JP2003159543A - 木粉製造装置 - Google Patents

木粉製造装置

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JP2003159543A
JP2003159543A JP2001361147A JP2001361147A JP2003159543A JP 2003159543 A JP2003159543 A JP 2003159543A JP 2001361147 A JP2001361147 A JP 2001361147A JP 2001361147 A JP2001361147 A JP 2001361147A JP 2003159543 A JP2003159543 A JP 2003159543A
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JP
Japan
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casing
wood flour
wood
side plate
suction port
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Withdrawn
Application number
JP2001361147A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yoshihara
茂 吉原
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TOYO YUATSU KOGYO KK
Original Assignee
TOYO YUATSU KOGYO KK
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  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、木粉を効率良く製造すること
にある。 【解決手段】上部にチップT投入口3を備えたケーシン
グ2の内周壁4に外刃5を設け、該ケーシング2中心に
は回転軸6を差渡し、該回転軸6からは放射状に複数個
の内刃8を差出し、該回転軸6を介して該内刃8を回転
させ、該内刃8と該外刃5との間で該チップTを粉砕し
て木粉Pを製造する装置であって、該ケーシング2の側
板9中心部に木粉吸引口10を設ける。該ケーシング2
に木材チップTを投入して内刃8と外刃5との間で該木
材チップTを粉砕すると、粗粉砕物は外周へ、木粉Pは
中心部に配向されるので、該木粉Pをフィルターなしで
選択的に木粉吸引口10から吸引して取出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は木粉製造装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木粉を製造するには図5に示すよ
うな木粉製造装置を使用していた。該木粉製造装置は上
部にチップ投入口(3A)と木粉吸入口(10A) とを備えたケ
ーシング(2A)の内周壁に外刃(5A)を設け、該ケーシング
(2A)中心には回転軸(6A)を差渡し、該回転軸(6A)に取付
けた回転ドラム(7A)からは放射状に複数個の内刃(8A)を
差出し、該木粉吸入口(10A) にはスクリーン(10B) を調
節した構成を有している。該スクリーン(10B) は例えば
パンチングメタルからなる。該装置にあっては、該回転
軸(6A)および回転ドラム(7A)を介して内刃(8A)を回転さ
せ、チップ投入口(3A)から木材チップを投入し、該ケー
シング(2A)の内周壁の外刃(5A)と該内刃(8A)との間で該
木材チップを粉砕し、発生した木粉はスクリーン(10B)
を通り抜けて木粉吸引口(10A) から吸引され取出され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の木粉製造装
置にあっては、木粉の選別をスクリーン(10B) で行うた
めに、繊維状粉砕物も該スクリーン(10B) の孔を長手方
向で通り抜けることが出来、木粉のみ選別採取すること
が出来ない、と云う問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、上部にチップT投入口
(3) を備えたケーシング(2) の内周壁(4) に外刃(5) を
設け、該ケーシング(2)中心には回転軸(6) を差渡し、
該回転軸(6) からは放射状に複数個の内刃(8) を差出
し、該回転軸(6) を介して該内刃(8) を回転させ、該内
刃(8) と該外刃(5)との間で該チップTを粉砕して木粉
Pを製造する装置であって、該ケーシング(2) の側板
(9) 中心部に木粉吸引口(10)を設けた木粉製造装置を提
供するものである。該ケーシング(2) の木粉吸引口(10)
を設けた側板(9) を外方に膨出させ、その内側に内外方
に移動可能な邪魔板(11)を配置し、製造された木粉Pは
該邪魔板(11)の周囲から該邪魔板(11)と該側板(9) との
間を通って木粉吸引口(10)に吸引されることが望まし
く、更には該ケーシング(2) 内周壁(4) の外刃(5) は石
材からなることが望ましい。
【0005】
【作用】回転軸(6) を介して内刃(8) を回転させ、チッ
プ投入口(3) からケーシング(2) 内に木材チップTを投
口する。投入された木材チップTは回転する内刃(8) に
よって外刃(5) に打つけられ粉砕される。チップ粉砕物
は回転する内刃(8) によってケーシング(2) 内を回転
し、粗大のものは遠心力によってケーシング(2) 外周部
に配向され、更に内刃(8) と外刃(5) によって粉砕さ
れ、微細なもの即ち木粉Pはケーシング(2) 中心部に配
向される。ケーシング(2) 中心部に配向された木粉P
は、ケーシング(2) の側板(9) の中心部に設けた木粉吸
引口(10)から吸引採集される。該ケーシング(2) の木粉
吸引口(10)を設けた側板(9) を外側に膨出させ、その内
側に内外方に移動可能な邪魔板(11)を配置すると、ケー
シング(2) 内中心部の木粉Pは該邪魔板(11)と該側板
(9) との間を介して木粉吸引口(10)に吸引される。該邪
魔板(11)を内側または外側に移動させ、該邪魔板(11)と
該側板(9) との間隙巾Wを調節すると、該間隙巾Wによ
って吸引される風速を調節し、重量によって木粉Pの粒
径を選択して吸引することが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図3によって説明
すれば、基台(1) 上には上部にチップ投入口(3) 取付け
た円筒状のケーシング(2) が据付けられており、該ケー
シング(2) の内周壁(4) にはミカゲ石等の硬質の石材か
らなる外刃(5) が張設されている。該ケーシング(2) 中
心には回転軸(6) が差渡されており、該回転軸(6) には
回転ドラム(7) が取付けられており、該回転ドラム(7)
の外周には放射状に複数個の内刃(8) が差出されてい
る。該ケーシング(2) の一方の側板(9) は外方に膨出し
ており、該側板(9) の中心部には木粉吸引口(10)が設け
られており、その内側には邪魔板(11)が配置されてい
る。
【0007】該邪魔板(11)は該側板(9) から差出されて
いる複数本のボルト杆(12)によって支持され、内外のナ
ット(13,14) によって固定されている。したがって該邪
魔板(11)はナット(13,14) を緩めることによって、該ボ
ルト杆(12)にガイドされ内方または外方に移動すること
が出来、該邪魔板(11)と該側板(9) との間隙巾Wを調節
することが出来る。
【0008】上記構成において、図示しない駆動源によ
って回転軸(6) および回転ドラム(7) を介して内刃(8)
を矢印イ方向に回転させ、チップ投入口(3) から木材チ
ップTをケーシング(2) 内に投入する。該木材チップT
はケーシング(2) 内で回転する内刃(8) によって回転せ
しめられ、図3に示すように該内刃(8) によって外刃
(5) に打つけられ粉砕される。外刃(5) が石材である
と、石材表面の粗面によってチップ粉砕効率が高くな
り、また金属材料のようにチップTが滑って摩擦熱が発
生するようなことがない。内刃と外刃が共に金属製であ
る場合には粉砕能力は動力1kw当たり1時間3kg〜5kg
であるが、外刃を石材とすると、粉砕能力は動力1kw当
たり1時間10kg〜15kgに向上する。
【0009】粉砕されたチップTのうち粗大なものは遠
心力によってケーシング(2) 外周部に配向され、邪魔板
(11)の周りに沿ってケーシング(2) 内に戻され、更に内
刃(8) と外刃(5) との間で粉砕され、微細なもの、即ち
木粉Pはケーシング(2) 中心部に配向され、図1矢印ロ
に示すように邪魔板(11)と側板(9) との間隙から木粉吸
引口(10)に吸引され、図示しないバグフィルターを介し
て、空気と粉体とが分離され蓄積される。
【0010】吸引される該木粉Pの粒径は該邪魔板(11)
と該側板(9) との間隙巾Wによって吸引力を調節し、選
択することが出来る。
【0011】本発明の木粉製造装置によって製造された
木粉は一般に略50〜100メッシュの粒径であり、最
高300メッシュまで粉砕することが出来る。また回転
速度、吸引力、チップTの水分等を調節すれば、ピン
状、繊維状のものを製造することも出来る。
【0012】本実施例は本発明を限定するものではな
く、邪魔板(11)は必須のものではない。また内刃(8) は
回転軸から直接放射状に差出されてもよく、外刃(5) は
金属刃であってもよい。例えば木粉吸引口(10)における
吸引力の調節は、邪魔板(11)と側板(9) との間隙に加
え、あるいはそれに代えて図4に示す木粉吸引口(10)に
取付けた調節ダンパー(15)によって行ってもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明では繊維状粉砕物が混合すること
なく、木粉のみを効率的に製造し取出すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図3は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】側断面図
【図2】縦断面図
【図3】内刃と外刃との部分拡大断面図
【図4】他の実施例の説明図
【図5】従来例の側断面図
【符号の説明】
2 ケーシング 3 投入口 4 内周壁 5 外刃 6 回転軸 8 内刃 9 側板 10 木粉吸引口 11 邪魔板 T チップ P 木粉

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部にチップ投入口を備えたケーシングの
    内周壁に外刃を設け、該ケーシング中心には回転軸を差
    渡し、該回転軸からは放射状に複数個の内刃を差出し、
    該回転軸を介して該内刃を回転させ、該内刃と該外刃と
    の間で該チップを粉砕して木粉を製造する装置であっ
    て、該ケーシングの側板中心部に木粉吸引口を設けたこ
    とを特徴とする木粉製造装置
  2. 【請求項2】該ケーシングの木粉吸引口を設けた側板を
    外方に膨出させ、その内側に内外方に移動可能な邪魔板
    を配置し、製造された木粉は該邪魔板の周囲から該邪魔
    板と該側板との間を通って木粉吸引口に吸引される請求
    項1に記載の木粉製造装置
  3. 【請求項3】該ケーシング内周壁の外刃は石材からなる
    請求項1または2に記載の木粉製造装置
JP2001361147A 2001-11-27 2001-11-27 木粉製造装置 Withdrawn JP2003159543A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010227862A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Nippon Coke & Engineering Co Ltd 粉砕機
JP2011083722A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Yoshiko:Kk 粉砕装置
CN105032569A (zh) * 2015-08-07 2015-11-11 江阴市龙昌机械制造有限公司 齿盘式超微粉碎机

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Effective date: 20050201