JP2017185779A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 形成する画像の、記録媒体上で表現できる濃度の幅が狭くなることを抑制すると共に、低光沢な表現を実現する画像処理を提供する。
【解決手段】 本願発明にかかる画像処理装置は、記録媒体上に少なくとも有色インクを記録することによって画像を形成するためのデータを生成する画像処理装置であって、画像を表す画像データを入力する入力手段と、前記画像データに基づいて、前記記録媒体上に前記有色インクを並置する記録に用いる第1記録量と前記記録媒体上で離散する位置に前記有色インクを積み重ねる記録に用いる第2記録量とを決定する決定手段と、前記第1記録量を用いて前記記録媒体上に前記有色インクを並置して配置するための第1配置データと、前記第2記録量を用いて前記記録媒体上に前記有色インクを積み重ねて配置するための第2配置データとを生成する生成手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図10

Description

本発明は、記録媒体に形成される画像の光沢特性を制御するための画像処理技術に関する。
近年、商業印刷等の分野では、高品質で個性的な印刷物に対する需要が高まっている。これを実現する手段として、記録する画像の領域毎に印刷物の光沢特性を制御する技術がある。印刷物の光沢特性は印刷物表面の凹凸と関連することが知られており、印刷物表面の凹凸を小さくすることで高光沢表現、逆に大きくすることで低光沢表現といった制御を行うことができる。特許文献1には、インクドットを打ち込む目標位置をインク同士で異ならせて行う記録よりも、インクドットを打ち込む間隔を空けた複数の目標位置にインクを積み上げて行う記録を多く行うことが記載されている。これにより、表面の平滑性を低下させて低光沢表現を実現することが述べられている。
特開2014−40011号公報
しかしながら、特許文献1のような低光沢化を目的としてインクドットを積み上げて記録する技術は、記録媒体に対するインクの被覆率が低下する。記録媒体上で表現できる濃度の幅が狭くなってしまう。一方で、上述した画質劣化を抑制するために、記録媒体に打ち込む複数のインクドットがなるべく互いに重ならないような位置にインクドットを記録した場合、印刷物の表面凹凸が小さくなり、低光沢な表現が実現できなくなるという課題があった。
本発明は、形成する画像の、記録媒体上で表現できる濃度の幅が狭くなることを抑制すると共に、低光沢な表現を実現する画像処理を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、記録媒体上に少なくとも有色インクを記録することによって画像を形成するためのデータを生成する画像処理装置であって、画像を表す画像データを入力する入力手段と、前記画像データに基づいて、前記記録媒体上に前記有色インクを並置する記録に用いる第1記録量と前記記録媒体上で離散する位置に前記有色インクを積み重ねる記録に用いる第2記録量とを決定する決定手段と、前記第1記録量を用いて前記記録媒体上に前記有色インクを並置して配置するための第1配置データと、前記第2記録量を用いて前記記録媒体上に前記有色インクを積み重ねて配置するための第2配置データとを生成する生成手段とを有することを特徴とする。
形成する画像の、記録媒体上で表現できる濃度の幅が狭くなることを抑制すると共に、低光沢な表現を実現する画像処理を提供することができる。
記録媒体上の画像を形成するインクドット配置を表した断面模式図。 本実施例における情報処理装置100の構成例を示すブロック図。 実施例1における画像処理装置200とプリンタ104との論理構成例を示すブロック図。 実施例2における画像処理装置200とプリンタ104との論理構成例を示すブロック図。 実施例3における画像処理装置200とプリンタ104の論理構成例を示すブロック図。 実施例4における画像処理装置200とプリンタ104の論理構成例を示すブロック図。 本実施例における色分解LUTの例を示す図。 本実施例における記録ヘッドの構成例を示す図。 本実施例における画像処理装置200の画像処理を示すフローチャート。 本実施例における記録量データ分配処理を示すフローチャート。 実施例1〜6における記録位置決定処理内のScatterハーフトーン処理を示すフローチャート。 本実施例におけるScatterハーフトーン処理によって決定されるインクドットの記録位置の例を示す図。 本実施例における記録位置決定処理内のClusterハーフトーン処理を示すフローチャート。 本実施例におけるClusterハーフトーン処理によって使用されるドットパターンデータの例を示す図。 実施例5における画像処理装置200とプリンタ104の論理構成例を示すブロック図。 実施例6における画像処理装置200とプリンタ104の論理構成例を示すブロック図。 実施例5における記録量データ分配処理を示すフローチャート。 実施例6における色分解LUTの例を示す図。 実施例7における記録位置決定処理内のScatterハーフトーン処理を示すフローチャート。 記録ヘッドおよびマスクパターンを模式的に示した図。 インクドット配置と記録走査毎に分配したインクドット配置との関係を模式的に示した図。
まず、図1に示す記録媒体の断面模式図を用いて、本実施例で実現するインクドット配置を示す。図1(a)に、記録媒体上でインクドットを打ち込むための、間隔を空けた複数の目標位置に、インクドットを高く積み上げて記録(以降、記録媒体上で離散する位置にインクを積み重ねる記録とも表現する)した場合の一例を示す。図1(b)に、記録媒体に打ち込む複数のインクドットがなるべく互いに重ならないような位置にインクドットを記録(以降、記録媒体上にインクを並置する記録とも表現する)した場合の一例を示す。ここで、なるべく互いに重ならないような位置とは、打ち込む複数のインクドット同士が可能な範囲で重ならないように記録を行う位置である。尚、図1(a)及び図1(b)は有色インクの記録量が多い高濃度部における図である。
図1(a)に示すように、記録媒体上で離散する位置にインクを積み重ねる記録を行うことで、印刷物表面の凹凸が大きい画像を形成することができる。凹凸の大きな画像の表面で反射する光は鏡面反射成分よりも拡散反射成分の方が強いため、低光沢な表現が可能となる。しかし、インク被覆率が低いために、形成する画像の粒状性悪化や表現できる濃度の幅が狭くなるといった画質劣化が生じる。ここでインク被覆率とは、領域ごとにインクによって記録媒体がどれだけ被覆されているかを示す。
一方で、図1(b)に示すように、記録媒体上に有色インクを並置する記録を行った場合、インク被覆率が高いために、粒状性悪化などの画質劣化は抑制される。しかし、凹凸のない平滑な表面となるため、入射した光の鏡面反射成分が強くなり、高光沢となる。そのため、低光沢な表現はできなくなる。
そこで、本実施例では図1(c)に示す断面模式図のようなインクドット配置の画像を形成する。図1(c)に示すように、インク被覆率を向上させるため、記録媒体に打ち込む複数のインクドットがなるべく互いに重ならないような位置にインクドットを配置した被覆層を形成する。ここで、被覆層とはインクによって記録媒体上の領域を紙白が可能な限り無くなるように被覆したインクの層のことである。被覆層を形成した後に、記録媒体上に記録可能な記録量の範囲内で、記録媒体上でインクドットを打ち込むための、間隔を空けた複数の目標位置に、有色インクドットを高く積み上げて記録することで、印刷物表面に凹凸の大きな凹凸層を形成する。このようなインクドット配置を実現することで、低光沢表現と高いインク被覆率を両立することが可能となる。
尚、図1(e)のように有色インクのみを用いる場合、画像データが示す色をインクで再現するためのインクの量では、低濃度部及び中濃度部において上述したような被覆層と凹凸層からなる層構造を実現することはできない。よって有色インクのみを備えた装置構成では、高濃度部でのみ低光沢表現と高いインク被覆率を両立できる。しかし、有色インクに加えて無色インクを用いることで、低濃度部及び中濃度部でも被覆層と凹凸層からなる層構造を実現することができる。有色インクのみを備えた構成では、上述したように、記録媒体上でインクドットを打ち込むための、間隔を空けた複数の目標位置に、有色インクドットを高く積み上げる際に、有色インクが足りない場合がある。この場合に、無色インクを代わりに用いることによって、記録媒体上で同一濃度を表現する領域ごとのインクの記録量の差を低減し、画像の濃度に応じた印刷物表面の凹凸形状の差が小さい画像を形成する。無色インクを用いた場合に実現できるインクドット配置を図1(f)に示す。尚、低濃度から中濃度領域については、領域毎の濃度むらが小さくなるように、記録媒体に打ち込む複数のインクドットがなるべく互いに重ならないような位置に有色インクドットを優先して配置する。上記に示したような濃度領域毎のインクドット配置を実現することで、形成する画像の粒状性悪化及び表現できる濃度の幅が狭くなることを抑制しつつ、画像における全ての濃度領域において均一な低光沢表現を実現することが可能となる。
以下に図面を参照して、実施例を詳しく説明する。尚、以下の実施例は本発明を限定するものではなく、また、以下の実施例で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。同一の構成については、同じ符号を付して説明する。
また、以下の実施例1、実施例2、実施例5及び実施例6における画像処理装置は、4種類の有色インクと無色インクを備える。一方、実施例3及び実施例4における画像処理装置は、4種類の有色インクのみを備える。以下の実施例ではインクを色ごとにシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、クリアなど片仮名表記で表す。また、インクの色もしくはそのデータをC、M、Y、K、CLなどの英大文字で表すものとする。すなわち、Cはシアン色またはそのデータを、Mはマゼンタ色またはそのデータを、Yはイエロー色またはそのデータを、Kはブラック色またはそのデータを,CLは透明色又は無色(クリア)インクのデータをそれぞれ表すものとする。尚、インク数は上記の一例に限定されず、実施例1、実施例2、実施例5及び実施例6では少なくとも1種類以上の有色インクと無色インクを備えれば良い。実施例3及び実施例4では少なくとも1種類以上の有色インクを備えれば良い。また、無色インクは記録媒体上で表現できる濃度に影響を与えなければ、わずかな色や濁りがあっても良い。以下の実施例において「画素」とは、階調表現できる最少単位のことであり、複数ビットの入力データの画像処理(後述する色分解等の処理)の対象となる最少単位である。尚、以下の実施例では4×4画素ごとに処理を行うこととする。
[実施例1]
本実施例におけるハードウェア構成例を図2のブロック図に示す。情報処理装置100内のCPU1001は、RAM1003をワークメモリとして、ROM1002や記憶部105に格納されたOSや各種プログラムを実行し、システムバス1008を介して後述する各部を制御する。記憶部105は、例えばSATAインターフェース(I/F)1006を介してシステムバス1008に接続されるHDD、SSD、フラッシュメモリなどである。汎用I/F1005は、USBなどのシリアルバスインターフェースであり、マウスやキーボードなどの入力デバイス102、記録メディア用の汎用ドライブ103、プリンタ104などが接続される。CPU1001は、入力デバイス102を介してユーザが指定するプログラムを記憶部105からRAM1003にロードし、当該プログラムを実行してビデオカード(VC)1004に接続されたディスプレイ101にユーザインターフェースを表示する。ユーザは、当該ユーザインターフェースを利用して、後述する画像処理装置200の論理構成において入力する画像データなどの選択、作成、編集を行う。尚、画像データ又は画像データの基になるデータが記憶部105や汎用ドライブ103の記録メディアに格納されている。ネットワークインターフェースカード(NIC)1007は、情報処理装置100を有線LANまたは無線LANなどのネットワークに接続するためのネットワークインターフェースである。情報処理装置100が実行するプログラム、画像データや又は画像データの基になるデータはネットワーク上のサーバ装置に格納されていてもよい。後述する画像処理装置200の処理および機能は、プリンタドライバによって実現可能であり、その際はプリンタドライバがインストールされた情報処理装置100が画像処理装置200として機能する。画像処理装置200をハードウェアとしてプリンタ104に組み込むことも可能である。
図3に本実施例における画像処理装置200及びプリンタ104の詳細な論理構成を示す。画像処理装置200とプリンタ104は、プリンタインターフェース又は回路によって接続されている。画像処理装置200は、画像データ入力端子201より印刷対象の画像データを入力し、画像データバッファ202に格納する。画像データはRGB各8ビットの3チャンネルカラー画像を示すデータとする。
記録量決定部204における画像データ変換部2041は、画像データバッファ202に格納された画像データを、記録媒体上に記録するインクの記録量を示す記録量データへ変換する。以下ではこの変換処理を色分解処理と呼ぶ。色分解処理に際しては、図7(a)に示すような入力信号値とそれに対応する各インクの記録量を保持するテーブルである色分解LUT(Look Up Table)203aと一般的な補間処理とを用い、入力信号値を各インクの記録量データに変換する。尚、色分解LUTはROM1002に格納されている。その後、記録量データ分配部2042において各インクの記録量データをScatter記録量データとCluster記録量データに分配する。その分配は、記録量と記録媒体上でのインク被覆率との関係に基づいて、インクドットを打ち込むべき記録媒体上の領域を有色インクが可能な限り被覆するように行う。Scatter記録量データは被覆層の形成に用いる記録量(以降、Scatter記録量と呼ぶ)を示し、Cluster記録量データは凹凸層の形成に用いる記録量(以降、Cluster記録量と呼ぶ)を示す。無色インク(CL)の記録量データは、上述した本実施例で実現するインクドット配置で述べた通り、凹凸層の形成に用いるため、全てがCluster記録量データである。また、記録する画像の濃度に因る印刷物表面の凹凸形状の差を小さくするために、入力信号値によらず、Cluster記録量データが示すCluster記録量は一定の記録量とする。画像データを変換して得た記録量データは記録位置決定部205に送られる。
記録位置決定部205は、記録量決定部204から入力した記録量データに基づき、記録媒体上のどの位置にインクドットを記録するかを決定し、画像形成データを生成する。記録位置決定部205は、Scatterハーフトーン処理部2051、Clusterハーフトーン処理部2052、マージ処理部2053の3つの処理部を備えている。Scatterハーフトーン処理部2051ではScatter記録量データを用いたハーフトーン処理、Clusterハーフトーン処理部2052ではCluster記録量データを用いたハーフトーン処理を行い、それぞれで配置データを得る。得た2つの配置データをマージ処理部2053でマージ(統合)処理して画像形成データを生成する。生成した画像形成データは、画像形成データバッファ206に格納する。記録量データの分配及び記録量データから画像形成データを生成する方法に関しては、詳しく後述する。画像形成データバッファ206に格納された画像形成データは、出力端子207よりプリンタ2へ出力される。尚、出力端子207は汎用I/Fで構成される。
プリンタ104においては、記録ヘッド1041を記録媒体1042の搬送方向と直交もしくは平行方向に移動することにより、入力端子1047から受け取った画像処理装置200で生成された画像形成データを基に、インクドットを記録媒体上に記録する。本実施例では、記録ヘッド1041として、インクジェット方式のものを用いる。記録ヘッド1041は、複数の記録素子(ノズル)を有する。移動部1043は、プリンタ制御部1044の制御下で、記録ヘッド1041を移動する。搬送部1045は、プリンタ制御部1044の制御下で、記録媒体を搬送する。尚、本実施例では、記録媒体上で記録ヘッド1041によって複数回の記録走査を行って画像を完成させるマルチパス記録方式を用いている。また、記録ヘッドの移動は往復動作となるが、往路走査と復路走査のいずれにおいても記録動作を行う、いわゆる双方向印刷方式を用いている。尚、双方向印刷ではなく単方向印刷でも良い。インク選択部1046は、画像処理装置200により形成された各インクの画像形成データに基づいて、記録ヘッド1041に搭載されるインクの中から、インクを選択する。
図8は、本実施例における記録ヘッド1041の構成を示す図である。本実施例ではC、M、Y、K、CLの5種類のインクを、記録ヘッド1041に搭載している。尚、図8においては、ヘッドの移動方向に複数ノズルが一列に配置された構成を示しているが、ノズルの数や配置はこの例に限られるものではない。例えば、同一吐出量ノズルが複数列あっても良いし、複数ノズルがジグザグに配置されているような構成であっても良い。また、記録媒体1042の搬送方向に一列に配置する構成であっても良い。
次に、画像処理装置200におけるCPU1001の画像形成処理について、図9(a)のフローチャートを用いて説明する。(以降、各ステップ(工程)は符号の前にSをつけて表す。)
S201では、画像データ入力端子201から画像データを入力し、画像データバッファ202に格納する。S202では、色分解LUT203aを参照して、画像データバッファ202に格納されているRGBの画像データを、C、M、Y、K、CLの5プレーンの記録量データに変換する。本実施例では色分解処理後の記録量データは各画素データを0〜255の8ビットデータとして扱う。上記のビット数は、任意の階調数によって決定すれば良く、上記の一例に限定されない。S203では、無色インクの記録量データを除く4プレーンの記録量データに基づく記録量と記録媒体上でのインク被覆率の関係を基に、各インクの記録量データをScatter記録量データとCluster記録量データに分配する。また、上述した通り無色インクの記録量データは全てCluster記録量データである。
S204では、記録量データに基づいた記録量のインクドットを、記録媒体上のどの位置に記録するかを決定する。記録するインクドットの位置は、各インクについて記録走査毎に決定し、インクドットを記録するか否かを画素毎に示す1ビットデータとして扱う。本実施例では、8回の記録走査によってインクドットを記録する例について説明するため、1色につき8パターン、CMYKの4色で計32パターンの記録するインクドットの位置を決定する。記録するインクドットの位置の決定は、各インクの記録量データを順次選択し、処理することで決定していく。記録するインクドットの位置は、対応するScatter記録量データとCluster記録量データの8プレーンの記録量データを基に決定する。まず、S2041で、被覆層の形成に用いるScatter記録量データを基に前半4回の記録走査のみでインクドットを記録する配置データを生成する。以下、S2041での処理をScatterハーフトーン処理と呼ぶ。その後、S2042で、凹凸層の形成に用いるCluster記録量データを基に後半4回の記録走査のみでインクドットを記録する配置データを生成する。2つの配置データを生成後に、それらをマージ処理することで、計8パターンの記録するインクドットの位置を決定する。以下、S2042での処理をClusterハーフトーン処理と呼ぶ。尚、マージ処理は、前半4回の配置データと後半4回の配置データをつなげる形で統合する。以上のように、Scatter記録量データに基づいた記録を前半4回の記録走査で行い、Cluster記録量データに基づいた記録を後半4回の記録走査で行う。それにより、Scatter記録量データに基づいて記録したインクドットの上にCluster記録量データを基にしてインクドットを記録することが可能となる。S2041とS2042における記録するインクドットの位置の決定方法については、詳しく後述する。S205では、インク毎に決定された各記録走査における記録するインクドットの位置に基づいて、画像全体、或いは記録走査毎のバンド幅分といった任意のサイズの画像形成データ生成を行い、画像形成データバッファ207に格納する。
プリンタ104は、入力端子1047より画像形成データを受け取り、画像形成データに適合するインクがインク選択部1046により選択された後、画像形成が開始される。画像形成においては、記録ヘッド1041が記録媒体1042の移動方向と直交もしくは平行方向に移動しながら、一定の駆動間隔で各ノズルを駆動して記録媒体上に画像を形成する。記録媒体1042は搬送部1045により、画像を形成するために必要な量だけ1走査毎に搬送される。
以上で画像データに対する一連の画像形成処理が完了する。次に、S203、S2041、S2042の順に、それぞれの処理の詳細について説明する。
以下に、記録量データ分配(S203)について、図10のフローチャートを用いて詳細に説明する。S2031では、各インクの記録量を加算処理した、総記録量Xを算出する。S2032では、予め保持するインク被覆率100%となる記録量Pと、S2031で算出した総記録量Xを比較する。インク被覆率100%となる記録量Pは、全画素にドットを配置する場合に必要な記録量である。比較した結果、総記録量Xが記録量Pを下回る場合は、入力信号値に対応する記録量では有色インクが記録媒体上のインクドットを打ち込む領域を100%被覆できないため、全ての記録量をScatter記録量と決定する(S2033)。反対に、総記録量Xが記録量Pを上回る場合は、有色インクが記録媒体上のインクドットを打ち込む領域を100%被覆した上に、さらに凹凸を形成することが可能であるため、S2034以降の処理に進む。
S2034では、インク毎の記録量を比較する。比較した結果、記録量が少ないインクを優先して選択し、選択したインク毎にS2035〜S2037までの処理を繰り返す。尚、記録量が少ないインクを優先的に被覆層の形成に用いるのは、色域が狭くなるのを防ぐためである。繰り返し処理中に、S2036の条件を満たすと繰り返し処理が終了し、S2038に進む。S2035では、選択したインクの記録量X(i=C、M、Y、K)と既にScatter記録量として決定されている記録量の総量Xsとを基に、以下の(式1)から一時記録量Xtmpを算出する。
Xtmp=X+Xs・・・・・(式1)
S2036では、一時記録量Xtmpと記録量Pを比較する。比較の結果、一時記録量Xtmpが記録量Pを下回る場合は、S2037に進み、選択したインクの記録量Xを全てScatter記録量と決定する。反対に、上回る場合は、S2038に進み、以下の(式2)、(式3)を用いて、選択したインクのScatter記録量であるXsと、Cluster記録量であるXcを決定する。
c=Xtmp−P・・・・・(式2)
s=X−Xc・・・・・(式3)
最後に、S2039において、S2035〜S2037の処理の際に、未選択であったインクが存在した場合には、そのインク全ての記録量をCluster記録量Xcとして決定する。
以上の記録量データ分配(S203)によって、各有色インクの記録量データをScatter記録量データとCluster記録量データに分配することができる。
次に、Scatterハーフトーン処理(S2041)について、図11のフローチャートを用いて詳細に説明する。Scatterハーフトーン処理(S2041)は、記録媒体に打ち込む複数のインクドットがなるべく互いに重ならないような位置にインクドットを配置するために、記録するインクドットの位置を決定していく処理である。この処理で決定した位置に記録を行うことで、インク被覆率の低下による画質劣化を抑制することができる。
S20411では、予め、保持するディザマトリクスを入力する。ディザマトリクスとは図12の901に示すように、画素毎に閾値が格納された2次元データである。各画素には閾値として0〜M−1の値が格納され、閾値の配置は公知のブルーノイズマスクを用いて決定されている。Mはディザマトリクスのサイズにより決定する。本実施例ではディザマトリクスのサイズは4×4画素としているため、Mは16(=4×4)となる。
S20412では、各記録走査にどのように打ち込むインクドットの数を分配するかを示すデータであるドット数比率Rp(p=1〜8)を入力する。本実施例においては、Scatter記録量データに基づいたインクドットの打ち込みは全8回の記録走査のうち、前半4回の記録走査までに全て行うため、以下に示すドット数比率Rpを入力する。
Rp=1/4 (p=1〜4)
Rp=0 (p=5〜8)
以下のS20413〜S20415は、インクを順に選択し、選択したインクについて記録走査毎に処理する。インクの選択順は、色域が狭くなることを防ぐために、入射した光の透過率が低いインクが下地となるK→C→M→Yとするのが好ましい。
S20413では、ディザマトリクス901aと同じ4×4画素の領域内で記録する選択したインクの総ドット数Ds(i=C、M、Y、K)を算出する。さらに、総ドット数Dsとドット数比率Rpを基に、記録走査毎に選択したインクの記録する総ドット数Dspを算出する。総ドット数Dsは、選択したインクのScatter記録量データが示す画素位置(x,y)における画素値をI(x,y)としたとき、以下の(式4)で得られる。
Df=ΣI(x,y)/M (f=s、c)・・・・・(式4)即ち、総ドット数Dsは、選択したインクのScatter記録量データ内の4×4画素領域の画素値の平均をMで割った値である。図12の記録量データ902のKインクに関する例では、Ds=4となる。次に、各記録走査におけるドット数Dspを算出する。p走査目(p=1〜8)のドット数Dspは、総ドット数Dsを記録走査毎のドット数比率Rpで定められる比率で分配することで求める。図12の903に示す例では、各記録走査におけるドット数Dspは以下のようになる。
Dsp=1 (p=1〜4)
Dsp=0 (p=5〜8)
尚、各記録走査のドット数Dsipは整数値である必要があるため、Dsip=5の場合のように、領域内で記録する総ドット数Dsipの値によってはドット数比率Rpに応じた分配をすることができない。上記のような場合には、以下に示すように、各記録走査でのドット数DsipとDsi×Rpとの差が小さくなるようにドット数を分配する。
Dsp=2 (p=1)
Dsp=1 (p=2〜4)
Dsp=0 (p=5〜8)
また、Dsp=2となる走査は以上のようにp=1である必要はなく、p=1〜4のどこでも良い。
S20414では、ディザマトリクス901内の閾値とMを比較し、選択したインクの記録走査におけるインクドット配置を決定する。インクドット配置の決定は、ディザマトリクス901の閾値Th(x,y)が小さい画素から順にDsp個のドットをONにすることによって行う。図12に示す例について、Kインクの第1記録走査におけるインクドット配置は、Dsp=1の為、閾値0の画素のインクドットをONとするインクドット配置903aとなる。尚、ONになっている状態とは、その画素にドットを打つことが決定している状態である。S20415では、S20414でインクドットをONにした位置のディザマトリクス901の閾値Th(x,y)に対し、Mを加算する。上記のように、インクドットをONにした領域の閾値がMを超えるように更新し、更新したディザマトリクスを基に、次の記録走査におけるインクドット配置を決定する。図12の903a〜hに、Kインクの記録量データ902を基に決定した、Kインクの記録走査(1〜8回)の記録するインクドットの位置の例を示す。図に示した通り、インクドットの位置が、記録媒体に打ち込む複数のインクドットがなるべく互いに重ならないような位置となるように決定される。さらに、図11のフローチャートに示す通り、選択されたインクのインクドット配置を決定した後に閾値が更新されたディザマトリクスを用いてその他のインクのインクドット配置を決定していく。その結果、図12の903a〜hに示したKインクのインクドット配置と906a〜hに示したCインクのインクドット配置のようになる。尚、M個のインクドットが配置され、全てのディザマトリクスの値がM以上となった場合は、ディザマトリクスを初期状態に戻し、処理を繰り返す。
以上のScatterハーフトーン処理(S2041)によって記録走査前半4回分の配置データを得る。
次に、Clusterハーフトーン処理(S2042)について、図13のフローチャートを用いて詳細に説明する。Clusterハーフトーン処理(S2041)は、記録媒体上でインクドットを打ち込むための、間隔を空けた複数の目標位置に、有色インクドットを高く積み上げて記録したインクドット配置を決定する処理である。この処理で決定した位置に記録を行うことで、印刷物表面の凹凸を大きくし、低光沢表現を実現することができる。
S20421では、記録走査毎に用いるドットパターンデータを入力する。図14(a)にドットパターンの例を模式図で示す。入力するドットパターンデータは、記録走査毎に記録するインクドットの位置と順番を定めた2次元データである。尚、図14(a)の各記録走査における記録に用いるドットパターンデータは一例である。通常は、各記録走査において記録するインクドット数とインクドット配置を制御したチャートを印字し、そのチャートをルーペ等によって観察することで、予め最も低い光沢の表現となる条件を求め設定する。S20422〜S20424は各インクの中からインクを選択し、全てのインクの処理を終えるまで処理を繰り返す。
S20422では、選択したインクのCluster記録量データを基に、総ドット数Dc(i=C、M、Y、K、CL)を算出する。ドット数の算出はS20413と同様に、(式4)を用いて算出する。S20423では、S20421で入力したドットパターンデータの中で記録順が早いインクドットから、S20422で算出した総ドット数Dc分だけ記録位置を決定していく。
S20424では、S20423においてドットパターンデータの中で記録位置として決定された場所を特定し、その場所に対応する2次元データ中の値を0で更新する。さらに、0で更新した数だけ選択したインクの総ドット数Dcを減算する。2次元データ中の値が全て0となった場合は、2次元データを初期状態に戻し、処理を繰り返す。また、総ドット数Dcが0になり次第、次のインクを選択してインクドットの位置を決定していく。尚、次のインクが選択され、インクドット位置を決定する際には、更新されたドットパターンを用いて行う。
以上のClusterハーフトーン処理(S2042)によって記録走査後半4回分の配置データを得る。そして、Scatterハーフトーン処理(S2041)とClusterハーフトーン処理(S2402)で生成した2つの配置データをマージ処理することで、記録走査8回分の記録媒体上に記録するインクドットの位置を決定する。
以上説明した処理制御を行うことで、記録媒体上でインクドットを打ち込む領域でインク被覆率が高く、凹凸の大きなインクドット配置を実現することが可能となる。さらに、無色インクを用いていることで、記録媒体上で同一濃度を表現する場合のインクの記録量の差を低減し、画像の濃度に応じた印刷物表面の凹凸形状の差が小さい画像を形成する。その結果、形成する画像の粒状性悪化及び表現できる濃度の幅が狭くなることを抑制しつつ、画像における全ての濃度領域において均一な低光沢表現を実現することが可能となる。
尚、本実施例では、Scatterハーフトーン処理によってインク被覆率を向上させる被覆層を形成するために必要な記録量Pを設定する例として、全画素にドットを配置する例を述べたが上記の一例には限定されない。インクドットが記録媒体上で定着する際のインクドットのサイズや、インクドットを打ち込んだ時に周辺領域に拡散する(すなわちにじむ)インク拡散量を考慮し記録量Pを設定しても良い。ドットサイズやにじみを考慮した記録量Pの設定方法として、記録量を変えながらインクで印字して得た印字チャートの表面を顕微鏡やルーペを用いて観察し、記録媒体の紙白があるかないかを判断して特定する方法がある。例えば、インクドットのサイズが1画素よりも大きい場合には、図1(d)に示すように、Scatterハーフトーン処理による記録量の最大値を通常よりも減らす。記録量の最大値を減らすことで、Scatterハーフトーン処理によって記録するインクドットの記録位置を全画素でなく、間引いて配置する。
また、本実施例では、インク被覆率と記録量の関係を予め測定し、被覆率100%となる記録量Pを保持する例を説明したが、上記の一例に限定されない。例えば、インク吐出量の変動や、記録媒体の種類に応じたインク被覆率の変動に対応するために、被覆率100%となる記録量Pをユーザがキャリブレーションできる機構を備えても良い。また、上記記録量Pのインク被覆率は100%でなくても良い。例えば、インク被覆率80%で粒状性が問題なければ、上記記録量Pのインク被覆率を80%程度に下げても良い。
また、本実施形態では、Scatterハーフトーン処理を行ってから、Clusterハーフトーン処理を行う例を説明したが、処理順は上記の一例に限定されない。図9(b)に示すようにClusterハーフトーン処理を先に行っても良い。また2つのハーフトーン処理を同時に処理しても良い。
また、本実施例では、有色インクドットの記録媒体上での記録位置が記録媒体に打ち込む複数のインクドットがなるべく互いに重ならないような位置となるように記録した後に印刷物表面の凹凸を大きくするために無色インクを用いる例を説明した。しかし、有色インクと無色インクの記録順は上記の一例に限定されない。例えば、有色インクドットに先駆けて、記録媒体上に無色インクを記録することで、有色インクドットの記録媒体への浸透を阻害し、印刷物表面の凹凸をより大きくする制御方法を用いても良い。上記のように、無色インクによって有色インクの浸透阻害による効果を利用する場合には、以下のような処理を行う。まず、全ての入力信号値において、一定値以上の無色インク記録量を持つ色分解LUTを用意し、S20412で用いるドット数比率Rpを以下のように設定する。
Rp=0 (p=1)
Rp=1/4 (p=2〜5)
Rp=0 (p=6〜8)
さらに、S20421で用いるドットパターンを図14(b)のように変更し、S20423でインクドットの記録位置の決定を第6の記録走査から順に行い、最後に第1の記録走査を選択する。以上に示す条件で制御することで、図1(g)に示すようなインクドット配置を実現することが可能となる。
また、本実施例では、Scatterハーフトーン処理で記録する走査数とClusterハーフトーン処理で記録する走査数を均等に分割する例を説明したが、記録走査の割合は上記の一例に限定されない。例えば、より低光沢な表現を実現するために、記録媒体上でインクドットを打ち込むための、間隔を空けた複数の目標位置に、有色インクドットを高く積み上げて記録したインクドット数を増加させる。そのために、Clusterハーフトーン処理で用いる記録走査数を増やし、Scatterハーフトーン処理による記録走査数を減らしても良い。
また、本実施例では、入力する画像データに対応する無色インクの記録量を色分解LUT203aで保持する例を説明したが、無色インクのCluster記録量XcCLの決定方法は上記の一例に限定されない。Cluster記録量の総量Xcallは入力信号値によらず一定であるため、例えば、入力する画像データに対応する有色インクの記録量を色分解LUT(不図示)で保持し、以下に示す方法でXcCLを算出しても良い。予め保持するXcallと、各インクのClustter記録量Xc(i=C、M、Y、K)から、以下の(式5)を用いて算出する。
XcCL=Xcall−Xc−Xc−Xc−Xc・・・・・(式5)
[実施例2]
本実施例における画像処理装置200の構成について、実施例1との相違点を述べる。図4は、本実施例における画像処理装置200の詳細な論理構成を示したブロック図である。本実施例における画像処理装置200の論理構成は、実施例1における記録量決定部204内の記録量データ分配部2042を有しない。さらに、実施例1とは異なり、画像データ変換部2041で用いる色分解LUTは図7(b)に示す色分解LUT203bである。
本実施例の画像処理装置200における画像処理について、実施例1との相違点を述べる。実施例1では、図7(a)に示すような入力信号値と各インクの記録量を保持する色分解LUT203aを用い、入力する画像データを各インクの記録量データに変換する。その後、記録位置決定部205において記録量と記録媒体上でのインク被覆率の関係に基づいて、記録量をScatter記録量とCluster記録量に分配し、インクドットの記録位置を決定する例について説明した。本実施例においては、画像データが示す入力信号値とScatter記録量とCluster記録量の対応関係を保持する色分解LUT203bを、実施例1における記録量データ分配(S203)を予め行うことで作成しておく。このLUT203bを画像データ変換部2041で用いることによって、画像処理時に記録量データ分配(S203)を行うことなく、画像データを各インクのScatter記録量データとCluster記録量データに変換することができる。つまり、図9において、色分解処理S202を行った後は、記録量データ分配S203の処理を行わず、記録位置決定S204の処理に移ることになる。本実施例の画像処理は、上述した図2における記録量データ分配(S203)を画像処理時に行うか行わないかということについてのみ実施例1の画像処理と相違するため、それ以外の画像処理については説明を省略する。
本実施例でも実施例1と同様に、記録媒体上でインクドットを打ち込む領域でインク被覆率が高く、凹凸の大きなインクドット配置を実現することが可能となる。さらに、無色インクを用いていることで、記録媒体上で同一濃度を表現する場合のインクの記録量の差を低減し、画像の濃度に応じた印刷物表面の凹凸形状の差が小さい画像を形成する。その結果、形成する画像の粒状性悪化及び表現できる濃度の幅が狭くなることを抑制しつつ、画像における全ての濃度領域において均一な低光沢表現を実現することが可能となる。
[実施例3]
実施例1及び実施例2では4種の有色インクと無色インクを用いる例について説明したが、本実施例は、4種の有色インクのみを用いた実施例である。特に、実施例1との相違点は無色インクを用いていない点である。
本実施例における画像処理装置200の構成について、実施例1との相違点を述べる。図5は、本実施例における画像処理装置200の論理構成を示したブロック図である。本実施例における画像処理装置200の論理構成は、実施例1とは異なり、画像データ変換部2041で用いる色分解LUTは図7(c)に示す色分解LUT203cである。
本実施例の画像処理装置200における画像処理についての実施例1との相違点は、無色インクの記録量データを保持していないLUT203cを用いている点である。このLUT203cを参照することによって、色分解処理(S202)で画像データから変換した有色インクの記録量データのみを用いて実施例1と同様の画像処理を行う。
本実施例では無色インクを用いないため、上述した本実施例で実現するインクドット配置のうち、図1(f)、(g)は実現しない。しかし、図1(e)のような配置を実現することによって、特に高濃度部で低光沢表現と高いインク被覆率を両立することが可能となる。
[実施例4]
本実施例は、実施例3と同様に4種の有色インクのみを用いた実施例である。特に、実施例2との相違点は無色インクを用いていない点である。
本実施例における画像処理装置200の構成について、実施例2との相違点を述べる。図6は、本実施例における画像処理装置200の論理構成を示したブロック図である。本実施例における画像処理装置200の構成は、実施例2とは異なり、画像データ変換部2041で用いる色分解LUTは図7(d)に示す色分解LUT203dである。
本実施例の画像処理装置200における画像処理についての実施例2との相違点は、無色インクの記録量データを保持していないLUT203dを用いている点である。このLUT203dを参照することによって、色分解処理(S202)で画像データから変換した有色インクの記録量データのみを用いて実施例1と同様の画像処理を行う。
本実施例では無色インクを用いないため、上述した本実施例で実現するインクドット配置のうち、図1(f)、(g)は実現しない。しかし、図1(e)のような配置を実現することによって、特に高濃度部で低光沢表現と高いインク被覆率を両立することが可能となる。
[実施例5]
本実施例における画像処理装置200の構成について、実施例1との相違点を述べる。図15は、本実施例における画像処理装置200の詳細な論理構成を示したブロック図である。実施例1では、まず、入力データとして色に関する情報を持つRGB3チャンネルデータを入力した。そして、その入力データを用いて色分解処理によって得たCMYKの記録量データを記録媒体上のインク被覆率100%となる記録量Pを用いてScatter記録量データとCluster記録量データに分配する例を述べた。尚、記録媒体上のインク被覆率を100%とする記録量Pは図7(a)の色分解LUT203aに示すScatter記録量に対応し、各インクのScatter記録量の最大値を100としている。本実施例では、RGB3チャンネルデータに加え、光沢の強度を示す光沢データを含む4プレーンの画像データを入力データとする。その入力データが示す光沢強度に応じて、各インクのScatter記録量の最大値を100、150、255とするPl、Pm、Phから選択する。
図18に記録量データ分配(S203)に関するフローチャートを示す。本実施例の処理では、記録量データ分配(S203)におけるS2030の処理のみが実施例1の処理と相違するため、以下にS2030の処理を説明する。
S2030では、光沢強度を示す光沢データに応じて、記録媒体上の被覆層に用いる記録量の最大値をPl、Pm、Phから選択する。光沢データは8bitデータであり、0〜255の値を持つ。光沢データの値が小さい領域が低光沢、値が大きい領域が高光沢となるようにし、光沢データの値が0〜85ではPlを選択、86〜170ではPmを選択、171〜255ではPhを選択する。
本実施例でも実施例1と同様に4×4画素の領域ごとに処理を行うため、4×4画素の領域ごとに被覆層に用いる記録量の最大値が選択される。よって、実施例1のように低光沢表現を実現できることに加えて、高光沢が望ましい領域では被覆層を形成するインクを増加させ凹凸層を形成するインクを減少させることで、印刷物表面の凹凸を平滑に近づけて高光沢を表現できる。さらに、低光沢と高光沢の中間の光沢が望ましい領域では凹凸層を形成するインクの記録量を低光沢と高光沢の中間値とし、印刷表面の凹凸度合いを高光沢と低光沢との中間にすることで中光沢を表現することが可能となる。
尚、本実施例では、低光沢、中光沢、高光沢の3種類から選択する例を説明したが、上記の一例に限定されない。より細かく光沢を制御したい場合は、光沢データに応じた3種類以上のインクドットを打ち込む領域のインク被覆率を100%とする記録量を保持していても良い。もしくは、低光沢、高光沢の2状態を保持し、その2状態の面積比率を制御することで中間的な光沢表現を実現しても良い。
[実施例6]
本実施例における画像処理装置200の構成について、実施例2との相違点を述べる。図16は、本実施例における画像処理装置200の詳細な論理構成を示したブロック図である。実施例2では、入力データとして色に関する情報を持つRGB3チャンネルデータを入力し、色分解LUTを用いて画像データを各インクについてScatter記録量データとCluster記録量データに分配する例を述べた。本実施例では、RGB3チャンネルデータに加え、光沢の強度を示す光沢データを含む4プレーンの画像データを入力データとする。その入力データが示す光沢強度に応じて、用いるLUTを高光沢用、中光沢用、低光沢用のLUTの中から選択する。図7(b)、図17(a)、(b)に示す色分解LUTb、色分解LUTe、色分解LUTfがそれぞれ低光沢用LUT、中光沢用LUT、高光沢用LUTを表す。色分解LUTb、色分解LUT203e、色分解LUTfは、実施例5における記録量データ分配(S203)を予め行うことで作成しておく。
本実施例でも実施例2と同様に4×4画素の領域ごとに処理を行うため、4×4画素の領域ごとにLUTが選択される。よって、実施例2のように低光沢表現が実現できることに加えて、高光沢が望ましい領域では高光沢表現となり、低光沢と高光沢の中間の光沢が望ましい領域では中光沢表現が可能となる。
尚、本実施例では、低光沢、中光沢、高光沢の3種類から選択する例を説明したが、上記の一例に限定されない。より細かく光沢を制御したい場合は、光沢に応じた3種類以上のLUTを保持していても良い。
[実施例7]
実施例1〜実施例6ではScatter記録量データから領域内で記録する総ドット数Dsとドット数比率Rpを基に各記録走査におけるドット数Dspを算出し、ドット数Dspに応じて記録走査毎にインクドット配置を決める例について説明した。本実施例は、総ドット数Dsに応じたインクドット配置を決定し、決定したインクドット配置を記録走査毎のインクドット配置に分配する実施例である。特に、実施例1〜実施例6との相違点は、Scatterハーフトーン処理におけるScatter記録量データから記録走査毎のインクドット配置を決定する処理の手順である。Scatterハーフトーン処理以外は実施例1〜6と同様のため、説明を省略する。
図19は、本実施例における記録位置決定処理内のScatterハーフトーン処理を示すフローチャートである。
S20411は実施例1と同様の処理のため説明を省略する。以下のS20419〜S20421は、実施例1と同様にインクを順に選択し、選択したインクについて記録走査毎のインクドット配置を決定する。
S20419では、S20413と同様の処理を行い、Scatter記録量データからディザマトリクス901aと同じ4×4画素の領域内で記録する選択したインクの総ドット数Ds(i=C、M、Y、K)を算出する。
S20420では、ディザマトリクス901内の閾値とMを比較し、選択したインクのインクドット配置を決定する。インクドット配置の決定は、ディザマトリクス901の閾値Th(x,y)が小さい画素から順にDs個のドットをONにすることによって行う。例えば、Ds=8の場合のインクドット配置を図21(a)に示す。ONにしたドットを黒、そうでないドットを白で表している。
S20421では、選択したインクのインクドット配置を、各記録走査にどのように分配するかを示すデータであるマスクパターン2001を入力する。マスクパターン2001とS20420で決定したインクドット配置を比較し、各記録走査のインクドット配置に分配していく。まずマスクパターン2001について、図20を用いて説明する。
図20は、マスクパターンおよび記録ヘッドを模式的に示したものである。2000は記録ヘッドを示し、ここでは簡単のため32個のノズルを有するものとする。ノズルは、記録走査回数によって分割される。例えば、記録走査回数が8回の場合には、図20に示すように第1〜第8の8つのノズル群に分割する。2001はマスクパターン(記録パターン)を示し、各ノズルが記録を行う単位領域を黒塗りで示している。各ノズル群が記録するパターンは互いに補間の関係にあり、これらを重ね合わせると4×4の単位領域に対応した領域の記録が完成される構成となっている。2002〜2009で示した各パターンは、記録走査を重ねていくことによって画像が完成されていく様子を示したものである。各記録走査が終了するたびに、記録媒体は図の矢印の方向にノズル群の幅分ずつ搬送される。よって、記録媒体の同一領域(各ノズル群の幅に対応する領域)は8回の記録走査によって初めて画像が完成される構成となっている。
尚、本実施例では、全ての記録走査で均等に4ドットずつONとなるマスクパターンを使用しているが、上記の一例に限定されない。記録するドット数は、ノズル毎の着弾精度を考慮して決定すれば良く、例えば、第1ノズル群で1ドット、第2ノズル群で3ドット、第3ノズル群で5ドット、第4ノズル群で7ドットのように不均一であっても良い。
上述したノズル群毎のマスクパターン2001とS20420で決定したインクドット配置を比較し、互いのパターンでONとなっているドットをONとする処理を行い、処理した結果を各記録走査のインクドット配置とする。すなわち、第1のノズル群とS20420で決定したインクドット配置を処理した結果を第1記録走査におけるインクドット配置を示す。さらに、第2のノズル群とS20420で決定したインクドット配置を処理した結果を第2記録走査におけるインクドット配置とする。第3記録走査以降は同様のため説明を省略する。図21(a)に対しマスクパターン2001を適用し、記録走査毎のインクドット配置に分配した結果を図21(b)、(c)、(d)に示す。図21(b)は第1記録走査におけるインクドット配置、図21(c)は第2記録走査におけるインクドット配置、図21(d)は第3〜8記録走査におけるインクドット配置の例を示している。以上の処理によって、総ドット数Dsに応じたインクドット配置を決定し、決定したインクドット配置を記録走査毎のインクドット配置に分配する処理を実現することが可能となる。
以上、本実施例でも実施例1〜6と同様に、記録媒体上でインクドットを打ち込む領域でインク被覆率が高く、凹凸の大きなインクドット配置を実現することが可能となる。さらに、実施例1〜6のように低光沢表現が実現できることに加えて、マスクパターンを切り替えることによって、着弾位置精度の悪いノズルや不吐ノズルの使用を停止するといった制御を容易に行うことが可能となる。
尚、本実施例では、ディザマトリクスの垂直方向のドット数とノズル群のドット数が一致している例を説明したが、上記の一例に限定されない。お互いのドット数が一致していない場合にも、少ないドット数のデータについては最下端の行から最上端の行へと繰り返し参照することで対応関係を決定し、処理を行っても良い。
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 情報処理装置
104 プリンタ
200 画像処理装置
202 画像データバッファ
203 色分解LUT
204 記録量決定部
205 記録位置決定部
206 画像形成データバッファ

Claims (12)

  1. 記録媒体上に少なくとも有色インクを記録することによって画像を形成するためのデータを生成する画像処理装置であって、
    画像を表す画像データを入力する入力手段と、
    前記画像データに基づいて、前記記録媒体上に前記有色インクを並置する記録に用いる第1記録量と前記記録媒体上で離散する位置に前記有色インクを積み重ねる記録に用いる第2記録量とを決定する決定手段と、
    前記第1記録量と前記第2記録量とに基づいて、前記有色インクの配置を示す配置データを出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1記録量は前記有色インクの記録量であり、前記第2記録量は前記有色インクと無色インクとの記録量であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2記録量は一定の記録量であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記入力手段は、領域ごとの光沢強度を示す光沢データをさらに入力し、
    前記決定手段は、前記画像データおよび前記光沢データに基づいて、前記第1記録量と前記第2記録量を決定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記決定手段は、前記第1記録量と前記第2記録量とを合わせた総記録量が少ない前記有色インクほど、前記第2記録量に対する前記第1記録量の比率が高くなるように前記第1記録量と前記第2記録量とを決定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記決定手段は、記録媒体上におけるインクドットのサイズもしくはインクドットを重ねることによる周辺領域へのインク拡散量に基づいて、前記第1記録量の最大値を決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記決定手段は、前記第1記録量と前記第2記録量との関係を表すテーブルを予め保持し、前記テーブルを参照することで、前記第1記録量と前記第2記録量との互いに対する比率を決定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記決定手段は、前記第1記録量と前記第2記録量との比率を、前記総記録量と前記総記録量に応じた記録媒体上でのインク被覆率との関係に基づいて特定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. 前記第1記録量を用いて前記記録媒体上に前記有色インクを並置して配置するための第1配置データに基づいて記録を行うことによって被覆層を形成し、前記第2記録量を用いて前記記録媒体上に前記有色インクを積み重ねて配置するための第2配置データに基づいて記録を行うことによって凹凸層を形成する形成手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  10. 前記形成手段は、前記被覆層を形成した後に、前記凹凸層を形成することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 記録媒体上に少なくとも有色インクを記録することによって画像を形成するためのデータを生成する画像処理装置の画像処理方法であって、
    画像を表す画像データを入力する入力ステップと、
    前記画像データに基づいて、前記記録媒体上に前記有色インクを並置する記録に用いる第1記録量と前記記録媒体上で離散する位置に前記有色インクを積み重ねる記録に用いる第2記録量とを決定する決定ステップと、
    前記第1記録量を用いて前記記録媒体上に前記有色インクを並置して配置するための第1配置データと、前記第2記録量を用いて前記記録媒体上に前記有色インクを積み重ねて配置するための第2配置データとを生成する生成ステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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