JP2017173196A - 溶接点強度試験治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転、位置ずれが発生しないように、簡単な操作により、折り曲げ部分を備えた試験片をせん断測定機に装着可能な溶接点強度試験治具を提供すること。【解決手段】直線状の鉄筋111に折り曲げ鉄筋112が溶接された構成の試験片を、その溶接点強度を測定するにあたり、せん断測定機に装着するために使用する溶接点強度試験治具1は、直線状の鉄筋111の支圧面3aと、折り曲げ鉄筋112の折り曲げ部分112aから一方の側に延びている第1鉄筋部分112bの装着溝3bとを備えた支圧板3部と、折り曲げ鉄筋112の折り曲げ部分112aから他方の側に延びている第2鉄筋部分112cをチャックするチャック部4とを有している。装着溝3bは支圧面3aに直交する方向に延び、一端が支圧面3aに開口している。チャック部4は両側から第2鉄筋部分112cを把持する。【選択図】図2

Description

本発明は、鉄筋相互間の溶接点強度を測定するせん断測定機に、測定対象の試験片を装着するために用いる溶接点強度試験治具に関する。更に詳しくは、住宅の鉄筋コンクリート造の基礎梁、基礎スラブなどにおける直線状の鉄筋と折り曲げ鉄筋との間の溶接点強度を測定するのに適した溶接点強度試験治具に関する。
鉄筋相互間の溶接点強度を測定するせん断測定機においては、JIS G3551に準じた試験治具を用いて試験片が装着される。せん断試験用の試験片は、2本の直線状の鉄筋を直交状態に溶接したものであり、試験治具は、溶接された2本の直線状の鉄筋を装着固定するための十文字状の凹部を備えている。特許文献1には、このような試験治具において試験片を確実に固定するための改良が提案されている。
特開2007−278791号公報
住宅用の鉄筋コンクリート造の基礎梁などの配筋工法としては、図5(a)に示すように、U字状に折り曲げ加工したあばら筋101を一定の間隔で上主筋102、下主筋103に全強度溶接した構成のユニット筋を工場生産して建築現場に搬入して設置し、各U字状のあばら筋101の上端開口の部分にキャップタイ104を架け渡す状態に配筋するキャップタイ工法などが知られている。このような工法あるいは基礎スラブ筋の立ち上がり部分などにおいては、直線状の鉄筋(例えば下主筋103)に、折り曲げ鉄筋(例えばあばら筋101)における折り曲げ部分が溶接される。溶接点105は、例えば、鉄筋の母材の降伏点強度よりも高い溶接強度で溶接された全強度溶接部分とされる。
このような直線状の鉄筋と折り曲げ鉄筋との間の溶接点強度の測定は、図5(b)に示すように、同一形状の溶接部分を備えた試験片110を不図示のせん断試験機に装着して行う。試験片110は、直線状の鉄筋である主筋111と、例えば90度に折り曲げた折り曲げ鉄筋であるあばら筋112とが、あばら筋112の折り曲げ部分112aの入隅側の部分において全強度溶接されており(溶接点113)、あばら筋112における折り曲げ部分112aからは上方に直線状に第1鉄筋部分112bが延びており、折り曲げ部分112aから水平方向に直線状に第2鉄筋部分112cが延びている。
このような折り曲げ形状の鉄筋を含む試験片110を簡単かつ適切な状態でせん断測定機に装着することのできる溶接点強度試験治具については何ら着目されておらず、そのための提案もなされていない。
本発明の課題は、この点に鑑みて、回転あるいは位置ずれが発生しないように、簡単な操作により、折り曲げ部分を備えた試験片をせん断測定機に装着することのできる溶接点強度試験治具を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、直線状の鉄筋と折り曲げ鉄筋とが、前記折り曲げ鉄筋の折り曲げ部分の入隅側の部位において直交する状態に全強度溶接された試験片
の溶接強度を測定するために、前記試験片をせん断試験機に取り付けるために用いる溶接点強度試験治具であって、
前記直線状の鉄筋を支持するための支圧面、および、前記折り曲げ鉄筋における前記折り曲げ部分から一方の側に直線状に延びている第1鉄筋部分を装着するための装着溝を備えた支圧部と、
前記折り曲げ鉄筋における前記折り曲げ部分から他方の側に直線状に延びている第2鉄筋部分をチャックするチャック部と、
を有しており、
前記装着溝は、前記支圧面に直交する方向に延び、一端が前記支圧面に開口しており、
前記チャック部は、前記装着溝の溝幅の方向の両側から前記第2鉄筋部分を把持するものであることを特徴としている。
せん断測定機に取り付けられる溶接点強度試験治具には、試験片が次のように装着固定される。試験片における直線状の鉄筋が支圧部の支圧面に当接するように、折り曲げ鉄筋の第1鉄筋部分を装着溝に装着し、第2鉄筋部分をチャック部によりチャックする。支圧面に対して装着溝は直交する方向に延びているので、支圧面に直線状の鉄筋を押し付け、折り曲げ鉄筋の第1鉄筋部分を装着溝に装着することにより、直線状の鉄筋は、支圧面に直交する方向の回転が防止される。また、折り曲げ鉄筋の第2鉄筋部分が、装着溝の幅方向からチャック部によってチャックされるので、直線状の鉄筋の支圧面に沿った方向の回転および位置ずれが防止される。
この状態で、せん断測定機によって、試験片の折り曲げ鉄筋の第1鉄筋部分に、その軸線方向に引張り力が加えられ、溶接点強度が測定される。上記のように、直線状の鉄筋の回転、位置ずれが防止されているので、溶接点強度を正確に測定できる。
ここで、溶接点強度試験治具は、両側が開口端となっている凹部を備えた治具ハウジングを備えた構成とすることができる。この場合には、前記支圧部として、前記凹部内の所定の高さ位置において前記治具ハウジングに固定した支圧板を用いることができ、前記支圧面は、前記支圧板における前記凹部の底面に対峙する裏面に形成される。また、前記装着溝は、前記支圧板における前記凹部の一方の開口端に面する端面に開口し、前記凹部の上下方向に直線状に延びる状態に形成される。さらに、前記チャック部は、前記凹部内において、前記支圧板に対して、前記凹部の他方の開口端の側の位置において前記治具ハウジングに配置される。
また、前記チャック部は、例えば、前記凹部の幅方向の間隔が、前記凹部の長さ方向に沿って前記支圧板の側に向かって漸減している一対の楔面と、前記楔面のそれぞれに沿って前記凹部の長さ方向にスライド可能な楔形状をしている一対の内側チャックと、前記内側チャックの間に形成された前記凹部の長さ方向に延びる溝とを備えていることが望ましい。この場合には、前記溝の溝幅は、前記一対の内側チャックが前記凹部の長さ方向に沿って前記支圧板に向かう方向にスライドすると減少し、反対方向にスライドすると増加する。
一対の内側チャックの間に形成される溝に、試験片の折り曲げ鉄筋の第2鉄筋部分を通し、一対の内側チャックを楔面に沿って押し込むことにより、第2鉄筋部分を楔効果によって確実にチャックできる。また、外径の異なる折り曲げ筋の第2鉄筋部分を確実にチャックすることができる。
本発明を適用した溶接点強度試験治具を示す斜視図である。 図1の溶接点強度試験治具のA−A断面部、平面図およびB−B断面図である。 図1の溶接点強度試験治具の正面図、C−C線断面図およびD−D線断面図である。 図1の溶接点強度試験治具の外側チャックを示す平面図および外側側面図、並びに、内側チャックを示す内側側面図、平面図、および外側側面図である。 基礎梁の配筋の一例および測定対象の試験片の一例を示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した溶接点強度試験治具の実施の形態を説明する。本実施の形態に係る溶接点強度試験治具は、例えば、キャップタイ工法によって配筋される基礎梁配筋用の試験治具であり、図5(b)に示す形状の試験片110の溶接点113の強度を試験(測定)するためのものである。
図1は、本実施の形態に係る溶接点強度試験治具(以下、単に、「試験治具」と呼ぶ。)を示す斜視図である。図2(a)は試験治具1のA−A線で切断した部分を示すA−A線断面図であり、図2(b)は試験治具1の平面図であり、図2(c)は試験治具1のB−B線で切断した部分を示すB−B線断面図である。また、図3(a)は試験治具1の前側端面を示す正面図であり、図3(b)は図2(a)のC−C線で切断した部分のC−C線断面図であり、図3(c)は図2(a)のD−D線で切断した部分を示すD−D線断面図である。
これらの図に示すように、試験治具1は、治具ハウジング2と、この治具ハウジング2に取り付けた支圧板3(支圧部)と、同じく治具ハウジング2に取り付けたチャック部4とを備えている。治具ハウジング2は、矢印で示す前後方向5に長い長方形の底板6と、底板6の左右の長片縁の上面部分に垂直に固定した左壁板7L、右壁板7Rと、底板6の裏面から下方に垂直に延びる定着板8とを備えている。定着板8は、不図示のせん断測定機に取り付けられる部分である。
底板6、左壁板7Lおよび右壁板7Rによって、上方および前後方向に開口する一定深さ、一定幅の凹部9が形成されている。凹部9における後ろ側の開口端9bの側に、支圧板3が配置されている。支圧板3は一定厚さの矩形板であり、底板6から所定高さの位置において、左壁板7L、右壁板7Rの間に水平に架け渡されている。例えば、支圧板3は、図2(b)に示すように、左壁板7L、右壁板7Rの外側からねじ込まれた各2本の締結ボルト11L、11Rによって、左壁板7L、右壁板7Rに固定されている。
支圧板3の裏面は前後方向5に延びる水平な支圧面3aとなっている。この支圧面3aには、図2(a)、図3(c)から分かるように、試験片110の直線状の鉄筋である主筋111が下側から押し当てられるようになっている。また、支圧板3の後ろ側の開口端9bに面している後ろ側の垂直端面にはその幅方向の中央位置において上下方向に延びる装着溝3bが形成されている。
装着溝3bは、図2(a)、(b)から分かるように、後方に開口していると共に、その下端3cが支圧面3aに開口し、その上端3dが支圧板3の上面3eに開口している。装着溝3bは、その溝底面3fが凹曲面、例えば、半円形の湾曲面となっている一定幅の溝である。この装着溝3bは、試験片110のあばら筋112を装着可能な溝幅に設定されている。
次に、チャック部4は、試験片110の折り曲げ鉄筋であるあばら筋112の水平に延びる第2鉄筋部分112cを両側からチャックするための部分である。チャック部4は、凹部9内において、支圧板3に対して前側の開口端9aの側の部位に配置されている。チャック部4は、固定板21と、左右の外側チャック22L、22Rと、左右の内側チャッ
ク23L、23Rとを備えている。
固定板21は一定厚さの矩形板であり、凹部9内における底板6から所定高さの位置において、左壁板7Lと右壁板7Rの間に水平に架け渡されている。図2(b)から分かるように、固定板21は、両側から2本ずつの締結ボルト24L、24Rによって左壁板7L、右壁板7Rに固定されている。左壁板7L、右壁板7Rには、上下方向に延びる一定幅の窪み25L、25Rが形成されており、これらの窪み25L、25Rに左右の端部が嵌る状態に、固定板21が左壁板7L、右壁板7Rの間に装着固定されている。
ここで、左壁板7L、右壁板7Rの窪み25L、25Rはそれらの上端から底板6まで形成されており、図2(a)に示すように、底板6の上面にも同一幅で一定の深さの窪み26が形成されている。底板6の窪み26は底板前端まで形成されている。左右の外側チャック22L、22Rは、これらの窪み25L、25R、26の部分に取り付けられている。
図4(a)、(b)は外側チャック22L、22Rを示す平面図および内側側面図であり、図4(c)〜図4(e)は内側チャック23L、23Rを示す内側側面図、平面図および外側側面図である。
図2(c)、図4(a)、(b)から分かるように、外側チャック22L、22Rは、前方から後方に向かって厚さが漸増している楔状断面の矩形板である。凹部9内の底板6と固定板21の間において、左側の外側チャック22Lが、左壁板7Lの窪み25Lおよび、これに連続する底板6の窪み26の左端部分にはめ込み固定されている。同様に、右側の外側チャック22Rが、左右対称な状態で、右壁板7Rの窪み25Rおよび、これに連続する底板6の窪み26の右端部分にはめ込み固定されている。これにより、左右の外側チャック22L、22Rの内側面は、前方から後方に向かって、それらの間隔が狭くなる楔面27L、27Rとなっている。
図2(c)、図4(c)〜(e)から分かるように、左右の内側チャック23L、23Rは相互に同一の楔状断面をした矩形板である。図2(c)から分かるように、底板6と固定板21の間において、左右対称の状態で、左右の外側チャック22L、23Rの楔面27L、27Rに対してスライド可能に装着される。外側チャック22L、22Rの楔面27L、27Rと内側チャック23L、23Rの傾斜面とは同一の傾斜角度の面であるので、内側チャック23L、23Rの間には、前後方向に一定幅の溝28が形成される。
底板6と固定板21の間において、左右の楔面27L、27Rに沿って、左右の内側チャック23L、23Rを前後方向にスライドさせると、これら内側チャック23L、23Rの間の溝28の幅を増減させることができる。内側チャック23L、23Rを後方にスライドすると、溝28の溝幅が減少し、逆方向にスライドすると溝幅が増加する。
この溝28には、試験片110の折り曲げ鉄筋であるあばら筋112の前方に水平に延びている第2鉄筋部分112cが通される。第2鉄筋部分112cを通した状態で、左右の内側チャック23L、23Rを後方にスライドすることにより、左右の内側チャック23L、23Rによって両側から第2鉄筋部分112cをチャックして固定できる。
ここで、内側チャック23L、23Rの内側側面は、図4(c)、(d)に示すように、上下方向に延びる凹凸部が、一定のピッチで前後方向に形成された鉄筋チャック面29となっている。凹凸面からなる鉄筋チャック面29によって鉄筋のチャッキング力を高めている。
この構成の試験治具1には、次のように試験片110が装着固定される。図1に示すように、試験片110のあばら筋112における水平に延びている第2鉄筋部分112cを凹部9の後ろ側の開口端9bから、支圧板3の下側およびチャック部4の溝28を通して前方に出す。そして、あばら筋112の上方に延びる第1鉄筋部分112bを支圧板3の装着溝3bに後ろ側から装着すると共に、主筋111を支圧板3の裏側の支圧面3aに下側から押し当てる。この状態で、チャック部4の左右の内側チャック23L、23Rを前側から後方にスライドさせて、これらの間にあばら筋112の第2鉄筋部分112cを両側からチャックする。
この結果、図2(a)に示すように、主筋111が支圧板3の支圧面3aに対して下側から押し付けられるので、主筋111の上下方向の回転が防止される。また、図2(c)に示すように、あばら筋112の第2鉄筋部分112cがチャック部4によって幅方向の両側からチャックされ、あばら筋112の第1鉄筋部分112bは上下方向に延びる装着溝3bの底面3fに押し付けられるので、主筋111の前後方向の回転および前後方向への位置ずれが防止される。この状態で、あばら筋112の上方に延びている第1鉄筋部分112bに対して、その軸線方向に、せん断測定機(図示せず)によって引張り力が加えられて、溶接点113の強度が確認(測定)される。主筋111が動かないように確実に固定されるので、正確に溶接点113の強度を確認(測定)できる。
1 試験治具
2 治具ハウジング
3 支圧板
3a 支圧面
3b 装着溝
3c 下端
3d 上端
3e 上面
3f 溝底面
4 チャック部
5 前後方向
6 底板
7L 左壁板
7R 右壁板
8 定着板
9 凹部
9a 前側の開口端
9b 後ろ側の開口端
11L、11R 締結ボルト
21 固定板
22L、22R 外側チャック
23L、23R 内側チャック
24L、24R 締結ボルト
25L、25R 窪み
26 窪み
27L、27R 楔面
28 溝
29 鉄筋チャック面
110 試験片
111 直線状の鉄筋(主筋)
112 折り曲げ鉄筋(あばら筋)
112a 折り曲げ部分
112b 第1鉄筋部分
112c 第2鉄筋部分
113 溶接点

Claims (4)

  1. 直線状の鉄筋と折り曲げ鉄筋とが、前記折り曲げ鉄筋の折り曲げ部分の入隅側の部位において直交する状態に全強度溶接された試験片の溶接強度を測定するために、前記試験片をせん断試験機に取り付けるために用いる溶接点強度試験治具であって、
    前記直線状の鉄筋を支持するための支圧面、および、前記折り曲げ鉄筋における前記折り曲げ部分から一方の側に直線状に延びている第1鉄筋部分を装着するための装着溝を備えた支圧部と、
    前記折り曲げ鉄筋における前記折り曲げ部分から他方の側に直線状に延びている第2鉄筋部分をチャックするチャック部と、
    を有しており、
    前記装着溝は、前記支圧面に直交する方向に延び、一端が前記支圧面に開口しており、
    前記チャック部は、前記装着溝の溝幅の方向の両側から前記第2鉄筋部分を把持するものである溶接点強度試験治具。
  2. 請求項1において、
    両側が開口端となっている凹部を備えた治具ハウジングを有し、
    前記支圧部は、前記凹部内の所定の高さ位置において前記治具ハウジングに固定した支圧板を備え、
    前記支圧面は、前記支圧板における前記凹部の底面に対峙する裏面に形成されており、
    前記装着溝は、前記支圧板における前記凹部の一方の開口端に面する端面に開口し、前記凹部の上下方向に延びており、
    前記チャック部は、前記凹部内において、前記支圧板に対して、前記凹部の他方の開口端の側の位置において前記治具ハウジングに固定されている溶接点強度試験治具。
  3. 請求項2において、
    前記チャック部は、
    前記凹部の幅方向の間隔が、前記凹部の長さ方向に沿って前記支圧板の側に向かって漸減している一対の楔面と、
    前記楔面のそれぞれに沿って前記凹部の長さ方向にスライド可能な楔形状をしている一対の内側チャックと、
    前記内側チャックの間に形成された前記凹部の長さ方向に延びる溝と、
    を備えており、
    前記溝の溝幅は、前記一対の内側チャックが前記凹部の長さ方向に沿って前記支圧板に向かう方向にスライドすると減少し、反対方向にスライドすると増加する溶接点強度試験治具。
  4. 請求項3において、
    前記治具ハウジングは、底板、および、当該底板の両側縁に固定した左壁板および右壁板を備え、
    前記底板、前記左壁板および前記右壁板の間に、前記凹部が形成されており、
    前記支圧板は、前記左壁板および前記右壁板の間に架け渡された状態で、これら左壁板および右壁板に固定されており、
    前記チャック部は、
    前記左壁板および前記右壁板の間に架け渡された状態で、これら左壁板および右壁板に固定した固定板と、
    前記底板および前記固定板の間において前記左壁板および前記右壁板に固定され、前記楔面が形成されている一対の外側チャックと、
    を備えており、
    前記一対の内側チャックは、前記底板と前記固定板の間において、前記楔面のそれぞれ
    に沿って前記凹部の長さ方向にスライド可能な状態に装着されている溶接点強度試験治具。
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