JP5780526B2 - ガイドワイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、血管などの管腔に挿入されるガイドワイヤに関する。
血管などの管腔にカテーテルを挿入する際に用いるガイドワイヤが知られている。カテーテルを挿入する際には、先ずガイドワイヤを血管などの管腔に挿入して病変部(例えば、血管の閉塞部)付近まで進行させ、その後にガイドワイヤに沿ってカテーテルを進行させる。このようにカテーテルを管腔の病変部付近まで挿入した状態で、カテーテルを介した各種の治療が行われる。
ガイドワイヤを管腔に挿入する際には、管腔が分岐する箇所で所望の分岐先の方向にガイドワイヤの先端を上手く向けることができず、その結果として所望の分岐先の管腔にガイドワイヤを進入させることが困難となることがある。そこで、ガイドワイヤの先端部を予め湾曲形状に形成しておくことで、分岐先の管腔にワイヤを進入させ易くする技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、管腔内でガイドワイヤを円滑に進めるためには、ガイドワイヤの表面と管腔内壁との摩擦をできる限り低減させることが望ましい。こうした観点から、ガイドワイヤの表面を潤滑層(例えば親水性のコーティング剤)などで覆っておく技術も提案されている(例えば、特許文献2)。
特開平9−294813号公報 特開2008−237621号公報
しかし、先端部が湾曲形状のガイドワイヤの表面を潤滑層で覆った場合、ガイドワイヤの表面が管腔内壁に対して滑ることによって、先端部の方向が定まり難くなるという問題があった。また同様の問題は、正常な管腔内に限らず、例えばコレステロールなどが管腔内壁に沈着することによってできた閉塞部においても起こりうる。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題に対応してなされたものであり、管腔内壁などに対するガイドワイヤの潤滑性を確保しつつ、先端部の方向が定まり易いガイドワイヤの提供を目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のガイドワイヤは次の構成を採用した。すなわち、直線部と、前記直線部の先端側に設けられた湾曲部と、前記直線部と前記湾曲部との境界部分である境界部とを有するガイドワイヤであって、前記直線部の表面に設けられた潤滑部と、前記湾曲部が湾曲する側とは反対側の前記境界部の表面に少なくとも設けられた、前記潤滑部よりも潤滑性が低い低潤滑部とを備えることを要旨とする。
このような本発明のガイドワイヤにおいては、血管などの管腔の内壁との摩擦を低減すべく、潤滑性の高い(換言すれば摩擦抵抗が小さい)潤滑部が直線部の表面に設けられている。また、少なくとも湾曲部が湾曲する側と反対側の境界部の表面には、潤滑部よりも潤滑性が低い(摩擦抵抗が大きい)低潤滑部が設けられている。
尚、直線部表面の潤滑部については、例えば直線部の全長に亘って潤滑部が設けられていてもよいし、直線部の一部(例えば、直線部の先端側の部分)にのみ設けられていてもよい。
湾曲部が湾曲する側とは反対側の境界部の表面に低潤滑部を設けておくと、低潤滑部と管腔内壁との間の摩擦力によって、上記部分が管腔内壁に対して滑ることを抑制することができる。その結果、湾曲部の先端の方向が定まり易くなる(方向付けを行い易くなる)ので、ガイドワイヤの先端を所望の分岐の管腔へと確実に進めることが可能となる。もちろん、ガイドワイヤの直線部の表面には潤滑部が設けられているので、管腔内壁に対するガイドワイヤ表面の潤滑性を確保することができる。
また、上述した本発明の医療用ガイドワイヤにおいては、湾曲部が湾曲する側とは反対側の境界部から湾曲部の先端にかけて、低潤滑部を設けることとしてもよい。
このようにしても、低潤滑部と管腔内壁との摩擦力によって、湾曲部が湾曲する側とは反対側の境界部の表面が管腔内壁に対して滑ることを抑制することができ、結果として湾曲部の先端の方向付けをし易くすることができる。また、後に詳しく説明するように、低潤滑部をこのような態様で設けたガイドワイヤは、分岐管腔の入口部分に形成された閉塞部にガイドワイヤを貫通させる手技において、特に好適に用いることができる。
また、上述した本発明の医療用ガイドワイヤにおいては、湾曲部が湾曲する側とは反対側の境界部から湾曲部の先端にかけて低潤滑部を設けるとともに、湾曲部が湾曲する側の境界部から湾曲部の先端にかけても低潤滑部を設けることとしても良い。
このようにしても、低潤滑部と管腔内壁との摩擦力によって湾曲部の先端の方向付けをし易くすることができる。また、このようにしてガイドワイヤの先端の低潤滑部の面積を確保することにより、先端が管腔内壁や病変部と接触したときの感触を基端側(すなわち術者の手元側)に確実に伝えることができる。更に、このようなガイドワイヤでは、低潤滑部での摩擦が十分に確保されることによって、閉塞部内に挿入した状態でガイドワイヤを回転させた際に、術者が意図したよりもガイドワイヤの先端が大きく回転してしまうことを防ぐことが可能となる。
また、本発明の医療用ガイドワイヤは、以下のような態様によって捉えることもできる。すなわち、第1直線部と、前記第1直線部の先端側に設けられた第2直線部と、前記第1直線部と前記第2直線部との間に設けられた屈曲部とを有するガイドワイヤであって、前記第1直線部の表面に設けられた潤滑部と、前記屈曲部が屈曲する側とは反対側の前記屈曲部の表面に少なくとも設けられた、前記潤滑部よりも潤滑性が低い低潤滑部とを備えることを要旨とする。
このような本発明の医療用ガイドワイヤにおいても、低潤滑部と管腔内壁との間の摩擦力によって、第2直線部が屈曲する側とは反対側の屈曲部の表面が管腔内壁に対して滑ることを抑制することができる。その結果、第2直線部の先端の方向が定まり易くなるので、ガイドワイヤの先端を所望の分岐の管腔へと確実に進めることが可能となる。また、上記部分に低潤滑部を設けると、低潤滑部の表面を外側に出っ張った面とすることができる。従って、低潤滑部と管腔内壁とを確実に接触させることができ、その結果としてガイドワイヤの先端の方向付けをより行い易くすることが可能となる。
また上述した本発明のガイドワイヤにおいては、屈曲部が屈曲する側とは反対側の屈曲部から第2直線部の先端にかけて低潤滑部を設けることしても良い
このようにしても、低潤滑部と管腔内壁との摩擦力によって第2直線部の先端の方向付けをし易くすることができる。また、低潤滑部の表面を外側に出っ張った面とすることによって、低潤滑部と管腔内壁とを確実に接触させることができるので、ガイドワイヤの先端の方向付けをより行い易くすることが可能となる。さらに、後述するように低潤滑部をこのように設けると、分岐の管腔の入口部分が閉塞しているような場合に、ガイドワイヤを閉塞部に容易に挿入することが可能となる。
また、上述した本発明のガイドワイヤにおいては、屈曲部が屈曲する側とは反対側の屈曲部から第2直線部の先端にかけて低潤滑部を設けるとともに、屈曲部が屈曲する側の屈曲部から第2直線部の先端にかけても低潤滑部を設けることとしてもよい。
このようにしても、低潤滑部と管腔内壁との摩擦力によって第2直線部の先端の方向付けをし易くすることができる。また、低潤滑部の表面が外側に出っ張った面となることによって、低潤滑部と管腔内壁とを確実に接触させることができるので、ガイドワイヤの先端の方向付けをより行い易くすることが可能となる。更にガイドワイヤ先端の低潤滑部の面積が確保されることにより、先端が管腔内壁や病変部と接触したときの感職を術者の手元側に確実に伝えることができる。加えて、低潤滑部での摩擦が十分に確保されることにより、閉塞部内に挿入した状態でガイドワイヤを回転させた際に、ガイドワイヤの先端が過回転してしまうことを防ぐことが可能となる。
また上述した本発明のガイドワイヤにおいては、ガイドワイヤの表面に一旦、潤滑部を設け、その潤滑部を除去することによって、低潤滑部を形成することとしてもよい。こうすれば、潤滑部を除去するだけで簡単に低潤滑部を形成することが可能となる。
第1実施形態のガイドワイヤの概略構成を示した説明図である。 第1実施形態のガイドワイヤの先端部分の詳細な構成を示した拡大図である。 第1実施形態のガイドワイヤを用いた手技の様子を示した説明図である。 第2実施形態のガイドワイヤの先端部分の詳細な構成を示した拡大図である。 第2実施形態のガイドワイヤを用いた手技の様子を示した説明図である。 第2実施形態のガイドワイヤを用いた別の手技の様子を示した説明図である。 第3実施形態のガイドワイヤの先端部分の詳細な構成を示した拡大図である。 第3実施形態のガイドワイヤを用いた手技の様子を示した説明図である。 第4実施形態のガイドワイヤの先端部分の詳細な構成を示した拡大図である。 第5実施形態のガイドワイヤの先端部分の詳細な構成を示した拡大図である。 第6実施形態のガイドワイヤの構成を示した説明図である。 第6実施形態のガイドワイヤを用いた手技の様子を示した説明図である。 先端側にコイル体を有しないガイドワイヤに本発明を適用した場合を例示した説明図である。
A.第1実施形態 :
図1は、第1実施形態のガイドワイヤ1の概略構成を示した説明図である。図示されているように本実施形態のガイドワイヤ1は、コアシャフト10と、コアシャフト10に組み付けられたコイル体20などから構成されている。
コアシャフト10は、基端部12と、基端部12よりも線径の小さな先端部14と、基端部12と先端部14とを接続するテーパ部16とを有している。コイル体20は、先端部14の先端側で先端側ロウ付け部30によって固定され、また先端部14の基端側で基端側ロウ付け部32によって固定されている。
尚、コアシャフト10の形状は図1に例示した形状に限られるものではなく、例えば先端部14を基端から先端に向かって縮径させてもよい。こうすれば、ガイドワイヤ1の先端部の柔軟性を向上させることができる。また、コアシャフト10の材料としては、例えばステンレス鋼(SUS)や、Ni−Ti合金のような超弾性合金等が好適に用いられる。
また、本実施形態のガイドワイヤ1は、コイル体20の途中の位置(コイル体20の先端の基端側に離間した位置)から緩やかに折り曲げられており、これによってガイドワイヤ1の先端が湾曲形状に形成されている。以下の説明では、先端の湾曲形状の部分のことを湾曲部50と呼び、湾曲部50よりも基端側の部分(ガイドワイヤ1が直線形状の部分)のことを直線部52と呼び、湾曲部50と直線部52との境界部分のことを境界部54と呼ぶこととする。
図2は、本実施形態のガイドワイヤ1の先端付近の詳細な構成を示した拡大図である。図示されているようにガイドワイヤ1の表面(正確にはコイル体20の表面)は、薄い層状の潤滑部60で覆われている。潤滑部60には、ガイドワイヤ1の表面(ここではコイル体20の表面)よりも外部との摩擦が生じにくい素材(例えばフッ素系樹脂やシリコンオイル、セルロース系高分子物質、ポリエチレンオキサイド系高分子物質、無水マレイン酸系高分子物質(メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体等の無水マレイン酸共重合体など)、アクリルアミド系高分子物質(ポリアクリルアミド、ポリグリシジルメタクリレート−ジメチルアクリルアミドのブロック共重合体など)、水溶性ナイロン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ヒアルロン酸塩など)が用いられる。尚、図2には、潤滑部60がコイル体20の表面に設けられている様子が例示されているが、コイル体20よりも基端側のコアシャフト10の表面にも潤滑部60を設けることとしてもよい。
また本実施形態のガイドワイヤ1には、湾曲部50が湾曲する側とは反対側の境界部54の表面に、潤滑部60で覆わない部分(低潤滑部62)が設けられている。
尚、低潤滑部62は例えば次のようにして形成される。先ず、ガイドワイヤ1の表面を潤滑部60で覆う。それから湾曲部50が湾曲する側とは反対側の境界部54の表面の潤滑部60を除去することによって低潤滑部62を形成する。こうすれば、潤滑部60を除去するだけで簡単に低潤滑部62を形成することができる。
図3は、本実施形態のガイドワイヤ1を用いた手技の様子を示した説明図である。尚、図3(a)には、分岐のない血管にガイドワイヤ1が挿入されたときの様子が示されており、図3(b)および図3(c)には、血管が分岐する部分にガイドワイヤ1が挿入されたときの様子が示されている。
上述したように本実施形態のガイドワイヤ1は、表面の大部分は潤滑部60で覆われている(図2を参照)。従って図3(a)に示されるように、血管内をガイドワイヤ1が通過する際には、潤滑部60によってガイドワイヤ1の表面と血管内壁との摩擦が低減される。このため血管内でガイドワイヤ1を円滑に進めることができる。
また、ガイドワイヤ1の先端が血管の分岐部分に到達したときには、術者がガイドワイヤ1の基端部12を把持しながら回転させる。すると、図3(b)に示されるように、ガイドワイヤ1の湾曲部50の先端の方向が、術者がガイドワイヤ1を進めようとする方向(以下、進行方向と呼ぶ)に方向付けられる。
ここで本実施形態のガイドワイヤ1では、上述したように、湾曲部50が湾曲する側とは反対側の境界部54の表面に低潤滑部62が設けられている(図2を参照)。このため、低潤滑部62と血管内壁との間の摩擦力によって、ガイドワイヤ1の先端の方向を進行方向に方向付けた状態で安定して保持することができる。従って、図3(b)の状態で基端側からガイドワイヤ1を更に押し込むことにより、図3(c)に示されるように、術者が選択した血管に対してガイドワイヤ1を確実に挿入することが可能となる。
また、本実施形態のガイドワイヤ1のようにガイドワイヤ1の先端付近に低潤滑部62を設けておくと、低潤滑部62が血管内壁(あるいは病変部)から抵抗を受けることによって、ガイドワイヤ1の先端と血管内壁などが接触したときの感触を術者の手元に伝え易くなる。従って、潤滑部60によって血管内壁に対する潤滑性を確保しつつ、ガイドワイヤ1の先端付近の情報(血管の形状や病変部の状態など)を術者が収集し易くすることができる。
以上では第1実施形態のガイドワイヤ1について説明した。以下では関連する他の実施形態について簡単に説明する。尚、以下の説明において、上述した第1実施形態と同じ構成部分については第1実施形態と同じ符号を付すこととし、その詳細な説明は省略する。
B.第2実施形態 :
図4は、第2実施形態のガイドワイヤ2の先端付近の詳細な構成を示した拡大図である。図示した本実施形態のガイドワイヤ2は、第1実施形態のガイドワイヤ1と比較して低潤滑部(潤滑部60で覆わない部分)を設ける位置が異なっている。すなわち、ガイドワイヤ2の湾曲部50が湾曲する側とは反対側の境界部54の表面だけでなく、湾曲する側とは反対側の湾曲部50の表面についても低潤滑部(低潤滑部64)となっている。
尚、本実施形態では、先端側ロウ付け部30の表面には潤滑部60を設けない(低潤滑部64とする)こととしている。こうすることで、ガイドワイヤ2の先端の潤滑性が抑制され、その結果として血管を突き破ってしまうことが抑制される。もちろん、ガイドワイヤ2の表面の潤滑性を優先させたい場合には、先端側ロウ付け部30の表面にも潤滑部60を設けることとしてもよい(図示は省略)。
図5は、第2実施形態のガイドワイヤ2を用いた手技の様子を示した説明図である。尚、図5には、血管の分岐のすぐ先に血管が閉塞した部分(以下、閉塞部と呼ぶ)が生じている状態で、閉塞部にガイドワイヤ2を挿入するときの様子が示されている。
図5(a)に示されているように、閉塞部にガイドワイヤ2を挿入しようとすると、ガイドワイヤ2の先端が閉塞部から反力(図中では黒色の矢印で表示)を受ける。ここで本実施形態のガイドワイヤ2では、湾曲部50が湾曲する側とは反対側の表面についても低潤滑部64となっているので、低潤滑部64と、閉塞部の入口部分の血管内壁(または閉塞部の組織)との間に摩擦力が生ずる。このため、閉塞部からの反力に負けてガイドワイヤ2が図面下方の血管に落ちてしまうことを抑制することができる。その結果として図5(b)に示されているように、閉塞部にガイドワイヤ2を確実に挿入することが可能となる。また、ガイドワイヤ2の湾曲部50が湾曲する側の表面には潤滑部60が設けられているので、閉塞部内でガイドワイヤ2を円滑に進めることができる。
図6は、第2実施形態のガイドワイヤ2を用いた別の手技の様子を示した説明図である。尚、図6には、直線状の血管に対して略直角に血管が分岐しており、分岐のすぐ先に閉塞部が生じている場合に、閉塞部にガイドワイヤ2を挿入するときの様子が示されている。
図6(a)に示されているように、ガイドワイヤ2の先端が閉塞部の入口部分に挿入されると、低潤滑部64と閉塞部の組織との間に摩擦が生じ、先端部分が閉塞部の入口部分に引っ掛かった状態となる。この状態では、ガイドワイヤ2を手元側(図面左側)から押し込んだ際に、押し込む方向(図面右方向)にガイドワイヤ2の先端が滑ることが抑制される。その結果、図6(b)に示されるように、略直角に分岐する血管の入口部分に閉塞部があるような場合であっても、閉塞部にガイドワイヤ2を確実に挿入することが可能となる。
C.第3実施形態 :
図7は、第3実施形態のガイドワイヤ3の先端付近の詳細な構成を示した拡大図である。図示した本実施形態のガイドワイヤ3は、湾曲部50が湾曲する側と反対側の湾曲部50および境界部54の表面のみならず、湾曲部50が湾曲する側の湾曲部50および境界部54の表面についても低潤滑部66となっている点で、上述した第2実施形態のガイドワイヤ2とは相違する。
このような第3実施形態のガイドワイヤ3では、第1実施形態や第2実施形態のガイドワイヤよりもガイドワイヤ3の先端における低潤滑部66の面積を広く取ることができる。その結果、ガイドワイヤ3の先端が血管内壁や閉塞部などと接触したときに、その感触を基端側(術者の手元側)により確実に伝えることができる。このため第3実施形態のガイドワイヤ3は、ガイドワイヤ3の先端での感触を特に詳細に感じ取ることが必要な手技(例えば、閉塞部にガイドワイヤ3を貫通させる手技や、非常に細い血管にガイドワイヤ3を挿入する手技)を行う際に好適に用いることができる。
また第3実施形態のガイドワイヤ3は、次のような手技においても好適に用いることができる。
図8は、第3実施形態のガイドワイヤ3を用いた手技の様子を示した説明図である。図8(a)に示されているように、血管の閉塞部にガイドワイヤ3の先端を挿入した状態で、手元側でガイドワイヤ3を回転させると、ガイドワイヤ3の先端の向きが変化する。ここで、従来のガイドワイヤのように表面全体が潤滑部60で覆われていると、閉塞部に対してガイドワイヤの表面が滑り過ぎることによって、ガイドワイヤの先端が術者の想定よりも大きく回転してしまうこと(過回転)が起こりうる。これに対して、第3実施形態のガイドワイヤ3のように湾曲部50および境界部54の表面を全て低潤滑部66にすると、ガイドワイヤ3の先端部における摩擦力が十分に確保されることによって、上述した過回転を抑制することができる。その結果、閉塞部内におけるガイドワイヤ3の先端の方向付けを容易に行うことが可能となる。
D.第4実施形態 :
図9は、第4実施形態のガイドワイヤ4の先端付近の詳細な構成を示した拡大図である。図示した本実施形態のガイドワイヤ4では、上述した各種実施形態のガイドワイヤと比較して、ガイドワイヤ4の先端の折り曲げ方が異なっている。すなわち、上述した実施形態のガイドワイヤでは、ガイドワイヤの先端が境界部54を起点として緩やかに湾曲しているが、本実施形態のガイドワイヤ4では、ガイドワイヤ4の先端が、先端から離間した位置で屈曲している。以下の説明では、ガイドワイヤ4が屈曲する部分のことを屈曲部80と呼び、屈曲部80よりも基端側の直線形状の部分を第1直線部82と呼び、屈曲部80よりも先端側の直線形状の部分を第2直線部84と呼ぶこととする。尚、本実施形態のガイドワイヤ4では、2つの直線形状の部分(第1直線部82および第2直線部84)の間に折り曲げられた部分があればよく、従って屈曲部80は、図示したように急角度で折り曲げられている必要はなく、緩やかに湾曲する形状であってもよい。
そして、ガイドワイヤ4が屈曲する方向と反対側の屈曲部80の表面に、低潤滑部68が設けられている。
このようにしても、上述した実施形態のガイドワイヤと同様に、低潤滑部68と血管内壁との間の摩擦力によってガイドワイヤ4の先端の方向を安定して保持することができる。また、上記部分に低潤滑部68を設けると、低潤滑部68の表面を外側に出っ張った面とすることができる。従って、低潤滑部68と血管内壁とを確実に接触させることができ、その結果としてガイドワイヤ4の先端の方向付けをより行い易くすることが可能となる。さらに本実施形態のガイドワイヤ4では、屈曲部80においてコイル体20が折り曲げられることによって、上述した各種実施形態のガイドワイヤに比べて低潤滑部68のコイル体20のピッチがより広がった状態となっている。このように、低潤滑部68におけるガイドワイヤ4の表面の凹凸が大きくなっているので、低潤滑部68と血管内壁との間の摩擦力を十分に確保することが可能となる。
尚、図9では、先端部を屈曲させたガイドワイヤ4において、ガイドワイヤ4が屈曲する方向と反対側の屈曲部80の表面に、低潤滑部68が設けられている場合を例示した。これに対して、図4を用いて前述した場合と同様にして、ガイドワイヤ4が屈曲する方向と反対側の屈曲部80および第2直線部82の表面に、低潤滑部68を設けることとしてもよい(図示は省略)。このようにすれば、上述した第2実施形態の効果と本実施形態の効果との双方を得ることができる。また、図7を用いて前述した場合と同様にして、ガイドワイヤ4が屈曲する方向と反対側の屈曲部80および第2直線部82の表面だけでなく、ガイドワイヤ3が屈曲する側の屈曲部80および第2直線部82の表面にも低潤滑部68を設けることとしてもよい(図示は省略)。こうすれば、上述した第3実施形態の効果と本実施形態の効果との双方を得ることができる。
E.第5実施形態 :
図10は、第5実施形態のガイドワイヤ5の先端付近の詳細な構成を示した拡大図である。図示した本実施形態のガイドワイヤ5は、上述した各種実施形態のガイドワイヤとは低潤滑部の形成方法が異なっている。すなわち、上述した実施形態のガイドワイヤでは、潤滑部60を除去することによって低潤滑部を形成しているが、本実施形態では、潤滑部60を除去した部分を潤滑部60よりも潤滑性の低い材料(樹脂材料等)で覆うことによって、低潤滑部70を形成している。
尚、図10には、図2に示した第1実施形態のガイドワイヤ1に対して、潤滑部60を除去した部分に低潤滑性の被覆を施した形態が例示されている。しかし、本実施形態は図10に例示した形態に限られず、図4に示した第2実施形態のガイドワイヤ2や、図7に示した第3実施形態のガイドワイヤ3、あるいは図9に示した第4実施形態のガイドワイヤ4などの潤滑部60を除去した部分を低潤滑部70で覆った形態としてもよい。
このようにしても、上述した各種実施形態のガイドワイヤと同様に、低潤滑部70と血管内壁との摩擦力によってガイドワイヤ5の先端の方向を安定して保持することができる。また、このように低潤滑部70を設けると、低潤滑部70に用いる材料の種類によって低潤滑部70での摩擦力を変更することができる。その結果、ガイドワイヤ5の表面(ここではコイル体20の表面)の摩擦力に左右されることなく、低潤滑部70の摩擦力を所望の値に設定することが可能となる。
第6実施形態 :
図11は、第6実施形態のガイドワイヤ6の構成を示した説明図である。図11(a)には本実施形態のガイドワイヤ6の大まかな構成が示されており、図11(b)には本実施形態のガイドワイヤ6の先端付近の詳細な構成が示されている。
図11(a)に示されているように、本実施形態のガイドワイヤ6では、上述した各種実施形態のガイドワイヤに対して、コアシャフト10の先端部14に設けられるコイル体が2重構造となっている点で異なっている。以下の説明では、外側のコイル体のことを外側コイル体22と呼び、内側のコイル体のことを内側コイル体24と呼ぶこととする。内側コイル体24は、先端部14の先端側で先端側ロウ付け部30によって固定され、また先端部14の中ほどで中間ロウ付け部34によって固定されている。
尚、内側コイル体24には、単一の素線をらせん状に巻回してなる円筒体や、複数の素線をより合わせてなる円筒体などであって、可撓性および弾性を有するものを用いることができる。
このような本実施形態のガイドワイヤ6は、次のようにして組み立てられる。先ず、直線形状の外側コイル体22と、直線形状のコアシャフト10を用意するとともに、湾曲形状の内側コイル体24を用意する。続いて、コアシャフト10の先端を湾曲形状の内側コイル体24に挿入して組み付け、最後に、内側コイル体24を組み付けた状態のコアシャフト10の先端を、直線形状の外側コイル体22に挿入して組み付ける。このようにして組み立てられたガイドワイヤ6は、図11(b)に示されているように、外側コイル体22よりも内側コイル体24の方が大きく湾曲する。このことは、内側コイル体24が元の形状に戻ろうとする力(復元力)によって外側コイル体22が湾曲し、その結果として図11(b)に示すようなガイドワイヤ6の先端の形状(湾曲形状)が保たれていることを意味している。
このように本実施形態のガイドワイヤ6の外側コイル体22には、常に内側コイル体24の復元力が作用している。このためガイドワイヤ6は、単純にコイル体20の先端を湾曲させて同様の形状に形成したものと比較して、ガイドワイヤ6の先端側から抵抗を受けた際に、ガイドワイヤ6が湾曲する方向に折れ曲がり易くなっている。
そしてこのようなガイドワイヤ6には、上述した第2実施形態のガイドワイヤ2と同様に、外側コイル体22の表面に潤滑部60が設けられるとともに、湾曲部50が湾曲する側とは反対側の境界部54および湾曲部50の表面に低潤滑部72が設けられている。
図12は、本実施形態のガイドワイヤ6を用いた手技の様子を示した説明図である。上述したように本実施形態のガイドワイヤ6には、第2実施形態のガイドワイヤ2と同じ態様によって低潤滑部72が設けられているので、第2実施形態のガイドワイヤ2と同様の効果を得ることができる。すなわち図12(a)に示されているように、閉塞部からの反力を受けても、低潤滑部72と血管内壁(あるいは閉塞部の組織)との間に摩擦力が働くことによって、閉塞部にガイドワイヤ6を確実に挿入することができる。
また本実施形態のガイドワイヤ6は、上述の構成(図11を参照)を採用することにより、ガイドワイヤ6の先端側から抵抗を受けた場合に、ガイドワイヤ6が湾曲する方向に折れ曲がり易くなっている。従って、図12(a)に示した状態から更にガイドワイヤ6を押し込むと、閉塞部からの抵抗によって先端がガイドワイヤ6の湾曲方向に折れ曲がる。
このようにガイドワイヤ6の先端を、閉塞部の血管の壁際から血管の中心軸の方向に向けることができる。従って、ガイドワイヤ6を閉塞部に挿入する際に、閉塞部の血管内壁と低潤滑部72とがこすれ合うことを抑制することができる。その結果、より円滑にガイドワイヤ6を閉塞部に挿入することが可能となる。
以上、各種実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。例えば、上述した実施形態のガイドワイヤは、コアシャフト10の先端部14にコイル体20を備えるものとして説明した。しかし、必ずしもガイドワイヤにコイル体20が設けられている必要はなく、コイル体20を有しない形態のガイドワイヤに本発明を適用することとしても、同様の効果を得ることができる。図13には、コアシャフト11の表面に潤滑部60が設けられ、先端が湾曲形状に形成されたガイドワイヤ7において、湾曲部50が湾曲する側とは反対側の境界部54に低潤滑部74を設けた形態が例示されている。もっとも、上述した実施形態などのように、コアシャフト10の先端部14にコイル体20を備えたガイドワイヤ1に対して本発明を適用すると、コイル体20の表面の凹凸によって十分な摩擦力を確保することができる。従って、湾曲部50の先端の方向付けを確実に行う観点からすれば、上述した実施形態がより望ましい。
1,2,3,4,5,7・・・ガイドワイヤ
10,11・・・コアシャフト
12・・・基端部
14・・・先端部
20・・・コイル体
22・・・外側コイル体
24・・・内側コイル体
30・・・先端側ロウ付け部
32・・・基端側ロウ付け部
34・・・中間ロウ付け部
50・・・湾曲部
52・・・直線部
54・・・境界部
60・・・潤滑部
62,64,66,68,70,72,74・・・低潤滑部
80・・・屈曲部
82・・・第1直線部
84・・・第2直線部

Claims (5)

  1. 直線部と、前記直線部の先端側に設けられた湾曲部と、前記直線部と前記湾曲部との境界部分である境界部とを有するガイドワイヤであって、
    前記直線部の表面、前記湾曲部が湾曲する側の前記境界部の表面及び前記湾曲部が湾曲する側の前記湾曲部の表面は潤滑部で覆われており
    前記湾曲部が湾曲する側とは反対側の前記境界部の表面は、前記潤滑部よりも潤滑性が低い低潤滑部とされている、
    ガイドワイヤ。
  2. 請求項1に記載のガイドワイヤであって、
    前記湾曲部が湾曲する側とは反対側の前記湾曲部の表面も、前記潤滑部よりも潤滑性が低い低潤滑部とされている、ガイドワイヤ。
  3. 第1直線部と、前記第1直線部の先端側に設けられた第2直線部と、前記第1直線部と前記第2直線部との間に設けられた屈曲部とを有するガイドワイヤであって、
    前記第1直線部の表面、前記屈曲部が屈曲する側の前記屈曲部の表面及び前記屈曲部が屈曲する側の前記第2直線部の表面は潤滑部で覆われており
    前記屈曲部が屈曲する側とは反対側の前記屈曲部の表面は、前記潤滑部よりも潤滑性が低い低潤滑部とされている、
    ガイドワイヤ。
  4. 請求項に記載のガイドワイヤであって、
    前記屈曲部が屈曲する側とは反対側の前記第2直線部の表面も、前記潤滑部よりも潤滑性が低い低潤滑部とされている、ガイドワイヤ。
  5. 請求項1ないし請求項の何れかに記載のガイドワイヤであって、
    前記低潤滑部は、ガイドワイヤの表面に設けた前記潤滑部を除去することによって形成されていることを特徴とするガイドワイヤ。
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