JP2017196368A - 医療用ガイドワイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】真腔と偽腔とで指先に伝わる感触の違いを従来よりも容易に判別することが可能な医療用ガイドワイヤを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の医療用ガイドワイヤ10は、コアワイヤ11と、コアワイヤ11の先端同軸上に固定されたコイル30とを備えた医療用ガイドワイヤ10において、コイル30は、外周面に竹節状の複数の起伏部50を備えた第1コイル31を有し、1つの起伏部30は、比較的小径な小径巻線部51とその後方に離して形成された比較的大径な大径巻線部52と、大径巻線部52からその前方の小径巻線部51に向かって徐々に縮径したテーパー巻線部53とを備えている。複数の起伏部50を設けたことにより生体組織との摩擦によるザラツキ感が大きくなり、真腔と偽腔との感触の違いが従来よりも明確になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、血管の閉塞部や狭窄部等の治療に用いられる医療用ガイドワイヤに関する。
従来のこの種の医療用ガイドワイヤとしては、コアワイヤの先端部にコイルを組み付けたものや、コイルの代わりにポリマージャケットを被せたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2011−000469号公報(第3図及び第4図参照)
ところで、医療用ガイドワイヤを用いた血管病変部の治療では、「真腔」と呼ばれる病変部(閉塞部や狭窄部)の中央を医療用ガイドワイヤが通過することが求められるが、病変部が高度に石灰化した完全閉塞病変である場合には、病変部を逸れて血管壁の内部(以下、「偽腔」という)に医療ガイドワイヤが迷入することがある。偽腔に迷入した状態で手技を続けると、血管穿孔の危険性や、その後の治療の困難性を高める恐れがあるため、術者は、医療用ガイドワイヤの操作中に指先に伝わる感触(生体組織と医療用ガイドワイヤとの摩擦によって生じるザラツキ感)によって、医療用ガイドワイヤの先端部が偽腔に迷入していないか(真腔内に位置するか)否かを判別しながら手技を行っている。
これに対し、上述した従来のガイドワイヤのうち、ポリマージャケットタイプのガイドワイヤは、その表面に凹凸が無く滑らかである為、真腔と偽腔とで感触に違いが現れない。一方、コイルタイプのガイドワイヤは、コイル表面の凹凸やコイルの伸縮等によって感触に若干の違いが現れ得る。
ところが、コイルタイプのガイドワイヤであっても、上述した感触の違いを判別するには熟練を要し、さらなる改良が求められていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、真腔と偽腔とで指先に伝わる感触の違いを従来よりも容易に判別することが可能な医療用ガイドワイヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る医療用ガイドワイヤは、コアワイヤと、コアワイヤの先端同軸上に固定されたコイルとを備えた医療用ガイドワイヤにおいて、コイルは、外周面に竹節状の複数の起伏部を備えた第1コイルを有し、各起伏部は、比較的小径な小径巻線部とその後方に離して形成された比較的大径な大径巻線部と、大径巻線部からその前方の小径巻線部に向かって徐々に縮径したテーパー巻線部とを備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の医療用ガイドワイヤにおいて、小径巻線部に対する大径巻線部の外径比は、1.1以上1.4未満であるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の医療用ガイドワイヤにおいて、第1コイルは放射線不透過性の1本のコイル素線を巻回成形してなるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の医療用ガイドワイヤにおいて、第1コイルの外周面はディップコート法により形成された樹脂被膜で被覆され、小径巻線部はコイル素線間に隙間を有する疎巻きであるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載の医療用ガイドワイヤにおいて、小径巻線部の軸方向長さは、テーパー巻線部及び大径巻線部の軸方向長さの合計よりも長いところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の発明によれば、医療用ガイドワイヤの先端部に備えた第1コイルの外周面に竹節状の複数の起伏部が設けられているから、医療用ガイドワイヤを押し引きした際に、生体組織と複数の起伏部との摩擦により、指先に伝わるザラツキ感が従来よりも大きくなる。これにより、医療用ガイドワイヤの先端部が真腔に位置している場合と、偽腔に迷入している場合とで、指先に伝わる感触の違いが従来よりも明確になり判別し易くなる。そして、医療用ガイドワイヤの先端部が偽腔に迷入した場合に、これを確実に察知することができ、血管穿孔やその後の手技の困難性を高める事態を回避することができる。また、小径巻線部とその後方に位置する大径巻線部との間には、小径巻線部から大径巻線部に向かって徐々に拡径したテーパー巻線部が形成されているから、医療用ガイドワイヤの先端を血管内や病変部内で押し進める際の抵抗の増大を抑え、スムーズな挿入性を確保することができる。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、小径巻線部に対する大径巻線部の外径比を、1.1以上にすることで、医療用ガイドワイヤの先端部が真腔に位置する場合と、偽腔に迷入している場合とで指先に伝わる感触の違いをより明確にすることができる。また、外径比を1.4未満にすることで、医療用ガイドワイヤの先端部を病変部内で押し引きする際の抵抗を抑えることができる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、第1コイルは放射線不透過性の1本のコイル素線を巻回してなる単線コイルであるから、医療用ガイドワイヤの先端から指先に伝わる感触の違いとX線透視画像とを総合して、医療用ガイドワイヤの先端位置をより正確に判別することができる。
[請求項4及び5の発明]
本発明によれば、第1コイルの外周面のうち、隣接した大径巻線部同士の間は相対的に括れた形状になっているため、ディップコート法で樹脂被膜を形成する場合に、その括れ部分にコーティング液が比較的多く付着し易い。これに対し、請求項4の発明によれば、括れ部分を構成する小径巻線部が疎巻きになっており、その隙間にコーティング液の一部が浸透するので、括れ部分における樹脂被膜の膜厚増加を抑えることができる。また、請求項5の発明によれば、小径巻線部の軸方向長さが、大径巻線部及びテーパー巻線部の軸方向長さの合計よりも長くなっているので、小径巻線部により多くのコーティング液を浸透させることができ、括れ部分における樹脂被膜の膜厚増加をより確実に抑えることができる。これらにより、第1コイルの外周面に形成された起伏形状を、樹脂被膜の外周面にも確実に反映させることができる。
本発明の第1実施形態に係る医療用ガイドワイヤの側断面図 (A)コイルの側面図,(B)第1コイルの部分拡大断面図 第2実施形態に係る医療用ガイドワイヤの先端部側断面図
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。なお、図1及び図2は、説明の便宜上、本発明の特徴的な構成を強調して示したものであり、実際の寸法比で示されたものではない。
図1に示すように、医療用ガイドワイヤ10(以下、単に「ガイドワイヤ10」という)は、コアワイヤ11の一端同軸上にコイル30を組み付けた構造になっており、その表面全体が樹脂コーティングされている。具体的には、例えば、コイル30の表面全体が、親水性樹脂20(本発明の「樹脂被膜」に相当する)によってコーティングされており、コアワイヤ11のうちコイル30から露出した部分がフッ素系樹脂21(例えば、PTFE)によってコーティングされている。フッ素系樹脂は均一にスプレー塗布されており、親水性樹脂20はディップコート法によって形成されている。即ち、親水性樹脂のコーティング液を満たした浴槽内にガイドワイヤ10の先端側を所定部位(本実施形態ではコイル30が完全に浸かる位置)までディッピング(浸漬)してから引き抜き、コイル30の表面に付着したコーティング液(親水性樹脂)を乾燥させることで形成されている。以下、ガイドワイヤ10のうちコイル30が組み付けられた側を「先端側」といい、その反対側を「後端側」又は「手元側」という。なお、本実施形態における親水性樹脂20とは、例えば、体液との接触により膨潤して潤滑性を示す主剤(ポリエチレンオキサイド、ポリビニルピロリドン等)と、必要に応じて適用される添加剤とを含む意味である。
コアワイヤ11は、金属製の線材、具体的には、ステンレス鋼線で構成されている。コアワイヤ11の手元側は比較的太径なメインコア部12となっており、先端側は先細り形状のテーパーコア部13となっている。メインコア部12の最大外径は、従来の一般的なガイドワイヤと同じく、約0.25〜0.46mm(0.010〜0.018インチ)である。一方、テーパーコア部13は、メインコア部12から先端に向かうに従って徐々に縮径し、その最先端の外径(最小外径)は、例えば、0.05〜0.1mmとなっている。なお、コアワイヤ11の材質はステンレス鋼に限定するものではなく、例えば、擬弾性合金(ニッケルチタン合金)でもよい。また、コアワイヤ11は、1本の線材からなる単線構造(図1参照)でもよいし、複数の極細線材を撚り合せた撚り線構造でもよいし、異種金属の線材(例えば、手元側をステンレス鋼線、先端側を擬弾性合金線)を接合した構造でもよい。コアワイヤ11は、その用途(心臓冠動脈用、末梢血管用、脳血管用など)に応じて任意の形状・材質とすることができる。
テーパーコア部13の先端側に組み付けられたコイル30は、その両端部と中間部とが接合部材14、15、16(例えば、ロウ材)によってテーパーコア部13に固定されている。血管壁の損傷を避けるため、コイル30の先端部の接合部材14は半球状に成形されており、コイル30の後端部の接合部材15はテーパーコア部13からコイル30に向かって緩やかに拡径した略円錐状に成形されている。
コイル30は、その長手方向の中間部で第1コイル31と第2コイル32とを連結してなる。先端側の第1コイル31は放射線不透過性のコイル素線(例えば、白金ニッケル合金線)を巻回してなり、後端側の第2コイル32は放射線透過性のコイル素線(例えば、ステンレス鋼線)を巻回してなる。第1コイル31の後端と第2コイル32の先端はそれぞれ、素線間に隙間を有した疎巻き部(図示せず)となっており、それら疎巻き部同士を互いに噛み込ませて第1と第2の両コイル31,32が連結されている。また、両コイル31,32の連結部分が接合部材16によってテーパーコア部13に固定されている。
図2(A)に示すように、第2コイル32は、所定の素線径のコイル素線を互いに接触するように密巻きに巻回成形してなり、その先端側に比較的小径な先端側等径巻線部41が設けられ、後端側に比較的大径な後端側等径巻線部42が設けられている。また、第2コイル32の中間部は、後端側等径巻線部42から先端側等径巻線部41に向かって緩やかに縮径している。例えば、コイル素線の外径は0.05〜0.06mmであり、後端側等径巻線部42の外径は0.30〜0.32mmであり、先端側等径巻線部41の外径は0.25〜0.27mmである。なお、第2コイル32の寸法・形状は上記のものに限定するものではなく、例えば、外径が一定のストレートコイルであってもよい。
図1に示すように、第1コイル31は、その外周面に竹節状の起伏部50を複数備えている。これら起伏部50の起伏量は一定で、軸方向に等間隔で設けられている。図2(A)に示すように、起伏部50は、比較的外径の小さい小径巻線部51とその後方に離して配置された比較的外径の大きい大径巻線部52と、大径巻線部52から小径巻線部51に向かって徐々に縮径したテーパー巻線部53とを備え、大径巻線部52と後続する小径巻線部51との間にはテーパー巻線部53に比べて急峻に外径が変化した段差部54が形成されている。なお、起伏部50の数は任意の複数個であればよく、好ましくは、5〜15個である。
小径巻線部51の外径D1は、例えば、0.25〜0.27mm(第2コイル32の先端側等径巻線部41と同一)であり、大径巻線部52の外径D2は、例えば、0.30〜0.32mm(第1コイル32の後端側等径巻線部42と同一)である。即ち、小径巻線部51の外径D1に対する大径巻線部52の外径D2の比(以下、「外径比D2/D1」という)は、1.11〜1.28となっている。ここで、外径D1,D2は上記寸法に限定するものではないが、外径比D2/D1については、1.1以上1.4未満とすることが好ましい。この理由は、以下の通りである。即ち、外径比D2/D1を1.1未満にすると、従来のコイルタイプのガイドワイヤとの差が殆どなくなり、ガイドワイヤ10を押し引きしたときの感触(ザラツキ感)が小さくなって、真腔と偽腔とを判別することが困難になるからである。一方、外径比D2/D1を1.4以上にすると、ガイドワイヤ10を病変部内で押し引き操作する際(特に、引き戻す際)の抵抗が過大になって手技の困難性を高める可能性があるからである。
また、本実施形態では、各起伏部50の起伏差ΔD(=(D2−D1)/2)が第1コイル31のコイル素線の素線径t1より小さくなっている。具体的には、例えば、コイル素線径t1が0.05〜0.06mmであるのに対し、起伏差ΔDは0.015〜0.035mmとなっている。ここで、起伏部50の起伏差ΔDがコイル素線の素線径t1より大きいと、例えば、第1コイル31が湾曲した際に、大径巻線部52が後続する小径巻線部51の外側に乗り上げて第1コイル31にズレが生じたり、そのズレによって親水性樹脂20が損傷する虞がある。これに対し、本実施形態のように起伏差ΔDをコイル素線の素線径t1より小さくすれば、第1コイル31が湾曲した場合に小径巻線部51の外側に大径巻線部52が乗り上げる事態を防ぐことができ、上述した不具合を防止することができる。なお、「起伏差ΔDをコイル素線径t1より小さくする」構成は必須ではないが、上述した「外径比D2/D1を1.1以上1.4未満とする」構成との両立を図るには、以下のようにすればよい。例えば、小径巻線部51の外径を0.27mmとして外径比D2/D1を1.1以上1.4未満にした場合、起伏差ΔDは最大で約0.054mmとなる。従って、コイル素線径t1を0.055〜0.06mmとすれば、上述した外径比D2/D1の関係との両立を図ることができる。
小径巻線部51の軸方向長さは、大径巻線部52及びテーパー巻線部53の軸方向長さの合計よりも長くなっている。具体的には、例えば、大径巻線部52及びテーパー巻線部53の軸方向長さの合計は、小径巻線部51の軸方向長さ(1.4〜1.6mm)の半分程度(0.7〜0.9mm)となっている。また、大径巻線部52とテーパー巻線部53は共にコイル素線同士が接した密巻きであるのに対し、小径巻線部51はコイル素線間に隙間を有した疎巻きとなっている。なお、隙間の大きさは、コイル素線径t1よりも十分に小さくなっており、本実施形態では、例えば、0.005〜0.02mmとなっている(図2(B)参照)。これらの構成は、第1コイル51の外周面を被覆した親水性樹脂20の表面に、第1コイル51の起伏形状を反映させる為である。
即ち、コイル30の表面を親水性樹脂20でコーティングする場合には、通常、ディップコート法によるコーティングが行われる。ところが、外周面に複数の起伏部50を有する第1コイル31に対してディップコート法を行った場合には、隣接した大径巻線部52同士の間の括れた部分(図2(A)参照)に親水性樹脂20のコーティング液が比較的多く付着し易い。これに対し、本実施形態では、括れ部分に位置する小径巻線部51が疎巻きになっているので、コーティング液の一部がコイル素線の隙間に浸透して、括れ部分における親水性樹脂20の過剰な膜厚増加を抑えることができる。また、小径巻線部51の軸方向長さが、大径巻線部52及びテーパー巻線部53の軸方向長さの合計よりも長くなっているので、親水性樹脂20の溶液をより多く浸透させることができ、括れ部分での親水性樹脂20の膜厚増加をより確実に抑えることができる。これらにより、第1コイル31の外周面に形成された起伏形状を、その外周面を被覆した親水性樹脂20の外周面にも確実に反映させることができる。
次に本実施形態のガイドワイヤ10の作用効果を説明する。血管病変部(閉塞部や狭窄部)の治療では、病変部を拡張して血流を回復させるためにステントやバルーンカテーテル等が使用され、それらステントやバルーンカテーテルを病変部に導くために血管内にガイドワイヤ10が挿入される。ステントやバルーンカテーテルは真腔内で拡張させる必要があるため、ガイドワイヤ10を操作する際には、その先端部が偽腔に迷入することなく真腔を通過するように常に注意を払う必要がある。具体的には、ガイドワイヤ10を押し引きした際に指先に伝わる感触の違いから、ガイドワイヤ10の先端が偽腔に迷入していないか(真腔内に位置するか)否かを判別する。ところが、従来はこの感触の違いを判別するのに熟練を要していた。
これに対し、本実施形態のガイドワイヤ10によれば、第1コイル31の外周面に竹節状の起伏部50が複数形成されているので、ガイドワイヤ10を押し引きした際に、それら起伏部50と生体組織とが摩擦することで従来よりも大きなザラツキ感が生じる。これにより、ガイドワイヤ10の先端部が真腔に位置する場合と偽腔に迷入している場合とで指先に伝わる感触の違いが従来のガイドワイヤよりも明確で分かり易くなる。そして、ガイドワイヤ10の先端部が偽腔内に迷入した場合でも、これを確実に察知することができ、血管穿孔やその後の手技の困難性を高める事態を確実に防止することができる。
また、本実施形態のガイドワイヤ10は、起伏部50を設けた第1コイル31が1本の放射線不透過性のコイル素線を巻回してなる単線コイルであるから、ガイドワイヤ10から指先に伝わる感触の違いと、第1コイル31のX線透視画像とから、ガイドワイヤ10の先端部の位置をより正確に判別することができる。ここで、第1コイル31は、外径を異ならせた複数のコイルを繋ぎ合せてもよいが、この場合にはコイルの繋ぎ目で剛性が変化し、柔軟性が損なわれる可能性がある。これに対し、本実施形態の第1コイル31は、1本のコイル素線を巻回してなる単線コイルであるからコイルの柔軟性を確保することができる。
また、第1コイル31の外周面に形成された複数の各起伏部50は、小径巻線部51とその後方に離して配置された大径巻線部52との間が、小径巻線部51から大径巻線部52に向かって徐々に拡径したテーパー巻線部53となっているから、例えば、ガイドワイヤ10の先端部を病変部内で押し進める際や、血管内、特に、血流に逆行して押し進めるときの抵抗を抑制することができ、スムーズな挿入性を確保することができる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態を図3を参照しつつ説明する。この第2実施形熊は、第1コイル61を構成するコイル素線を上記第1実施形態とは異なる構成としたものである。具体的には、図3に示すように、第1コイル61を構成するコイル素線は、線径が徐々に拡縮を繰り返した構造をなしており、このコイル素線を内径が一定になるように巻回成形することで、第1コイル61の外周面に複数の起伏部50が形成されている。その他の構成については上記第1実施形態と同じであるため、同一部位については同一符号を付すことで重複した説明は省略する。本実施形態によっても上記第1実施形態と同等の効果を奏する。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、コイル30がその中間部で第1コイル31と第2コイル32とを接合してなる構成であったが、複数の起伏部50を有する第1コイル31のみで構成してもよい。
(2)上記実施形態では、先端側の第1コイル31だけに複数の起伏部50を形成していたが、第1コイル31と第2コイル32の双方に複数の起伏部50を形成してもよい。
(3)上記実施形態では、第1コイル31を放射線不透過性のコイル素線で構成していたが、放射線透過性のコイル素線で構成してもよい。この場合、例えば、コイル30の外周面を被覆した樹脂被膜に放射線不透過性の微粒子を含ませておくことにより、ガイドワイヤ10の先端の位置をX線透視画像で確認することが可能になる。
(4)上記実施形態では、コイル30(第1コイル31及び第2コイル32)を構成するコイル素線の断面が円形であったが、断面非円形(例えば、略矩形状)でもよい。
(5)上記実施形態では、複数の起伏部50の起伏差が全て同一であったが、起伏差を異ならせてもよい。例えば、ガイドワイヤ10の先端に向かうに従って起伏部50の起伏差が小さくなる又は大きくなるようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、第1コイル31における小径巻線部51の軸方向長さを、テーパー巻線部53及び大径巻線部52の軸方向長さの合計よりも長くしていたが、例えば、コーティング液の粘度や小径巻線部51におけるコイル素線間の隙間の大きさ等に応じて、小径巻線部51の軸方向長さをテーパー巻線部53及び大径巻線部52の軸方向長さの合計以下としてもよい。
10 医療用ガイドワイヤ
30 コイル
20 親水性樹脂(樹脂被膜)
31,61 第1コイル
50 起伏部
51 小径巻線部
52 大径巻線部
53 テーパー巻線部
D1 小径巻線部の外径
D2 大径巻線部の外径
ところで、医療用ガイドワイヤを用いた血管病変部の治療では、「真腔」と呼ばれる病変部(閉塞部や狭窄部)の中央を医療用ガイドワイヤが通過することが求められるが、病変部が高度に石灰化した完全閉塞病変である場合には、病変部を逸れて血管壁の内部(以下、「偽腔」という)に医療ガイドワイヤが迷入することがある。偽腔に迷入した状態で手技を続けると、血管穿孔の危険性や、その後の治療の困難性を高める恐れがあるため、術者は、医療用ガイドワイヤの操作中に指先に伝わる感触(生体組織と医療用ガイドワイヤとの摩擦によって生じるザラツキ感)によって、医療用ガイドワイヤの先端部が偽腔に迷入していないか(真腔内に位置するか)否かを判別しながら手技を行っている。
上記目的を達成するため、請求項1に係る医療用ガイドワイヤは、コアワイヤと、コアワイヤの先端同軸上に固定されたコイルとを備えた医療用ガイドワイヤにおいて、コイルは、外周面に竹節状の複数の起伏部を備えた第1コイルを有し、各起伏部は、比較的小径な小径巻線部とその後方に離して形成された比較的大径な大径巻線部と、大径巻線部からその前方の小径巻線部に向かって徐々に縮径したテーパー巻線部とを備え、隣り合った大径巻線部同士の間に位置する小径巻線部の軸方向長さを、テーパー巻線部及び大径巻線部の軸方向長さの合計よりも長くしたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の医療用ガイドワイヤにおいて、第1コイルの外周面は樹脂被膜で被覆され、小径巻線部はコイル素線間に隙間を有する疎巻きであるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の医療用ガイドワイヤにおいて、起伏部の起伏差は、第1コイルのコイル素線径より小さいところに特徴を有する。
[請求項4の発明]
本発明によれば、第1コイルの外周面のうち、隣接した大径巻線部同士の間は相対的に括れた形状になっているため、ディップコート法で樹脂被膜を形成する場合に、その括れ部分にコーティング液が比較的多く付着し易い。これに対し、請求項4の発明によれば、括れ部分を構成する小径巻線部が疎巻きになっており、その隙間にコーティング液の一部が浸透するので、括れ部分における樹脂被膜の膜厚増加を抑えることができる。また、小径巻線部の軸方向長さが、大径巻線部及びテーパー巻線部の軸方向長さの合計よりも長くなっているので、小径巻線部により多くのコーティング液を浸透させることができ、括れ部分における樹脂被膜の膜厚増加をより確実に抑えることができる。これらにより、第1コイルの外周面に形成された起伏形状を、樹脂被膜の外周面にも確実に反映させることができる。
小径巻線部51の外径D1は、例えば、0.25〜0.27mm(第2コイル32の先端側等径巻線部41と同一)であり、大径巻線部52の外径D2は、例えば、0.30〜0.32mm(第コイル32の後端側等径巻線部42と同一)である。即ち、小径巻線部51の外径D1に対する大径巻線部52の外径D2の比(以下、「外径比D2/D1」という)は、1.11〜1.28となっている。ここで、外径D1,D2は上記寸法に限定するものではないが、外径比D2/D1については、1.1以上1.4未満とすることが好ましい。この理由は、以下の通りである。即ち、外径比D2/D1を1.1未満にすると、従来のコイルタイプのガイドワイヤとの差が殆どなくなり、ガイドワイヤ10を押し引きしたときの感触(ザラツキ感)が小さくなって、真腔と偽腔とを判別することが困難になるからである。一方、外径比D2/D1を1.4以上にすると、ガイドワイヤ10を病変部内で押し引き操作する際(特に、引き戻す際)の抵抗が過大になって手技の困難性を高める可能性があるからである。
小径巻線部51の軸方向長さは、大径巻線部52及びテーパー巻線部53の軸方向長さの合計よりも長くなっている。具体的には、例えば、大径巻線部52及びテーパー巻線部53の軸方向長さの合計は、小径巻線部51の軸方向長さ(1.4〜1.6mm)の半分程度(0.7〜0.9mm)となっている。また、大径巻線部52とテーパー巻線部53は共にコイル素線同士が接した密巻きであるのに対し、小径巻線部51はコイル素線間に隙間を有した疎巻きとなっている。なお、隙間の大きさは、コイル素線径t1よりも十分に小さくなっており、本実施形態では、例えば、0.005〜0.02mmとなっている(図2(B)参照)。これらの構成は、第1コイル31の外周面を被覆した親水性樹脂20の表面に、第1コイル31の起伏形状を反映させる為である。
(6)上記実施形態では、第1コイル31における小径巻線部51の軸方向長さを、テーパー巻線部53及び大径巻線部52の軸方向長さの合計よりも長くしていたが、本発明の技術的範囲には含まれない他の実施例として、例えば、コーティング液の粘度や小径巻線部51におけるコイル素線間の隙間の大きさ等に応じて、小径巻線部51の軸方向長さをテーパー巻線部53及び大径巻線部52の軸方向長さの合計以下としてもよい。

Claims (5)

  1. コアワイヤと、コアワイヤの先端同軸上に固定されたコイルとを備えた医療用ガイドワイヤにおいて、
    前記コイルは、外周面に竹節状の複数の起伏部を備えた第1コイルを有し、
    前記各起伏部は、比較的小径な小径巻線部とその後方に離して形成された比較的大径な大径巻線部と、前記大径巻線部からその前方の前記小径巻線部に向かって徐々に縮径したテーパー巻線部とを備えたことを特徴とする医療用ガイドワイヤ。
  2. 前記小径巻線部に対する前記大径巻線部の外径比は、1.1以上1.4未満であることを特徴とする請求項1に記載の医療用ガイドワイヤ。
  3. 前記第1コイルは放射線不透過性の1本のコイル素線を巻回成形してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用ガイドワイヤ。
  4. 前記第1コイルの外周面はディップコート法により形成された樹脂被膜で被覆され、前記小径巻線部はコイル素線間に隙間を有する疎巻きであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の医療用ガイドワイヤ。
  5. 前記小径巻線部の軸方向長さは、前記テーパー巻線部及び前記大径巻線部の軸方向長さの合計よりも長いことを特徴とする請求項4に記載の医療用ガイドワイヤ。
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