JP5874502B2 - 機器制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、太陽光発電装置の発電状態に応じて電気装置の運転を制御する機器制御システムに関する。
特許文献1に記載の技術によれば、太陽電池から供給できる電力量が所定値以上の場合は、太陽電池からの電力を用いて給湯装置を運転してタンクに温水を保温貯蔵する。したがって、特許文献1の技術によれば、日中、太陽電池の電力を有効利用してタンクに温水を貯えるため、極力ランニングコストのかからない貯湯式給湯装置を提供できる。
また、特許文献2に記載の技術は、直流電力を発電する太陽電池がインバータ回路を介して商用電源に接続され、インバータ回路と商用電源との間に電気機器が接続されるシステムに関する。当該システムは、商用電源に電力が逆潮流して交流電力の電圧が所定値より高くなったとき、停止状態の電気機器を運転させて自家消費電力を増加させることができる。
特開2004−271164号公報 特許第3838955号公報
特許文献1の技術は、太陽光発電装置による発電の余剰電力を利用して給湯装置を運転できるが、余剰電力、あるいは売電できる電力を増やすように給湯装置を制御するものではない。
特許文献2の技術は、太陽光発電装置の発電によって逆潮流の交流電圧が所定値より高くなったときに、電気機器が運転状態のときは、電気機器が停止状態となるまで、逆潮流の交流電圧が所定値より高いか否かの判定を継続する。したがって、特許文献2の技術では、太陽光発電装置の発電による商用電源への逆潮流、換言すれば売電量が増える場合に、電気機器の運転を停止する制御を実施することはできないため、商用電源への売電量を増やすことはできない。
そこで、本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、太陽光発電装置の発電による売電量の増加とシステムのランニングコストの向上とが図れる機器制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。すなわち、機器制御システムに係る本発明は、太陽光から得られるエネルギーを用いて発電し、発電した電力の余剰分を売電可能な太陽光発電装置(5)と、太陽光発電装置によって発電した電力及び系統電力(9)を使用して運転される給湯装置(2)と、太陽光発電装置及び給湯装置のそれぞれの運転を制御する制御装置(41)と、を備え、制御装置は、深夜料金時間帯に給湯装置の運転を制御して給湯装置のタンクに熱量として貯湯水を蓄え、深夜料金時間帯に含まれる日の出以降の日照のある時間帯において太陽光発電装置発電している場合に、給湯装置の運転を停止しまたは運転出力を小さくする省電力モードを実施するとともに、予定されている省電力モードの実施によって不足する熱量をタンクに補充する熱量補充制御を、深夜料金時間帯において省電力モードの実施前に実施することを特徴とする。
この発明によれば、太陽光発電装置で発電した電力の使用量を減らすことができる。このため、太陽光発電装置による発電に関して、給湯装置の利用を図りつつも、売電量を増加させる制御を実施することができる。したがって、太陽光発電装置の発電による売電量の増加とシステムのランニングコストの向上とを図ることができる機器制御システムが得られる。
なお、特許請求の範囲および上記手段の項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明を適用する第1実施形態に係る機器制御システムを示した概要図である。 機器制御システムの構成を示したブロック図である。 第1実施形態の機器制御システムにおいて、発電情報に基づいて行われる機器制御の処理手順を示すフローチャートである。 第1実施形態の機器制御システムにおいて行われる、通常モードと省電力モードの遷移関係を示す図である。 第1実施形態の機器制御システムにおいて、省電力モードへの誘導がある場合に表示される画面を示した図である。 第1実施形態の機器制御システムにおいて、省電力モードを設定可能な画面を示した図である。 第1実施形態において、省電力モード未設定時で、かつ省電力モードへの誘導がある場合に表示される画面を示した図である。 第1実施形態において、省電力モード設定時で、かつ省電力モードへの誘導がある場合に表示される画面を示した図である。 第1実施形態において、省電力モード未設定時で、かつ省電力モードへの誘導がない場合に表示される画面を示した図である。 第1実施形態において、省電力モード設定時で、かつ省電力モードへの誘導がある場合に表示される画面を示した図である。 第1実施形態において、省電力モードマークが表示された画面を示した図である。 第2実施形態において、発電情報に基づいて行われる機器制御の処理手順を示すフローチャートである。 第3実施形態において、発電情報に基づいて行われる機器制御の処理手順を示すフローチャートである。 第4実施形態において、発電情報に基づいて行われる機器制御の処理手順を示すフローチャートである。 第5実施形態において、深夜時間帯に行われる機器制御の処理手順を示すフローチャートである。 第6実施形態において、深夜時間帯に行われる機器制御の処理手順を示すフローチャートである。 第1実施形態の機器制御システムの他の形態を示した概要図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合わせることも可能である。
本発明に係る機器制御システムは、発電した電力の余剰分を売電できる太陽光発電装置の運転と、太陽光発電装置によって発電した電力を使用して運転される電気装置の運転とを制御するシステムであり、売電量と電気装置の電力使用量を所定の条件に基づいて制御するものである。また、以下の実施形態には、太陽光発電装置、給湯装置を含む各種の電気装置等を管理する統合遠隔装置を有する機器制御システムが記載されているが、本発明に係る機器制御システムは、このシステムに適用されるものに限定されないことはいうまでもない。
(第1実施形態)
本発明を適用する機器制御システムの一形態である第1実施形態について、図1〜図11を参照して説明する。
図1に示すように、機器制御システム1は、太陽光エネルギーを得て発電する太陽電池を有する太陽光発電装置5と、太陽光発電装置5からの電力及び電力会社等から供給される系統電力9を受電して各種の電気装置に供給したり系統電力9に売電したりするパワーコンディショナ8と、太陽光発電装置5及び複数の電気装置を離れた場所で遠隔制御する統合遠隔装置4と、を主に備えるシステムである。機器制御システム1は、電気装置の一例として各種のエアコンディショナ7、給湯装置2を制御するものであり、太陽光を利用した発電と、昼間時間帯の電気料金よりも安価な料金体系である所定の料金時間帯(例えば、深夜料金時間帯)に実施する沸き上げ運転とを活用して、省エネルギー性を優先しつつ、ユーザーの要望、使用実績を満たす給湯を行うことができる。
太陽光発電装置5が太陽光エネルギーから発電する直流電力及び系統電力9から送電される交流電力は、パワーコンディショナ8に送られる。パワーコンディショナ8は、太陽光発電装置5で発電した直流電力を効率よく交流電力に変換したり、系統電力9からの交流電力を直流電力に変換したりする電力変換装置である。パワーコンディショナ8に送られた電力は、交流と直流の間で電力変換されて、エアコンディショナ7、給湯装置2等の各種電気装置、コンセント6に供給される。各種の電気装置は、例えば、照明機器、エアコンディショナ、床暖房装置、冷蔵庫、全自動洗濯機、浴室暖房装置等である。
給湯装置2は、沸き上げた湯を貯えて給湯に使用する貯湯式の給湯装置である。給湯装置2は、ヒートポンプサイクルを用いた加熱装置であるヒートポンプユニット20と、ヒートポンプユニット20によって沸き上げた給湯用水を蓄えるタンクユニット3と、沸き上げ運転に係るヒートポンプユニット20の作動、出湯に係る電磁弁、混合弁等の各部の作動等を制御する給湯ECU30と、を備える。給湯装置2は、浴槽やシャワーなどへ出湯するときには、状況に応じて、深夜料金時間帯の系統電力9を使用してタンクに蓄えた貯湯水のみを使用したり、昼間における太陽光発電装置5の電力、または系統電力9からの電力を使用して給湯用水を沸き上げて使用したりする。
ヒートポンプユニット20は、冷媒を熱交換媒体とするヒートポンプサイクルからなり、タンクユニット3のタンク内に貯える水を加熱することができる加熱装置である。ヒートポンプサイクルは、圧縮機、冷媒・水熱交換器、減圧器、及び空気熱交換器を備えている。圧縮機は、二酸化炭素冷媒を圧縮、吐出する機器である。冷媒・水熱交換器は、圧縮機で圧縮された冷媒をタンクからの温水との間で熱交換して温水を加熱する。減圧器は、冷媒・水熱交換器を通過した高圧冷媒を低圧状態に減圧する。空気熱交換器は、送風機による送風空気と熱交換させて、減圧器で減圧された低圧冷媒を蒸発させる。この空気熱交換器を通過した冷媒は、再度圧縮機で圧縮されて高圧状態で吐出される。
タンクとヒートポンプサイクルは、循環回路によって接続されている。タンク内の水は、ポンプの駆動力によって循環回路を循環する。このようにして、冷媒・水熱交換器で加熱された高温の温水は、タンク内の上部から流入してタンク内の上部に高温部を形成し、タンクの底部に貯まっている低温部の水は、冷媒・水熱交換器に流入して、冷媒・水熱交換器で加熱された後、タンク上部に送られる。
ヒートポンプユニット20の作動は、給湯ECU30と通信するヒートポンプECU21からの制御信号によって制御されるとともに、その作動状態はヒートポンプECU21を介して給湯ECU30に入力される。ヒートポンプユニット20は、過去の使用実績等から、翌日に使用が予測される熱量をタンクに貯えておくために、深夜料金時間帯の系統電力9を使用して給湯用水を沸き上げ、タンクに貯える。
タンクは耐食性に優れた金属製のタンクであり、その外周部に図示しない断熱材が配置されており、高温の給湯用水を長時間に渡って保温することができる。給湯ECU30は、タンクに上下に間隔をあけて設けられた複数個の貯湯温度サーミスタからの温度情報に基づいて、タンク内上方の沸き上げられた湯とタンク内下方の沸き上げられる前の水との境界位置を検出できる。このように給湯ECU30は、温度及び湯量を検出することにより、タンク内に貯えられている貯熱量を算出することができる。
給湯ECU30は、ヒートポンプユニット20の作動を制御するヒートポンプECU21、浴室に設置されてユーザーによって操作される浴室コントローラと、それぞれ相互に通信可能に構成されている。また給湯ECU30は、機器制御システム1を管理する統合遠隔装置4とも通信可能に構成されている。
給湯ECU30は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵するROMには、あらかじめ設定された制御プログラムが設けられ、更新可能にRAM等の記憶装置を備えている。給湯ECU30は、各サーミスタからの温度情報、各流量カウンタからの流量情報、浴室コントローラ及び統合遠隔装置4の操作入力部の操作信号等に基づいて、ヒートポンプユニット20、各種弁、ポンプなどのアクチュエータ類を制御する。なお、浴室コントローラや統合遠隔装置4には、電源操作部、給湯設定温度操作部、湯張り操作部、湯張り設定温度操作部、追焚き操作部、追焚き設定温度操作部、おまかせモード操作部等が設けられている。
統合遠隔装置4は、太陽光発電装置5の運転と給湯装置2等の各種の電気装置の運転とをそれぞれ離れた場所、例えばリビング、台所等で遠隔制御できるように建物内に設置さる遠隔操作装置である。統合遠隔装置4は、遠隔制御する統合ECU41と、表示画面であって操作入力ができる操作画面でもあるタッチパネルと、タッチパネルのメイン画面を設定する際に操作される表示設定部401と、統合される各装置の運転を制御する際に操作入力される運転設定部42と、を備える。統合ECU41は、タッチパネルの表示形態を表示する表示制御部410と、推奨する省電力モードへの誘導を促す表示部である推奨表示設定部402と、を備える。タッチパネルとしては、抵抗膜方式、投影型静電容量方式、表面型静電容量方式、超音波表面弾性波方式等、種々の動作方式を有するパネルを採用することができる。
統合遠隔装置4は、タッチパネルに、表示設定部401等を操作入力することにより、太陽光発電装置5の運転を制御可能である表示状態と、各種の電気装置の運転を制御可能である表示状態と、をそれぞれ表示することができる。つまり、ユーザーは、タッチパネルを操作することにより、表示状態に対応した制御可能な装置を制御できる。
統合ECU41は、タッチパネルの表示画面を表示制御部410によって表示し、太陽光発電装置5の運転と、給湯装置2を含む各種の電気装置の運転とをそれぞれ離れた場所で遠隔制御する。機器制御システム1が統合する電気装置及び太陽光発電装置5の運転状況、設定情報等の各種情報は、表示制御部410の表示制御によって、タッチパネルの表示画面に表示される。タッチパネルは、太陽光発電装置5に関する情報と電気装置に関する情報とが表示されるとともに、表示される部分における所定の部位が操作入力可能に構成され、例えば、液晶表示部及び入力部を有するパネルにより構成される。また、統合遠隔装置4は、電力使用先である家庭等での各電気装置の動作、エネルギー使用量を計測、表示して、ユーザーに省エネルギーを喚起したり、電気装置の電気使用量等を制限したりしてエネルギー消費量を抑えるホームエネルギーマネジメントシステムとしても機能する。
表示設定部401は、タッチパネルの所定の部位であって、操作入力されることによって太陽光発電装置5を遠隔制御可能な表示画面と電気装置を遠隔制御可能な表示画面とに切り換える。表示設定部401が操作されると、その操作信号は統合ECU41に入力されて、表示制御部410は、当該操作信号に対応してタッチパネルの表示画面を切り換える制御を行う。
タッチパネルは、表示設定部401に対する操作入力によって給湯装置2を遠隔制御することができる画面が表示されているときに、メイン画面に給湯装置2の運転に関する情報を大きく表示するとともに、太陽光発電装置5の発電量に関する情報を小さく表示する。また、タッチパネルは、表示設定部401に対する操作入力によって太陽光発電装置5を遠隔制御することができる画面が表示されているときに、メイン画面に太陽光発電装置5の運転に関する発電情報等を大きく表示するとともに、給湯装置2の運転に関する情報を小さく表示する。
次に、機器制御システム1が実行する機器制御の一例について、図3のフローチャートにしたがって説明する。当該機器制御は、太陽光発電装置5の発電情報に基づいて行われる省電力モードに関する。当該機器制御に係る処理は、主に給湯ECU30によって実行される。なお、当該機器制御に係る処理を統合ECU41が実施するようにしてもよい。
給湯ECU30は、午前中の所定時間、例えば8:01になると、図3のフローチャートに従う処理を開始する。図3に示すように、給湯ECU30は、ステップ10で、太陽光発電装置5の発電量に関する発電情報を受信する。次にステップ20で、受信した発電情報が省電力モード実施条件を成立するレベルか否かを判定する。省電力モード実施条件が成立する場合とは、予め定めた時間の発電量が所定値以上である場合である。ここでは、6時台(6時〜7時の間)の発電量が100W/h以上であることとする。
このように、省電力モードを実施する時間帯より前の所定の時間における発電量が所定値以上で多い場合には、売電できる余剰電力があると判断して、昼間時間帯における電気装置の電力使用を制限する。また、当該発電量が所定値未満で小さい場合には、売電できるほどの余剰電力がないと判断して、昼間時間帯における電気装置の電力使用を制限しないのである。昼間時間帯は、日の出から日の入りまでに含まれる所定の時間帯であり、日の出から日の入りまでの時間帯における任意の時間帯に設定することができる。
給湯ECU30は、ステップ20で発電量が低く、省電力モードの実施条件が成立していないと判定すると、売電できるほどの余剰電力がないと判断する。そして、ステップ25に進み、太陽光発電装置5による発電電力を使用した昼間時間帯の沸き上げ運転を実施可能にするために、省電力モード以外の設定済みのモード(例えば通常モード)の実行を決定し、本制御のフローチャートを終了する。また、給湯ECU30は、このステップ25の処理結果を統合ECU41に送信する。
給湯ECU30は、ステップ20で発電量が高く、省電力モードの実施条件が成立していると判定すると、売電できる余剰電力があると判断する。そして、ステップ30に進み、昼間時間帯での省電力モードの実行を決定し、本制御のフローチャートを終了する。また、給湯ECU30は、このステップ30の処理結果を統合ECU41に送信する。このように省電力モードは、自動運転の設定時に、上記の省電力モード実施条件が成立した場合に、自動的に誘導されるモードである。
次に、給湯装置2で実施される運転モードについて説明する。運転モードは、大きく分けて省電力モードと省電力モード以外の通常モードとがある。省電力モードの自動設定は、満タンモード及び使いきりモード以外のモードで有効であり、省電力モードは、おまかせモードとおまかせ省エネモードが設定されている場合に実施される。通常モードには、おまかせモード、おまかせ省エネモード、満タンモード及び使いきりモードが含まれる。
満タンモードは、満タン状態にタンクユニット3に熱量を貯えるように給湯装置2を運転するモードである。使いきりモードは、タンクユニット3に貯えた熱量を使い切れる程度に給湯装置2を運転するモードである。おまかせモードは、過去の給湯使用実績に基づいて使用予測熱量を求め、使用予測熱量に不足しないように給湯装置2を運転するモードである。おまかせ省エネモードは、おまかせモードよりも使用電力を抑制するように給湯装置2を運転するモードである。
給湯装置2で行われる運転モードの遷移は、図4に示す遷移図のとおりである。すなわち、満タンモードの設定中及び使いきりモードの設定中は、省電力モードに設定することができない。省電力モードの設定中にマニュアル操作によって満タンモードが設定された場合は、省電力モードは解除される。省電力モードの設定中にマニュアル操作によって使いきりモードが設定された場合は、省電力モードは解除される。すなわち、省電力モード設定中でも、マニュアル操作によってモード変更があった場合には、ユーザーの操作が優先されることになる。
次に、省電力モード設定時の沸き上げ運転について説明する。給湯ECU30は、省電力モードの設定中の昼間時間帯において、タンクユニット3に貯えられた熱量が所定量を下回った場合には、省電力モードの実施条件が成立しているときでも給湯装置2を運転してタンクユニット3に熱量を貯える。当該所定量は、例えば、省電力モード時にタンクユニット3に最低限貯えておく必要のある予め定めた最低貯湯量30L、省電力モード以外の通常モード時にタンクユニット3に最低限貯えておく必要のある予め定めた最低貯湯量80Lに設定することができる。また、当該所定量は、過去の使用実績に基づいて決定して更新される値としてもよい。
この制御によれば、タンクユニット3に最低貯熱量分の湯量が貯えられていない場合には、省電力モード設定時であっても、緊急的に沸き上げ運転を実施するので、タンクユニット3に湯を補充でき、昼間時間帯の湯切れ発生を防止することができる。したがって、機器制御システム1は、売電量の増加及びシステムのランニングコスト向上という効果に加え、湯量不足によるユーザーの不便解消を実現できるシステムである。
このように、給湯ECU30は、省電力モードが設定されている場合の、昼間時間帯、または深夜時間帯終了時から次に深夜時間帯開始時までの間に、最低貯湯量を確保するために行われる沸き上げ運転以外、給湯装置2による沸き上げ運転を禁止する。省電力モード設定中に、最低貯湯量を確保するための沸き上げ運転では、深夜時間帯の沸き上げ運転の場合と同様な方法で決定された沸き上げ温度に設定される。
次に、給湯装置2以外の各種の電気装置に関して、省電力モード設定時の機器制御を説明する。電気装置がエアコンディショナ7である場合には、統合ECU41は、省電力モード実施条件が成立すると、昼間時間帯において、発電開始から発電終了までの間は運転を停止するようにエアコンディショナ7を制御する。あるいは、統合ECU41は、昼間時間帯において発電開始から発電終了までの間はエアコンディショナ7の運転を停止し、発電量が十分に売電できるような予め定めた値を超えると、運転停止を解除する。あるいは、統合ECU41は、昼間時間帯において発電開始から発電終了までの間は運転出力を抑制するようにエアコンディショナ7を制御する。この場合の運転出力は、設定温度に対して、冷房時は制御温度を2℃上げ、暖房時は制御温度を2℃下げるように制御されるものとする。
電気装置が床暖房装置である場合には、統合ECU41は、省電力モード実施条件が成立すると、昼間時間帯において、発電開始から発電終了までの間は運転を停止するように床暖房装置を制御する。あるいは、統合ECU41は、昼間時間帯において発電開始から発電終了までの間は床暖房装置の運転を停止し、発電量が十分に売電できるような予め定めた値を超えると、運転停止を解除する。あるいは、統合ECU41は、過去の発電開始時刻を記憶しておき、発電開始時刻の実績から求めた予測発電開始時刻よりも所定時間(例えば2時間)前に運転を開始し、昼間時間帯において発電を開始すると運転を停止するように床暖房装置を制御する。あるいは、統合ECU41は、昼間時間帯において発電開始から発電終了までの間は運転出力を抑制するように床暖房装置を制御する。この場合の運転出力は、設定温度に対して制御温度を2℃下げるように制御されるものとする。
電気装置が冷蔵庫である場合には、統合ECU41は、昼間時間帯において発電開始から発電終了までの間は運転出力を抑制するように冷蔵庫を制御する。この場合の運転出力は、冷蔵強度を設定値よりも下げるように制御されるものとする。
電気装置が全自動洗濯機である場合には、統合ECU41は、過去の発電開始時刻を記憶しておき、発電開始時刻の実績から求めた予測発電開始時刻よりも前に洗濯が完了するように運転を開始し、昼間時間帯において発電を開始すると運転を停止するように全自動洗濯機を制御する。
機器制御システム1は、昼間時間帯に省電力モードの実行を行うか否かを、ユーザーの意思でマニュアル設定できる機能を持つようにしてもよい。この場合、機器制御システム1は、省電力モードの実施条件が成立すると、省電力モードへの誘導を促す表示部を表示する。この表示部は、図5に示すように、「iマーク」からなるアテンションマークである。このアテンションマークは、省電力モードに関するアドバイスをタッチパネルの画面に表示させたい場合に操作入力される推奨表示設定部402でもある。
図5において、タッチパネルの最上部に並ぶ「ソーラー」、「エコキュート」、「設定」、「履歴」等の表示部は、表示設定部401である。表示設定部401の「ソーラー」表示部がタッチされると、表示制御部410は、図5に示す画面をタッチパネルに表示する。この状態は、太陽光発電装置5が制御可能な表示状態であり、発電量に関する発電情報がメインとして表示され、給湯装置2の運転に関する情報がサブとして表示される。
図5の推奨表示設定部402を操作入力することにより、表示制御部410は、タッチパネルの画面を図6に示す画面に変更する。図6に示す画面において、「モード診断」表示部が操作入力されると、表示制御部410は、給湯装置2であるエコキュート(関西電力の登録商標である)の最近の使用実績に基づいて最適な運転モードを診断した内容を表示する。また、「省電力モード」表示部403(「iマーク」が表示されている表示部403)が操作入力されると、表示制御部410は、省電力モードに関するアドバイスを画面に表示する。
アドバイス表示の画面は、図7〜図10に示すとおりである。図7は、省電力モードが設定されていない状態で、省電力モードを推奨する「iマーク」表示がある場合に表示される画面である。この場合に表示されるアドバイスは、前日の発電量、売電金額、省電力モードを推奨するコメント及び湯切れ等に関する注意事項である。
ユーザーは、このアドバイス表示を確認して昼間時間帯の省電力モードを設定したい場合には、図7の「省電力モード設定する」表示部からなる運転設定部420を操作入力することができる。この運転設定部420が入力されると、表示制御部410は、「iマーク」の表示がない図5と同様の画面を表示する。さらに「エコキュート」の表示設定部401を操作入力すると、「エコキュート」のトップ画面である図11に示す画面が表示される。表示制御部410は、この画面において、省電力モード設定中であることを示す「省電力モードマーク」表示部404を表示する。統合ECU41は、運転設定部420の操作入力にしたがって、昼間時間帯において省電力モードを実行すべく、給湯装置2の運転を制御する。
一旦、図5の推奨表示設定部402が操作入力されると、省電力モードを設定する、しないにかかわらず、「iマーク」表示は画面から消える。また、表示制御部410は、再度、省電力モードの実施条件が成立した場合でも、推奨表示設定部402が操作入力されてから、7日間は「iマーク」を表示しないように画面を制御する。
なお、図11に示す「エコキュート」のトップ画面では、タッチパネルの画面の最下部に、運転設定部42に含まれる「タンク湯増し」表示である入力部422、「今日の湯増し休止」表示の入力部423、「設定値の上下調整」表示である入力部424、「メニュー決定」表示の入力部425、「通話」表示である入力部が表示されている。入力部423をタッチすると、給湯ECU30は、タンクに湯増しする運転に制御する。入力部423をタッチすると、給湯ECU30は、今日の湯増し運転を停止する制御を実施する。入力部425をタッチすると、給湯装置2に関する運転メニューを現在の設定状態に決定する命令が統合ECU41から給湯ECU30に送信される。「通話」表示の入力部をタッチすると、浴室と通話可能な状態になる。
また、売電の単価は、図7〜図10の画面上の「単価設定」表示部を操作入力し、ユーザーがkWあたりの売電金額を入力することにより設定され、一旦設定された単価に基づいて前日の売電金額は算出される。単価が設定されていない場合は、タッチパネルの画面に単価が未設定である旨が表示される。また、単価の変更があった場合は、ユーザーは新たな単価を入力して再設定することができる。
図8は、省電力モードが設定されている状態で、省電力モードの解除を推奨する「iマーク」の表示がある場合に表示される画面である。この場合に表示されるアドバイスは、前日の発電量、売電金額及び省電力モードの解除を推奨するコメントである。ユーザーは、このアドバイス表示を確認して昼間時間帯の省電力モードを解除したい場合には、図8の「省電力モード設定しない」表示部からなる運転設定部421を操作入力することができる。この運転設定部421が入力されると、表示制御部410は、「iマーク」の表示がない図5と同様の画面を表示する。
図9は、省電力モードが設定されていない状態で、「iマーク」の表示がない場合に表示される画面である。この場合に表示されるアドバイスは、前日の発電量、売電金額及び省電力モードを推奨しないコメントである。ユーザーは、このアドバイス表示を確認して昼間時間帯の省電力モードを設定する場合には、図9の「省電力モード設定する」表示部からなる運転設定部421を操作入力することができる。この運転設定部421が入力されると、表示制御部410は、「iマーク」の表示がない図5と同様の画面を表示する。
図10は、省電力モードが設定されている状態で、「iマーク」の表示がない場合に表示される画面である。この場合に表示されるアドバイスは、前日の発電量、売電金額、給湯使用実績に基づく省電力モードの継続を推奨するコメント及び湯切れ等に関する注意事項である。ユーザーは、このアドバイス表示を確認して昼間時間帯の省電力モードを解除したい場合には、図10の「省電力モード設定しない」表示部からなる運転設定部420を操作入力することができる。この運転設定部420が入力されると、表示制御部410は、「iマーク」の表示がない図5と同様の画面を表示する。図9で「省電力モード設定する」表示部からなる運転設定部421を操作入力し、さらに「エコキュート」の表示設定部401を操作入力すると、「エコキュート」のトップ画面である図11に示す画面が表示される。表示制御部410は、この画面において、省電力モード設定中であることを示す「省電力モードマーク」表示部404を表示する。統合ECU41は、運転設定部420の操作入力にしたがって、昼間時間帯において省電力モードを継続すべく、給湯装置2の運転を制御する。
第1実施形態の機器制御システム1がもたらす作用効果を以下に述べる。機器制御システム1は、太陽光から得られるエネルギーを用いて発電する太陽光発電装置5と、太陽光発電装置5によって発電した電力及び系統電力9を使用して運転される各種の電気装置と、太陽光発電装置5の運転と電気装置の運転とを制御する統合ECU41と、を備える。統合ECU41は、太陽光発電装置5による発電量に関する発電情報に基づいた判断により、昼間時間帯に電気装置の運転を停止するように、または運転出力を小さくするように制御する(ステップ30)。
これによれば、日照のある昼間時間帯に、太陽光発電装置5の発電情報に基づいた判断により、運転を停止し、または運転出力を小さくするように各種の電気装置を制御することによって、太陽光発電装置5で発電した電力の使用量を減らすことができる。このため、太陽光発電装置5による発電について、電気装置での電力利用を図りつつも、電気装置の電力使用を抑制することによって太陽光発電装置5の売電量を増加させる制御を実施できる。したがって、機器制御システム1は、太陽光発電装置5の発電による売電量の増加とシステムのランニングコスト向上の両方を図ることができる。
給湯ECU30は、太陽光発電装置5による午前中の所定時間範囲(6時〜7時の範囲)の発電量が予め定めた所定量以上(例えば100W/h以上)であると判定した場合は、電気装置の運転を停止し、または運転出力を小さくする。これによれば、午前中の所定時間範囲における発電量を目安にして売電可能な熱量の大きさを判断する。そして、電気装置での電力使用よりも売電に回した方がランニングコスト、エネルギー有効利用等の観点から有効であると判定した場合には、電気装置での電力使用を抑制することができる。
各種の電気装置は、給湯のための熱量を生成する加熱装置と、加熱装置によって生成された熱量を貯えるタンクユニット3と、を有する給湯装置2を含む。これによれば、日照のある昼間時間帯に、太陽光発電装置5の発電情報に基づいた判断により、加熱装置による沸き上げ運転を停止し、または加熱装置の沸き上げ運転における沸き上げ温度や沸き上げ熱量を下げて運転能力を小さくするように制御することができる。このため、太陽光発電装置5による発電について、給湯装置2での電力利用を図りつつも、給湯装置2の電力使用を抑制することによって太陽光発電装置5の売電量を増加させる制御を実施できる。
給湯ECU30は、昼間時間帯において、太陽光発電装置5による発電量に関する発電情報に加え、さらにタンクユニット3に貯えた貯熱量に基づいた判断により、給湯装置2の運転を停止する省電力モードを実施するか否かを判断する。これによれば、タックユニット3の貯熱量が十分にある場合には省電力モードを実施し、貯熱量が使用予測熱量に対して不足している場合には省電力モードを実施しないとする制御を実行できる。したがって、給湯用に使用可能な熱量の過不足によって、省電力モードの実施及び不実施を選択できる機動性の高いシステムを提供できる。
また、統合ECU41は、使いきりモードまたは満タンモードが設定されている場合には、昼間時間帯において省電力モードを実施しない。この制御によれば、使いきりモードまたは満タンモードが設定されている場合には、その設定されているモードを優先し、昼間時間帯の省電力モードを解除するため、売電量の増加とシステムのランニングコスト向上との両立を図るとともに、給湯装置の使い方についてユーザー所望のモードを優先適用するシステムを提供できる。
また、統合ECU41は、省電力モードへの誘導を促す表示部であるアテンションマーク(推奨表示設定部402)を統合遠隔装置4の画面に表示する。統合遠隔装置4は、省電力モードを設定する場合に操作される運転設定部420を有する(図7、図9参照)。これによれば、統合遠隔装置4の画面に表示されるアテンションマークによって、省電力モードの推奨情報があること等をユーザーに知らせることができる。そして、ユーザーは、省電力モードを選択して運転設定部420を操作することにより、自ら省電力モードを設定することが可能である。
また、統合ECU41は、統合遠隔装置4の画面に省電力モードから省電力モード以外の他のモード(通常モード)への誘導を促す表示をする。統合遠隔装置4は、他のモードを設定する場合に操作される運転設定部421を有する(図8、図10参照)。これによれば、通常モードへの誘導を促す表示によって、省電力モードよりも通常モードの方が好ましいことをユーザーに知らせることができる。そして、ユーザーは、通常モードを選択して運転設定部421を操作することにより、自ら省電力モードでないモードを設定することが可能である。
また、統合ECU41は、省電力モードを実施した場合に得られる効果を統合遠隔装置4の画面に表示する。これによれば、ユーザーが省電力モードに設定しようとする際の判断材料を提供することができる。また、機器制御システム1が省電力モードを推奨する場合に、ユーザーに対して納得感を得られやすい情報を提供することができる。
また、統合ECU41は、省電力モードが設定された場合に統合遠隔装置4の画面に省電力モードの設定状態である旨を表示する(図8、図10参照)。これによれば、ユーザーは、統合遠隔装置4の画面を見ることによって、現在の設定が「省電力モード」であることを認識することができ、ユーザーが設定状態を変更しない場合は、今後、省電力モードが実施されることを予測できる。
(第2実施形態)
第2実施形態の機器制御システムは、機器制御の処理手順において、第1実施形態で説明した図3のフローチャートに対して、さらに給湯装置2の使用実績に基づいて省電力モードの実施の可否を判断する点が相違する。すなわち、第2実施形態の機器制御システムでは、図12のフローチャートに示すように、ステップ20の判定処理の次にステップ22の判定処理を実行することになる。また、第2実施形態は、機器制御システムの構成及び図3を除く図1〜図11を参照する説明については第1実施形態と同様であり、その作用効果も同様である。以下、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
図12に示すように、給湯ECU30は、図3のフローチャートと同様のステップ20で省電力モードの実施条件が成立したと判定すると、ステップ22に進み、記憶装置に記憶された過去所定期間、例えば過去1週間の湯増し回数が3回未満であるか否かを判定する。湯増し回数は、過去1週間に、ユーザーの運転操作(例えば、図11の「タンク湯増し」の入力部422による入力)によってタンク湯増しが行われた回数である。つまり、当該湯増し回数は、給湯装置2の使用実績の一例であり、ユーザー自らの意思により行われた湯増し回数である。
給湯ECU30は、ステップ22で過去1週間の湯増し回数が3回以上であると判定すると、過去の実績から、今後の昼間時間帯にタンクの貯熱量が不足して湯切れの可能性があると判断する。そして、ステップ25に進み、太陽光発電装置5による発電電力を使用した昼間時間帯の沸き上げ運転を実施可能にするために、省電力モード以外の設定済みのモード(例えば通常モード)の実行を決定し、本制御のフローチャートを終了する。
給湯ECU30は、ステップ22で過去1週間の湯増し回数が3回未満であると判定すると、過去の実績から、今後の昼間時間帯にタンクの貯熱量が不足する可能性は低いと判断する。そして、ステップ30に進み、昼間時間帯での省電力モードの実行を決定し、本制御のフローチャートを終了する。
第2実施形態または下記の第3実施形態の機器制御システムによれば、統合ECU41は、太陽光発電装置5による発電量に関する発電情報に加え、給湯装置2の使用実績に基づいて、昼間時間帯において給湯装置2の運転を停止する省電力モードを実施するか否かを判断する。これによれば、省電力モードの実施可否の判断基準に給湯装置2の使用実績を用いることにより、ユーザー特有の給湯実績に適合した判断を提供することができる。
また、統合ECU41は、過去所定期間の湯増し実績回数が所定回数未満であれば、給湯装置2の運転を停止する省電力モードを実施する。この制御によれば、ユーザー特有の給湯実績から、昼間時間帯にタンクの貯熱量が不足しないことを適正に判断でき、この判断に基づいて、湯切れが生じず、ユーザーが不便を感じない場合に省電力モードを実施することができる。したがって、湯切れ発生の防止と売電量の増加とを両立する制御を提供できる。
(第3実施形態)
第3実施形態の機器制御システムは、機器制御の処理手順において、第1実施形態で説明した図3のフローチャートに対して、さらに給湯装置2の使用実績に基づいて省電力モードの実施の可否を判断する点が相違する。すなわち、第3実施形態の機器制御システムでは、図13のフローチャートに示すように、ステップ20の判定処理の次にステップ22Aの判定処理を実行することになる。また、第3実施形態は、機器制御システムの構成及び図3を除く図1〜図11を参照する説明については第1実施形態と同様であり、その作用効果も同様である。以下、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
図13に示すように、給湯ECU30は、図3のフローチャートと同様のステップ20で省電力モードの実施条件が成立したと判定すると、ステップ22Aに進み、記憶装置に記憶された過去所定期間、例えば過去1週間における最低貯湯量を確保するための緊急沸き上げ運転回数が3回未満であるか否かを判定する。この緊急沸き上げ運転回数は、過去1週間において、タンクの貯湯量がタンクに最低限貯えておく必要のある最低貯湯量(例えば30L)を下回った場合に自動的に行われる沸き上げ運転の回数である。つまり、当該沸き上げ運転回数は、給湯装置2の使用実績の一例であり、タンクの貯熱量が不足することを解消するために行われる緊急の沸き上げ運転の回数である。
給湯ECU30は、ステップ22Aで過去1週間の緊急沸き上げ運転回数が3回以上であると判定すると、過去の実績から、今後の昼間時間帯にタンクの貯熱量が不足して湯切れの可能性があると判断する。そして、ステップ25に進み、太陽光発電装置5による発電電力を使用した昼間時間帯の沸き上げ運転を実施可能にするために、省電力モード以外の設定済みのモード(例えば通常モード)の実行を決定し、本制御のフローチャートを終了する。
給湯ECU30は、ステップ22で過去1週間の湯増し回数が3回未満であると判定すると、過去の実績から、今後の昼間時間帯にタンクの貯熱量が不足する可能性は低いと判断する。そして、ステップ30に進み、昼間時間帯での省電力モードの実行を決定し、本制御のフローチャートを終了する。
第3実施形態の機器制御システムによれば、統合ECU41は、過去所定期間において最低貯湯量を確保するための緊急沸き上げ運転回数が所定回数未満であれば、給湯装置2の運転を停止する省電力モードを実施する。この制御によれば、ユーザーの湯の使用実績から、昼間時間帯にタンクの貯熱量が不足しないことを適正に判断でき、この判断に基づいて、湯切れが生じず、ユーザーが不便を感じない場合に省電力モードを実施することができる。したがって、湯切れ発生の防止と売電量の増加とを両立する制御を提供できる。
(第4実施形態)
第4実施形態の機器制御システムは、機器制御の処理手順において、第1実施形態で説明した図3のフローチャートに対して、さらに給湯装置2の使用実績に基づいて省電力モードの実施の可否を判断する点が相違する。すなわち、第4実施形態の機器制御システムでは、図14のフローチャートに示すように、ステップ20の判定処理の次にステップ22Bの判定処理を実行することになる。また、第4実施形態は、機器制御システムの構成及び図3を除く図1〜図11を参照する説明については第1実施形態と同様であり、その作用効果も同様である。以下、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
図14に示すように、給湯ECU30は、図3のフローチャートと同様のステップ20で省電力モードの実施条件が成立したと判定すると、ステップ22Bに進み、記憶装置に記憶された過去の所定期間、例えば過去1週間における湯の使用履歴より算出した目標蓄熱量が、現在の運転モードにおいて最大となる沸き上げ温度で蓄熱した場合の蓄熱量、つまり、最大貯湯可能熱量未満であるか否かを判定する。この最大貯湯可能熱量は、深夜時間帯の沸き上げにおいて、タンクの貯湯量をタンクに最大限貯えておくことができる最大貯湯量である。つまり、ユーザーの湯の使用実績が多く、目標蓄熱量が最大貯湯可能熱量を上回る場合は、深夜時間帯の沸き上げだけでは、ユーザーの使用湯量を賄うことができないため、昼間時間帯に追加の沸き上げを実施する必要がある。
給湯ECU30は、ステップ22Bで算出した目標蓄熱量が最大貯湯可能熱量以上であると判定すると、過去の実績から、今後の昼間時間帯にタンクの貯熱量が不足して湯切れの可能性があると判断する。そして、ステップ25に進み、太陽光発電装置5による発電電力を使用した昼間時間帯の沸き上げ運転を実施可能にするために、省電力モード以外の設定済みのモード(例えば通常モード)の実行を決定し、本制御のフローチャートを終了する。
給湯ECU30は、ステップ22Bで算出した目標蓄熱量が最大貯湯可能熱量未満であると判定すると、過去の実績から、今後の昼間時間帯にタンクの貯熱量が不足する可能性は低いと判断する。そして、ステップ30に進み、昼間時間帯での省電力モードの実行を決定し、本制御のフローチャートを終了する。
第4実施形態の機器制御システムによれば、統合ECU41は、過去の所定期間において目標蓄熱量が最大貯湯可能熱量未満であれば、給湯装置2の運転を停止する省電力モードを実施する。この制御によれば、ユーザーの湯の使用実績から、昼間時間帯にタンクの貯熱量が不足しないことを適正に判断でき、この判断に基づいて、湯切れが生じず、ユーザーが不便を感じない場合に省電力モードを実施することができる。したがって、湯切れ発生の防止と売電量の増加とを両立する制御を提供できる。
(第5実施形態)
第5実施形態の機器制御システムは、第1実施形態で説明した図3のフローチャートにしたがう機器制御に加え、さらに昼間時間帯より前の深夜時間帯での沸き上げ運転実施時に、この後の昼間時間帯で省電力モードを実施した場合に不足する熱量をタンクに補充する熱量補充制御を実施する点が第1実施形態と相違する。すなわち、第5実施形態の機器制御システムでは、図15に示すフローチャートにしたがって、深夜時間帯の沸き上げ運転制御において熱量補充制御を実施する。また、第5実施形態は、機器制御システムの構成及び図1〜図11を参照する説明については第1実施形態と同様であり、その作用効果も同様である。以下、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
この熱量補充制御に係る処理は、図3のフローチャートと同様に、主に給湯ECU30によって実行される。図15に示すように、熱量補充制御は、深夜時間帯の沸き上げ運転制御を開始する所定時刻(例えば、前日の23時)になると開始する。まずステップ100で、現設定モードが省電力モードであるか否かを判定する。例えば、前回の昼間時間帯において省電力モードが設定され、その後、満タンモードや使いきりモードがユーザーの運転操作によって設定されていない場合には、前回の昼間時間帯のモードが維持されて、現設定モードは省電力モードとなる。
給湯ECU30は、ステップ100で省電力モードが設定されていないと判定すると、ステップ105に進み、深夜時間帯での通常の沸き上げ運転(以下、「通常の沸き上げ運転」ともいう)処理を実行し、本制御を終了する。通常の沸き上げ運転処理は、過去の使用実績に基づいて、次の深夜時間帯までに使用が予測される予測使用熱量を算出し、当該予測使用熱量をタンクに貯熱できる沸き上げ運転を深夜時間帯の終了までに完了するように給湯装置2を制御する処理である。
給湯ECU30は、ステップ100で省電力モードが設定されていると判定すると、ステップ110に進み、深夜時間帯に実行する沸き上げ運転の沸き上げ温度を、通常の沸き上げ運転で設定される通常の沸き上げ温度よりも所定温度T1だけ高い温度に決定する。所定温度T1は、マスター装置やモニター装置において測定した実験データ、経験則等に基づいて予め定められた温度である。例えば、貯湯量が330Lの場合は、T1を1℃に設定することにより、330kcalの熱量を補充することができる。
そして、ステップ120で、通常の沸き上げ温度よりも所定温度T1だけ高い沸き上げ温度の設定で、通常の沸き上げ運転よりも大きい熱量を沸き上げる省電力モード用の運転を実行し、本制御のフローチャートを終了する。この省電力モード用の沸き上げ運転により、この後の昼間時間帯の省電力モードを実施した場合に不足する貯熱量を深夜時間帯に予め補充しておくことができるのである。
第5実施形態の機器制御システムによれば、統合ECU41は、昼間時間帯より前の深夜時間帯に、過去の給湯使用実績から予測される予測使用熱量に対して昼間時間帯の省電力モードによって不足する熱量を補うように給湯装置2を運転して、タンクユニット3に熱量を貯える。この制御によれば、昼間時間帯の省電力モードに実施によって、太陽光発電装置5の発電による売電量の増加とシステムのランニングコスト向上の両方を図ることできるとともに、その前の電気料金が安価な深夜時間帯の沸き上げ運転を強化することによって、昼間時間帯の湯切れ発生及びランニングコストの抑制が図れる制御を提供できる。
(第6実施形態)
第6実施形態の機器制御システムは、第5実施形態で説明した熱量補充制御に対して、ステップ110の代わりにステップ110Aを実行する点が相違する。すなわち、第6実施形態の機器制御システムは、深夜時間帯の沸き上げ運転制御において実施する熱量補充制御について、熱量補充の方法が第5実施形態と異なる。また、第6実施形態は、機器制御システムの構成及び図1〜図11を参照する説明については第1実施形態と同様であり、その作用効果も第1実施形態及び第5実施形態と同様である。以下、第5実施形態と異なる部分のみ説明する。
図16に示すように、第6実施形態の熱量補充制御に係る処理は、ステップ100で省電力モードが設定されていると判定すると、ステップ110Aに進み、深夜時間帯に実行する沸き上げ運転の沸き上げ開始時刻を、通常の沸き上げ運転で設定される沸き上げ開始時刻よりも所定時間αだけ早い時刻に決定する。所定時間αは、マスター装置やモニター装置において測定した実験データ、経験則等に基づいて予め定められた運転開始前倒し分の時間である。例えば、沸き上げ開始時刻をα時間早めることで、沸き上げ時間を長く設定でき、また、より確実に深夜時間帯に沸き上げ運転を完了することができる。
そして、ステップ120Aで、通常の沸き上げ開始時刻よりも所定時間αだけ早い沸き上げ開始時刻の設定で、通常の沸き上げ運転よりも大きい熱量を沸き上げる省電力モード用の運転を実行し、本制御のフローチャートを終了する。この省電力モード用の沸き上げ運転により、この後の昼間時間帯の省電力モードを実施した場合に不足する貯熱量を深夜時間帯に予め補充しておくことが可能になる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
本発明に含まれる機器制御システム1において、各種の電気装置は、太陽光発電装置5によって発電した電力及び系統電力9を使用して運転される。すなわち、各種の電気装置は、太陽光発電装置5から供給される電力のみを使用して運転する場合と、系統電力9のみを使用して運転する場合と、太陽光発電装置5からの電力と系統電力9とを使用して運転する場合とがある。
本発明に係る機器制御システムは、上記の第1実施形態で説明した機器制御システム1に対して、さらに蓄電池10を備えた機器制御システム1Aを含むものとする(図17参照)。この蓄電池10は、系統電力9や太陽光発電装置5で発電した電力を蓄電することができ、蓄電されている電力を各種の電気装置に供給したり、売電したりすることも可能である。
上記実施形態では、給湯用水を加熱する加熱装置としてヒートポンプユニットを用いた給湯装置を用いた実施形態について説明したが、本発明に含まれる給湯装置は、貯湯タンクと加熱装置との間で給湯用水を循環させるウォータポンプなどの電気で駆動される機器を有する給湯装置であればよく、ガス燃焼機などを加熱装置とする給湯装置を用いてもよい。
上記の各実施形態において、各種の制御は、給湯ECU30が実行するように記載しているが、統合ECU41が実行する形態でもよい。また、給湯ECU30と統合ECU41とが別体の制御装置で互いに通信するのではなく、給湯ECU30と統合ECU41とが一体の制御装置である形態や、統合ECU41が給湯装置2の運転を制御する給湯ECU30の機能を持つものであってもよい。
第2実施形態、第3実施形態では、過去1週間の湯増し回数、過去1週間の最低貯湯量を確保するための沸き上げ回数といった給湯装置2の使用実績に基づいて、昼間時間帯における省電力モード実施の可否を判定しているが、この判定基準に限定するものではない。例えば、過去1週間の使用湯量の1日あたりの平均値、この平均値に偏差を加味した値に応じて、貯熱量不足の可能性の有無を判定基準とするものであってもよい。
2…給湯装置(電気装置)
3…タンクユニット
4…統合遠隔装置(遠隔操作装置)
5…太陽光発電装置
7…エアコンディショナ
9…系統電力
20…ヒートポンプユニット(加熱装置)
41…統合ECU(制御装置)

Claims (9)

  1. 太陽光から得られるエネルギーを用いて発電し、発電した電力の余剰分を売電可能な太陽光発電装置(5)と、
    当該太陽光発電装置によって発電した電力及び系統電力(9)を使用して運転される給湯装置(2)と、
    前記太陽光発電装置及び前記給湯装置のそれぞれの運転を制御する制御装置(41)と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    深夜料金時間帯に前記給湯装置の運転を制御して前記給湯装置のタンクに熱量として貯湯水を蓄え、
    前記深夜料金時間帯に含まれる日の出以降の日照のある時間帯において前記太陽光発電装置発電している場合に、前記給湯装置の運転を停止しまたは運転出力を小さくする省電力モードを実施するとともに、予定されている前記省電力モードの実施によって不足する熱量を前記タンクに補充する熱量補充制御を、前記深夜料金時間帯において前記省電力モードの実施前に実施することを特徴とする機器制御システム。
  2. 前記熱量補充制御は、前記省電力モードを実施しない場合よりも、前記給湯装置の運転開始時刻を早める制御、または前記タンクに蓄える湯の沸き上げ温度を高くする制御であることを特徴とする請求項1に記載の機器制御システム。
  3. 前記制御装置は、前記タンクに貯えた熱量を使い切れるように前記給湯装置を運転する使いきりモードと、満タン状態に前記タンクに熱量を貯えるように前記給湯装置を運転する満タンモードと、を実施するように構成され、
    前記制御装置は、前記使いきりモードまたは前記満タンモードが設定されている場合には、昼間時間帯において前記給湯装置の運転を停止しまたは運転出力を小さくする省電力モードを実施しないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の機器制御システム。
  4. 前記制御装置は、昼間時間帯において、前記タンクに貯えられた熱量が所定量を下回った場合には、前記省電力モードを実施する条件が成立しているときでも前記給湯装置を運転して前記タンクに熱量を貯えることを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか一項に記載の機器制御システム。
  5. 前記所定量は、前記省電力モード以外の通常モードにおいて前記タンクに最低限貯えておく必要のある最低貯熱量に設定されることを特徴とする請求項に記載の機器制御システム。
  6. 前記太陽光発電装置の発電量が表示され、前記給湯装置による給湯運転に関する給湯情報が表示される遠隔操作装置(4)を備え、
    前記制御装置は、前記省電力モードへの誘導を促す表示部(402)を前記遠隔操作装置に表示し、
    前記遠隔操作装置は、前記省電力モードを設定する場合に操作される運転設定部(420)を有することを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか一項に記載の機器制御システム。
  7. 前記制御装置は、前記遠隔操作装置に前記省電力モードから前記省電力モード以外の他のモードへの誘導を促す表示をし、
    前記遠隔操作装置は、前記他のモードを設定する場合に操作される運転設定部(421)を有することを特徴とする請求項に記載の機器制御システム。
  8. 前記制御装置は、前記省電力モードを実施した場合に得られる効果を前記遠隔操作装置に表示することを特徴とする請求項または請求項に記載の機器制御システム。
  9. 前記太陽光発電装置の発電量が表示され、前記給湯装置による給湯運転に関する給湯情報が表示される遠隔操作装置(4)を備え、
    前記制御装置は、前記省電力モードが設定された場合に前記遠隔操作装置に前記省電力モードの設定状態である旨を表示することを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の機器制御システム。
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