JP2017181439A - 応力センサ及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】検出能力を向上する。【解決手段】応力センサ1は、ダイヤフラム10と、ダイヤフラム10の面上に配置された感応膜20と、ダイヤフラム10の面上に配置され、感応膜20を囲う凸部30と、ダイヤフラム10において感応膜20の外縁21付近の領域に位置する検出部40〜43とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、応力センサ及びその製造方法に関する。
従来、ダイヤフラムを用いて圧力又は応力等を検出するセンサが知られている。例えば、特許文献1には、ダイヤフラムに加えられる圧力を、ダイヤフラムの撓みに基づいて検出する圧力センサが開示されている。
特開2015−143713号公報
しかしながら、ダイヤフラムを用いた応力センサにおいて、応力の検出能力が必ずしも高くない場合がある。
かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、検出能力を向上できる応力センサ及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一実施形態に係る応力センサは、
ダイヤフラムと、
前記ダイヤフラムの面上に配置された感応膜と、
前記ダイヤフラムの面上に配置され、前記感応膜を囲う凸部と、
前記ダイヤフラムにおいて前記感応膜の外縁付近の領域に位置する検出部と、を備える。
また、本発明の一実施形態に係る応力センサの製造方法は、
ダイヤフラム上に検出部を形成するステップと、
前記ダイヤフラムの面上に凸部を形成するステップと、
前記ダイヤフラムの面上の前記凸部に囲まれた領域に感応膜を形成するステップと、を含み、
前記検出部は、前記ダイヤフラムにおいて前記感応膜の外縁付近の領域に位置する。
本発明の一実施形態に係る応力センサ及びその製造方法によれば、検出能力を向上できる。
本発明の一実施形態に係る応力センサの概略構成を示す上面図である。 図1に示す応力センサのL−L線に沿った断面図である。 ガス分子が感応膜に吸着された際の図2に示す範囲Aの拡大図である。 本発明の一実施形態に係る応力センサの製造に用いるSOI基板の概略構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る応力センサの製造工程を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る応力センサの製造工程を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る応力センサの製造工程を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る応力センサの製造工程を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る応力センサの製造工程を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る応力センサの製造工程を説明するための断面図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本発明に係る実施形態では、ダイヤフラムの面上に配置された膜(感応膜)への物質の吸着によって、ダイヤフラムが変形し、ダイヤフラムに応力が生じるものとして説明する。また、以下の説明で用いられる図は模式的なものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る応力センサ1の概略構成を示す上面図であり、図2は、図1に示す応力センサ1のL−L線に沿った断面図である。なお、本明細書では、z軸正方向が上側、z軸負方向が下側であるとして、以下説明する。
応力センサ1は、ダイヤフラム10と、感応膜20と、凸部30と、4個のピエゾ抵抗素子(検出部)40,41,42,43とを備える。感応膜20は、ダイヤフラム10の上面において、凸部30に囲まれた領域に配置される。応力センサ1は、感応膜20が流体中の物質を吸着することにより、流体中の物質を検出する。本実施形態に係る応力センサ1には、例えば上面側から気体が吹きかけられる。応力センサ1は、吹きかけられた気体中に、検出対象となる所定のガス分子が含まれるか否かを検出できる。応力センサ1は、例えばSOI(Silicon on Insulator)基板を用いて製造される。応力センサ1の製造方法の一例については後述する。
ダイヤフラム10は、変形可能な部材である。ダイヤフラム10は、例えば、薄い基板である。ダイヤフラム10は、例えば、n型Si基板とすることができる。ダイヤフラム10は、図1に示すように、上面側から見て矩形状としてもよいが、形状はこれに限るものではなく、例えば円形状であってもよいし他の多角形の形状等でもよい。ダイヤフラム10は、その周囲において、ダイヤフラム10よりも厚い基板と一体として構成されている。ダイヤフラム10は、上面に配置された感応膜20が変形すると、感応膜20の変形の度合いに応じて変形する。
感応膜20は、本実施形態では、円形状である。感応膜20は、図2に示すように、中央部20Aと、中央部20Aよりも厚みが大きい外側部20Bとを有する。
外側部20Bの厚みを、中央部20Aの厚みよりも大きい形状とすることは、例えば、凸部30を形成してから、凸部30に囲まれた領域に感応膜材料を塗布して感応膜20を形成することにより実現される。このように感応膜20を形成すると、感応膜材料を塗布した際に、広がろうとする液体状の感応膜材料が凸部30によって堰き止められるため、外側部20Bが盛り上がる。そのため、感応膜20は、外側部20Bの厚みが、中央部20Aの厚みよりも大きい形状となる。なお、凸部30は、感応膜20に接している。
感応膜20は、検出対象となる物質がその表面に吸着されると、その物質との物理的な接触又はその物質との化学反応等によって、伸縮等して変形する。感応膜20には、検出対象となる物質に応じた材料が用いられる。一例として、感応膜20の材料は、例えば、ポリスチレン、クロロプレンゴム、ポリメチルメタクリレート又はニトロセルロース等が挙げられる。
凸部30は、ダイヤフラム10の上面に配置される。凸部30は、例えば、断面が略矩形状のリング状である。凸部30は、例えば、感応膜20が親水性の材料である場合は、疎水性の材料で形成してもよい。こうすると、応力センサ1の製造時において、凸部30が感応膜20をはじき、感応膜20の外縁21を、よりエッジが立った構成とすることができるからである。凸部30の材料は、例えば、SiNなどである。なお、親水性とは、感応膜20の材料の化学種や置換基が、水(HO)との間で水素結合などで結合することを指す。また、疎水性とは、感応膜20の材料が、親水性と逆の極性を有していることを指す。
ピエゾ抵抗素子40〜43は、自身が受ける応力によって抵抗値が変化する。ピエゾ抵抗素子40〜43は、例えばp型Siである。ピエゾ抵抗素子40〜43は、ダイヤフラム10がn型Siである場合には、ボロン(B)を拡散させて形成したものであってもよい。ピエゾ抵抗素子40〜43は、ダイヤフラム10上に配置される。本明細書において、ダイヤフラム10上に配置されるとは、平板状のダイヤフラム10の上面に配置された状態と、図2に示すようにダイヤフラム10の上面側においてダイヤフラム10に埋め込まれた状態とを含む。ピエゾ抵抗素子40〜43は、ダイヤフラム10上において、応力変化領域に位置する。ここで、応力変化領域とは、検出対象となる物質が感応膜20に吸着された際に、感応膜20の変形に起因したダイヤフラム10の変形に伴い応力が大きく変化する領域である。応力変化領域は、例えば、感応膜20の外縁21付近の領域を含む。外縁21付近の領域は、上面視において、外縁21を基準に外縁21よりも内側の領域と外側の領域とを含む。応力変化領域は、後述する図3において、一例として領域Dとして示されている。本実施形態では、図1に示すように、4個のピエゾ抵抗素子40〜43は、上面視において外縁21に沿って等間隔に配置されている。また、ピエゾ抵抗素子40〜43は、例えば帯状である。
また、ピエゾ抵抗素子40〜43は、ホイートストンブリッジ回路を構成する。応力センサ1は、ピエゾ抵抗素子40〜43で構成されたホイートストンブリッジ回路から、ピエゾ抵抗素子40〜43の抵抗値の変化を電気信号として検出することで、検出対象となる物質の感応膜20への吸着を検出できる。なお、ホイートストンブリッジ回路は、必ずしも4個のピエゾ抵抗素子40〜43の全てを用いて構成する必要はなく、ピエゾ抵抗素子40〜43の何れか1個、2個又は3個を用いて構成してもよい。また、ピエゾ抵抗素子40〜43の何れか1個、2個又は3個を用いてホイートストンブリッジ回路を構成する際には、応力センサ1は、ホイートストンブリッジ回路に用いられる個数のピエゾ抵抗素子を、ダイヤフラム10上に備えるようにしてもよい。
なお、ピエゾ抵抗素子40〜43は、図1に示す例では、上面視において外縁21に沿って位置しているが、ピエゾ抵抗素子40〜43は応力変化領域に位置していればよい。従って、ピエゾ抵抗素子40〜43は、外縁21の内側又は外側に位置していてもよい。また、ピエゾ抵抗素子40〜43は、図1及び図2では、ダイヤフラム10の上面側に位置しているが、ダイヤフラム10の内部又は下面側に位置していてもよい。
また、本実施形態では、応力センサ1は4個のピエゾ抵抗素子40〜43を備えるが、応力センサ1が備えるピエゾ抵抗素子の個数は4個に限られない。応力センサ1は、検出対象となる物質を検出可能な任意の個数のピエゾ抵抗素子を備えていればよい。
また、ダイヤフラム10に生じる応力を検出する検出部として、ピエゾ抵抗素子の代わりに、他の圧電素子が用いられてもよい。
次に、ダイヤフラム10に生じる応力について、図3を参照して説明する。図3は、ガス分子2が感応膜20に吸着された際の図2に示す範囲Aの拡大図である。なお、ガス分子2は、応力センサ1を用いて検出する対象のガス分子を模式的に示すものである。
図3に示すように、ガス分子2が感応膜20に吸着されると、感応膜20が変形する。感応膜20の変形に伴い、ダイヤフラム10において感応膜20が配置された領域も変形する。ダイヤフラム10の変形により、領域Dに応力が生じる。
具体的には、ダイヤフラム10の領域Cは、感応膜20の中心側が上側に盛り上がった凸形状に変形する。この際、感応膜20の外縁21のエッジが急峻に立っている方がダイヤフラム10の領域Dに生じる応力が高まる。本実施形態の感応膜20は、外側部20Bの厚みが中央部20Aの厚みよりも大きい構成である。そのため、通常の製造方法によって、外側の厚みが中央部の厚みよりも徐々に小さくなっていくように形成された感応膜と比較して、外縁21のエッジが急峻に立っている。したがって、本実施形態の構成に係る感応膜20を上面に形成したダイヤフラム10は、通常の製造方法によって形成された感応膜を上面に形成したダイヤフラムよりも、領域Dに生じる応力が高くなる。
以上のように、本実施形態に係る応力センサ1では、通常の製造方法によって形成された感応膜を上面に形成したダイヤフラムに比較して、ダイヤフラム10における外縁21付近の領域に生じる応力が高くなる。そのため、外縁21付近の領域に位置するピエゾ抵抗素子40〜43の抵抗値の変化もより大きくなる。これにより、応力センサ1では、検出対象となる物質が感応膜20に吸着された際に、ダイヤフラム10に生じる応力の検出能力を向上させることができる。そのため、応力センサ1では、検出対象となる物質の検出能力を向上させることができる。
また、本実施形態に係る応力センサ1は、凸部30を有しているため、例えば感応膜20が膨張しようとした場合、凸部30が感応膜20から力を受ける。このとき、凸部30はダイヤフラム10に接続していることから、凸部30の内側面とダイヤフラム10の上面との交点を回転軸として、モーメントが働く。したがって、ダイヤフラム10に生じる応力を向上させることができる。
また、ピエゾ抵抗素子40〜43は、感応膜20と凸部30との境界の直下に位置していてもよい。その結果、応力センサ1の感度を向上させることができる。
また、凸部30のヤング率は、感応膜20のヤング率よりも大きくてもよい。その結果、感応膜20から力を受けたときに、凸部30自体の変形を低減することができる。
また、凸部30のヤング率は、ダイヤフラム10のヤング率よりも大きくてもよい。その結果、凸部30にモーメントが働いたときに、凸部30自体の変形を低減しつつ、ダイヤフラム10に生じる応力を向上させることができる。
なお、本実施形態において、凸部30の高さは、凸部30の幅よりも大きい。なお、凸部30の高さは、z軸方向の長さである。また、凸部30の幅は、凸部30を図2のように切断したときに、平面方向の長さである。また、本実施形態において、凸部30の高さは、感応膜20の高さよりも低く設定されている。
(応力センサの製造工程)
次に、本発明の一実施形態に係る応力センサの製造工程の一例について、図4〜図10を参照して説明する。なお、図4〜図10に示す各構成要素において、同一の構成要素には同一符号を付す。
(1)SOI基板の準備
まず、応力センサの製造に用いるSOI基板を準備する。図4に、本発明の一実施形態に係る応力センサの製造に用いるSOI基板の概略構造を示す。図4に示すように、SOI基板100は、第1基板110と、SiO層111と、第2基板112とを備える。SOI基板100では、第2基板112上にSiO層111が配置され、SiO層111上に第1基板110が配置されている。SOI基板100は、例えばいわゆる貼り合わせ法によって製造される。なお、以下では、第1基板110はn型であるとする。
(2)拡散配線(高ドープ層)の形成
次に、図4に示すSOI基板100に、拡散配線を形成する。図5に示すように、第1基板110上にマスクパターン200を形成した後、イオン注入法によってマスクパターン200の開口部に高濃度のボロン(B)を注入し、拡散配線41a,41b,43a,43bを形成する。
(3)ピエゾ抵抗素子(低ドープ層)の形成
図5に示すマスクパターン200を除去した後、ピエゾ抵抗素子40〜43を形成する。図6に示すように、第1基板110上にマスクパターン201を形成した後、イオン注入法によってマスクパターン201の開口部に低濃度のボロン(B)を注入し、ピエゾ抵抗素子40〜43を形成する。
(4)金属配線の形成
図6に示すマスクパターン201を除去し、所定のパターンの絶縁層310a,310bを積層した後、アルミニウム等の金属配線を形成する。図7(a)に示すように、第1基板110上の全面にスパッタによって金属(例えばアルミニウム)を堆積させ、金属層300(例えばアルミニウム層)を形成する。次に、図7(b)に示すように、金属層300上にマスクパターン202を形成する。その後、図7(c)に示すように、マスクパターン202により保護されていない金属層300をエッチングすることにより、金属配線300a,300bを形成する。金属配線300a等及び拡散配線41a等による接続によって、ピエゾ抵抗素子40〜43は、ホイートストンブリッジ回路を構成する。
(5)凸部の形成
図7(c)に示すマスクパターン202を除去した後、凸部30を形成する。凸部30は、図8に示すように、第1基板110上に、例えば、疎水性の材料により形成される。凸部30は、例えば、図7(a)〜(c)に示した方法と同様の方法により、スパッタにより堆積させた疎水性の材料を、マスクパターンにしたがってエッチングすることにより形成することができる。
(6)ダイヤフラムの形成
SOI基板100の上下を反転させた後、ダイヤフラムを形成する。図9(a)に示すように、第2基板112上にマスクパターン204を形成した後、マスクパターン204により保護されていない第2基板112を、ドライエッチングして凹部400を形成する。このとき、SiO層111がストップ層の役割を果たすように、予めドライエッチングの条件を設定する。その後、ドライエッチングの条件を変更し、図9(b)に示すように、SiO層111を除去してダイヤフラムを形成する。
(7)感応膜の形成
図9(b)に示すマスクパターン204を除去し、さらにSOI基板100の上下を反転させた後、感応膜20を形成する。図10に示すように、感応膜材料をダイヤフラム10上における凸部30に囲まれた領域に塗布した後、乾燥させて感応膜20を形成する。このように、凸部30に囲まれた領域に感応膜材料を塗布すると、広がろうとする液体状の感応膜材料が凸部30によって堰き止められるため、外側部20Bの厚みが、中央部20Aの厚みよりも大きい形状となる。
ここでは第1基板110がn型であるとして説明したが、例えば第1基板110がp型である場合には、上記(2)拡散配線(高ドープ層)の形成及び(3)ピエゾ抵抗素子(低ドープ層)の形成において、ボロン(B)に替えてリン(P)を注入する。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
上記の説明では、感応膜20の外側部20Bの厚みが、中央部20Aの厚みよりも大きい例を説明した、本発明はこの場合に限られない。例えば、感応膜20の外側部20Bの厚みが、中央部20Aの厚みよりも小さくてもよい。具体的には、感応膜20はドーム状であってもよい。また、感応膜20は、平坦であってもよい。なお、平坦とは、感応膜20の全てが平坦であってもよいし、外縁近傍を除いて感応膜20の大部分が平坦な領域であってもよい。なお、感応膜20の形状は、種々の条件等を調整することによって、調整することができる。
1,1a応力センサ
2 ガス分子
10 ダイヤフラム
20 感応膜
20A 中央部
20B 外側部
21 外縁
30 凸部
40,41,42,43 ピエゾ抵抗素子(検出部)
41a,41b,43a,43b 拡散配線
100 SOI基板
110 第1基板
111 SiO
112 第2基板
200,201,202,204 マスクパターン
300 金属層
300a,300b 金属配線
310a,310b 絶縁層
400 凹部

Claims (5)

  1. ダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムの面上に配置された感応膜と、
    前記ダイヤフラムの面上に配置され、前記感応膜を囲う凸部と、
    前記ダイヤフラムにおいて前記感応膜の外縁付近の領域に位置する検出部と、を備える応力センサ。
  2. 前記感応膜は、中央部と、該中央部の外側に位置し該中央部よりも厚みが大きい外側部とを有する、請求項1に記載の応力センサ。
  3. 前記凸部は、疎水性の材料で形成されている、請求項1又は2に記載の応力センサ。
  4. 前記検出部はピエゾ抵抗素子を含んで構成される、請求項1から3の何れか一項に記載の応力センサ。
  5. ダイヤフラム上に検出部を形成するステップと、
    前記ダイヤフラムの面上に凸部を形成するステップと、
    前記ダイヤフラムの面上の前記凸部に囲まれた領域に感応膜を形成するステップと、を含み、
    前記検出部は、前記ダイヤフラムにおいて前記感応膜の外縁付近の領域に位置する、応力センサの製造方法。
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