JP2017197367A - ワークの給送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸方向一端面に凹部を有する有底円筒状の多数のワークを同一姿勢に揃えて供給するワークの給送装置を提供する。
【解決手段】本給送装置1は、支持プレート3に切欠部15の移動経路に沿って間隔を置いて第1及び第2姿勢変換溝18、19を設け、第1姿勢変換溝18の第1溝側段差部は、外周面が支持プレート3に接触しつつ、軸方向が回転プレート2の周方向に一致したワークWを傾倒させて、ワークWの軸方向を回転プレート2の軸方向と一致させる高さを有し、第2姿勢変換溝19の第2溝側段差部は、軸方向が回転プレート2の軸方向に一致したワークWを、第2溝側段差部に対するワークWの重心の進行方向に沿う位置により反転またはその姿勢を維持して、ワークWの軸方向一端面を回転プレート2側に指向させる高さを有している。これにより、ワークWを、その軸方向一端面が上方を向いた姿勢にて、搬出手段により外部に搬出させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、軸方向一端面に凹部を有する有底円筒状の多数のワークを同一姿勢に揃えて供給するワークの給送装置に関するものである。
従来から、自動車には、4サイクルエンジンである4バルブ直列4気筒エンジンが採用されたものがある。当該エンジンは、1気筒当り4つの吸排気バルブを備え、全16個の吸排気バルブを備えている。そして、これらの吸排気バルブステムの先端には、軸方向一端面に凹部を有する有底円筒状のステムエンドキャップが装着されている(特許文献1参照)。
そして、従来、吸排気バルブステムの先端にステムエンドキャップを装着する組付作業では、作業者が、部品箱内にランダムに収容されたステムエンドキャップを16個手作業で取り出して、これらステムエンドキャップを、その軸方向一端面(凹部の開放側)が上方を向くようにそれぞれ揃えるか、または下方を向くようにそれぞれ揃えて、順次16箇所の吸排気バルブステムの先端に装着するようにしていた。
特開2006−336623号公報
上述したように、ステムエンドキャップの組付作業においては、ランダムに収容された部品箱から16個のステムエンドキャップを取り出して、各ステムエンドキャップを、その軸方向一端面が上方を向くようにそれぞれ揃えるか、または下方を向くようにそれぞれ揃える作業が必要であり、エンジンの製造ラインにおいては、その作業が煩雑で時間を要し、効率的ではなく、改善する余地があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、軸方向一端面に凹部を有する有底円筒状の多数のワークを同一姿勢に揃えて供給するワークの給送装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の発明は、軸方向一端面に凹部を有する有底円筒状の多数のワークを同一姿勢に揃えて供給するワークの給送装置であって、水平方向に対して傾斜して延び、上面に多数投入されたワークのうち一つのワークを受け入れる切欠部を外周面に有し、回転駆動する円板状の回転プレートと、該回転プレートから軸方向に間隔を置いて、該回転プレートと略平行に配置され、前記切欠部内のワークを移動自在に支持する支持プレートと、該支持プレートに、前記回転プレートの回転に伴う前記切欠部の移動経路に沿って間隔を置いて設けられ、前記切欠部内のワークの姿勢を変換する第1及び第2姿勢変換溝と、前記支持プレートから前記回転プレートの周囲に沿って配置され、前記回転プレート上の前記多数のワークをその傾斜方向下側に案内する案内壁部と、前記第1及び第2姿勢変換溝よりも前記切欠部の移動方向下流側に設けられ、前記第1及び第2姿勢変換溝を通過したワークを、その姿勢に応じて選択的に前記案内壁部から外部に導く搬出手段と、を備え、前記第1姿勢変換溝は、第1溝側段差部を有し、該第1溝側段差部は、外周面が前記支持プレートに接触しつつ、軸方向が前記回転プレートの周方向に一致したワークを傾倒させて、該ワークの軸方向を前記回転プレートの軸方向に一致させる高さを有し、前記第2姿勢変換溝は、前記第1姿勢変換溝よりも前記切欠部の移動方向下流側に配置され、該第2姿勢変換溝は、第2溝側段差部を有し、該第2溝側段差部は、軸方向が前記回転プレートの軸方向に一致したワークを、該第2溝側段差部に対する該ワークの重心の進行方向に沿う位置により反転またはその姿勢を維持して、該ワークの軸方向一端面を前記回転プレート側に指向させる高さを有することを特徴とするものである。
本発明のワーク給送装置では、回転プレートが水平方向に対して斜め上方に傾斜して、回転プレートの周囲が案内壁部により囲われているために、多数のワークを回転プレート上に投入すると、各ワークは案内壁部に沿って回転プレートの傾斜方向下側に集まるようになる。そして、回転プレートが回転駆動すると、多数のワークのうちの一つが任意の姿勢で回転プレートの切欠部内に入り込むようになる。
そして、ワークが、例えば、その外周面が支持プレートに接触しつつ、その軸方向が回転プレートの周方向に一致した姿勢にて回転プレートの切欠部内に支持された状態で第1姿勢変換溝を通過すると、該ワークは、第1溝側段差部により90°傾倒して、ワークの軸方向が回転プレートの軸方向に一致する姿勢に変換される。その後引き続き、該ワークが第2姿勢変換溝を通過すると、第2溝側段差部に対するワークの重心の進行方向に沿う位置により反転またはその姿勢が維持されて、ワークの軸方向一端面が回転プレート側に指向する姿勢に変換されて、搬出手段により案内壁部から外部に導かれる。
また、ワークが、例えば、その軸方向が回転プレートの軸方向に一致した姿勢にて回転プレートの切欠部に支持された状態では、ワークが第1姿勢変換溝を通過しても、ワークの姿勢は変換されない。その後引き続き、ワークが第2姿勢変換溝を通過すると、第2溝側段差部により反転またはその姿勢が維持されて、ワークの軸方向一端面が回転プレート側に指向する姿勢に変換されて、搬出手段により案内壁部から外部に導かれる。
さらに、ワークが、例えば、その外周面が支持プレートに接触しつつ、その軸方向が回転プレートの径方向に一致した姿勢にて回転プレートの切欠部内に支持された状態では、ワークは支持プレート上を転がるようにして移動して、第1姿勢変換溝を通過しても、第2姿勢変換溝を通過しても、ワークの姿勢は変換されず、搬出手段により案内壁部から外部への移動も妨げられて、再び回転プレート上に戻るようになる。
このように、多数のワークを回転プレート上に投入するだけで、各ワークを、その凹部の開放側(軸方向一端面)が上方を向いた姿勢にて、搬出手段により案内壁部から外部に順次搬出させることができる。これにより、作業者が手作業にて、ワーク、例えばステムエンドキャップを、その凹部の開放側(軸方向一端面)が上方を向いた姿勢、または下方を向いた姿勢にそれぞれ揃える必要はなく、ステムエンドキャップを吸排気バルブステムの先端に装着する作業を効率的に行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るワークの給送装置の一部断面を有する側面図である。 図2は、図1のA方向から見た図である。 図3は、本給送装置の構成である支持プレートの平面図である。 図4は、図3のB−B線に沿う断面図である。 図5は、図3のC−C線に沿う断面図である。 図6は、本給送装置に採用されるワークの断面図である。 図7は、図1のA方向から見た図で、本給送装置の回転プレートの切欠部にワークが任意の姿勢で入り込んだ状態を示す図である。 図8は、ワークが図7の姿勢で支持プレートの第1姿勢変換溝を通過している状態を段階的に示す図である。 図9は、ワークが図7の姿勢で支持プレートの第1姿勢変換溝を通過後、第2姿勢変換溝を通過している状態を段階的に示す図である。 図10は、ワークが図7とは別の姿勢で支持プレートの第1姿勢変換溝を通過している状態を段階的に示す図である。 図11は、ワークが図10の姿勢で支持プレートの第1姿勢変換溝を通過後、第2姿勢変換溝を通過している状態を段階的に示す図である。 図12は、図1のA方向から見た図で、本給送装置の回転プレートの切欠部にワークが図7及び図10とは別の姿勢で入り込んだ状態を示す図である。 図13は、図1のA方向から見た図で、本給送装置の回転プレートの切欠部にワークが図7、図10及び図12とは別の姿勢で入り込んだ状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を図1〜図13に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係る給送装置1に採用されるワークWは、図6に示すように、軸方向一端面50に凹部53を有する有底円筒状の、例えば上述したステムエンドキャップである。凹部53は円形状で所定深さを有する。該ワークWは、その外径寸法Dが長さ寸法Lよりも大きく設定される。
本発明の実施の形態に係る給送装置1は、図1及び図2に示すように、水平方向に対して斜め上方に傾斜して延び、上面に多数投入されたワークWのうちの一つのワークを受け入れる、外周面の一部を切り欠いた切欠部15を有し、回転駆動する円板状の回転プレート2と、回転プレート2から軸方向に間隔を置いて、回転プレート2と略平行に配置され、切欠部15内のワークWを移動自在に支持する平板状の支持プレート3と、該支持プレート3から回転プレート2の周囲に沿って配置され、該回転プレート2上の多数のワークWをその傾斜方向下側に案内する案内壁部4と、を備えている。図3も参照して、支持プレート3は平面視略矩形状に形成されている。支持プレート3は傾斜支持部材8により支持されている。傾斜支持部材8は、水平方向に延びる基台9に対して傾斜角度θにて斜め上方に傾斜して延びている。傾斜角度θは、10°〜45°の範囲で適宜設定される。傾斜支持部材8と基台9との間にモータ12が配置されている。該モータ12の出力軸12aが、傾斜支持部材8及び支持プレート3を挿通して、回転プレート2の径方向中心に連結される。そして、回転プレート2は、モータ12の駆動により、図2において、時計周り方向に回転する。
回転プレート2の切欠部15は、平面視略矩形に形成される。該切欠部15は、その幅寸法Wが図6に示すワークWの断面における対角線Sによりも僅かに大きく、また、その深さ寸法HはワークWの外径寸法Dよりも僅かに大きく形成される。そして、回転プレート2の上面に投入された多数のワークWのうちの一つのワークWが、この切欠部15内に任意の姿勢で入り込むことができる。支持プレート3の上面には、中心角略270°で円弧状に延びる案内壁部4が、その開放部位が傾斜方向上側に位置するように立設される。該案内壁部4内に回転プレート2が該案内壁部4と同心状に配置される。
図2及び図3に示すように、支持プレート3には、回転プレート2の回転に伴う切欠部15の移動経路に沿って間隔を置いて第1及び第2姿勢変換溝18、19がそれぞれ形成される。詳しくは、支持プレート3の傾斜方向上部に第1姿勢変換溝18が形成され、該第1姿勢変換溝18から回転プレート2の回転に伴う切欠部15の移動方向下流側に間隔を置いた位置に第2姿勢変換溝19が形成される。第1姿勢変換溝18は、支持プレート3に、第1溝側底面部22、傾斜部23及び上面部24を有する略円板状の部材が組み込まれて構成される。すなわち、図4も参照して、第1姿勢変換溝18は、支持プレート3の上面よりも低く、回転プレート2の周方向(切欠部15の移動方向)に延びる第1溝側底面部22と、該第1溝側底面部22から連続して第1溝側底面部22に対して斜め上方に傾斜して回転プレート2の周方向に延びる傾斜部23と、該傾斜部23から連続して支持プレート3の上面と一致するように回転プレート2の周方向に延びる上面部24と、を備えている。支持プレート3の上面から第1溝側底面部22に至る範囲が第1溝側段差部25となる。支持プレート3の上面と第1溝側底面部22との間の距離A1、すなわち、第1溝側段差部25の高さA1は、後述する作用を奏するように適宜設定される。第1溝側底面部22の周方向の長さ寸法A2は、ワークWの外径寸法Dより大きく設定される。
第2姿勢変換溝19は、支持プレート3に、第1傾斜部28、第1上面部29、第2溝側底面部30、第2傾斜部31及び第2上面部32を有する略円板状の部材が組み込まれて構成される。図5も参照して、すなわち、第2姿勢変換溝19は、支持プレート3の上面から該上面に対して斜め上方に傾斜して回転プレート2の周方向(切欠部15の移動方向)に延びる第1傾斜部28と、該第1傾斜部28から連続して回転プレート2の周方向に延びる第1上面部29と、該第1上面部29よりも低く、回転プレート2の周方向に延びる第2溝側底面部30と、該第2溝側底面部30から連続して第2溝側底面部30に対して斜め上方に傾斜して回転プレート2の周方向に延びる第2傾斜部31と、該第2傾斜部31から連続して支持プレート3の上面と一致するように回転プレート2の周方向に延びる第2上面部32と、を備えている。第2姿勢変換溝19の第1上面部29から第2溝側底面部30に至る範囲が第2溝側段差部33となる。
第2姿勢変換溝19の第1上面部29は回転プレート2の下面と略一致しており(図9参照)、第1上面部29と第2溝側底面部30の間の距離B1、すなわち、第2溝側段差部33の高さB1は、第1姿勢変換溝18の第1溝側段差部25の高さA1より大きく、且つワークWの外径寸法Dの1/2より大きく、後述する作用を奏するように適宜設定される。第2溝側底面部30の周方向の長さ寸法B2は、ワークWの外径寸法Dより大きく設定される。第1傾斜部28と第2傾斜部31とは略同じ傾斜角度で傾斜している。
案内壁部4には、図2に示すように、第2姿勢変換溝19から切欠部15の移動方向(時計周り方向)下流側に間隔を置いた位置に搬出口35が形成される。該搬出口35に、案内壁部4から外部に延びる搬出通路36が連設される。該搬出通路36は、案内壁部4の搬出口35に導かれたワークWを案内壁部4から外部に搬出するものである。搬出口35は、その高さ寸法がワークWの長さ寸法Lより大きく、且つワークWの外径寸法Dより小さく設定される。該搬出口35よりも切欠部15の移動方向下流側の、支持プレート3上には、回転プレート2との間を塞ぐようにストッパ部40が設けられる。該ストッパ部40は、回転プレート2の切欠部15に支持されて支持プレート上3を移動してきたワークWを搬出口35に導くものである。該ストッパ部40の、ワークWが干渉する面は、支持プレート3の上面から回転プレート2の下面に向かって斜め上方に延びる傾斜面40aに形成される。
そこで、搬出口35は、その高さ寸法がワークWの長さ寸法Lより大きく、且つワークWの外径寸法Dより小さく設定されるので、後でも述べているが、ワークWが、その外周面52が支持プレート3の上面に接触した姿勢で搬出口35に導かれた場合には、ワークWは搬出口35から外部に移動することができず、強制的にストッパ部40の傾斜面40aを転動して回転プレート2上に導かれる。一方、ワークWが、その軸方向が回転プレート2の軸方向に一致した姿勢で搬出口35に導かれると、ワークWは搬出口35を経て外部に移動できるようになっている。そして、案内壁部4に設けた搬出口35、ストッパ部40及び搬出通路36が、第1及び第2姿勢変換溝18、19を通過したワークWを、その姿勢に応じて選択的に案内壁部4から外部に導く搬出手段に相当する。
次に、本発明の実施の形態に係る給送装置1の作用を図7〜図13に基づいて説明する。
まず、図7に示すように、多数のワークWを回転プレート2上に投入すると、回転プレート2は基台9に対して傾斜角度θで斜め上方に傾斜しているために、多数のワークWは、案内壁部4の内壁面に沿って回転プレート2上でその傾斜方向下側に集まるようになる。
そして、回転プレート2がモータ12により回転駆動されると、回転プレート2の切欠部15内に多数のワークWのうちの一つが任意の姿勢で入り込む。すると、回転プレート2の切欠部15内のワークWは、回転プレート2の回転に伴って、支持プレート3の上面を時計周り方向(図2参照)に移動しつつ、支持プレート3に設けた第1及び第2姿勢変換溝18、19をこの順序で通過するようになる。
そこでまず、図7及び図8に示すように、ワークWが、例えば、その外周面52が支持プレート3の上面に接触すると共に、その軸方向が回転プレート2の周方向に一致して、且つ軸方向一端面50が進行方向前方に指向する姿勢で、回転プレート2の切欠部15内に入り込んだ場合、ワークWは、回転プレート2の回転に伴って、切欠部15にその姿勢にて支持されつつ支持プレート3の上面を時計周り方向に移動する。
続いて、ワークWがこの姿勢で第1姿勢変換溝18に到達すると、図8(a)及び(b)に示すように、ワークWは、第1溝側段差部25により90°傾倒して、ワークWの軸方向が回転プレート2の軸方向に一致すると共に、ワークWの軸方向一端面50(凹部53の開放側の面)が第1溝側底面部22に接触する姿勢に変換される。その後、ワークWは、回転プレート2の回転に伴って、図8(c)及び(d)に示すように、その姿勢のまま第1溝側底面部22から傾斜部23及び上面部24に沿って移動して支持プレート3の上面に到達する。
続いて、ワークWがこの姿勢で第2姿勢変換溝19に到達すると、ワークWは、まず、上述した姿勢を維持したまま、図9(a)及び(b)に示すように、第1傾斜部28に沿って上昇して第1上面部29に至り、図9(c)及び(d)に示すように、第2溝側段差部33により180°反転して、ワークWの軸方向他端面51が第2溝側底面部30に接触しつつその姿勢が変換される。その後、ワークWは、図9(d)に示すように、回転プレート2の回転に伴って、その姿勢のまま第2溝側底面部30から第2傾斜部31及び第2上面部32に沿って移動して支持プレート3の上面に到達する。なお、ワークWが、第2溝側段差部33から第2溝側底面部30に落下する際には、ワークWの重心が第2溝側段差部33から進行方向前方に離れた位置にあるために、180°反転するようになる。
そして、ワークWは、その軸方向一端面50が回転プレート2側に指向する姿勢で、回転プレート2の回転に伴って、支持プレート3の上面に沿って移動して、図2を参照して、最終的にストッパ部40の傾斜面40aに干渉することで切欠部15から外れて、案内壁部4の搬出口35から搬出通路36を経て外部に搬出される。
次に、図10に示すように、ワークWが、例えば、その外周面52が支持プレート3の上面に接触すると共に、その軸方向が回転プレート2の周方向に一致して、且つ軸方向一端面50が進行方向後方に指向する姿勢で、回転プレート2の切欠部15内に入り込んだ場合にも、同様に、ワークWは、回転プレート2の回転に伴って、切欠部15にその姿勢にて支持されつつ支持プレート3の上面を時計周り方向に移動する。
続いて、ワークWがこの姿勢で第1姿勢変換溝18に到達すると、図10(a)及び(b)に示すように、ワークWは、第1溝側段差部25により90°傾倒して、ワークWの軸方向が回転プレート2の軸方向に一致すると共に、ワークWの軸方向他端面51が第1溝側底面部22に接触する姿勢に変換される。その後、ワークWは、回転プレート2の回転に伴って、図10(c)及び(d)に示すように、その姿勢のまま第1溝側底面部22から傾斜部23及び上面部24に沿って移動して支持プレート3の上面に到達する。
続いて、ワークWがこの姿勢で第2姿勢変換溝19に到達すると、ワークWは、まず、上述した姿勢を維持したまま、図11(a)及び(b)に示すように、第1傾斜部28に沿って上昇して第1上面部29に至り、図11(c)及び(d)に示すように、第2溝側段差部33をその姿勢のままで通過して、ワークWの軸方向他端面51が第2溝側底面部30に接触しつつその姿勢が維持される。その後、ワークWは、回転プレート2の回転に伴って、図11(d)に示すように、その姿勢のまま第2溝側底面部30から第2傾斜部31及び第2上面部32に沿って移動して支持プレート3の上面に到達する。なお、ワークWが、第2溝側段差部33により第2溝側底面部30に落下する際には、ワークWの重心が第2溝側段差部33から進行方向前方に近接した位置にあるために、180°反転せずに、その姿勢がそのまま維持される。
そして、ワークWは、その軸方向一端面50が回転プレート2側に指向する姿勢で、回転プレート2の回転に伴って、支持プレート3の上面に沿って移動して、図2を参照して、最終的にストッパ部40の傾斜面40aに干渉することで切欠部15から外れて、案内壁部4の搬出口35から搬出通路36を経て外部に搬出される。
次に、図12に示すように、ワークWが、例えば、その軸方向と回転プレート2の軸方向が一致すると共に、その軸方向一端面50が支持プレート3の上面に接触した姿勢にて、回転プレート2の切欠部15内に入り込んだ場合にも、同様に、ワークWは、回転プレート2の回転に伴って、切欠部15にその姿勢にて支持されつつ支持プレート3の上面を時計周り方向に移動する。
続いて、ワークWがこの姿勢で第1姿勢変換溝18に到達すると、ワークWは、その姿勢のままで、支持プレート3の上面から、第1溝側底面部22、傾斜部23及び上面部24に沿って移動して支持プレート3の上面に再び到達する。
続いて、ワークWがこの姿勢で第2姿勢変換溝19に到達すると、ワークWは、図9に示すように、上述した姿勢を維持したまま、第1傾斜部28に沿って上昇して第1上面部29に至り、第2溝側段差部33により180°反転して、ワークWの軸方向他端面51が第2溝側底面部30に接触しつつその姿勢が変換される。その後、ワークWは、回転プレート2の回転に伴って、その姿勢のまま第2溝側底面部30から第2傾斜部31及び第2上面部32に沿って移動して支持プレート3の上面に到達する。
そして、ワークWは、その軸方向一端面50が回転プレート2側に指向する姿勢で、回転プレート2の回転に伴って、支持プレート3の上面に沿って移動して、図2を参照して、最終的にストッパ部40の傾斜面40aに干渉することで切欠部15から外れて、案内壁部4の搬出口35から搬出通路36を経て外部に搬出される。
次に、ワークWが、例えば、その軸方向と回転プレート2の軸方向が一致すると共に、その軸方向他端面51が支持プレート3の上面に接触した姿勢にて、回転プレート2の切欠部15内に入り込んだ場合にも、同様に、ワークWは、回転プレート2の回転に伴って、切欠部15にその姿勢を支持されつつ支持プレート3の上面を時計周り方向に移動する。
続いて、ワークWがこの姿勢で第1姿勢変換溝18に到達すると、ワークWは、その姿勢のままで、支持プレート3の上面から、第1溝側底面部22、傾斜部23及び上面部24に沿って移動して支持プレート3の上面に再び到達する。
続いて、ワークWがこの姿勢で第2姿勢変換溝19に到達すると、ワークWは、図11に示すように、その姿勢のままで支持プレート3の上面から第1傾斜部28、第1上面部29、第2溝側底面部30、第2傾斜部31及び第2上面部32に沿って移動して、支持プレート3の上面に再び到達する。
そして、ワークWは、その軸方向一端面50が回転プレート2側に指向する姿勢で、回転プレート2の回転に伴って、支持プレート3の上面に沿って移動して、図2を参照して、最終的にストッパ部40の傾斜面40aに干渉することで切欠部15から外れて、案内壁部4の搬出口35から搬出通路36を経て外部に搬出される。
次に、図13に示すように、ワークWが、例えば、その外周面52が支持プレート3の上面に接触すると共に、その軸方向が回転プレート2の径方向と一致する姿勢で、回転プレート2の切欠部15内に入り込んだ場合には、ワークWは、回転プレート2の回転に伴って、切欠部15にその姿勢にて支持されつつ支持プレート3の上面を時計周り方向に転動するようになる。
続いて、ワークWがこの姿勢で第1姿勢変換溝18に到達すると、ワークWは、その姿勢のままで、支持プレート3の上面から、第1溝側底面部22、傾斜部23及び上面部24に沿って転がるように移動して支持プレート3の上面に再び到達する。
続いて、ワークWがこの姿勢で第2姿勢変換溝19に到達すると、ワークWは、その姿勢のままで、支持プレート3の上面から第1傾斜部28、第1上面部29、第2溝側底面部30、第2傾斜部31及び第2上面部32に沿って転がるように移動して、支持プレート3の上面に再び到達する。
そして、ワークWは、この姿勢のままで、回転プレート2の回転に伴って、支持プレート3の上面に沿って、最終的にストッパ部40の傾斜面40aを駆け上がるように転動して、再び回転プレート2上に導かれる。そこで、案内壁部4に設けた搬出口35は、その高さ寸法がワークWの長さ寸法Lより大きく、且つワークWの外径寸法Dより小さく設定されるので、ワークWは、この姿勢では案内壁部4の搬出口35から外部に移動できず、強制的にストッパ部40の傾斜面40aを駆け上がるように回転プレート2上に戻るようになる。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る給送装置1では、特に、支持プレート3に、回転プレート2の回転に伴う切欠部15の移動経路に沿って間隔を置いて第1及び第2姿勢変換溝18、19を設けており、第1姿勢変換溝18は、第1溝側段差部25を有し、該第1溝側段差部25は、外周面52が支持プレート3に接触しつつ、軸方向が回転プレート2の周方向に一致したワークWを傾倒させて、ワークWの軸方向を回転プレート2の軸方向に一致させる高さA1を有している。また、第2姿勢変換溝19は、第1姿勢変換溝18よりも切欠部15の移動方向下流側に配置されており、第2姿勢変換溝19は、第2溝側段差部33を有し、該第2溝側段差部33は、軸方向が回転プレート2の軸方向に一致したワークWを該第2溝側段差部33に対するワークWの重心の進行方向に沿う位置により180°反転またはその姿勢を維持して、ワークWの軸方向一端面50を回転プレート2側に指向させる高さB1を有している。
そして、多数のワークWを回転プレート2上に投入するだけで、各ワークWを、その軸方向一端面50が上方を向いた姿勢にて、案内壁部4の搬出口35から順次搬出させることができる。これにより、作業者が手作業にて、多数のワークW、例えばステムエンドキャップを、その軸方向一端面50が上方を向いた姿勢、または下方を向いた姿勢にそれぞれ揃える必要はなく、ステムエンドキャップ(ワークW)を吸排気バルブの先端に装着する作業を効率的に行うことができる。
なお、本実施形態に係る給送装置1では、回転プレート2に切欠部15を1箇所設けたが、周方向に間隔を置いて複数設けてもよい。
1 給送装置,2 回転プレート,3 支持プレート,4 案内壁部,15 切欠部,18 第1姿勢変換溝,19 第2姿勢変換溝,25 第1溝側段差部,33 第2溝側段差部,35 搬出口(搬出手段),36 搬出通路(搬出手段),40 ストッパ部(搬出手段),50 一端面,53 凹部,W ワーク

Claims (1)

  1. 軸方向一端面に凹部を有する有底円筒状の多数のワークを同一姿勢に揃えて供給するワークの給送装置であって、
    水平方向に対して傾斜して延び、上面に多数投入されたワークのうち一つのワークを受け入れる切欠部を外周面に有し、回転駆動する円板状の回転プレートと、
    該回転プレートから軸方向に間隔を置いて、該回転プレートと略平行に配置され、前記切欠部内のワークを移動自在に支持する支持プレートと、
    該支持プレートに、前記回転プレートの回転に伴う前記切欠部の移動経路に沿って間隔を置いて設けられ、前記切欠部内のワークの姿勢を変換する第1及び第2姿勢変換溝と、
    前記支持プレートから前記回転プレートの周囲に沿って配置され、前記回転プレート上の前記多数のワークをその傾斜方向下側に案内する案内壁部と、
    前記第1及び第2姿勢変換溝よりも前記切欠部の移動方向下流側に設けられ、前記第1及び第2姿勢変換溝を通過したワークを、その姿勢に応じて選択的に前記案内壁部から外部に導く搬出手段と、を備え、
    前記第1姿勢変換溝は、第1溝側段差部を有し、該第1溝側段差部は、外周面が前記支持プレートに接触しつつ、軸方向が前記回転プレートの周方向に一致したワークを傾倒させて、該ワークの軸方向を前記回転プレートの軸方向に一致させる高さを有し、
    前記第2姿勢変換溝は、前記第1姿勢変換溝よりも前記切欠部の移動方向下流側に配置され、該第2姿勢変換溝は、第2溝側段差部を有し、該第2溝側段差部は、軸方向が前記回転プレートの軸方向に一致したワークを、該第2溝側段差部に対する該ワークの重心の進行方向に沿う位置により反転またはその姿勢を維持して、該ワークの軸方向一端面を前記回転プレート側に指向させる高さを有することを特徴とするワークの給送装置。
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