JP2017178257A - 鞍乗り型車両のマスターシリンダ配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステップホルダだけでマスターシリンダとストップスイッチを完全に覆うことができず、他の車体カバーを併用しなければならない。そこでこのような他の車体カバーを備えていない車両でもステップホルダだけでこれらの部品を完全に覆うようにする。【解決手段】マスターシリンダ40を、ペダルピボット70の後方にて前方下向きに傾斜して配置し、プッシュロッド45の先端部をペダルピボット70より下方位置にてブレーキペダル20と連結する。ストップスイッチ50をプッシュロッド45の上方かつペダルピボット70後方に配置し、マスターシリンダ40およびストップスイッチ50の全体が、側面視でステップホルダ23の内側に重なるように配置する。【選択図】図1

Description

この発明は、自動二輪車等の鞍乗り型車両における油圧ブレーキ用のマスターシリンダ配置構造に係り、特にマスターシリンダをステップホルダで覆うように配置したものに関する。
自動二輪車のピボットフレーム下部にブレーキペダルを回動自在に設け、このブレーキペダルを一端に設けたペダルアームの一部を、軸支部であるペダルピボットより上方へ延出させて作動アームとし、この作動アームにプッシュロッドを連結した油圧リヤブレーキ用のマスターシリンダを、前方へ斜め上がりに配置してステップホルダへ支持させ、さらに作動アームの後方かつ斜め上方にストップスイッチを配置して、ブレーキペダルを踏み込んで制動したとき、これに連動してストップランプを点灯させるようにするとともに、ピリオンステップを支持するステップホルダをピボットフレームから後方へ延出させ、マスターシリンダの一部とストップスイッチを覆うようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2015−44519号公報
上記特許文献1に記載されたマスターシリンダは、その一部だけがステップホルダに覆われ、残りの部分はステップホルダに連続して設けられている車体カバーによって覆われている。このように、車体カバーを設けた場合は、マスターシリンダを覆って外観を良好にすることができるが、そのため、サイドカバーや他の部品の設計上の制約が発生してしまう。よって、これらの設計の制約を減らし、設計の自由度を向上させながら、マスターシリンダやストップスイッチの保護等を行う必要がある。ところで、仕様によってはこのようなマスターシリンダを覆う程の比較的大きな車体カバーを設けないものがあり、この場合にはステップホルダ単独で、ストップスイッチのみならずマスターシリンダの全体も覆うことが求められる。
しかし、ステップホルダの大きさには自ずから限度があり、ピボットフレームからピリオンステップの範囲で設けられるものであるから、作動アームを挟んで、マスターシリンダとストップスイッチを前後方向反対側へ広範囲に配置する構成では、覆うべき範囲が前後方向に長くなってしまって覆うことができない。しかも、ピボットフレームより前方へ延出するマスターシリンダの一部は本来ステップホルダで覆うことができない部分である。また、外観性向上の観点からは、マスターシリンダの配管接続部も外観させないようにステップホルダで覆いたいところであるが、このようなこともできない。
そこで、本願は係る要請の実現を目的とする。
上記課題を解決するため本願は、車体フレーム(17)に支持され、車体後方へ延びてピリオンステップ(25)を支持するステップホルダ(23)と、
ブレーキペダル(20)の踏力でブレーキ圧を発生するマスターシリンダ(40)と、
このマスターシリンダのプッシュロッド(45)のストロークによってストップランプを点灯させるストップスイッチ(50)を有する鞍乗り型車両において、
車両側面視で、
前記マスターシリンダ(40)は、前記ブレーキペダルの軸支部であるペダルピボット(70)後方にて前記プッシュロッド側を前方下向きに傾斜して配置され、前記プッシュロッド(45)の先端部が前記ペダルピボット(70)より下方位置にて前記ブレーキペダル(20)と連結され、
前記ストップスイッチ(50)は、前記プッシュロッド(45)の上方かつ前記ペダルピボット(70)後方に配置されるとともに、
前記マスターシリンダ(40)および前記ストップスイッチ(50)の全体が、側面視で前記ステップホルダ(23)の内側に重なることを特徴とする。
また、前記ストップスイッチ(50)は、連結部材(60)を介して前記マスターシリンダ(40)に支持され、
前記連結部材(60)及び前記ストップスイッチ(50)は、前記マスターシリンダ(40)の高さ方向幅内に配置されることを特徴とする。
さらに、前記マスターシリンダ(40)は、その上部に接続し、かつ車両前方に延びる配管(41・42)を備え、前記配管(41・42)と前記マスターシリンダ(40)との間に、前記ストップスイッチ(50)及び前記連結部材(60)が配置され、
前記配管(41・42)と前記マスターシリンダ(40)との接続部が、側面視で前記ステップホルダ23の内側に重なることを特徴とする。
さらにまた、前記ストップスイッチ(50)は、前記マスターシリンダ(40)における前記プッシュロッド(45)に取り付けられて一体に移動する押圧板(47)によりON・OFFすることを特徴とする。
また、前記連結部材(60)は、前記ストップスイッチ(50)上方、及び、少なくとも前記ストップスイッチ(50)の側面視で車幅方向内側に重なることを特徴とする。
さらに、前記連結部材(60)は、前記ストップスイッチ(50)の両側面および上方をコの字形状に覆って保持することを特徴とする。
さらにまた、前記ストップスイッチ(50)は、車幅方向で前記ステップホルダ(23)と、後輪11を支持するスイングアーム(19)との間に配置され、下方にマフラー(24)が配置されることを特徴とする。
本願発明によれば、ペダルピボットの後方にて、マスターシリンダのプッシュロッド側を前方へ斜め下がりに配置し、プッシュロッドの先端をペダルピボットの下方にてブレーキペダルへ連結させたので、プッシュロッドの上方かつペダルピボット後方に空間を形成し、ここにストップスイッチを配置して、プッシュロッドとストップスイッチを上下に配置できる。このため、マスターシリンダとストップスイッチを上下方向及び前後方向において集中配置し、その配置範囲を上下方向及び前後方向でそれぞれ小さくすることができる。その結果、マスターシリンダとストップスイッチを、上下方向幅の狭いステップホルダの内側に納めることができる。また、マスターシリンダを傾斜させることによっても前後方向幅をさらに狭くすることができる。
したがって、上下方向幅の狭いステップホルダだけで、マスターシリンダとストップスイッチの全体を隠すことが可能になる。しかも、ステップホルダ以外の車体カバーが無い車両でも、マスターシリンダとストップスイッチの全体を隠すことが可能になる。
そのうえ、ステップホルダだけでマスターシリンダとストップスイッチの全体を覆うので、他のカバー部材が不要になり、部品の大型化および部品点数の増加を回避できる。
また、マスターシリンダとストップスイッチを連結部材で連結一体化して、この一体化したもの全体をステップホルダで覆うようにその内側へ配置したので、ステップホルダだけでマスターシリンダ、ストップスイッチ及び連結部材を覆うことができるとともに、マスターシリンダとストップスイッチを連結部材で連結一体化したことにより、これらの配置が容易になる。
さらに、マスターシリンダの上部から車両前方へ向けて配置されたマスターシリンダの配管と、その下方に前傾して配置されたマスターシリンダとの間に形成される空間を有効に利用してストップスイッチを配置できる。また、配管の接続部をステップホルダで覆うことにより、マスターシリンダ及びストップスイッチのみならず、配管の接続部も側面視で見えなくなるので、外観を良好にできる。また、接続部に対する悪戯防止にも役立つ。
さらにまた、プッシュロッドに設けた押圧板でストップスイッチを作動させるので、ストップスイッチをプッシュロッド以外の、例えば、ブレーキペダルから延出する作動プレートで作動させる必要がない。したがって、ストップスイッチをマスターシリンダと一体化させてコンパクトにでき、配置スペースも小さくなるので、配置を容易にできる。
また、連結部材とステップホルダがストップスイッチの内外を覆って水などから保護するので、特別な保護カバーを不要にでき、部品点数を削減できる。
さらに、連結部材がストップスイッチをコの字形状に覆って保持するので、走行時の振動に対してもストップスイッチを強固に保持できる。
さらにまた、ストップスイッチの内側にスイングアームを配置し、下方にマフラーを配置したので、前輪や後輪の跳ね上げる水や泥などからストップスイッチを効果的に保護することができる。
実施形態に係る自動二輪車の側面図 上記側面図におけるステップホルダ部分を拡大して示す図 図2においてステップホルダを除いた状態を示す図 図2の4−4線断面図 マスターシリンダの軸線方向に沿う断面図 ストップスイッチと連結部材との小組体の正面図及び底面図
図面に基づいて実施形態を説明する。なお、以下の説明において、車両の前後・左右・上下とは、車両の使用状態を基準とし、具体的には車両の進行方向を基準とする。また、必要に応じて図中に、前方をFr、後方をRrと矢示する。さらに、内側及び外側は車幅方向においてより車体中心に向かう側を内側とし、反対側を外側という。
図1は、本実施形態に係る自動二輪車の側面図を示す。この車両の前後には前輪10及び後輪11が配置され、中央部にはエンジン12が配置され、それぞれ車体フレーム13にて支持されている。
前輪10は車体フレーム13の前端に設けられたヘッドパイプ14へ回動自在に支持されたフロントフォーク15の下端部に支持され、ハンドル16にて操向される。
車体フレーム13は、エンジン12の後方に上下方向へ配置されたピボットフレーム17を備え、このピボットフレーム17へピボット18により前端を揺動自在に支持されたスイングアーム19に後輪11が支持されている。
ピボット18の下方には、ブレーキペダル20が配置されている。ブレーキペダル20はペダルアーム21の前端に設けられ、ペダルアーム21はブレーキペダル20から略水平に後方へ延出している。
ペダルアーム21の上方でピボット18の下方となるピボットフレーム17の下部17a後方に近接した位置に、ライダーステップ22が設けられている。ライダーステップ22は下部17aから後方へ延出するステップホルダ23の側面に取付けられている。
ステップホルダ23は下部17aからマフラー24の上面に沿って後方へ延出し、マフラー24とスイングアーム19が側面視で交差する部分近傍の後端部にピリオンステップ25が設けられている。
図中の符号26はエンジン12上方に配置された燃料タンク、27はその後方に配置された同乗者用の後席を備えたピリオン式のシートである。燃料タンク26及びシート27下方の車体側面は、ステップホルダ23より上方に比較的小さなサイドカバーSCを備えているが、これより下方のステップホルダ23周辺には他の車体カバーを備えていない。
28はテールランプであり、後輪ブレーキを作動するとき点灯するストップランプも兼ねている。29は油圧式の後輪ブレーキであり、後輪11に設けられたブレーキディスク29aを、ブレーキペダル20の踏み込みによりマスターシリンダ40(後述)にて発生する油圧にて作動されるようになっている。
図2に示すように、ステップホルダ23は、側面視で下部17aとマフラー24及びスイングアーム19で囲まれた略三角形の空間S(図3)をほぼ覆うように設けられる側面視で前後方向へ長い略三角形状をなす部材であり、軽合金などの金属で形成され、外観を良好にするための外観部材を兼ねている。
ステップホルダ23を三角形とみなし、その3辺を、前辺23a、上辺23b、下辺23cとする。前辺23aは、下部17aの後面に沿う部分である。上辺23bは略水平に後方へ延びている。下辺23cはマフラー24の傾斜に沿って後方斜め上がりに傾斜している。
ステップホルダ23の上下方向幅は比較的狭く、最も広い前端部である前辺23aでも、ピボット18の近傍からマフラー24近傍までの範囲程度になっている。
前辺23aは下部17aに沿って後傾し、上下2ヶ所でボルト30、31により下部17aへ取付けられている。前辺23aにおける具体的な上下方向幅hは、ほぼ上下のボルト30及び31間の幅であって、比較的狭いものになっている。この狭い上下方向幅h内にマスターシリンダ40及びストップスイッチ50が配置され、ステップホルダ23で完全に覆われている。
ステップホルダ23の後端部は、マフラー24から上方へ突出するステー32がボルト33で取付けられ、ここでマフラー24の後部がステップホルダ23に支持されている。ステップホルダ23の内側には、下辺23cに沿うようにプッシュロッド先端を前方に向け、若干前傾して配置されるマスターシリンダ40及びその前端部近傍に一体化されたストップスイッチ50が配置され、それぞれ全体をステップホルダ23により覆われて外観されないようになっている。
なお、マスターシリンダ40に接続するブレーキ配管41、同42及びストップスイッチ50へ接続するストップスイッチ配線51が設けられており、これらにはそれぞれ一部が上辺23bから上方へ配置される部分があり、この部分は外観される部分となっている。この外観部分は、ステップホルダ23の上辺23bより上方へ延び、さらに前方へ略水平に曲がってピボットフレーム17の内側へ向かって延びている。
これらの配管41、42は、側面視でピリオンステップ25を通る水平線Hより概ね下方の空間内に配置されている。
但し、これらの配管及び配線の、マスターシリンダ40及びストップスイッチ50に対する接続部自体はステップホルダ23により覆われて見えないようになっている。
図3は図2からステップホルダ23を取り除いて、その内側を示している。
ペダルアーム21の後部は、略直角に内側へ曲がってステップホルダ23の下方かつマフラー24の上面の間を車体内方へ入り、ここでさらに捩れながら上方へ延びる縦アーム21aになっている。縦アーム21aの上端21bには、貫通穴が形成されたペダルピボット70が設けられ、下部17aの後方に配置されたピボットボス71へ回動自在に取付けられている。ピボットボス71はステップホルダ内側に一体成形され、車体内側へ突出してペダルピボット70を回動可能に支持し、ピボット軸になっている。
縦アーム21aの後部には、一体に後方へ突出する薄肉のジョイント部72が設けられ、ここにプッシュロッド45の先端に設けられたジョイント金具49が軸着されている。プッシュロッド45は、マスターシリンダ40を構成するケース46の前端部から前方へ延出しており、前傾配置されたマスターシリンダ40の前傾するシリンダ軸線Lに沿って配置され、この軸線L上を矢示A又はB方向へ進退移動するようになっている。
ブレーキペダル20を矢示C方向へ押し込むと、縦アーム21aはピボットボス71を中心に図の時計回り方向(矢示D方向)へ揺動し、一体に揺動するジョイント部72がジョイント金具49を介してプッシュロッド45をA矢示方向へ押し、マスターシリンダ40に油圧を発生させる。
ブレーキペダル20から足を離すと、リターンスプリング(図示省略)により、縦アーム21aはピボットボス71を中心に図の反時計回り方向へ揺動し、一体に揺動するジョイント部72に軸着されているプッシュロッド45をB矢示方向、すなわちケース46から伸び出す方向へ移動させ、マスターシリンダ40における油圧発生を停止させる。
ストップスイッチ50は、マスターシリンダ40の前部におけるプッシュロッド45の上方に連結部材60を介して一体化されている。これらの、マスターシリンダ40とストップスイッチ50は、マフラー24の上方にて、ピボットフレームの下部17a、スイングアーム19及びマフラー24で囲まれた側面視略三角形の空間S内に配置されている。
また、この側面視略三角形の空間Sのうち、特にブレーキ配管41及び同42で上方を仕切られ、これらの配管と、ピボットフレームの下部17a並びにマスターシリンダ40のシリンダ軸線Lで囲まれた部分を空間S1とする。空間S1は側面視略三角形の空間Sよりも小さく、ここへストップスイッチ50がスペース効率よく配置されている。
なお、プッシュロッド45の前後方向幅a及びプッシュロッド45を含むマスターシリンダ40全体の前後方向幅bは、傾斜配置になっていることより、それぞれ比較的狭いものになっている。前後方向幅は平面視における長さに相当する。
また、プッシュロッド45を含むマスターシリンダ40全体の上下方向幅cも比較的狭いものになっており、c<bとなる配置になっている。この狭い上下方向幅c内にストップスイッチ50及び連結部材60が配置され、全体としてコンパクトな配置が実現されている。
図4に示すように、ステップホルダ23はマフラー24の上方に位置し、下部17aからほぼまっすぐ後方へ延出する。マフラー24は後方へ外開き状に配置されている。
ステップホルダ23の後端部及び前後方向中間部の各内側には、車体内方へ突出するボス34a、34bが一体に設けられ、このボス34a、34bにマスターシリンダ40の上面に形成されたステー43a、43bが重ねられ、車体内方からボルト44a、44bで固定されている。
マスターシリンダ40と、これに連結部材60で連結一体化されているストップスイッチ50とは、マフラー24の上面上方に配置されて重なり、下方を完全にマフラー24で覆われている。
マフラー24の車体内方には、間隔をもってスイングアーム19が前後方向へ長く配置されている。
したがって、マスターシリンダ40及びストップスイッチ50の内方にはスイングアーム19が配置され、側面視では、スイングアーム19がピボット18から後方へ斜め下がりに延出するため、マスターシリンダ40及びストップスイッチ50と部分的に交差している(図2参照)。
ステップホルダ23の前端部内側には、ボス35が一体に車体内方へ突出し、ここに下部17aに溶接されて後方へ突出するステー17bが重ねられ、一体に設けられているナット17cに対してボルト30を車体外側方から締結するようになっている。このボス35は上下2ヶ所に設けられ、ステップホルダ23の前端部は上下2ヶ所でボルト30及び31によりステー17bへ締結されている。
図5はマスターシリンダ40の軸線方向に沿って切った軸方向断面図である。
この図において、マスターシリンダ40は円筒状のケース46を有し、その内部にプッシュロッド45の進退によって油圧を発生するシリンダ室40aを設けてある。
ケース46の中間部に中間部ポート40cが設けられる。この中間部ポート40cには、ブレーキ配管42の一端が接続され、その他端はリザーブタンクへ接続している。
ケース46の上面には、中間部ポート40cを挟んで前後にステー43a、43bが一体に形成されている。さらに前側のステー43b近傍には連結部材60の内側部62が内方から重ねられてボルト68で車体内方から取付けられている。
ケース46の他端(前端)からは、プッシュロッド45が軸方向外方へ延出し、軸方向へ進退自在になっている。矢示A方向はプッシュロッド45が図示状態で左側へ前進移動する方向であり、B方向は反対の後退移動方向となる。
ケース46の軸方向一端(後端)には、端部ポート40bが設けられ、ここにブレーキ配管41の一端が接続される。ブレーキ配管41の他端は、後輪ブレーキ29(図1)へ接続され、油圧により後輪ブレーキ29を作動させて制動するようになっている。
プッシュロッド45の軸方向中間部には、押圧板47が取付けられている。押圧板47は、前側(B方向側)をナット45aで位置規制されるとともに、B方向へ戻しバネ48にて押圧付勢されている。
押圧板47は、プッシュロッド45上を戻しバネ48に抗してA方向へ移動可能である。戻しバネ48はケース46の開口端近傍に設けられたナット45bと押圧板47の間に配置される。
押圧板47はプッシュロッド45から軸直交方向へ延びてストップスイッチ50へ向かい、ストップスイッチ50の本体部52後方へ間隔をもって平行に重なり、本体部52後側面から後方へ突出するプッシュ部53に摺接し、戻しバネ48の弾力でプッシュ部53を本体部52内へ押し込むように押圧する。ストップスイッチ50は内部の接点がプッシュ部53の突出時にONとなり、押し込み時にOFFとなる。
プッシュロッド45がA方向へ移動すると、押圧板47が一体にA方向へ移動してプッシュ部53から離れ、プッシュ部53が本体部52から突出してスイッチオンとなり、テールランプ28のストップランプが点灯する。
また、この状態からプッシュロッド45がB方向へ移動すると、押圧板47も一体にB方向へ移動し、プッシュ部53へ当接するとともに、戻しバネ48によりプッシュ部53を本体部52内へ押し込み、スイッチをオフとしてテールランプ28のストップランプを消灯する。ブレーキペダル20を踏まず、後輪ブレーキが作動しないときはこの状態を持続し、テールランプ28のストップランプは消灯したままとなる。
図中に示す三角形は、ブレーキ配管42とマスターシリンダ40のシリンダ軸線L並びに図示しないがピボットフレームの下部17aとに囲まれた空間S1を側面視三角形のものとして示す。この空間S1内にストップスイッチ50が配置されている。なお、連結部材60の頂部61は、マスターシリンダ40のシリンダ軸線Lの傾斜と比べて、概ね水平になるように配置されている。
図6は、ストップスイッチ50と連結部材60を一体化した小組体について、(A)に正面図、(B)に底面図を示す。この図に示すように、連結部材60は金属板をプレス成形等して得られる部材であり、ストップスイッチ50をマスターシリンダ40へ一体に連結するための部材であるとともに、ストップスイッチ50の被水を防ぐための保護部材でもある。
この連結部材60は前後方向へ長く配置される頂部61と、この車体内面側から下方へ折れ曲がって垂下する内側部62と、反対側に垂下して設けられる外側部63とを一体に有する。
なお、内側部62は頂部61とほぼ同じ長さで後方へ延び、マスターシリンダ40の前半部内側面へ重なるようになっている。内側部62の後半部下端における前後2ヶ所に通し穴64a、64bが設けられ、これをケース46に形成されたボス46a、46bに重ね、ボルト68で取付けるようになっている(図5参照)。69はボルト44bを通すための開口である。なお、この開口は、予めボルト44bを締結してから内側部62を被せるようにすれば、省略することができ、より防水性能を高めることができる。
外側部63はマスターシリンダ40と重ならないように後半側が形成されず、前半側のみとなっている。したがって、連結部材60の前半部は内側部62、頂部61及び外側部63によりコ字状断面をなし、この中にストップスイッチ50が縦長に収容される。
ストップスイッチ50の本体部52は、上方に頂部61が存在しないため、上端部からストップスイッチ配線51が上方へ延出するようになっている。
内側部62は側面視が大略三角形状をなし、外側部63は四角形をなす。なお、前半部側は前側上部に切り欠き65が設けられ、頂部61が除かれた前端部66になっている。
前端部66は内側部62及び外側部63の各前部がストップスイッチ50の本体部52両側に重なり、ここに設けられた通し穴67aにストップスイッチ50の本体部52に設けられた通し穴54を合わせ、ボルト55(図5参照)で一体化される。
なお、ステップホルダ23で外側を覆われる外側部63は、肉抜き等のために窓穴が形成されることがある。しかし、ステップホルダ23で覆われない内側部62の前半部(マスターシリンダ40から前方へ出ている部分)にはこのような窓穴を形成せず、防水性能を高めている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
図3に示すように、ペダルピボット70の後方にて、マスターシリンダ40を前方へ斜め下がりに配置し、この前端部から前方へ同じ傾斜で延出するプッシュロッド45の先端をペダルピボット70の下方にて、ペダルアーム21の縦アーム21a後部に突出形成されたジョイント部72へ連結させたので、プッシュロッド45の上方かつペダルピボット70後方に空間を形成し、ここにストップスイッチ50を配置できる。
このため、プッシュロッド45とストップスイッチ50を上下に配置できるので、マスターシリンダ40とストップスイッチ50を、上下方向及び前後方向においてそれぞれ集中配置し、その配置範囲を上下方向及び前後方向でそれぞれ小さくすることができる。
しかも、マスターシリンダ40を傾斜させて配置したことにより、図3に示すように、マスターシリンダ40の前後方向幅b及び上下方向幅cをいずれも狭くすることができるから、マスターシリンダ40とストップスイッチ50を、上下方向幅h(図2)の狭いステップホルダ23の内側に納めることができる。
したがって、上下方向幅hの狭いステップホルダ23だけで、マスターシリンダ40とストップスイッチ50の全体を隠すことが可能になる。しかも、ステップホルダ23周辺にマスターシリンダ40などを覆うことができるような比較的大きな車体カバーを備えていない車両でも、マスターシリンダ40とストップスイッチ50の全体を隠すことが可能になる。
そのうえ、ステップホルダ23だけでマスターシリンダ40とストップスイッチ50の全体を覆うので、他のカバー部材が不要になり、部品の大型化および部品点数の増加回避をできる。
図3に示すように、マスターシリンダ40の上部から前方へ向けて配置されたマスターシリンダのブレーキ配管41及び42と、その下方に前傾して配置されたマスターシリンダ40との間に形成される側面視略三角形の空間S1(図5参照)を有効に利用してストップスイッチ50を配置できる。
また、各配管41と42のマスターシリンダ40に対する接続部をステップホルダ23で覆うことにより、マスターシリンダ40及びストップスイッチ50のみならず、これらの配管41及び42の接続部も側面視で見えなくなるので、外観を良好にできる。また、接続部が剛性部材であるステップホルダ23で覆われることにより、接続部に対する悪戯防止にも役立つようになる。
図3に示すように、プッシュロッド45に押圧板47を設け、プッシュロッド45と一体に移動させることによって、押圧板47でストップスイッチ50をON・OFF作動させることができる。したがって、従来のように、ストップスイッチ50をプッシュロッド45以外の、例えば、ペダルアーム21の一部を上端21bから上方へ延出させた作動プレートを設け、これによって作動させるような必要がない。このため、ストップスイッチ50をマスターシリンダ40と一体化させてコンパクトにでき、ストップスイッチ50とマスターシリンダ40に対する配置スペースも小さくなるので、これらの配置を容易にできる。
また、図3及び図4に示すように、マスターシリンダ40とストップスイッチ50を連結部材60で連結一体化して、この一体化したもの全体をステップホルダ23で覆うようにその内側へ配置したので、ステップホルダ23だけでマスターシリンダ40、ストップスイッチ50及び連結部材60を覆うことができるとともに、マスターシリンダ40とストップスイッチ50を連結部材60で連結一体化したことにより、これらの配置が容易になる。
さらに、図4に示すように、連結部材60とステップホルダ23が、ストップスイッチ50の内外を覆って防水するので、ストップスイッチ50の被水に対する特別な防水カバーを設けることを不要にでき、部品点数を削減できる。
そのうえ、図6に示すように、連結部材60が、頂部61、内側部62及び外側部63によって、ストップスイッチ50の上部及び左右両側をコ字状に覆って保持するので、走行時の振動に対してもストップスイッチ50を強固に保持できる。
また、図4に示すように、ストップスイッチ50の内側にスイングアーム19を配置し、下方にマフラー24を配置したので、ストップスイッチ50は内側をスイングアーム19でガードされ、下側をマフラー24でガードされ、さらに外側をステップホルダ23でガードされる。したがって、前輪10や後輪11の跳ね上げる水や泥などからストップスイッチ50を効果的保護することができる。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されず種々変形可能であり、例えば、本願発明を適用する車両は、自動二輪車に限らず、他の形式の鞍乗り型車両であってもよい。また、プッシュロッド45のストロークによるストップスイッチ50の連動作動機構は、上記実施形態に限らず種々可能である。
17:ピボットフレーム、19:スイングアーム、20:ブレーキペダル、23:ステップホルダ、24:マフラー、25:ピリオンステップ、40:マスターシリンダ、45:プッシュロッド、50:ストップスイッチ、60:連結部材

Claims (7)

  1. 車体フレーム(17)に支持され、車体後方へ延びてピリオンステップ(25)を支持するステップホルダ(23)と、
    ブレーキペダル(20)の踏力でブレーキ圧を発生するマスターシリンダ(40)と、
    このマスターシリンダのプッシュロッド(45)のストロークによってブレーキランプを点灯させるストップスイッチ(50)を有する鞍乗り型車両において、
    車両側面視で、
    前記マスターシリンダ(40)は、前記ブレーキペダルの軸支部であるペダルピボット(70)後方にて前記プッシュロッド側を前方下向きに傾斜して配置され、前記プッシュロッド(45)の先端部が前記ペダルピボット(70)より下方位置にて前記ブレーキペダル(20)と連結され、
    前記ストップスイッチ(50)は、前記プッシュロッド(45)の上方かつペダルピボット(70)後方に配置されるとともに、
    前記マスターシリンダ(40)および前記ストップスイッチ(50)の全体が、側面視で前記ステップホルダ(23)の内側に重なることを特徴とする鞍乗り型車両のマスターシリンダ配置構造。
  2. 前記ストップスイッチ(50)は、連結部材(60)を介して前記マスターシリンダ(40)に支持され、
    前記連結部材(60)及び前記ストップスイッチ(50)は、前記マスターシリンダ(40)の上下方向幅(c)内に配置されることを特徴とする請求項1に記載した鞍乗り型車両のマスターシリンダ配置構造。
  3. 前記マスターシリンダ(40)は、その上部に接続し、かつ車両前方に延びる配管(41・42)を備え、前記配管(41・42)と前記マスターシリンダ(40)との間に、前記ストップスイッチ(50)及び前記連結部材(60)が配置され、
    前記配管(41・42)と前記マスターシリンダ(40)との接続部が、側面視で前記ステップホルダ23の内側に重なることを特徴とする請求項2に記載した鞍乗り型車両のマスターシリンダ配置構造。
  4. 前記ストップスイッチ(50)は、前記マスターシリンダ(40)における前記プッシュロッド(45)に取り付けられて一体に移動する押圧板(47)によりON・OFFすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載した鞍乗り型車両のマスターシリンダ配置構造。
  5. 前記連結部材(60)は、前記ストップスイッチ(50)車両上下方向の上方、及び、少なくとも前記ストップスイッチ(50)の側面視で車幅方向内側に重なることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載した鞍乗り型車両のマスターシリンダ配置構造。
  6. 前記連結部材(60)は、前記ストップスイッチ(50)の車幅方向で両側面および車両上下方向で上方をコの字形状に覆って保持することを特徴とする請求項5に記載された鞍乗り型車両のマスターシリンダ配置構造。
  7. 前記ストップスイッチ(50)は、車幅方向で前記ステップホルダ(23)と、後輪11を支持するスイングアーム(19)との間に配置され、車両上下方向で下方にマフラー(24)が配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載した鞍乗り型車両のマスターシリンダ配置構造。
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