JP2017180722A - ハブユニット軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】路面反力に対する高モーメント剛性を維持して車両の高い操縦安定性を維持しつつ、うなり音の発生を抑止可能なハブユニット軸受を提供する。
【解決手段】外輪と内輪との間にそれぞれ外側列の保持器を介して複列に転動体が配設され、外側列の保持器と内側列の保持器は、周方向に所定の間隔をあけて設けられた複数個の柱部と、周方向で隣り合う柱部間に設けられ、転動体を回転自在に保持する複数個のポケットと、を備え、少なくとも外側列の保持器12は、周方向に厚肉の柱部12b´と、周方向に薄肉の柱部12b´´が、周方向で規則的に配設され、周方向で隣り合うポケット12c,12c間の距離が長いところWと短いところNが規則的に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車輪を懸架装置に対して回転可能に支持する車輪支持用のハブユニット軸受に関するものである。なお、本明細書において、ハブユニット軸受が自動車に搭載された場合に、自動車の車体外側(図面の左側)を軸方向外側といい、その反対側、すなわち自動車の車体内側(図面の右側)を軸方向内側という。
ハブユニット軸受は、例えば、ナックルフランジ(外輪フランジ)を介して懸架装置のナックルなどの車体構成部材に固定されて非回転状態に維持される外輪(静止輪)と、外輪に対向配置され、ハブフランジ(内輪フランジ)を介して車輪のディスクホイール及び制動装置のブレーキロータなどの車輪構成部材に固定され、当該車輪構成部材とともに回転する内輪(回転輪)と、これら外輪及び内輪にそれぞれ形成されて相互に対向する複列の軌道面間へ転動可能にそれぞれ組み込まれる複数の転動体と、これら複列の転動体をそれぞれ回転自在に保持する保持器と、を備えている。
例えば、車両の操縦安定性を高めるため、外側列の転動体のPCD(Pitch Circle Diameter:ピッチ円直径)を、内側列の転動体のPCDより大きくすると共に、外側列の転動体の玉径を内側列の転動体の玉径より小さくすることで外側列の転動体数を内側列の転動体数よりも多くして路面反力に対するモーメント剛性を高めたハブユニット軸受(異径PCDハブユニット軸受ともいう。)が普及してきた。
しかし、このような構成の異径PCDハブユニット軸受の場合、転動体が軌道面を転動するときに発生する振動の振動周波数が両列で近くなるため、両列の振動音が重なって2つの周波数の差分の周波数の音の強弱が発生する、いわゆる「うなり音」が発生し易くなる。そして、この「うなり音」の音の強弱が、概ね5Hz以下の場合に車両の乗員が違和感を覚える(耳障りに感じる)ことがある。
そこで、両列の転動体数を同数とした上で、外側列のPCDをPCD1、転動体の玉径をD1とし、内側列のPCDをPCD2、転動体の玉径をD2としたときに、D1>D2、かつPCD1=D1/D2×PCD2、とのPCDと玉径との関係とすることで、両列の振動周波数の差を無くし、「うなり音」を無くそうと提案された先行技術がある(特許文献1)。
しかし、上記先行技術では次のような課題がある。
複列アンギュラ玉軸受であるハブユニット軸受では、不可避な製造誤差の他、路面反力の変化に伴って転動体と軌道面との接触位置が変化し、両列の振動周波数に若干の差が生じ易く、かえって「うなり音」が発生し易くなる虞がある。
また、外側列の転動体の玉径が内側列の転動体の玉径よりも大きくなるので、モーメント剛性の向上効果が減少する。
さらに、外側列の転動体が位置する外輪軌道面の肉厚を確保する必要があることから、外側列の転動体が位置する外輪外径が大きくなり、ハブユニット軸受の質量増加による操縦安定性への悪影響やブレーキ部品との干渉などの不具合が発生し易くなる。
特開2015−121308号公報
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その課題とするところは、路面反力に対する高モーメント剛性を維持して車両の高い操縦安定性を維持しつつ、うなり音の発生を抑止可能なハブユニット軸受を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明の第1の発明は、車体構成部材に固定されて非回転状態に保持される静止輪と、
前記静止輪に対向配置するとともに、車輪構成部材を回転可能に保持する回転輪と、
前記静止輪の内径面と前記回転輪の外径面において、軸方向外側に設けられるそれぞれの外側列の軌道面と、
前記静止輪の内径面と前記回転輪の外径面において、軸方向内側に設けられるそれぞれの内側列の軌道面と、
前記外側列の軌道面間と前記内側列の軌道面間にそれぞれ転動可能に組み込まれて複列に位置する複数の転動体と、
前記複列に位置するそれぞれの転動体を回転自在に保持する外側列の保持器、及び内側列の保持器と、を含み、
前記外側列の保持器と内側列の保持器は、周方向に所定の間隔をあけて設けられた複数個の柱部と、周方向で隣り合う前記柱部間に設けられ、転動体を回転自在に保持する複数個のポケットと、を備え、
前記外側列の保持器と内側列の保持器のいずれか一方の保持器は、周方向に厚肉の柱部と、周方向に薄肉の柱部が、周方向で規則的に配設され、周方向で隣り合うポケット間の距離が長いところと短いところが規則的に設けられていることを特徴とするハブユニット軸受としたことである。
また、本発明の第2の発明は、前記第1の発明において、前記厚肉の柱部をn箇所、周方向で隣り合う厚肉の柱部間に配される前記転動体の数をN個としたときに、
前記一方の保持器に組み込まれる前記転動体の総数はN×n個で表され、
周方向で隣り合う前記厚肉の柱部間に配される前記薄肉の柱部は、N−1箇所であることを特徴とするハブユニット軸受としたことである。
また、本発明の第3の発明は、前記第1の発明または第2の発明において、前記外側列の転動体のピッチ円直径が、前記内側列の転動体のピッチ円直径に比して大径に構成されていることを特徴とするハブユニット軸受としたことである。
本発明によれば、路面反力に対する高モーメント剛性を維持して車両の高い操縦安定性を維持しつつ、うなり音の発生を抑止可能なハブユニット軸受を提供し得た。
本発明ハブユニット軸受の一実施形態を示す概略縦断面図である。 本発明ハブユニット軸受を構成する保持器を示し、(a)は一部省略して示す概略断面図、(b)は一部省略して示す概略底面図である。 本発明ハブユニット軸受を構成する保持器の他の実施の形態を示し、(a)は一部省略して示す概略断面図、(b)は一部省略して示す概略底面図である。
以下、本発明ハブユニット軸受の一実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、本実施形態は、本発明の一実施形態であって、何等これらに限定解釈されるものではなく本発明の範囲内で設計変更可能である。
「第一実施形態」
本実施形態では、図1に示すように、外輪(静止輪)3と、外輪3と相対回転可能に配設される内輪(回転輪)5と、外輪3と内輪5との間に複列でそれぞれ複数個組み込まれる外側列の転動体7a,内側列の転動体7bと、それぞれの転動体(玉)7a,7bを回転可能に保持する外側列の保持器12,内側列の保持器13と、軸受内部を密封する密封装置(密封シール)11とで構成されている、内輪回転タイプ従動輪用のハブユニット軸受1を採用している。
外輪3は、所定の鋼材などを用いて構成され、内周面に複列の外輪軌道面3a,3bをそれぞれ形成するとともに、外周面から径方向で外側に向かって間欠的に突出した外輪フランジ3cが一体成形されており、外輪フランジ3cを貫通する固定孔3dに図示しない固定用ボルトを挿通し、これを車体側に締結することで、外輪3を懸架装置(サスペンション)のナックルに固定することができる。
外輪3の軸方向外側に位置する外側列の外輪軌道面3aは、軸方向内側に位置する内側列の外輪軌道面3bよりも大径に形成されている。
内輪5は、ディスクホイール及びブレーキロータを固定してこれらとともに回転するハブ9と、ハブ9の軸部9bの軸方向内側の外周面に段差状に形成された小径の段部9cに外嵌されて軸心に沿って配される回転輪構成体(内輪構成体)10で構成されている。ハブ9と内輪構成体10は所定の鋼材などを用いて構成されている。
内輪構成体10の外周面には、外輪3の内側列の外輪軌道面3bと対向して内側列の内輪軌道面5bが形成され、ハブ9の軸部9bの外周面には、外輪3の外側列の外輪軌道面3aと対向して外側列の内輪軌道面5aが形成されている。
ハブ9の外側列の内輪軌道面5aは、内輪構成体10の内側列の内輪軌道面5bよりも大径に形成されている。
ハブ9には、軸方向外側の外周面に車輪構成部材であるディスクホイール及びブレーキロータを固定するための内輪フランジ(ハブフランジ)9dが突設されている。
ハブフランジ9dは、外輪3を越えてハブ9の径方向外側に向かって延出しており、その延出先端付近には、周方向に沿って複数の貫通孔(フランジボルト孔)9eが設けられている。一方、図示しないブレーキロータ及びディスクホイールにも、フランジボルト孔9eと連通可能な貫通孔(ロータボルト孔、ホイールボルト孔ともいう)が周方向に沿って複数個(一例として、フランジボルト孔9eと同数個)設けられている。
そしてハブボルト13をフランジボルト孔9eからロータボルト孔、ホイールボルト孔へ挿通し、ハブナット(図示しない)で締結することにより、ブレーキロータ及びディスクホイールをハブフランジ9dに対して位置決めして固定することができる。
上述の通り、本実施形態では、外側列(軸方向外側)の外輪軌道面3a及び内輪軌道面5aにより構成される外側列軌道と、内側列(軸方向内側)の外輪軌道面3b及び内輪軌道面5bにより構成される内側列軌道とにより複列の軌道が形成されており、前記外側列軌道に組み込まれる外側列の転動体7aのピッチ円直径PD1が、前記内側列軌道に組み込まれる内側列の転動体7bのピッチ円直径PD2に比して大径に構成されている(図1参照。)。
外側列の保持器12は、円環状のリム部12aと、リム部12aの円周方向複数個所にて、中心軸Xから離れる方向に傾斜状に突出(径方向で外側に向けて突出)した複数の柱部12bと、を備え、前記リム部12aと、円周方向に隣り合う柱部12b,12bとにより三方を囲まれた部分を、前記各転動体7aを転動自在に保持する為のポケット12cとしている(図2参照。)。他方、内側列の保持器13は、同じく、円環状のリム部13aと、リム部13aの円周方向複数個所にて、中心軸Xから離れる方向に傾斜状に突出(径方向で外側に向けて突出)した複数の柱部13bと、を備え、前記リム部13aと、円周方向に隣り合う柱部13b,13bとにより三方を囲まれた部分を、前記転動体7bを転動自在に保持する為のポケット13cとしている(図1参照。)。これら各ポケット12c,13cは、それぞれ凹球面状で、その内径寸法は各転動体7a,7bの外径寸法よりも僅かに(ポケット隙間の分だけ)大きい。
なお、本実施形態で外側列の転動体7aは、内側列の転動体7bに比して小径に形成されている。したがって、各ポケット12cも各ポケット13cに比して小さい。
本実施形態において外側列の保持器12を構成する柱部12bは、周方向に厚肉の柱部12b´と薄肉の柱部12b′′とを規則的に配設し、周方向で隣り合うポケット間12c,12cの周方向距離が長いところ(図2にて符号Wで示す)と短いところ(図2にて符号Nで示す)が規則的に設けられている。
本実施形態では、転動体7aの数をZ(2の倍数)にして、ポケット12c,12c間の距離(ポケット12c,12cのそれぞれの中心を結んだ距離)が長いところWと、短いところNと、を交互に設けるようにしている(図2(b)参照。)。
一方、内側列の保持器は、周方向に同一厚肉の柱部13bが所定間隔で配設され、周方向で隣り合うポケット間の距離は全て同一に設けられている。
本実施形態によれば、外側列で周方向に隣り合う転動体7aの通過に伴う振動周波数は、ポケット12c,12c間の距離が長いところWと、短いところNで変化し、連続性がなくなるため、うなり音の原因とならない。
すなわち、本実施形態の保持器12を採用した外側列では、実質的に転動体7aの数がZ/2の軸受が2つ存在するのと同じ振動周波数を発生するため、保持器13を採用した内側列の転動体7bの数との差が大きくなる。その結果、両列の振動周波数の差が大きくなるため、うなり音の音の強弱の周波数が高くなり、乗員が違和感を覚える周波数帯より高くすることができる。
なお、上記実質的に転動体7aの数がZ/2の2つの軸受同士は、同一の外側列軌道面3a,3bを共有し、同一の荷重を受けて同一の接触角をもって回転しているため、それぞれが発生する振動音の周波数は極めて近くなるので、うなり音の周波数は非常に低くなる(例えば、0.1Hz以下。)。自動車は、巨視的には一定速度の走行でも、微視的には速度が変化し続けるので、乗員がこのような長周期のうなり音に対し、違和感を覚えることはない。
すなわち、厚肉の柱部12b´をn箇所、周方向で隣り合う厚肉の柱部12b´間に配される転動体7aの数をN個としたときに、外側列の保持器12に組み込まれる全転動体7aの数はN×n個で表され、周方向で隣り合う厚肉の柱部12b´間に配される薄肉の柱部12b′′は、N−1箇所である。なお、N,nは共に整数である。
いずれか一方列の保持器が、上述のとおり、周方向に厚肉の柱部と薄肉の柱部とを規則的に配設し、周方向で隣り合うポケット間の距離が長いところと短いところが規則的に設けられている構成を採用しているものであれば本発明の範囲内で設計変更可能であり、本実施形態に限定解釈されるものではない。
なお、一般的にハブユニット軸受では、内側列の転動体荷重が大きい(言い換えれば寿命が短い)ので、本願の保持器は外側列に採用するのが好ましい。
また、本実施形態では、外側列の転動体7aのピッチ円直径PD1が、内側列軌道に組み込まれる内側列の転動体7bのピッチ円直径PD2に比して大径に構成した一例をもって説明したが、外側列の転動体のピッチ円直径PD1と、内側列軌道に組み込まれる内側列の転動体のピッチ円直径PD2とが等しいハブユニット軸受にも適用可能である。
「第二実施形態」
図3は本発明の第二実施形態に採用される外側列の保持器12の一例を示す。
本実施形態では、外側列の転動体数をZ(4の倍数)にしてポケット12c,12c間(転動体7a,7a間)の周方向距離が長いところ(図3にて符号Wで示す)1箇所に続いて、短いところ(図3にて符号Nで示す)を3箇所、連続的(規則的)に設けている。
本実施形態によれば、周方向に隣り合う転動体7aの通過に伴う振動周波数は、ポケット12c,12c間の距離が長いところWと、短いところNで変化するとともに、ポケット12c,12c間の距離が短いところNでも3波で途切れ、連続性がなくなるため(うなり音になるだけの時間的長さがないため)、うなり音の原因とならない。
すなわち、本実施形態の保持器12を採用した外側列では、実質的に転動体7aの数がZ/4の軸受が4つ存在するのと同じ振動周波数を発生するため、保持器13を採用した内側列の転動体7bの数との差が大きくなる。その結果、両列の振動周波数の差が大きくなるため、うなり音の音の強弱の周波数が高くなり、乗員が違和感を覚える周波数帯より高くすることができる。
その他の構成及び作用効果は第一実施形態と同一であるため、援用して詳細な説明は省略する。
本実施形態では、転動体7aの数をZ(4の倍数)にしてポケット12c,12c間の距離が長いところWの1箇所に続いて、短いところNを3箇所、連続的(規則的)に設ける一例を示したが、本発明はこれに限定解釈されるものではなく、例えば、転動体7aの数をZ(3の倍数)にして、ポケット12c,12c間の距離が長いところWの1箇所に続いて、短いところNを2箇所、連続的(規則的)に設け、実質的に転動体7aの数がZ/3の軸受が3つ存在するのと同じ振動周波数とする等、適宜本発明の範囲内で設計変更可能である。
本発明は、本実施形態以外のハブユニット軸受、あるいはハブユニット軸受以外の軸受ユニットであっても利用可能である。
1 ハブユニット軸受
3 静止輪(外輪)
5 回転輪(内輪)
9 ハブ
10 内輪構成体
3a,3b 外側列の軌道面
5a,5b 内側列の軌道面
7a,7b 転動体
12 外側列の保持器
13 内側列の保持器
12b´ 厚肉の柱部
12b´´ 薄肉の柱部
12c,13c ポケット
W ポケット間の距離が長いところ
N ポケット間の距離が短いところ

Claims (3)

  1. 車体構成部材に固定されて非回転状態に保持される静止輪と、
    前記静止輪に対向配置するとともに、車輪構成部材を回転可能に保持する回転輪と、
    前記静止輪の内径面と前記回転輪の外径面において、軸方向外側に設けられるそれぞれの外側列の軌道面と、
    前記静止輪の内径面と前記回転輪の外径面において、軸方向内側に設けられるそれぞれの内側列の軌道面と、
    前記外側列の軌道面間と前記内側列の軌道面間にそれぞれ転動可能に組み込まれて複列に位置する複数の転動体と、
    前記複列に位置するそれぞれの転動体を回転自在に保持する外側列の保持器、及び内側列の保持器と、を含み、
    前記外側列の保持器と内側列の保持器は、周方向に所定の間隔をあけて設けられた複数個の柱部と、周方向で隣り合う前記柱部間に設けられ、転動体を回転自在に保持する複数個のポケットと、を備え、
    前記外側列の保持器と内側列の保持器のいずれか一方の保持器は、周方向に厚肉の柱部と、周方向に薄肉の柱部が、周方向で規則的に配設され、周方向で隣り合うポケット間の距離が長いところと短いところが規則的に設けられていることを特徴とするハブユニット軸受。
  2. 前記厚肉の柱部をn箇所、周方向で隣り合う厚肉の柱部間に配される前記転動体の数をN個としたときに、
    前記一方の保持器に組み込まれる前記転動体の総数はN×n個で表され、
    周方向で隣り合う前記厚肉の柱部間に配される前記薄肉の柱部は、N−1箇所であることを特徴とする請求項1に記載のハブユニット軸受。
  3. 前記外側列の転動体のピッチ円直径が、前記内側列の転動体のピッチ円直径に比して大径に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のハブユニット軸受。
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