JP2017194039A - ポンプケーシングの製造方法およびポンプ - Google Patents

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Tetsutaro Fujiwara
徹太郎 藤原
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Abstract

【課題】中心吐出型ポンプケーシングおよび接線吐出型ポンプケーシングのうちの一方から他方を製造することができるポンプケーシングの製造方法を提供する。
【解決手段】ポンプケーシング13の製造方法は、吸込部30および吐出部31を有するポンプケーシング13を用意し、吐出部31を所定の位置で切断し、切断された吐出部31とは異なる形状を有する吐出管部材35を用意し、吐出管部材35を、ポンプケーシング13の切断面13aに連結する工程を含む。
【選択図】図7

Description

本発明は、ポンプケーシングの製造方法およびポンプに関するものである。
図18および図19は陸上ポンプにおける片吸込渦巻ポンプのポンプケーシングを示す図である。図18に示すポンプケーシング100は、吸込部101と、ポンプケーシング100の中心線に垂直な基準線RL上に位置する吐出部102とを有している。このようなポンプケーシング100は中心吐出型ポンプケーシングと呼ばれる。図19に示すポンプケーシング100は、吸込部101と、基準線RLから離れた位置にある吐出部102とを有している。このようなポンプケーシング100は接線吐出型ポンプケーシングと呼ばれる。
これら2つのタイプのポンプケーシングを備えたポンプのどちらにも需要があり、市場で販売されている。したがって、ポンプメーカーは、中心吐出型ポンプケーシングおよび接線吐出型ポンプケーシングの両方を製造し、保管する必要がある。このため、製造コストおよび保管スペースが増加するという問題がある。
特開2007−198197号公報 特開2013−11242号公報
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、中心吐出型ポンプケーシングおよび接線吐出型ポンプケーシングのうちの一方から他方を製造することができるポンプケーシングの製造方法を提供することを目的とする。さらに、本発明は、このようなポンプケーシングを備えたポンプを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、吸込部および吐出部を有するポンプケーシングを用意し、前記吐出部を所定の位置で切断し、切断された前記吐出部とは異なる形状を有する吐出管部材を用意し、前記吐出管部材を、前記ポンプケーシングの切断面に連結することを特徴とするポンプケーシングの製造方法である。
本発明の好ましい態様は、前記吐出管部材を前記ポンプケーシングの切断面に連結した後、または連結する前に、前記ポンプケーシングを所定の角度だけ回転させることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記吐出部は、前記ポンプケーシングの中心線から垂直に延びる基準線から離れた位置にあり、前記ポンプケーシングが所定の角度だけ回転されたとき、前記吐出管部材は前記基準線上に位置することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記吐出管部材の吐出側端部にはフランジが形成されており、前記ポンプケーシングが所定の角度だけ回転されたとき、前記フランジは前記基準線に垂直であることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記吐出部は、前記ポンプケーシングの中心線から垂直に延びる基準線上に位置し、前記ポンプケーシングが所定の角度だけ回転されたとき、前記吐出管部材は前記基準線から離れた位置にあることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記吐出管部材の吐出側端部にはフランジが形成されており、前記ポンプケーシングが所定の角度だけ回転されたとき、前記フランジは前記基準線に垂直であることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記吐出管部材は前記ポンプケーシングの切断面に溶接されることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記吐出管部材は締結手段により前記ポンプケーシングの切断面に連結されることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記吐出部の外面には第1突き出し部が形成されており、前記吐出部は、前記第1突き出し部が形成されている位置において切断され、前記吐出管部材は、その外面に形成された第2突き出し部を有しており、前記第1突き出し部および前記第2突き出し部に、複数の第1締結穴および複数の第2締結穴をそれぞれ形成し、前記第1締結穴および前記第2締結穴に挿入された複数の締結具で前記第1突き出し部と前記第2突き出し部を互いに締結することによって、前記吐出管部材を前記ポンプケーシングの切断面に連結することを特徴とする。
本発明の他の態様は、羽根車と、前記羽根車を収容するポンプケーシングとを備え、前記ポンプケーシングは、吸込部と、吐出部と、前記吐出部の外面に形成された突き出し部を有しており、前記突き出し部は、締結具が挿入される締結穴が形成可能な大きさを有していることを特徴とするポンプである。
本発明の好ましい態様は、前記吐出部は、前記ポンプケーシングの中心線から垂直に延びる基準線から離れた位置にあることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記吐出部は、前記ポンプケーシングの中心線から垂直に延びる基準線上に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、客先の要求に応じて、中心吐出型ポンプケーシングおよび接線吐出型ポンプケーシングのうちの一方から他方を容易に製造することができる。結果として、製造コストを低減することができ、かつポンプケーシングを保管するためのスペースを削減することができる。
ポンプ装置の一実施形態を示す図である。 図1の矢印Aで示す方向から見た図である。 ポンプケーシングを吸込部の反対側から見た図である。 軸受ケーシングに接続されたポンプケーシングを示す図である。 ポンプケーシングを製造する工程を説明するための図である。 ポンプケーシングを製造する工程を説明するための図である。 ポンプケーシングを製造する工程を説明するための図である。 吐出部の外面に形成された第1突き出し部を示す図である。 第1突き出し部が形成されている位置において吐出部を切断する工程を示す図である。 第2突き出し部を有する吐出管部材を示す図である。 吐出管部材がポンプケーシングの切断面に連結された状態を示す図である。 他の実施形態に係るポンプケーシングを製造する工程を説明するための図である。 他の実施形態に係るポンプケーシングを製造する工程を説明するための図である。 他の実施形態に係るポンプケーシングを製造する工程を説明するための図である。 ポンプ装置の他の実施形態を示す図である。 図15の矢印Bで示す方向から見た図である。 支持部材に連結されたポンプケーシングを回転させるための回転部材を示す図である。 陸上ポンプにおける片吸込渦巻ポンプのポンプケーシングを示す図である。 陸上ポンプにおける片吸込渦巻ポンプのポンプケーシングを示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1乃至図17において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1はポンプ装置1の一実施形態を示す図である。図2は図1の矢印Aで示す方向から見た図である。ポンプ装置1は、駆動源であるモータ2と、モータ2によって駆動されるポンプ3とを備えている。ポンプ3は、羽根車12と、羽根車12が固定された回転軸7と、羽根車12を収容するポンプケーシング13とを備えている。
回転軸7はポンプケーシング13を貫通して延びており、回転軸7の一端は羽根車12に固定されている。回転軸7の他端はカップリング(軸継手)10を介してモータ2の駆動軸5に連結されており、モータ2により回転軸7および羽根車12が回転するようになっている。
ポンプケーシング13は、吸込口20を有する吸込部30と、吐出口21を有する吐出部31とを備えている。羽根車12を回転させると、液体は吸込口20から吸い込まれる。液体には羽根車12の回転により速度エネルギーが付与され、さらに液体がポンプケーシング13の内部に形成されたボリュート室(図示しない)を通ることによって速度エネルギーが圧力エネルギーに変換され、液体が昇圧される。昇圧された液体は吐出口21から吐出される。
本明細書において、ポンプケーシング13の中心線CLは、回転軸7の軸心および羽根車12の軸心に一致する想像線として定義される。吸込部30の中心は中心線CL上に位置している。回転軸7は軸受構造体22により回転自在に支持されている。軸受構造体22は、ポンプケーシング13に接続された軸受ケーシング23に収容されている。モータ2および軸受ケーシング23は、ベース8上に固定されている。
図3はポンプケーシング13を吸込部30の反対側から見た図である。図3に示すように、ポンプケーシング13には固定部材15が固定されている。固定部材15は吸込部30に対してポンプケーシング13の反対側に配置されている。固定部材15には、回転軸7の周方向に沿って等間隔に締結穴16が形成されている。本実施形態において、8個の締結穴16が形成されているが、締結穴の数はこの実施形態に限定されない。
図4は軸受ケーシング23に接続されたポンプケーシング13を示す図である。図4に示すように、ポンプケーシング13は、ねじなどの締結具17によって軸受ケーシング23に接続されている。ポンプケーシング13は軸受ケーシング23を介してベース8に支持されている。軸受ケーシング23には図示しない締結穴が形成されている。ポンプケーシング13の締結穴16を軸受ケーシング23の締結穴にそれぞれ位置合わせした状態で、これら締結穴に締結具17を挿入し、軸受ケーシング23およびポンプケーシング13を締結具17で互いに締結する。このようにして、ポンプケーシング13は軸受ケーシング23に固定される。なお、締結具17はボルトとナットとの組み合わせであってもよい。
図2に戻り、吐出部31は、ポンプケーシング13の中心線CLから垂直に延びる基準線RLから離れた位置にある。このような形状のポンプケーシング13は接線吐出型ポンプケーシングと呼ばれる。本実施形態では、基準線RLは鉛直方向に延びており、中心線CLと直交している。
図5乃至図7はポンプケーシング13を製造する工程を説明するための図である。なお、図5乃至図7において、ポンプケーシング13は簡略的に図示されている。まず、図5に示すように、吐出部31を所定の位置で切断する。吐出部31が切断される角度は、三角形の角度の定理に基づいた演算によって予め決定されてもよく、ポンプケーシング13を製造するときにコンピュータを用いて予め決定されてもよい。本実施形態では、吐出部31は水平に、すなわち基準線RLに対して垂直に切断されている。
吐出部31は、切断される吐出部31の長さが所定の長さになるように切断される。この所定の長さは、三角形の角度の定理に基づいた演算によって予め決定されてもよく、ポンプケーシング13を製造するときにコンピュータを用いて決定されてもよい。
次いで、図6に示すように、切断された吐出部31とは異なる形状を有する吐出管部材35が用意される。この吐出管部材35は、ポンプケーシング13から切り離された吐出部31とは別の部材である。吐出管部材35の吐出側端部35bにはフランジ46が形成されている。吐出管部材35の吸込側端部35aは、ポンプケーシング13の切断面13aに連結される。図7に示す実施形態では、吐出管部材35の吸込側端部35aはポンプケーシング13の切断面13aに溶接される。
次に、図7に示すように、ポンプケーシング13を、その中心線CLの周りに所定の角度だけ回転させる。この所定の角度は、三角形の角度の定理に基づいた演算によって予め決定されてもよく、ポンプケーシング13を製造するときにコンピュータを用いて決定されてもよい。
本実施形態では、ポンプケーシング13は、初期位置から反時計回りに45度回転され、この状態で、ポンプケーシング13は軸受ケーシング23に固定される。より具体的には、締結具17を取り外し、ポンプケーシング13をその中心線CLの周りに回転させ、軸受ケーシング23の締結穴(図示しない)とポンプケーシング13の締結穴16に締結具17を挿入し、締結具17を締め付けることにより、ポンプケーシング13を所定の角度だけ回転させた状態で軸受ケーシング23に固定する。
本実施形態では、吐出管部材35をポンプケーシング13の切断面13aに連結した後に、ポンプケーシング13を回転させているが、ポンプケーシング13を回転させた後に、吐出管部材35をポンプケーシング13の切断面13aに連結してもよい。
ポンプケーシング13が所定の角度だけ回転されたとき、吐出管部材35は基準線RL上に位置している。特に、吐出管部材35が所定の角度だけ回転されたとき、吐出管部材35のフランジ46は基準線RLに垂直である。このようなポンプケーシング13は中心吐出型ポンプケーシングと呼ばれる。本実施形態によれば、ポンプケーシング13を接線吐出型から中心吐出型に変更することができる。
ポンプケーシング13および吐出管部材35が、ステンレス鋼など、溶接が容易な材料から構成されている場合、上述したように、吐出管部材35をポンプケーシング13の切断面13aに溶接することができる。しかしながら、ポンプケーシング13および吐出管部材35が、鋳鉄など、溶接が困難な材料から構成されている場合、溶接以外の方法によって吐出管部材35をポンプケーシング13の切断面13aに連結してもよい。
以下、図8乃至図11を参照して、締結手段によって吐出管部材35がポンプケーシング13の切断面13aに連結される実施形態について説明する。図8に示すように、ポンプケーシング13は吐出部31の外面に形成された第1突き出し部36を有している。第1突き出し部36は締結具37(図10参照)が挿入される締結穴38(図10参照)が形成可能な大きさを有している。本実施形態では、図10に示すように、第1突き出し部36は4個の突起36aから構成されており、これら突起36aは吐出部31の周方向に沿って等間隔に配置されている。しかしながら、突起36aの数は本実施形態に限定されない。第1突き出し部36はポンプケーシング13から外側に張り出した1つの環状の突起であってもよい。
図9に示すように、吐出部31は、第1突き出し部36が形成されている位置において切断される。吐出部31をこの位置で切断することで、突起36aの切断面を平坦な面とすることができる。図10に示すように、第2突き出し部40を有する吐出管部材35が用意される。この吐出管部材35は、ポンプケーシング13から切り離された吐出部31とは別の部材である。第2突き出し部40は、吐出管部材35の外面に形成されており、第1突き出し部36の突起36aと同じ数の突起40aから構成されている。これら突起40aは、吐出管部材35の吸込側端部35aの周方向に沿って等間隔に配置されている。
次いで、第1突き出し部36および第2突き出し部40、すなわち、複数の突起36aおよび複数の突起40aに、複数の第1締結穴38および複数の第2締結穴41をそれぞれ形成する。第1締結穴38の数は突起36aの数と同じであり、第2締結穴41の数は突起40aの数と同じである。本実施形態では、4つの第1締結穴38は4つの突起36aにそれぞれ形成されており、4つの第2締結穴41は4つの突起40aにそれぞれ形成されている。第1締結穴38は切断面13aに垂直に延びており、第2締結穴41は吐出管部材35の吸込側端部35aに垂直に延びている。
ポンプケーシング13と吐出管部材35との間にガスケットなどのシール部材(図示しない)を配置し、突起40aの締結穴41を突起36aの締結穴38に位置合わせし、これら締結穴38,41に複数の締結具37を挿入する。締結具37を締め付けて、第1突き出し部36と第2突き出し部40とを互いに締結することによって、吐出管部材35はポンプケーシング13の切断面13aに連結される(図11参照)。締結具37はボルトとナットとの組み合わせであってもよい。ポンプケーシング13の締結穴38がねじ孔である場合には、締結具37はねじであってもよい。
本実施形態によれば、吐出管部材35および/またはポンプケーシング13が溶接困難な材料(例えば、鋳鉄)から構成されている場合であっても、吐出管部材35を締結手段によってポンプケーシング13に連結することができる。
図12乃至図14は他の実施形態に係るポンプケーシング13を製造する工程を説明するための図である。特に説明しない本実施形態の構成は、上述した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。本実施形態では、吐出部31は、ポンプケーシング13の中心線CLから垂直に延びる基準線RL上に位置している。つまり、本実施形態に係るポンプケーシング13は中心吐出型ポンプケーシングである。
図5に示す実施形態と同様に、図12に示す実施形態においても、吐出部31を所定の位置で切断する。本実施形態では、吐出部31は水平に、すなわち基準線RLに対して垂直に切断されている。次いで、図13に示すように、切断された吐出部31とは異なる形状を有する別の吐出管部材35を用意する。この吐出管部材35は、ポンプケーシング13から切り離された吐出部31とは別の部材である。吐出管部材35の吸込側端部35aは、ポンプケーシング13の切断面13aに連結される。図14に示す実施形態では、吐出管部材35の吸込側端部35aはポンプケーシング13の切断面13aに溶接される。
図14に示すように、ポンプケーシング13をその中心線CLの周りに所定の角度だけ回転させる。本実施形態では、ポンプケーシング13は、初期位置から時計回りに45度回転され、この状態で、ポンプケーシング13は軸受ケーシング23に固定される。
図14に示すように、ポンプケーシング13が所定の角度だけ回転されたとき、吐出管部材35は基準線RLから離れた位置にある。特に、ポンプケーシング13が所定の角度だけ回転されたとき、吐出管部材35のフランジ46は基準線RLに垂直である。
なお、本実施形態においても、吐出管部材35をポンプケーシング13の切断面13aに連結した後に、ポンプケーシング13を回転させているが、ポンプケーシング13を回転させた後に、吐出管部材35をポンプケーシング13の切断面13aに連結してもよい。
本実施形態によれば、ポンプケーシング13を中心吐出型から接線吐出型に変更することができる。本実施形態においても、図8乃至図11に示す実施形態のように、ポンプケーシング13は吐出部31の外面に形成された第1突き出し部36を有してもよい。この場合、当然、吐出管部材35は第2突き出し部40を有してもよい。
上述した実施形態によれば、ポンプメーカーは、中心吐出型ポンプケーシングおよび接線吐出型ポンプケーシングのうち、いずれかのみを製造および保管し、客先の要求に応じて、中心吐出型ポンプケーシングまたは接線吐出型ポンプケーシングを提供することができる。したがって、ポンプケーシングの製造コストを低減することができる。さらには、ポンプケーシングの在庫数を削減することができるので、ポンプケーシングを保管するためのスペースを削減することができる。
中心吐出型ポンプケーシングの需要が多い国もあれば、接線吐出型ポンプケーシングの需要が多い国もある。上述した実施形態によれば、ポンプメーカーは、各国の需要に応じて、両方のポンプケーシングを製造することができるので、グローバルな対応が可能となる。
図15はポンプ装置1の他の実施形態を示す図である。図16は図15の矢印Bで示す方向から見た図である。なお、図15において、軸受構造体22の図示は省略されている。図15および図16に示すように、ポンプケーシング13はベース8に固定された支持部材41に支持されている。図17は支持部材41に連結されたポンプケーシング13を所定の角度だけ回転させるための回転部材42を示す図である。図17に示すように、回転部材42を支持部材41とベース8との間に配置することにより、ポンプケーシング13を所定の角度だけ回転させることができる。したがって、図17に示すタイプのポンプにも上述した実施形態を適用することができる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうることである。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲とすべきである。
1 ポンプ装置
2 モータ
3 ポンプ
5 駆動軸
7 回転軸
8 ベース
10 カップリング
12 羽根車
13 ポンプケーシング
15 固定部材
16 締結穴
17 締結具
20 吸込口
21 吐出口
22 軸受構造体
23 軸受ケーシング
30 吸込部
31 吐出部
35 吐出管部材
36 第1突き出し部
36a 突起
37 締結具
38,41 締結穴
40 第2突き出し部
40a 突起
41 支持部材
42 回転部材
46 フランジ

Claims (12)

  1. 吸込部および吐出部を有するポンプケーシングを用意し、
    前記吐出部を所定の位置で切断し、
    切断された前記吐出部とは異なる形状を有する吐出管部材を用意し、
    前記吐出管部材を、前記ポンプケーシングの切断面に連結することを特徴とするポンプケーシングの製造方法。
  2. 前記吐出管部材を前記ポンプケーシングの切断面に連結した後、または連結する前に、前記ポンプケーシングを所定の角度だけ回転させることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記吐出部は、前記ポンプケーシングの中心線から垂直に延びる基準線から離れた位置にあり、
    前記ポンプケーシングが所定の角度だけ回転されたとき、前記吐出管部材は前記基準線上に位置することを特徴とする請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記吐出管部材の吐出側端部にはフランジが形成されており、
    前記ポンプケーシングが所定の角度だけ回転されたとき、前記フランジは前記基準線に垂直であることを特徴とする請求項3に記載の製造方法。
  5. 前記吐出部は、前記ポンプケーシングの中心線から垂直に延びる基準線上に位置し、
    前記ポンプケーシングが所定の角度だけ回転されたとき、前記吐出管部材は前記基準線から離れた位置にあることを特徴とする請求項2に記載の製造方法。
  6. 前記吐出管部材の吐出側端部にはフランジが形成されており、
    前記ポンプケーシングが所定の角度だけ回転されたとき、前記フランジは前記基準線に垂直であることを特徴とする請求項5に記載の製造方法。
  7. 前記吐出管部材は前記ポンプケーシングの切断面に溶接されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の製造方法。
  8. 前記吐出管部材は締結手段により前記ポンプケーシングの切断面に連結されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の製造方法。
  9. 前記吐出部の外面には第1突き出し部が形成されており、
    前記吐出部は、前記第1突き出し部が形成されている位置において切断され、
    前記吐出管部材は、その外面に形成された第2突き出し部を有しており、
    前記第1突き出し部および前記第2突き出し部に、複数の第1締結穴および複数の第2締結穴をそれぞれ形成し、
    前記第1締結穴および前記第2締結穴に挿入された複数の締結具で前記第1突き出し部と前記第2突き出し部を互いに締結することによって、前記吐出管部材を前記ポンプケーシングの切断面に連結することを特徴とする請求項8に記載の製造方法。
  10. 羽根車と、
    前記羽根車を収容するポンプケーシングとを備え、
    前記ポンプケーシングは、
    吸込部と、
    吐出部と、
    前記吐出部の外面に形成された突き出し部を有しており、
    前記突き出し部は、締結具が挿入される締結穴が形成可能な大きさを有していることを特徴とするポンプ。
  11. 前記吐出部は、前記ポンプケーシングの中心線から垂直に延びる基準線から離れた位置にあることを特徴とする請求項10に記載のポンプ。
  12. 前記吐出部は、前記ポンプケーシングの中心線から垂直に延びる基準線上に位置していることを特徴とする請求項10に記載のポンプ。
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CN111102246A (zh) * 2020-01-07 2020-05-05 宁波方太厨具有限公司 一种离心风机的蜗壳型线生成方法
CN111102246B (zh) * 2020-01-07 2022-02-08 宁波方太厨具有限公司 一种离心风机的蜗壳型线生成方法

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