JP2017197075A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】前傾したシートをより確実に元の位置にリセットしてロックする。【解決手段】車両用シート1は、シート本体2と、左右一対のスライド装置6A、6B(第1、第2支持ユニット)と、乗員が着座する際の位置である通常位置P1と前傾したチルト位置P2とに亘ってシート本体2が変位することを許容する左右一対のチルト機構7A、7Bと、左右一対のロック機構8A、8Bと、フロアパネル103における右側スライド装置6Aの固定位置よりも車幅方向外側の位置において、シート本体2をチルト位置P2から通常位置P1へ変位させるためのアシスト力をシート本体2に付与するコイルばね49(アシスト手段)とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シートに関するものである。
従来から、前列シートにウォークイン機能を設けることにより、後列シートへの乗降性を向上させることが行われている。例えば、特許文献1には、ウォークイン機能を備えた車両用シート(以下、シートという)として、リクライニング装置のロックを解除してシートバックを前傾させると、これに連動してスライド機構のロックが解除され、シート(シート本体)全体が前方へスライドするものが開示されている。
上記のようなシートでは、チャイルドシートが装着されると、シートバックを前傾させることができず、ウォークイン機能のメリットが損なわれる。そこで、近年では、チルト機能を付加したシートが開発されている。チルト機構とは、例えばシートの左右両側でシートフレームと左右のスライド機構とをリンクで連結し、シートバックの前傾可否にかかわらず、シート全体をそのまま、乗員が着座する通常姿勢から前傾姿勢に変位させることができる機能である。これにより、チャイルドシートが装着された状態でも、チャイルドシートと共にシート全体を前傾させることで、後列シートへの乗降空間を確保し易くなる。
特開2013−159128号公報
チルト機能を有するシートでは、制動時などに、シートが意図せず前傾姿勢になることを防止する必要がある。それには、シートの左右両側にそれぞれシートをロックするロック機構を設け、左右両側でシートの変位を規制するのが、走行中のシート安定性およびシートロック状態の確実性の上で望ましい。
ところで、三列シートを有するワンボックスタイプの大型車両などでは、近年、後席の乗降位置となる二列目シートの位置においてフロアパネルの車幅方向両端に勾配を設け、これにより、例えば乗降用ステップ(又はサイドシル上面)と車外路面との高低差を小さくして乗降性を向上させることが考えられている。この場合、二列目シートについては、左右のスライド機構のうち、車幅方向外側に位置するスライド機構をシート内側(フロアパネルのほぼ水平な位置)にオフセットし、これにより、勾配を有するフロアパネルに対してシートの水平を保つことが考えられる。
ところが、このような二列目シートに上記チルト機能を適用する場合には、次のような課題がある。すなわち、シートの重心位置が左右のスライド機構の中間部から車幅方向外側にずれるため、シートに歪み(捩れ)が生じることが考えられる。このような歪みはごく僅かであり、シート性能を大きく損なうものではないが、チルト機能によって前傾したシートを元に戻す際に、車幅方向外側に位置するロック機構にロック遅れをもたらし、当該ロック機構がハーフロック状態となる要因になることが考えられる。ロック機構がハーフロック状態であると、例えば車両の急制動時に、シートのロック状態が慣性で解除され、シートが意図せず前傾することが考えられる。そのため、このような現象が発生することを防止することが求められる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、チルト機能を有する車両用シートにおいて、前傾したシートをより確実に元の位置にリセットしてロックすることができる技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、車両のフロアパネルに設置される車両用シートであって、シートクッションフレームを有するシート本体と、前記フロアパネルに固定されて前記シート本体をそれぞれ支持する左右一対の支持ユニットであって車幅方向外側に位置する第1支持ユニットと車幅方向内側に位置する第2支持ユニットとを含み、かつ、第2支持ユニットの位置と左右対称な位置よりも第1支持ユニットの位置がシート本体の内側にオフセットされた一対の支持ユニットと、前記シートクッショフレームと前記各支持ユニットとの間にそれぞれ介在し、乗員が着座する際の位置である通常位置とこの通常位置よりも前方でかつ前傾したチルト位置とに亘ってシート本体が変位することを許容する左右一対のチルト機構と、前記シートクッショフレームをその左右両端の位置で拘束することにより前記シート本体を前記通常位置に拘束したロック状態と、当該拘束を解除したロック解除状態とに切換可能に設けられ、かつ、チルト位置から通常位置に前記シート本体がリセットされるに伴い前記ロック解除状態から前記ロック状態に切り替わる左右一対のシートロック機構と、前記フロアパネルにおける第1支持ユニットの固定位置よりも車幅方向外側の位置において、当該シート本体を前記チルト位置から前記通常位置へ変位させるためのアシスト力を前記シート本体に付与するアシスト手段と、を備えるものである。
この車両用シートによれば、第1支持ユニットがシート本体の左右方向内側にオフセットされているが、シート本体をリセットする際に当該シート本体にアシスト力を付与するアシスト手段が設けられているため、チルト機構をロックするシートロック機構がハーフロック状態になることが効果的に抑制される。特に、アシスト手段は、第1支持ユニットの固定位置よりも車幅方向外側の位置でアシスト力をシート本体に付与するので、車幅方向外側に位置するシートロック機構にロック遅れが生じることが効果的に抑制される。従って、この車両用シートによれば、前傾したシート本体をより確実に元の位置にリセットしてロックすること(すなわち、チルト位置にあるシート本体をより確実に通常位置にリセットしてロックすること)が可能となる。
なお、車幅方向外側の支持ユニット(すなわち、第1支持ユニット)がシート本体内側にオフセットされるようなシート構造は、乗降性の向上の観点から、前記フロアパネルを車幅方向における内側から外側に向かって先下がりに傾斜させ、乗降用ステップ等と車外路面との高低差を小さく抑える場合に採用される場合が多い。従って、上記のような車両用シートは、前記フロアパネルが、車幅方向における内側から外側に向かって先下がりに傾斜するような車両に特に有用なものとなる。
この場合、第1支持ユニットの固定位置がシート本体の左右方向中央に近づくに伴い、シート本体には、その重量による歪み(捩れ)が生じ易くなり、これに起因して、車幅方向外側に位置するシートロック機構がハーフロック状態になり易くなると推測される。従って、上記のような車両用シートは、第1支持ユニットがシート本体の左右方向中央部の位置で前記フロアパネルに固定されているような場合に特に有用なものとなる。
なお、上記車両用シートにおいては、操作レバーを含み、当該操作レバーが操作を受けることにより上記各シートロック機構による前記シート本体のロック状態を解除するロック解除機構を備え、前記シート本体は、前記各シートクッションフレームを含むシートクッションフレームを備えたシートクッションと、前記シートクッションフレームに回動可能に連結されたシートバックフレームを有するシートバックと、前記シートバックの角度調整を行うリクライニング機構とを含み、前記ロック解除機構は、前記リクライニング機構に連結され、前記操作レバーが操作を受けることにより前記シート本体のロック状態を解除するとともに、当該リクライング機構により前記シートバックを所定の前傾位置に変位させるものであってもよい。
この構成によれば、操作レバーの操作により、シート本体のロック状態を解除するとともに、前記シートバックを所定の前傾位置に変位させることが可能となる。そのため、シート本体の後方により広い乗降空間を確保することが可能となる。
なお、上記の車両用シートにおいて、前記アシスト手段は、金属ばねで構成される。例えば、前記アシスト手段は、前記シートクッショフレームと前記第1支持ユニットとに亘って張設されたコイルばねであるのが好適である。
この構成によれば、コイルばねの弾発力を利用した簡単な構成で、シート本体に対して上記アシスト力を付与することが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、チルト機能を有する車両用シートにおいて、前傾したシートをより確実に元の位置にリセットしてロックすることが可能となる。
本発明に係る車両用シート(クッションパッド等を省略した状態)を示す斜視図である。 上記車両用シートの平面図である。 上記車両用シートの要部正面図(クッションパッド等を備えた状態)である。 シート本体が通常位置にある状態の上記車両用シートの要部側面図である。 シート本体がチルト位置にある状態の上記車両用シートの要部側面図である。 上記車両用シートの要部断面図(図2のVI−VI線断面図)である。 本発明に係る車両用シートの他の実施形態を示す要部断面図(図6に対応する断面図)である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。
[車両用シートの全体構成]
図1は、本発明に係る車両用シート1を示す斜視図であり、図2は、車両用シート1を示す平面図である。図1、図2に示す車両用シート1は、例えば3列シートを有するワゴン車両(車両Mという:図3に示す)の2列目シート、より詳しくは、2列目シートのうち、右側シートである。なお、図1、図2では、クッションパッドやトリムを省略した状態で車両用シート1を示している。
車両用シート1(以下、シート1と略す)は、乗員が着座するシート本体2と、車両Mのフロアパネル103(図3に示す)上に固定されて、前記シート本体2を支持する左右一対のスライド装置6A、6B(本発明の支持ユニットの一例である)とを備えている。
当例では、図3に示すように、シート本体2における左右の各スライド装置6A、6Bの位置及び高さは左右対称ではない。左側スライド装置6B(本発明の第2支持ユニットに相当する)は、シート本体2の左端に位置しており、この位置でフロアパネル103に固定されているのに対して、右側スライド装置6A(本発明の第1支持ユニットに相当する)は、シート本体2の右端(左側スライド装置6Bの位置と左右対称な位置:図3中の符号Psで示す位置)よりもシート本体2の内側にオフセットされており、シート本体2の左右方向略中央部の位置でフロアパネル103に固定されている。また、右側スライド装置6Aは、左側スライド装置6Bよりもやや下方にオフセットされている。より詳細には、右側スライド装置6Aは、車幅方向において、シート本体2に設けられるヘッドレスト5と少なくとも部分的に重複した位置に設けられている。
左右のスライド装置6A、6Bの位置が左右対称でないのは、次のような理由による。すなわち、上記車両Mは、乗降性を向上させるべく、図3に示すように、後席の乗降位置となる二列目シートの位置では、車両フレーム100のサイドシル102の上面、つまり乗降口下縁部(乗降用ステップ)と車外路面との高低差が出来るだけ小さくなるように、フロアパネル103(パネル上面)が車幅方向中央部から左右外側に向かって先下がりに傾斜している。そのため、左右のスライド装置6A、6Bの基本構造(後記ロアレール30、アッパレール32およびスライドロック機構の構造)をできるだけ共通化しながらシート本体2の水平を保つために、車両外側に位置する右側スライド装置6Aの位置が、上記のように、シート本体2の右端より内側に、かつ左側スライド装置6Bよりもやや下方にオフセットされている。
シート本体2は、シートクッション3、シートバック4およびヘッドレスト5を含む。シートクッション3は、シートクッションフレーム10と、これに固定されるクッションパッド3a(図3に示す)と、これらを外側から覆う図外のトリム(表皮)とを備える。シートバック4も同様に、シートバックフレーム20と、これにより固定されるクッションパッド4a(図3に示す)と、これらを外側から覆う図外のトリムとを備えている。シートクッションフレーム10およびシートバックフレーム20が協働してシート本体2のシートフレームを構成する。
シートクッションフレーム10は、図1、図4に示すように、側面視L型の左右一対のサイドプレート11と、これらの間に介在して、前後方向の互いに異なる位置で両サイドプレート11を互いに連結する三本のクロスパイプ13、14、15と、クロスパイプ14、15に亘って架け渡された複数本(図示の例では4本)のサポートスプリング16とを備えている。サポートスプリング16は、クッションパッド3aを介して着座者の荷重を弾性的に支持するものであり、当例では、左右方向に蛇行する波型の形状を有しており、4本のサポートスプリング16は、前後のクロスパイプ14、15に亘って互いに並列に架設されている。
シートバックフレーム20は、図1に示すように、上下方向に延びる左右一対のサイドプレート21と、これらの間に介在して、上下方向の互いに異なる位置で両サイドプレート21を連結する三本のクロスパイプ22〜24と、両サイドプレート21に亘って架け渡された、図外の複数本のサポートスプリングとを備えている。
三本のクロスパイプ22〜24は、両サイドプレート21の上端部、中間部および下端部の位置でそれぞれ当該サイドプレート21同士を連結している。シートバックフレーム20の前記複数本のサポートスプリングは、上下方向に並列に並べられた状態で、それぞれ両サイドプレート21に亘って架設されている。
最上位のクロスパイプ22には、左右方向に所定間隔を隔てて一対のヘッドレスト支持部26が設けられている。これらヘッドレスト支持部26は、上下方向に貫通する筒型の形状を有しており、ヘッドレスト5に設けられた2本の支持軸5aがそれぞれヘッドレスト支持部26に挿入されることで、当該ヘッドレスト5がシートバック4(シートバックフレーム20)の上端部に支持されている。なお、各ヘッドレスト支持部26には、それぞれ樹脂製のポールガイド(図示省略)が装着されており、上記各支持軸5aは、これらポールガイドに挿入されている。
シートバックフレーム20の各サイドプレート21は、それぞれシートクッションフレーム10(各サイドプレート11)にリクライニング機構18を介して回動可能に連結されている。
リクライニング機構18は、シートクッション3に対してシートバック4の角度調整を行うものである。リクライニング機構18は、各サイドプレート11、21を回転自在に連結する図外の軸部と、シートバックフレーム20を前方に向かって回動付勢する図外の渦巻きばねと、シートバックフレーム20を所望の角度位置にロック(係止)するラチェット機構28と、このラチェット機構28によるロック状態を解除する図外のリクライニングレバーとを備えている。
リクライニングレバーは、シートクッションフレーム10の右側のサイドプレート11に回転可能に支持されており、右側のリクライニング機構18に連結されている。左右のラチェット機構28は、連結軸29を介して互いに連結されており、リクライニングレバーの操作により同時にロック解除操作が可能となっている。
前記左右一対のスライド装置6A、6Bは、上記の通りシート本体2を支持するものである。各スライド装置6A、6Bは、図1〜図4に示すように、車両のフロアパネル103に固定されて前後方向に延在するロアレール30と、このロアレール30に移動自在に支持されるアッパレール32と、当該アッパレール32のスライドを規制するための図外のスライドロック機構とを備えている。
各スライド装置6A、6Bのアッパレール32は、それぞれシート取付用のブラケット34を備えている。上記シート本体2は、左右のブラケット34の間に配置されて、チルト機構7A、7Bを介して当該左右のブラケット34に支持されている。各チルト機構7A、7Bは、例えば、サイドプレート11およびブラケット34にそれぞれ回転自在に軸支された複数のリンクからなるリンク機構で構成することができる。これにより、シート本体2は、図4に示す通常位置P1、すなわち、乗員が着座する際の位置と、図5に示すように、通常位置P1よりも前方でかつ前傾姿勢となるチルト位置P2とに亘って変位可能となるように左右のブラケット34に支持されている。
なお、左右のブラケット34のうち、左側のブラケット34、すなわち左側スライド装置6Bのブラケット34は、アッパレール32に直に固定されている。これに対して、右側スライド装置6Aは、アッパレール32に直に固定されたサポートプレート35と、サポートプレート35に連結された連結パイプ36、37(前側連結パイプ36、後側連結パイプ37という)とを備えており、前記右側のブラケット34は、サポートプレート35の外側(車幅方向外側)に連結パイプ36、37を介して固定されている。つまり、右側スライド装置6Aが上記の通りにシート本体2の右端よりも内側にオフセットされている分、右側のブラケット34は、当該右側スライド装置6A(アッパレール32)に対して外側(右側)にオフセットされている。
このようなチルト機構7A、7Bを介してシートクッションフレーム10がブラケット34に支持されていることにより、シート本体2が通常位置P1に配置された状態において後述するシートロックを解除すると、図5中に矢印で示すように、シート本体2を、通常位置P1からチルト位置P2に変位させ得るようになっている。
右側のブラケット34とサポートプレート35とを連結する連結パイプ36、37のうち、二本の前側連結パイプ36は、シート本体2のストッパとしての機能を有する。すなわち、前記サイドプレート11がこれら前側連結パイプ36に当接することでシート本体2がチルト位置P2に安定的に保持される。なお、図3に示すように、左側のブラケット34には、専用のストッパパイプ40が設けられており、当該ストッパパイプ40にサイドプレート11が当接するようになっている。
シート1には、通常位置P1にシート本体2を拘束するロック状態と、当該拘束を解除したロック解除状態とに切り替え可能なシートロック機構8が設けられている。
シートロック機構8は、上記シートクッションフレーム10をその左右両端の位置で拘束することによりシート本体2を通常位置P1に拘束する左右一対のロック機構8A、8B(本発明の左右一対のロック機構に相当する)と、これらロック機構8A、8Bによるシート本体2のロック状態を同時に解除するロック解除機構8Cとを含む。
右側のロック機構8Aは、右側のブラケット34に設けられ、左側のロック機構8Bは、左側のブラケット34に設けられている。
左右のロック機構8A、8Bは、それぞれサイドプレート11とブラケット34との間に配置されて、チルト機構7A,7Bのリンク機構の揺動を規制する、例えばカム部材やピン部材等で構成される。これらロック機構8A,8Bは、シート本体2が通常位置P1に配置された状態で、リンクの揺動を規制する係合位置と、シート本体2がチルト位置P2に配置された状態で、リンクの揺動を可能とする退避位置とにわたって可動に設けられるものであれば、種々の従来の機構を用いることができる。
ロック解除機構8Cは、図1に示すように、両ロック機構8A、8Bによるシートロックを解除するための操作レバー50と、この操作レバー50の操作力をロック機構8A、8Bに伝達するための第1操作ワイヤ52とを含む。操作レバー50は、引き上げ式のレバー装置であり、シートバック4の上端部右端に設けられている。第1操作ワイヤ52は、その一端部が操作レバー50に固定されており、シートバックフレーム20およびシートクッションフレーム10に亘って所定の経路で配索されている。操作ワイヤ52の他端は、シートクッション3の前端部分で2つの分岐ワイヤ52a、52bに分岐しており、それぞれシートクッションフレーム10の左右のサイドプレート11の外側面に沿って配索され、図4に示すように、ロック機構8A、8Bにそれぞれ係止されている。
ロック状態において、ロック機構8A、8Bは、シート本体2が通常位置P1に配置される状態、すなわち、ロック機構8A、8Bがリンクと係合する方向に付勢される。一方、操作レバー50を図1中の矢印D1で示す方向に引き起こすと、第1操作ワイヤ52(分岐ワイヤ52a、52b)を介してロック機構8A、8Bの一部が引っ張られ、これによりロック機構8A、8Bが付勢力に抗して係合位置から退避位置に変位する。その結果、シート本体2の通常位置P1からチルト位置P2への変位が許容される。つまり、シート本体2のロックが解除される。一方、図5に示すように、チルト位置P2に配置されているシート本体2を通常位置P1に変位させると、これに伴いロック機構8A、8Bが退避位置から係合位置に変位する。そして、シート本体2が完全に通常位置P1にリセットされると、ロック機構8A、8Bがリンクに係合し、これによりシート本体2が通常位置P1に拘束されたロック状態にリセットされる。
なお、シートクッションフレーム10の右側のサイドプレート11と右側のブラケット34には、これらに亘って、シート本体2をチルト位置P2から通常位置P1にリセットする際のアシスト力をシート本体2に付与するコイルばね49(本発明のアシスト手段の一つに相当する)が掛け渡されている。詳しくは、図2、図3及び図6に示すように、上記クロスパイプ14のうち、両サイドプレート11の間であってかつ右側のサイドプレート11の直ぐ側方(左側)の位置にフック14aが設けられる一方、上記後側連結パイプ37のうち、サポートプレート35と右側のサイドプレート11との間であってかつ右側のサイドプレート11の直ぐ側方(左側)の位置にフック37aが設けられている。これらフック14a、37aは、溶接等によりパイプ14、37に接合されている。そして、これらフック14a、37aに亘って上記コイルばね49が掛け渡されることにより、サイドプレート11に沿って前後方向に真っ直ぐにコイルばね49が張設されている。
上記コイルばね49は、チルト位置P2のシート本体2を通常位置P1にリセットする際に必要な力(押圧力)の例えば30%〜50%程度の力をアシストすることが可能となるようにばね定数が設定されている。
なお、操作レバー50には、上記第1操作ワイヤ52とは別に第2操作ワイヤ54(図4に示す)の一端が固定されている。第2操作ワイヤ54は、シートバックフレーム20に所定の経路で配索されており、その他端は、左側のリクライニング機構18のラチェット機構28に連結されている。これにより、操作レバー50が操作されると、第2操作ワイヤ54を介して左側のラチェット機構28によるシートバック4のロックが解除されるとともに、連結軸29を介して右側のラチェット機構28によるシートバック4のロックが解除され、渦巻きばねの弾発力によってシートバック4が所定の前傾位置に回動変位するようになっている。つまり、シートバック4は、上記リクライニングレバーの操作に拘わらず、上記操作レバー50が操作されたときには、上記所定の前傾位置に回動変位する。
このように、リクライニング機構18は、上記操作レバー50の操作により、左右のロック機構8A、8Bがロック状態からロック解除状態へ切り替えられるのに連動してシートバック4を上記所定の前傾位置に変位させる。
なお、左右のスライド装置6A、6Bには、図外のスライドロック機構が設けられている。スライドロック機構は、アッパレール32をロアレール30の所望の位置に拘束することにより、シート本体2のスライドを規制するものである。各スライドロック機構には、シートクッション3の下方に配置されたスライドロック解除レバー56が連結されており、当該スライドロック解除レバー56の引き上げ操作により、アッパレール32の拘束(すなわち、スライドロック)が解除されるようになっている。
シート本体2の下方には、右側スライド装置6Aに沿って、ロアレール30の前端部とシートクッションフレーム10の後端部とに亘って引張りコイルばね58が掛け渡されている。より詳しくは、図3に示すように、ロアレール30に固定されたブラケット31と上記クロスパイプ15に固定されたブラケット15aとに亘って引張りコイルばね58が掛け渡されている。これにより、上記スライドロック解除レバー56の操作によりスライドロック機構のスライドロックが解除されると、前記コイルばね58の弾発力によりシート本体2が前方に向かってスライドするようになっている。
図7は本願発明に係る別の実施形態である。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同じ参照符号を付して、その説明を省略する。
他の実施形態に係る、シート本体2をチルト位置P2から通常位置P1にリセットする際のアシスト力をシート本体2に付与するアシスト手段は、トーションバー59を用いて設けられる。他の実施形態では、前方側のリンクと右側のサイドプレート11との固定部を中空のブッシュをかしめて設け、その中空部分にトーションバー59を回動可能に挿通して両サイドプレート11、11の間を車幅方向に延びるように設けられている。トーションバー59の一端の固定端を左側のサイドプレート11に固定し、他端の作動端を略コ字状に形成して、右側のサイドプレート11をリンクとの固定部に対して上方へ回動する方向へ付勢してサイドプレート11の前部下端に当接するように設けられている。
[車両用シート1の作用効果]
上記シート1によれば、チルト機構7A、7Bを備えているため、シート本体2にチャイルドシートが装着された状態でも、操作レバー50を図1中の矢印D1で示す方向に引き起こし操作して左右のロック機構8A、8Bを解除すれば、図4に示す通常位置P1から図5に示すチルト位置P2、すなわち、通常位置P1よりも前方でかつ前傾姿勢となる位置に、シート本体2の全体をチャイルドシートと共に変位させることができる。そのため、チャイルドシートが装着された状態でも、後席(三列目シート)への乗降空間を確保し易くなるという利点がある。
なお、このシート1は、上記の通り右側スライド装置6Aがシート本体2の幅方向(左右方向)内側にオフセットされており、シート本体2の重心位置が左右のスライド装置6A,6Bの中間部から車幅方向外側(右側)にずれている。そのため、後席(三列目シート)への乗降時の踏み場を広く形成し、ウォークイン性能を確保できるが、シート本体2に微妙な歪み(捩れ)が生じ、チルト位置P2に配置されたシート本体2を通常位置P1に戻す際に、外側(右側)のロック機構8Aにロック遅れが生じて、当該ロック機構8Aがハーフロック状態になるという懸念がある。しかし、このシート1によれば、シート本体2をチルト位置P2から通常位置P1にリセットする際に、当該シート本体2にアシスト力を付与するアシスト手段、当例では、金属ばね(コイルばね49、トーションバー59)が設けられているため、そのような現象の発生が効果的に抑制される。特に、上記コイルばね49は、右側スライド装置6Aの固定位置よりも車幅方向外側に設けられているので、コイルばね49によるアシスト力(弾発力)は、シート本体2の内、主に幅方向中央部よりも外側(右側)に作用する。そのため、外側(右側)に位置するロック機構8Aにロック遅れが生じることが効果的に抑制される。従って、このシート1によれば、チルト位置P2にあるシート本体2をより確実に通常位置P1にリセットして左右のロック機構8によりロックすることができる。その結果、外側(右側)のロック機構8Aがハーフロック状態になることが抑制され、車両Mの制動時に、シート本体2が意図せずチルト位置P2に変位するといった不都合が生じることが効果的に防止される。
その場合、図2に示すように、コイルばね49は、サイドプレート11に沿って真っ直ぐに張設されているため、コイルばね49の弾発力を無駄なく上記アシスト力として用いることができる。従って、例えば前後方向に対してコイルばね49が左右方向に斜めに掛け渡されている場合に比べると、ロック機構8Aがハーフロック状態になることをより効果的に抑制することができる。
また、上記シート1によれば、操作レバー50が操作されると、第1操作ワイヤ52(分岐ワイヤ52a、52b)を介して左右のロック機構8A、8Bのロック状態が解除されるとともに、第2操作ワイヤ54を介してリクライニング機構18(ラチェット機構28)のロック状態が解除され、シートバック4が所定の前傾位置に変位するように構成されている。そのため、シート本体2にチャイルドシートが搭載されていない場合には、操作レバー50の操作のみで、三列目シートと二列目シートとの間に、より広い乗降空間を確保することができるという利点もある。
以上、本発明にかかるシート1について説明したが、当該シート1は、本発明にかかる車両用シートの好ましい実施形態の例示であって、その具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記シート1では、チルト位置P2から通常位置P1にシート本体2をリセットする際にアシスト力を付与する本発明のアシスト手段としてコイルばね49やトーションバー59が設けられているが、アシスト手段は、当該コイルばね49等以外の金属ばね、例えば捩じりコイルばね、トーションスプリング、圧縮ばね、板ばね等の金属ばねであってもよい。また、アシスト手段は、金属ばねの弾発力を利用した機構的なものであってもよい。
また、上記シート1は、操作レバー50が操作されると、第1操作ワイヤ52(分岐ワイヤ52a、52b)を介して左右のロック機構8A、8Bのロック状態が解除されて、シート本体2がチルト位置P2に変位するとともに、リクライニング機構18のロック状態が解除されて、シートバック4が所定の前傾位置に変位するように構成されているが、さらに、これらに連動して左右のスライド装置6A、6Bのスライドロックが解除されて、シート本体2が前方にスライドするように構成されていてもよい。この構成によれば、操作レバー50の操作により、より広い乗降空間をシート1の後方に確保できるという利点がある。
また、上記シート1では、クロスパイプ14と後側連結パイプ37とに亘って上記コイルばね49が掛け渡されているが、例えば右側のサイドプレート11と右側のブラケット34とに亘って上記コイルばね49が掛け渡されていてもよい。要は、コイルばね49は、シート本体2に対して上記アシスト力を適切に付与できるように設けられていればよい。アシスト手段として上記トーションバー59や捩じりコイルばね等が設けられる場合も同様であってもよい。
また、上記シート1は、車両Mの右側シートの例であるが、左側シートの場合には、構造が上記シート1と左右対称となることは言うまでもない。
1 車両用シート
2 シート本体
3 シートクッション
4 シートバック
6A 右側スライド装置(第1支持ユニット)
6B 左側スライド装置(第2支持ユニット)
7A、7B チルト機構
8 シートロック機構
8A、8B ロック機構
8C ロック解除機構
49 コイルばね(金属ばね、アシスト手段)
59 トーションバー(金属ばね、アシスト手段)

Claims (6)

  1. 車両のフロアパネルに設置される車両用シートであって、
    シートクッションフレームを有するシート本体と、
    前記フロアパネルに固定されて前記シート本体をそれぞれ支持する左右一対の支持ユニットであって、車幅方向外側に位置する第1支持ユニットと車幅方向内側に位置する第2支持ユニットとを含み、かつ、第2支持ユニットの位置と左右対称な位置よりも第1支持ユニットの位置がシート本体の内側にオフセットされた一対の支持ユニットと、
    前記シートクッショフレームと前記各支持ユニットとの間にそれぞれ介在し、乗員が着座する際の位置である通常位置とこの通常位置よりも前方でかつ前傾したチルト位置とに亘ってシート本体が変位することを許容する左右一対のチルト機構と、
    前記シートクッショフレームをその左右両端の位置で拘束することにより前記シート本体を前記通常位置に拘束したロック状態と、当該拘束を解除したロック解除状態とに切換可能に設けられ、かつ、チルト位置から通常位置に前記シート本体がリセットされるに伴い前記ロック解除状態から前記ロック状態に切り替わる左右一対のロック機構と、
    前記フロアパネルにおける第1支持ユニットの固定位置よりも車幅方向外側の位置において、当該シート本体を前記チルト位置から前記通常位置へ変位させるためのアシスト力を前記シート本体に付与するアシスト手段と、を備えることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートにおいて、
    前記フロアパネルは、車幅方向における内側から外側に向かって先下がりに傾斜している、ことを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用シートにおいて、
    前記第1支持ユニットは、前記シート本体の左右方向中央部の位置で前記フロアパネルに固定されている、ことを特徴とする車両用シート。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の車両用シートにおいて、
    操作レバーを含み、当該操作レバーが操作を受けることにより上記各シートロック機構による前記シート本体のロック状態を解除するロック解除機構を備え、
    前記シート本体は、前記シートクッションフレームを備えたシートクッションと、前記シートクッションフレームに回動可能に連結されたシートバックフレームを有するシートバックと、前記シートバックの角度調整を行うリクライニング機構とを含み、
    前記ロック解除機構は、前記リクライニング機構に連結され、前記操作レバーが操作を受けることにより前記シート本体のロック状態を解除するとともに、当該リクライング機構により前記シートバックを所定の前傾位置に変位させる、ことを特徴とする車両用シート。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の車両用シートにおいて、
    前記アシスト手段は、金属ばねで構成される、ことを特徴とする車両用シート。
  6. 請求項5に記載の車両用シートにおいて、
    前記アシスト手段は、前記シートクッショフレームと前記第1支持ユニットとに亘って張設されたコイルばねである、ことを特徴とする車両用シート。
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