JPH1071209A - ガイドワイヤ - Google Patents
ガイドワイヤInfo
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- JPH1071209A JPH1071209A JP8228534A JP22853496A JPH1071209A JP H1071209 A JPH1071209 A JP H1071209A JP 8228534 A JP8228534 A JP 8228534A JP 22853496 A JP22853496 A JP 22853496A JP H1071209 A JPH1071209 A JP H1071209A
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- guide wire
- wire
- core wire
- end side
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 体液管内に挿入されるガイドワイヤ１の表面
に親水性樹脂７をコーティングして、ガイドワイヤ１の
挿入抵抗を下げたガイドワイヤ１であっても、術者が操
作する手元操作部４を滑りにくくして操作性を向上させ
る。 【解決手段】 ガイドワイヤ１は、複数の細線の撚り線
よりなるコア線と、それを被覆する被覆樹脂とを備え、
その表面にはガイドワイヤ１の挿入抵抗を下げる親水性
樹脂７がコーティングされている。しかるに、手元操作
部４の表面は、親水性樹脂７のコーティング時にマスキ
ングされ、親水性樹脂７がコーティングされていない非
コーティング部７ａとされている。つまり、手元操作部
４の表面は、親水性樹脂７はコーティングされておら
ず、使用時に滑りにくくなり、ガイドワイヤ１の操作性
が向上する。
に親水性樹脂７をコーティングして、ガイドワイヤ１の
挿入抵抗を下げたガイドワイヤ１であっても、術者が操
作する手元操作部４を滑りにくくして操作性を向上させ
る。 【解決手段】 ガイドワイヤ１は、複数の細線の撚り線
よりなるコア線と、それを被覆する被覆樹脂とを備え、
その表面にはガイドワイヤ１の挿入抵抗を下げる親水性
樹脂７がコーティングされている。しかるに、手元操作
部４の表面は、親水性樹脂７のコーティング時にマスキ
ングされ、親水性樹脂７がコーティングされていない非
コーティング部７ａとされている。つまり、手元操作部
４の表面は、親水性樹脂７はコーティングされておら
ず、使用時に滑りにくくなり、ガイドワイヤ１の操作性
が向上する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、体腔内にカテー
テルを挿入するに先だって、カテーテルの挿入を案内す
るために体腔内に挿入される医療用のガイドワイヤに関
する。
テルを挿入するに先だって、カテーテルの挿入を案内す
るために体腔内に挿入される医療用のガイドワイヤに関
する。
【０００２】
【従来の技術】患者の患部へ造影用カテーテルを挿入す
る場合、まず金属製ガイドワイヤを造影用カテーテルの
先端部より約２０ｍｍ突出したガイドワイヤと共に患部
まで挿入する。その後、ガイドワイヤを抜き取ってカテ
ーテルを留置し、カテーテルから患部への造影剤の注入
がなされる。
る場合、まず金属製ガイドワイヤを造影用カテーテルの
先端部より約２０ｍｍ突出したガイドワイヤと共に患部
まで挿入する。その後、ガイドワイヤを抜き取ってカテ
ーテルを留置し、カテーテルから患部への造影剤の注入
がなされる。
【０００３】このガイドワイヤは、金属製のコア線と、
このコア線を覆う被覆樹脂とから形成されており、従来
では潤滑性を高めるために、シリコーンオイル、オリー
ブオイル、グリセリン等を潤滑剤として塗布する手段が
用いられていた。しかし、近年では被覆樹脂の表面に、
イオン結合や共有結合等により親水性樹脂をコーティン
グし、挿入抵抗を下げたものが用いられている。
このコア線を覆う被覆樹脂とから形成されており、従来
では潤滑性を高めるために、シリコーンオイル、オリー
ブオイル、グリセリン等を潤滑剤として塗布する手段が
用いられていた。しかし、近年では被覆樹脂の表面に、
イオン結合や共有結合等により親水性樹脂をコーティン
グし、挿入抵抗を下げたものが用いられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のガイドワイヤ
は、断面が円形であり、且つ被覆樹脂の表面に親水性樹
脂がコーティングされているため、使用時において術者
の手元が滑りやすく、操作しにくい不具合が生じる。
は、断面が円形であり、且つ被覆樹脂の表面に親水性樹
脂がコーティングされているため、使用時において術者
の手元が滑りやすく、操作しにくい不具合が生じる。
【０００５】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、被覆樹脂の表面が親水性樹脂であ
っても、使用時に術者が滑りにくい操作性に優れたガイ
ドワイヤの提供にある。
もので、その目的は、被覆樹脂の表面が親水性樹脂であ
っても、使用時に術者が滑りにくい操作性に優れたガイ
ドワイヤの提供にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のガイドワイヤ
は、次の技術的手段を採用した。 〔請求項１の手段〕金属製のコア線と、このコア線を覆
う被覆樹脂とから形成され、先端側から生体内に挿入さ
れるとともに、他端側で操作がなされ、表面が親水性樹
脂であるガイドワイヤにおいて、前記他端側の表面に、
前記親水性樹脂を設けないことを特徴とする。
は、次の技術的手段を採用した。 〔請求項１の手段〕金属製のコア線と、このコア線を覆
う被覆樹脂とから形成され、先端側から生体内に挿入さ
れるとともに、他端側で操作がなされ、表面が親水性樹
脂であるガイドワイヤにおいて、前記他端側の表面に、
前記親水性樹脂を設けないことを特徴とする。
【０００７】〔請求項２の手段〕金属製のコア線と、こ
のコア線を覆う被覆樹脂とから形成され、先端側から生
体内に挿入されるとともに、他端側で操作がなされ、表
面が親水性樹脂であるガイドワイヤにおいて、前記他端
に、偏平で且つ曲折した把持部を設けたことを特徴とす
る。
のコア線を覆う被覆樹脂とから形成され、先端側から生
体内に挿入されるとともに、他端側で操作がなされ、表
面が親水性樹脂であるガイドワイヤにおいて、前記他端
に、偏平で且つ曲折した把持部を設けたことを特徴とす
る。
【０００８】〔請求項３の手段〕金属製のコア線と、こ
のコア線を覆う被覆樹脂とから形成され、先端側から生
体内に挿入されるとともに、他端側で操作がなされ、表
面が親水性樹脂であるガイドワイヤにおいて、前記他端
側に偏平な偏平部を設けたことを特徴とする。
のコア線を覆う被覆樹脂とから形成され、先端側から生
体内に挿入されるとともに、他端側で操作がなされ、表
面が親水性樹脂であるガイドワイヤにおいて、前記他端
側に偏平な偏平部を設けたことを特徴とする。
【０００９】〔請求項４の手段〕金属製のコア線と、こ
のコア線を覆う被覆樹脂とから形成され、先端側から生
体内に挿入されるとともに、他端側で操作がなされ、表
面が親水性樹脂であるガイドワイヤにおいて、前記他端
側に、前記ガイドワイヤの長手方向に沿う多数の溝を設
けたことを特徴とする。
のコア線を覆う被覆樹脂とから形成され、先端側から生
体内に挿入されるとともに、他端側で操作がなされ、表
面が親水性樹脂であるガイドワイヤにおいて、前記他端
側に、前記ガイドワイヤの長手方向に沿う多数の溝を設
けたことを特徴とする。
【００１０】〔請求項５の手段〕請求項１ないし請求項
４のいずれかのガイドワイヤは、前記コア線は、複数の
細線の撚り線によって形成されるとともに、前記先端側
がテーパ状に細く設けられ、前記複数の細線の前記先端
は、固着されたことを特徴とする。
４のいずれかのガイドワイヤは、前記コア線は、複数の
細線の撚り線によって形成されるとともに、前記先端側
がテーパ状に細く設けられ、前記複数の細線の前記先端
は、固着されたことを特徴とする。
【００１１】〔請求項６の手段〕請求項１ないし請求項
５のいずれかのガイドワイヤにおいて、前記先端は、偏
平に設けられたことを特徴とする。
５のいずれかのガイドワイヤにおいて、前記先端は、偏
平に設けられたことを特徴とする。
【００１２】
〔請求項１の作用および効果〕ガイドワイヤの他端側、
つまり術者によって操作される側の表面には、部分的あ
るいは全面的に親水性樹脂が設けられていないため、ガ
イドワイヤの他端側（操作される部分）は従来に比較し
て滑りにくくなる。このため、使用時において、回転や
挿入等の操作性が向上する。
つまり術者によって操作される側の表面には、部分的あ
るいは全面的に親水性樹脂が設けられていないため、ガ
イドワイヤの他端側（操作される部分）は従来に比較し
て滑りにくくなる。このため、使用時において、回転や
挿入等の操作性が向上する。
【００１３】〔請求項２の作用および効果〕ガイドワイ
ヤの他端、つまり術者によって操作される側の端に設け
られた把持部は、偏平で且つ曲折したものであるため、
表面が親水性樹脂であっても、把持部は滑りにくい。こ
のため、使用時において、回転や挿入等の操作性が向上
する。
ヤの他端、つまり術者によって操作される側の端に設け
られた把持部は、偏平で且つ曲折したものであるため、
表面が親水性樹脂であっても、把持部は滑りにくい。こ
のため、使用時において、回転や挿入等の操作性が向上
する。
【００１４】〔請求項３の作用および効果〕ガイドワイ
ヤの他端側、つまり術者によって操作される側に、１つ
あるいは複数の偏平部を設けたことにより、表面が親水
性樹脂であっても、術者が偏平部を摘んで操作すること
ができ、ガイドワイヤの他端側（操作される部分）は従
来に比較して滑りにくくなる。このため、使用時におい
て、回転や挿入等の操作性が向上する。
ヤの他端側、つまり術者によって操作される側に、１つ
あるいは複数の偏平部を設けたことにより、表面が親水
性樹脂であっても、術者が偏平部を摘んで操作すること
ができ、ガイドワイヤの他端側（操作される部分）は従
来に比較して滑りにくくなる。このため、使用時におい
て、回転や挿入等の操作性が向上する。
【００１５】〔請求項４の作用および効果〕ガイドワイ
ヤの他端側、つまり術者によって操作される側に、ガイ
ドワイヤの長手方向に沿う多数の溝が設けられたことに
より、表面が親水性樹脂であっても、ガイドワイヤの他
端側（操作される部分）は従来に比較して滑りにくくな
る。このため、使用時において、回転や挿入等の操作性
が向上する。
ヤの他端側、つまり術者によって操作される側に、ガイ
ドワイヤの長手方向に沿う多数の溝が設けられたことに
より、表面が親水性樹脂であっても、ガイドワイヤの他
端側（操作される部分）は従来に比較して滑りにくくな
る。このため、使用時において、回転や挿入等の操作性
が向上する。
【００１６】〔請求項５の作用および効果〕コア線が複
数の細線の撚り線によって形成されることにより、単線
に比較して塑性変形が生じにくい。このため、挿入抵抗
が小さく、体内深部への挿入が容易に行える。コア線が
複数の細線の撚り線によって形成されることにより、単
線に比較して曲げ剛性が低い。このため、屈曲に対する
繰り返し曲げ耐久性が高い。
数の細線の撚り線によって形成されることにより、単線
に比較して塑性変形が生じにくい。このため、挿入抵抗
が小さく、体内深部への挿入が容易に行える。コア線が
複数の細線の撚り線によって形成されることにより、単
線に比較して曲げ剛性が低い。このため、屈曲に対する
繰り返し曲げ耐久性が高い。
【００１７】コア線が複数の細線の撚り線によって形成
されることにより、材料や硬度の選択による剛性の選択
幅が単線に比較して広い。このため、患者の症状等に応
じた剛性を適宜選択できる。コア線が単線の場合は剛性
が高いため、親水性樹脂を厚く設けて挿入抵抗を低減さ
せようとするが、コア線を複数の細線の撚り線によって
形成することにより、単線に比較して曲げ剛性が低いた
め挿入抵抗が小さい。このため、親水性樹脂を薄くでき
る。
されることにより、材料や硬度の選択による剛性の選択
幅が単線に比較して広い。このため、患者の症状等に応
じた剛性を適宜選択できる。コア線が単線の場合は剛性
が高いため、親水性樹脂を厚く設けて挿入抵抗を低減さ
せようとするが、コア線を複数の細線の撚り線によって
形成することにより、単線に比較して曲げ剛性が低いた
め挿入抵抗が小さい。このため、親水性樹脂を薄くでき
る。
【００１８】コア線が単線の場合は、表面が滑らかであ
るため、被覆樹脂が剥がれ易いが、コア線を複数の細線
の撚り線によって形成することにより、表面に凹凸が形
成され、被覆樹脂が剥がれにくい。複数の細線による撚
り線の先端が、ろう付け等によって固着されているた
め、回転操作等を受けても撚りがほぐれにくく、多数屈
曲しても、細線が被覆樹脂を突き破って露出する不具合
は生じない。
るため、被覆樹脂が剥がれ易いが、コア線を複数の細線
の撚り線によって形成することにより、表面に凹凸が形
成され、被覆樹脂が剥がれにくい。複数の細線による撚
り線の先端が、ろう付け等によって固着されているた
め、回転操作等を受けても撚りがほぐれにくく、多数屈
曲しても、細線が被覆樹脂を突き破って露出する不具合
は生じない。
【００１９】〔請求項６の作用および効果〕ガイドワイ
ヤの先端が偏平に設けられたことにより、体液管の分岐
路においてガイドワイヤを回転操作することで、分岐路
の一方へ先端を容易に進入させることができる。
ヤの先端が偏平に設けられたことにより、体液管の分岐
路においてガイドワイヤを回転操作することで、分岐路
の一方へ先端を容易に進入させることができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、複
数の実施例に基づき説明する。 〔第１実施例〕図１ないし図３は本発明を採用した第１
実施例を示すもので、図１はガイドワイヤの手元操作部
の斜視図、図２はガイドワイヤの概略全体図、図３はガ
イドワイヤの先端部の斜視図である。
数の実施例に基づき説明する。 〔第１実施例〕図１ないし図３は本発明を採用した第１
実施例を示すもので、図１はガイドワイヤの手元操作部
の斜視図、図２はガイドワイヤの概略全体図、図３はガ
イドワイヤの先端部の斜視図である。
【００２１】（ガイドワイヤ１の概略説明）ガイドワイ
ヤ１は、血液あるいはリンパ液などが流れる体液管内に
挿入されて、カテーテル等を患部等へ案内する直径が例
えば１ｍｍ以下、長さが例えば１５００ｍｍの断面が円
形のもので、生体に挿入される側の先端部２と、体液管
内に挿入される挿入部３と、術者によって操作される５
００〜８００ｍｍほどの他端側（以下、手元操作部４）
とを備える。このガイドワイヤ１は、金属製のコア線５
と、このコア線５を覆う被覆樹脂６とから形成され、そ
の被覆樹脂６の表面にガイドワイヤ１の挿入抵抗を下げ
る親水性樹脂７が設けられている。
ヤ１は、血液あるいはリンパ液などが流れる体液管内に
挿入されて、カテーテル等を患部等へ案内する直径が例
えば１ｍｍ以下、長さが例えば１５００ｍｍの断面が円
形のもので、生体に挿入される側の先端部２と、体液管
内に挿入される挿入部３と、術者によって操作される５
００〜８００ｍｍほどの他端側（以下、手元操作部４）
とを備える。このガイドワイヤ１は、金属製のコア線５
と、このコア線５を覆う被覆樹脂６とから形成され、そ
の被覆樹脂６の表面にガイドワイヤ１の挿入抵抗を下げ
る親水性樹脂７が設けられている。
【００２２】（コア線５の説明）コア線５は、３本や４
本など、複数の細線５ａ（例えば、直径が０．１０〜
０．３０ｍｍのステンレス製極細線）を撚って形成した
撚り線（例えば、撚りピッチ２〜８ｍｍ）で、この実施
例のコア線５は、細線５ａとして０．２５ｍｍのステン
レス線（ＳＵＳ３０４）を３本使用した撚りピッチ３．
９ｍｍのものを用いた。
本など、複数の細線５ａ（例えば、直径が０．１０〜
０．３０ｍｍのステンレス製極細線）を撚って形成した
撚り線（例えば、撚りピッチ２〜８ｍｍ）で、この実施
例のコア線５は、細線５ａとして０．２５ｍｍのステン
レス線（ＳＵＳ３０４）を３本使用した撚りピッチ３．
９ｍｍのものを用いた。
【００２３】（複数の細線５ａを撚ってコア線５を形成
した効果）コア線５が複数の細線５ａの撚り線によって
形成されることにより、単線に比較して塑性変形が生じ
にくい。このため、挿入抵抗が小さくなり、ガイドワイ
ヤ１を体内深部へ容易に挿入できる。コア線５が複数の
細線５ａの撚り線によって形成されることにより、単線
に比較して曲げ剛性が低くなる。このため、屈曲に対す
る繰り返し曲げ耐久性が向上する。
した効果）コア線５が複数の細線５ａの撚り線によって
形成されることにより、単線に比較して塑性変形が生じ
にくい。このため、挿入抵抗が小さくなり、ガイドワイ
ヤ１を体内深部へ容易に挿入できる。コア線５が複数の
細線５ａの撚り線によって形成されることにより、単線
に比較して曲げ剛性が低くなる。このため、屈曲に対す
る繰り返し曲げ耐久性が向上する。
【００２４】コア線５が複数の細線５ａの撚り線によっ
て形成されることにより、材料や硬度の選択による剛性
の選択幅が単線に比較して広くなる。このため、患者の
症状等に応じた剛性のガイドワイヤ１を適宜選択でき
る。コア線５を複数の細線５ａの撚り線によって形成す
ることにより、単線に比較して曲げ剛性が低くなり、結
果的にガイドワイヤ１の挿入抵抗が小さくなり、親水性
樹脂７を薄くできる。コア線５を複数の細線５ａの撚り
線によって形成することにより、コア線５の表面に凹凸
が形成され、単線に比較して被覆樹脂６がコア線５より
剥がれにくくなる。
て形成されることにより、材料や硬度の選択による剛性
の選択幅が単線に比較して広くなる。このため、患者の
症状等に応じた剛性のガイドワイヤ１を適宜選択でき
る。コア線５を複数の細線５ａの撚り線によって形成す
ることにより、単線に比較して曲げ剛性が低くなり、結
果的にガイドワイヤ１の挿入抵抗が小さくなり、親水性
樹脂７を薄くできる。コア線５を複数の細線５ａの撚り
線によって形成することにより、コア線５の表面に凹凸
が形成され、単線に比較して被覆樹脂６がコア線５より
剥がれにくくなる。
【００２５】（先端部２の説明）また、コア線５の少な
くとも先端部は、銀ろう等のろう材８によって固着され
ており、全ての細線５ａの端部が互いに結合している。
なお、複数の細線５ａの固着手段の一例としてろう付け
による接合手段を示したが、抵抗溶接、レーザ溶接、シ
ールド溶接などの溶接による接合手段や、接着剤による
接合手段を採用しても良い。このように、全ての細線５
ａの端部が結合しているため、ガイドワイヤ１が繰り返
し回動操作を受けても、複数の細線５ａがほぐれにく
く、また多数屈曲されても細線５ａが被覆樹脂６を突き
破って露出する不具合は生じない。
くとも先端部は、銀ろう等のろう材８によって固着され
ており、全ての細線５ａの端部が互いに結合している。
なお、複数の細線５ａの固着手段の一例としてろう付け
による接合手段を示したが、抵抗溶接、レーザ溶接、シ
ールド溶接などの溶接による接合手段や、接着剤による
接合手段を採用しても良い。このように、全ての細線５
ａの端部が結合しているため、ガイドワイヤ１が繰り返
し回動操作を受けても、複数の細線５ａがほぐれにく
く、また多数屈曲されても細線５ａが被覆樹脂６を突き
破って露出する不具合は生じない。
【００２６】コア線５の先端部２側は、先端部２に向け
て細くなるテーパー形状に設けられており、ガイドワイ
ヤ１を体液管内に挿入する際、体液管の曲がりに沿って
先端部２側が容易に変形するように設けられている。ガ
イドワイヤ１の先端部２は、コア線５あるいは被覆樹脂
６の加工によって偏平に設けられている。具体的にこの
実施例では、図３に示すように、被覆樹脂６の先端部２
を切削してガイドワイヤ１の先端部２を偏平に設けてい
る。このように、先端部２を偏平に設けることにより、
ガイドワイヤ１を体液管内に挿入する際、体液管の分岐
路においてガイドワイヤ１を回転操作することで、分岐
路の一方へ先端部２を容易に進入させることができる。
て細くなるテーパー形状に設けられており、ガイドワイ
ヤ１を体液管内に挿入する際、体液管の曲がりに沿って
先端部２側が容易に変形するように設けられている。ガ
イドワイヤ１の先端部２は、コア線５あるいは被覆樹脂
６の加工によって偏平に設けられている。具体的にこの
実施例では、図３に示すように、被覆樹脂６の先端部２
を切削してガイドワイヤ１の先端部２を偏平に設けてい
る。このように、先端部２を偏平に設けることにより、
ガイドワイヤ１を体液管内に挿入する際、体液管の分岐
路においてガイドワイヤ１を回転操作することで、分岐
路の一方へ先端部２を容易に進入させることができる。
【００２７】（被覆樹脂６の説明）被覆樹脂６は、ポリ
ウレタン、ポリアミド、ＰＴＦＥなどの樹脂で、コア線
５の表面に被覆形成されている。コア線５の表面に被覆
する手段としては、コア線５の表面に被覆樹脂６を吹き
付ける手段、あるいはコア線５とともに押し出し成形す
る手段を採用する。
ウレタン、ポリアミド、ＰＴＦＥなどの樹脂で、コア線
５の表面に被覆形成されている。コア線５の表面に被覆
する手段としては、コア線５の表面に被覆樹脂６を吹き
付ける手段、あるいはコア線５とともに押し出し成形す
る手段を採用する。
【００２８】（親水性樹脂７の説明）親水性樹脂７は、
被覆樹脂６の表面に、イオン結合や共有結合等によりコ
ーティングされた親水性ポリマーであるが、手元操作部
４（先端部２とは逆の他端側５００〜８００ｍｍ）の表
面は、ほぼ全面的に親水性樹脂７がコーティングされな
い非コーティング部７ａが設けられた。親水性樹脂７を
手元操作部４の表面にコーティングしない技術として、
この実施例では親水性樹脂７のコーティング時に、手元
操作部４をマスキングする手段を採用した。
被覆樹脂６の表面に、イオン結合や共有結合等によりコ
ーティングされた親水性ポリマーであるが、手元操作部
４（先端部２とは逆の他端側５００〜８００ｍｍ）の表
面は、ほぼ全面的に親水性樹脂７がコーティングされな
い非コーティング部７ａが設けられた。親水性樹脂７を
手元操作部４の表面にコーティングしない技術として、
この実施例では親水性樹脂７のコーティング時に、手元
操作部４をマスキングする手段を採用した。
【００２９】（手元操作部４の表面に親水性樹脂７をコ
ーティングしないことによる効果）手元操作部４の表面
のほぼ全面には親水性樹脂７が設けられていないため、
手元操作部４が従来より滑りにくくなる。このため、使
用時において、回転や挿入等の操作性が向上し、表面に
親水性樹脂７が施されたガイドワイヤ１の操作性が向上
する。
ーティングしないことによる効果）手元操作部４の表面
のほぼ全面には親水性樹脂７が設けられていないため、
手元操作部４が従来より滑りにくくなる。このため、使
用時において、回転や挿入等の操作性が向上し、表面に
親水性樹脂７が施されたガイドワイヤ１の操作性が向上
する。
【００３０】〔第２実施例〕図４は第２実施例を示すも
ので、ガイドワイヤ１の手元操作部４の斜視図である。
第１実施例では、手元操作部４のほぼ全面を非コーティ
ング部７ａとした例を示したが、この第２実施例では、
手元操作部４の一部を非コーティング部７ａとしたもの
である。具体的には、手元操作部４の表面をスパイラル
状にマスキングを施して親水性樹脂７をコーティング
し、親水性樹脂７をコーティングしない部分（非コーテ
ィング部７ａ）をスパイラル状に設けたものである。こ
のように、術者によって操作される手元操作部４の一部
に非コーティング部７ａを設けることによって、手元操
作部４が従来より滑りにくくなり、第１実施例と同様の
効果を得ることができる。
ので、ガイドワイヤ１の手元操作部４の斜視図である。
第１実施例では、手元操作部４のほぼ全面を非コーティ
ング部７ａとした例を示したが、この第２実施例では、
手元操作部４の一部を非コーティング部７ａとしたもの
である。具体的には、手元操作部４の表面をスパイラル
状にマスキングを施して親水性樹脂７をコーティング
し、親水性樹脂７をコーティングしない部分（非コーテ
ィング部７ａ）をスパイラル状に設けたものである。こ
のように、術者によって操作される手元操作部４の一部
に非コーティング部７ａを設けることによって、手元操
作部４が従来より滑りにくくなり、第１実施例と同様の
効果を得ることができる。
【００３１】〔第３実施例〕図５は第３実施例を示すも
ので、ガイドワイヤ１の手元操作部４の要部斜視図であ
る。この第３実施例では、ガイドワイヤ１の他端（生体
に挿入される先端部２とは逆の端部）に、偏平で且つ曲
折した把持部９を設けたものである。このように、術者
によって操作される手元操作部４の他端に、偏平で且つ
曲折した把持部９を設けたことによって、その表面が親
水性樹脂７であっても、把持部９は滑りにくく、摘んで
操作し易い。このため、使用時において、回転や挿入等
の操作性が向上し、表面に親水性樹脂７が施されたガイ
ドワイヤ１の操作性が向上する。
ので、ガイドワイヤ１の手元操作部４の要部斜視図であ
る。この第３実施例では、ガイドワイヤ１の他端（生体
に挿入される先端部２とは逆の端部）に、偏平で且つ曲
折した把持部９を設けたものである。このように、術者
によって操作される手元操作部４の他端に、偏平で且つ
曲折した把持部９を設けたことによって、その表面が親
水性樹脂７であっても、把持部９は滑りにくく、摘んで
操作し易い。このため、使用時において、回転や挿入等
の操作性が向上し、表面に親水性樹脂７が施されたガイ
ドワイヤ１の操作性が向上する。
【００３２】〔第４実施例〕図６は第４実施例を示すも
ので、ガイドワイヤ１の手元操作部４の斜視図である。
この第４実施例では、手元操作部４に偏平な偏平部１０
を１つあるいは複数設けたものである。このように、術
者によって操作される手元操作部４に偏平部１０を設け
たことにより、表面が親水性樹脂７であっても、術者が
偏平部１０を摘んで操作することができるため、手元操
作部４は従来に比較して滑りにくくなる。このため、使
用時において、回転や挿入等の操作性が向上する。
ので、ガイドワイヤ１の手元操作部４の斜視図である。
この第４実施例では、手元操作部４に偏平な偏平部１０
を１つあるいは複数設けたものである。このように、術
者によって操作される手元操作部４に偏平部１０を設け
たことにより、表面が親水性樹脂７であっても、術者が
偏平部１０を摘んで操作することができるため、手元操
作部４は従来に比較して滑りにくくなる。このため、使
用時において、回転や挿入等の操作性が向上する。
【００３３】〔第５実施例〕図７は第５実施例を示すも
ので、ガイドワイヤ１の手元操作部４の斜視図である。
この第５実施例では、手元操作部４に９０°ずつずれた
偏平な偏平部１０を複数設けたものである。具体的に
は、それぞれの偏平部１０の長さは約５０ｍｍで、隣の
偏平部１０まで２０ｍｍの間隔が開けられている。この
ように、術者によって操作される手元操作部４に９０°
ずつずれた複数の偏平部１０を設けたことにより、表面
が親水性樹脂７であっても、術者が偏平部１０を摘んで
操作することができるため、手元操作部４は従来に比較
して滑りにくくなる。このため、使用時において、回転
や挿入等の操作性が向上する。
ので、ガイドワイヤ１の手元操作部４の斜視図である。
この第５実施例では、手元操作部４に９０°ずつずれた
偏平な偏平部１０を複数設けたものである。具体的に
は、それぞれの偏平部１０の長さは約５０ｍｍで、隣の
偏平部１０まで２０ｍｍの間隔が開けられている。この
ように、術者によって操作される手元操作部４に９０°
ずつずれた複数の偏平部１０を設けたことにより、表面
が親水性樹脂７であっても、術者が偏平部１０を摘んで
操作することができるため、手元操作部４は従来に比較
して滑りにくくなる。このため、使用時において、回転
や挿入等の操作性が向上する。
【００３４】〔第６実施例〕図８は第６実施例を示すも
ので、ガイドワイヤ１の手元操作部４の斜視図である。
この第６実施例では、手元操作部４の表面にガイドワイ
ヤ１の長手方向に延びる多数の溝１１を設けたものであ
る。具体的には、手元操作部４の表面にナーリング加工
を施して多数の溝１１を形成したものである。このよう
に、術者によって操作される手元操作部４に多数の溝１
１を設けたことにより、表面が親水性樹脂７であって
も、手元操作部４は従来に比較して滑りにくくなる。こ
のため、使用時において、回転や挿入等の操作性が向上
する。
ので、ガイドワイヤ１の手元操作部４の斜視図である。
この第６実施例では、手元操作部４の表面にガイドワイ
ヤ１の長手方向に延びる多数の溝１１を設けたものであ
る。具体的には、手元操作部４の表面にナーリング加工
を施して多数の溝１１を形成したものである。このよう
に、術者によって操作される手元操作部４に多数の溝１
１を設けたことにより、表面が親水性樹脂７であって
も、手元操作部４は従来に比較して滑りにくくなる。こ
のため、使用時において、回転や挿入等の操作性が向上
する。
【００３５】〔第７実施例〕図９は第７実施例を示すも
ので、ガイドワイヤ１の先端部２の斜視図である。上記
の第１実施例では、被覆樹脂６の先端部２を切削してガ
イドワイヤ１の先端部２を偏平に設けた例を示したが、
この第７実施例では、被覆樹脂６の先端部２を潰してガ
イドワイヤ１の先端部２を偏平に設けたものである。
ので、ガイドワイヤ１の先端部２の斜視図である。上記
の第１実施例では、被覆樹脂６の先端部２を切削してガ
イドワイヤ１の先端部２を偏平に設けた例を示したが、
この第７実施例では、被覆樹脂６の先端部２を潰してガ
イドワイヤ１の先端部２を偏平に設けたものである。
【００３６】〔第８実施例〕図１０は第８実施例を示す
もので、ガイドワイヤ１の先端部２の斜視図である。上
記の第１、第７実施例では、先端部２の偏平形状を略板
状に設けた例を示したが、他の形状によって先端部２を
偏平にしても良く、この第８実施例では、被覆樹脂６の
先端部２を偏平な略６角柱状に設けたものである。
もので、ガイドワイヤ１の先端部２の斜視図である。上
記の第１、第７実施例では、先端部２の偏平形状を略板
状に設けた例を示したが、他の形状によって先端部２を
偏平にしても良く、この第８実施例では、被覆樹脂６の
先端部２を偏平な略６角柱状に設けたものである。
【００３７】〔変形例〕上記の実施例では、被覆樹脂６
を加工して先端部２を偏平に設けた例を示したが、コア
線５の先端部２を偏平に設けることでガイドワイヤ１の
先端部２を偏平に設けても良い。手元操作部４に、非コ
ーティング部７ａ、把持部９、偏平部１０、多数の溝１
１を組み合わせて適用しても良い。
を加工して先端部２を偏平に設けた例を示したが、コア
線５の先端部２を偏平に設けることでガイドワイヤ１の
先端部２を偏平に設けても良い。手元操作部４に、非コ
ーティング部７ａ、把持部９、偏平部１０、多数の溝１
１を組み合わせて適用しても良い。
【図１】ガイドワイヤの手元操作部の斜視図である（第
１実施例）。
１実施例）。
【図２】ガイドワイヤの概略全体図である（第１実施
例）。
例）。
【図３】ガイドワイヤの先端部の斜視図である（第１実
施例）。
施例）。
【図４】ガイドワイヤの手元操作部の斜視図である（第
２実施例）。
２実施例）。
【図５】把持部の斜視図である（第３実施例）。
【図６】ガイドワイヤの手元操作部の斜視図である（第
４実施例）。
４実施例）。
【図７】ガイドワイヤの手元操作部の斜視図である（第
５実施例）。
５実施例）。
【図８】ガイドワイヤの手元操作部の斜視図である（第
６実施例）。
６実施例）。
【図９】ガイドワイヤの先端部の斜視図である（第７実
施例）。
施例）。
【図１０】ガイドワイヤの先端部の斜視図である（第８
実施例）。
実施例）。
１ ガイドワイヤ ２ 先端部 ４ 手元操作部（ガイドワイヤの他端側） ５ コア線 ５ａ 細線 ６ 被覆樹脂 ７ 親水性樹脂 ７ａ 非コーティング部（他端側の親水性樹脂を設けな
い表面） ９ 把持部 １０ 偏平部 １１ 多数の溝
い表面） ９ 把持部 １０ 偏平部 １１ 多数の溝
Claims (6)
- 【請求項１】金属製のコア線と、このコア線を覆う被覆
樹脂とから形成され、 先端側から生体内に挿入されるとともに、他端側で操作
がなされ、表面が親水性樹脂であるガイドワイヤにおい
て、 前記他端側の表面に、前記親水性樹脂を設けないことを
特徴とするガイドワイヤ。 - 【請求項２】金属製のコア線と、このコア線を覆う被覆
樹脂とから形成され、 先端側から生体内に挿入されるとともに、他端側で操作
がなされ、表面が親水性樹脂であるガイドワイヤにおい
て、 前記他端に、偏平で且つ曲折した把持部を設けたことを
特徴とするガイドワイヤ。 - 【請求項３】金属製のコア線と、このコア線を覆う被覆
樹脂とから形成され、 先端側から生体内に挿入されるとともに、他端側で操作
がなされ、表面が親水性樹脂であるガイドワイヤにおい
て、 前記他端側に偏平な偏平部を設けたことを特徴とするガ
イドワイヤ。 - 【請求項４】金属製のコア線と、このコア線を覆う被覆
樹脂とから形成され、 先端側から生体内に挿入されるとともに、他端側で操作
がなされ、表面が親水性樹脂であるガイドワイヤにおい
て、 前記他端側に、前記ガイドワイヤの長手方向に沿う多数
の溝を設けたことを特徴とするガイドワイヤ。 - 【請求項５】請求項１ないし請求項４のいずれかのガイ
ドワイヤは、 前記コア線は、複数の細線の撚り線によって形成される
とともに、前記先端側がテーパ状に細く設けられ、 前記複数の細線の前記先端は、固着されたことを特徴と
するガイドワイヤ。 - 【請求項６】請求項１ないし請求項５のいずれかのガイ
ドワイヤにおいて、 前記先端は、偏平に設けられたことを特徴とするガイド
ワイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8228534A JPH1071209A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | ガイドワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8228534A JPH1071209A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | ガイドワイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1071209A true JPH1071209A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16877918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8228534A Pending JPH1071209A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | ガイドワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1071209A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003284781A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Asahi Intecc Co Ltd | 医療用ガイドワイヤ |
| JP2004500208A (ja) * | 2000-03-16 | 2004-01-08 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 被覆ガイドワイヤ |
| JP2013138789A (ja) * | 2012-01-05 | 2013-07-18 | Goodman Co Ltd | カテーテル及びカテーテルの製造方法 |
| JP2014124408A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Asahi Intecc Co Ltd | ガイドワイヤ |
-
1996
- 1996-08-29 JP JP8228534A patent/JPH1071209A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004500208A (ja) * | 2000-03-16 | 2004-01-08 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 被覆ガイドワイヤ |
| JP4955887B2 (ja) * | 2000-03-16 | 2012-06-20 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 被覆ワイヤ |
| JP2003284781A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Asahi Intecc Co Ltd | 医療用ガイドワイヤ |
| JP2013138789A (ja) * | 2012-01-05 | 2013-07-18 | Goodman Co Ltd | カテーテル及びカテーテルの製造方法 |
| JP2014124408A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Asahi Intecc Co Ltd | ガイドワイヤ |
| US9295813B2 (en) | 2012-12-27 | 2016-03-29 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Guidewire |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030708 |