JPH01220633A - 互いに前後して運動する物体間の距離を変化させる装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は互いに前後して運動する物体、特に容器、間の
距離を変化させるための装置に関する。このような装置
は、同一の輸送姿勢の同一の物体、例えば直立した壜又
は缶体、が警に前後して輸送されるさいにその物体が個
個に検査作業又は加工作業金堂けなければならないよう
な場合に、必要とされるものである。

従来の技術 西ドイツ国特許公告公報第３２４５９０８号には、壜の
汚れを自動的に検査するための装置が公開されており、
該装置に６つては、壜は水平に配置されたスクリュコン
ベヤに供給され、そのスクリューのねじに把えられて１
つ１つに分離され、所定の間隔で更に運搬される。スク
リュコンベヤの後方に、鉛直軸線を中心に回転可能なデ
ィスクが配置されており、該ディスクはその外縁部に、
壜の輪郭に適合した円弧状の切欠きを有し、かつスクリ
ュコンベヤの回転速度に合った回転速度で駆動可能にな
っており、スクリュコンベヤから解放された壜は夫々１
つの切欠き内に到達し、該切欠き内で円弧状の運搬路に
沿って、更にロータリテーブルへと運搬されるようにな
っている。ロータリテーブルは、１つの増電に円形の切
欠きを有して複数の検査ステーションを通過し、壜は該
検査ステーションで、汚れに関する光電式の検査を受け
る。

上述■形式のスクリュコンベヤは、物体を分離するため
の装置としては、成る特定の条件下でのみ満足して使用
できるものである。即ちスクリュコンベヤの個々のねじ
山間の中間空間の形状が、物体の横断面の形にきっちり
と適合しと決定している。断面の形状と大きさが異なる
物体に対しては、その度毎に別のスクリュコンベヤを必
要とする。又スクリュコンベヤから物体を解放する間隔
を変化させなければならないよ５な場合にも、同様なこ
とが起る。更にこの場合の欠点は、スクリュコンベヤが
、スクリュコンベヤで運搬される夫々の物体と平面では
なくて直線だけで接していること、更には接触線内でス
クリュコンベヤと物体間に、常時滑動する相対運動が発
生していることである。そのため物体の表面が損傷を受
ける。そして少なくとも、運搬速度が速く、かつスクリ
ュコンベヤの作動開始時の加速度がそれに応じて大きい
場合、起立した物体の底面がその高さに比較して小さい
時、物体が転倒する危険が発生する。

発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、冒頭で述べた形式の装置を改良して、
種々の形状と大きさを有する物体に容易に適合すること
ができ、かつ物体間に生じた種々の距離ｔ−調整するこ
とができ、しかも種々に調整された状態で、運搬速度が
大きくても作業が確実に行われるような装置を提供する
ことにある。

課題を解決するための手段 本発明では、互いに前後して運動する物体、特に容器、
の間の距離を変化させる装置であつて２．（イ）回転軸
線を中心に回転、・枢動が可能なノ・プ部と、（０）所
定の角度間隔を以って・・プ部から突出している多数の
スポークと、（ハ）夫々のスポークに配置されて夫々の
物体の連行用に形成された連行器と、に）回転中、連行
器の、ノ・プ部からの半径方向の距離を、周期的に変化
させるための案内部と、全備えていることによって、上
記課題を解決することができた。

発明の効果 本発明により、冒頭で述べた形式の装＃ｔを、種々の形
状と大きさを有する物体に容易に適合することができ、
かつ物体間に生じた種々の距離を調整することができ、
しかも種々に調整された状態で、運搬速度が大きくても
作業が確実に行われるような装置にすることができた。

本発明の更に有利な構成が請求項２以下に述べられてい
る。

実施例 本発明の実力例の概略を図面に示し、以下に詳しく説明
する。

第１図から第５図までの例では、円形断面の物体１０が
、側方境界１４間の運搬路１２上を、隙間なしに並んで
運搬されてくる。物体１０は、例えば硝子製の壜であっ
て、該壜は洗滌されるか、清浄度を検査されるか、又は
充填される予定のものである。物体１０の別の例として
、底面及び／又はカバーに縁のついた、薄板から成る缶
体を挙げることができる。前述の作業又はその他の作業
は、物体１０がロータリテーブル１６に移された後に行
われるが、該ロータリテーブルの縁部には所定の間隔で
、各物体１０用の切欠き１８が配置されている。物体１
０が、夫々の切欠き１８内へ強制的に押し込まれるよう
に、運搬路１２上に到来して隙間なしに連続して立って
いる物体１０間に、間隔を生じさせる必要があり、この
間隔は互いに連続する夫々２つの切欠き１８間の間隔と
、一致するものでなげればならない。この目的のために
、運搬路１２とロータリテーブル１６との間に配置され
た、装置ｔｉｔ２０が使用されているので、次にこれに
ついて説明する。

装置２０にはハブ部２２が属しており、該ハブ部２２は
鉛直な回転軸線Ａを中心に旅回駆動が可能である。ハブ
部２２から多数のスポーク２４が、互いに同じ位の角度
間隔を以って、半径方向に延びている。総てのスポーク
２４は、ハフ部２２に対して長手方向に、１本づつかつ
互いに無関係に移動可能である。各スポーク２４の端部
には連行器２６が配置され、連行器は案内部２８に沿っ
て案内されている。第１図から第５図までの実施例の場
合、案内部２８はハブ部２２の周囲に配置されて、鉛直
な軸線Ｂを備えた円形シリンダである。

ハブ部２２は同軸状に互いに上下に配置されたディスク
３ｏから組み立てられており、該ディスク３０の数はス
ポーク２４の数の半分である。ディスク３０は夫々、長
方形の横断面の溝の形をした直径方向の切欠き３２を有
している。

各切欠き３２の内部には２本のスポーク２４が案内され
ており、その連行器２６は、回転軸線Ａに関して互いに
直径方向に向き合って配置されている。ディスク３０は
ねじによって軸方向に一体に深待されており、第２図に
よれば鉛直軸３４に不動に結合され、該軸３４は図示の
例では、多数のボールベヤリングから成る支承部３６に
よって案内バー３８に支承されている。

案内バー３８は、鉛直な旋回軸ｒｌａ　Ｃｋ中心に旋回
可能に、水平な底板４０に支承されている。

該底板４０には広幅のスリット４２と狭幅のスリット４
４とがあり、両者共旋回軸１１１ｃの周りに円弧状に延
びており、その長さは案内バー３８が凡そｌ’だけ旋回
する長さに一致している。

支承部３６はスリット４２内で調節可能である。

スリット４４内には締付ねじ４６が案内されており、該
締付ねじ４６は、ハブ部２２が底板４０上の希望する位
置に固定されるよって、不動に締め込まれる。ハブ部２
２の回転中、隣接する物体間の距離りは各回転毎に変化
し、最小値ｌ）ｍｉｎから最大直Ｄｍａｘへ、そして再
びＤｒｎｉｎに戻る。ＤｍａｘとＤｍｉｎの差違は、案
内部２８の軸＠已に関する、ハブ部２２の回転軸線Ａの
偏心距離Ｅに依存している。

紬３４はハブ部２２と共に、任意の形式で回転駆動が可
能である。図示の例では軸３４は、図示してないモータ
により中間軸４８と介して′ｌｔＸ妨されており、該中
間軸４８は底板４０に関し位置が固定していて、旋回軸
線Ｃに同軸的に支承されている。

各々の連行部２６は、主として、附属のスポーク２４に
固定されたアングル部材５０、鉛直な軸受ピン５２及び
ライダ５４から成っており、該ライダ５４は軸受ピン５
２によって附属のアングル部材５０に旋゛回可能に支承
され、案内部２８に跨って位置している。各々のライダ
５４には、案内部２８の半径方向の内側に摩擦係数の小
さいプラスチックから成るスライディングブロック５６
が固定されており、案内部２８の半径方向の外側に成形
部材５８が固定されている。図示の例では成形部材５８
は平面図でみて楔形をしていて、第１図の右下方に図示
されているように、鱗状に互いに上下に重ねられるよ５
に形成されている。案内部２８は平滑な円筒法の内面６
０を何し、該内面６０に沿ってスライディングブロック
５６が滑っており、そして、上向きには半径方向で内側
に突出した７ランゾ６２により、下向きには底板４０に
固定された脚部６４により、夫々制限されている。

案内部２８の周囲には、底板４０に固定されたフレーム
６６が配置されており、該フレ・−ムロ６は円筒形Ｄフ
ード６日を装着していて、操業中に迅速回転する連行部
２６が不慮に接触するのを防止している。フード６８Ｙ
′ｉ、扇形状の区域が切り欠かれており、その内部に円
弧部材７０が配置されている。円弧部材７０は、その半
径方向の内側が円弧状をなして案内部２８と同軸状に湾
曲し、該案内部２８から物体１０の直径に相当する距離
だけ半径方向に離れて、運搬路１２の端部かもロータリ
テーブル１６まで延びている。物体１０にはこのような
形式で円弧状の通路が与えられており、ハブ部２２が上
方からみて時計方向に回転する場合、物本１０は、運搬
路１２から前記の通路を通ってロータリテーブル１６に
到達する。その際隣合う物体１０間の距離りは、隣合う
連行器２６の間隔によって決定される。

荷に第１図から明らかなように、隣合う連行器２６間の
間隔が最も小さくなる位置は、案内部２８と回転軸ｍＡ
との間隔が最も小さくなる位置でるる。隣合う連行器２
６間の間隔は、前記位置と反対側の位置で最大となり、
この位置では、案内部２８と回転軸ｍＡとの間隔が最大
となる。第１図から第５図までの場合、回転軸叡Ａが調
節されて、隣合う物体１０間の距離）；、運搬路１２の
終端部からロータリテーブル１６の物体引渡個所までの
間に約２倍になるように、構成されている。

直径の大小に応じて物体１０を分離する必要がある場合
及び／又は隣合う物体１０間の距離を、計画直よりも大
きく又は小さくする必要がある場合には、締付ねじを緩
めて案内バー３８を旋回させ、バズ部２２が案内部２８
に関して、新しい条件に一致した偏心距離Ｅを保つよう
にする。偏心距離Ｅｔ−変化させて新しく調節した装置
が、第５図に図示されている。

第６図と第７図並びに第８図と第９図に図示されたもの
は、夫々、別の実施例であるが、此等の実施例が第１図
から第５図までに図示されたものと特に異なっている点
は、案内部２８が円形ではなくて楕円形を成しているこ
とである。

即ち某内部２８自体が偏心距ｍＥｔ−有しており、該偏
心距離Ｅは夫々の焦点Ｆから中心点までの距離として冗
義されている。ハブ部２２は案内部２８の中心部に、要
するに両焦点Ｆの夫々に関して距離Ｅだけ偏心して支承
されている。そのため隣合う連行器間の距離りは、ハブ
部２２が回転する度毎に周期的に変化する。この周期的
な変化の位置及び／又は振幅を異なった物体１０又は異
なった運搬課題に適応させる必要がある場合には、例え
ば楕円形案内部２８の長袖に沿ってか、或は第１図から
第５図に図示の円弧状のスリットに沿って、ハブ部２２
ｔ−調節する仁とができる。

第６図及び第７図の実施例にあっては、第１図から第５
図までの場合よりも、案内部２８が上方により長く延び
ている。各スポーク２４の終端領域に、１．組の鉛直ロ
ーラ８０が支承されており、該ローラ８０は案内部２８
の内側及び外側に沿って転勤可能になっている。

これに対し、第８図及び第９図の実施例は、各スポーク
２４が唯一つの垂直ローラに支承されている点が相違し
ており、案内部２８が溝として形成され、該４内にロー
ラ８０が案内されている。

図示の６つの実施例にあっては、案内部２８がリング状
に形成されてノープ部２２を熾囲んでいるが、他方、種
々の応用例としてこれとは逆０形態も可能であって、そ
の場合には、回転、駆動可能なノープ部）まりング状に
、特に円リング状に、形成されて案内部を取囲む。この
ような場合案内部は、例えばリング状のノ・プ部に関し
て、偏心して調節可能な円形の中央カム部を形成しても
宜ぐ、該カム部は操業中は運動しない。スポークはその
半径方向の内方端部に滑りシュー又は転動シューを備え
、該シューを介してスポーク（・よりム状案内部の外周
面に支持される。その際有利には、各スポークの半径方
向の内方端部とり／グ状のハブ部との間に、ばねが配置
され、該ばねは操業中に尭生ずる遠心力に抗して作用し
、附属の滑９シュー又は転動シューとカム状の案内部と
の間で、装置ｔを垂直に保持する。

連行器としては、図示の実施例とは異なって、吸盤を設
けることも可能であり、該吸盤はスポーク内の溝によっ
て、回転の１部の期間、吸込ポンプと連結される。更に
連行器としては、磁石、又は運搬さるべき物体の形状や
材質に適合したその他の装置を設けることも可能である
。

【図面の簡単な説明】

図面は本煩明Ｏ実施例を示すもので、第１図は本発明の
第１の実施例の平面図、第２図は第１図の１ｎ−ｕに沿
った断面図、第３図は装置の１部を省略して斜め上方か
らみた斜視図、第４図は最初の調ＷＪを明示するために
第３図を更に簡素化した斜視図、第５図は２回目の調節
を行った時の斜視図、第６図は本発明の第２の実施例の
平面図、第７図は第６図の装置の垂直断面図、第８図は
本発明の第３の実施例の平面図、第９図は第８図の装置
の垂直断面図でめる。 １０・・・物体、１２・・・運搬路、１４・・・境界、
１６・・・ロータリテーブル、１８・・・切欠き、２０
・・・装置、２２・・・）為プ部、２４・・・スポーク
、２６・・・連行器、２８・・・案内部、３０・・・デ
ィスク、３２・・・切欠き、３４・・・鉛直軸、３６・
・・支承部、３８・・・案内部、４０・・・底板、４２
，４４・・・スリット、４６・・・締付ねじ、４８・・
・中間軸、５０・・・アングル部材、５２・・・支承ビ
ン、５４・・・ライダ、５６・・・スライディングブロ
ック、５８・・・成形部材、６０・・・内面、６２・・
・７ランジ、６４・・・脚部、６６・・・フレーム、６
Ｂ・・・フード、７０・・・円ｌＨＳ材、８０・・・鉛
直ローラ、Ａ・・・回転軸線、Ｂ・・・軸線、Ｃ・・・
旋回軸線、Ｄ・・・距離、Ｅ・・・偏心距離−へＮへＣ
−４０ ヘ　臂　の　　：

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、互いに前後して運動する物体（１０）間の距離（Ｄ
   ）を変化させる装置において、 （イ）回転軸線（Ａ）を中心に回転駆動が可能なハブ部
   （２２）と、 （ロ）所定の角度間隔を以つてハブ部（２２）から突出
   している多数のスポーク（２４） と、 （ハ）夫々のスポーク（２４）に配置されて夫々の物体
   （１０）の連行用に形成された連 行器（２６）と、 （ニ）回転中、連行器（２６）の、ハブ部（２２）から
   の半径方向の距離を、周期的に変化さ せるための案内部（２８）と、 を備えていることを特徴とする互いに前後して運動する
   物体間の距離を変化させる装置。 ２、案内部（２８）が少くとも１つの区分を有し、該区
   分の経路に沿つて案内部（２８）の、軸線（Ａ）からの
   距離が変化することを特徴とする、請求項１記載の装置
   。 ３、案内部（２８）がハブ部（２２）の周囲に延びてい
   ることを特徴とする、請求項２記載の装置。 ４、案内部（２８）は円形リング状に形成されており、
   ハブ部（２２）に関して偏心距離（Ｅ）を有しているこ
   とを特徴とする、請求項３記載の装置。 ５、偏心距離（Ｅ）が調節可能であることを特徴とする
   、請求項４記載の装置。 ６、案内部（２８）は位置不動に配置され、ハブ部（２
   ２）は案内バー（３８）に支承され、案内バー（３８）
   は案内部（２８）に関して偏心して支承され、かつ不動
   に固定可能であることを特徴とする、請求項５記載の装
   置。 ７、スポーク（２４）はハブ部（２２）内を、半径方向
   に移動可能に案内されていることを特徴とする、請求項
   １から６までのいずれか１項に記載の装置。 ８、ハブ部（２２）は、回転軸線（Ａ）に直交する複数
   の平面内に、夫々直径方向の切欠き（３２）を有してお
   り、該切欠き（３２）内に、ハブ部（２２）から互いに
   反対方向に突出した２本のスポーク（２４）が、互いに
   接して一緒に案内されていることを特徴とする、請求項
   ７記載の装置。 ９、ハブ部（２２）は同軸のデイスク（３０）からなる
   パッケージを有しており、該デイスク（３０）の夫々に
   、直径方向の切欠き（３２）が形成されていることを特
   徴とする、請求項８記載の装置。 １０、各連行器（２６）は、回転軸線（Ａ）に平行な旋
   回軸線（５２）を中心に旋回可能に、附属のスポーク（
   ２４）に支承されていることを特徴とする、請求項１か
   ら９までのいずれか１項に記載の装置。