JP2017182629A - 機器操作装置 - Google Patents

機器操作装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017182629A
JP2017182629A JP2016071855A JP2016071855A JP2017182629A JP 2017182629 A JP2017182629 A JP 2017182629A JP 2016071855 A JP2016071855 A JP 2016071855A JP 2016071855 A JP2016071855 A JP 2016071855A JP 2017182629 A JP2017182629 A JP 2017182629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
division
divided
division position
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016071855A
Other languages
English (en)
Inventor
吉富 輝雄
Teruo Yoshitomi
輝雄 吉富
千早 今井
Chisa Imai
千早 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2016071855A priority Critical patent/JP2017182629A/ja
Publication of JP2017182629A publication Critical patent/JP2017182629A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】操作対象の機能の表示の視認性の確保ならびに操作性の確保が可能な機器操作装置を提供すること。【解決手段】表示分割位置B10を境に分割された第1分割表示領域11、第2分割表示領域12を備え、各分割表示領域11、12で異なる車載機器の機能表示を行う表示画面10と、各分割表示領域11、12に表示された車載機器の機能をタッチ操作により操作可能とする第1分割操作領域21、第2分割操作領域22が操作分割位置B20を境に分割されたタッチ操作パネル20と、両分割位置B10、B20を、分割位置指示操作バー30の操作に応じて設定する表示制御部と、を備える。表示制御部は、両分割操作領域21、22の小さい側の領域の比率が、表示画面10の両分割表示領域11、12の小さい側の領域の比率よりも大きくなるように、タッチ操作パネル20の分割比に制限を与えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、機器操作装置に関し、特に、表示画面と異なる位置に、タッチ操作パネルを備えたものに関する。
従来、タッチ操作パネルが複数に分割されて、各分割領域において異なる機能の操作を行う機器操作装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術は、タッチ操作パネルに沿ってスライドする板状の操作プレートを備えている。そして、タッチ操作パネルは、操作プレートを挟んで2つの領域に分割され、これら分割された各領域において、それぞれ、異なる機能に応じた表示を行い、各機能の操作を行うことが可能に構成されている。
したがって、操作者は、必要に応じて操作プレートを移動させ、タッチ式の操作パネルの分割された各領域の大きさを変え、使い勝手や見易さに応じた大きさに変更することが可能である。
特表2008−507011号公報
しかしながら、従来の機器操作装置では、タッチ操作パネルの分割を、操作プレートの位置で分割し、タッチ操作パネルを分割する位置に制限を与えていなかった。このため、分割位置によっては、小さい方の分割領域が小さくなり過ぎて、操作しにくかったり、視認性の悪化を招いたりするおそれがあった。
本発明は、上述の従来の問題に着目して成されたもので、操作対象の機能の表示の視認性の確保ならびに操作性の確保が可能な機器操作装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために本発明の機器操作装置は、
表示分割位置を境に分割された分割表示領域を備え、各分割表示領域で異なる機器の機能表示を行う表示画面と、
前記分割表示領域に表示された前記機器の機能をタッチ操作により操作可能とする分割操作領域が操作分割位置を境に分割されたタッチ操作パネルと、
前記分割位置を、分割位置指示操作部の操作に応じて設定する分割制御部と、
を備え、
前記分割制御部は、前記タッチ操作パネルの小さい側の前記分割操作領域の比率が、前記表示画面の小さい側の前記分割表示領域の比率よりも大きくなるように、前記タッチ操作パネルの分割比に制限を与えることを特徴とする機器操作装置とした。
本発明の機器操作装置では、機能を表示する表示画面と、タッチ操作を行うタッチ操作パネルとを異なる位置に配置した。したがって、表示画面は、タッチ操作パネルの操作性を考慮することなく配置できるとともに、操作用の部材により遮られることもなく、視認性を確保することができる。
そして、タッチ操作パネルにおける操作分割位置は、表示画面における表示分割位置に対し、小さい側の領域の比率が大きくなるように分割比に制限を与たため、分割操作領域の小さい側の領域に、面積を確保して操作性を確保可能となる。
実施の形態1の機器操作装置を示す全体構成説明図である。 実施の形態1の機器操作装置のタッチ操作パネルの平面図であって、第1分割操作領域と第2分割操作領域とを1:1に分割した状態を示す。 実施の形態1の機器操作装置のタッチ操作パネルの平面図であって、第1分割操作領域を最小面積として分割した状態を示す。 実施の形態1の機器操作装置のタッチ操作パネルの構造の概略を示す概略断面図である。 実施の形態1の機器操作装置の表示画面の正面図である。 実施の形態1の機器操作装置の制御系の構成を示すブロック図である。 実施の形態1の機器操作装置の分割位置の設定処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2の機器操作装置のタッチ操作パネルの構造の概略を示す概略断面図である。 実施の形態3の機器操作装置のタッチ操作パネルの構造の概略を示す概略断面図である。 実施の形態3の機器操作装置の表示画面の正面図であって、表示分割位置をニュートラル位置から左方向に移動させる過程を示す。 実施の形態3の機器操作装置の表示画面の正面図であって、表示分割位置を表示画面の左端部まで移動させて第2分割表示領域を全画面表示した状態を示す。 実施の形態4の機器操作装置のタッチ操作パネルの構造の概略を示す概略断面図である。 実施の形態5の機器操作装置のタッチ操作パネルの構造の概略を示す概略断面図である。 実施の形態6の機器操作装置のタッチ操作パネルの構造の概略を示す概略断面図である。 実施の形態7の機器操作装置のタッチ操作パネルの構造の概略を示す概略断面図である。 実施の形態7の機器操作装置におけるタッチ操作パネルを示す平面図である。 実施の形態7の機器操作装置における表示画面を示す正面図である。 実施の形態8の機器操作装置におけるタッチ操作パネルを示す平面図である。 実施の形態8の機器操作装置の変形例における表示画面を示す正面図であり、表示分割位置をニュートラル位置に配置した状態を示す。 実施の形態8の機器操作装置の変形例における表示画面を示す正面図であり、表示分割位置を全画面表示した状態を示す。 実施の形態9の機器操作装置のタッチ操作パネルを示す平面図である。 実施の形態9の他の例の機器操作装置のタッチ操作パネルを示す平面図である。 実施の形態10の機器操作装置のタッチ操作パネルの平面図である。 実施の形態10の変形例の機器操作装置のタッチ操作パネルの平面図である。 実施の形態10の変形例の機器操作装置のタッチ操作パネルの概略断面図であり、仕切バーのスイッチ機能をOFF操作した状態を示す。 実施の形態10の変形例の機器操作装置のタッチ操作パネルの概略断面図であり、仕切バーのスイッチ機能をON操作した状態を示す。 実施の形態11の機器操作装置におけるタッチ操作パネルの平面図である。 実施の形態12の機器操作装置のタッチ操作パネルを示す平面図である。 実施の形態12の機器操作装置の表示画面の正面図であり、表示分割位置をニュートラル位置に配置した状態を示す。 実施の形態12の機器操作装置のタッチ操作パネルを示す平面図であって、分割位置操作ダイヤルを右方向に回動操作した状態を示す。 実施の形態12の機器操作装置の表示画面の正面図であり、表示分割位置を面積変更不可領域の直前まで移動させた状態を示す。
以下、本発明の機器操作装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1の機器操作装置を図1〜図6に基づいて説明する。
(構成)
まず、実施の形態1の機器操作装置の構成を説明する。
実施の形態1の機器操作装置は、図1の斜視図に示すように、自動車のダッシュボートDBの車幅方向の略中央に配置されたセンタクラスタCCに設けられた、表示画面10と、タッチ操作パネル20とを備える。
表示画面10は、センタクラスタCCの上部であって、運転者が見易い高さに、起立状態で設置され、図示のように、横長の略長方形形状に形成されている。なお、表示画面10としては、例えば、液晶ディスプレイを用いることができるが、これに限定されず有機ELなどの表示装置を用いてもよい。また、図1を含み、各図において、矢印UPが車両上方を示し、矢印DNが車両下方を示し、矢印FRが車両前方を示し、矢印LSが車両左方向を示し、矢印RSが車両右方向を示す。
タッチ操作パネル20は、センタクラスタCCの下部において、運転者が手動で操作しやすい位置(すなわち、背中を図外のシートバックに付けたままで手動操作可能な位置)において、略水平に設置されている。
このタッチ操作パネル20は、操作者による操作面200への接触位置を検出する周知のもので、いわゆるタッチパッド(位置入力装置)を用いることができる他、表示機能も備えたタッチパネルを用いることもできる。
また、タッチ操作パネル20は、図示のように、表示画面10と同様の車両左右方向に長い長方形形状に形成されている。なお、このタッチ操作パネル20と前述の表示画面10とは、車両左右方向に長い長方形ではあるが、表示画面10の方が、タッチ操作パネル20に比べ、車両左右方向の細長い形状に形成されている(図2A、図4参照)。
また、タッチ操作パネル20の操作面200は、外周がケース23により囲まれ、操作面200の上側には、分割位置指示操作バー(分割位置指示操作部)30が、車両前後方向に横断してケース23に架け渡されている。
分割位置指示操作バー30は、詳細は後述するが、表示画面10を左右に分割する表示分割位置B10と、タッチ操作パネル20を左右に分割する操作分割位置B20と、の指示操作を行うもので、ケース23に車両左右方向にスライド可能に支持されている。さらに、ケース23には、図2A,図2B、図3に示すように、分割位置指示操作バー30の車両左右方向へのスライドを、予め設定された位置で規制するストッパ(移動制限手段)31a,31bが、左右に設けられている。
したがって、分割位置指示操作バー30により設定される操作分割位置B20は、タッチ操作パネル20において、面積変更可能領域20aの範囲で左右方向に移動可能である。一方、分割位置指示操作バー30により設定される操作分割位置B20は、面積変更可能領域20aを越えて、左右方向でその外側に移動することが規制されている。
さらに、図3の概略断面図に示すように、分割位置指示操作バー30には、スプリングなどの弾性力を備えた付勢部材32により付勢されてタッチ操作パネル20の操作面200に圧接される分割位置指示部材33が設けられている。したがって、タッチ操作パネル20の操作面200において、分割位置指示部材33が接触する位置を、分割位置指示操作バー30の左右方向位置として検出することができる。
前述した表示画面10、タッチ操作パネル20は、図5のブロック図に示すように、コントロールユニット40に接続されている。
このコントロールユニット40は、表示制御部41により、表示画面10における表示およびその分割を制御するとともに、タッチ操作パネル20の分割およびその入力を、車載機器50に伝達する制御を行う。なお、車載機器50としては、例えば、ナビゲーション装置51、エアコン装置52、オーディオ装置53が含まれる。
ここで、まず、表示制御部41による表示画面10およびタッチ操作パネル20における分割制御および表示制御の概略を説明する。
表示制御部41は、表示画面10を、図1、図4に示すように、表示分割位置B10を境に、車両左側の第1分割表示領域11と、車両右側の第2分割表示領域12とに分割する。そして、表示制御部41(図5参照)は、各分割表示領域11,12に、それぞれ異なる機器の機能の表示および機能操作のための表示を行う。例えば、第1分割表示領域11に、オーディオ装置53の機能などの表示を行い、第2分割表示領域12に、ナビゲーション装置51の機能などの表示を行うことが可能である。
また、表示制御部41は、タッチ操作パネル20の操作面200を、分割位置指示操作バー30(操作分割位置B20)を挟んで、第1分割操作領域21と第2分割操作領域22とに左右分割する。
そして、第1分割操作領域21では、第1分割表示領域11に表示された機器の操作を行うことができ、第2分割操作領域22では、第2分割表示領域12に表示された機器の操作を行うことができる。例えば、タッチ操作パネル20にいて、周知のタップ、ドラッグ、フリック、ピンチアウト、ピンチインなどの操作を行うことにより、表示画面10(各分割表示領域11,12)に表示された各種機能を動作させる。
以下に、図5に示す、各装置51〜53の機能表示の一例を簡単に説明する。
ナビゲーション装置51の機能表示として、例えば、地図の表示や、各種メニューボタンの表示や、縮尺の表示や、右左折などの運転に関する表示や、運転に伴う時刻の表示などを行う。
また、タッチ操作パネル20では、両分割操作領域21,22のいずれか(ナビゲーション装置51の機能表示が行われたのと同一側)において、地図の拡大、縮小やスクロール操作や、目的地の設定操作などを行うことができる。
エアコン装置52の機能表示として、例えば、車室温度、風量、吹出モードなどの設定ボタンの表示や、空調に伴う情報、例えば、車外の気温や、天気予報などを表示することができる。
そして、タッチ操作パネル20により、各設定ボタンなどの操作を行って、車室温度、風量、吹出モードなどの設定を行うことができる。
オーディオ装置53の機能表示として、例えば、音量、音質、楽曲のソース(ハードディスクなどの記録媒体、ラジオ(FM,AM)、テレビなど)、曲名、アルバム名、アーティスト名、ジャンル名、再生可能な音楽のリストなどを表示することができる。
そして、タッチ操作パネル20により、各種設定操作を行って、音量、音質の設定や、ソースの選択や、楽曲、アーティスト、ジャンルなどの選択などを行うことができる。
図5に示す、表示制御部41の分割位置演算部42は、表示画面10およびタッチ操作パネル20を左右に分割表示するのにあたり、各分割位置B10、B20の位置を、分割位置指示操作バー30の操作(位置)に基づいて演算する。さらに、タッチ操作パネル20における操作分割位置B20の演算では、各分割操作領域21,22の面積が所定の面積よりも狭くならないように制限する。なお、この所定面積とは、両分割操作領域21,22のいずれかを狭くした場合でも、前述したタップ、ドラッグ、フリック、ピンチアウト、ピンチインなどの操作を支障なく行うことができる面積としている。
(分割位置演算処理)
以下に、分割位置演算部42の分割位置演算処理について説明する。
図6は、分割位置演算処理の流れを示すフローチャートである。
最初のステップS1では、分割位置指示操作バー30の位置を読み込んだ後、次のステップS2に進む。なお、前述のように、分割位置指示操作バー30のタッチ操作パネル20における車両左右方向位置は、分割位置指示部材33(図3参照)の接触位置により検出する。
ステップS2では、分割位置指示操作バー30の位置に基づいて、タッチ操作パネル20の操作分割位置B20を演算した後、ステップS3に進む。
ステップS3では、分割位置指示操作バー30の位置に基づいて、表示画面10の表示分割位置B10を演算した後、ステップS4に進む。
ステップS4では、演算した操作分割位置B20に基づいて、タッチ操作パネル20を第1分割操作領域21と第2分割操作領域22とに分割するとともに、演算した表示分割位置B10に基づいて、表示画面10を第1分割表示領域11と第2分割表示領域12とに分割し、1回の処理を終える。なお、以上の処理は、所定の制御周期で実行され、分割位置指示操作バー30が移動されると、それに応じて、上記の両分割位置B10,B20を移動させる。
(タッチ操作パネルの分割)
以下に、表示画面10とタッチ操作パネル20との分割位置について説明する。
まず、タッチ操作パネル20の分割位置について説明する。
タッチ操作パネル20では、図2A、図2Bに示すように、分割位置指示操作バー30の位置(分割位置指示部材33の接触位置)を操作分割位置B20とし、これを挟んでタッチ操作パネル20を、第1分割操作領域21と第2分割操作領域22とに分割する。
そして、分割位置指示操作バー30は、面積変更可能領域20aの範囲内で左右に移動可能であり、分割位置指示操作バー30の移動に応じ、その左側の第1分割操作領域21と、その右側を第2分割操作領域22とは面積(左右方向の幅)を可変制御する。
なお、図2Aは、第1分割操作領域21と第2分割操作領域22との面積(左右幅)の比率が、1:1となるように分割した例を示し、図2Bは、第1分割操作領域21を最小面積とする一方、第2分割操作領域22を最大面積とした例を示す。
すなわち、分割位置指示操作バー30(操作分割位置B20)は、ストッパ31aにより移動を規制されるため、両分割操作領域21,22の面積も、このストッパ31aによる規制時の面積よりも小さくすることが制限される。
したがって、タッチ操作パネル20の左右部分には、両分割操作領域21,22を、これ以上面積を狭めることができない面積変更不可領域20b,20cが形成される。
(表示画面の分割)
次に、表示画面10の分割について説明する。
分割位置指示操作バー30を、図2Aに示すように、タッチ操作パネル20の左右方向の中央(以下、これをニュートラル位置という)に配置した際には、表示画面10における表示分割位置B10は、図4の一点鎖線B10aの位置に配置する。すなわち、タッチ操作パネル20の両分割操作領域21,22の比率を、1:1とした際には、表示画面10の両分割表示領域11,12の比率も、1:1となるように、表示分割位置B10を演算する。
一方、図4の太い実線B10bは、分割位置指示操作バー30をストッパ31aに規制されるまで左方向へ最大の移動量Lsmax(図2A参照)だけ移動した際の、表示分割位置B10の位置を示す。この場合、表示分割位置B10は、ニュートラル位置から、最大の移動量Lpmaxだけ移動する。
すなわち、分割位置指示操作バー30を、ニュートラル位置から最大の移動量Lsmaxだけ変位するのに応じ、表示分割位置B10を、ニュートラル位置から最大の移動量Lpmaxだけ変位するように、表示分割位置B10を比例制御する。
したがって、ステップS4では、表示分割位置B10の移動量Lpが、操作分割位置B20の移動量Lsに対して、下記式(1)の関係となるよう演算する。
Lp=KLs ・・・(1) (K=Lpmax/Lsmax>1)
したがって、表示画面10の第1分割表示領域11と第2分割表示領域12の小さい側の比率は、比率α11/β12(図4参照)となる。また、タッチ操作パネル20の第1分割操作領域21と第2分割表示領域22との小さい側の比率は、α21/β22(図2B参照)となる。
すなわち、分割位置演算部42は、タッチ操作パネル20における両分割操作領域21,22の小さい側の比率が、表示画面10の両分割表示領域11,21の小さい側の比率よりも大きくなるように制御(制限)している。
(作用)
次に、実施の形態1の作用を説明する。
表示画面10では、図1に示すように、表示分割位置B10を境に、左右で第1分割表示領域11と第2分割表示領域12とに分割する。そして、各分割表示領域11,12において、それぞれ、ナビゲーション装置51やエアコン装置52などの異なる車載機器50の機能を適宜表示する。この場合、表示画面10は、十分に大きな面積を有し、かつ、センタクラスタCCの上部に配置されているため、運転者は、運転時に前方を見た状態から、視線を大きく移動させることなく表示を見ることができ、視認性に優れる。
また、各分割表示領域11,12に表示された各車載機器50の機能を操作する場合、運転席から離れた表示画面10を操作することなく、運転席の横のセンタクラスタCCの下部に配置されたタッチ操作パネル20により操作することができる。したがって、表示画面10に対してタッチ操作を行う場合と比較して、操作性に優れる。
さらに、タッチ操作パネル20では、分割位置指示操作バー30により分割された第1分割操作領域21、第2分割操作領域22を操作することにより、それぞれ、表示画面10に分割表示された各機器に応じた操作を行うことができる。
このように、両分割操作領域21,22は、分割位置指示操作バー30により分割されているため、ブラインド操作を行った場合でも、両分割操作領域21,22を区別することができ、操作性に優れる。
また、ユーザは、表示画面10の各分割表示領域11,12における表示を拡大したい場合には、分割位置指示操作バー30を左右にスライドすることにより、両分割表示領域11,12の一方を拡大することができる。例えば、ナビゲーション装置51の地図を、第2分割表示領域12に表示しており、この地図を拡大して詳細に見たい場合には、タッチ操作パネル20上の分割位置指示操作バー30を車両左方向にスライドさせる。
この場合、図4に示すように、表示画面10の中央(ニュートラル位置)に配置されていた表示分割位置(一点鎖線B10a)を、図において左側に配置された表示分割位置(太い実線B10b)まで移動させることができる。
これにより、例えば、地図を広範囲に表示させたり、拡大表示させたりすることで、さらに視認性を高めることができる。
また、この時、タッチ操作パネル20の分割位置指示操作バー30の最大の移動量Lsmax(図2A参照)に対して、表示画面10における表示分割位置B10の最大の移動量Lpmaxの方が大きな値となる。これにより、タッチ操作パネル20の第1分割操作領域21の比率は(図2B参照)、表示画面10の第1分割表示領域11の比率よりも大きく確保できる。したがって、第1分割操作領域21の比率を、第1分割表示領域11の比率と同様に確保した場合と比較して、第1分割操作領域21の操作性を確保することができる。
具体的には、両分割操作領域21,22において狭い側、例えば、図2Bの第1分割操作領域21の面積は、図示の状態よりも狭くならないようにしている。よって、表示画面10において、狭い側(第1分割表示領域11)に表示された機能の操作を行う場合に、その操作性は確保される。また、この最小面積は、前述のように、タップ、ドラッグ、フリック、ピンチアウト、ピンチインなどの操作を支障なく行うことができる面積としており、これにより、操作性を確保できる。
なお、表示制御部41は、操作分割位置B20および表示分割位置B10を保存する分割位置保存部43を備える。そして、例えば、図外のイグニッションスイッチのOFFからONに切り替えられた再起動時には、分割位置保存部43に保存された操作分割位置B20および表示分割位置B10に基づいて、タッチ操作パネル20および表示画面10の分割を行う。
(実施の形態1の効果)
以上説明した実施の形態1の機器操作装置は、以下に列挙する効果を奏する。
1)実施の形態1の機器操作装置は、
表示分割位置B10を境に分割された第1分割表示領域11、第2分割表示領域12を備え、各分割表示領域11,12で異なる車載機器50の機能表示を行う表示画面10と、
各分割表示領域11,12に表示された車載機器50の機能をタッチ操作により操作可能とする第1分割操作領域21、第2分割操作領域22が操作分割位置B20を境に分割されたタッチ操作パネル20と、
両分割位置B10,B20を、分割位置指示操作バー30の操作に応じて設定する分割制御部としての表示制御部41と、
を備え、
表示制御部41は、両分割操作領域21,22の小さい側の領域の比率が、表示画面10の両分割表示領域11,12の小さい側の領域の比率よりも大きくなるように、タッチ操作パネル20の分割比に制限を与えることを特徴とする。
したがって、表示画面10は、タッチ操作パネル20の操作性を考慮することなく配置できるとともに、操作用の部材により遮られることもなく、視認性を確保することができる。
そして、タッチ操作パネル20における操作分割位置B20は、表示画面10における表示分割位置B10に対し、小さい側の領域の比率が大きくなるように分割比に制限を与たため、両分割操作領域21,22の小さい側の領域に、面積を確保して操作性を確保可能となる。
2)実施の形態1の機器操作装置は、
表示制御部41は、分割位置指示操作バー30の操作に応じ、表示分割位置B10と操作分割位置B20との両方を移動させるとともに、表示分割位置B10の移動量に対して、操作分割位置B20の移動量を制限することを特徴とする。
したがって、表示画面10の両分割表示領域11,12の大きい側の領域の効率的な拡大を図りつつ、タッチ操作パネル20の両分割操作領域21,22の狭い側の領域の面積を、より確実に確保することができる。
3)実施の形態1の機器操作装置は、
表示制御部41は、操作分割位置B20の移動量を制限した際に、両分割操作領域21,22の比率が小さい側の領域に、タッチ操作が可能な面積を確保した面積変更不可領域20b,20cを確保することを特徴とする。
したがって、両分割操作領域21,22の比率が小さい側が面積変更不可領域20b,20cとして確保されるため、タッチ操作性を、より確実に確保できる。
4)実施の形態1の機器操作装置は、
分割位置指示操作バー30は、操作分割位置B20に沿って配置された棒状に形成されるとともに、タッチ操作パネル20上を操作分割位置B20の直交方向に移動可能に支持され、
分割位置指示操作バー30部のタッチ操作パネル20上の移動を、面積変更不可領域20b,20cを確保する位置で制限する移動制限手段としてのストッパ31a,31bが設けられ、
表示制御部41は、タッチ操作パネル20を、分割位置指示操作バー30の位置を操作分割位置B20として分割することを特徴とする。
したがって、両分割操作領域21,22の比率が小さい側の領域が面積変更不可領域20b,20cとして分割位置指示操作バー30により仕切られるため、この領域に分割位置指示操作バー30が進入することがなく、タッチ操作性を、より確実に確保できる。
また、分割位置指示操作バー30の移動をストッパ31a,31bにより確実に規制することができる。
5)実施の形態1の機器操作装置は、
分割位置指示操作バー30に、タッチ操作パネル20に加圧接触する分割位置指示部材33を設け、この接触により分割位置指示操作バー30の位置を検出するようにした。
したがって、分割位置指示操作バー30の位置を検出して信号出力するセンサを、別途、設けたものと比較して、構成を簡略化してコスト低減を図ることができる。
6)実施の形態1の機器操作装置は、
表示制御部41は、操作分割位置B20および表示分割位置B10を保存する分割位置保存部43を備え、再起動時には、分割位置保存部43に保存された操作分割位置B20および表示分割位置B10に基づいて、タッチ操作パネル20および表示画面10の分割を行うことを特徴とする。
したがって、再起動ごとに、表示状態の切替制御を行う必要が無く、操作性に優れる。
(他の実施の形態)
次に、他の実施の形態の機器操作装置について説明する。なお、他の実施の形態の説明にあたり、既に説明した構成と共通する構成には同じ符号を付して説明を省略し、相違点のみ説明する。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2の機器操作装置について説明する。
この実施の形態2は、実施の形態1の変形例であり、図7に示すタッチ操作パネル220の構成が実施の形態1と異なる。
タッチ操作パネル220は、分割位置指示操作バー30の移動を制限する手段として、タッチ操作パネル220の左右両端部の面積変更不可領域20b,20cに、ストッパ傾斜面201,202を備える。
ストッパ傾斜面201,202は、それぞれ、タッチ操作パネル220の左右両端部に近付くにつれて高さが高くなるよう傾斜されている。
したがって、分割位置指示操作バー30を、面積変更可能領域220aよりも外側の面積変更不可領域220b,220cに移動させると、分割位置指示部材33がストッパ傾斜面201,202により押し上げられ、付勢部材32による反力が増加する。これにより、分割位置指示操作バー30は、付勢部材32の付勢力で面積変更可能領域220aに押し戻される。
したがって、実施の形態2の機器操作装置は、上記1)〜3)5)6)の効果を奏するのに加え、下記の効果を奏する。
2-1)実施の形態2の機器操作装置は、
分割位置指示操作バー30は、操作分割位置B20に沿って配置された棒状に形成されるとともに、タッチ操作パネル20上を操作分割位置B20の直交方向に移動可能に支持され、
分割位置指示操作バー30のタッチ操作パネル20上の移動を、面積変更不可領域220b,220cを確保する位置で制限する移動制限手段としてのストッパ傾斜面201,202および分割位置指示部材33が設けられ、
表示制御部41は、タッチ操作パネル20を、分割位置指示操作バー30の位置を操作分割位置B20として分割することを特徴とする。
したがって、上記4)と同様に、面積変更不可領域220b,220cに分割位置指示操作バー30が進入することがなく、タッチ操作性を、より確実に確保できる。
2-2)実施の形態2の機器操作装置は、
移動制限手段は、分割位置指示操作バー30の移動量に応じて、移動方向とは反対方向への付勢力を与えるストッパ傾斜面201,202および分割位置指示部材33であることを特徴とする。
分割位置指示操作バー30が、面積変更不可領域220b,220cに進入しても、面積変更可能領域220aに押し戻すことができ、面積変更不可領域220b,220cの操作性を確保することができる。また、この作用を、別途、付勢手段を設けることなく得ることができ、構成の簡略化を図り、コストダウンを図ることができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3の機器操作装置について説明する。
この実施の形態3は、実施の形態1の変形例であり、図8に示すタッチ操作パネル320、両分割位置B10,B20の制御が実施の形態1と異なる。
図8は実施の形態3の機器操作装置のタッチ操作パネル320の概略断面図であって、ストッパ31a,31bには、分割位置指示操作バー30によるスライド方向への押圧荷重を検出する荷重センサ301,302が設けられている。したがって、ステップS1の処理では、分割位置指示操作バー30の位置に加え、荷重センサ301,302が検出する荷重を読み込む。
次に、表示制御部41の分割位置演算部42(図5参照)による両分割位置B10,B20の演算(ステップS4)について説明する。
この実施の形態3では、タッチ操作パネル320における操作分割位置B20の演算は、実施の形態1と同様であるが、表示画面10における表示分割位置B10の演算が実施の形態1と異なる。
以下に、表示分割位置B10の演算について説明する。
実施の形態3において、分割位置指示操作バー30の移動がストッパ31a,31bにより規制されるまでの表示分割位置B10の演算については実施の形態1と同様である。さらに、実施の形態3では、表示分割位置B10が、この分割位置指示操作バー30の移動がストッパ31a,31bにより規制された時の最大の移動量Lpmaxを越えて左右両端部まで移動し、両分割表示領域11,12の一方を、全画面表示できるようにした。
この全画面表示は、分割位置指示操作バー30の移動がストッパ31a,31bにより規制された状態で、さらに、荷重センサ301,302のいずれかが、所定以上の荷重を検出した場合に実行する。
すなわち、分割位置指示操作バー30のスライドがストッパ31aにより規制される位置までは、表示分割位置B10を、分割位置指示操作バー30の移動量に応じ、図9Aに示す、最大の移動量Lpmaxまで移動させる点は、実施の形態1と同様である。
そして、実施の形態3では、分割位置指示操作バー30のスライドがストッパ31aにより規制された状態で、左方向に押し続け、荷重センサ301に所定以上の荷重をかけたり、所定時間以上荷重をかけ続けたりすると、全画面表示を行う。すなわち、図9Bに示すように、表示分割位置B10を、表示画面10の左端に移動させ、第2分割表示領域12の表示を、表示画面10の全画面で表示する。
なお、分割位置指示操作バー30を、図において右方向にスライドさせて、同様に荷重センサ302に所定以上の荷重をかけた場合は、図示は省略するが、第1分割表示領域11が、全画面表示される。
また、表示画面10において全画面表示を行っている場合、実施の形態3では、タッチ操作パネル20は、第1分割操作領域21と第2分割操作領域22とに分割されている。この場合、表示画面10に全画面で表示されている機器の機能操作は、両分割操作領域21,22の大きい方の領域のみにより操作を行うようにしてもよい。あるいは、両分割操作領域21,22を用いて、全画面表示されている機器の操作を行うようにしてもよい。
以下に、実施の形態3の効果を説明する。
3-1)実施の形態3の機器操作装置は、
表示制御部41は、表示分割位置B10を、表示画面10の一端まで移動させ、両分割表示領域11,12の一方を全画面表示する処理を実行可能であることを特徴とする。
したがって、車載機器50の機能表示を拡大したい場合には、両分割表示領域11,12のいずれか一方を全画面表示し、視認性を高めたることができる。
また、実施の形態3では、実施の形態1と同様に、実施の形態1で説明した1)〜6)の効果を奏する。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4の機器操作装置について説明する。
この実施の形態3は、実施の形態3の変形例であり、タッチ操作パネル320、両分割位置B10,B20の制御が実施の形態3と異なる。
図10に示すように、分割位置指示操作バー30は、実施の形態1〜3と同様に、タッチ操作パネル420の上面に沿って、左右方向にスライド可能に支持されている。実施の形態3との相違は、ストッパ31a,31bを設けておらず、分割位置指示操作バー30は、タッチ操作パネル420の左右方向の全幅に亘って移動可能に支持されている。
そして、タッチ操作パネル420では、面積変更可能領域420aと、その左右の全画面変更エリア420b、420cが設定されている。なお、全画面変更エリア420b,420cは、タッチ操作パネル420にとっての面積変更不可領域を兼ねるもので、実施の形態1において、ストッパ31a,31bにより移動を規制される位置と同様の領域とする。
次に、実施の形態4における分割位置演算部42(図5参照)による分割位置の演算について説明する。
実施の形態4では、分割位置指示操作バー30が、面積変更可能領域420aの範囲内を移動する際には、実施の形態1と同様に、タッチ操作パネル420における両分割操作領域21,22の面積比に対する制限を与える。すなわち、表示画面10における両分割表示領域11,12の面積比よりも、小さい側の面積の比率が大きくなるように操作分割位置B20を演算する。
一方、分割位置指示操作バー30が、全画面変更エリア420b,420cのいずれかに達すると、表示画面10では、両分割表示領域11,12の大きい側の表示を全画面表示し、小さい側の表示をキャンセルする。この点は、実施の形態3と同様である。
また、タッチ操作パネル420では、全画面変更エリア420b,420cは、面積変更不可領域として、操作領域を確保してもよいし、タッチ操作パネル420の領域分割をキャンセルし、全操作面を用いて、表示画面10に全画面表示された機能の操作を行うようにしてもよい。
前者の場合、例えば、分割位置指示操作バー30を、図10に示すように、左側の全画面変更エリア420bの手前まで移動させた際には、第1分割操作領域21は、全画面変更エリア420bと同面積に設定される。そして、分割位置指示操作バー30を、図10に示す位置よりも左側に移動させても、第1分割操作領域21は、狭まることなく維持されるよう制御する。なお、このとき、表示画面10では、第2分割表示領域12の表示が全画面表示される。
後者の場合、分割位置指示操作バー30を、図10に示す位置よりも左側に移動させた場合には、操作分割位置B20をタッチ操作パネル420の左端に移動させ、タッチ操作パネル420の全体を、第2分割操作領域22として、表示画面10に表示された機能の操作を行う。
すなわち、全画面変更エリア420bに重なって分割位置指示操作バー30が配置されると、第1分割操作領域21の操作を行いにくい。加えて、表示画面10には、その操作対象である、表示画面10の第1分割表示領域11での表示がキャンセルされており、第1分割操作領域21により機能操作を行うことができない。
そこで、タッチ操作パネル420の全域を、表示画面10の全画面表示されている機能の操作に用いても、支障はないとともに、操作性も優れる。特に、タッチ操作パネル420が表示機能を備える場合には、その視認性を高めることができる。
なお、分割位置指示操作バー30が、全画面変更エリア420b,420cに位置する場合、直ちに表示画面10の全画面表示に移行するのではなく、分割位置指示操作バー30の移動に応じて徐々に全画面表示に移行するようにしてもよい。
同様に、分割位置指示操作バー30が、操作分割位置B20をタッチ操作パネル420の左右端部に配置して、その全操作面を両分割操作領域21,22のいずれかとする場合も、分割位置指示操作バー30の移動に応じて徐々に操作分割位置B20を移動させてもよいし、一気にタッチ操作パネル420の端部に移動させてもよい。
そこで、分割位置指示操作バー30の移動に応じて徐々に操作分割位置B20を移動させる場合、両分割操作領域21,22の狭い方の領域が、操作に十分な面積が得られなくなった場合には、表示画面10に、分割位置指示操作バー30の位置が不適切である旨の警告を行うのが好ましい。
以上説明したように、実施の形態4の機器操作装置にあっても、実施の形態1と同様に、 1)〜3)5)6)の効果を得ることができる。また、全画面表示を行うことにより、上記3-1)の効果を得ることができる。
(実施の形態5)
次に、実施の形態5の機器操作装置について説明する。
この実施の形態5は、実施の形態4の変形例であり、図11に示すように、分割位置指示操作バー30がタッチ操作パネル520の端部へ移動するのを制限する移動制限傾斜部501a,501bと、逆に端部への移動を付勢する移動付勢傾斜部502a,502bと、を山形状に設けた例である。
移動制限傾斜部501a,501bは、分割位置指示部材33がタッチ操作パネル520の端縁部方向へ移動するのに従って高さが増す形状に形成されている。したがって、分割位置指示操作バー30を移動制限傾斜部501a,501bへ配置した場合、分割位置指示部材33に対する付勢部材32の付勢力により、分割位置指示操作バー30は、面積変更可能領域520aの端部に押し戻される。
一方、移動付勢傾斜部502a,502bは、分割位置指示部材33がタッチ操作パネル520の端縁部方向へ移動するのに応じ高さが減る形状に形成されている。したがって、分割位置指示操作バー30を移動付勢傾斜部502a,502bへ配置した場合、分割位置指示部材33に対する付勢部材32の付勢力により、分割位置指示操作バー30は、タッチ操作パネル520の端縁部方向へ移動する。
なお、分割位置演算部42の制御は、実施の形態4と同様である。
すなわち、分割位置指示操作バー30が、面積変更可能領域520aの範囲内を移動する際には、実施の形態1と同様に、タッチ操作パネル520における両分割操作領域21,22の面積比に対する制限を与えるよう操作分割位置B20を演算する。
一方、分割位置指示操作バー30が、面積変更可能領域520aを越えて全画面表示エリア520b,520cのいずれかに達すると、表示画面10では、両分割表示領域11,12の大きい側の表示を全画面表示し、小さい側の表示をキャンセルする。
また、タッチ操作パネル520では、全画面表示エリア520b,520cは、面積変更不可領域として、分割位置指示操作バー30の位置にかかわらず、両分割操作領域21,22の小さい側の表示領域を維持する。
したがって、実施の形態5では、分割位置指示操作バー30が、面積変更不可領域としての全画面表示エリア520b,520cの中間に留まることがなく、操作性に優れる。
なお、分割位置指示操作バー30が、全画面表示エリア520b,520cに位置する場合、直ちに全画面表示に移行するのではなく、分割位置指示操作バー30の移動に応じて徐々に全画面表示に移行するようにしてもよい。
また、タッチ操作パネル520における操作分割位置B20の制御については、実施の形態4と同様とする。
以上説明したように、実施の形態5の機器操作装置にあっても、実施の形態1と同様に、1)〜3)5)6)の効果を得ることができる。また、全画面表示を行うことにより、上記3-1)の効果を得ることができる。
(実施の形態6)
次に、実施の形態6の機器操作装置について説明する。
この実施の形態6は、実施の形態5の変形例であり、分割位置演算部42による制御内容が実施の形態4と異なる。
すなわち、実施の形態5では、表示画面10において全画面表示を行うのは、分割位置指示部材33が移動制限傾斜部501a,501bと移動付勢傾斜部502a,502bとの間の各頂点を越えた全画面表示エリア620b,620cまで移動した場合となる。
なお、分割位置指示部材33が移動制限傾斜部501a,501bに配置されている場合は、分割位置指示部材33は、面積変更可能領域620aに戻されるため、表示画面10の表示分割位置B10は、最大の移動量Lpmaxまで移動させた分割位置を保つものとする。
したがって、実施の形態6では、分割位置指示操作バー30が、面積変更不可領域としての全画面表示エリア620b,620cの中間に留まることがなく、操作性に優れる。
また、実施の形態6の機器操作装置にあっても、実施の形態1と同様に、1)〜3)5)6)の効果を得ることができる。また、全画面表示を行うことにより、上記3-1)の効果を得ることができる。
なお、タッチ操作パネル620における操作分割位置B20の制御は、実施の形態4と同様とする。
(実施の形態7)
次に、実施の形態7の機器操作装置について説明する。
この実施の形態7は、実施の形態5、6の変形例であり、タッチ操作パネル720の構成が実施の形態5,6と異なる。
実施の形態7の機器操作装置は、図13に示すように、タッチ操作パネル720は、全画面表示エリア720b,720cに、タッチ操作パネル720の左右両端縁に近付くほど低くなる移動付勢傾斜部701,702を備える。
したがって、実施の形態7では、分割位置指示操作バー30が面積変更可能領域720aを越えて、全画面表示エリア720b,720cに移動すると、分割位置指示部材33は、付勢部材32の付勢力で下方に押圧する力の分力で、分割位置指示操作バー30と共に、タッチ操作パネル720の左右両端部に移動する。
したがって、表示画面10を、図14Bに示すように全画面表示する際には、タッチ操作パネル720では、分割位置指示操作バー30が、その左右両端部に配置される(図14A参照)。
なお、この場合のタッチ操作パネル720における操作分割位置B20の制御については、実施の形態4と同様とする。
以上のように、実施の形態7では、分割位置指示操作バー30が、面積変更不可領域としての全画面表示エリア720b,720cの中間に留まることがなく、操作性に優れる。
また、実施の形態7の機器操作装置にあっても、実施の形態1と同様に、1)〜3)5)6)の効果を得ることができる。また、全画面表示を行うことにより、上記3-1)の効果を得ることができる。
(実施の形態8)
次に、実施の形態8の機器操作装置について説明する。
この実施の形態8は、表示画面10を全画面表示するのに用いる手段が実施の形態7などと異なる。
実施の形態8では、図15に示すように、タッチ操作パネル820の近傍に全画面表示と分割表示との切替スイッチ801を設けた。また、分割位置指示操作バー30は、例えば、実施の形態1と同様に、面積変更可能領域20aのみ移動可能とすることができる。
したがって、実施の形態8では、切替スイッチ801を押すと、表示画面10が左右に分割した分割表示と、両分割表示領域11,12の一方を全体で表示する全画面表示とに切り替えることができる。なお、両分割表示領域11,12のいずれを全画面表示するかは、例えば、分割位置指示部材33が、両分割操作領域21,22のいずれの位置にあるかに基づいて選択することができる。あるいは、1回の押し操作で第1分割表示領域11の全画面表示、2回の押し操作で第2分割表示領域12の全画面表示、さらに、3回目の押し操作で分割表示に復帰するという処理を行うようにしてもよい。
なお、分割表示と全画面表示との切替スイッチは、図16Aに示すように、表示画面10内に表示するようにしてもよい。例えば、第1分割表示領域11に表示された第1切替スイッチ811を操作すると、第1分割表示領域11の表示を全画面表示し、第2分割表示領域12に表示された第2切替スイッチ812を操作すると第2分割表示領域12の表示を全画面表示するようにしてもよい。
また、図16Bに示すように、表示画面10を全画面表示した際には、両切替スイッチ811,812は、全画面の右上に表示し、いずれかが操作された場合に、分割表示に復帰するようにしてもよい。
以下に、実施の形態8の機器操作装置の効果を説明する。
8-1)実施の形態8の機器操作装置は、
表示制御部41は、全画面表示操作部(切替スイッチ801、第1、第2切替スイッチ811,812)が操作された際に全画面表示を実行することを特徴とする。
スイッチの切り替え操作により表示画面10を全画面表示に切り替えることができ、操作性に優れる。
(実施の形態9)
次に、実施の形態9の機器操作装置について説明する。
この実施の形態9は、表示分割位置B10の制御については、実施の形態1と同様であるが、表示分割位置B10の制御が実施の形態1と異なる。
図17は、実施の形態9の機器操作装置のタッチ操作パネル920の平面図であり、分割位置指示操作バー930が、タッチ操作パネル920を左右に1:1に二分割した位置に固定されている。
そして、分割位置演算部42(図5参照)は、表示分割位置B10の指令値として、常時、第1分割操作領域21と第2分割操作領域22とを1:1に分割する値を出力する。
また、分割位置指示操作バー930には、分割位置指示操作バー930に対して入力される荷重を検出する力覚センサ901が設けられている。
そして、分割位置演算部42(図5参照)は、力覚センサ901の検出に基づいて、分割位置指示操作バー930に対して、左方向の入力があれば、表示分割位置B10を、所定速度で左方向に移動させる。同様に、分割位置演算部42は、分割位置指示操作バー930に対して、右方向の入力があれば、表示分割位置B10を、右方向に所定速度で移動させる。なお、この表示分割位置B10の移動は、表示分割位置B10が表示画面10の左右両端部に達して全画面表示となった時点で停止される。
また、表示画面10において全画面表示を行った際に、両分割操作領域21,22にあっては、いずれか一方で、表示画面10に表示された機能を操作するようにしてもよい。あるいは、表示画面10の全画面表示時は、両分割操作領域21,22を用いて表示画面10に表示された機能を操作するようにしてもよい。
また、図18は、実施の形態9の機器操作装置の変形例を示す。
分割位置指示操作バー930bは、左右方向には固定されているが、その固定位置で、左右に傾き可能に設けられている。また、この分割位置指示操作バー930bの傾き角度を検出する角度センサ901bが設けられている。
この図18に示す変形例では、表示分割位置B10は、第1分割操作領域21と第2分割操作領域22とを1:1に分割位置に固定する点は、実施の形態9(図17)と同様である。
また、分割位置演算部42(図5参照)は、角度センサ901bの検出角度に基づいて、左方向への傾斜操作の検出で、表示分割位置B10を、所定速度で左方向に移動させる。同様に、分割位置演算部42は、分割位置指示操作バー930bの右方向への傾斜操作の検出で、表示分割位置B10を、右方向に所定速度で移動させる。なお、この表示分割位置B10の移動は、表示分割位置B10が表示画面10の左右両端部に達して全画面表示となった時点で停止される。
また、実施の形態9およびその変形例において、分割位置指示操作バー930,930bの入力荷重や傾斜角度の検出に代えて、移動量、操作時間、操作回数などの検出に応じて表示分割位置B10を移動させるようにしてもよい。
以下に、変形例を含む実施の形態9の機器操作装置の効果を説明する。
9-1)実施の形態9の機器操作装置では、
表示制御部41は、分割位置指示操作バー930,930bの操作に応じて表示分割位置B10を移動させるのに対し、操作分割位置B20は、分割位置指示操作バー930,930bの操作にかかわらず一定位置に制限することを特徴とする。
したがって、タッチ操作パネル920,920bにおいて、両分割操作領域21,22に、 タッチ操作用の面積を確保して操作性に優れる。
さらに、両分割操作領域21,22を1:1として二分割するため、両分割操作領域21,22における操作性を確保することができる。
9-2)実施の形態2の機器操作装置は、
分割位置指示操作バー930,930bは、操作分割位置B20上で、タッチ操作パネル920を分割して配置されるとともに、タッチ操作パネル920上を操作分割位置B20の直交方向への移動を制限されて設けられ、
表示制御部41は、分割位置指示操作バー930,930bの操作に応じて表示分割位置B10を移動させることを特徴とする。
したがって、両分割操作領域21,22が、分割位置指示操作バー930,930bを境界として分割されるため、操作性に優れる。
また、表示画面10は、両分割表示領域11,21の比率を変更可能であり、視認性および使い勝手に優れる。
9-3)実施の形態9の機器操作装置は、
表示制御部41は、表示分割位置B10を、表示画面10の一端まで移動させて両分割表示領域11,12の一方を全画面表示する処理を実行可能であることを特徴とする。
したがって、車載機器50の機能表示を拡大したい場合には、両分割表示領域11,12のいずれか一方を全画面表示し、視認性を高めたることができる。
なお、実施の形態9にあっても、実施の形態1において1)に述べた効果を奏する。
(実施の形態10)
次に、実施の形態10の機器操作装置について説明する。
この実施の形態10は、実施の形態9の変形例であり、表示分割位置B10を二等分割する位置に固定する点は、実施の形態9と同様であり、表示分割位置B10を移動させる手段が異なる。
図19は実施の形態10の機器操作装置のタッチ操作パネル120の平面図であり、第1分割操作領域21と第2分割操作領域22とは、表示分割位置B10を境に1:1に分割されている。
また、各分割操作領域21,22において、操作分割位置B20を挟むその両側に、分割位置移動操作部101,102が設定されている。なお、分割位置移動操作部101,102は、各分割操作領域21,22において、図示のような特定の部位に設けてもよいし、あるいは、操作分割位置B20を挟んで車両前後方向の全長の範囲としてもよい。
そして、表示画面10において表示分割位置B10を左右に移動させる際には、両分割位置移動操作部101,102に同時に指を接触させ、かつ、左右の一方にスライドし、その状態を保つ。
この操作を受けて、分割位置演算部42は、表示分割位置B10を、左右いずれかのスライド操作方向に、所定の速度で移動させるよう演算する。
また、図20は、上記の実施の形態10の変形例であり、操作分割位置B20に仕切バー113が設けられている。この仕切バー113は、プッシュ式のスイッチ機能を有し、非プッシュ操作時(OFF時)は、図21Aに示すように、タッチ操作パネル112から突出している。また、プッシュ操作時には、図21Bに示すように、タッチ操作パネル112と同一面となるまで押込むことができ、これによりON状態に切り替わる。
表示画面10において表示分割位置B10を左右に移動させる操作は、上記の実施の形態10と同様に、両分割位置移動操作部101,102に同時に指を接触させ、かつ、左右の一方にスライドし、その状態を保つ操作である。さらに、仕切バー113を、プッシュ操作してON状態とすると、分割位置演算部42は、両分割表示領域11,12の大きい方の領域を全画面表示するよう制御する。
したがって、実施の形態10にあっても、上記9-1)9-2)9-3)の効果を奏する。
また、表示分割位置B10の移動は、タッチ操作パネル112の操作により行うため、分割位置指示操作バーの移動を検出する手段などを設ける必要が無く、低コストで表示分割位置B10の移動操作を行うことができる。
(実施の形態11)
次に、実施の形態11の機器操作装置について説明する。
図22は、実施の形態11の機器操作装置におけるタッチ操作パネル122の平面図である。
タッチ操作パネル122には、左右方向の中央に、分割位置操作バー123が設けられている。また、この分割位置操作バー123は、図において点線により示す位置まで、左右にスライド可能に、タッチ操作パネル122に支持されている。さらに、分割位置操作バー123は、スプリングを含む弾性体などの付勢手段121により、両分割操作領域21,22を1:1に等分割するニュートラル位置に付勢されている。
また、分割位置操作バー123は、左右にスライドしたことを検出するスイッチ(例えば、分割位置指示部材33や、荷重センサ301,302など)を備えている。
分割位置演算部42は、操作分割位置B20については、実施の形態10と同様に、常時、両分割操作領域21,22を1:1に分割するニュートラル位置となるように演算する。
それに対し、分割位置演算部42は、分割位置操作バー123が、左右のいずれかに移動された場合には、その移動方向に、表示分割位置B10を、所定の速度で移動させる。
したがって、実施の形態11にあっても、上記9-1)9-2)9-3)の効果を奏する。特に、タッチ操作パネル122において両分割操作領域21,22の間に、分割位置操作バー123を設けているため、ブライドタッチであっても両分割操作領域21,22の境界を把握しやすく操作性に優れる。
(実施の形態12)
次に、実施の形態12の機器操作装置について説明する。
図23Aは、実施の形態12の機器操作装置におけるタッチ操作パネル132の平面図である。
タッチ操作パネル132は、表示制御部41(図5参照)の制御に基づいて、操作分割位置B20は第1分割操作領域21と第2分割操作領域22とを1:1に区画するニュートラル位置に、仮想的に設定されている。
さらに、タッチ操作パネル132の近傍であって、操作分割位置B20の線上に、分割位置指示操作部として分割位置操作ダイヤル133が設けられている。
表示制御部41(図5参照)は、分割位置操作ダイヤル133の操作に応じて表示画面10の表示分割位置B10を、図23Bに示すニュートラル位置から左右両端位置(全画面表示)まで移動させる。
すなわち、表示制御部41は、図23Aに示すように、分割位置操作ダイヤル133の指標133aを、操作分割位置B20に沿う方向の位置に向けた際に、図24Aに示すように、表示分割位置B10をニュートラル位置に配置する。
そして、分割位置操作ダイヤル133の左右方向への回動操作に応じ、例えば、図24Aの矢印Y23に示すように、右方向に回動させた際には、表示分割位置B10を図24Bの矢印Y24に示すように、車両右方向へ移動させる。また、図示は省略するが、分割位置操作ダイヤル133を左方向に回動させた際には、表示分割位置B10を車両右方向へ移動させる。
実施の形態12の効果を説明する。
12-1)実施の形態12の機器操作装置は、
分割位置操作ダイヤル133は、タッチ操作パネル132の近傍位置に設けられていることを特徴とする。
分割位置操作ダイヤル133が、タッチ操作パネル132上に配置し無い場合、タッチ操作パネル132の近傍に配置することにより、操作性を確保することができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施の形態では、機器操作装置として、自動車に搭載されたものを示したが、これに限定されず、自動車以外の車両や、さらに、車両以外の産業機器やゲーム機などにも用いることができる。
また、表示画面やタッチ操作パネルの大きさや、縦横の比率などは、図示したものに限定されるものではない。
また、実施の形態では、表示画面およびタッチ操作パネルを左右二分割した例を示したが、これに限定されず、例えば、上下に分割としてもよいし、さらに、分割数を3以上としてもよい。例えば、実施の形態において、左右に分割された領域をさらに上下に二分割して、合計四分割するなどとしてもよい。
B10 表示分割位置
B20 操作分割位置
10 表示画面
11 第1分割表示領域
12 第2分割表示領域
20 タッチ操作パネル
20a 面積変更可能領域
20b,20c 面積変更不可領域
21 第1分割操作領域
22 第2分割操作領域
30 分割位置指示操作バー(分割位置指示操作部)
31a,31b ストッパ(移動制限手段)
40 コントロールユニット
41 表示制御部
42 分割位置演算部
43 分割位置保存部
50 車載機器
101,102 分割位置移動操作部(分割位置指示操作部)
133 分割位置操作ダイヤル(分割位置指示操作部)

Claims (13)

  1. 表示分割位置を境に分割された分割表示領域を備え、各分割表示領域で異なる機器の機能表示を行う表示画面と、
    前記分割表示領域に表示された前記機器の機能をタッチ操作により操作可能とする分割操作領域が操作分割位置を境に分割されたタッチ操作パネルと、
    前記分割位置を、分割位置指示操作部の操作に応じて設定する分割制御部と、
    を備え、
    前記分割制御部は、前記タッチ操作パネルの小さい側の前記分割操作領域の比率が、前記表示画面の小さい側の前記分割表示領域の比率よりも大きくなるように、前記タッチ操作パネルの分割比に制限を与えることを特徴とする機器操作装置。
  2. 請求項1に記載の機器操作装置において、
    前記分割制御部は、前記分割位置指示操作部の操作に応じ、前記表示分割位置と前記操作分割位置との両方を移動させるとともに、前記表示分割位置の移動量に対して、前記操作分割位置の移動量を制限することを特徴とする機器操作装置。
  3. 請求項2に記載の機器操作装置において、
    前記分割制御部は、前記操作分割位置の移動量を制限した際に、比率が小さい側の前記分割操作領域に、タッチ操作が可能な面積を確保した面積変更不可領域を確保することを特徴とする機器操作装置。
  4. 請求項3に記載の機器操作装置において、
    前記分割位置指示操作部は、前記操作分割位置に沿って配置された棒状に形成されるとともに、前記タッチ操作パネル上を前記操作分割位置の直交方向に移動可能に支持され、
    前記分割位置指示操作部の前記タッチ操作パネル上の移動を、前記面積変更不可領域を確保する位置で制限する移動制限手段が設けられ、
    前記分割制御部は、前記タッチ操作パネルを、前記分割位置指示操作部の位置を前記分割位置として分割することを特徴とする機器操作装置。
  5. 請求項4に記載の機器操作装置において、
    前記移動制限手段は、前記分割位置指示操作部の移動を規制するストッパであることを特徴とする機器操作装置。
  6. 請求項4に記載の機器操作装置において、
    前記移動制限手段は、前記分割位置指示操作部の移動量に応じて、移動方向とは反対方向への付勢力を与えることを特徴とする機器操作装置。
  7. 請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載の機器操作装置において、
    前記分割制御部は、前記表示分割位置を、前記表示画面の一端まで移動させて一方の前記分割表示領域の表示を全画面表示する処理を実行可能であることを特徴とする機器操作装置。
  8. 請求項1に記載の機器操作装置において、
    前記分割制御部は、前記分割位置指示操作部の操作に応じて前記表示分割位置を移動させるのに対し、前記操作分割位置は、前記分割位置指示操作部の操作にかかわらず一定位置に制限することを特徴とする機器操作装置。
  9. 請求項8に記載の機器操作装置において、
    前記分割位置指示操作部は、前記操作分割位置上で、前記タッチ操作パネルを分割して配置されるとともに、前記タッチ操作パネル上を前記操作分割位置の直交方向への移動を制限されて設けられ、
    前記分割制御部は、前記分割位置指示操作部の操作に応じて前記表示分割位置を移動させることを特徴とする機器操作装置。
  10. 請求項8に記載の機器操作装置において、
    前記分割位置指示操作部は、前記タッチ操作パネルの近傍位置に設けられていることを特徴とする機器操作装置。
  11. 請求項8〜請求項10のいずれか1項に記載の機器操作装置において、
    前記分割制御部は、前記表示分割位置を、前記表示画面の一端まで移動させて一方の前記分割表示領域の表示を全画面表示する処理を実行可能であることを特徴とする機器操作装置。
  12. 請求項11に記載の機器操作装置において、
    前記分割制御部は、前記全画面表示操作部が操作された際に前記全画面表示を実行する
    ことを特徴とする機器操作装置。
  13. 請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の機器操作装置において、
    前記分割制御部は、前記操作分割位置および前記表示分割位置を保存する位置保存部を備え、再起動時には、前記位置保存部に保存された前記操作分割位置および前記表示分割位置に基づいて、前記タッチ操作パネルおよび前記表示画面の分割を行うことを特徴とする機器操作装置。
JP2016071855A 2016-03-31 2016-03-31 機器操作装置 Pending JP2017182629A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016071855A JP2017182629A (ja) 2016-03-31 2016-03-31 機器操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016071855A JP2017182629A (ja) 2016-03-31 2016-03-31 機器操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017182629A true JP2017182629A (ja) 2017-10-05

Family

ID=60007406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016071855A Pending JP2017182629A (ja) 2016-03-31 2016-03-31 機器操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017182629A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020012636A1 (ja) * 2018-07-13 2020-01-16 三菱電機株式会社 操作制御装置、操作制御方法及び操作制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020012636A1 (ja) * 2018-07-13 2020-01-16 三菱電機株式会社 操作制御装置、操作制御方法及び操作制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5882117B2 (ja) 車載用操作表示装置
US20140380243A1 (en) Information display device for vehicle
JP6035828B2 (ja) 表示操作装置および表示システム
US10967737B2 (en) Input device for vehicle and input method
WO2009128148A1 (ja) 遠隔操作装置
JP5876363B2 (ja) 制御装置及びプログラム
WO2015136901A1 (ja) 機器操作装置
JPWO2012026402A1 (ja) 車両用操作装置
JP5778904B2 (ja) タッチ式入力装置
JP6481156B2 (ja) 入力表示装置
JP6406088B2 (ja) 操作システム
KR20210156126A (ko) 노브를 이용한 디스플레이 제어 시스템
JP2014238621A (ja) 入力受付装置
JP6487837B2 (ja) 車両用表示装置
JP6477123B2 (ja) 操作システム
JP2013161230A (ja) 入力装置
JP2018136616A (ja) 表示操作システム
JP2017182629A (ja) 機器操作装置
JP6388209B2 (ja) 車両用操作装置
EP3361367A1 (en) In-vehicle input device, in-vehicle input system, and in-vehicle input device control method
JP6125582B2 (ja) 車載用操作表示装置
JP6429699B2 (ja) 車両用入力システム
JP2017204082A (ja) 車両用操作装置
JP2015162361A (ja) 機器操作装置
JP6299565B2 (ja) 操作制御装置