JP2017181327A - 環境試験装置、流体導入部材及び環境調整装置 - Google Patents

環境試験装置、流体導入部材及び環境調整装置 Download PDF

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【課題】複数の空調装置から一台の試験装置本体に空気を供給する構造の環境試験装置であって、試験室内の温度や湿度にばらつきが生じにくい環境試験装置を開発する。【解決手段】環境試験装置1は、一台の試験装置本体2と、2台の空調装置3a,3bによって構成されている。試験装置本体2に流体導入部材50が内蔵されている。流体導入部材50は内部に6層の流体流路が形成されている。空調装置3aに由来する空気が流れる流体流路と、空調装置3bに由来する空気が流れる流体流路は交互の位置関係にあり、隣接する。空調装置3aから排出された空気の温度と、空調装置3bから排出された空気の温度が相違していても、隣接する流体流路の間で熱交換される。【選択図】図1

Description

本発明は、試験室内に特定の環境を作り出し、被試験物を所望の環境にさらすことができる環境試験装置に関するものである。本発明の環境試験装置は、大型の環境試験装置の構造として好適である。
また本発明は、複数の空調装置等から吐出される流体をまとめて他の機器等に調整後の流体を供給する環境調整装置に関するものである。
また本発明は、流体の温度等を調整し、他の機器等に調整後の流体を供給する環境調整装置に関するものである。
製品や部品等の性能や耐久性を調べる試験として、環境試験が知られている。環境試験は、環境試験装置と称される設備を使用して実施される。環境試験装置は、例えば高温環境や、低温環境等を人工的に作り出すものである。
環境試験装置には、例えば特許文献1に開示された構造の様に、温度や湿度を整える空調装置と、試験室を備えた試験装置本体とが分かれたものがある。
従来技術の環境試験装置では、試験装置本体の数と、空調装置の数は原則として同数であった。言い換えると、従来技術の環境試験装置では、一台の試験装置本体に、一台の空調装置が接続され、一台の空調装置から温度や湿度が調整された空気が吐出され、一台の試験装置本体に供給されていた。
従来技術においては、試験室の用途や容積等に応じて、適切な能力を持った空調装置が設計されていた。また汎用の空調装置がある場合には、その中から適切な能力を持った空調装置が選定されていた。
部品の互換性や、メンテナンスの容易性、システム設計の容易性を考慮すると、個別に空調装置を設計するよりも、汎用の空調装置の中から、適切な能力を有する空調装置を選定して使用する方が有利である。
特開2016−3980号公報
ところで環境試験装置には、作業者が中に入って作業できる様な大型の試験室を備えたものもある。大型の環境試験装置は、注文設計である場合が多く、これに適合する能力を備えた汎用の空調装置が存在しない場合がある。
即ち大型の試験室に所望の環境を作りだすためには、空調装置は、大容量のヒータ、大容量の冷却装置、大容量の送風機を備えていなければならない。しかしながら、この条件に見合う容量を備えた汎用の空調装置が存在しない場合がある。
そこで本発明者らは、一つの試験装置本体に複数の空調装置を接続して使用することを考え、試作した。具体的には、一台の試験装置本体に空調装置を2台接続し、試験室内の環境を制御した。
しかしながらこの方策によると、試験室内の温度や湿度にばらつきが生じてしまうことがあった。
即ち仮に同一仕様の空調装置を2台使用する場合であっても、装置によって応答速度や試験室試料からの発熱のバラツキなどから、吐出される空気の温度、湿度が微妙に異なる。また2台の空調装置から試験室内に空気を送ると、応答速度の早い側の稼働率が、遅い側の稼働率よりも極端に高くなり、2台の空調装置から吐出される空気の温度、湿度が大きく相違してしまう場合もある。
例えば、試験室内の温度をフィードバックして、試験室内に低温環境を創出する場合、応答速度の早い側の空調装置がいち早く反応し、フル稼働状態で動作して低温の空気を試験室内に送りだす。その結果、試験室内の温度が低下する。
反応が遅い側の空調装置は、既に低温状態になってから駆動するから、幾分低い能力で駆動する。そして時間の経過と共に、両者の稼働率の相違量が増大してゆく場合がある。 その結果、2台の空調装置から吐出される空気の温度や湿度に差が生じてしまう場合がある。そのため試験室内の温度や湿度にばらつきが生じてしまうことがある。
この問題を解決するために、例えば試験装置本体に、予備空間を設け、予備空間内に2台の空調装置から吐出される空気を導入して予備混合したり、試験装置本体に長い空気流路を設けて2台の空調装置から吐出される空気の自然混合を促進する方策が考えられる。
しかしながらこれらの方策によると、容量の大きい予備空間や長い空気流路を試験装置本体に設ける必要があり、装置全体が大型化する場合がある。
そこで本発明は、従来技術の上記した問題に注目し、複数の空調装置から一台の試験装置本体に空気を供給する構造の環境試験装置であって、試験室内の温度や湿度にばらつきが生じにくい環境試験装置を開発することを課題とするものである。
また本発明は、温度等を均一化することができる流体導入部材を開発することを課題とするものである。
上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、被試験物を設置する試験室を備えた試験室本体と、複数の空調装置を有し、前記複数の空調装置から前記試験室本体に空気が供給されて前記試験室本体内の試験室内に所望の環境が創出される環境試験装置において、前記複数の空調装置と試験室の間に流体導入部材があり、流体導入部材は、熱伝導性及び/又は透湿性を有する隔壁で仕切られて形成された複数の流体流路を有し、隣接する流体流路に異なる空調装置から吐出される空気を通過させ、複数の流体流路から排出された空気が試験室に導入されることを特徴とする環境試験装置である。
本発明の環境試験装置では、空調装置で温度等が調整された空気が、流体導入部材を経て試験室に導入される。本発明の環境試験装置で採用する流体導入部材は、熱伝導性及び/又は透湿性を有する隔壁で仕切られて形成された複数の流体流路を有している。そして隣接する流体流路に異なる空調装置から吐出される空気を通過させる。
そのため各空調装置から排出される空気の温度等が異なっていても、各空調装置から排出される空気同士の間で熱交換等が行われる。従って流体導入部材から吐出された各空調装置由来の空気は、温度等が均質化する。本発明で採用する流体導入部材は、気体の物理的な混合ではなく、隔壁を介して行われる熱移動や水蒸気の移動によって各空調装置から吐出された空気を均質化する。
本発明の環境試験装置では、流体導入部材によって温度等が均質化した空気が試験室に導入されるので、試験室内の温度や湿度にばらつきが生じにくい。
請求項2に記載の発明は、前記隔壁は板状であり、前記隔壁が一定の間隔をあけて平行に配されていることを特徴とする請求項1に記載の環境試験装置である。
隔壁は平板状であっても波板であってもよい。
本発明の環境試験装置では、隔壁は板状であり、且つ隔壁が一定の間隔をあけて平行に配されているので、流体流路は偏平な空間となり、空気と隔壁との接触機会が多い。そのため隣接する流体流路を流れる空気同士の熱交換等が進みやすい。
請求項3に記載の発明は、前記流体流路にはそれぞれ流体導入部があり、隣接する流体導入部は、開口方向が異なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の環境試験装置である。
本発明の環境試験装置によると、空調装置を接続しやすい。
請求項4に記載の発明は、前記流体流路の吐出側に、乱流発生部材があることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の環境試験装置である。
本発明の環境試験装置では、流体流路の吐出側に乱流発生部材があるので、流体導入部材を出た空気の物理的混合が促進される。
請求項5に記載の発明は、通過する流体の温度及び/又は湿度を調節する温度調節機能及び/又は湿度調節機能を有する複数の調整装置から流体を導入し、他の機器又は空間に流体を供給する流体導入部材において、熱伝導性及び/又は透湿性を有する隔壁で仕切られて形成された複数の流体流路を有し、隣接する流体流路に異なる前記調整装置から吐出される流体を通過させ、複数の流体流路から排出された流体を他の機器又は空間に導入することができることを特徴とする流体導入部材である。
「他の機器」の例として、環境試験装置等の試験装置や、熱処理装置がある。「空間」の例として、試験室や空調室がある。「調整装置」は、一般に空調装置、温調装置、温調機と称されるものが含まれる。また「調整装置」には、液状の熱媒体の温度を調整するものも含まれる。
「他の機器又は空間」は原則的に一つであるが、複数であってもよい。
本発明の流体導入部材を通過させる流体は、気体に限定されず、液体も含む。
本発明の流体導入部材に、調整装置で温度等が調整された空気や液体を通過させると、各調整装置から排出される流体の温度等が異なっていても、各調整装置から排出される流体同士の間で熱交換等が行われる。従って流体導入部材から吐出された各調整装置由来の流体は、温度等が均質化する。本発明で採用する流体導入部材は、流体の物理的な混合ではなく、隔壁を介して行われる熱移動等によって各調整装置から吐出された流体を均質化する機能を有する。
本発明の流体導入部材を使用すると、温度等が均質化した流体を温調対象装置や温調対象空間で使用することができる。
請求項6に記載の発明は、2系統以上の独立した調整流路を有し、前記調整流路を通過する流体の温度及び/又は湿度を調節する温度調節機能及び/又は湿度調節機能を有する調整部と、流体導入部材を有し、前記流体導入部材は、熱伝導性及び/又は透湿性を有する隔壁で仕切られて形成された複数の流体流路を有し、隣接する流体流路に異なる調整流路を経由した流体を通過させ、複数の流体流路から排出された流体を他の機器又は空間に導入することができることを特徴とする環境調整装置である。
調整部は、複数の独立した空調装置や温調機で構成されていてもよい。また「他の機器又は空間」は原則的に一つであるが、複数であってもよい。
本発明の環境調整装置は、2系統以上の独立した流体流路を有しているから、処理能力が高い。また本発明の環境調整装置を使用すると、温度等が均質化した流体を温調対象装置や温調対象空間で使用することができる。
本発明の環境試験装置によると、複数の空調装置から一台の試験装置本体に空気を供給することが可能であり、且つ試験室内の温度や湿度にばらつきが生じにくい。
そのため試験室内の環境を均一化することができる。
また本発明の流体導入部材によると、流体の温度等を均一化することができる。
本発明の環境調整装置は、温度や湿度を調節する処理能力が高い。
本発明の実施形態の環境試験装置の構成図である。 図1の環境試験装置の縦断面図である。 図1の環境試験装置で採用する流体導入部材の斜視図であり、(a)は空気(流体)排出側から観察した斜視図であり、(b)は空気導入側から観察した斜視図である。 図1の環境試験装置で採用する流体導入部材を示し、(a)はその平面図、(b)はその空気排出側たる左側面図、(c)はその空気導入側たる右側面図、(d)はその正面図である。 図1の環境試験装置の試験装置本体の空気導入流路を流体導入部材の空気排出側から観察した斜視図である。 図1の環境試験装置の試験装置本体の空気導入流路を流体導入部材の空気導入側から観察した斜視図である。 図4に示す流体導入部材の断面図である。 図4に示す流体導入部材の各層における空気の流れを示した説明図である。 図4に示す流体導入部材内の空気の流れを示した説明図である。 図4に示す流体導入部材の排出側近傍における空気の流れを説明する説明図である。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
本実施形態の環境試験装置1は、大型であり、一台の試験装置本体2と、2台の空調装置(調整装置)3a,3bによって構成されている。また試験装置本体2に本実施形態に特有の部材たる流体導入部材50が内蔵されている。また本実施形態では、2台の空調装置3a,3bと、流体導入部材50によって、一式の環境調整装置5が構成されている。
先に、試験装置本体2の概要と空調装置3a,3bの構造について説明する。
試験装置本体2は、図2の様に断熱壁28で覆われた筐体を有し、本体側筐体部7と、扉8を有している。
本体側筐体部7は、天面壁23、底面壁25、奥面壁26、左右側面壁27を有しており、前面側が開口している。そして本体側筐体部7の開口部分に扉8が取り付けられている。
そのため扉8を閉じることによって本体側筐体部7が断熱性を有する閉空間となる。
本体側筐体部7の内部には、仕切り部材30が設けられ、本体側筐体部7は当該仕切り部材30によって試験室31と、流路形成部32とに区切られている。
仕切り部材30は、本体側筐体部7の天面壁23と平行であって天面壁23の内面から一定の距離をおいた位置に設置されている。そのため本体側筐体部7の天面壁23と仕切り部材30の間には空間があり、当該空間が流路形成部32として機能する。
また仕切り部材30には通気用の小孔33が多数設けられている。なお本実施形態では、仕切り部材30がパンチングメタルで作られており、パンチングメタルの開口が通気用の小孔33として機能する。
前記した試験室31は被試験物を設置する領域であり、環境試験を行う際に試料となる機器や部品等を配置する空間である。
試験室31には温度を検知する温度センサー35と、当該空間の湿度を検知する湿度センサー36が設けられている。温度センサー35は、例えば、従来公知の測温抵抗体等の温度センサーである。一方、湿度センサー36は、例えば、従来公知の湿度センサーである。
また本体側筐体部7には2つの送風導入口10a,10bと、2つの送風排出口11がある。送風導入口10a,10b及び送風排出口11は、いずれも本体側筐体部7の奥面壁26に設けられており、本体側筐体部7の内外を連通する。
本実施形態では、送風導入口10a,10bは、図2の様に奥面壁26の上部側にあり、流路形成部32に開いている。
送風導入口10a,10bの高さ方向の位置は図5の様に同じである。
送風排出口11は、図2の様に奥面壁26の下部側にあり、試験室31に開いている。図示は省略するが、送風排出口11についても2個設けられている。
次に空調装置3a,3bについて説明する。本実施形態の環境試験装置1では、2台の空調装置3a,3bは、同一設計、同一仕様のものであって全く同じ性能のものである。即ち空調装置3a,3bは、空気を加熱する加熱能力、空気を冷却する冷却能力、空気を加湿する加湿能力、空気を除湿する除湿能力を持っているが、空調装置3a,3bのこれらの能力は全く同じである。
また2台の空調装置3a,3bの送風能力も同一である。
空調装置3a,3bは、図2の様に内部に調整流路となる通風空間17を有し、その中に空調機器18と送風機16を備えている。
空調機器18には冷却装置(図示せず)の蒸発器12と加湿装置13と加熱ヒータ15が含まれる。
冷却装置は、相変化する冷媒を利用して冷凍サイクルを実現させるものであり、公知の通り圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器12及びこれらを環状に接続する冷媒配管によって構成された冷凍回路を有している(蒸発器12以外は図示せず)。
空調装置3a,3bは、試験装置本体2側に送風する空気供給口20と、試験装置本体2から戻された空気を空調装置3a,3b内に導入する空気戻り口21を有している。
空調装置3a,3bは、空気戻り口21から通風空間(調整流路)17に空気を導入し、通風空間17を通過する間に空気の温度及び湿度を調整し、送風機16によって空気供給口20から送風する機能を有している。
2台の空調装置3a,3bは独立したものであり、それぞれ内部に調整流路となる通風空間17を有している。そのため本実施形態では、全体として2系統の独立した調整流路を有している。本実施形態では、2台の空調装置3a,3bによって2系統の独立した調整流路(通風空間17)を有し、調整流路を通過する流体の温度及び湿度を調節する温度・湿度調節機能を有する調整部を構成している。
環境試験装置1は、前記した様に試験装置本体2と、空調装置3a,3bが別体であり、両者の間が短いダクト22,24で接続されたものである。
即ち空調装置3a,3bの空気供給口20と、試験装置本体2の送風導入口10a,10bとの間が往き側ダクト22で接続されている。なお本実施形態では、空調装置3a,3bを2台有しているので、往き側ダクト22は、空調装置3aの空気供給口20と試験装置本体2の送風導入口10aを接続するものと、空調装置3bの空気供給口20と試験装置本体2の送風導入口10bを接続するものとがある。
また試験室31の送風排出口11と空調装置3a,3bの空気戻り口21の間が戻り側ダクト24で接続されている。戻り側ダクト24についても、空調装置3aと試験装置本体2を接続するものと、空調装置3bと試験装置本体2を接続するものとがある。
本実施形態の環境試験装置1では、2台の空調装置3a,3bで調整された空気が、それぞれの空気供給口20から往き側ダクト22を介して試験装置本体2に供給される。試験装置本体2に導入された空気は流路形成部32を通過し、仕切り部材30の小孔33を通過して試験室31に入る。
さらに試験室31内の空気は、送風排出口11から吸引され、戻り側ダクト24を経由して2台の空調装置3a,3bに戻る。
環境試験装置1では図示しない入力装置で、試験室31の目標環境が設定される。本実施形態の環境試験装置1においては、設定温度、設定湿度が入力される。
環境試験装置1では、試験室31内の温度と湿度が空調装置3にフィードバックされ、試験室31の環境が調整される。
即ち環境試験装置1では、試験室31内の温度と湿度が試験室31内の温度センサー35と湿度センサー36で検知され、その検知情報に基づいて空調装置3a,3bの空調機器18が制御される。
次に本実施形態に特有の構成について説明する。
本実施形態の環境試験装置1では、試験装置本体2の流路形成部32内に流体導入部材50がある。そして2台の空調装置3a,3bから試験装置本体2に供給された空気は、一旦、流体導入部材50に入り、流体導入部材50から流路形成部32の空間に放出されて拡散される。そして流路形成部32に放出された空気は、仕切り部材30の小孔33を通過して試験室31に入る。
流体導入部材50は、図3,図4の様に、天面60、底面61、左右側面62,63、空気排出側面65、空気導入側面66を有している。
図3(a)の様に、流体導入部材50の空気排出側面65は平坦である。これに対して、図3(b)の様に、流体導入部材50の空気導入側面66は互いに交差する2平面、A,Bを有している。
従って流体導入部材50は、図1,3,4の様に、平面形状が5角形の立体である。
流体導入部材50を構成する各面の内、天面60、底面61、左右側面62,63の4面は閉塞している。
これに対して空気排出側面65は開放されている。また空気導入側面66は一部が開放され、一部が閉塞されている。図3,図4,図6では、空気導入側面66の閉塞された部分を黒塗りして表示している。
本実施形態では、流体導入部材50は内部に6層の流体流路68a,b,c,d,e,fが形成されている。
即ち流体導入部材50内には、図4、図7の様に隔壁70a,b,c,d,eが設けられている。各隔壁70a,b,c,d,eは天面60、底面61と同一形状の5角形であり、且つ天面60及び底面61と平行に配されている。
また天面60と、最も上の隔壁70aとの間、各隔壁70の間、及び最も下の隔壁70 eと底面61との間には同一の間隔が設けられている。そしてこれらの間が前記した流体流路68a,b,c,d,e,fとして機能する。
流体導入部材50の空気導入側面66に注目すると、各流体流路68a,b,c,d,e,fの空気導入側面66は、図4の様に二平面A,Bの内の一方だけが開放され、他方は閉塞されている。各流体流路68a,b,c,d,e,fの空気導入側面66の開放側は、二平面A,Bに交互に配置されている。
具体的には、
第1流体流路68aは、A側が開放され、B側は閉塞されている。
第2流体流路68bは、B側が開放され、A側は閉塞されている。
第3流体流路68cは、A側が開放され、B側は閉塞されている。
第4流体流路68dは、B側が開放され、A側は閉塞されている。
第5流体流路68eは、A側が開放され、B側は閉塞されている。
第6流体流路68fは、B側が開放され、A側は閉塞されている。
従って、
第1流体流路68aには、空気導入側面66のA側に流体導入部72aがある。
第2流体流路68bには、空気導入側面66のB側に流体導入部72bがある。
第3流体流路68cには、空気導入側面66のA側に流体導入部72cがある。
第4流体流路68dには、空気導入側面66のB側に流体導入部72dがある。
第5流体流路68eには、空気導入側面66のA側に流体導入部72eがある。
第6流体流路68fには、空気導入側面66のB側に流体導入部72fがある。
この様に本実施形態の流体導入部材50では、各流体流路68に流体導入部72があるが、隣接する流体流路68の流体導入部72は開口方向が異なっている。
隔壁70は、熱伝導性に優れた素材で作られた板、または熱伝導性と透湿性を有する素材で作られた板によって構成されている。本実施形態では、隔壁70を構成する板は平板状であるが、波板であってもよい。
熱伝導性に優れた素材には、アルミニウムや銅等の金属がある。また熱伝導性と透湿性を有する素材としては和紙等の紙がある。
本実施形態では、隔壁70は、アルミニウムで作られている。
また流体導入部材50の空気排出側面65に注目すると、図3,4の様に乱流発生部材80が形成されている。即ち空気排出側面65には邪魔板となる部材がある。本実施形態では、乱流発生部材80は、送風を上方に向ける傾斜板である。
本実施形態の環境試験装置1では、試験装置本体2の流路形成部32内に前記した流体導入部材50が設置されている。そして図5,図6の様に、流体導入部材50の空気導入側面66のA面とB面にそれぞれ別の送風導入口10a,10bがダクト71a,71bを介して接続されている。
より具体的には、流体導入部材50の空気導入側面66のA面と、本体側筐体部7の奥面壁26に設けられた送風導入口10aがダクト71aで接続されている。また流体導入部材50の空気導入側面66のB面と、送風導入口10bがダクト71bで接続されている。
前記した様に、試験装置本体2の送風導入口10aは、空調装置3aの空気供給口20と接続されていて空調装置3aのみから送風を受ける。そのため流体導入部材50の空気導入側面66のA面は、空調装置3aのみから送風を受けることとなる。
ここで空気導入側面66のA面は、第1流体流路68a、第3流体流路68c、第5流体流路68eの3層が開放されており、残る3層は閉鎖されている。
そのため空調装置3aに由来する送風は、第1流体流路68a、第3流体流路68c、第5流体流路68eの3層に導入され、残る3層には入らない。
即ち空調装置3aに由来する送風は、A面の開放部分たる流体導入部72a,72c,72eから第1流体流路68a、第3流体流路68c、第5流体流路68eの3層にのみ導入される。
同様に、試験装置本体2の送風導入口10bは、空調装置3bの空気供給口20と接続されていて空調装置3bのみから送風を受ける。そのため流体導入部材50の空気導入側面66のB面は、空調装置3bのみから送風を受けることとなる。
ここで空気導入側面66のB面は、第2流体流路68b、第4流体流路68d、第6流体流路68fの3層が開放されており、残る3層は閉鎖されている。
そのため空調装置3bに由来する送風は、第2流体流路68b、第4流体流路68d、第6流体流路68fに導入され、残る3層には入らない。
即ち空調装置3bに由来する送風は、B面の開放部分たる流体導入部72b,72d,72fから第2流体流路68b、第4流体流路68d、第6流体流路68fの3層にのみ導入される。
本実施形態の環境試験装置1では、2台の空調装置3a,3bを駆動して、一台の試験装置本体2に送風する。そして個々の空調装置3a,3bと一台の試験装置本体2との間で空気を循環させて試験装置本体2の試験室31内を所望の環境に維持する。
本実施形態の環境試験装置1では、2台の空調装置3a,3bの内、一方の空調装置3aから試験装置本体2に導入された空気は、空気導入側面66のA面から、第1流体流路68a、第3流体流路68c、第5流体流路68eの3層に入り、当該3層を通過して空気排出側面65に至る。
また他方の空調装置3bから試験装置本体2に導入された空気は、空気導入側面66のB面から、第2流体流路68b、第4流体流路68d、第6流体流路68fの3層に入り、当該3層を通過して空気排出側面65に至る。
ここで、空調装置3aに由来する空気が流れる第1流体流路68a、第3流体流路68c、第5流体流路68eと、空調装置3bに由来する空気が流れる第2流体流路68b、第4流体流路68d、第6流体流路68fは交互の位置関係にあり、空調装置3aに由来する空気が流れる流体流路68と、空調装置3bに由来する空気が流れる流体流路68は隣接する。
また各流体流路68を仕切る隔壁70は、アルミニウム製であり、熱伝導性が優れている。さらに各流体流路68は幅が狭く、且つ各隔壁70は面積が広い。
そのため仮に、空調装置3aから排出された空気の温度と、空調装置3bから排出された空気の温度が相違していても、隣接する流体流路68の間で熱交換される。
そして各流体流路68を通過する間に、各流体流路68を流れる空気の温度が近づいてゆく。そのため空気排出側面65から排出される際には、空調装置3aに由来する空気と空調装置3bに由来する空気は、略同じ温度となっている。
そして各流体流路68を流れる空気は、図10に示す様に空気排出側面65から排出される際に乱流発生部材80と衝突し、物理的に攪拌される。
そのため空気の温度のばらつきは、ほとんど解消される。
流体導入部材50から排出された空気は、流路形成部32に入って拡散し、仕切り部材30の小孔33を通過して試験室31に入る。
本実施形態では、流路形成部32に入った段階で、既に空調装置3aに由来する空気と空調装置3bに由来する空気の温度差が消失しているから、試験室31内の温度ばらつきも少ないものとなる。
以上説明した本実施形態では、流体導入部材50の空気導入側面66は互いに交差する2平面A,Bを有している。上記した実施形態では、空気導入側面66のA面とB面は、いずれも傾斜面であるから、各流体流路68に対して、図8の様に斜め方向から空気が導入される。そのため導入された空気は、図8の様に各流体流路68の全体に広がって流れ、滞留する部分が生じ難い。
また空気導入側面66の近傍では、図9の様に、空気導入側面66のA面から導入された空気と、空気導入側面66のB面から導入された空気の流れが対向する方向となる。そのため空気導入側面66の近傍における熱交換効率が向上する。
さらに流体導入部材50の空気導入側面66が傾斜した2平面A,Bを有しているので、ダクト71を取り付けやすい。
しかしながら本発明は、この構成に限定されるものではなく、空気導入側面66が平坦面であってもよい。
本実施形態の流体導入部材50は、空気導入側面66を平面Aと、平面Bという様に複数の領域に区分した。そして本実施形態の流体導入部材50では、各流体流路68の平面A又は平面Bのいずれか一方だけを閉塞し、他方を開放状態として流体導入部72を形成した。本実施形態の環境試験装置1では、前記した各領域(平面Aと、平面B)の内の一方の領域を覆う様にダクト等の流体接続部材を取り付け、流体導入部72から各流体流路68に空気を導入する方策を採用した。
この方策によると、簡単な構造で、各流体流路68に空気を導入することができる。
上記した構造に代わって、各層の流体流路68に繋がる接続口を設け、各流体流路68に空気を導入してもよい。
以上説明した本実施形態では、流体導入部材50は、隔壁70が、いずれも水平方向に配置されたものであり、各流体流路68は水平に偏平な断面形状をしている。これに対して、隔壁70を縦姿勢にして平行に並べ、各流体流路を横幅方向に薄い断面形状としてもよい。
流体流路68の層数は任意である。流体流路68の層数は、偶数であることが望ましく、4層以上であることが望ましい。
以上説明した環境試験装置1は、一台の試験装置本体2と、2台の空調装置3a,3bによって構成されているが、空調装置3は3台以上であってもよい。
以上説明した流体導入部材50は、空気を通過させるものであるが、通過させる流体は気体に限定されるものではなく、液体を通過させてもよい。
即ち流体導入部材50を液体を熱媒体とする環境試験装置に流用してもよい。
例えば、ブラインの温度を調節する温度調節機能を有する複数の温調装置と、一台の試験装置本体によって構成される環境試験装置に、流体導入部材50を採用することが考えられる。
この環境試験装置は、流体の温度を調節する温度調節機能を有する複数の温調装置から流体を導入し、一台の試験装置本体に流体を供給するものである。
以上説明した実施形態では、流体導入部材50を試験装置本体2に内蔵したが、流体導入部材50を試験装置本体2の外部に設け、流体導入部材50から試験装置本体2に空気を導入してもよい。
以上説明した実施形態の環境試験装置では、2台の空調装置3a,3bは、同一設計のものであって同じ性能のものであったが、2台の空調装置3a,3bが異なる設計のものであってもよい。
例えば前記した空調装置3aはいずれも加熱能力、冷却能力、加湿能力、除湿能力を持っているが、一方の空調装置3だけがその他の能力を備えていたり、一方の空調装置3には前記したいずれかの能力が無くてもよい。
またいずれの空調装置も加熱機能、冷却機能、加湿機能、除湿機能を備えているが、その容量が相違していてもよい。
上記した実施形態では、流体導入部材50から流出した流体を、一台の試験装置本体2に供給したが、流体導入部材50から流出した流体を、複数の試験装置本体2等に分配してもよい。
流体導入部材50を介して流体を供給する供給先は、試験装置に限定されるものではなく、熱処理装置等の機械装置であってもよい。また空調室等の空調空間に対して流体導入部材50から空気を供給してもよい。
前記した実施形態では、試験室31内の温度分布の均一化を主たる目的として、隔壁70の素材にアルミニウムを採用した。これに対して試験室31内の湿度の均一化を図る場合には、隔壁70の素材として透湿性を有する和紙等が採用される。
透湿性を有する隔壁70を採用すれば、試験室31内の湿度の均一化、または試験室31内の湿度ばらつきを小さくすることができる。
1 環境試験装置
2 試験装置本体
3a,3b 空調装置(調整装置)
17通風空間(調整流路)
31 試験室
32 流路形成部
50 流体導入部材
65 空気排出側面
66 空気導入側面
68a,b,c,d,e,f 流体流路
70a,b,c,d,e 隔壁
72a,72b 流体導入部
80 乱流発生部材

Claims (6)

  1. 被試験物を設置する試験室を備えた試験室本体と、複数の空調装置を有し、前記複数の空調装置から前記試験室本体に空気が供給されて前記試験室本体内の試験室内に所望の環境が創出される環境試験装置において、
    前記複数の空調装置と試験室の間に流体導入部材があり、
    流体導入部材は、熱伝導性及び/又は透湿性を有する隔壁で仕切られて形成された複数の流体流路を有し、隣接する流体流路に異なる空調装置から吐出される空気を通過させ、複数の流体流路から排出された空気が試験室に導入されることを特徴とする環境試験装置。
  2. 前記隔壁は板状であり、前記隔壁が一定の間隔をあけて平行に配されていることを特徴とする請求項1に記載の環境試験装置。
  3. 前記流体流路にはそれぞれ流体導入部があり、隣接する流体導入部は、開口方向が異なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の環境試験装置。
  4. 前記流体流路の吐出側に、乱流発生部材があることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の環境試験装置。
  5. 通過する流体の温度及び/又は湿度を調節する温度調節機能及び/又は湿度調節機能を有する複数の調整装置から流体を導入し、他の機器又は空間に流体を供給する流体導入部材において、
    熱伝導性及び/又は透湿性を有する隔壁で仕切られて形成された複数の流体流路を有し、隣接する流体流路に異なる前記調整装置から吐出される流体を通過させ、複数の流体流路から排出された流体を他の機器又は空間に導入することができることを特徴とする流体導入部材。
  6. 2系統以上の独立した調整流路を有し、前記調整流路を通過する流体の温度及び/又は湿度を調節する温度調節機能及び/又は湿度調節機能を有する調整部と、
    流体導入部材を有し、
    前記流体導入部材は、熱伝導性及び/又は透湿性を有する隔壁で仕切られて形成された複数の流体流路を有し、隣接する流体流路に異なる調整流路を経由した流体を通過させ、複数の流体流路から排出された流体を他の機器又は空間に導入することができることを特徴とする環境調整装置。
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