級ロータに案内するガイドリングとを備える。原料は、ケーシングの側面とガイドリングの外周面との間に供給され、供給された原料はハンマにて衝撃力、圧縮力、摩砕力又は剪断力等の機械エネルギーが加えられて、粉体処理が行われる(例えば特許文献1参照)。
特許文献1の粉体処理装置を利用し、特に、天然黒鉛、人工黒鉛、トナーなどの粒子に粉体処理を行うと、粉体に高機能を付与することが出来る。
例えば、天然黒鉛、人工黒鉛は、二次電池材料として用いられるが、粒子形状を制御することで同じ容積に含まれる原料の質量を増大させることで出来るので、電子製品の小型化や携帯性向上に寄与することが出来る。特に、鱗片状天然黒鉛は、特許文献1の粉体処理装置を用いて粉体処理すると、球形に丸まってタップ密度が向上し、同じ容積に含まれる質量が増大する。
また、トナーは、粒子の球形化を促進することで、粒子の流動性が良くなり、画像が鮮明化することはよく知られたところである。特許文献1の粉体処理装置を使用してトナーに粉体処理を行うと、粒子の球形化が促進される。
また熱風を用いてトナーの球形化を実現する粉体処理装置が従来提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2002−233787号公報 特開2013−3181号公報
近年、粉体の高付加価値化の要求が高まっている。特許文献1に記載の粉体処理装置にあっては、粒子の回収量が十分ではなく、またタップ密度が高くなかった。また、特許文献2に記載の粉体処理装置にあっては、熱風を用いているので、消費エネルギーが嵩み、また熱可塑性樹脂のトナーには有効であるものの、天然黒鉛、人造黒鉛などのミネラル系材料は一般的に熱可塑性がないため、球形化やタップ密度が向上しないという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、タップ密度を向上させることができ、消費エネルギーを増大させることなく、球形化を促進することができる粉体処理装置及び粉体処理方法を提供することを目的とする。
本発明に係る粉体処理装置は、ケーシングと、該ケーシング内に原料を供給する原料供給部と、前記ケーシング内に設けられた回転円盤及び該回転円盤の周縁部に設けられたハンマを有し、前記ハンマの回転によって、衝撃、圧縮、摩砕又は剪断等の機械エネルギーを供給された原料に与えて処理粉体にする粉体処理部と、前記ケーシング内に設けられており、複数の羽根部を有する分級ロータ及び該分級ロータを回転駆動する駆動部を含み、前記分級ロータが回転している場合に、原料及び/又は処理粉体のうち、所定の粒径以下の微粉を選択的に通過させ、前記分級ロータを通過した微粉をケーシング内から除去する微粉除去部とを備える粉体処理装置において、前記回転円盤の周囲を囲む筒形をなし、周方向に延びた溝を内周面に形成したライナを備えることを特徴とする。
本発明に係る粉体処理装置は、前記ハンマに対向する部分にて、前記ライナの内周面に前記溝が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る粉体処理装置は、前記ハンマの粉が衝突する面に、前記回転円盤の径方向に沿ったハンマ溝が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る粉体処理装置は、前記粉体処理部と粉体除去部の間に配置されており、前記粉体処理部にて処理された粉体を前記微粉除去部に案内するガイドリングと、前記粉体処理部にて処理された粉体を取り出す取出部とを備え、前記原料供給部は、一端部に供給口が設けられた筒状部を有し、前記筒状部は前記ガイドリングを貫通し、前記一端部が前記ガイドリングの内側に位置していることを特徴とする。
本発明に係る粉体処理方法は、ケーシング内に原料を供給し、前記ケーシング内に設けられた回転円盤の周縁部に設けられたハンマの回転によって、衝撃、圧縮、摩砕又は剪断等の機械エネルギーを供給された原料に与えて処理粉体にする粉体処理を行い、処理された粉体を前記ケーシング内に設けられた複数の羽根部を有する分級ロータに案内し、前記分級ロータを回転させ、原料及び/又は処理粉体のうち、所定の粒径以下の微粉を選択的に通過させて、前記分級ロータを通過した微粉をケーシング内から除去し、処理された粉体を取り出す粉体処理方法において、前記回転円盤の周囲を囲む筒形をなし、周方向に延びた溝を内周面に形成したライナと前記ハンマとによって、原料に対して粉体処理を行うことを特徴とする。
本発明に係る粉体処理方法は、原料は黒鉛又はトナーを含むことを特徴とする。
本発明においては、ライナの溝に原料が入り込み、原料は溝内を移動し、保持されることで、原料の粉体処理が促進される。
本発明においては、ライナにおけるハンマに対向する部分に溝が形成されているので、溝に入り込んだ原料にハンマの回転力が作用し、原料は溝内を保持されながら移動する。
本発明においては、ハンマにハンマ溝を形成することによって、粉体処理を更に促進させることができる。
本発明に係る粉体処理装置にあっては、ライナの溝に原料が入り込み、ハンマからの力によって、原料が溝内を移動し、原料の粉体処理が促進され、例えば黒鉛のタップ密度を向上させることができ、トナーの円形度を向上させることができる。
粉体処理システムの概略構成図である。 実施の形態1に係る粉体処理装置の概略構成を示すブロック図である。 粉体処理装置の概略構成を示す断面図である。 蓋を取り外したケーシングを示す平面図である。 比較ライナを示す縦断面図である。 比較ライナを略示する部分拡大平面図である。 第1ライナを示す縦断面図である。 第2ライナを示す縦断面図である。 第3ライナを示す縦断面図である。 第4ライナを示す縦断面図である。 第5ライナを示す縦断面図である。 実施の形態2に係る粉体処理装置において、蓋を取り外したケーシングを示す平面図である。 比較ハンマを示す平面図及び側面図である。 第1ハンマを示す平面図及び側面図である。 第2ハンマを示す平面図及び側面図である。 第3ハンマを示す斜視図である。 第3ハンマを示す平面図及び側面図である。 第4ハンマを示す平面図及び側面図である。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る粉体処理装置を示す図面に基づいて説明する。図1は粉体処理システムの概略構成図である。
粉体処理システムは、粉体処理装置1と、スクリューフィーダを介して粉体処理装置1に原料を供給する原料供給槽2と、粉体処理装置1へ導入する気体を所望の温度に調整するための熱交換器3と、粉体処理装置1内部から取り除かれた不要な微粉を捕捉する集塵機4と、不要な微粉を取り除くための吸引を行うブロワ5と、粉体処理装置1内で処理された粉体を取り出す取出部9(図2参照)とを備えている。取出部9は、粉体処理装置1に連結された製品取出用サイクロン31と、製品取出用サイクロン31及び集塵機4の間に介装されたダンパ32とを備える。ダンパ32は製品取出用サイクロン31及び集塵機4の間の経路を開閉する。ダンパ32が開き、ブロワ5が駆動している場合、製品取出用サイクロン31に処理品(製品)が強制的に吸引され、粉体処理装置1から取り出される。すなわち、製品取出用サイクロン31、ダンパ32、集塵機4及びブロワ5は処理品を強制的に吸引する強制吸引機構を構成する。強制吸引機構は処理品を取り出す為の一例であり、強制吸引機構に代えて、処理品を取り出す為の他の機構を用いてもよい。例えば、製品タンクにより処理品を取り出してもよい
熱交換器3は、粉体処理装置1に導入されるべき気体の温度を粉体処理に適した温度にする。熱交換器3としては、例えば、その内部に配設されている管にスチームや冷水等の熱媒体を循環供給し、気体がその内部を通過するときに管と気体との間で熱交換を行い、所望の温度の気体を粉体処理装置1に導入するもの等が挙げられる。ブロワ5は集塵機4を介して粉体処理装置1内部に接続されており、ブロワ5により吸引された微粉は集塵機4により捕捉される。なお原料が黒鉛の処理の場合、熱交換器3は使用されない。熱交換器3は主に原料がトナーの場合に使用される。
粉体処理システムにおいては、集塵機4とブロワ5との間に風量表示制御手段(FIC(Flow Indicate Controller))が設けられ、原料がトナーの場合、粉体処理装置1と熱交換器3との間に第1の温度表示制御手段(TIC(Temperature Indicate Controller))が設けられ、粉体処理装置1と集塵機4との間に第2の温度表示制御手段が設けられていることが好ましい。
第1の温度表示制御手段及び第2の温度表示制御手段によって、粉体処理装置1の入口温度および出口温度を測定し、また風量表示制御手段によりブロワ5の風量を測定し、これらの測定結果を粉体処理装置1にフィードバックすることができる。そのため、例えば、温度による影響が大きいトナー等を粉体処理装置1により製造する場合に、フィードバックされた測定結果に応じて、原料の供給量を調整するか又は衝撃、圧縮、摩砕若しくは剪断等の機械エネルギーや温度等の処理条件を調整することが可能となる。
温度による影響が大きいトナー等の場合、粉体処理装置1の入口温度を低くする程、粉体処理の際に、原料に大きな負荷を与えることができるため、処理能力を向上させることができる。
図2は、粉体処理装置1の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように粉体処理装置1は、その本体6内部に粉体処理部7および微粉除去部8を備えており、微粉除去部8を通過した原料及び/又は処理粉体(以下両者を区別しない場合は、単に「粉体」という)は、本体6内部から除去される。また、粉体処理装置1は、本体6内部の残留分として得られた処理粉体を本体6から取り出すための取出部9を備えている。
粉体処理部7は、原料に衝撃力、圧縮力、摩砕力又は剪断力等の機械的エネルギーを加えて粉体処理を行い、既存する全ての粉砕装置、形状制御装置、混合・外添装置、表面処理装置等を使用することができる。
微粉除去部8は、本体6内部の粉体を分級するものであり、複数の羽根部を有する分級ロータが回転することによって、本体6内部の粉体のうち所定の粒径以下の不要な粉体(以下「微粉」という)のみが、粉体処理部7側から微粉除去部8を通過して微粉回収装置である集塵機4(図1参照)により捕捉され、粒径の大きい粒子は本体6内部に滞留して、粉体処理と分級を繰り返すことになる。微粉除去部8としては、既存する全ての分級装置を流用することができる。また、微粉除去部8を通過可能な微粉の粒径は、目的とする処理品としての処理粉体に要求される粒径に応じて任意に設定することができる。
例えば粉体処理装置1を用いて粉体を形状制御する場合は、形状制御される原料に応じた適切な温度条件の下、粉体処理部7により本体6内部の粉体に強力な力を与えることにより、原料粒子の角を取ったり、丸くしたり、偏平化したりすることができる。例えば、トナーの球形化又は黒鉛のタップ密度の向上を実現することができる。
図2に示すように、微粉除去部8を通過しない粉体は、本体6内部において内部循環して、粉体処理部7による処理が繰り返しなされる。このため、粉体処理部7の処理強度、処理時間、本体6内部の処理温度等の処理条件を制御することによって、原料の形状変化を進行させて所望の粒子形状に到達させることができる。
このように、トナーの球形化又は黒鉛のタップ密度の向上のような粒子形状制御操作に加えて本体6内部から微粉が取り除かれるため、処理品に要求される粒径を満足するシャープな粒度分布の処理粉体を得ることができる。
図3は、粉体処理装置1の概略構成を示す断面図、図4は、蓋16を取り外したケーシング11を示す平面図である。粉体処理装置1は円筒状をなすケーシング11を備えている。ケーシング11は上下方向を軸方向としている。なおケーシングは水平方向に設置されることもある。その場合、軸方向は水平方向となる。
ケーシング11の周囲は、ケーシング11内の温度を調整する為のジャケット部11aによって覆われている。ジャケット部11aには、例えば、別に設けたタンク(図示略)からの加熱媒体又は冷却媒体が必要に応じて循環供給され、ケーシング11の内部温度が調節される。
ケーシング11の底側(下側)に粒子制御部13が設けられている。なお粒子制御部13は、粉体処理部7の一例であるが、粉体処理部7の構成は粒子制御部13に限定されるものではない。粒子制御部13は、回転円盤13aと、該回転円盤13aの中央部から下方に突出した回転軸13bと、回転円盤13aの上面周縁部に周方向に並設されたハンマ13cとを備える。なお図4には8個のハンマ13cが記載されているが、ハンマ13cの数はこれに限定されない。回転軸13bは軸回りに回転し、回転円盤13a及びハンマ13cが回転する。なお回転軸13bにはモータ(図示略)が連結されている。
図4の矢印にて示すように、回転軸13bは軸回りに回転し、回転円盤13aは回転する。ハンマ13cは平面視直角台形状をなし、直角部分が回転円盤13aの中心側に位置し且つ下底13fが回転方向下流側に位置するように、配されている。下底13fの面は粉が衝突する面に相当する。ハンマ13cには上下に貫通したボルト孔13pが形成されており、該ボルト孔13pにボルト13qが挿入され、回転円盤13aに連結されている。回転円盤13aと共にハンマ13cも回転する。
回転円盤13aの周囲に筒状のライナ12が設けられている。ライナ12はケーシング11の内周面に取り付けられている。ライナ12の上下幅は回転円盤13a及びハンマ13cの上下幅の合計よりも通常長い。ライナ12の内周面には、周方向に延びた複数の溝12aが上下方向に並設されている。なお溝12aは単数でもよい。溝12aは、ハンマ13cに対向する位置に形成されている。ライナ12の上下幅は回転円盤13a及びハンマ13cの上下幅の合計よりも極端に長く形成されていてもよい。
なおハンマ13cは回転円盤13aの下面に設けてもよい。この場合、ハンマ13cはケーシング11内部の原料を粉砕することなく、ケーシング11内部に強い旋回気流を形成できるため、原料同士を衝突させて粉体処理する粉体処理装置として好適に用いることができる。
ケーシング11の上側に蓋16が設けられている。蓋16の中央部分には微粉排出管16aが接続されている。なおケーシング11、ジャケット部11a及び蓋16は、本体6の一例であるが、本体6の構成はこれらに限定されるものではない。ケーシング11及び後述する円筒形のガイドリング14の内側に分級部15が設けられている。なお分級部15は、微粉除去部8の一例であるが、微粉除去部8の構成は分級部15に限定されるものではない。分級部15は、駆動軸15aと、該駆動軸15aによって回転する分級ロータ15bとを備える分級ロータ15bは複数の羽根部を備える。駆動軸15aは上下方向を軸方向とし、軸回りに回転する。駆動軸15aは微粉排出管16aから下方に突出している。駆動軸15aの下端部に分級ロータ15bは取り付けられている。駆動軸15aにはモータ(図示略)が連結している。駆動軸15aの回転によって分級ロータ15bは回転する。
ケーシング11の内側に原料又は粉体を案内する円筒形のガイドリング14が設けられている。ガイドリング14は上下方向を軸方向としている。ガイドリング14は粒子制御部13の上側に配置されている。ガイドリング14はガイドリング支持部材14aを介してケーシング11に連結している。
粉体を取り出す取出口17がケーシング11の上部側面に設けられている。取出口17には、取出筒20の一端部が接続している。取出筒20の他端部は製品取出用サイクロン31に接続されている。取出口17には開閉栓17aが設けられており、開閉栓17aはエアシリンダ18の駆動によって、取出口17を開閉する。ケーシング11から粉体を取り出す場合に取出口17及びダンパ32を開く。なお取出口17、開閉栓17a、エアシリンダ18、ダンパ32、取出筒20、製品取出用サイクロン31、集塵機4及びブロワ5は、取出部9の一例であるが、取出部9の構成はこれらに限定されるものではない。例えば、製品取出用サイクロン31と集塵機4の代わりに、別の集塵機もしくは、製品タンクを設けてもよい。
原料をケーシング11内に供給する原料供給部21がケーシング11に設けられている。原料供給部21は筒状部21aを備え、該筒状部21aは、回転円盤13aよりも上側において、ケーシング11の側面を貫通している。筒状部21aの一端部はケーシング11の内側に位置し、前記一端部に供給口21bが形成されている。筒状部21aの他端部はジャケット部11aの外側に位置し、原料供給槽2に連結されている。筒状部21aの内側には、原料を搬送するスクリュー21cが設けられている。スクリュー21cは筒状部21aの軸方向に延びており、スクリュー21cの端部は供給口21bに臨んでいる。スクリュー21cが回転し、供給口21bからガイドリング14の内側に原料が供給される。
粉体処理装置1には、気体をケーシング11の内側に導入する気体導入口22が設けられている。気体導入口22の位置は特に限定されないが、ハンマ13cの下方に設けられることが好ましい。気体としては、目的とする処理品に応じたものが用いられるが、例えば、空気又は、窒素若しくはアルゴン等の不活性ガスが挙げられる。
粒子を制御(トナーの球形化又は黒鉛のタップ密度の向上)する場合、スクリュー21c、回転軸13b及び駆動軸15aが回転する。供給口21bからケーシング11の内側に原料が供給され、供給された原料に、ハンマ13cによって衝撃、圧縮、摩砕又は剪断等の機械エネルギーが与えられ、トナーの球形化又は黒鉛のタップ密度の向上等の粒子制御が行われる。粒子制御が行われた粉体は気流中に分散された状態で分級ロータ15bに向かって移動する。
分級ロータ15bは気流中に含まれる微粉のみを微粉排出部側に通過させる。分級ロータ15bを通過できる粉体の粒径は、分級ロータ15bの回転速度を制御することにより任意に設定することができる。
分級ロータ15bを通過できない粉体は、ケーシング11内部に滞留し、ハンマ13cによって繰り返し処理される。ハンマ13cは、回転することによりライナ12の内周面との間に位置する原料に衝撃力、圧縮力、摩砕力又は剪断力等の機械エネルギーを与えて、原料に処理を施して粉体を生成する。
粒子制御部13(粉体処理部7)のハンマ13cの回転によって強い遠心力と旋回流が発生し、その結果、図3の矢印で示すように、ガイドリング14の外周面とケーシング11の内周面との間には上昇気流が発生する。一方、図3の矢印で示すように、ガイドリング14の内周面に沿って下降気流が発生する。供給口21bはガイドリング14の内側に位置するので、供給口21bから投入された原料は下降気流に乗り、粒子制御部13に向けて移動し易い。
供給口21bがガイドリング14の外側に位置する場合、原料は塊のまま上昇気流に乗って、分級部15に移動し易く、分級部15に作用する負荷が大きくなり易い。上述したように、供給口21bをガイドリング14の内側に位置させることによって、分級部15に作用する負荷を抑制することができる。
ライナ12の内周面には溝12aが形成されている。そのため、原料はライナ12の溝12aに入り込んで溝12a内を移動し、保持されることで、トナーの球形化又は黒鉛のタップ密度の向上が促進される。
またライナ12におけるハンマ13cに対向する部分に溝12aが形成されているので、溝に入り込んだ原料にハンマの回転力が作用し、原料は溝内を保持されながら移動する。
以下、粉体処理装置1による原料の粉体処理について、比較ライナ120、及び第1ライナ121〜第5ライナ125それぞれを使用した場合における実施例1〜実施例6を示す。以下の説明において、「粒子径D50」(以下単に粒子径とも称する)は、メジアン径(μm)を示す。粒子径の測定にはレーザー回折・散乱方式を原理としたマイクロトラック・ベル株式会社製「マイクロトラックMT3000II」を使用した。
図5は比較ライナ120を示す縦断面図、図6は比較ライナ120を略示する部分拡大平面図、図7〜図11は第1ライナ121〜第5ライナ125を示す縦断面図である。表1は、粉体処理装置1によって粉体処理を施した粉体の粒子径(μm)、タップ密度(g/cc)、収率(%)及び周方向の溝の数を示す表である。
Figure 2018143947
粉体処理を施す原料は、200メッシュパス品である鱗片状黒鉛をACM−10A(ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕したものを使用した。原料の粒子径は36.83μmであり、タップ密度は0.517g/ccである。
「タップ密度」は、粉体特性評価装置であるホソカワミクロン株式会社製「パウダテスタPT−X」を用い、直径5cm、体積容量100ccの円筒状セルに目開き710μmの篩を通して、鱗片状黒鉛を落下させて、セルを満杯にした状態で、ストローク長18mmのタップを180回行い、その時の試料重量と体積から求めた密度をタップ密度とした。収率(%)は、原料重量に対して、図3に示す取出口17を開にして製品ポットに回収された処理品の重量から算出している。
粉体処理は以下のように行われた。粉体処理装置1の回転円盤13a及び分級ロータ15bをそれぞれ9000rpmで回転させ、気体導入口22から空気を供給し、スクリュー21cを回転させ、供給口21bから鱗片状黒鉛300gを20秒間供給した。処理時間は10分である。粉体処理装置1の後段には、集塵機4、ブロワ5等が設置されており、微粉を取り出すために粉体処理装置1から吸引される空気の風量が2.7Nm/分になるように、ブロワ5の周波数は調整されている。粉体処理を10分行った後、粉体処理装置1の開閉栓17aを開き、処理粉体を取り出した。
以下の実施例1〜6においては、後述する比較ハンマ130を使用している。
実施例1では、比較ライナ120を使用した。図5に示すように、比較ライナ120は筒形をなし、その内周面に縦溝120aが形成されている。縦溝120aの深さは3mm、溝間ピッチは3.4mmである。比較ライナ120の軸方向寸法は30.0mmであり、直径は206.5mmである。表1に示すように、処理された粉体の粒子径は14.74μm、タップ密度は0.943g/cc、収率は64.9%であった。
実施例2では第1ライナ121を使用した。図7に示すように、第1ライナ121は筒形をなし、その内周面に6個の溝121aが形成されている。6個の溝121aは互いに略平行であり、深さは1.50mm、溝間ピッチは4.5mm、溝121aの断面の半径は2mmである。第1ライナ121の軸方向寸法は30.0mmであり、直径は206.5mmである。表1に示すように、処理された粉体の粒子径は18.25μm、タップ密度は0.987g/cc、収率は69.5%であった。
実施例3では第2ライナ122を使用した。図8に示すように、第2ライナ122は筒形をなし、その内周面に4個の溝122aが形成されている。4個の溝122aは互いに略平行であり、深さは2.25mm、溝間ピッチは6.4mm、溝122aの断面の半径は3mmである。第2ライナ122の軸方向寸法は30.0mmであり、直径は206.5mmである。表1に示すように、処理された粉体の粒子径は18.88μm、タップ密度は0.982g/cc、収率は75.1%であった。
実施例4では第3ライナ123を使用した。図9に示すように、第3ライナ123は筒形をなし、その内周面に2個の溝123aが形成されている。2個の溝123aは互いに略平行であり、深さは4.25mm、溝間ピッチは12.0mm、溝123aの断面の半径は6mmである。第3ライナ123の軸方向寸法は30.0mmであり、直径は206.5mmである。表1に示すように、処理された粉体の粒子径は18.57μm、タップ密度は0.997g/cc、収率は66.3%であった。
実施例5では第4ライナ124を使用した。図10に示すように、第4ライナ124は筒形をなし、その内周面に4個の溝124aが形成されている。4個の溝124aは右回りの螺旋状に形成されており、深さは2.25mm、溝間ピッチは6.4mm、溝124aの断面の半径は3mmである。第4ライナ124の軸方向寸法は30.0mmであり、直径は206.5mmである。表1に示すように、処理された粉体の粒子径は19.37μm、タップ密度は0.986g/cc、収率は68.0%であった。
実施例6では第5ライナ125を使用した。図11に示すように、第5ライナ125は筒形をなし、その内周面に13個の溝125aが形成されている。13個の溝125aは右回りの螺旋状に形成されており、深さは2.25mm、溝間ピッチは6.4mm、溝125aの断面の半径は3mmである。第5ライナ125の軸方向寸法は95.5mmであり、直径は206.5mmである。表1に示すように、処理された粉体の粒子径は20.35μm、タップ密度は0.981g/cc、収率は76.0%であった。
内周面に縦溝を形成する比較ライナ120を使用した場合に比べて、内周面に溝121a〜125aを形成した第1ライナ121〜第5ライナ125を使用した場合には、いずれのライナにおいても、タップ密度が高い値となった。表1に示すように、溝の数が2個の第3ライナ123を使用した場合に、タップ密度は最も高い値を示したので、タップ密度に関しては、溝の数は2個であることが好ましいと推察される。
また内周面に縦溝を形成する比較ライナ120を使用した場合に比べて、内周面に溝121a〜125aを形成した第1ライナ121〜第5ライナ125を使用した場合には、いずれのライナにおいても、収率が高い値となった。
なお上述した実施例において、粉体処理装置1の回転円盤13a及び分級ロータ15bを同じ回転数で回転させているが、異なる回転数で回転させてもよい。
(実施の形態2)
以下本発明を実施の形態2に係る粉体処理装置1を示す図面に基づいて説明する。実施の形態2に係る粉体処理装置1の構成の内、実施の形態1と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。図12は、蓋16を取り外したケーシング11を示す平面図である。
ハンマ13cの下底13fに対応する面、換言すれば回転円盤13aの回転方向下流側の面(粉が衝突する面)に回転円盤13aの径方向に沿った一又は複数のハンマ溝13gが形成されている。ハンマ13cにハンマ溝13gを形成することによって、トナーの球形化、黒鉛のタップ密度の向上を更に促進させることができる。
以下、粉体処理装置1による原料の粉体処理について、比較ハンマ130、及び第1ハンマ131〜第4ハンマ134それぞれを使用した場合における実施例7〜実施例11を示す。図13は比較ハンマ130を示す平面図及び側面図、図14は第1ハンマ131を示す平面図及び側面図、図15は第2ハンマ132を示す平面図及び側面図、図16は第3ハンマ133を示す斜視図、図17は第3ハンマ133を示す平面図及び側面図、図18は第4ハンマ134を示す平面図及び側面図である。表2は粉体処理装置1によって粉体処理を施した粉体の粒子径(μm)、タップ密度(g/cc)、収率(%)及びハンマ溝の数を示す表である。
Figure 2018143947
粉体処理の手順は実施の形態1と同様である。なおライナ12には、溝の数が2個の第3ライナ123を使用した。
実施例7では比較ハンマ130を使用した。図13に示すように、比較ハンマ130の下底130fにハンマ溝は形成されていない。下底130fの寸法は25mmである。比較ハンマ130には上下に貫通したボルト孔130pが形成されており、該ボルト孔130pにボルトが挿入され、比較ハンマ130は回転円盤13aに連結されている。表2に示すように、処理された粉体の粒子径は16.14μm、タップ密度は0.920g/cc、収率は71.5%であった。
実施例8では第1ハンマ131を使用した。図14に示すように、第1ハンマ131の下底131fに二つのハンマ溝131gが形成されている。下底131fの寸法は35mmである。第1ハンマ131の溝数は2個、溝の深さは1.65mm、溝間ピッチは5.2mm、溝の断面の半径は2.5mmである 。第1ハンマ131には上下に貫通したボルト孔131pが形成されており、該ボルト孔131pにボルトが挿入され、第1ハンマ131は回転円盤13aに連結されている。表2に示すように、処理された粉体の粒子径は14.61μm、タップ密度は0.993g/cc、収率は48.5%であった。
実施例9では第2ハンマ132を使用した。図15に示すように、第2ハンマ132の下底132fに二つのハンマ溝132gが形成されている。下底132fの寸法は40mmである。第2ハンマ132の溝数は2個、溝の深さは1.65mm、溝間ピッチは5.2mm、溝の断面の半径は2.5mmである 。第2ハンマ132には上下に貫通したボルト孔132pが形成されており、該ボルト孔132pにボルトが挿入され、第2ハンマ132は回転円盤13aに連結されている。表2に示すように、処理された粉体の粒子径は14.71μm、タップ密度は0.996g/cc、収率は50.2%であった。
実施例10では第3ハンマ133を使用した。図16、図17に示すように、第3ハンマ133は平面視直角台形状をなし、斜辺133fに対応する面(粉が衝突する面)が回転方向下流側に位置するように、回転円盤13aに取り付けられている。上下に貫通したボルト孔133pは回転円盤13aの中心の反対側に形成されている。斜辺133fに対応する面には、フック部133hが設けられている。フック部133hを含む斜辺133fの寸法は40mmである。第3ハンマ131の溝数は2個、溝の深さは0〜1.65mm、溝間ピッチは5.6mm、溝の断面の半径は2.5mmである 。
フック部133hは、斜辺133fにおけるボルト孔133p側の端部に形成されており、回転円盤13aの中心に向けて湾曲している。斜辺133fに対応する面には、回転円盤13aの径方向に沿った二つのハンマ溝133gが形成されている。ハンマ溝133gの上下幅は、長手方向中央部からフック部133h側の端部に向かうに従って、漸次短くなる。表2に示すように、処理された粉体の粒子径は15.51μm、タップ密度は0.968g/cc、収率は55.8%であった。
実施例11では第4ハンマ134を使用した。図18に示すように、第4ハンマ134の下底134fに回転円盤13aの径方向に沿った二つのハンマ溝134gが形成されている。下底134fの寸法は25mmである。第4ハンマ134の溝数は2個、溝の深さは1.65mm、溝間ピッチは5.2mm、溝の断面の半径は2.5mmである 。第4ハンマ134には上下に貫通したボルト孔134pが形成されており、該ボルト孔134pにボルトが挿入され、第4ハンマ134は回転円盤13aに連結されている。表2に示すように、処理された粉体の粒子径は15.45μm、タップ密度は1.005g/cc、収率は63.4%であった。
ハンマ溝を形成していない比較ハンマ130を使用した場合に比べて、ハンマ溝131g〜134gを形成した第1ハンマ131〜第4ハンマ134を使用した場合には、いずれのハンマにおいても、タップ密度が高い値となった。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1 粉体処理装置
2 原料供給槽
3 熱交換器
4 集塵機
5 ブロワ
6 本体
7 粉体処理部
8 微粉除去部
9 取出部
11 ケーシング
12 ライナ
12a 溝
13 粒子制御部
13a 回転円盤
13b 回転軸
13c ハンマ
13d モータ
13f 下底
13g、131g〜134g ハンマ溝
13p ボルト孔
13q ボルト
14 ガイドリング
14a ガイドリング支持部材
15 分級部
15a 駆動軸(駆動部)
15b 分級ロータ
16 蓋
16a 微粉排出管
17 取出口
17a 開閉栓
18 エアシリンダ
20 取出筒
21 原料供給部
21a 筒状部
21b 供給口
21c スクリュー
22 気体導入口
31 製品取出用サイクロン
32 ダンパ
120 比較ライナ
121〜125 第1ライナ〜第5ライナ
120a 縦溝
121a〜125a 溝
130 比較ハンマ
131〜134 第1ハンマ〜第4ハンマ
130f〜132f、134f 下底
131g〜134g ハンマ溝
130p〜134p ボルト孔
133f 斜辺
133h フック部

Claims (6)

  1. ケーシングと、該ケーシング内に原料を供給する原料供給部と、前記ケーシング内に設けられた回転円盤及び該回転円盤の周縁部に設けられたハンマを有し、前記ハンマの回転によって、衝撃、圧縮、摩砕又は剪断等の機械エネルギーを供給された原料に与えて処理粉体にする粉体処理部と、前記ケーシング内に設けられており、複数の羽根部を有する分級ロータ及び該分級ロータを回転駆動する駆動部を含み、前記分級ロータが回転している場合に、原料及び/又は処理粉体のうち、所定の粒径以下の微粉を選択的に通過させ、前記分級ロータを通過した微粉をケーシング内から除去する微粉除去部とを備える粉体処理装置において、
    前記回転円盤の周囲を囲む筒形をなし、周方向に延びた溝を内周面に形成したライナを備えること
    を特徴とする粉体処理装置。
  2. 前記ハンマに対向する部分にて、前記ライナの内周面に前記溝が形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の粉体処理装置。
  3. 前記ハンマの粉が衝突する面に、前記回転円盤の径方向に沿ったハンマ溝が形成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の粉体処理装置。
  4. 前記粉体処理部と粉体除去部の間に配置されており、前記粉体処理部にて処理された粉体を前記微粉除去部に案内するガイドリングと、
    前記粉体処理部にて処理された粉体を取り出す取出部と
    を備え、
    前記原料供給部は、一端部に供給口が設けられた筒状部を有し、
    前記筒状部は前記ガイドリングを貫通し、前記一端部が前記ガイドリングの内側に位置していること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の粉体処理装置。
  5. ケーシング内に原料を供給し、前記ケーシング内に設けられた回転円盤の周縁部に設けられたハンマの回転によって、衝撃、圧縮、摩砕又は剪断等の機械エネルギーを供給された原料に与えて処理粉体にする粉体処理を行い、処理された粉体を前記ケーシング内に設けられた複数の羽根部を有する分級ロータに案内し、前記分級ロータを回転させ、原料及び/又は処理粉体のうち、所定の粒径以下の微粉を選択的に通過させて、前記分級ロータを通過した微粉をケーシング内から除去し、処理された粉体を取り出す粉体処理方法において、
    前記回転円盤の周囲を囲む筒形をなし、周方向に延びた溝を内周面に形成したライナと前記ハンマとによって、原料に対して粉体処理を行うこと
    を特徴とする粉体処理方法。
  6. 原料は黒鉛又はトナーを含むことを特徴とする請求項5に記載の粉体処理方法。
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JP2021112735A (ja) * 2020-01-16 2021-08-05 ネッチュ トロッケンマールテヒニク ゲーエムベーハー 黒鉛材料の黒鉛フレークを丸み付けするための装置及び方法
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