JP2017177635A - ラベル製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ラベル製造装置に関し、不良ラベルを確実に受け渡して回収させることを目的とする。【解決手段】ラベル製造の工程中の不良ラベル除去手段に、不良ラベル取得ローラ26及び不良ラベル回収ローラ27を備えさせ、不良ラベル取得ローラ26に、軸方向上の周面に不良ラベル36Aの搬送方向に対する幅方向の一部をそのラベル表面体34側で接着する所定数の第1粘着部26Cを第1非粘着部26A,26Bと隣接させて形成させ、不良ラベル回収ローラ27に、周面の軸方向上に当該不良ラベル36Aをそのラベル粘着層33側で接着する第2粘着部27A,27Bを形成させて不良ラベル取得ローラ26で接着保持された不良ラベル36Aを回収する構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、連続基材上に順次形成されるラベルの良品、不良品を判別し、不良品を排除して良品を補充するラベル製造装置に関する。
近年、大量の製品にラベル貼付する場合に、連続台紙上にラベルを形成していき、良品のラベルのみを順次製品に貼付することが行われている。そして、連続台紙上に形成されたラベルを良品のみとする場合に、形成されたラベルを全品検査し、判別した不良品のラベルを容易かつ確実に排除し、排除した位置に良品のラベルを補充する必要がある。
従来、ラベル製造において不良品ラベルを排除するものとして、種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、連続状のラベル用紙に連続して形成されたRFIDラベルとの通信状態により良否を判定し、剥離ローラを回転させ、又は、テンション調整機構及び剥離機構により不良と判定したRFIDラベルを台紙から剥離してトレイに回収するRFIDラベル検品装置が提案されている。
また、特許文献1のテンション調整機構を用いずに、すなわち連続状のラベルに対してテンションを与えずに不良品ラベル排除する技術として、例えば特許文献2には、リーダ/ライタにおいて、剥離紙に貼付されたICラベルの良品/不良品を検査し、その後、不良ラベル回収ローラによって、不良品であるとされたICラベルを剥離紙から剥離して回収し、また、不良ラベル回収ローラにて回収されたICラベルを、不良ラベル回収紙によって不良ラベル回収ローラから剥離して回収するラベル貼付装置が提案されている。
特開2006−163838号公報 特開2008−114904号公報
しかしながら、特許文献1では、不良のRFIDラベルを台紙から剥離してトレイに回収するにあたり、剥離されたRFIDラベルの粘着層で当該トレイに移行されず確実な受け渡しが行われない場合があるという問題がある。また、特許文献2で提案されているラベル貼付装置は特許文献1のようなテンション調整機構を必要としないが、不良ラベル回収ローラは、搬送されてきた良品/不良品のラベルに対して回転、非回転としなければならず、回転制御が複雑になるという問題があると共に、不良ラベル回収ローラには不良ラベルが全面で接着されており、当該不良ラベルの不良ラベル回収ローラより不良ラベル回収紙への受け渡しができない場合が生じるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、不良ラベルを確実に受け渡して回収させるラベル製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、少なくとも連続状の剥離体上に剥離自在にラベル本体が連続状で形成され、型抜きされて搬送される連続ラベル上の、当該各ラベル本体が良品か否かが検査されて不良品と判別されている不良ラベルを不良ラベル除去手段により除去するラベル製造装置であって、前記不良ラベル除去手段は、前軸方向上の周面に所定数の第1粘着部及び所定数の第1非粘着部が隣接されて形成され、前記不良ラベルの搬送方向に対する幅方向の一部のラベル本体側を当該第1粘着部で接着保持して前記剥離体より剥離させる不良ラベル取得ローラと、周面の軸方向上の全部又は一部に、少なくとも前記不良ラベル取得ローラの第1非粘着部に対応する位置に第2粘着部が形成され、当該不良ラベル取得ローラで接着保持された前記不良ラベルのラベル粘着層側を当該第2粘着部で接着保持して回収する不良ラベル回収ローラと、を有する構成とする。
本発明によれば、ラベル製造における工程中の不良ラベル除去手段に、不良ラベル取得ローラ及び不良ラベル回収ローラを備えさせ、不良ラベル取得ローラに、軸方向上の周面に所定数の第1粘着部及び所定数の第1非粘着部を隣接させて形成させて不良ラベルの搬送方向に対する幅方向の一部のラベル本体側を当該第1粘着部で接着保持して剥離体より剥離させ、不良ラベル回収ローラに、周面の軸方向上の全部又は一部に、少なくとも上記第1非粘着部に対応する位置に第2粘着部を形成させて不良ラベル取得ローラで接着保持された不良ラベルのラベル粘着層側を当該第2粘着部で接着保持して回収する構成とすることにより、テンション調整機構を設けることなく、かつ不良ラベル取得ロール及び不良ラベル回収ロールを複雑な回転制御をさせることなく、不良ラベル取得ロールで確実に不良ラベルを接着保持させ、不良ラベル回収ロールに確実に受け渡すことができるものである。
本発明に係るラベル製造装置の概略構成図である。 図1の不良ラベル除去手段の説明図である。 図1の連続ラベルの説明図である。 図1及び図2の不良ラベル除去の動作説明図(1)である。 図1及び図2の不良ラベル除去の動作説明図(2)である。 図2の不良ラベル除去手段の他の構成の説明図(1)である。 図2の不良ラベル除去手段の他の構成の説明図(2)である。 図2の不良ラベル除去手段の他の構成の説明図(3)である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。本実施形態では、ラベルについて、RFIDラベルのように通信機能を備えるICラベルとして説明するが、例えば所定の情報が印刷された印刷ラベルについても適用することができるものである。また、本実施形態では、剥離体上にICラベル(ICモジュール)を一列で形成される場合を示したが、多列に形成させる場合に対して当該一列に対する構成部分を列ごとに配置することにより適用することができるものである。なお、「ICラベル」の用語は、型抜き後のものとして使用すると共に、型抜きされる以前もの、すなわちICラベルの主要素であるICモジュールを含む領域のものとしても使用する。
図1に本発明に係るラベル製造装置の概略構成図を示すと共に、図2に図1の不良ラベル除去手段の説明図を示し、図3に図1の連続ラベルの説明図を示す。図1において、ラベル製造装置11は、装置全体を制御する制御手段は図示しないが、連続ラベル供給部12より図3で説明する連続ラベル31が供給されるもので、搬送方向上にラベル検査部13、型抜き手段及び搬送ローラ16(16A,16B)が配置される。上記ラベル検査部13は、連続ラベル31上に形成されたICラベル36の主要素であるICモジュール35と通信を行い、良品か否かを判別する。なお、連続ラベル供給部12より供給される連続ラベル31が、ラベル製造工程中の前段階の工程で良否が事前検査され、当該検査結果を用いる場合には上記ラベル検査部13は不要となる。
上記型抜き手段は、型抜き刃14及び連続ラベル31を挟んで設けられる受け胴15で構成される。型抜きは剥離体32ではハーフカット状態で行われる。上記搬送ローラ16A,16Bからは、分かれて良品及び不良品の総てのICラベルが型抜きされた後のカスと称されるラベル表面体34の不要体が不要体巻取部17で巻き取られる一方、剥離体(32)上で型抜きされた良品及び不良品の総てのICラベルが接着されて搬送される。
上記剥離体32の搬送方向上に、後述する不良ラベル除去手段、ラベル検知部18、良品ラベル補充部19が配置される。当該ラベル検知部18は、不良ラベルが除去された後の当該ラベルが存在していた空白領域の位置を検知するもので、検知精度は別として、例えば良品として搬送されてきたICラベル(36)の先端を検知し、次のICラベルの先端を検知したときの時間で空白領域か否かを判別させ、空白領域の場合に次工程の良品ラベル補充部19に対して当該先のICラベルの先端検知から所定時間後に良品のICラベルを補充させるように制御することにより実現することができる。また、良品ラベル補充部19は、ラベル検知部18で検知された位置に良品のICラベルを貼付して補充するものであり、従前より知られているインレット貼付機構等を適用することができ、ここでは説明を省略する。そして、上記良品ラベル補充部19で良品のICラベルが補充された上記剥離体32を巻き取る剥離体巻取部20が配置されるものである。
ところで、図1の構成中、ラベル検知部18及び良品ラベル補充部19を設けずに、不良品のICラベル36Aが除去された状態のラベルロールとしてもよい。この場合、良品ラベル補充は、別装置にてエンコード、補充、検査の工程で総て良品のICラベル36のラベルロールが作製されるものである。
なお、上記良品ラベル補充部19で良品のICラベルが補充された上記剥離体32に対し、斜め下方に搬送させるローラを介して鋭角に搬送方向を変えるラベル剥離部を配置し、その搬送方向上に剥離体巻取部20を配置し、一方、台紙供給部より剥離剤が形成されている台紙をラベル剥離部に近接させて搬送させて巻き取らせる台紙巻取部を配置する構成を加えてもよく、当該台紙上にラベル剥離部より剥離された良品のICラベルを転着させることとしてもよい。
上記不良ラベル除去手段は、連続ラベル(31)の搬送速度と同じ速度で回転される不良ラベル取得ローラ26及び不良ラベル回収ローラ27により構成され、適宜送りローラ28を備える。図2において、不良ラベル取得ローラ26は、連続ラベル31側と不良ラベル回収ローラ27側との間で移動自在であり、軸方向上の周面に、例えば例えば軸方向の中央領域を含む部分の位置に単一の第1粘着部26Cが形成されて、その両端に隣接して第1非粘着部26A,26Bが形成される。当該不良ラベル取得ローラ26は、連続ラベル側に移動して不良ICラベル(36A)をその搬送方向に対する幅方向の一部のラベル本体側となるラベル表面体(34)側を当該第1粘着部26Cで接着保持して剥離体(32)より剥離させ、不良ラベル回収ローラ27側に移動する(駆動系は省略する)。なお、不良ラベル取得ローラ26及び不良ラベル回収ローラ27を、不良ICラベルの取得、受け渡し(回収)のときに随時回転させてもよい。
上記不良ラベル回収ローラ27は、周面の軸方向上に一部、すなわち軸方向の両端側を含む領域の位置であって、不良ラベル取得ローラ26の第1非粘着部26A,26Bに対応する位置に第2粘着部27A,27Bが形成され、中央領域を含む部分を第2非粘着部27Cとしている。当該不良ラベル回収ローラ27は、当該第2粘着部27A,27Bで移動されてきた不良ラベル取得ローラ26に接着保持された不良ICラベル(36A)をそのラベル粘着層33側で接着保持してより回収する。これらの動作形態は、図4及び図5で説明する。
ここで、上記連続ラベル31は、図3(A)、(B)に示すように、剥離基体32Aに剥離剤32Aが形成されている連続状の剥離体32(剥離剤32B)上にラベル粘着層33を介してラベル本体となるICチップ及びアンテナで構成されるICモジュール35(後にこれが含まれた領域で型抜きされてICラベル36となる)が所定間隔で連続状に形成されたものである。当該ICモジュール35は、設定された距離で配置された上記ラベル検査部13と通信を行い、良品であるか否かが判別される。そして、ICモジュール35上にラベル基体34A及び粘着層34Bで構成されるラベル表面体34が接着されたものである。なお、連続ラベル31として、ラベル表面体34のラベル基体34Aを、ICモジュール35を形成する単位のラベル基材としてもよく、当該ラベル基材にエッチングアンテナを形成させる場合には上記粘着層34を必要とし、印刷アンテナを形成させる場合には当該粘着層34は不要となる。上記ICモジュール35が良品であるか不良品であるかを問わず、型抜き刃14により周囲に型抜き線41が形成されて型抜きされる。
そこで、図4及び図5に、図1及び図2の不良ラベル除去の動作説明図を示す。まず、不良ラベル取得ローラ26、不良ラベル回収ローラ27及び送りローラ28は、連続ラベル(連続状の剥離体32)の搬送速度と同じ速度で回転されるものであり、図上の左から右方向を搬送方向として送りローラ28は時計方向に回転され、不良ラベル取得ローラ26は搬送方向と順方向となる反時計方向に回転され、不良ラベル回収ローラ27は時計方向に回転される。なお、搬送方向を右から左方向とした場合には、回転方向は逆となる。
搬送される剥離体32上のICラベルがラベル検査部13で良品と判別され、当該良品のICラベル36の通過時には不良ラベル取得ローラ26は不良ラベル回収ローラ27側に移動しており、当該不良ラベル回収ローラ27と接触状態とされる(図4(A))。不良ICラベル36Aの通過時には(図4(B))、図4(C)に示すように、不良ラベル取得ローラ26が連続ラベル(連続状の剥離体32)側に移動され、当該不良ICラベル36Aのラベル本体側となるラベル表面体34側の先端部分であり、不良ICラベル36Aの搬送方向に対する幅方向の一部に対応する中央領域部分の位置を当該不良ラベル取得ローラ26の第1粘着部26Cにより接着する。この場合、不良ラベル取得ローラ26の第1非粘着部26A,26Bでは接着部分がなく、当該不良ICラベル36A(ラベル表面体34)とは非接着状態となる。
上記第1粘着部26Cとラベル表面体34との粘着力は、不良ICラベル36Aのラベル粘着層33と剥離体32との粘着力より強いために、図4(D)に示すように、不良ラベル回収ローラ27の回転により当該不良ICラベル36Aは剥離体32より剥離されていき、全部の剥離後では、図4(E)に示すように、不良ICラベル36Aの長さ方向(搬送方向)で当該第1粘着部26Cと接着状態となって回転される。
不良ラベル取得ローラ26の回転で接着状態となった不良ICラベル36Aの回転方向の先端が上側(不良ラベル回収ローラ27側)となるタイミングで当該不良ラベル回収ローラ27が、図5(A)に示すように、不良ラベル回収ローラ27側に移動され、当該不良ICラベル36Aの先端が不良ラベル回収ローラ27に接触することで、不良ラベル36Aのラベル粘着層33と当該不良ラベル回収ローラ27の第2粘着部27A,27Bとが接着する。この場合、不良ラベル回収ローラ27の第2非粘着部27Cでは接着部分がなく、当該不良ICラベル36A(ラベル粘着層33)とは非接着状態となる。
上記第2粘着部27A,27Bとラベル粘着層33との粘着力は、第1粘着部26Cとラベル表面体34との粘着力より強く、また、第2粘着部27A,27Bが不良ICラベル36Aの幅方向の両端で安定して接着されるために、図5(B)に示すように、不良ラベル取得ローラ26及び不良ラベル回収ローラ27の回転により当該不良ICラベル36Aは不良ラベル取得ローラ26より剥離されていき、全部の剥離によって、図5(C)に示すように、不良ICラベル36Aが当該不良ラベル回収ローラ27に回収されるものである。
このように、特許文献1のようなテンション調整機構を設けることなく、かつ不良ラベル取得ロール26及び不良ラベル回収ロール27を特許文献2のように複雑な回転制御をさせることなく、不良ラベル取得ロール26で確実に不良ICラベル36Aを接着保持させ、不良ラベル回収ロール27に確実に受け渡すことでできるものである。
次に、図6〜図8に、図2の不良ラベル除去手段の他の構成の説明図を示す。図6は、図2に対応して粘着部の位置を逆としたものであって、不良ラベル取得ローラ26では、周面上における不良ICラベル36Aの幅方向の一部に対応する位置に、すなわち軸方向の両端側を含む領域の位置に、当該不良ICラベル36Aをそのラベル表面体34側で接着する第1粘着部26C−1,26C−2を形成し、中央領域を含む部分を第2非粘着部26Aとしている。
また、不良ラベル回収ローラ27では、周面上における不良ICラベル36Aの搬送方向に対する幅方向の一部に対応する位置に、例えば軸方向の中央領域を含む部分のみの位置であって、不良ラベル取得ローラ26の第1非粘着部26Aに対応する位置に当該不良ICラベル36Aをそのラベル粘着層33側で接着する第2粘着部27Aが形成され、その両端側を第2非粘着部27C−1,27C−2としている。
上記のように構成することによっても、不良ラベル取得ローラ26における第1粘着部26C−1,26C−2と不良ICラベル36Aのラベル本体側となるラベル表面体34との粘着力が、不良ICラベル36Aのラベル粘着層33と剥離体32との粘着力より強いために、当該不良ICラベル36Aを剥離体32より剥離させることができ、また、不良ラベル回収ローラ27における第2粘着部27Aと不良ICラベル36Aのラベル粘着層33との粘着力が、不良ラベル取得ローラ26における第1粘着部26C−1,26C−2と当該ラベル表面体34との粘着力より強いために、当該不良ICラベル36Aを不良ラベル取得ローラ26より剥離させて不良ラベル回収ローラ27により回収させることができるものである。
続いて、図7(A)は、不良ラベル取得ローラ26では、周面上における不良ICラベル36Aの幅方向の一部に対応する位置に、すなわち軸方向の一端側を含む領域の位置に、当該不良ICラベル36Aをそのラベル表面体34側で接着する第1粘着部26Dを形成し、他の部分を第1非粘着部26Eとしている。なお、第1粘着部26Dと第1非粘着部26Eとに段差を設けずに不良ICラベル36Aとの接触を全面で行うものとして構成したが、図2のように段差を設けてもよい。このことは後述の図8の場合も同様である。
また、不良ラベル回収ローラ27では、周面上における不良ICラベル36Aの搬送方向に対する幅方向の全部に対応する位置に当該不良ICラベル36Aをそのラベル粘着層33側で接着する第2粘着部27Dを形成し、非粘着部を設けないものとしている。
すなわち、図7(B)に示す不良ラベル取得ローラ26における第1粘着部26Dと不良ICラベル36Aのラベル本体側となるラベル表面体34との粘着力が、不良ICラベル36Aのラベル粘着層33と剥離体32との粘着力より強いために、当該不良ICラベル36Aを剥離体32より剥離させることができ、また、図7(C)に示す不良ラベル回収ローラ27における第2粘着部27Dと不良ICラベル36Aのラベル粘着層33との粘着力が、不良ラベル取得ローラ26における第1粘着部26Dと当該ラベル表面体34との粘着力より強いために、第1粘着部26Dと第2粘着部27Dの粘着力に大きな差がなくとも当該不良ICラベル36Aを不良ラベル取得ローラ26より剥離させて不良ラベル回収ローラ27により回収させることができるものである。
続いて、図8(A)は、不良ラベル取得ローラ26では、周面上における不良ICラベル36Aの幅方向の一部に対応する位置に、すなわち軸方向の両端側を含む領域の位置に、当該不良ICラベル36Aをそのラベル表面体34側で接着する第1粘着部26D−1,26D−2を形成し、中央領域を含む部分を第2非粘着部26Eとしている。
また、不良ラベル回収ローラ27では、周面上における不良ICラベル36Aの搬送方向に対する幅方向の全部に対応する位置に当該不良ICラベル36Aをそのラベル粘着層33側で接着する第2粘着部27Dを形成し、非粘着部を設けないものとしている。
すなわち、不良ラベル取得ローラ26における第1粘着部26D−1,26D−2と不良ICラベル36Aのラベル本体側となるラベル表面体34との粘着力が、不良ICラベル36Aのラベル粘着層33と剥離体32との粘着力より強いために、当該不良ICラベル36Aを剥離体32より剥離させることができ、また、不良ラベル回収ローラ27における第2粘着部27Dと不良ICラベル36Aのラベル粘着層33との粘着力が、不良ラベル取得ローラ26における第1粘着部26D−1,26D−2と当該ラベル表面体34との粘着力より強いために、当該不良ICラベル36Aを不良ラベル取得ローラ26より剥離させて不良ラベル回収ローラ27により回収させることができるものである。
また、図8(B)は、不良ラベル取得ローラ26では、周面上における不良ICラベル36Aの幅方向の一部に対応する位置に、すなわち軸方向の両端側を含む領域の位置及び中央領域を含む位置に、当該不良ICラベル36Aをそのラベル表面体34側で接着する第1粘着部26D−1,26D−2,26D−3を形成し、その間の部分を第2非粘着部26E−1,26E−2として、第1粘着部26D−1,26D−2,26D−3を縞状としている。
また、不良ラベル回収ローラ27では、周面上における不良ICラベル36Aの搬送方向に対する幅方向の全部に対応する位置に当該不良ICラベル36Aをそのラベル粘着層33側で接着する第2粘着部27Dを形成し、非粘着部を設けないものとしている。
すなわち、不良ラベル取得ローラ26における第1粘着部26D−1,26D−2,26D−3と不良ICラベル36Aのラベル本体側となるラベル表面体34との粘着力が、不良ICラベル36Aのラベル粘着層33と剥離体32との粘着力より強いために、当該不良ICラベル36Aを剥離体32より剥離させることができ、また、不良ラベル回収ローラ27における第2粘着部27Dと不良ICラベル36Aのラベル粘着層33との粘着力が、不良ラベル取得ローラ26における第1粘着部26D−1,26D−2,26D−3と当該ラベル表面体34との粘着力より強いために、当該不良ICラベル36Aを不良ラベル取得ローラ26より剥離させて不良ラベル回収ローラ27により回収させることができるものである。
ところで、上記実施形態では、不良ラベル取得ローラ26を移動自在としたが、別の実施形態として、不良ラベル取得ローラ26と不良ラベル回収ローラ27とを接触状態とすると共に、送りローラ28上で搬送される連続ラベル側を不良ラベル取得ローラ26側に移動自在することとしてもよい。すなわち、良品のICラベル36の通過時には当該連続ラベルを不良ラベル取得ローラ26と非接触状態の位置とし、不良ICラベル26Aの通過時に当該連続ラベルを移動させて不良ラベル取得ローラ26に接触させることで不良ICラベル36Aを当該不良ラベル取得ローラ26に取得させるものである。当該連続ラベルを移動させる手段としては、例えば、送りローラ28の上流側及び下流側で、かつ、ICラベル36側にそれぞれガイドローラを配置させ、当該送りローラ28及び各ガイドローラを移動駆動することにより実現することができる。
本発明のラベル製造装置は、通常ラベル、ICラベルを連続的に形成する装置の製造、販売、使用等の産業に利用可能である。
11 ラベル製造装置
12 連続ラベル供給部
13 ラベル検査部
14 型抜き手段
15 受け胴
16 搬送ローラ
17 不要体巻取部
18 ラベル検知部
19 良品ラベル補充部
20 剥離体巻取部
26 不良ラベル取得ローラ
26A,26B 第1非粘着部
26C,26D 第1粘着部
26E 第1非粘着部
27 不良ラベル回収ローラ
27A,27B 第2粘着部
27C 第2非粘着部
27D 第2粘着部
28 送りローラ
31 連続ラベル
32 剥離体
33 ラベル粘着層
34 ラベル表面体
35 ICモジュール
35A 不良品ICラモジュール
36 ICラベル
36A 不良ICラベル
41 型抜き線

Claims (1)

  1. 少なくとも連続状の剥離体上に剥離自在にラベル本体が連続状で形成され、型抜きされて搬送される連続ラベル上の、当該各ラベル本体が良品か否かが検査されて不良品と判別されている不良ラベルを不良ラベル除去手段により除去するラベル製造装置であって、
    前記不良ラベル除去手段は、
    軸方向上の周面に所定数の第1粘着部及び所定数の第1非粘着部が隣接されて形成され、前記不良ラベルの搬送方向に対する幅方向の一部のラベル本体側を当該第1粘着部で接着保持して前記剥離体より剥離させる不良ラベル取得ローラと、
    周面の軸方向上の全部又は一部に、少なくとも前記不良ラベル取得ローラの第1非粘着部に対応する位置に第2粘着部が形成され、当該不良ラベル取得ローラで接着保持された前記不良ラベルのラベル粘着層側を当該第2粘着部で接着保持して回収する不良ラベル回収ローラと、
    を有することを特徴とするラベル製造装置。
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