JP2017180947A - 制御装置およびその制御方法、ならびに、エネルギシステム - Google Patents

制御装置およびその制御方法、ならびに、エネルギシステム Download PDF

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Abstract

【課題】電源の供給が停止されていた時間を直接的に計測するための手段を備えることなく、電源の供給が停止された時間の長さに応じた処理を実行できる、制御装置を提供すること。【解決手段】エネルギシステムの制御装置では、予め定められたタイミングで、不揮発性メモリに日時情報を格納する。電源の供給が停止された後に再開されると、制御装置は、リモコンを通して、日時の設定を受け付ける。その後、制御装置は、設定された日時と、不揮発性メモリに格納されている日時情報と、電源供給の再開から日時の設定までの経過時間とを用いて、電源供給が停止されていた期間の推定値を算出する。制御装置は、当該推定値において予め定められた条件が成立すると、暗証番号の入力を要求する。【選択図】図9

Description

この発明は、制御装置およびその制御方法、ならびに、エネルギシステムに関し、より特定的には、電源の供給が停止された時間に応じた制御を実行する制御装置およびその制御方法、ならびに、そのような制御装置を含むエネルギシステムに関する。
従来、電気温水器の制御装置において、予め定められた時間以上電源の供給が停止されたという事態が発生した場合、当該事態に応じた制御を実行するものがあった。たとえば、特開平05−215400号公報(特許文献1)に記載された制御装置は、停電時間を計測するための手段を備える。
特開平05−215400号公報
電気温水器等のエネルギシステムの制御装置は、停電時間の長さに応じた処理を実行する場合がある。コストの低減を考慮した場合、電気温水器の制御装置は、備える構成要素をより少なくしながら、従来と同様の態様で処理を実現することが望まれる。このことから、制御装置は、特許文献1の制御装置が備えるような、停電期間中に停電時間を直接的に計測する手段(たとえば、リアルタイムクロック)を備えることなく、停電時間の長さに応じた処理を実行することが好ましい。
本開示は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、電源の供給が停止されていた時間を直接的に計測するための手段を備えることなく、電源の供給が停止された時間の長さに応じた処理を実行できる、制御装置を提供することである。
本開示のある局面に従うと、エネルギシステムを制御するための制御装置が提供される。制御装置は、電源を供給されることによって実行される計時動作を基に日時情報を生成する制御部と、情報を記憶する記憶部と、情報の入力を受け付ける操作部とを備え、制御部は、所定のタイミングで、日時情報の少なくとも一部を記憶部に記憶し、電源供給が停止した後に当該電源供給が再開した場合に、計時動作を再開し、操作部における日時の設定を受け付け、記憶部に記憶された日時情報と、設定された日時と、電源供給の再開から日時の設定の受け付けまでに経過した時間とに基づいて、電源供給が停止していた時間を算出するように構成されている。
さらに好ましくは、所定のタイミングは、生成される日時情報において日付が変更されるタイミングを含む。
好ましくは、制御部は、さらに、電源供給が停止していた時間が予め定められた時間以上であるか否かに基づいて、実行する処理の内容を決定するように構成されている。
さらに好ましくは、制御部は、電源供給が停止していた時間が予め定められた時間以上である場合にパスワードの入力を要求し、予め定められたパスワードが入力されたことに応じて操作部に入力された情報に基づいてエネルギシステムを制御するように構成されている。
好ましくは、エネルギシステムは、燃料電池を含む。
本開示の他の局面に従うと、エネルギシステムを制御するための制御装置の制御方法が提供される。制御方法は、電源を供給されることによって実行される計時動作を基に日時情報を生成するステップと、所定のタイミングで、日時情報の少なくとも一部を、情報を記憶する記憶部に記憶するステップと、電源供給が停止した後に当該電源供給が再開した場合に、計時動作を再開するステップと、操作部における日時の設定を受け付けるステップと、記憶部に記憶された日時情報に記憶された日時情報と、設定された日時と、電源供給の再開から日時の設定の受け付けまでに経過した時間とに基づいて、電源供給が停止していた時間を計測するステップとを備える。
本開示のさらに他の局面に従うと、エネルギ生成要素と、当該エネルギ生成要素を制御するための制御装置とを備えるエネルギシステムが提供される。制御装置は、電源を供給されることによって実行される計時動作を基に日時情報を生成する制御部と、情報を記憶する記憶部と、情報の入力を受け付ける操作部とを含む。制御部は、所定のタイミングで、日時情報の少なくとも一部を記憶部に記憶し、電源供給が停止した後に当該電源供給が再開した場合に、計時動作を再開し、操作部における日時の設定を受け付け、記憶部に記憶された日時情報に記憶された日時情報と、設定された日時と、電源供給の再開から日時の設定の受け付けまでに経過した時間とに基づいて、電源供給が停止していた時間を計測するように構成されている。
本開示によれば、制御装置は、記憶部に記憶された日時情報等を用いて、電源供給が停止していた時間を算出するように構成されている。これにより、制御装置は、電源の供給が停止されていた時間を直接的に計測するための手段を備えることなく、電源の供給が停止された時間の長さに応じた処理を実行できる。
エネルギシステムの構成例を示すブロック図である。 コントローラの構成を示すブロック図である。 リモコンにおいて表示される画面の一例を示す図である。 リモコンにおいて表示される画面の他の例を示す図である。 リモコンにおいて表示される画面のさらに他の例を示す図である。 リモコンにおいて表示される画面のさらに他の例を示す図である。 コントローラの制御部が実行する処理の概要を説明するための図である。 コントローラの制御部が実行する処理の概要を説明するための図である。 コントローラの制御部が実行する処理の一例のフローチャートである。
以下に、本開示のエネルギシステムおよび制御装置の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。以下では、図中の同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則的には繰返さないものとする。
[1.エネルギシステムの概要]
図1は、本開示のエネルギシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示されるように、エネルギシステム100は、ユーザインタフェースのためのリモートコントール装置200(以下、単に「リモコン200」とも称する)を含む。エネルギシステム100は、リモコン200へのユーザ入力に応じて制御される。以下の説明で明らかになるように、図1に例示されたエネルギシステム100は、コージェネレーションシステムとして構成されている。
エネルギシステム100は、発電ユニット20およびソーラ電池パネル26を、発電要素(エネルギ生成要素)として含む。ソーラ電池パネル26による発電電力は、パワーコンディショナ27によって、系統電源と同等の交流電力に変換された後、分電盤28に送られる。発電ユニット20は、作動時には、系統電源と同等の交流電力を分電盤28へ送出する。一例では、発電ユニット20は、ガスを改質して水素を得る燃料電池および当該燃料電池による発電電力(直流電力)を上記交流電力に変換する電力変換器によって構成される。他の例では、発電ユニット20は、ガスを燃料とするエンジン、当該エンジンの出力によって発電する発電機、および、発電機の出力電力を上記交流電力に変換する電力変換器によって構成することも可能である。
分電盤28は、家屋内の各所に配置された電気負荷25へ電力を分配する。電気負荷25は、たとえば、冷蔵庫、空調機器、調理器具、照明器具等の電気機器類を含む。電気負荷25による使用電力は、電力計29dによって計測することができる。
発電ユニット20およびパワーコンディショナ27から分電盤28へ出力された発電電力よりも、分電盤28から電気負荷へ供給される使用電力が大きい場合には、不足分の電力が系統電源より買電される。反対に、発電電力が消費電力よりも大きい場合には、太陽光発電による発電電力のうち、余剰分の電力が系統電源へ売電される。売電電力および買電電力は、電力量計29aを用いて計測することができる。
図示は省略しているが、発電ユニット20およびパワーコンディショナ27の各々には、出力制御のために実際の発電電力を検出するためのセンサ類が配置されている。すなわち、電力量計29aおよび電力計29dの出力によらず、発電ユニット20およびパワーコンディショナ27の発電電力を検出することも可能である。
電力量計29aを用いて検知された売電電力または買電電力と、発電ユニット20およびパワーコンディショナ27からの情報によって検知された発電電力との差から、電気負荷25による使用電力を求めることも可能である。この場合には、電力計29dの配置は省略可能である。
エネルギシステム100は、さらに、熱交換器を有する加熱装置21と、貯湯タンク22と、補助熱源機23と、コントローラ24とを備える。
加熱装置21は、発電ユニット20からの排熱を利用した熱交換によって、入水を加熱することによって温水を生成する。加熱装置21で生成された温水は貯湯タンク22に貯留される。補助熱源機23は、たとえば、ガス燃焼方式の熱源機によって構成される。貯湯タンク22に貯留された温水は、補助熱源機23によって加熱され、または加熱されることなく所定温度に調整されて、一般給湯用に用いられる。
エネルギシステム100への入水量は、水量計29cによって計測される。また、発電ユニット20および補助熱源機23における燃料ガスの使用量は、ガス流量計29bによって計測される。
エネルギシステム100の各部の動作は、リモコン200へのユーザ指示(運転オン/オフ、温度設定、時刻設定等)に従ってエネルギシステム100が動作するように、コントローラ24によって制御される。コントローラ24は、代表的には、マイクロコンピュータによって構成される。
電力量計29a、ガス流量計29b、水量計29c、および、電力計29dによる計測値は、コントローラ24に送信される。さらに、コントローラ24は、発電ユニット20およびソーラ電池パネル26のそれぞれによる発電電力を、発電ユニット20およびパワーコンディショナ27から受信するように構成されてもよい。
補助熱源機23がガス燃焼方式の熱源機として実現された場合、そのガス使用量をガス流量計29bで計測することは可能であるが、必ずしもこれに限定されず、たとえば湯水加熱に要した熱量および/または燃料ガスの発熱量に基づいて演算する手法を用いることも可能である。
このように、コントローラ24は、電力量計29a、ガス流量計29b、水量計29cおよび、電力計29dによる計測値に基づいて、上述の「エネルギ処理状況に関するデータ」を取得することができる。
リモコン200は、たとえば台所および/または浴室の壁面に固定されて使用される壁掛け方式のものであり、樹脂製の筐体(図示せず)に記憶されて構成される。すなわち、リモコン200は複数個配置されてもよい。リモコン200は、コントローラ24によって制御され得る。
リモコン200は、制御部210と、スピーカ213と、マイク214と、通信部220と、操作部230と、表示部300とを含む。
制御部210は、代表的にはマイクロコンピュータによって構成されて、リモコン200の各部の動作制御およびデータ処理を実行する。通信部220は、エネルギシステム100のコントローラ24(後述する通信部51)とデータ通信を実行するように構成される。
表示部300は、ユーザが視認できる態様で情報およびデータを表示するために、液晶パネルあるいは有機ELパネルなどを用いて構成される。後述するように、表示部300は、所定部位におけるユーザの押圧動作を認識可能に構成できるタッチパネルによって構成される。表示部300における表示内容は、制御部210によって制御される。
操作部230は、ユーザ指示を入力するための操作スイッチ(図示せず)を含んで構成される。操作部230は、上記タッチパネル上に操作ボタンの態様で表示された所定領域(以下、「操作部表示領域」とも称する)を含む。
スピーカ213は、制御部210から指令された音声データおよび/または音楽データを出力する。これにより、ユーザが聴認される情報を出力できる。マイク214およびスピーカ213を用いて、複数のリモコン200間でユーザ同士の会話が可能となり得る。
エネルギシステム100のコントローラ24は、図2等を参照して後述するように、現在日時などを検知するためのカレンダ・クロックをさらに含む。
制御部210は、表示部300を利用したデータ表示を制御することができる。これにより、タッチパネルを含む操作部230のスイッチ操作などに基づいて、所定期間におけるエネルギ消費量および/または発電量などの「エネルギ処理状況に関するデータ」を表示部300に表示することができる。エネルギ処理の内容を示すデータ項目、およびエネルギ処理の期間の少なくとも一方が互いに異なる、複数の「エネルギ処理状況に関するデータ」の中から、ユーザによって、表示対象となる「エネルギ処理状況に関するデータ」が選択される。以下では、表示対象となる「エネルギ処理状況に関するデータ」を、単に、「表示対象データ」とも称する。すなわち、エネルギ表示装置は、ユーザによって選択された表示対象データの表示を行なうものである。
制御部210は、上記データ表示に必要となる、電力などのエネルギの量を料金に換算するためのデータおよび過去のエネルギ消費量のデータなどの種々のデータを記憶している。これらのデータは、コントローラ24から通信によって取得することができる。あるいは、制御部210は、コントローラ24を介さずに、電力量計29a、ガス流量計29b、水量計29cおよび電力計29dとの直接の通信によって、これらのデータを取得することも可能である。
これらのデータはエネルギシステム100のコントローラ24に記憶されていてもよい。この場合には、データ表示のための制御部210からの要求に応じて、コントローラ24から制御部210へ通信部220を経由しでデータが送信される。
[2.コントローラの構成]
次に、コントローラ24の構成を説明する。図2は、コントローラ24の構成を示すブロック図である。図2に示されるように、コントローラ24は、制御部50と、クロック発振回路52と、不揮発性メモリ54と、通信部51とを含む。制御部50は、たとえばマイコンによって実現される。通信部51は、リモコン200の通信部220とデータ通信を実行するように構成される。
エネルギシステム100において、コントローラ24は、制御装置の一例である。制御部50は、制御部の一例である。
制御部50は、クロック発振器を含む。当該クロック発振器は、クロック発振回路52からクロック信号を受けることによって、カレンダ・クロックとして動作する。制御部50は、カレンダ・クロックによって生成された日時情報に基づいて、たとえば1日ごとに、不揮発性メモリ54に所与のデータ(たとえば、日時情報によって特定される日付)を記憶する。
コントローラ24およびリモコン200は、たとえば商用電源によって動作する。コントローラ24では、不揮発性メモリ54に1日ごとに上記の所与のデータが記憶されることにより、不揮発性メモリ54に記憶されている最新のデータが記憶された日は、コントローラ24への電源供給が停止されたときに、コントローラ24への電源供給がされた最後の日または当該最後の日の前日を示す。
本実施の形態のエネルギシステム100では、上記のように、クロック信号および日時情報の双方がコントローラ24で生成される。ただし、本開示のエネルギシステム100では、クロック信号および日時情報の一方または双方が、リモコン200で生成されてもよい。
また、コントローラ24および/またはリモコン200は、商用電源によって動作する代わりに、エネルギシステム100において発電された電力によって動作するように構成されていてもよい。
[3.リモコンにおける表示画面の一例]
図3〜図6は、リモコン200において表示される画面の一例を示す図である。図3に示されるように、画面900は、貯湯タンク22の中の温水に対する設定温度(図3中の「40℃」)等を表示する。
画面900は、さらに、メニューボタン901および時刻表示部902を表示する。リモコン200の制御部(図1中の制御部210)は、コントローラ24から、当該コントローラ24において生成される日時情報を取得する。制御部210は、さらに、時刻表示部902に、当該日時情報に基づいて特定される現在の日付および時刻(図3の例では、2016年3月31日の午後8時00分)を表示する。
メニューボタン901が操作されると、制御部210は、表示部300に、種々のメニューを表示される。表示されるメニューは、「日時合わせ」を含む。日時合わせのメニューが選択されると、制御部210は、表示部300に、たとえば図4の画面910を表示する。
図4の画面910は、ユーザーに日時の設定を促すためのメッセージ(「日時を合わせてください」)、日時の設定を入力することに同意するときに操作されるボタン(はいボタン903)、および、日時の設定を入力することに同意しないときに操作されるボタン(いいえボタン904)を表示する。画面910の時刻表示部902は、現在の日時を表示する代わりに、日時等が特定できないことを示す情報を点滅表示する。
制御部210は、たとえば、コントローラ24から日時情報を取得できない場合に、図4に示されたような態様で時刻表示部902を表示する。制御部210は、コントローラ24およびリモコン200への電源供給が停止された後、当該電源供給が再開されたときに、表示部300に図5の画面910を表示してもよい。制御部210は、画面910において「はいボタン903」を操作されると、表示部300に、たとえば図5の画面920を表示する。
図5の画面920は、日付と時刻を入力するための画面の一例である。画面920は、年を設定するためのボタン906,907、および、画面920に対して設定された日付および時刻を確定させるための決定ボタン905を含む。制御部210は、画面920に対して設定された日付および時刻が確定されると、当該日付および時刻をコントローラ24へ送信する。
図6の画面930は、暗証番号の入力を受け付けるための画面の一例である。より具体的には、画面930は、その中央に、4ケタの暗証番号を表わす情報を表示し、さらに、暗証番号の入力ために利用される10個の数字からなる数字キー908を表示する。画面930が入力を受け付ける情報は、数値に限定されない。暗証番号は、パスワードの一例である。
コントローラ24は、コントローラ24およびリモコン200への商用電源からの電源供給が停止した後、当該電源供給が再開されると、リモコン200に日付および時刻の設定を要求する画面(たとえば、図4の画面910)を表示させる。コントローラ24は、日付および時刻が設定されると、商用電源からの電源供給が停止されていた期間が一定期間(たとえば、1日)を超えているか否かを判断する。商用電源からの電源供給が停止されていた期間が上記一定期間を超えていると判断すると、コントローラ24は、リモコン200に、暗証番号の入力を要求させる。適切な暗証番号が入力されたと判断すると、コントローラ24は、リモコン200によるエネルギシステム100の制御を再開する。
[4.処理の概要]
図7および図8は、コントローラ24の制御部50が、コントローラ24(およびリモコン200)への電源供給が停止された後、当該電源供給が再開されたときに実行する処理の概要を説明するための図である。
図7において、時刻T1は、コントローラ24およびリモコン200への電源供給が開始された時刻を表わす。時刻T2は、コントローラ24およびリモコン200への電源供給が停止された時刻を表わす。時刻T3は、コントローラ24およびリモコン200への電源供給が再開された時刻を表わす。時刻T4は、コントローラ24およびリモコン200に対して、現在時刻が設定された時刻を表わす。
図7に示されるように、本実施の形態において、制御部50は、時刻T1から時刻T2まで、日時情報を生成する。日時情報の一例は、現在時刻である。制御部50は、時刻T1から時刻T2の中の所定のタイミングで、不揮発性メモリ54に、日時情報の少なくとも一部を記憶する。制御部50は、たとえば、日付が変わるときに、不揮発性メモリ54に、変わる前の日付(たとえば、2016年3月31日から同年4月1日へと日付が変わるときの、2016年3月31日)を記憶する。所定のタイミングは、これに限定されない。制御部50は、たとえば、一日の中の別の時刻(たとえば、午前3時等の負荷が比較的小さいことが想定される時刻)に、当日の日付を不揮発性メモリ54に記憶してもよい。
不揮発性メモリ54は、たとえばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)によって実現される。不揮発性メモリ54に新たな日時情報が記憶されることは、不揮発性メモリ54に記憶される情報が書き換えられることを意味する。EEPROMの書き換え可能な回数は、予め定められている。本実施の形態において、不揮発性メモリ54がEEPROMによって実現された場合、不揮発性メモリ54における日時情報の書き換えの回数がより少なくなる(たとえば、1日1回)ことにより、不揮発性メモリ54の寿命をより長くすることができる。
なお、エネルギシステム100において、予め定められたタイミングで日時情報を記憶するものが不揮発性メモリである必要はない。日時情報が、予め定められたタイミングで揮発性メモリに記憶され、当該揮発性メモリに外部から電源が供給されるように、エネルギシステム100は構成されていてもよい。
時刻T2に電源の供給が停止することにより、制御部50は、日時情報の生成を停止する。時刻T3に電源の供給が再開すると、制御部50は、クロック発振回路52からのクロック信号を利用して、電源の供給の再開からの経過時間を計測する。
時刻T4で、制御部50は、リモコン200から、日時の設定の入力を受け付ける。日時の設定を受け付けると、制御部50は、設定された日時と、不揮発性メモリ54に記憶されている日時情報と、時刻T3からの経過時間とを用いて、電源供給が停止されていた期間(図7中の時刻T2から時刻T3までの時間)の推定値を算出する。当該推定値の算出には、たとえば、以下の式(1)が利用される。
推定値=([設定日]−[停電日]+1)×24(h)−経過時間(h)…(1)
式(1)において、[設定日]は、設定された日時における日付を表わす。[停電日]は、電源の供給が停止する前に不揮発性メモリ54に記憶されていた最新の日時情報によって特定される日付を表わす。[経過時間]は、電源の供給が再開されてから日時の設定を受け付けるまでの時間(図7の時刻T3から時刻T4)を表わす。
一例では、図8に示されるように、2016年の3月31日の午後5時(17:00)に制御部50への電源の供給が停止し、同年4月8日の午後1時(13:00)に電源の供給が再開され、さらに、同年4月8日の午後8時(20:00)にリモコン200から日時の設定が入力された。
この場合、式(1)における「[設定日]−[停電日]+1」は、9(日)と算出される。「経過時間」は、2016年4月8日の午後1時から午後8時までの期間、つまり、7(h)である。したがって、推定値は、以下の式(2)に従って、209時間と算出される。
推定値=9×24(h)−7(h)=209(h) …(2)
制御部50は、上記のように電源の供給が停止されていた期間の長さの推定値を算出すると、当該推定値が予め定められた期間以上であるかどうかを判断する。制御部50は、当該推定値が予め定められた期間以上であるときには、予め定められた処理を実行する。より具体的には、制御部50は、当該推定値が「1日」以上である場合には、ユーザに、暗証番号の入力を促す。その後、制御部50は、予め定められた暗証番号が入力されたことを条件として、リモコン200に入力された指示に従った制御を実行する。
[5.処理の流れ]
図9は、コントローラ24(およびリモコン200)への電源供給が停止された後、当該電源供給が再開されたときに、制御部50が実行する処理の一例のフローチャートである。
図9に示されるように、電源の供給が再開されると、ステップS10で、制御部50は、時間の計測を開始する。その後、制御はステップS20へ進む。
ステップS20で、制御部50は、リモコン200の表示部300に、日時合わせの画面を表示させる。日時合わせの画面の一例は、図4の画面910である。その後、制御はステップS30へ進む。
ステップS30で、制御部50は、リモコン200において日時が入力されたか否かを判断する。制御部50は、たとえば、リモコン200から、図5に示されたような画面に対する日時の入力を受け付ける。制御部50は、日時が入力されるまでステップS30の制御に留まり(ステップS30でNO)、日時が入力されたと判断すると(ステップS30でYES)、ステップS40へ制御を進める。
ステップS40で、制御部50は、ステップS10で開始した時間の計測を停止する。その後、制御はステップS50へ進む。
ステップS50で、制御部50は、式(1)等を用いて説明されたような、電源の供給が停止されていた時間の長さについての「推定値」を算出する。その後、制御はステップS60へ進む。
ステップS60で、制御部50は、上記「推定値」について、予め定められた条件が成立しているかどうかを判断する。予め定められた条件の一例は、上記「推定値」が「1日」以上であることである。制御部50は、上記条件が成立したと判断すると(ステップS60でYES)、リモコン200の表示部300に暗証番号の入力を求める画面(たとえば、図6の画面930)を表示する。これにより、制御部50は、正しい暗証番号の入力を条件として、リモコン200に対する指示入力を受け付ける。一方、制御部50は、上記条件が成立していないと判断すると(ステップS60でNO)、リモコン200の表示部300に通常の画面(たとえば、図3の画面900)を表示する。これにより、制御部50は、暗証番号の入力を条件とすることなく、リモコン200に対する指示入力を受け付ける。
以上説明された実施の形態では、コントローラ24は、1日以上、当該コントローラ24(およびリモコン200)への電源の供給が停止したか否かを、リアルタイムクロック等の要素を備えることなく判断する。これにより、コントローラ24は、リアルタイムクロック等の要素を備えることなく、電源供給の停止時間の長さに応じた処理を実行する。たとえば、エネルギシステム100の利用者が変更された場合、1日以上、コントローラ24への電源供給が停止され得る。コントローラ24は、このような場合に、変更後の利用者に対して、パスワードの入力を条件として、エネルギシステム100への指示をリモコン200に入力することを許可し得る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
20 発電ユニット、24 コントローラ、27 パワーコンディショナ、50,210 制御部、51,220 通信部、52 クロック発振回路、54 不揮発性メモリ、100 エネルギシステム、200 リモコン、900,910,920,930 画面。

Claims (7)

  1. エネルギシステムを制御するための制御装置であって、
    電源を供給されることによって実行される計時動作を基に日時情報を生成する制御部と、
    情報を記憶する記憶部と、
    情報の入力を受け付ける操作部とを備え、
    前記制御部は、
    所定のタイミングで、前記日時情報の少なくとも一部を前記記憶部に記憶し、
    電源供給が停止した後に当該電源供給が再開した場合に、計時動作を再開し、
    前記操作部における日時の設定を受け付け、
    前記記憶部に記憶された日時情報と、設定された前記日時と、電源供給の再開から日時の設定の受け付けまでに経過した時間とに基づいて、電源供給が停止していた時間を算出するように構成されている、制御装置。
  2. 前記所定のタイミングは、生成される前記日時情報において日付が変更されるタイミングを含む、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、さらに、電源供給が停止していた時間が予め定められた時間以上であるか否かに基づいて、実行する処理の内容を決定するように構成されている、請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、電源供給が停止していた時間が予め定められた時間以上である場合にパスワードの入力を要求し、予め定められたパスワードが入力されたことに応じて前記操作部に入力された情報に基づいて前記エネルギシステムを制御するように構成されている、請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記エネルギシステムは、燃料電池を含む、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. エネルギシステムを制御するための制御装置の制御方法であって、
    電源を供給されることによって実行される計時動作を基に日時情報を生成するステップと、
    所定のタイミングで、前記日時情報の少なくとも一部を、情報を記憶する記憶部に記憶するステップと、
    電源供給が停止した後に当該電源供給が再開した場合に、計時動作を再開するステップと、
    操作部における日時の設定を受け付けるステップと、
    前記記憶部に記憶された日時情報と、設定された前記日時と、電源供給の再開から日時の設定の受け付けまでに経過した時間とに基づいて、電源供給が停止していた時間を計測するステップとを備える、制御装置の制御方法。
  7. エネルギ生成要素と、当該エネルギ生成要素を制御するための制御装置とを備えるエネルギシステムであって、
    前記制御装置は、
    電源を供給されることによって実行される計時動作を基に日時情報を生成する制御部と、
    情報を記憶する記憶部と、
    情報の入力を受け付ける操作部とを含み、
    前記制御部は、
    所定のタイミングで、前記日時情報の少なくとも一部を前記記憶部に記憶し、
    電源供給が停止した後に当該電源供給が再開した場合に、計時動作を再開し、
    前記操作部における日時の設定を受け付け、
    前記記憶部に記憶された日時情報と、設定された前記日時と、電源供給の再開から日時の設定の受け付けまでに経過した時間とに基づいて、電源供給が停止していた時間を計測するように構成されている、エネルギシステム。
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